April 13, 2009 Introduction “大学で何をいかに学ぶか” SUGAWARA, Hideyuki 日本の人口ピラミッドの推移 ① 2 日本の人口ピラミッドの推移 ② 3 日本の人口ピラミッドの推移 ③ 4 人口構成の変化と社会保障 年齢別人口構成推移 何人で1人の高齢者を支えるか ~世代間の負担に対する不公平~ (中位推計値) (千万人) 16 40% 1970年:9.8人 65歳以上構成比 14 (右軸) 12 35% 30% 65歳以上 10 25% 8 20% 2000年:3.9人 15~64歳以上 6 15% 4 10% 2 2030年:1.8人(推) 5% 0~14歳以上 2050年:1.3人(推) 0 1920 1950 1970 1990 2010 2030(推) 0% 2050(推) 社会保障給付費の推移・見通し 社会保障給付費の部門別推移 (兆円) 160 25 140 20 (%) <対国民所得比> 15 120 10 5 年金 0 100 1970 1980 1990 2000 80 60 医療 40 20 福祉 0 1 9 6 5 年度 1 9 7 5 年度 1 9 8 5 年度 1 9 9 5 年度 2 0 0 6 年度 2 0 1 5 年度 (予想) 2025年度 (予想) 6 消費税の国際比較 付加価値率(標準税率)の国際比較 (%) (2007年1月現在) 30 25 25 25 25 22 1 9 .6 20 20 19 19 22 21 19 1 7 .5 19 2 4 .5 20 18 18 17 16 15 15 1 2 .5 10 10 6 5 5 0 フ ィ ン ラ ン ド デ ン マ ー ク フ ラ ン ス ド イ ツ オ ラ ン ダ ス ウ ェ ー デ ン イ タ リ ア イ ギ リ ス ポ ル ド ガ ル ス ペ イ ン ギ リ シ ア ポ ー ラ ン ド ス ロ バ キ ア エ ス ト ニ ア ス ロ ベ ニ ア ノ ル ウ ェ ー 韓 国 12 10 10 メ キ シ コ ト ル コ ニ ュ ー ジ ー ラ ン ド 日 本 7 .6 7 5 5 ア イ ス ラ ン ド カ ナ ダ ス イ ス オ ー ス ト リ ア イ ン ド ネ シ ア 台 湾 フ ィ リ ピ ン タ イ 中 国 シ ン ガ ポ ー ル EU OECD OECD 7 債務残高の国際比較 債務残高の国際比較(対GDP比) (%) 200 日本 英国 フランス カナダ 180 160 米国 ドイツ イタリア 177.3 159.5 145.1 179.7 180.3 181.6 167.1 153.6 136.7 140 128.3 120 114.3 101.6 100 80.2 87.6 95 80 60 40 20 0 1994 1995 1996 1 2 3 1997 1998 1999 4 5 6 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 (暦年) 7 8 9 10 11 12 13 14 15 8 実質経済成長率の推移 (%) 3 2 全国 1 0 道内 -1 -2 -3 1997 98 99 2000 01 02 03 04 05 06 07 (年度) 9 国内・道内総生産の推移 (98年度=100) 116 115 114 全国 112 110 108 106 105 北海道 104 102 100 98 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 年度 注) 道内総生産の06、07年度は、北海道銀行、北洋銀行、未来総研の見通しの平均値 資料出所) 内閣府、北海道 10 短観経常利益の推移 (98年度=100) 240 全国 220 230 200 180 160 140 120 北海道 100 88 80 98 99 00 01 02 03 04 資料出所) 日本銀行 11 05 06 07 年度 有効求人倍数(全数)の推移 (倍) 2.00 1.80 1.60 1.40 全国 1.20 1.00 「0.7倍の壁」 0.80 0.60 0.40 北海道 0.20 資料出所) 厚生労働省 12 19年度 17 15 13 11 9 7 5 3 平成元年 62 60 58 56 54 52 50 48 46 44 42 40 昭和38 0.00 札幌市と道内その他地域の人口推移 104 103 2000年を100として指数化 102 札幌市 101 100 99 98 97 96 95 94 93 道央(除く札幌市) 札幌 道南 道北 道東 1998年 1999年 2000年 2001年 2002年 2003年 2004年 2005年 2006年 2007年 資料出所) 総務省、北海道、国立社会保障・人口問題研究所 13 札幌市と札幌市以外の大型小売店売上高 105 2000年を100として指数化 100 95 札幌市 90 85 札幌市以外 80 75 2000年 2001年 2002年 2003年 2004年 資料出所) 北海道経済産業局、北海道運輸局 14 2005年 2006年 2007年 マクロ(巨視的) 「鳥の目」 文 化 政 治 経 済 企 業 戦 略 組 織 マネジメント ミクロ(微視的) 「虫の目」 社会を視る7次元 記憶のピラミッド 24時間後にどの程度記憶しているか? 10% 20% 30% 読 む 聞 く 絵を見る 映画・映像を見る 展示物を見る 50% 受 動 的 デモンストレーションを見る その場で行なわれたことを観察する 討論に参加する 70% あるテーマについて自分が話す 演じる・ロールプレイする 90% 実際の体験のシュミレーションをしてみる 実際に体験してみる 積 極 的 学ぶための最も良い方法は? 「聞いたことは、忘れる。見たことは、覚える。 やったことは、わかる」(老子) 記憶に残る割合 聞いたこと - 10% 見たこと - 15% 聞いて見たこと - 20% 話し合ったこと - 40% 体験したこと - 80% 教えたこと - 90% 「教えることは、学ぶこと」 17 Teaching ⇒ Coaching Coaching Teaching Coaching Teaching 生徒 ⇒ 学生 教えてもらう ⇒ 自ら学ぶ どんな力が社会で役に立つか? 自分の頭で考える力=脳みそに汗をかく (問題発見・分析・解決能力) 《考えるプロセス》 スピーチ、プレゼンテーション ディスカッション 聞く、聴く、訊く、速聴 考える 聞く インプット 読む 話す 新しい知識を 創り出す 熟読、拾い読み、速読 アウトプット 書く 論文、リポート、感想文、メモ スケッチ、概念図 19 長寿化と教育の専門化・長期化 46歳 人生50年 17年間 28年間 退職 大学卒業 人生60年 22年間 (33%) 33年間 (55%) 55歳 学びの期間 人生80年 働く期間 44年間 (55%) 29年間 (33%) 74歳 20 魚の獲り方を学ぶ 「猫に魚一匹を与えると、その日一日は飢えない。 猫に魚の獲り方を教えると、一生飢えない。」 (ユダヤの格言) 「大学は知識を得るところではなく、 知識を得るための方法を学ぶ場所。」 「知識を与えられるのを待っていて、それを覚える のではなく、自ら知識を獲得し、創り出していく。」 21
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