2012年8月 - 楽天証券

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運用報告書
楽天 US リート・トリプルエンジン
(レアル)毎月分配型
第 19 期(2012 年 3 月 19 日) 第 22 期(2012 年 6 月 18 日)
第 20 期(2012 年 4 月 17 日) 第 23 期(2012 年 7 月 17 日)
第 21 期(2012 年 5 月 17 日) 第 24 期(2012 年 8 月 17 日)
受益者のみなさまへ
■当ファンドの仕組みは次の通りです。
商 品 分 類
追加型投信/海外/不動産投信
信 託 期 間
平成 22 年 8 月 31 日から平成 32 年 8 月 17
日まで
平素は「楽天 US リート・トリプルエンジン(レアル)
毎月分配型」にご投資いただき、厚く御礼申し上げます。
運 用 方 針
安定した収益の確保と投資信託財産の中長
期的な成長を目指して運用を行ないます。
主要運用対象
特定のユーロ円債を主要投資対象とします。
いましたので、当期間の運用状況につきまして、ご報告
申し上げます。
運 用 方 法
① 主として、米国の不動産投資信託指数
に連動する上場投資信託の投資信託証
券ならびに対円貨でのブラジル通貨の
パフォーマンスを反映するユーロ円債
に投資し、安定した収益の確保と投資
信託財産の中長期的な成長を目指した
運用を行ないます。
② ユーロ円債の組入れ比率は、原則とし
て高位を保つことを基本とします。
③ 外貨建て資産については、原則として
為替ヘッジを行ないません。
分 配 方 針
分配対象額の範囲は、繰越分を含めた経費
控除後の利子・配当等収益と売買益(評価
益を含みます。)等の全額とします。
収益分配金額は、委託者が基準価額水準、
市況動向等を勘案して決定します。ただ
し、分配対象額が少額の場合には、必ず分
配を行なうものではありません。
収益分配に充てなかった留保益の運用に
ついては特に制限を設けず、運用の基本方
針に基づいた運用を行ないます。
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さて、当ファンドは、第 19 期~第 24 期の決算を行な
今後とも一層のご愛顧を賜りますよう、お願い申し上
げます。
楽天投信投資顧問株式会社
東京都品川区東品川 4 丁目 12 番 3 号
品川シーサイド楽天タワー
URL:http://www.rakuten-toushin.co.jp/
本資料(運用報告書)の記載内容のお問い合わせ先
TEL:03-6717-1900
受付時間:営業日の午前 9 時から午後 5 時まで
※お客様のお取引内容等につきましては販売会社
にお問い合わせください。
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■本資料の表記に関する注記
・金額等の数値は単位未満切捨または四捨五入により表示しております。このため、各項目の合計の値が合計
欄と一致しないことがあります。
・-印は、組入・売買が無いことを示します。
◎ 運用実績
当運用報告書作成期の基準価額は、前期末(第 18 期末)7,648 円から作成期末(第 24 期末)には 6,321 円(分配落
ち)となりました。この間、合計 960 円の分配金(課税前)をお支払いしましたので、分配金を考慮すると 367 円の
値下がりになります。
基準価額(分配落)と純資産総額の推移
(円)
(百万円)
9,000
40,000
純資産総額(右目盛)
基準価額(左目盛)
8,000
36,000
7,000
32,000
6,000
28,000
5,000
24,000
4,000
2012/2/17
(第19期首)
3/19
4/17
5/17
6/18
7/17
20,000
8/17
(第24期末)
当運用報告書作成期間におきましても、欧州債務問題は引き続きグローバルな投資環境全体に影響を与え続け
ました。作成期首から 2012 年 4 月末に掛けては、ギリシャ向け第 2 次金融支援が合意されたことから欧州債務問
題に対する懸念が一旦後退しましたが、スペイン国債の入札不調を受けて再び欧州債務問題がクローズアップさ
れる中、米企業業績への期待などを背景に、当ファンドが主要投資対象とする債券の原資産である米ドル建て
iShares ダウ ジョーンズ米国不動産インデックス・ファンド(以下「米国リート ETF」といいます。)の価格が上昇し
ました。しかしながら、米国リート ETF の価格が目標価格を上回って推移する場面があり、目標価格を超えた上
昇分に関しましては当ファンドのパフォーマンスとして享受できなかったこと、また為替市場で円高(対レアル)
が進行したことなどから当ファンドの基準価格は軟調に推移しました。作成期央には、ユーロ圏離脱が論じられ
るほどギリシャの政局混迷が懸念されたことから、投資家のリスク許容度が低下し、米国リート ETF の価格は下
落しました。また、為替市場で円高(対米ドル、対レアル)が進行したことも要因となり、当ファンドの基準価額
は下落しました。作成期末に掛けては、欧米の金融当局による追加緩和策への期待や市場予想を上回る米経済指
標を背景に米国リートが堅調に推移したことから、当ファンドの基準価額はやや持ち直す動きとなり期末を迎え
ました。
- 1 -
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■設定以来の運用実績
基
決
第
1
作
成
期
第
2
作
成
期
第
3
作
成
期
第
4
作
成
期
算
期
(分 配 落)
(設 定 日)
2010年 8月31日
1期(2010年 9月17日)
2期(2010年10月18日)
3期(2010年11月17日)
4期(2010年12月17日)
5期(2011年 1月17日)
6期(2011年 2月17日)
7期(2011年 3月17日)
8期(2011年 4月18日)
