萩市医師会報 平成 16 年 8 月号

萩市医師会報
平成 16 年
8 月号
・例会報告(平成 16 年 7 月 30 日) ············································ (2)∼(4)
・理事会報告(平成 16 年 8 月 11 日) ········································· (5)∼(6)
・郡市医師会成人・高齢者保健担当理事協議会報告 ·············· (7)
・萩市医師会講演会
生活習慣病における腎保護の意義と降圧療法のあり方
川崎医科大学腎臓内科
教授 柏原直樹 ······················· (8)
・新入会員挨拶······························································ (9)
・第 58 回長北医学会
平成 16 年 11 月 28 日(日)
午後 1 時から 萩本陣 ········· (9)
・あとがき···································································· (10)
・萩医句会···································································· (10)
・救急月報(平成 16 年 7 月分) ················································ (10)
・長北医療センター検診及び検査報告
7 月分····················· (10)
377 2004.8
2004.8
№
№ 377
9 月 例 会
9 月 例 会
9月24日
(金)午後7時
9月24日
(金)午後7時
9月24日
(金)午後7時
於
於
於 長北医療センター
長北医療センター
長北医療センター
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「猛暑に負けず」紫福にて
「猛暑に負けず」紫福にて
撮影 藤
撮影 藤 原
原
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平成16年7月30日
例 会 報 告
PM7:00
配布資料の詳細な説明がなされた。会議
資料は事務局で保管してあります。閲覧希
望者には見せます。
3)その他
昨日の29日に萩地区個別指導が長北医療
センターにおいて実施された。
特筆する問題はなかった。カルテへの記
載事項は出来るだけ詳細に記載しておく様
になど、指導の様子が簡単に報告された。
一 医 師 会
1
会員の動向
池本会長
【異 動】
1)萩市見島診療所並びに萩市大島診療所
の標榜変更
「内科」から「内科・小児科」
2)河野通裕会員の所属会員区分の変更
所属 河野医院
区分 県医1・日医A1
【入 会】
氏 名 米澤 文雄(よねざわふみお)
所 属 萩市民病院 A会員
河野通裕会員(前萩市民病院院長)が大
井の河野医院院長への異動と萩市民病院院
長として赴任された米澤文雄会員の紹介と
両会員から挨拶があった。
会長報告
池本会長
1)萩健康福祉センター運営会議報告
6月24日
於 萩健康福祉センター
山口県萩健康福祉センターとしての事業
報告が各関係団体の出席で開催。
本センターには、福祉部と健康環境部が
ありそれぞれの事業報告はあった。
福祉部は、健康づくり関連の対策や健康
やまぐち21での萩管内での実施報告等。
健康やまぐち食彩応援団の取り組みなど
の報告。難病ネットワーク、感染症対策の
報告と生活環境関係の報告として、レジオ
ネラ菌対策と薬物乱用防止などの報告があ
った。これからは環境問題に厳しい指導が
ある。医療廃棄物等の処理等を厳守する事、
小児医療対策問題についての事業説明と協
力要請がされた。
2)山口県医師国民健康保険組合会報告
7月15日
於 山口県医師会
3
山口県子ども連合会での保険医療報告書
について 池本会長
山口県子ども連合会で取り扱っている互
助・共済制度の中に子ども会賠償責任保険
