NETIS登録番号:TH-080005-A 新しいひび割れ抑制技術 No crack Durability WALL “ “ :ひび割れの発生を抑制し :耐久性の向上を図り :優れた品質の壁状構造物を提供 ND-WALL工法とは? 壁状のコンクリート構造物を施工すると、側壁部の収縮変形が底版により 壁状の ンクリ ト構造物を施 すると、側壁部の収縮変形が底版により 拘束されて温度ひび割れが発生します。従来はこの温度ひび割れ制御対策 として誘発目地を用いる方法等が用いられてきました。 ND-WALL工法は、収縮低減目地を設置することで側壁部に作用する底版 からの拘束力を大幅に低減し、ひび割れの発生を抑制する逆転の発想から まれ 新 法 す。 生まれた新工法です。 温度ひび割れの発生メカニズム コンクリート 温度降下により収縮 ◇水和熱により温度膨張 拘束体 ◇拘束がない場合、自由に収縮 → ひび割れは発生しない コンクリート 拘束体 コンクリート 温度降下により収縮 拘束体 ◇拘束がある場合、自由に収縮できない →拘束応力が生じひび割れが発生 ◇ND-WALL工法 底版 ・拘束の小さな部材(先行 壁体)を設置 ・先行壁体部に収縮低減 目地を設け拘束を低減 ⇒ひび割れ発生を抑制 底版 収縮低減目地を併用し た先行壁体部 日本コンクリート技術株式会社 〒130-0026 東京都墨田区両国4-38-1 TSビル5階 TEL 03-5669-6651 FAX 03-3632-2970 2007年度:開発・実構造物への適用 ●ND-WALL工法は国土交通省(東北地方整備局)発注および長野県発 注のボックスカルバート工事にそれぞれ採用され、実構造物におけるひび 割れ抑制効果が確認されました。 割れ抑制効果が確認されました 国土交通省東北地方整備局発注 長野県発注工事 2007年度:実証試験および技術検討会(飯田市) ●大規模試験体により収縮低減目地の効果を確認しました。 実証試験体見学会 産学連携による技術検討会 収縮低減目地のメリ ト 収縮低減目地のメリット ●目地材の設置は先行壁体部のみでよいため下記の利点があります。 ・壁の全高に設置する誘発目地に比べて経済性が優れています。 ・目地設置に係る高所作業が不要となるため安全性が向上します。 ・壁体一般部に目地がないため美観・景観に優れています。 ND-WALL工法情報・取組み ●日経コンストラクション(2007年8月10日号)に本工法掲載。 ●国土交通省の新技術情報システム(NETIS)登録番号:TH-080005-A ●協賛会社:足利工業大学、日本コンクリート技術㈱、会津土建㈱、青木あすなろ建設㈱、 井口建設工業㈱、井上工業㈱、㈱植木組、㈱大林組、株木建設㈱、北沢建設㈱、㈱キムラ、 ㈱共立土建、坂田建設㈱、佐藤工業㈱、㈱玉川組、壺山建設㈱、徳倉建設㈱、中村建設㈱、 日本仮設㈱、㈱間組、㈱渡辺組、新世代PCa工業会 日本コンクリート技術株式会社 〒130-0026 東京都墨田区両国4-38-1 TSビル5階 TEL 03-5669-6651 FAX 03-3632-2970 2008年度:室内試験(足利工大) ●温度応力の低減効果は足利工大での室内試験にて確認されました。 先行壁体部 一般工法 モデル試験体 ND-WALL工法 モデル試験体 2008年度 産学連携(福島県会津若松市) 2008年度:産学連携(福島県会津若松市) ●現場見学会と技術検討会を行いました。 北海道開発局発注:大断面BC(外寸法15.2m×9.9m) 日本コンクリート技術株式会社 〒130-0026 東京都墨田区両国4-38-1 TSビル5階 TEL 03-5669-6651 FAX 03-3632-2970 ND-WALL工法の実績 ●本工法は北海道から高知県へと全国展開をしております。 ●ボックスカルバート、L型擁壁、橋梁下部工へ適用の拡大が進んでおります。 No 年度 発注者 工事名 対象構造物 ① 2007 国土交通省東北地方整備局 塩川地区改良工事 ボックスカルバート ② 2007 長野県 平成18年度国補住宅基盤整備工事 ボックスカルバート ③ 2008 国土交通省北海道開発局 道央連絡道路千歳市寿函渠工事 ボックスカルバート ④ 2008 国土交通省東北地方整備局 西江向地区改良工事 ボックスカルバート ホ ックスカルハ ト ⑤ 2008 岡崎真伝特定土地区画整理組合 土地区画整理事業宅地整地工事 ⑥ 2008 高知県 道路改築(津野川川函渠)工事 ボックスカルバート ⑦ 2009 国土交通省東北地方整備局 平成20年度天沼地区函渠工工事 ボックスカルバート ⑧ 2009 国土交通省中部地方整備局 三遠南信引佐高架橋下部工事 橋梁下部工 ⑨ 2009 国土交通省北陸地方整備局 国道 国道253号庄之川7号下部工事 号庄之川 号下部 事 橋梁下部 橋梁下部工 ⑩ 2009 国土交通省北海道開発局 圏央道連絡道路千歳市中央改良工事 橋梁下部工 ⑪ 2009 国土交通省関東地方整備局 中野地区改良(その2)工事 ボックスカルバート ⑫ 2009 国土交通省近畿地方整備局 紀北東道路丁ノ町西改良工事 ボックスカルバート ⑬ 2009 福島県 流域下水道整備(水処理施設)工事 ⑭ 2009 国土交通省東北地方整備局 関柴地区函渠工工事 L型擁壁 下水道施設 ボックスカルバート ③、⑩北海道千歳市 ※青字:今年度ND-WALL工法施工 ⑨新潟県長岡市 ⑭福島県喜多方市 ⑬福島県伊達郡国見町 ①、④、⑦福島県会津若松市 ②長野県飯田市 ⑪山梨県甲府市 ⑧静岡県浜松市 ⑤愛知県岡崎市 ⑥高知県四万十市 ⑫和歌山県伊都郡かつらぎ町 日本コンクリート技術株式会社 〒130-0026 東京都墨田区両国4-38-1 TSビル5階 TEL 03-5669-6651 FAX 03-3632-2970
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