Avoid 避難安全 提出書類ガイド【1】 -提出書類の構成・入力情報【階】【全館】- Ver 1.1 090331 第1章 第2章 提出書類の構成 1.階避難安全検証計算で出力する書類..... 1 2.全館避難安全検証計算で出力する書類... 2 入力情報【階】 ・【全館】 1.タイトル............................. 4 2.計画名称............................. 4 3.計画概要............................. 5 4.対象階............................... 5 5.室一覧............................... 6 6.在館者密度及び積載可燃物の発熱量算定根拠 Avoid 避難安全 提出書類ガイド【1】 7.扉一覧............................... 12 8.窓一覧............................... 14 9.シャッター一覧....................... 15 10.排煙装置一覧....................... 16 11.直通階段一覧....................... 19 12.一般階段一覧....................... 21 13.竪穴一覧........................... 22 9 第1章 提出書類の構成 Avoid 避難安全では次の手順で避難安全検証法の計算書類を作成します。 (1)検証計算時に CSV ファイルを出力する。 (2)CSV 形式のファイルをエクセルのマクロによって書式調整を行なう。 上記の流れで作成される計算書は入力情報や検証結果、各検証計算ごとの 計算過程など複数の種類のものになります。本書ではそれらの書類の内容 についての説明を行ないます。 提出書類作成の詳しい手順については「ユーザガイド」等を参考にして ください。 出力される計算書の種類は避難安全検証法の種類によって異なります。 1.階避難安全検証計算で出力する書類 階避難安全検証法で出力される書類には次のような種類があります。 入力情報【階】 Avoid 避難安全で入力した室や扉、排煙装置などの情報を一覧状に表示した ものです。 Avoid 避難安全 提出書類ガイド【1】 1 第 1 章 提出書類の構成 検証結果【階】 検証計算が行われた階に含まれる各居室の居室避難安全検証の結果と階避 難安全検証結果を示した書類になります。 計算過程【居室】 検証計算が行われた階に含まれる各居室の居室避難安全検証計算の過程を 示した書類になります。 計算過程【階】 検証計算が行われた階の階避難安全検証計算の過程を示した書類になりま す。 経路データ【階】 指定された経路数分の階避難時間と階煙降下時間及びその経路詳細を示し た書類になります。 2.全館避難安全検証計算で出力する書類 入力情報【全館】 Avoid 避難安全で入力した室や扉、排煙装置などの情報を一覧状に表示し たものです。階避難安全検証計算で出力されるものと同じ内容になります。 検証結果【全館】 全館避難安全検証の結果を示した書類になります。 計算過程【全館】 全館避難安全検証の計算過程を示した書類になります。 経路データ【全館】 指定された経路数分の全館避難時間と全館煙降下時間及びその経路詳細を 示した書類になります。 全館避難安全検証法を適用する場合、各階の階避難安全性能も階避難安 全検証法によって確認されていることが必要となります。そのため全館避 難安全検証法の書類を提出する場合は、階避難安全検証法の書類も同時に 提出する必要があります。 Avoid 避難安全 提出書類ガイド【1】 2 第2章 入力情報【階】・【全館】 「入力情報」は Avoid で入力した室や扉のデータが一覧状に示されたもので、 検証計算を行う際の基礎的な数値などを示した資料になります。 階避難安全検証計算時に出力されるものと、全館避難安全検証計算時に 出力されるものは、同じデータならば内容は全く同じものとなります。 Avoid 避難安全 提出書類ガイド【1】 3 第 2 章 入力情報【階】・ 【全館】 1.タイトル 書類の内容の示した部分になります。 提出書類の書式調整を行なうマクロではこの部分でファイルの区別を 行なっています。そのため、この部分を編集したり、削除を行なうとマク ロが正しく動作することができなくなりますのでご注意ください。 2.計画名称 計画概要の計画名称で入力された情報を表示します。 印刷時に右上のヘッダー部分に表示される計画名称はこの部分の情報 を利用しています。 