があり、その請求に必要な医療報告書につ
いて、これまでの慣例で無料であったが保
険会社から保険料と文書料の支払いがある
ことから、保険会社からの文書料金額に合
わせて有料とすることが理事会で決議され
た。
2
4
8月の定例理事会、例会日程について
安藤理事
定例理事会 8月11日
PM6:30
例 会 休会
5
7月分診療報酬請求書移送について
安藤理事
国保・社保 8月9日
PM4:00まで
6
(2)
郡市医師会成人・高齢者保健担当理事協
議会報告
安藤理事
6月17日
於 山口県医師会
担当の岩谷理事に変わり安藤理事から報
告があった。
協議事項は、次の通りです。
1)平成16年度における健康づくり対策に
ついて(県健康増進課)
2)「がん予防重点健康教育及びがん検診
実施のための指診」の一部改正につい
て(県高齢保健福祉課)
3)がん県民講座の実施について(高齢保
健福祉課)
4)インフルエンザワクチンについて
5)その他
詳細報告は、本会報に掲載。
7
萩市民病院小児科運営協議会報告
池本会長
6月17日
於 萩健康福祉センター
7月27日
於 萩市民病院
これまで関係者会議として萩健康福祉セ
ンター砂川所長が中心となり、萩市民病院
小児科診療に関する協議を重ねて来て、紹
介予約制導入とその啓蒙活動を実施し、成
果を上げてきました。そこで、この会合を
関係者だけでなく広く市民の声を聞けるよ
うな会への昇格が進められ、協議会として
活動する事が決議された。その役員の任命
や医師会からの役員の人選などについて協
議された。
その運営会議となる第1回目の協議会が
7月27日に開催され、各委員19名の紹介と
これまでの紹介予約制についての意見交換
と今後の萩市民病院の小児科診療について
の議論がなされた。
8 介護保険対策委員会報告
柳井理事
6月24日
於 山口県医師会
資料に沿って説明され、平成15年度地域
医療・介護保険・福祉事業報告と平成16年
度地域医療・介護保険・福祉事業計画の説
明と、中四国医師会連合総会第1分科会の
介護保険に関しての各県からの提出議題と
日医への提言・要望事項とそれに対しての
答えが山口県医師会報第1716号への掲載文
があった。そして、介護保険制度の施行状
況について等の各報告事項があった。その
後フリートークがあり、その中で介護保険
認定審査会における審査委員の任命に現在
の人数から削減の傾向にある旨が報告され、
萩市においても合併施行までの協議事項と
なっていることが報告された。
9 パワーリハビリテーション事業について
柳井理事
7月7日
於 萩市役所
萩市の事業「高齢者筋力向上トレーニン
グ」として福祉複合施設かがやき内の萩市
パワーリハビリテーションセンターかがや
きで実施されるため、市の事業が民間施設
一カ所だけで実施される事についての異議
を申出、市の担当者と地域リハから村田秀
雄医師と八木田 光医師がそして医師会か
ら担当の柳井が出席し事業実施について協
議会が開催された。詳細については、先月
の理事会前に説明を受けたとおりですが、
かかりつけ医としての意見書作成が医師会
員へ要請された。この意見書についての責
任の所在や作成料は有料とするなどの協議
がされたことが報告され、事業実施の際に
は改めて通知される予定である。
10 平成16年度看護職実務研修会開催報告
安藤理事
第1講座
A 7月8日
於 長北医療センター
B 7月22日
於 同
第2講座
A 8月5日
於 長北医療センター
B 8月26日
於 同
第1講座のA、B各研修会は大変好評で
多数の受講希望があり盛会であったことの
報告と、次回第2講座の研修会案内がされ
た。
(3)
11 6月分会計収支報告
中村理事
別紙会計収支報告書のとおり承認。
12 「社会を明るくする運動」萩市実施委員
会報告
岡野事務長
7月5日
於 萩市民館 講議室
第54回“社会を明るくする運動”萩市実
施要領(案)が資料として出され、その案
件が承認された事の説明と現況発表として
山口保護観察所の伊藤総務課長から県内の
現況についてと萩市についてが報告された。
追加議題
救急搬送にかかる意見交換会の開催について
安藤理事