9期(2011年 5月17日)
10期(2011年 6月17日)
11期(2011年 7月19日)
12期(2011年 8月17日)
13期(2011年 9月20日)
14期(2011年10月17日)
15期(2011年11月17日)
16期(2011年12月19日)
17期(2012年 1月17日)
18期(2012年 2月17日)
19期(2012年 3月19日)
20期(2012年 4月17日)
21期(2012年 5月17日)
22期(2012年 6月18日)
23期(2012年 7月17日)
24期(2012年 8月17日)
円
10,000
10,224
9,852
9,601
10,025
10,108
10,467
9,489
10,809
9,874
9,590
9,536
8,151
7,533
7,027
7,004
6,827
7,007
7,648
8,122
7,326
6,649
6,150
6,334
6,321
準 価 額
税
込
分 配 金
円
-
60
150
150
150
150
150
150
200
200
200
200
200
200
160
160
160
160
160
160
160
160
160
160
160
期
中
騰 落 率
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
%
-
2.8
2.2
1.0
6.0
2.3
5.0
7.9
16.0
6.8
0.9
1.5
12.4
5.1
4.6
1.9
0.2
5.0
11.4
8.3
7.8
7.1
5.1
5.6
2.3
公 社 債
組入比率
%
-
97.9
98.3
98.9
96.8
98.3
87.5
97.5
99.0
95.5
93.7
99.3
95.5
97.9
94.7
98.2
97.6
97.5
98.7
97.4
97.8
97.6
97.7
97.4
97.5
純資産総額
百万円
161
197
207
243
396
510
956
1,149
1,332
1,981
7,371
9,011
13,496
16,048
16,270
17,257
17,723
19,028
22,763
27,641
28,096
27,610
28,126
33,761
39,009
(注 1) 基準価額の騰落率は分配金込み。
(注 2) 当ファンドは、主として米国の不動産投資信託指数に連動する上場投資信託の投資信託証券ならびに対円貨でのブラジル・レアルのパフォ
ーマンスを反映するユーロ円債に投資しますが、これに対応する適切な指数が存在しないため、ベンチマークを設定しておりません。
- 2 -
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■当作成期中の基準価額の推移
決算期
年
(期
第19期
(期
(期
第20期
(期
(期
第21期
(期
(期
第22期
(期
(期
第23期
(期
(期
第24期
(期
月
日
首)2012年 2月17日
2月末
末)2012年 3月19日
首)2012年 3月19日
3月末
末)2012年 4月17日
首)2012年 4月17日
4月末
末)2012年 5月17日
首)2012年 5月17日
5月末
末)2012年 6月18日
首)2012年 6月18日
6月末
末)2012年 7月17日
首)2012年 7月17日
7月末
末)2012年 8月17日
基
準
額
騰 落 率
円
7,648
8,100
8,282
8,122
7,834
7,486
7,326
7,391
6,809
6,649
6,324
6,310
6,150
6,182
6,494
6,334
6,223
6,481
(注) 期末基準価額は分配金込み、騰落率は期首比
- 3 -
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価
%
5.9
8.3
△ 3.5
△ 7.8
0.9
△ 7.1
△ 4.9
△ 5.1
0.5
5.6
△ 1.8
2.3
公 社 債
組入比率
%
98.7
98.3
97.4
97.4
97.6
97.8
97.8
98.4
97.6
97.6
96.7
97.7
97.7
97.8
97.4
97.4
96.9
97.5
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◎ 投資環境
当運用報告書作成期間を通してみますと、米国リート ETF の価格がもみ合いながらも上昇しましたが、米景気
の改善ペース鈍化や欧州債務問題の深刻化が懸念されるなど、世界景気の先行き不透明感の高まりを背景に、為
替市場で円高(対米ドル、対レアル)が進行したことから当ファンドはマイナスのリターンとなりました。
米国リートの 2012 年 2 月後半から 3 月は、2 月 21
ダウジョーンズ米国不動産インデックスの推移
日のユーロ圏財務相会合でギリシャ向け第 2 次金融支
110
(2012年2月17日=100)
援策が合意されたものの、同国が計画通りに財政赤字
削減などを実行できるか懸念されたことや、イラン情
105
勢の緊迫化を背景にガソリン価格上昇などを通じて米
個人消費に悪影響を与えることが懸念されたことから
軟調な値動きとなりました。その後は、米雇用統計で
100
非農業者部門の雇用者数増加が市場予想を上回ったこ
とや、FRB(米連邦準備理事会)が FOMC(米連邦公開市
95
場委員会)後の声明で米景気認識をやや上方修正した
ことを好感し、米国リートは反発しました。4 月は、
90
スペインが実施した国債入札が予定のほぼ下限となる
2012/2/17
3/19
4/17
5/17
6/18
7/17
8/17
26 億ユーロにどどまる不調な結果となり、欧州債務問
(第19期首)
(第24期末)
題が再び意識されたことに加え、米雇用統計の低調な
(出所) ブルームバーグのデータ等を基に
結果を受け、米国リートは下落しました。しかしその
