4 7 弘前大学教 育学部紀 要 第 9 4 号 :4 7 -5 2( 2 0 0 5 年1 0月) Bu l l , Fa c . Ed u c . Hi r o s a k iUn i v. 9 4:4 7 -5 2( Oc t . 2 0 0 5 ) 植物細胞壁多糖構成中性糖及び各種 グル コ二糖類の 陰イオ ンクロマ トによる分析 Ana l ys i so fne ut r a ls uga rc o mpo s i t i o no fpo l ys a c c ha r i def r o mt he pl a ntc e l lwa l l sa ndo fgl uc o bi o s e sbya ni o ne xc ha ngec hr o ma t o gr a phy 加 藤 陽 治事・伊 藤 聖 子*† ・渡 辺 敏 幸榊 Yo j iKATO● ,Se i koI TO● 十 ,a ndTo s hi yukiWATANABE= 【 論文要 旨】 植物細胞壁多糖 を構成す る主 な中性単糖 7 種 とグル コ二糖類 を,短時間で連続的に分離 同定す る方法 とし 3 0 0 (日本 ダイオネクス社) によ て,パ ルス ドア ンペ ロメ トリー検 出 ( 金電極)付 きの イオ ンクロマ トDXHPAEC) を用いての条件検討 を行 った。 る陰イオ ンクロマ トグラフィー ( その結果,溶離液 として超純水 を用いることによ り, 目的の中性単糖 7 種 ( L フコース,L アラビノース, Lラムノース,D ガ ラク トース,D グル コース,D キシロース,D マ ンノース) を分離す ることがで きた。 ま boPacPAlカラムを用い,グラジェ ン ト溶出によって,aグルコ二糖類 1 a. aた,中性単糖分析 と同様のCar トレハ ロース [αD GI c( 1 -1 ) -αDGI c ] , コ-ジビオース [αD GI c( 1 -2) D GI c ] ,ニゲロース [αDGI c( 1 -3) D GI c ] ,マ ル トース [aDGI c( 1 -4) DGI c ] , イ ソマ ル トース [a DI GI c( 1 -6) DI GI c ] t 及 び βグル コ 二糖類 8, β-トレハ ロース [βDI GI c( 1 -1 ) βD I GI c ] ,ソホロース [βD GI c( 1-2 ) DI GI c ] ,ラ ミナ リビオー 1 D GI c( 1 -3) DGI c ] , セ ロ ビ オ ー ス [βD GI c( 1 -4) DI GI c ] , ゲ ンチ オ ビ オ ー ス [βDGI c( 1 -6) ス [βD GI c ] Ⅰの分離 ・同定が可能であるとわかった。 このことか ら,植物細胞壁多糖構成中性単糖及 びグルコ二 boPacPAlカラムによ り,多糖 の酸加水分解物及 び部分分解物 の分離 同定 糖 の分析 が, ダイオネクスのCar を迅速 に行 えることが示唆 された。 キーワー ド:細胞壁多糖,中性単糖, グルコ二糖類,陰イオ ンクロマ トグラフィー 1.緒言 アラビノキシランな どのキシラン系多糖及 びキシ ロ グル カ ンで あ り, セ ル ロー ス画分 は, ( 1-4) 植物細胞壁 を構成す る多糖 は,一般 に熱水,シュ β-D-グル カ ンであ る。 これ ら細胞壁,あ るいは ウ酸 ア ンモニウム,キ レー ト剤 EDTA,メタリン ペ クチ ン質,ヘ ミセルロース,セルロースの各画 酸 な どによって抽出 されるペ クチ ン質画分,それ 分か ら分離精製 した多糖 を構成 している単糖組成 4%の水酸化 カ リウム ( 水酸化 ナ トリ に続 く4-2 を知 る際,それぞれを酸で加水分解 し,生成 した ウム) な どのアルカリで抽 出 されるヘ ミセルロー 単糖類 を種 々の クロマ トグラフィーで分離 同定 し ス画分,そ して,アルカリ抽 出残液,セルロース ている1・2)。 画分 に大 きく分 けることがで きる1 ) 。 高等植物細胞壁多糖 を構成 している単糖類 は, ペ クチ ン質画分 には, ラムノガラクツロナ ン, ヘ キ ソース としてD-グル コース, D-ガラク トース アラビナ ン及びアラビノガラクタンなどのガラク 及 びDマ ンノース,ペ ン トース としてL-アラビノー タ ン系 多糖, ヘ ミセ ル ロース画分 には, ( 1-3) ス, D-キ シロース, メチ ルペ ン トース としてL-ラ β-D-グ ル カ ン, ( 1-3) ,( 1 -4) -β-D-グ ル カ ン, ムノース とL-フコース,それ に酸性糖 としてD-ガ *弘前大学教育学部家政学科講座 Depar t mento fHomeEc onomi c s ,Facul t yofEducat i on,Hi r os akiUni ver s l t y **福 島大学教育学部 Facul t yofEducat i on,Fukus hi maUni ver s i t y †現 ㈲ オ リジン生化学研究所 ( 東京) Or i gi nBi oc hemi ca lLabor at or yl nc . 