萩消防署との救急搬送にかかる協議会を
本年5月に開催しましたが、その会で定期
開催(約3ヶ月毎)を決議し、この度は意見
交換会として8月20日(金)に萩消防本部に
て開催する。出席は前回同様に輪番病院群
の責任者と医師会担当の売豆紀副会長、安
藤理事、そしてこの度は在宅当番医からの
意見等を募る事が報告され協力要請された。
2
看護学院(校)対抗バレーボール大会報告
堀理事
7月4日
於 山口県スポーツ文化センター
例年実施の本大会への男女各チームが参
加し、結果報告がされた。
四 医 師 連 盟
1
第20回参議院議員選挙結果について
池本執行委員
投 票 日
7月11日
獲得得票数
250,426票
自民党順位
第5位
山口県獲得票
8,514票
萩 市
441票
全国的に見て山口県は第3位の得票を得
られたことについて、活動成果が出た事に
感謝の挨拶があった。
2
山口県医師連盟執行委員会報告
池本執行委員
7月15日
於 山口県医師会
山口医師連盟の藤原委員長から第20回参
議院議員選挙活動の結果による好成績であ
ったことに感謝の挨拶があったとの報告が
され、合わせて県知事選挙への活動要請が
された。
二 長北医療センター
1
キューリンの盆休暇について 玉木理事
8月14日 、15日
2
6月分会計収支報告
中村理事
別紙会計収支報告書のとおり承認。
3
三 准看護学院
1
平成17年度学生募集説明会報告 堀理事
7月7日
於 長北医療センター
高校7校の参加があり、平成17年度生徒
募集要領の説明と本校からの進学状況や就
業状況の説明を行った後、各校からの意見
要望があった。その意見要望については、
次回の運営委員会にて協議のうえ改めて理
事会に承認を求める事とされた。
(4)
山口県知事選挙に係る選挙対策会議報告
岡野事務長
7月28日 に開催され、投票率の低下が
懸念されるため、投票することの協力要請
があった。また、昨日の個人演説会への参
加報告がされた。
平成16年8月11日
理 事 会 報 告
一 医 師 会
1
会員の動向
池本会長
【異 動】
1)売豆紀 勝彦会員
・所属:めづき医院
・会員区分:萩B、県1号、日A2
2)萩中央クリニック(前田隆興院長)
無床診療所に変更
PM7:00
3 9月の定例理事会、例会日程について
安藤理事
定例理事会 9月8日
PM7:00
例 会 9月24日
PM7:00
4
8月分診療報酬請求書の移送について
安藤理事
国保・社保 9月9日
PM4:00まで
5
会長報告
池本会長
1)個別指導について
7月29日
於 長北医療センター
特に問題となる事はなく、終了したこと
が報告された。
2)萩広域合併に係る意見交換会について
8月30日予定
阿武郡医師会と市町村合併に係る意見交
換会を開催する。最初はお互いの意見交換
として、役員三役と事務局の出席で開催す
る。ついては期日までに意見要望があれば
連絡するよう要請。
3)その他
①平成16年度萩市更生保護協会理事会並び
に総会報告(岡野事務長)
萩市の保護司への後援活動として各団体
が協会を運営しており、萩市医師会もその
一つである。会長代理として岡野事務長が
参加して決算報告等や、会費の徴収方法変
更と広島にある保護施設への寄付が承認さ
れた事などの報告があった。
②“社会を明るくする運動”萩市実施委員
会ミニ集会報告(岡野事務長)
7月20日に保護司を含めた青少年の育成
に携わっている方々による自主的な研修会
である本集会が開催された。
救急搬送に係る関係者会議開催について
安藤理事
8月20日
於 萩消防署
7月例会において、会員への意見要望の
伺い依頼をすることを通達した際に、在宅
当番医も本会議への参加意見があったこと
から、会員へ参加希望を募ることなどの検
討がされたが、今回は意見要望を募ること
とされたので、その意見要望等を見て再度
検討する。
既に各在宅当番医へ通達済み。
2
6
萩市人権教育推進委員会委員の推薦につ
いて
安藤理事
総務担当理事の安藤理事とする。
7
互助会の休業見舞金について 安藤理事
今回の見舞金該当者が一度は受けられて
いることから、将来の事を考慮し規則等の