楽天投信投資顧問にて作成
後は、米国で消費や住宅関連指標が市場予想を上回っ
たことや、米 IT 大手アップルの 2012 年 1-3 月期の決算発表が市場予想を上回る増収増益となるなど米企業業績
への期待が台頭したことから、米国リートは反発し、上昇基調となりました。5 月は、ギリシャの総選挙で与党と
して大連立を組んで財政再建を進めてきた二大政党の合計議席数が過半数を割り込む傍らで、緊縮財政に反対す
る野党が躍進する結果となり、同国の政治空白が長引く公算が高まったことから、投資家がリスク資産圧縮の動
きを加速させ、米国リートは大幅下落となりました。また、スペインで金融システム不安が警戒されたことも欧
州情勢への懸念を強める要因となりました。6 月は、低調な経済指標を背景に米景気の改善ペース鈍化が懸念され
る中、ECB(欧州中央銀行)のドラギ総裁や FRB(米連邦準備理事会)のバーナンキ議長が欧州債務危機拡大の際の
追加金融緩和を示唆する発言を行ったこと、更にはギリシャで緊縮財政派を中心とする連立政権が樹立され、同
国のユーロ圏離脱という最悪のシナリオが回避される見通しなったことなどから、米国リートは上昇し、5 月の下
落幅を縮小させる動きとなりました。7 月から 8 月前半は、スペインのバレンシア州が同国政府へ金融支援を要請
するなどスペイン情勢が引き続き警戒される中、米雇用統計や中古住宅販売件数などの低調な経済指標を受けて
米国リートが下落する一方、ECB による国債の購入再開が期待されたことを背景に上昇するなどもみ合う展開と
なりました。
為替市場の 2012 年 2 月後半から 3 月前半は、米経済指標が堅調に推移したことに加え、ユーロ圏財務相会合で
ギリシャ向け第 2 次金融支援策が合意されたことなどを背景に、ギリシャのデフォルト(債務不履行)がひとまず
避けられる見通しとなったことから、投資家のリスク許容度が上昇し、円安(対米ドル、対レアル)が進行しまし
た。しかしその後は、米景気の改善ペース鈍化や欧州債務問題の深刻化が懸念されるなど世界景気の先行き不透
明感が高まり、投資家がリスク回避の動きを強めたことから円高(対米ドル、対レアル)が進行し、高値膠着とな
りました。また、ブラジル中央銀行が国内景気を下支えすること等を目的に、3 月の通貨政策委員会より 4 会合連
続で利下げを決定(合計 2.5%)したこともレアルの下落要因となりました。
- 4 -
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◎ 運用経過
当ファンドは 2010 年 8 月 31 日に設定され、リート連動債への投資を行ってきました。
このリート連動債は、主として米国リート ETF ならびに対円貨でのブラジル・レアルのパフォーマンスを反映
する債券であり、リート連動債の利息は、米国リート ETF の配当とインカムプラス戦略による収益、ブラジル・
レアル戦略による収益をもとに支払われます。
当運用報告書作成期間におきましては、追加設定・解約による資金フローを鑑みながら、リート連動債パフォ
ーマンスを享受するべく同債券の組入比率を高位に維持するよう運用を行いました。
リート連動債組入比率の推移
100%
95%
90%
85%
80%
第19期末
第20期末
第21期末
第22期末
第23期末
第24期末
計算期間別のリート連動債の価格変動の主な要因と
(米ドル)
米国リートETFと目標価格の推移
しては以下の点があげられます。
69
第 19 期は、米国リート ETF の価格が目標価格を上
回って推移したため、それを超える分の上昇をフルに
66
享受できませんでしたが、円安/米ドル高のプラス効
果から、リート連動債の価格は 3.2%上昇しました。
63
第 20 期は、米国リート ETF の価格は上昇しました
が、為替市場で円高(対米ドル、対レアル)が進行した
60
ことから、リート連動債の価格は-9.5%と大きく下落
米国リートETF
しました。
57
目標価格
第 21 期は、米国リートの価格が下落したことや、為
54
替市場で円高(対米ドル、対レアル)が進行したことを
2012/2
3
4
5
6
7
8
主因として、リート連動債の価格は-15.5%と大きく
下落しました。
(注) 目標価格は、ファンド組入れリート連動債のうち代
表的な銘柄のものを使用
第 22 期は、米国リート ETF の価格が上昇しました
が、円高/レアル安のマイナス効果をカバーできず、リート連動債の価格は 3.3%下落しました。
第 23 期は、米国リート ETF が上昇したことや、円安/レアル高のプラス効果から、リート連動債の価格は 2.1%
上昇しました。
第 24 期は、期末から期初にかけての動きは全般小動き・まちまちとなり、リート連動債の価格は-0.4%と若
干下落しました。
(注) 上記文中のリート連動債の騰落率は、ファンド組入れリート連動債のうち代表的な銘柄を用いて計算
- 5 -
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リート連動債の価格変動要因
10.0%
5.0%
0.0%
騰
落
-5.0%
率
-10.0%
-15.0%
-20.0%
第19期
第20期
第21期
第22期
第23期
ユーロ円債
米国リートETF
インカムプラス戦略等
ブラジル・レアル戦略
第24期
為替(円/ドル)
(注) 上記変動要因は、ファンド組入れリート連動債のうち代表的な銘柄およびブルームバーグ等の
データより楽天投信投資顧問にて算出した指数を基に概算した騰落率
◎ 収益分配金
当ファンドは、2010 年 8 月 31 日に運用を開始し、毎月 17 日(休業日の場合は翌営業日)に決算を行い、収益分
配方針に基づいて収益の分配を行ないます。分配対象額は、繰越分を含めた経費控除後の利子・配当等収益およ
び売買益等の全額とします。収益分配額は、委託会社が基準価額水準、市況動向等を勘案して決定し、分配金を