Avoid 避難安全 提出書類ガイド【2】 4 第 2 章 入力情報【階】・ 【全館】 3.計画概要 計画概要で入力された計画名称や建築地などの情報を表示します。 計画概要に表示される情報は避難安全検証の計算には直接関係してい ません。 4.対象階 検証計算が行われた階の名称とその階が含まれる棟の名称が表示されま す。室や扉などの情報は階ごとに一覧状で表示されることになります。 【1】棟名称 検証計算が行なわれた階が含まれている棟の名称が表示されます。 【2】階名称 検証計算が行なわれた階の名称が表示されます。 Avoid 避難安全 提出書類ガイド【2】 5 第 2 章 入力情報【階】・ 【全館】 複数の階が基準階として設定されている場合、室や扉の一覧は 1 つの階 として表示されます。そのため階の名称の表示は次のようになります。 5.室一覧 Avoid で入力した室の情報が一覧状に表示されます。 「その他室」として配置した室は検証計算に影響しないため、室一覧に は表示されません。 【1】名称 各室の名称が表示されます。 【2】用途 各室に設定された用途名が表示されます。廊下、バルコニーは「廊下」、附 室は「附室」と表示します。 【3】火災室 各室が火災室か非火災室なのかを表示します。 「○」となっている場合は火 災室、 「-」は非火災室であることを意味します。 Avoid 避難安全 提出書類ガイド【2】 6 第 2 章 入力情報【階】・ 【全館】 【4】Afloor 対象 階(全館)避難開始時間算定の対象となる室かどうかを示します。 「○」と なっている場合はその室の床面積の数値が階(全館)避難開始時間算定の 対象となります。「-」の場合は対象外となります。 【5】排煙方式 各室の排煙方式を表示します。「無排煙」「自然排煙」「機械排煙」 「第二種 排煙」の 4 種類があります。 【6】pArrom(人) p は在館者密度(人 /m2)、Aroom は各室の床面積(m2)を意味しており、 p × Aroom、つまり各室の在館者人数を表しています。直接人数を指定し た場合はその数値が表示されます。 【7】p(人 /m2) 各室の在館者密度(人 /m2)の数値を表示しています。 在館者密度で表示されている数値は室全体の人数から床面積で割り戻 したものになっています。そのため、室内にコーナーが配置されている場 合は設定した在館者密度の数値と異なる場合があります。 【8】Aroom(m2) 各室の床面積(m2)を表示しています。 【9】Aceil(m2) 各室の天井面積(m2)を表示しています。 「Aceil」という記号は避難安全検証法の告示の中では使用されていませ ん。Avoid 独自に定義している記号です。Avoid では煙降下時間算定の中で 蓄煙体積や排煙量の算定時には天井面積の数値を使用する仕様になってい ます。 【10】Hroom(m) 各室の基準点からの平均天井高さ(m)を表示しています。 Avoid 避難安全 提出書類ガイド【2】 7 第 2 章 入力情報【階】・ 【全館】 【11】Hlow(m) 各室の床面の最も低い位置からの平均天井高さ(m)を表示しています。 【12】ql(MJ/m2) 各室の積載可燃物の発熱量の数値を表示しています。 積載可燃物の発熱量で表示されている数値は室全体の積載可燃物の発 熱量から床面積で割り戻したものになっています。そのため、室内にコー ナーが配置されている場合は設定した積載可燃物の発熱量の数値と異なる 場合があります。 【13】内装種類 各室で指定した内装の種類を表示します。「不燃材」「準不燃材」「難燃材」 「その他内装材」の 4 種類があります。 【14】αm 各室の内装種類によって定められた内装の火災成長率の数値を示します。 【15】専用出口 居室の設定項目の 1 つである「地上への専用出口を有す」の設定状況を示 します。「○」の場合は設定がオンになっています。「-」の場合は設定が オフになっているか、居室(吹抜)以外の室(廊下、附室など)であるこ とを示します。 【16】屋外同等 廊下及び附室の設定項目の 1 つである「屋外と同等部分」の設定状況を示 します。「○」の場合は設定がオンになっています。「-」の場合は設定が オフになっているか、廊下、附室(吹抜)以外の室(居室)であることを 示します。 【17】階煙降下除外 廊下及び附室の設定項目の 1 つである「階煙降下時間から除外」の設定状 況を示します。「○」の場合は設定がオンになっています。「-」の場合は 設定がオフになっているか、廊下、附室(吹抜)以外の室(居室)である ことを示します。 