Title 北海道大学法学会記事 Author(s) Citation Issue Date 北大法学論集 = The Hokkaido Law Review, 61(1): 199-203 2010-05-31 DOI Doc URL http://hdl.handle.net/2115/43155 Right Type bulletin (article) Additional Information File Information HLR61-1_005.pdf Instructions for use Hokkaido University Collection of Scholarly and Academic Papers : HUSCAP L 一 コ 日 一 心 一 旦 ゃ れ い ? っ 一 い 山 1UP1 出同省 報告 wg 後一時よ h h1 1 三五包 1 l " 5 1 l L 7 J 万九 ﹂刊にイギ 7ス fv力 本にぷけゐ第三ω阜の実現と一川恒 ( 木 ﹂ 北海道大学法学会一記事 一ヘスノ九九一 ﹁政椛ズペへの込 こができる⋮ H へ年ぶリに政権障を投泊J Lた川川にむち出LP スロム刀、 引 の、坦とは、 同の氏ヱ党の鴨川刊は、 y 人 F 向付んが する に基ワいて w IH L働屯が主現した U祉 一UJ 示、誌のほは であるいうま引もなく、第一 の涯は日一ア一 次叶日子 iヘ戦悼、ペヴ けノジ説 3 九七ケーの選挙におん付 f、μ働党は、 ザソチギ 1政権が一九八C1代かり九(﹀十代にかけて抑止し三 r 与とある 叫別府山川、設内な 叫 υdH 9る新たな制柑刊手レ グローバル化時代に経済的な効 ぬこ州2 ー 之 、 、 日以でも、 μ r ± Jな民間を発はで3 る ず︺ 山一心河は、 六パノ年代から八、い﹀京代にかけつぐかつてのと民党が展開にい利祈 μ 1F ん舟け 、 、 、 一 イ バ J弘政策は百氾的な川はに亙 伯の持つ哉書よって天地与れ、 fhu 配ノデ政治であるコしか︹、 そのt づくものではなく、 一 F J ) c 〆 3J ルてh i J p--、 F A r九ノ R門 や協同刈を汁ワしい九人地方自治仏γ対する公共事業補助金の配 j p コ 、 公共事業一 三江をめぐる一試合、議日昨附ヨ﹂り式といわれる業 ん J べ j l ;っその代交例であ﹀た 界限読の任組みな η白 土 、 f v一 i l j cco年代に小トホ純 のや立がもたらし p寝敗 山政枠二ょっ一仁川氏閉さ 字 、 ハ コ 、 f、 ! ての対応 f y J 4 4 1 V V I I - 制巾一君的な担会保院の苧併が行われたが、 、 也 は同市山祝ヌ川の規模に比べればきわめて小さいものじあっ kd ら J リ JJ J め現制浦和、 品閉 地ん政府に対すゐ財 、 小山長政停は釘敗の円一}一や行仏、の効半化ではなく、社会 山、主駄遣いに怒りト同氏は、小さな孜肘一﹂よる改正を支与した、 孔的情法改革どある)第 円 じ 14 れた副 一 ヲ ふ わ同日↑作自、社会福祉の削減、 r メリト円んの工、つ仁、 政長助の大幅な削減を実施し、日本相会に5 I 以主党パJ F υち出した出世阿京の r 柄誕の路 ペ仙の退は、九↓ 間 古川刊とムハ等が荷主﹄Lた ー ' h v r辺わって、日制的制度会 線バ、今月ゐ- 従来川政 u 旦的な引共配 U'199)1 9 9 ~Lì:j、 ('::1 1 1 後 J 一一時より C C九 利 一 心 川 二 一 H (木)ハ 立て、それに沿って同じ条件にあるすべての市民に汁して公平 ZZの北離の槻1円から﹂ 5 - ﹁何E 壬 J10EZに関する近時の議論状況EmF口osと2ロ r H の政策の本質が に給付やサービスを提供するという点に民 ある。了どもT当は、いわばべ lシ yクインカムの部分的な試 報告占 出席省 教育の分野では、それらの分野に対する財政支山がOECDの 一.