お支払いいたしました。なお、分配金に充当しなかった収益につきましては、信託財産内に留保し、運用の基本
方針にもとづいて運用いたします。
(1 万口当たり、税引前)
第 19 期
第 20 期
第 21 期
第 22 期
第 23 期
第 24 期
160 円
160 円
160 円
160 円
160 円
160 円
■ 分配原資の内訳
(単位:円、1 万口当たり、税引前)
項
目
当期分配金
当期の収益
当期の収益以外
翌期繰越分配対象額
第 19 期
160
160
-
1,252
第 20 期
160
136
23
1,240
第 21 期
160
147
12
1,235
第 22 期
160
113
46
1,197
第 23 期
160
135
24
1,184
第 24 期
160
144
15
1,180
(注 1) 当期の収益は経費控除後の配当等収益および経費控除後の有価証券売買等損益、当期の収益以外は収益調整金および分配準備積立金です。
(注 2) 円未満は切捨てており、当期の収益と当期の収益以外の合計が当期分配金(税込み)に合致しない場合があります。
- 6 -
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左右 13.99)
◎ 今後の運用方針
世界の資本市場では、欧州債務問題が引続き懸念されております。スペインについては、北東部のカタルーニ
ャ州など主要な州の政府が相次ぎスペイン政府に金融支援を要請したことから、スペイン政府が EU に全面的な支
援を求める事態に発展することが懸念されております。また、ギリシャについては、支援条件の履行状況に関す
るトロイカ(EU・ECB・IMF(国際通貨基金)で構成する調査団)の報告書を確認した上で、同国への第 2 次金融支
援継続の可否が協議される見通しとなっており、先行き不透明感が高まっております。しかしながら、2012 年 9
月 12 日にドイツ憲法裁判所がユーロ圏の金融安全網である ESM(欧州安定メカニズム)について合憲とする決定を
下したことを受けて、ESM が 10 月に発足する見通しとなるなど、政策当局の対応により状況の極端な悪化は回避
されるものと期待されます。
米国経済は、景気や雇用関連など低調な各経済指標が散見されますが、住宅ローン金利の低下を背景に住宅市
場に持ち直しの動きが見られることや、労働市場の改善ペースが更に鈍化した場合には、追加金融緩和など一段
の政策対応が見込まれることからも緩やかながら回復を続けると想定しています。また、同様に米国リートも、
FRB が 9 月 12~13 日の FOMC(米連邦公開市場委員会)で MBS(住宅ローン担保証券)の追加購入を行う QE3(量的
金融緩和第 3 弾)を決定し、超低金利政策を 2015 年半ばとする方針を示していることからも、景気の下支えから
底堅い展開になると予想しております。
当ファンドでは、主として米国リート ETF 並びに対円貨でのブラジル・レアルのパフォーマンスを反映するリ
ート連動債を主要投資対象としており、安定した収益の確保と信託財産の中長期的な成長を目指して運用を行い
ます。保有しているリート連動債の利息は、米国リート ETF の配当とインカムプラス戦略による収益、ブラジル・
レアル戦略による収益をもとに支払われております。
今後も、このリート連動債の組入れ比率を原則として高位に保ちながら、安定した収益の確保と信託財産の中
長期的な成長を目指して運用を行っていく所存です。
■1 万口(元本 10,000 円)当たりの費用の明細
項
(a) 信
(投
(販
(受
(b) 保
目
報
会
会
銀
託
信
売
託
管
合
費
用
計
酬
社)
社)
行)
等
第 19 期 ~ 第 24 期
51円
(
26)
(
24)
(
2)
2
53
(注 1) 期中の費用(消費税等のかかるものは消費税等を含む)は、追
加・解約により受益権口数に変動があるため、下記の簡便法に
より算出した結果です。
(a) 信託報酬=期中の平均基準価額×信託報酬率
(b) 保管費用等=期中の保管費用等÷期中の平均受益権口数
(注 2) 各項目毎に円未満は四捨五入してあります。
■売買および取引の状況
●公社債
(2012 年 2 月 18 日から 2012 年 8 月 17 日まで)
買
外
国
社
債
付
期
千円
20,582,900
券
(注 1) 金額は受渡し代金(経過利子分は含まれておりません)。
(注 2) 社債券には新株予約権付社債(転換社債)は含まれておりません。
(注 3) 単位未満は切捨て。
- 7 -
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第 19
額
~
第
24
期
売
付
額
千円
-
size: 182*200
■主要な売買銘柄
●公社債
下 48.54
左右 13.99)
(2012 年 2 月 18 日から 2012 年 8 月 17 日まで)
第
買
銘
(PDF:上 48.50
19
付
柄
期
~
第
24
売
銘
金
IYR and BRL6 Linked Notes due 19 May 2017
IYR and BRL7 Linked Notes due 24 May 2017
9TH plus 3BD Roll IYR and BRL Linked Notes due 19 October 2016
Equity and FX Linked Notes due 28 September 2015
額
千円
7,147,904
6,212,523
6,000,017
1,222,455
期
付
柄
金
-
額
千円
-
(注 1) 金額は受渡し代金(経過利子分は含まれておりません)。
(注 2) 単位未満は切捨て。
■利害関係人との取引状況等(2012 年 2 月 18 日から 2012 年 8 月 17 日まで)
当期における当ファンドに係る利害関係人との取引はありません。
(*) 利害関係人とは、投資信託及び投資法人に関する法律第 11 条第 1 項に規定されている利害関係人です。