変更の検討が必要となるため、課題として
9月定例理事会での協議とする。
8
(5)
県医医療情報システム委員会報告
亀田副会長
7月29日
於 県医師会
県医師会の医療情報システム委員会とし
てネットワーク構築に向け、医療情報ネッ
トワーク作業部会を岩国、徳山、宇部・小
望がある場合の対応が協議されたが、医師
野田、下関、萩の5地区に設置することと、
への学術講演会ではあるが内容によっては
平成15年度にテスト的に実施された美祢市
外部の関係者の受講許可をすることとされ
でのグループワークシステムと小野田市の
た。
病診連携システム、萩市での地域リハに関
堀理事から在宅当番について、大井の河
するネットワーク等のモデル事業報告がさ
野医院や広域合併後の在宅当番医制の運営
れた。
等の協議要請があり、今後の課題とした。
そして、平成16年度の作業内容について
協議され、下関、徳山、岩国といった医師
二 長北医療センター
会病院がある地域での推進事業計画の説明
1 7月分会計収支報告
中村理事
があったが、その地域では病院へサーバー
別紙会計収支報告書のとおり承認。
が設置され構築が進められているので、県
としての具体的推進事項は特別な事は無く、
地域別に個々の構築を推進するとともに、 三 准看護学院
広域合併に伴う対応を検討する必要がある。 1 創立50周年記念事業運営委員会報告
堀理事
7月27日
於 長北医療センター
9 萩市社会福祉協議会からの講師依頼につ
式典、祝賀会等の詳細な打合せが行われ、
いて
柳井理事
記念品の発注報告と来賓への祝辞の依頼、
①ホームヘルパー養成研修2級課程講師
祝吟の披露等が承認された。
②精神障害者ホームヘルパー養成研修講師
宇部の准看護学院創立50周年記念式典へ
昨年までの講師や医師会からの推薦につ
中村教務主任が出席した事の報告と、記念
いて担当者と長北医療センターで協議した
講演への外部の受講希望があった場合は許
結果、新たな講師依頼として②の精神障害
可することが承認された。
者ホームヘルパー養成研修講師があり、専
最終打合せを23日に開催することとし、
門医の萩病院の精神科医師へ講師依頼し、
理事全員の参加要請がされた。
その他は①のホームヘルパー養成研修2級
課程講師では、講師内容別に萩市民病院と
2 7月分会計収支報告
中村理事
縄田会員へそれぞれの内容で依頼する事が
別紙会計収支報告書のとおり承認。
報告され承認された。
10 ケアプラン指導研修チームへの委員推薦
について
柳井理事
前任の八木田 光会員の継続とする。
四 医 師 連 盟
1
11 7月分会計収支報告
中村理事
別紙会計収支報告書のとおり承認。
追加議題
柳井理事から学術講演の開催について、
医師会会員への受講要請であったが、介護
保険に関する事でケアマネジャーの受講希
(6)
山口県知事選挙について
池本常任執行委員
投票日 8月8日
投票率の低下が問題視されているが、得
票数についての結果等が報告なされた。
郡市医師会
担当理事 岩谷 一
今年度の成人・高齢者保健担当理事協議会
が、6月17日に県医師会で行われました。
協議事項は、資料にある通りです。
1)平成16年度における健康づくり対策につ
いて(県健康増進課)
2)「がん予防重点健康教育及びがん検診実
施のための指診」の一部改正について
(県高齢保健福祉課)
3)がん県民講座の実施について(高齢保健
福祉課)
4)インフルエンザワクチンについて
5)その他
各項目の詳細報告
1)平成16年度における健康づくり対策につ
いて
健康やまぐち21県民運動推進事業が平成15
年度から17年度まで実施されていますが、本
年はその中間年度になります。推進体制整備
のために、協議機関として健康やまぐち21推
進協議会が設置され、この下部組織として健
康やまぐち21推進分科会と各健康福祉センタ
ー管内別推進会議理事会が設けられました。
平成16年度から新たに開始された事業は、
(2)の食生活改善ネットワーク支援事業と
して、ジュニア世代を対象とした朝食キャン
ペーンを実施。(4)の健康やまぐち食生活
環境整備事業として、健康やまぐちサポート
ステーションで登録店を紹介。(5)の健康
