日本の 航空業界について 本多 光洋 目次 〔1〕日本の

グローバルに動く航空と鉄道
日本の航空業界
中国の航空業界
日本の新幹線
04w223 本多 光洋
04w135 チョウ シイ
04w033 宇野 拓也
日本の航空業界について
本多 光洋
目次
〔1〕日本の航空会社
〔2〕鉄道との競争
〔3〕今後の展開
[1]日本の航空会社(一部)
大手航空会社
• 日本航空
• 全日空
日本の航空会社の規模としては1位
昨年は日本航空の輸送実績を上回る
新規航空会社(低運賃航空会社)
• スカイマーク
就航当初は機体に広告を描き運行。
現在は最低限のサービスで低運賃
を維持している
[2]鉄道との競争
ライバルは新幹線
• スカイマーク参入で業界全体が運賃を下げた
これにより新幹線との対抗が可能になった
結果
• 2003年度分担率では航空が鉄道を越える
今後の問題
• 原油価格の高騰による運賃の値上げ
〔3〕今後の展開
航空会社同士で提携 しサービスの向上を目指す
スターアライアンス(航空連合)は18社でワンワール
ドは8社で現在構成されている。
加盟によりネットワークが充実!!
• 全日空はスターアライアンスに加盟
• 日本航空はワンワールドに加盟予定
航空連合の加盟による他の利点とは何か?
チェックインカウンター の統一
クラス別のカウンターしかないので迷うことなく
スムーズにチェックインできるようになります。
航空連合は一社ではできないことを可能にする。
航空機の技術
• ボーイング社 B787-8
定員223名
特徴は運航経済性が高い
JAL・ANAが採用
• エアバス社
A380
定員555名
特徴は二階建ての航空機
結論
日本の航空業界では低運賃化が広がってい
るが欧米では低運賃化から機内サービスの
有料化という次の段階へ進んでいる。
日本の低運賃化は世界に比べ遅れぎみだが
新幹線に対抗が可能になった今、運賃を下
げつつ、今後はサービスを重視する必要があ
る。
中国の航空産業
チョウ シイ
目次
一 航空会社の合併(航空ネットワークの充実)
二 現状 (運送の低効率)
三 今後の展開
一 航空会社の合併(ネットワークの充実)
1)大手航空会社

中国国際航空
1.中国最大の商業航空会社であり、2004年香港証券取引
所、ロンドン証券取引所に上場を果たした。
2.2006年5月22日航空連合スターアライアンスへの加盟を
公式発表した。

中国南方航空
1.中国南部に充実したネットワークを持っている。
2.旅客数は中国の航空会社のなかでもナンバーワンを誇
る。

中国東方航空
1.初めて日本人客室乗務員を日本路線(一部路線を
除く)に乗務させた。
2.上海浦東国際空港には日本人の地上スタッフも配
置している。

海南航空
1.独自路線で同業他社を合併、「4番目のメジャー」を
目指し大胆な改革を実践しつつある。
2.サービスの満足度が高く、2001年から4年連続で、
「利用者が選ぶ中国の良好なエアラインの1つ」に
選ばれている。
2)格安航空会社(民営)

春秋航空
1.2004年5月26日中国で初めて民間資本により設
立した民営格安航空会社である。
2.上海春秋国際旅行社有限公司のネットワークを
利用し 、チケットを販売している。
3.機内サービスを廃止する。
二.現状
2002年から2005年まで、航空の総輸送量の変化
航空の総輸送量(億トン・キロ)
300
250
200
150
100
50
0
2002
2003
2004
2005
1)輸送の実績



2005年のデータ
航空総輸送量:256億トン・キロ
旅客の輸送人数:1.39億人
貨物と郵便物の輸送量:298万トン
航空輸送の総輸送量は交通総輸送量のただ
0.55%である。アメリカの場合は9.5%である。
2)運送の低効率