4 8 加 藤 陽 治 ・伊 藤 聖 子 ・渡 辺 敏 幸 ラク ツロ ン酸 とD-グル クロ ン酸 が主 な もので あ ( 1 -3 ) D GI c ] , セ ロ ビオー ス [βD GI c( 1 -4) D - る。 これ ら単糖類 の分離同定 には,種 々の方法が D GI c( 1 -6) D GI c ] 及 び ゲ ンチ オ ビオ ー ス [β- 知 られている。 我 々はこれ まで, これ ら細胞壁多 GI c ] を用 いた。 糖構成単糖 のなかで も,主要 な中性単糖 をアルジ トール トリフルオロアセテー トに した後,GLCに 2)中性単糖の分析 て分析 を行 っていた。 一方,HPLCに よる分析 方 中性単糖 のス タンダー ド溶液 を,パ ルス ドアン 法 も用 い られているが,誘導体化す る必要があ り ペ ロメ トリー検 出陰 イオ ンクロマ トグ ラフ ィー 迅 速 的 で は な い。 さ らに, 現 在 で は蛍 光 分 析 ( HPAEC分析)にて分離 ・定量を行った。HPAEC ( HPLC)な ども用い られている 分析 は,パルス ドア ンペ ロメ トリー検 出 ( 金電極) 。 HPLCで は,単糖 類2 分子 が縮合 した二糖類 な 3 0 0 (日本 ダイオ ネク 付 きの イオ ンクロマ トDX- ども分析 されている。二糖類 は,同一の単糖類 の r bo Pa cPAl (日 ス社) を用 い,分離 カラムはCa 結合であ って も,縮合 す るOH基の位置が異 なれ r 本 ダ イ オ ネ ク ス社 ) を, ガ ー ドカ ラ ム はCa ば,異 なる二糖類が生成す る。 例 えば, グル コー bo Pa cPAIGUARD(日本 ダイオネクス社) を用 α-トレハ ロース (α1 スか らなる二糖類 で も, α, 6m いた3)。分析条件 は, は じめに溶離液 として1 結合), コ- ジビオース (α1-2 結合), ニ -α1 M水酸化 ナ トリウム ( 糖分析標準溶離液)を用い, 結合),マル トース (α1-4 結合), ゲロース (α1-3 グラジェン トをかけるな どして最適分離条件 を検 結合)があ り,また,β, βイソマル トース (α1-6 討 した。 トレハ ロース ( β1-β1結合), ソホロース ( β1 -2 結合), ラ ミナ リビオース ( β1-3 結合), セ 3)グル コ二糖類の分析 β1-4 結合)及びゲ ンチオビオース ロビオース ( グル コ二糖類 の分析 も上述の2) と同様 に,パ (β1-6結合)があ る グル コ二糖 の結合位置の ルス ドア ンペ ロメ トリー検 出陰イオ ンクロマ トグ 違いは,物理的性質や生理的機能性 の違 いにも影 ラフ ィー ( HPAEC分析 ) を行 った。溶離液 はA 響す ることが多数報告 されている。 液 と して1 0 0 mM水 酸化 ナ トリウム,B液 と して 。 我 々の研究室ではこれ まで,糖組成分析 の迅速 1 0 0 mM水酸化 ナ トリウム/5 0 0 mM酢酸 ナ トリウ 化及 びオ リゴ糖 の簡便 な分析法の検討 を進めて き 0 0 %( 開始0分) ∼7 0 %( 3 0 分後), ムを用 い,A液 1 た。今 回,植物細胞壁多糖構成中性単糖 とグル コ B液0 %( 開始0分 ) ∼3 0 %( 3 0 分後 ) の直線 的 グ ラ 二糖類 の分離同定について,陰イオ ンクロマ トを . O ml /分の流速で行 った。 ジェン トで1 用 いて検討 した結果 を報告す る。 2.実験方法 1)試料 LFuc), 市販の標準 中性単糖 であるフコース ( アラビノース ( L Ar a ) , ラムノース ( LRha ) ,ガ 3.結果及び考察 多糖 の糖組成 を分析するには,多糖 を酸加水分 解 などで単糖類 に分解 し,それか ら種 々の方法で L Rha ,L Fuc ,LAr a ,D Ⅹyl ,D GI c , 中性単糖類 ( l ,D Ma n)の分離 ・定量を行 う。 