問題意識 ﹁FJHCNHHCS武井一浩 H太 平均的な本準に達するよう指数することをH桁すとしている 7 動(ヌP72F一 ん2rミミ言、足立句刊誌会主ミミヱ邑22222Ha μ 山印巴 会号、芝、CE丘、 υ ら れ て い る (同=除回一戸内 T 八凶一号﹂に閑辿して一円三百31 ︿GCZと一一}22(Z2z z-zcfE2E旬、とい、つ現象が論 UJζ/ず足一戸、ミ、同日台三町村民同暗号、守戸、cEMNhミミ﹂4HRZhwNhJEC号 5とこへい吉dH r その点で、民主党が攻勢に出ることができ、構造改弘 ミロ﹂σ Eh白書﹄同き百九﹀一で三Eh司、]{印。己目いい﹁回収J品目印叶NhHF日ロ円 ZEF司王﹁E)︿ 町wH HNS守、ミ﹁hhpGミ♂日()()日--=戸国つ〆寸叶日公]戸山 3pmp叶坦出わ乙一、 一 ん河ぐ∞-]坦C∞一二=FZ-zηFR九回公刊九日一ぬ三位ご、 。 とができた。この出に関しでは、ひっ六年春に代表に就任し 武川一治ほか﹁へ yジ ・ フ ァ ン ド と 会 社 法 一 神 作 約 ぷ f 編ファ 発展によって、一三EE民二︼2など株玉名簿上の株王・大 量保 ンド法制凹の一七頁){}近時のデリパ一アィヴ取引などん融取引の た小沢郎のリーダーシソプによるところが大きい。 の破滅的な帰結に対する反発を強めていた開討の支持を得るこ 出した うスロ 1 力ンの卜に、一応社会民主上ゑ的なアジエンダを打ち ぐって内部論中を起こしたのに対︺て、民十先は牛情第とい 、 。 ポ ス } 小 泉 の U民 党 が 構 造 改 革 路 線 の 継 続 か 、 修 止 か を め i 民、一干党政権は、アメリカ型の小きな政 削と決別L、ヨ l 口ァパ 阿洋﹁ヘッ、ンファンドアクティピズムの新潮流﹂商事一八問 名 品 わであるcまた、農業についてはヨ l 口 yパに習って、農家に 対する一戸別市得保障を行うことをわち出している従来の農業 川村に刻する裁量的な補助金干建設事業に偏っていた 政策が、州[ 立 司の福祉凶子乞目指すと詳怖することができる。 ことへの反宵からこのよ、つな政策が生まれたcさらに、医培、 : 芋 近時、 アメリカでは、隆盛な口己努﹃ E 込の活 f ヰ 十H 品 世 北法6 1( 1' 2 0 0 )訊) 0 北海道大"?法主会記事 るために議決権を行使する現象が何回与石︿ O江 主 で あ る 代 衣 t︼号℃であり、株式の経済的側怖が実質的に σ 豆王 (三豆 ミ ﹁ ℃ 吾r鉛与 々 立 ) 。ヨ コ 戸 = 々 雪 吋 c d 2主 吾 臼 帰 制 し て い な い に も か か わ ら ず 、 株 4と し て の 形 式 的 資 情 が あ 報開不規川廿竿寸が諜されずに株[上Lの地位に斗つ}こ}とが同E ︹ユ-丈王︹込ド宍 議決権の J ) E£ に お い て は 、 株 主 想に求められてきたところ、開門主︾戸﹀ J 体 の 利 益 を 属 大 化 さ せ る E2ロ ロ 立 が あ る と い う 功 利 字 表 的 発 町E Z二¥き去三円。音吉川町トE N 2﹁開呂町 (πEZ550kh町 JPRFczczhpk三戸一E S 円CEVERC5一 三 宝 ) に よ り 株 有国刊片口害 松 山 表 務 の あ る 株 烹 と 、 実 質 的 な 株 烹 と が 北 献 し 、 情 的論長たる E 侍己主 wは﹃U 7 1︿Cロコ閃と =-E2(Zc E }︾ コVEr-C 4守 口E己戸市)をロ22zczヨロぬと評L 2 2 勾 ヴ5 1戸口問はアメリ ︿ 題祝されている。 日E P ﹁戸田E)。 さ ら に 羽 余 決 済 の さEC巴取引を保有株式 TK 当化根拠に欠ける(/{月ロロ件 225 ZZ 帰 国E与 に株式価他山卜ひいては企業人体価値向上の 22が欠け、 55戸 ょには一日己利益最大化のため債権者従業員等も合めた企業全 完 カ法上違法)、制制の必法性の上娠につなげていた。報告では、 数より多︿行うことで、株価の減少が弾ましいという負の-コ さ出 L、 い か な る 問 組 な の か を 糾 介Lた 卜 で 、 本 当 に 新 IJい間町唱で コミ士ー寸戸凶ニロ(口三 h r sお))、 間秀樹﹁株式の不思議﹂前問書寿企業法の変遷二五阿 分牲の一議論などから何えるところである。