中国の60%以上の航路は全部航程の600に2200
キロメートル間に至ることである。

中国の各航路ではほとんどが150席ある大、中型
飛行機を利用しており、各ダイヤの平均客利用率
は60%ぐらいしかない。
三.今後の展開
1)航空需要の高まり、中国は機材需要が世界
一伸びていく国になる。
1.支線飛行機の導入


世界の航空業界を見ると、30%の飛行機は100席
以下の小型旅客機(支線飛行機)である。
中国の場合は12%しかない 。20年後、600機ぐら
いが必要される 。
2.国産機-ARJ21飛行機




中国が自主知的財産権を持つ。
70-100の席を提供でき、国内80%以上の航路に
サービスを提供できると予測されている。
中国の西部地域における高原地帯、複雑な地形や
気象環境にも順応できる。
2010年には、年産10台と予定している。
2)飛行機といえば機内サービスである
1.サービス面の吸収



日本人乗務員を日本路線に乗務させる。(中国東
方航空)
長距離路線を中心に機内インターネットサービス
を導入する。
機内サービスを廃止する。(春秋航空)
2.外国の航空会社と連携



アメリカン航空、全日空とコードシェアを行っている。
(中国東方航空)
スカイチームとワールドパークスへの加盟(中国南
方航空)
スターアライアンスへの加盟予定(中国国際航空、
上海航空)
結論
中国の航空ネットワークが充実し、民営化が進み
始め、着実に近代化しており、もう世界での競争に
取り込んでいる。
今後は、外国の航空会社と競争の中で、連携し
サービスを含めたソフト面を進化させ、より一層お客
様にいいサービスを提供しなければならない。
日本の新幹線
s04w033
目次
1.次世代の新幹線
2.新幹線のサービス
3.新幹線の未来
宇野 拓也
1.次世代の新幹線とは??



新大阪から博多間の所要時間を削減
乗客の居心地をより良いものにする
省エネ・環境を目的にした乗り物に進化させ
る
1-1.航空に対しての取り組み
 平成19年に、東海道・山陽新幹線直通の
「N700系」が、デビューし、安全性に取り組む
と共に「のぞみ」増発で、拡大利用も大幅に
アップさせ、スピードと環境面に適した機体と
して、航空に対抗している。
1-2.航空に対抗する利便性とは??
• 航空が、賃金の格安で新幹線に対抗する中で、新幹線
は所要時間で対抗します。例えば、東京から大阪に向
かう時に、飛行機を利用すると運賃は、格安になります
が、新幹線を利用することで、乗り換えが少なく、所要時
間も短くなります。
東京駅ー大阪駅
バラメーター
所要時間
新幹線
2時間50分
飛行機
2時間52分
運賃
¥13,750
\13,140
乗り換え
1回
4回
2.新幹線の利便性
旅行商品の格安
 「Suica」が、新幹線でも利用可能
 上越新幹線本庄早稲田駅を開業
 通勤時間帯の座席を増加
 京浜東北線と横浜線の首都圏輸送を増発
 東海道・山陽での「エクスプレス予約」の利用

3.新幹線の未来
 今後の新幹線は、地震に対する安全対策
の向上と同じ運輸機関である航空業界と
の共同事業の展開を拡大させることにある。
企画・安全・速度といったお客様の快適な
旅を提供している。
結論

新幹線の技術は、グローバルに進歩し、速度
の向上と運行機能の高度化に伴い、安全対
策として、速度制御システムが機能されてい
る。航空と共通する機能を取り入れ、航空事
業に劣らない旅行価格の格安を企画し、技術
と共に消費者のニーズに合わして、新幹線は、
進化している。その中で、航空は、運賃の格
安に取り組み、新幹線に対抗した事業を展開
していると言える。
まとめ
日本の航空業界は低運賃化で新幹線に対抗し、
中国の航空業界は競争と連携でサービス水準
の引き上げを目指している。また航空業界のラ
イバルとなった新幹線は航空業界に負けない
サービス展開と移動時間の短縮ため新車開発
に積極的である。
日本の飛行機・新幹線による提携はなさそうだ
が、利用側は運賃面から見て航空か鉄道かの
選択肢が可能になっただけでも大きな進歩だと
思う。