■自社による当ファンドの設定・解約状況(2012 年 2 月 18 日から 2012 年 8 月 17 日まで)
期中における当該事項はありません。
■組入資産の明細
●外国(邦貨建)公社債
(2012 年 8 月 17 日現在)
当
区
分
普 通 社 債 券
合
(注 1)
(注 2)
(注 3)
(注 4)
計
額 面 金 額
評 価 額
千円
千円
48,201,000
38,024,391
(48,201,000) (38,024,391)
48,201,000
38,024,391
(48,201,000) (38,024,391)
作
成
うち BB 格以下
組入比率
組 入 比 率
%
%
97.5
-
(97.5)
(-)
97.5
-
(97.5)
(-)
期
末
残 存 期 間 別 組 入 比 率
5年以上
2年以上
2年未満
%
%
%
-
97.5
-
(-)
(97.5)
(-)
-
97.5
-
(-)
(97.5)
(-)
( )内は非上場債で内書き。
組入比率は、純資産総額に対する評価額の割合。小数点以下第 2 位を四捨五入。
額面金額、評価額の単位未満は切捨て。
-印は組入れなし。
外国(邦貨建)公社債銘柄別
区
分
普通社債券
合 計
銘柄数
金 額
銘 柄 名
Equity and FX Linked Notes
10TH Roll IYR and BRL Linked
9TH plus 2BD Roll IYR and BRL
9TH plus 3BD Roll IYR and BRL
IYR and BRL6 Linked Notes
IYR and BRL7 Linked Notes
6 銘柄
(2012 年 8 月 17 日現在)
年利率
%
25.00
20.00
22.00
22.00
22.00
18.00
(注) 額面金額、評価額の単位未満は切捨て。
- 8 -
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LastSave:9/25/2012 20:47:00 LastPrint:9/25/2012 20:47:00
額面金額
千円
10,000,000
8,000,000
8,000,000
8,000,000
8,000,000
6,201,000
評 価 額
千円
6,127,000
5,321,120
5,944,160
7,606,240
6,702,960
6,322,911
48,201,000
38,024,391
償還年月日
2015/09/28
2016/06/23
2016/09/16
2016/10/19
2017/05/19
2017/05/24
size: 182*200
■投資信託財産の構成
当
作
評 価 額
目
社
ー
ル
資
・
信
ロ
ー
託
下 48.54
左右 13.99)
(2012 年 8 月 17 日現在)
項
公
コ
投
(PDF:上 48.50
ン 等
財
、
産
そ
の
総
債
他
額
成
千円
38,024,391
3,242,467
41,266,859
期
末(第 24 期末)
比
率
%
92.1
7.9
100.0
(注) 評価額の単位未満は切捨て。
■資産、負債、元本及び基準価額の状況
(2012年3月19日)、 (2012年4月17日)、 (2012年5月17日)、 (2012年6月18日)、 (2012年7月17日)、 (2012年8月17日)現在
項
目
第19期末
第20期末
第21期末
第22期末
第23期末
第24期末
(A) 資
産 29,104,887,633円 29,730,553,793円 29,120,446,688円 29,423,773,718円 35,302,417,324円 41,266,859,192円
コール・ローン等
2,180,216,565
2,244,126,600
2,090,463,488
1,942,429,036
2,276,046,711
3,089,326,237
公
社
債 (評価額) 26,917,273,000
27,477,573,000
26,942,612,000
27,478,221,000
32,874,946,800
38,024,391,660
未
収
入
金
-
-
76,998,600
-
146,664,000
146,664,000
そ の 他 未 収 収 益
7,398,068
8,854,193
10,372,600
3,123,682
4,759,813
6,477,295
(B) 負
債
1,463,829,879
1,634,021,839
1,509,679,401
1,297,644,157
1,540,498,544
2,256,935,329
未
払
金
780,035,200
816,305,500
566,308,500
409,964,000
604,314,000
1,120,472,000
未 払 収 益 分 配 金
544,536,703
613,657,113
664,405,428
731,760,153
852,791,292
987,461,066
未 払 解 約 金
107,409,074
171,033,369
243,985,574
120,286,814
45,837,391
104,324,240
未 払 信 託 報 酬
31,401,386
32,607,213
34,546,819
35,171,238
37,041,331
44,088,489
そ の 他 未 払 費 用
447,516
418,644
433,080
461,952
514,530
589,534
(C) 純 資 産 総 額 (A-B) 27,641,057,754
28,096,531,954
27,610,767,287
28,126,129,561
33,761,918,780
39,009,923,863
元
本 34,033,543,961
38,353,569,611