やまぐちIT化促進事業としてホームページを
開設。
新規事業として健康長寿生活習慣改善事業
が実施されます。
本県の健康事情、地域特性すなわち、三大
生活習慣病による死亡率が全国平均以上、肺
ガン死亡率が平成10∼12年まで3年連続全国
1位、男性の早世が多いことを山口大学に依
頼し要因等の検証を行うなどの報告がありま
した。
2)「がん予防重点健康教育及びがん検診実
施のための指診」の一部改正について
本年度も子宮がん検診と乳がん検診に一部
改正があります。内容は表の記載通りですが、
今年度から導入とありますが今年度は指針が
出されたのが遅く萩市では今年度からの導入
は無理という回答をもらっております。来年
度からの実施になります。
4)インフルエンザワクチンについて
高齢者対象のインフルエンザワクチンの実
施期間を11月1日から2月末日と決定。
(7)
萩市医師会講演会
生活習慣病における腎保護の意義と
降圧療法のあり方
川崎医科大学 腎臓内科 教授 柏原
末期腎不全の患者数
は経年的に増加の一途
をたどっている。その
主因は糖尿病性腎症の
増加にあり、さらに高
血圧や動脈硬化が関与
する腎硬化症も増加し
ている。生活習慣病の
増加と重症化が腎不全患者数を増加させてい
るといっても過言ではない。末期腎不全に陥
ると血液浄化療法が適応されるわけであるが、
糖尿病と腎硬化症を原因とする腎不全患者は
透析導入後の生命予後も他疾患と比較して不
良である。さらには、末期腎不全に至らずと
も、早期の微量アルブミン尿や軽度の腎機能
障害が心血管系のリスクとなることも判明し
てきた。生活習慣病の診療においては、早期
に腎障害を検知し、進行を阻止するための手
だてを講じることが重要である。
原因疾患の如何に関わらず高血圧が腎不全
進行の共通因子であることが明らかになって
いる。腎不全の進行を阻止するためには、厳
格な降圧が一義的に重要である。糖尿病をは
じめとする各種の腎疾患では、輸入細動脈に
存在する自動調節能が破綻し、糸球体血圧が
全身血圧依存性に上昇すること(糸球体高血
圧)が示されている。それ故、厳格な降圧を
達成することにより糸球体高血圧を軽減する
ことが可能となる。
腎保護のためには、厳格な降圧が重要であ
るが、その目的は糸球体高血圧の正常化にあ
る。大規模臨床試験において腎保護効果に降
直樹
圧薬間で相違が示されるのは、糸球体血圧調
節における薬剤間の特性の違いに由来してい
る。輸出細動脈拡張作用を有するアンジオテ
ンシンⅡ受容体桔抗薬(ARB)は、全身の
降圧度以上に効率良く糸球体血圧を低下させ
ることができる。ARBは「糸球体降圧薬」
であるといえよう。さらにARBは腎間質血
流を改善し、間質の虚血を軽減しうることも
明らかとなった。ARBは腎内の血行動態異
常を改善するだけではない。糖尿病性腎症を
はじめとする進行性腎障害において、糸球体
内で酸化ストレスが亢進し、対照的に一酸化
窒素(NO)が減少することが判明した。私
共はARBが疾患腎における活性酸素とNOの
不均衡を是正することを明らかにした。
ARBは降圧に加えて多面的な臓器保護作用
を有することが明らかとなった。
(8)
い、萩生活の必須アイテムと聞いた自転車も
調達しましたので、ぼちぼち行動範囲を広げ
中橋 弘顕
ていこうかと考えている今日この頃です。
それではこの場をお借りして簡単な自己紹
このたび6月1日よ
介をさせて頂きます。実家は佐賀県武雄市に
り都志見病院産婦人科
あり、学生時代は福岡市で過ごしました。い
で勤務することになり
わゆる九州男児ですが、肌の色は白く、酒も
ました。佐賀県出身の
からきし弱いのが悩みの種です。幼少の頃よ
私ですが、恥ずかしながら赴任する直前まで
りゲームや映画、漫画、小説等を趣味とする、
萩の正確な所在地を把握しておらず、歴史的
根っからのインドア人間です。中高6年間は
にも有名な観光の町という印象しか持ち合わ
せていませんでした。赴任が決まってから、 吹奏楽部で、ひたすらSaxophoneを吹いてい
ました。現在独身で、そろそろ親の口からも
周囲の人間が「萩は良い所だぞ∼。お前はな
近況を尋ねられる年齢になりましたが、今の