D Ga D Ga l ),グルコース ( D GI 〔 ) ,キシロー ラク トース ( PPC及びTLC分析 は,加水分解で調製 したサ ン D Ⅹyl )及 びマ ンノース ( D Ma n)の7 種 を超 ス ( プルをその まま漉紙及 び薄層上 に負荷 して多重展 純水 に溶解 し,それぞれ0 . 1〟mo l 相 当量 を含 むス 開を行 い,個 々の単糖類 を識別で きる。 しか し, ml を試料 として用 いた。 ま タンダー ド混合溶液 1 その状態か らは定量することはで きず, さらに定 デ オキ シグル コース た, 内部標 準 物 質 と して2 量分析 を必要 とす る ものである。 さらに, この分 ( 2 DG) を用 いた。 析 は数時間か ら場合 によっては半 日以上の時間を α-トレハ ロース また, グル コ二糖 として, α, 要す ることもあ り,数多 くの試料 を分析す る時な [aD I GI c( 1 -1) -aD GI c ],コ-ジビオース [aD - どは好 ましくない。そ して,当研究室で主に用い c( 1 -2) D GI c], ニゲ ロース [aD GI c( 1 -3 ) D GI て きたGLC分析 は,加水分解で得 られた単糖 をア , マ ル トー ス [αD GI c( 1 -4) D GI c ] ,イソ GI c ] ルジ トールアセテー トな どの誘導体化す る必要が D GI c( 1 -6) D GI c ] , β, β-トレハ マル トース [α- あ り, この分析法 によって分離 ・定量が同時 に可 D GI c( 1 -1 ) βD GI c ] , ソホ ロース ロ ー ス [β- 能 となるが,分析 の前処理 に非常 に時間を要す る [ βD GI c( 1 -2) D GI c ] ,ラミナ リビオース [ βD GI c ものである。 また,HPLC分析 は,GLC分析 に比 4 9 植物細胞壁多糖構成中性糖及び各種 グルコ二糖類 の陰イオ ンクロマ トによる分析 ベ ると誘導体化 の前処理 な しに直接 クロマ トグラ -3) DGI c ] , イ ソ マ ル トー ス [a D GI c( 1 -6 ) フィーにかけ られ,PPCやTLCと同程度のサ ンプ DGI c ]は清酒中の酷味成分 として知 られてお り, ル量で数十分のオーダーで分析が可能 とな り,修 コ-ジビオースは抗 う蝕性, イソマル トースはビ 飾す ることな く分離精製 した ものを分取 で きるこ フィズス菌の増殖 を促進す ることな ども報告 され とな ど利点が多 い。 しか し,HPLCの一つ,単糖 ている6)。 また, トレハ ロースは非還元性 オ リゴ に蛍光標識 をつけて高感度選択的検 出をす る方法 糖 で,デ ンプンの老化 防止や骨租擬症改善効果 な は,個 々の糖 を特異的に認識で きない とい う欠点 どが報告 されてい る7・8)。近年 で は, グル コ二糖 もある。 もう一つ,その ままクロマ トグラフィー はイ ンター ロイキ ン1 2( I L1 2)依存症 の1 型ヘル にか け る方法 もあ るが, これ は カラムの種類 に パーT細胞 ( Th) タイプの免疫応答の活性化 を通 よって分離で きる もの と分離で きない ものがある して免疫 を賦活す るこ とが報告 され るな ど9・ 1 0 ) , ため,その 目的に合 わせてその都度 カラムを変 え グルコシ ド結合 生理的機能が注 目されている。 β- なければな らない。 これは,連続分析 には適 さな のゲ ンチオビオースは,糖類 の中で も甘味ではな い もの と考 える。 く苦味 を呈す るグル コ二糖 であ り,構成糖 が同 じ そ こで,HPAEC分析 は,多糖 の酸加水分解物 で も,結合位置 によって様 々な性質 を示す。 これ をす ぐにクロマ トにかけ られ,分析 に要す る時間 らオ リゴ糖 の構造解析 の一手法 として,部分分解 の短縮及 び微量分析が可能で,多糖構成単糖 の分 とそれに引 き続 くオ リゴ糖分析が一般 になされて 析 には非常 に有効 な方法 であ る。 HPAEC分析 が い る。 オ リゴ糖 分 析 に はHPLCが 主 に用 い られ 最 も簡便であるとし,その測定条件 を検討 した。 1 ト1 3 ) , グル コ二糖 の ような結合位置異性体 は高感 これ まで, HPAEC分析 での中性単糖 の分離 には, 度分析が必要 となるが,迅速 に行 える方法 は少 な 1 6mM Na OHを溶離液 と して用 いて行 われ て き たが,図1 のAよ り,7 種 の中性単糖 のい くつかの ピークが重 なって検 出 された。 この条件ではすべ てを分離で きず,それぞれの糖 を定量す ることも で きなか った。 