41,525,339,274
45,735,009,602
53,299,455,807
61,716,316,682
次 期 繰 越 損 益 金 △ 6,392,486,207 △10,257,037,657 △13,914,571,987 △17,608,880,041 △19,537,537,027 △22,706,392,819
(D) 受 益 権 総 口 数 34,033,543,961口 38,353,569,611口 41,525,339,274口 45,735,009,602口 53,299,455,807口 61,716,316,682口
1万口当たり基準価額 (C/D)
8,122円
7,326円
6,649円
6,150円
6,334円
6,321円
(注 1) 当運用報告書作成時点では監査未了です。
(注 2) 期首元本額は 29,763,861,460 円、第 19~24 期中追加設定元本額は 41,488,698,136 円、第 19~24 期中一部解約元本額は 9,536,242,914 円です。
- 9 -
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size: 182*200
(PDF:上 48.50
下 48.54
左右 13.99)
■損益の状況
第19期(自2012年 2月18日
第20期(自2012年 3月20日
第21期(自2012年 4月18日
項
目
(A) 配 当 等 収 益
受
取
利
息
そ の 他 収 益 金
(B) 有 価 証 券 売 買 損 益
売
買
益
売
買
損
(C) 信 託 報 酬 等
(D) 当期損益金(A+B+C)
(E) 前 期 繰 越 損 益 金
(F) 追 加 信 託 差 損 益 金
(配 当 等 相 当 額)
(売 買 損 益 相 当 額)
(G) 合
計 (D+E+F)
(H) 収 益 分 配 金
次期繰越損益金(G+H)
追加信託差損益金
(配 当 等 相 当 額)
(売 買 損 益 相 当 額)
分 配 準 備 積 立 金
繰 越 損 益 金
第19期
515,770,960円
514,624,104
1,146,856
1,420,624,412
1,479,806,268
△ 59,181,856
△ 32,543,155
1,903,852,217
△ 1,106,480,178
△ 6,645,321,543
( 4,008,748,114)
(△10,654,069,657)
△ 5,847,949,504
△ 544,536,703
△ 6,392,486,207
△ 6,645,321,543
( 4,008,748,114)
(△10,654,069,657)
252,835,336
-
至2012年 3月19日)
至2012年 4月17日)
至2012年 5月17日)
第20期
555,508,880円
554,078,340
1,430,540
△ 2,780,047,624
40,919,081
△ 2,820,966,705
△ 33,025,857
△ 2,257,564,601
247,400,173
△ 7,633,216,116
( 4,601,484,241)
(△12,234,700,357)
△ 9,643,380,544
△ 613,657,113
△10,257,037,657
△ 7,633,216,116
( 4,601,484,241)
(△12,234,700,357)
156,226,083
△ 2,780,047,624
第22期(自2012年 5月18日
第23期(自2012年 6月19日
第24期(自2012年 7月18日
第21期
648,732,644円
647,231,413
1,501,231
△ 2,677,501,726
26,663,517
△ 2,704,165,243
△ 35,686,126
△ 2,064,455,208
△ 2,531,337,369
△ 8,654,373,982
( 5,027,132,634)
(△13,681,506,616)
△13,250,166,559
△ 664,405,428
△13,914,571,987
△ 8,654,373,982
( 5,027,132,634)
(△13,681,506,616)
102,759,471
△ 5,362,957,476
第22期
557,658,598円
556,065,853
1,592,745
△ 1,900,642,718
78,405,152
△ 1,979,047,870
△ 36,379,809
△ 1,379,363,929
△ 5,000,524,327
△10,497,231,632
( 5,582,978,350)
(△16,080,209,982)
△16,877,119,888
△ 731,760,153
△17,608,880,041
△10,603,581,159
( 5,476,628,823)
(△16,080,209,982)
-
△ 7,005,298,882
至2012年 6月18日)
至2012年 7月17日)
至2012年 8月17日)
第23期
740,087,767円
738,468,791
1,618,976
933,609,187
986,190,970
△ 52,581,783
△ 39,347,672
1,634,349,282
△ 6,901,304,458
△13,417,790,559
( 6,441,519,180)
(△19,859,309,739)
△18,684,745,735
△ 852,791,292
△19,537,537,027
△13,547,893,625
( 6,311,416,114)
(△19,859,309,739)
-
△ 5,989,643,402
第24期
935,073,826円
933,370,427
1,703,399
80,405,358
152,589,945
△ 72,184,587
△ 45,719,252