んてうらやましい奴なんだ!」と口をそろえ
ところは何の予定もありません!こんな私で
て言うのを聞くうちに、いつしか萩でのバラ
はありますが、どうか皆様宜しくお願い致し
色の生活(予定)を心待ちにするようになっ
ます。
ていました。引越してようやく生活環境も整
都志見病院
第
58
回
長 北 医 学 会
日時 平成16年11月28日
(日)午後1時から 場所 萩本陣
また、この度はWeb(インターネット)を
今回の長北医学会は萩市医師会の引受で開
利用して申込ができるように準備中ですので、
催予定ですが、これまで萩市医師会の引受で
御利用をお願い申し上げます。
の開催は、長北医療センターで医学会を開催
取り急ぎ日程のみをお知らせいたします。
し市内ホテルでの懇親会となっておりました。
準備委員長 売豆紀 雅昭
しかし近年は研究発表の出題数が増加傾向に
有る事から医学会終了後に懇親会会場への移
動では時間的に余裕が無くなっておりますの
で、今回は移動時間の削減を考慮し、医学会
並びに懇親会共に萩本陣での開催とした次第
です。
今後の予定としては、研究発表の募集につ
いては9月に入りましてから各医師会並びに
各医療機関へ通知する予定にしております。
(9)
汗だくバテバテの毎日です。イラク、北朝鮮
問題など暗い話題の多い昨今ですがスポーツ
は盛り沢山。今年の夏はやるより観ると決め
込み、連日テレビでの応援が続いています。
ブーイングが問題になったサッカーアジアカ
ップでは日本が見事制覇を成し遂げました。
続いては甲子園、今年も高校球児のさわやか
な汗と涙に感動しています。そしていよいよ
アテネ五輪の開催です。谷亮子選手の連覇に
感動し、その後の競技も目の離せないものば
かり。皆さんも不眠症にならないよう気をつ
けてください。でも、もしかして本報が発行
鷺
舞
の
涼
し
く
羽
を
ひ
ろ
げ
た
る
空
紺あ
碧お
し
萩
の
我
家
も
初
夏
の
色
︹
萩
医
句
会
︺
春
巳
❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄
救 急 月 報 (平成16年7月分)
か?もう秋は目の前なのですね。毎日めまぐ
萩地区広域市町村圏組合消防本部
るしく時間は過ぎていくけれど、確実に季節
救 急 事 故 種 別
火
災
区 分
は巡っているのだなとなんだかしみじみ感じ
本
月
分
しくなってきたら冷房とビールでなまった体
を鍛えなくては…。(A.W.)
蒸
し
暑
し
梅
雨
明
け
ち
か
き
小
暑
か
な
牛
子
される時にはもうオリンピックも閉幕です
てしまった今日この頃です。もうちょっと涼
鷺
舞
を
待
つ
緑
蔭
の
あ
り
に
け
り
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記録的な猛暑の中、ちょっと歩いただけで
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あ と が き
自
然
災
害
出動件数
搬送人員
自
損
行
為
合
急 そ の 病 他 計
水
難
事
故
交
通
労
働
災
害
運
動
競
技
一
般
負
傷
加
害
2
23
5
3
28
1
1 115 39
217
2
24
5
3
27
1
1 108 38
209
救急出動件数
傷
病
者
搬
送
件
数
206
傷
病
者
不
搬
送
件
数
医資輸
師器送
医 件
療材数
10
1
長北医療センター健診及び検査報告 7月分
検査検診項目
人数
胃透視
27名
健診項目
人数
人間ドック 国保
9名
〃 間接
胃カメラ
6名
2名
〃 中電 7名
〃 信金 13名
腹部エコー
EKG
29名
29名
1才半 22名
3才 16名
学校検診
事業所健診
心電図
基本健診
4名
木間地区
大腸がん検診
33名
225名
萩 市 医 師 会 報 No.377
2004年8月30日発行
編 集 広
報
委
員
会
発行人 萩
市
医
師
会
印刷所 ㈲ マ シ ヤ マ 印 刷
(10)
124名
萩市教職員健診
102名
同 胃透視(間接) 67名