アメリカの稀類株式 取締役の汀則規制(三三二条)、株式の同格権と共益性惜の不可 J 会社のぷ決権と株式的経済的価値であるの山岳22 と が 話 附 す ニ 議 決 権 の 正 当 化 根 拠 一 ニ コ245ゴコ伐の具体的問地状況を 前 中 化 す る と 、 株 主 が 株 伺 下 落 リ ス ク を ヘ ァ ジ す る た め にE - るという問題状況は、 =6zsEHぬ の ほ か に 株 一 議 決 権 原 則 q E32 の忌己主主ZEEま た は 七 三 毛 主 主 の -EE52E)ロを取 雪 之 、 司 会 号 、 豆 町。 戸 ( 引 き 主 ︼ 門 戸EF口qFER話芸、む若マむなへと足岳、 E 三 ることである ( czz= に つ い て は FZ-42Eno君。三寸ロ寸﹃ 円 R -叶山凶C 。 則 一 三 唱 えU Nヨ一一位﹁同一T↓J 。 ζ↓ Z U T J d j z h F ω CT 刀 ω円 対 一 / れ れ 寸 山J ﹂ 士や 三 一 40EE三 去 の 禁 リ 法 埋 (hnpEEFC H E n h﹁ E一 E マ ZLEE∞月一甘の込山ム目){}株主の議決権の T正当化恨拠、として、清算 M H本 法 下 で も 利 益 供 向 禁 Z を持つ者が議決権わ使する出場商すらあり得ることが問 あるのかを枚引出した。 止戸会社法一一口条)、議決栴代理梓綬枠制限(一一 O条二項)、 -z 近 時 問 題 視 さ れ て い る2332竺 主 と は と の よ う な 局 向 を 指 一﹀メ ω岳山ヨ訂頭 骨 治 郎 株 式 会 社 法 [ 第 一 版 ] 二 貝 柱 三 、 神 叫 に お け る 残 余 権 者 百 己 主 三 三 三EE﹁)性行-2FC︺ 号( ) E 日 七頁) ないしき-コ閃︹C-zzコ と し て の 限 界 損 益 の 帰 属 北法 61 (1・ 2 0 1 )201 十H 品 世 制反によるE岳巴。巧とSEE-EmZとの玉離がHoc-ロ C で測 ピ一フミ yド型保右なとによっても生じ (EEU内}︼戸W2巴町内定守 定した企業側伯への員の相関があることも示されており 守 て 守 J へ 芸 h ミ 3 言 き " ご 言 三 刊 又 己 ︽ に 吾 目 ケ 句 円 令 守 河 λ九き︿(円色]E戸完勾J2ケ2 以外の地域ではず北布離が卜 ︽ ︺ 、 切 E A 戸 三 戸 乙 叫 こ 、 芝 宅 句 宅 ミ 、 ミ 九 吉 お ミ 守 主 ぬ 主 竹 雲 誌 sE 三.問ヨ百件可︿OZコ由の情報開示(Z-且且03(豆O ﹃ちEU一旦O要3 、ぜ言言皇内町三三日吉宮、 する取引先株ー+の存在は日本では周知の事夫である、メインパ 己凶)、限界相指Eω一二訂正一以外の取引関係継続の利詩を主侃 C R 一 三 h z p w 可 n h 芯 に m C 弐 刊 さ h ミ H﹄円足立与己Qww円。可HUC3えさエ旬、日∞﹂守JHh∞]{ JJ6 03Z乏しかし、22J寸︿是認が現実にどの程度使用されて ンク論としてこのような株ががモニタリング企業伽値の山卜 円吉元日正胃之、問題視きれている、 (mcヨセ空]句作庁主-R己之言。(吋C24二五吋一日、込足、ム司jNGP一九三旬。、とどととぬ句旬 いるのかは不明であり、それは、内 514 吋ヨロロぬとなる取引向 に 資 す る と い 、 う つ 議 論 ま で 考 瞳 す る と ( 写 お 辺 己 ﹃ 胃 戸 巨 口 E p 号 吋 三 巳 口 お と 与守 、 占 、 吉 吉 へ 怠 p ミ h 恥 に 号 胆 に 号 九 守 、 ミA︿ 叶 他への何恨同一小規制が不十分であることによる(例えば、ト人量 ん J 断への ﹁=こ﹀三ど一三千三一三回﹀Z一ム印5 -一三、 邪 υ 一一cbEPη訂]山酌戸?一一んコ吋は、①原則は従来通りの議決 kJ 門 Q 村 円 守 、 内 弘 H 噌 ヨ 叩 = N 。 一 芯 噌 芯 凶 丘 " 三 吋 芯 c 守 3 ︾ Z 円 切 河 z jR 吉 制 乞 切 辺 。 一 芯 噌 芯 吋 h 己 ︺ 、 目 守 処 h ω 叫 、 ∞ ﹂ ﹂ 苛 h o z o t ロ ω ω 一 u r " ご 則 芯 N hQ ︹ 保有報川門書提山川義務﹁金商法一七条の一一こ、ム工以株主短期一ん OKEEE言。 