969,759,932
△ 5,793,812,538
△16,894,879,147
( 7,382,657,390)
(△24,277,536,537)
△21,718,931,753
△ 987,461,066
△22,706,392,819
△16,989,364,674
( 7,288,171,863)
(△24,277,536,537)
-
△ 5,717,028,145
(注 1) 当運用報告書作成時点では監査未了です。
(注 2) 損益の状況の中で(B)有価証券売買損益は期末の評価替えによるものを含みます。
(注 3) 損益の状況の中で(C)信託報酬等には信託報酬に対する消費税等相当額を含めて表示しています。
(注 4) 損益の状況の中で(F)追加信託差損益金とあるのは、信託の追加設定の際、追加設定をした価額から元本を差し引いた差額分をいいます。
- 10 -
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size: 182*200
(PDF:上 48.50
下 48.54
左右 13.99)
■分配金のお知らせ
1万口当たり分配金
第 19 期
160円
第 20 期
160円
第 21 期
160円
第 22 期
160円
第 23 期
160円
第 24 期
160円
収益分配金の支払いについて
・収益分配金は、取扱い販売会社において決算日から起算して 5 営業日までに支払いを開始いたします。
・分配金再投資コースを選択されている場合は、各決算日の基準価額に基づき、お客様の口座に繰り入れて再投資い
たします。
収益分配金の課税上の取扱いについて
・分配金は、課税扱いとなる「普通分配金」と非課税扱いとなる「元本払戻金(特別分配金)」の区分があり、分配後の基
準価額が個々の受益者の個別元本と同額または上回る場合は、全額普通分配金となります。分配後の基準価額が個々
の受益者の個別元本を下回る場合は、その下回る部分の額が元本払戻金(特別分配金)となり、残りの額が普通分配
金となります。
・元本払戻金(特別分配金)が発生した場合は、分配金発生時に個々の受益者の個別元本から当該元本払戻金(特別分配
金)を控除した額が、その後の個々の受益者の個別元本となります。
受益者別の普通分配金に対する課税について
個人の受益者
2012 年 12 月 31 日までは 10%、2013 年 1 月 1 日より 2013 年 12 月 31 日までは 10.147%、2014 年 1 月 1 日以降は
20.315%の税率となります。
法人の受益者
個人の受益者とは異なります。
※税法が改正された場合等は、上記の内容が変更される場合があります。
※税金の取扱いの詳細については、税務専門家等にご確認されることをお勧めします。
<約款変更のお知らせ>
当ファンドの受託会社の合併に伴い、受託会社名を変更すべく信託約款に所要の変更を行いました。(約款変更実
施日:平成 24 年 4 月 1 日)
<復興特別所得税に関するお知らせ>
2013 年 1 月 1 日から 2013 年 12 月 31 日までの間、普通分配金並びに解約時又は償還時の差益に対し、所得税 7%
に 2.1%の率を乗じた復興特別所得税が付加され、10.147%(所得税及び復興特別所得税 7.147%、並びに住民税 3%
(法人受益者は 7.147%の源泉徴収が行われます。))の税率が適用されます。
なお、復興特別所得税に係る記載がされた目論見書の再交付をご希望される受益者の方につきましては、お申し
出頂ければ再度、送付させて頂きますので、その旨を販売会社までお申し出下さい。
- 11 -
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平成 24 年 10 月 3 日
受益者のみなさまへ
楽天投信投資顧問株式会社
「楽天 US リート・トリプルエンジン(レアル)毎月分配型」
運用報告書の訂正ならびにお詫び
拝啓
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼を申し上げます。
さて、弊社が設定・運用を行っております「楽天 US リート・トリプルエンジン(レアル)
毎月分配型」第 2 作成期 運用報告書(第 7 期から第 12 期:自平成 23 年 2 月 18 日 至平
成 23 年 8 月 17 日)及び第 3 作成期 運用報告書(第 13 期から第 18 期:自平成 23 年 8 月
18 日 至平成 24 年 2 月 17 日)の本文中のコメント及び図表の表示に誤記載がございまし
た。
深くお詫び申し上げますとともに、第 4 作成期 運用報告書にその「正誤表」を配布させ
て頂き、下記の通り、発生原因と訂正箇所につき、受益者の皆様へ謹んでお知らせいたし
ます。
敬具
記
【発生に至った原因】
第 2 作成期に、各期のリターンとそれまでの中期的トレンドの比較のため、各期以前の
半年を参照しながらパフォーマンス評価を行っていたところ、その調査資料のデータを第 2
作成期の運用報告書のデータとして誤って取り込み作成してしまったことが判明しました。
また、第 2 作成期の図表の表示において誤記載があること、および第 2 作成期ならびに第 3
作成期のコメント及び図表にかかる但し書において漏れがあることが判明しました。なお、
訂正等の詳細は、添付「正誤表」をご参照下さい。
弊社は、当該作成部門の人員体制、配置の見直しを既に本年 5 月に実施済であり、引き
続きチェック体制を強化して参る所存であります。
なお、今般の誤記載は、運用報告書作成時のコメントの記述において生じたものであり、
本件は、運用状況には些かの問題も発生しておらず、基準価額・分配金等の算出といった
運用状況に影響を与えるものではありません。
以上
1
【正誤表】
第 2 作成期(第 7 期~第 12 期)運用報告書
誤
(下線部が訂正箇所)
正
◎運用経過(5 頁および 6 頁)
(前略)
計算期間別のリート連動債の価格変動要因では、第 7