そ こで,7 種 の中性単糖 を分離 で きるまで溶離液のアルカ リ濃度 を薄 くしていった 結果, 図1 のBに示 した ように超純水 のみ を使用 す るこ とで,7 種 の中性単糖 すべ て を分離 ・定量 す ることが可能である とわかった。 一方,食品中の糖 質の分析 に も,各種 クロマ ト が使用 されている。 食品中の糖 質のなかで もグル コ二糖類 に注 目し,含有食 品 と構造 を表 1にまと めた2・ 4 ・5 )。 αグル コシ ド結合 の コ- ジ ビオース 図 1 中性単糖のHPAECクロマ トグラム 溶離液 -A: 1 6 mMNa OH, B: 超純水 [aD I GI c( 1-2) DGI c ]やニゲ ロース [aDGI c( 1 表 1 食品中のグルコ二糖類 グルコ二糖 食 品 構 造 トレハ ロース 椎茸 ・しめ じ ・マ ッシュルーム ・酵母 αDGI c( 1 -1 ) -αD GI c コ-ジビオース 清酒 ・蜂蜜 c( 1-2) DGI c αDGI ニゲロース 清酒 ・蜂蜜 ・み りん ・ビール c( 1 -3) DGI c αDGI マル トース 麦芽 ・蜂蜜 ・デ ンプ ン c( 1-4) DGI c αDGI イソマル トース 清酒 ・蜂蜜 ・水飴 c( 1-6) DGI c αDGI ソホロース エ ンジュ ( 薬用植物) β D GI c( 1-2) DGI c ラミナ リビオース 褐藻 (コンプ, ワカメ) P I D GI c( I-3 ) DGI c セロビオース 野菜や果実 な どのセルロース c( 1-4) DGI c βDGI ゲ ンチオ ビオース 蜂蜜 c( 1-6) DGI c βDGI 5 0 加 藤 陽 治 ・伊 藤 い。微量で定量分析が可能 な4 ア ミノ安息香酸エ 聖 子 ・渡 辺 敏 幸 の分離 ・同定が可能であるとわかった。 チルエステル標識化法 ( ABEE標識化法) を用 い 以上 の結果か ら,HPAEC分析 に よって, 中性 た高感度分析 14 16)や αグルコシダーゼ分解物 ( マ 単糖 とグルコ二糖類 の分離 ・定量 を迅速 に行 える ル トオリゴ糖 ・ニゲロオリゴ糖)のHPAEC分析 17) ことが示 された。我 々は,細胞壁多糖 の詳細構造 について一部報告 されているが,我 々は, α-及 解析 法 として, キ シログル カ ン多糖 の,HPAEC び βグル コ二糖類 を簡便 に分離 ・同定す る方法 を用いた構成オ リゴ糖単位での分析結果 を報告 し として,HPAEC分析 を試 みた。 中性単糖 分析 と てお り18・19),ca r bo Pa cPAlカラム を用 い,溶離 同様 のCa r bo Pa cPAlカラムを用 い,前処理 な し 液や溶 出グラジェ ン トを検討す ることで,様 々な にグラジェ ン 下落 出 した結果,結合位置の異 なる 糖質の微量分析が可能である。 また,糖質の生理 グル コ二糖 ( 図3) 各 αグルコ二糖 ( 図2) 及び β- 的機能 について も注 目される近年,詳細 な構造解 G l c a , α ト レ ハ 鼻O . i ロ ス 析がで きる と同時に,機能性食品素材の分析 も簡 便 に行 える方法 として非常 に有効 であ る と考 え . 。 る。 引用文献 1)桜井直樹, 山本良一,加藤陽治 :腰働戯彪壁 1 l z O l _ _ ∩l 】 l I . , ・ ヾ L / 」 ・ 一 言 下 し _ / ・ . ・ E l ∩ と多厳 粛■ ,培風館 ( 1 9 91 ) 2)新家龍,南浦能至,北畑寿美雄,大西正健 : 倉F I D F l 成分 シ リーズ,勝 者 の# 学,朝倉 書 店 ( 1 9 95) 3)高性 能イオ ン交換 クロマ トグラフィー とパ ル ス ドア ンペ ロメ トリ検 出 ( HPAEPAD)法 ■ ∼l I l による糖 質の分析 ( 第4 版), 日本 ダイオネク ス株式会社 ( 1 9 9 9) 4)As °,K. ,a ndWa t a na be ,T.:St udi e so nbe e r . hq l e s 図2 Nl bpo nNo ge l ' Pa r tⅡ.Gl uc o bi o s e si nbe e r . HPAECクロ 0 -グルコシ ド 結合グルコ二糖類の マ トグラム i L ∴ ' . ,35,1 0 7 8-1 0 8 2( 1 9 61 ) ka ga kuKa l ' s hl 5)wes t on,R. ∫. ,a ndBr oc kl e bank,L. K.:The o l i gos a c c ha r i dec ompos i t i ono fs omeNew Zeal andhoneys .Fo odChe m. ,64,33-37 _ 二 ) ( 1 9 9 9) 6)Ko hmot o , T. ,Fukui , F. , Ta ka ku, H. , Ma c hi da , Y. ,Ar a i ,M. ,a ndMi t s uoka ,T.:Ef f e c to fi s 0 ma l t 0 01 i go s a c c ha r i deonhuma nf e c a lf l o r a . Bi Gdo b a c t . Ml ' c T O nO m, 7, 61 6 9( 1 9 8 8) 7)El bei n,A. D. ,Pan,Y. T. ,Pa s t us zak,Ⅰ . ,and l l ,∫ . D.:Ne wi ns i ght sont r e ha l o s e:a Ca r r o mul t i f unc t i ona lmo l e c ul e .Gl yc o b l ' o l o gy,13, 1 7 R2 7 R( 2 0 0 3) 8)久 保 田倫 夫 :トレハ ロ ー ス の新 しい機 能. NewFo o dI ndu s t r y, 44,1 8( 2 0 0 2) 9)Mur o s a ki ,S. ,Mur o ya ma ,K. ,Ya ma mo t o ,Y. , 1 5 1 8 1 山■ t t ・ t Kus aka ,H. ,andYo s hi kai ,Y.:I mmuno po - t e nt i a t i nga c t i vi t yo fni ge r o o l i go s a c c ha r i de s 図3 βグルコシ ド結合グルコ二糖類のHPAECクロ f o rt heThe l pe r1 l i kei mmuner e s pons ei n マ トグラム mi ce.Bl ' os c l ' .Bl ' ot ec hno l .Bl ' oc he m. ,63, 5 1 植物細胞壁多糖構成中性糖及び各種 グルコ二糖類の陰イオ ンクロマ トによる分析 3 7 3 3 7 8( 1 9 9 9) l i gos ac c har i de sbypami nobenzoi cac i d 1 0)Mur o s a ki ,S. ,Mur o ya ma ,K. ,Ya ma mo t o ,Y. , Li u,T. ,a ndYo s hi ka i ,Y.:Ni ge r o o l i go s a c c ha r i de sa ugme nt sna t ur a lki l l e ra c t i vl t yO f Appl .Gl ye t hyle s t e r c o nve r s i o nme t ho d. I. c o s c l ' . , 49,461 4 6 8( 2 0 0 2) ,Ⅰ . ,To kuda ,M. ,Ha s hi mo t o,H. , 1 6)Ko ba ya s hi Z nt .Zmhe pa t i cmo no nuc l e a rc e l l si nmi c e . Ko nda , T"Na ka no , H. ,a ndK it a ha t a , S.:Pr i - mu no pl z a z ・ ma c o 1 . , 2,1 51 -1 5 9( 2 0 0 2) f l C a t i o na ndCha r a c t e r i z a t i o no fane wt ype l l )Ko i z umi ,K. ,Oka da ,Y. ,a ndFukuda ,M.: o fαgl uc o s i da s ef r o m Pa e c i l o myc e sl i l a c t i - Hi ghpe r f わ r ma nc el i qui dc hr o ma t o gr a phyo f nust ha tha st r a ns gl uc o s yl a t i o na c t i vi t yt o mono -andol i go s a c c ha r i de sonagr a phi - , 3 -a nd α1 , 2 l i nkedo l i go s a c pr oduc e α1 z ・ bo l z yd z ・ . Re s. ,215, t i z e dc a r bo nc o l umn.Ca ' o s c l ' .Bl ' ot e c I z no l .Bl ' oc I z e m. ,67, c ha r i de s .Bl 6 7 8 0( 1 9 91 ) 2 9 3 