権行伎を認め、伝一第の例外として、%以│保有株王に対し 〆 人 3U 一Ety去の阿世であり、現に二 0 0七年のスイスE-N2刊 の買収や日本のニ yポン放送事件の貸株において実例がほ川刊さ て、保有する議決権と株式の経済的帰同の誰維とがそのこの% これがEEE(戸ミZ55 れているご搾取の恐れのある大株主の有無などの目減をコミソ ])2 トメントある形で投資家に従似して、リスク回遊による搾取の を超えていないことの一証明を出求し、一副明できた場台のみれ部 円(差訴の返還義務[一六四条 危険件を断まえた大幅な割引なしに、適止条件での投資家から のぷ決権行伎を認め、証明に失敗した場合は、実円治的な経済的 法剥制の是非は羽市に悩ましい間出である の資金調達を川能にすることが強制的情報開示制度の槌己円なら ば、権利行伎のみで搾取可能な大株上の登場がありうる三ECZ 帰同主体に議決権を行使させるという特別の定款の淀めを各会 z--czoロの品2ご525回のように会引の価伯と株式の形式 社の任意によってほ用できるようにし、必一泊ーの例外として いしの保有者の経済的インEシティヴが正反対の場合には、州会 取引も含めて包括的情報開示が要請されることになる{ 四 . 議 決 権 の 問 題 へ の 対 応 策 一 で 述 べ た E 巴 己3 と2ロ ELコち﹁の希離の問題は、 開三日︾E訂正Z に限らず、株式持ムロ 北法6 1U ' 2 0 2 )訊) 2 北海道大"?法主会記事 (句。-EE- 己2255nEに着目するものとして目。土Ncsr﹁晃 Z品目odによるEEロ54が#もというのは従来から存在して 巳ミ五Eに着目するものとして戸 βっ2E己主(比三五))。また、 社法の規疋により強行法的に議決権わ使をでリするという刊紅茶 会社55nF長ト芸主主会三ERERN守三九三吉町ミ吉ERトむさも 本問題をより抽象化すると、52コヨ弓による法的梓利のrl当 いた問題である。ーとのような場合に恥離する株式保有となるの 回 -m 口 v 付 ﹂ ﹁ Jnc 一 F E H H n u一氏ム ミミコにごhaNh一UJ=A 化という発想法と、当事者間の契約一日由を認めることで法の子 かについては、ト入量の4献の蓄積がみられるところである Z4戸戸F ︿三凶)に棚ぼた的凶口以防衛策を与えないために 定するロE2E2構造が手むこととの衝突をトどのように考える た 款 規 定 は ご 2 コ 辛 問 題 の あ る 株 式 分 散 所 有 出 の 既 存 のl助 設 す 時 な い し 日 C時 的 疋 款 安 更 ( p h 巴E Z切 除 問E52こ)。 ド ( ) 凶 同 h r w h〆 下 回 w X N ( ) w〆 H 除 をした。他にも同=伊豆RK叶白出 p p﹁ 戸 田 E で は 、 ① の 様 な hh-O町、RR之、司可司322ミNZへNHN三H N 、 のかという多くのU 分対で共通する地問(恥務禿明制皮等)に J χ ) に限定するとしていた。実際に 二山一rは上場規則内 0 2∞ω つながるご J qきでへにどおOHUV]戸間わい(︺い 有一条を改止L、実質株主の指不なしで可orEぬの﹄戸Eが取締 役選任選挙へ投票することを会川し、=-J4(引(日()()叶)念日は、 経済的利掃のない市場委加話の議決梓わ使禁止を提索してい る)結局、確たる証拠はないものの、比較法的にも粁凶学的に も、22ケ﹁72と2口百三の希叫酬を完全に布地に任せるという 判断は取っておらず、何らかの規制が必以という方向にある 五 z o g ︿OHO 回Z冨コ白は本当に新しい問題か?以上のの旨U EZE去の附也は令融取引デリパティヴの発展によって顕著 になったといわれる。しかし、配当州当額を賃料とする貸株も EKの一例となり、さらに政策円的株式保有も含め亡議決権の E 佐 口 2 ¥ E宝E 官Eは品終的には貸、一干に帰属し、EZVE﹁ 北法 6 1 (1・ 2 0 3 ) 2 0 3
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