期において米国リート ETF が上昇すると共に、ブラジ
ル・レアル戦略の好調により、リート連動債の価格は
4.4%上昇しました。
第 8 期には、米国リート ETF は上昇しましたが、ブ
ラジル・レアル戦略が円高/レアル安となり、円高/
ドル安も影響したため、リート連動債の価格は 10.3%
下落しました。第 9 期に入りますと、円/米ドルの為
替レートが落ち着きを見せ、円高/レアル安の影響に
より米国リート ETF 価格は上昇し、リート連動債の価
格は 6.6%上昇しました。
第 10 期には、円/米ドルの為替レートがマイナス要
因となりましたが、米国リート ETF の価格上昇やブラ
ジル・レアル戦略の好調を背景に、リート連動債の価
格は 3.8%上昇しました。
第 11 期には、米国リート ETF が上昇し、ブラジル・
レアル戦略が円安/レアル高となりましたが、円/米
ドルの為替レートがマイナス要因となり、リート連動
債の価格も 3.4%と下落しました。
第 12 期には、米国リート ETF が上昇し、ブラジル・
レアル戦略は引き続き好調となりましたが、円/米ド
ルの為替レートがマイナス要因となり、リート連動債
の価格は 2.6%下落しました。期中において、米国リー
ト ETF の価格が目標価格を下回る水準まで下落しまし
たが、期末時点における米国リート ETF 価格は目標価
格にほぼ迫る水準まで回復しました。
(米ドル)
◎運用経過
(前略)
計算期間別のリート連動債の価格変動要因では、第 7
期において為替市場で円高(対ブラジル・レアル、対
米ドル)が進行し、リート連動債の価格は 11.9%下落
しました。
第 8 期には、米国リート ETF の上昇に加え、ブラジ
ル・レアル戦略で円安/レアル高となり、また対米ド
ルでも円安となったため、リート連動債の価格は
13.8%の上昇となりました。第 9 期に入りますと、引
き続き米国リート価格は上昇しましたが、目標価格を
上回る展開となり、それ以上の上昇を享受せず、更に
円高/レアル安の影響によりリート連動債の価格は
4.5%下落しました。
第 10 期には、主に米国リート ETF の価格下落と、円
/米ドルの為替レートがマイナス要因となり、リート
連動債の価格は 2.9%下落しました。
第 11 期には、円/米ドルの為替レートはマイナス要
因となりましたが、米国リート ETF が上昇したため、
リート連動債の価格も 1.4%上昇しました。
第 12 期には、米国株式市場が下落へ転じるなかで米
国リート ETF も大幅下落となり、更に為替市場で円高
(対ブラジル・レアル、対米ドル)が進行し、リート
連動債の価格は 14.9%の大幅下落となって期末を迎え
ました。
(注)上記文中のリート連動債の騰落率は、ファンド組入れリート連動
債のうち代表的な銘柄を用いて計算
(米ドル)
米国リートETFと目標価格の推移
63
63
60
60
57
57
54
米国リートETFと目標価格の推移
54
米国リートETF
51
米国リートETF
51
目標価格
48
2011/2
3
4
5
6
7
目標価格
48
2011/2
8
3
4
5
6
7
8
(注)目標価格は、ファンド組入れリート連動債のうち代表的な銘柄の
ものを使用
リート連動債の価格変動要因
15.0%
10.0%
騰
落
リート連動債の価格変動要因
15.0%
10.0%
5.0%
騰
落
0.0%
率
5.0%
0.0%
率
-5.0%
-5.0%
-10.0%
-10.0%
-15.0%
第7期
第8期
ユーロ円債
ブラジル・レアル戦略
第9期
第10期
米国リートETF
為替(円/ドル)
第11期
-15.0%
第12期
第7期
インカムプラス戦略等
第8期
ユーロ円債
ブラジル・レアル戦略
(注)ブルームバーグ等のデータより楽天投信投資顧問にて算出した指
数を基に騰落率を計算
第9期
第10期
米国リートETF
為替(円/ドル)
第11期
第12期
インカムプラス戦略等
(注)上記変動要因は、ファンド組入れリート連動債およびブルームバ
ーグ等のデータより楽天投信投資顧問にて算出した指数を基に概
算した騰落率
2
第 3 作成期(第 13 期~第 18 期)運用報告書
(下線部が訂正箇所)
誤
正
◎運用経過(5 頁および 6 頁)
(前略)
◎運用経過
(前略)
(注)上記文中のリート連動債の騰落率は、ファンド組入れリート連動
債のうち代表的な銘柄を用いて計算し、目標価格は、ファンド組
入れリート連動債のうち代表的な銘柄のものを使用
(米ドル)
(米ドル)
米国リートETFと目標価格の推移
65
65
62
62
59
59
56
56
米国リートETFと目標価格の推移
53
53
米国リートETF
50
米国リートETF
50
目標価格
目標価格
47
47
2011/8
9
10
11
12
2012/1
2011/8
2
9
10
11
12
2012/1
2
(注)目標価格は、ファンド組入れリート連動債のうち代表的な銘柄の
ものを使用
リート連動債の価格変動要因
15.0%
リート連動債の価格変動要因
15.0%
10.0%
10.0%
5.0%
5.0%
騰
騰
0.0%
0.0%
落
落
-5.0%
-5.0%
率
率
-10.0%
-10.0%
-15.0%
-15.0%
-20.0%
-20.0%
第13期
第14期
第15期
第16期
第17期
第18期
第13期
第14期
第15期
第16期
第17期
ユーロ 円債
米国リートETF
ユーロ 円債
米国リートETF
イ ン カ ムプ ラ ス戦略等
ブ ラ ジル・レアル戦略
イ ン カ ムプ ラ ス戦略等
ブ ラ ジル・レアル戦略
為替(円/ドル)
第18期
為替(円/ドル)
(注)ブルームバーグ等のデータより楽天投信投資顧問にて算出した指
数を基に騰落率を計算
(注)上記変動要因は、ファンド組入れリート連動債のうち代表的な銘
柄およびブルームバーグ等のデータより楽天投信投資顧問にて算
出した指数を基に概算した騰落率
3