5( 2 0 0 3) 1 2)Shi o t a ,M. ,a ndKo ba ya s hi ,S.:Ana l ys e so f 1 7)Ya mamot o,T. ,Unno,T. ,Wat anabe,Y. , αl i nkeddi s ac c ha r i deso fDgl uc os eby Ya ma mo t o ,M. ,Okuya ma ,M. ,Mo r i ,H. ,Chi - hi ghpe r f o r ma nc el i qui dc hr o ma t ogr a phy. ba ,S. ,a ndKi mur aA.:Pr i f i c a t i o na ndc ha r - Ca z ・ bo l z yd z ・ . Re s . , 215, 2 0 3 1 2 0 9( 1 9 91 ) ac t er i zat i ono fAc r emoni um i mpl i c a t um 1 3)Suz uki ,J . ,Ko nda ,A. ,Ka t o ,Ⅰ . ,Ha s e ,S. ,a nd αgl uc o s i da s eha vi ngr egl O S e l e c t i vi t yf o r l ke na ka ,T.:Ana l ys i sbyhi ghpe r f o r ma nc e a1 , 3 1 gl uc o s i di cl i nka ge .Bl ' oc I z l ' m Bl ' o pI z ys a ni o ne xc ha ngec hr o ma t o gr a phyo fc o mpo - Act a. ,1700,1 8 9 1 9 8( 2 0 0 4) ne nts uga r sa st he i rf luo r e s c e ntpyr i dyl a mi - 1 8)Koni s hi ,YHMi t s ui s hi ,Y. ,andKa t o,Y.: ・ I c.Bl ' 0 1 .CI z em. ,55, noder i vat i ves .Agz Ana l ys I SO ft heo l i go s a c c ha r i deuni t so fxy- 2 8 3 2 8 4( 1 9 91 ) l o gl uc a nsbydi ge s t i o nwi t hi s o pr l me Ve r O S e - , K. , Ya ma gu1 4)Ya s uno , S. ,Mur a t a , T. , Ko kubo pr oduc i ngo l i goxyl ogl uc anhydr o l a s ef o 1 - ,T. ,a ndKa me i ,M.:Two mo dea na l ys t s c hi l o we dbya ni o ne xc ha ngec hr o ma t o gr a phy. byhi ghpe r f o r ma nc el i qui dc hr o ma t o gr a phy Bl ' os c l ' .Bl ' ot ec I z no l .Bl ' oc I z e m. ,45,4 01 1 40 5 o fpa mi no be nz o i ca c i de t hyle s t e r de r i va ' o s c l ' .Bl ' ot ec I z no l . t i z edmo no s a c c ha r i de s .Bl ( 1 9 9 8) , 61 ,1 9 4 41 1 9 4 6( 1 9 9 7 ) Bl ' o c I z e m. ,Y. ,I t o , S. ,a ndMi t s ui s hi ,Y.:St udyo n 1 9)Ka t o t hes t r uc t ur e so fxyl o gl uc a nsus l ngXyl o g l u - , Ⅰ . , Ya s uno , S. , Ha s hi mo t o , H. , I ku 1 5)Ko ba ya s hi - r a ,K. ,Na ka no ,H. ,a ndKi t a ha t a ,S.:Ana l ys i so fpo s i t i o na li s o me r so fαl i nke dg l uc o o - c a ns pe c i f i cenz yme s .TZ GG,16,3 9 31 40 6 ( 2 0 0 4) ( 2 0 0 5 . 7 . 2 9受理)
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