Avoid 避難安全 提出書類ガイド【2】 8 第 2 章 入力情報【階】・ 【全館】 【15】~【17】の各設定の詳細については「ユーザガイド」等をご覧く ださい。 6.在館者密度及び積載可燃物の発熱量算定 根拠 居室や廊下内にコーナーを配置していた場合、在館者密度(p)や積載可燃 物の発熱量(ql)は面積按分で算定された平均数値で検証計算が行われる ようになりますが、その算定根拠を示す部分になります。 室が非居室又は非火災室扱いとなっている場合、在館者密度の算定根拠 はコーナーが配置されていても表示されません。積載可燃物の発熱量につ いては、非居室・非火災室扱いでも表示されます。 避難者の数を人数項目で直接指定している場合でも在館者密度の算定 根拠が表示されます。 在館者密度算定根拠 【1】室名 コーナーが配置された居室扱いの室や人数が直接数値で指定されている居 室の名称が表示されます。 「↑」と表示されている場合は、上記名称の室に 含まれている部分であることを示します。 【2】p(人 /m2) 「総人数」を「全体面積」で除した数値を表示します。この数値が室全体の 面積按分によって算定された在館者密度になります。 【3】全体面積(m2) 室全体の面積が示されます。 Avoid 避難安全 提出書類ガイド【2】 9 第 2 章 入力情報【階】・ 【全館】 【4】総人数(人) 室全体の避難者の人数が示されます。 【5】区分名 室内に配置された各コーナーの名称が表示されます。コーナーが配置され ていない部分は室名が表示されます。 【6】用途 各コーナーの用途を表示します。室名が表示されている行では、室の用途 が表示されます。 【7】p(人 /m2) 各コーナーでの在館者密度を表示します。室名が表示されている行では、 室の在館者密度が表示されます。 【8】面積(MJ/m2) 各コーナーの面積を表示します。室名が表示されている行では、コーナー が配置されていない残りの部分の面積を表示します。 【9】人数(人) 各コーナーでの避難者の人数を表示します。室名が表示されている行では、 コーナーが配置されていない残りの部分での人数を表示します。 積載可燃物の発熱量算定根拠 Avoid 避難安全 提出書類ガイド【2】 10 第 2 章 入力情報【階】・ 【全館】 【1】室名 コーナーが配置された室の名称が表示されます。 「↑」と表示されている場 合は、上記名称の室に含まれている部分であることを示します。 【2】ql(MJ/m2) 「総発熱量」を「全体面積」で除した数値を表示します。この数値が室全体 の面積按分によって算定された積載可燃物の発熱量になります。 【3】全体面積(m2) 室全体の面積が示されます。 【4】総発熱量(MJ) 室全体の発熱量が示されます。 【5】区分名 室内に配置された各コーナーの名称が表示されます。コーナーが配置され ていない部分は室名が表示されます。 【6】用途 各コーナーの用途を表示します。室名が表示されている行では、室の用途 が表示されます。 【7】ql(MJ/m2) 各コーナーでの積載可燃物の発熱量を表示します。室名が表示されている 行では、室の積載可燃物の発熱量が表示されます。 【8】面積(MJ/m2) 各コーナーの面積を表示します。室名が表示されている行では、コーナー が配置されていない残りの部分の面積を表示します。 【9】発熱量(MJ) 各コーナーでの発熱量を表示します。室名が表示されている行では、コー ナーが配置されていない残りの部分での発熱量を表示します。 Avoid 避難安全 提出書類ガイド【2】 11 第 2 章 入力情報【階】・ 【全館】 7.扉一覧 各室に配置された扉の情報が一覧状に表示されます。 「その他室」に配置された扉は検証計算に関係しません。したがって扉 一覧にも「その他室」に配置された扉の情報は表示されません。 【1】所属室 扉が配置されている室の名称が表示されます。 【2】名称 各扉の名称が表示されます。 扉がグループ設定をされている場合は、名称の前の部分にグループ内で 避難経路の対象として設定された扉の名称が示されます。 【3】タイプ 各扉の形状的な種類を示します。 Avoid 避難安全 提出書類ガイド【2】 12 第 2 章 入力情報【階】・ 【全館】 【4】幅(m) 各扉の全体の幅(m)を示します。 煙伝播量の算定は「幅(m)」の数値を使用して扉の面積の計算を行い ます。 【5】有効幅(m) 各扉の避難に有効な部分の幅(m)を示します。 出口通過時間などの算定時は「有効幅(m)」の数値を利用して行なわ れます。 【6】高さ(m) 各扉の高さ(m)を表示します。 【7】防煙性能 各扉に設定された防煙性能を示します。「その他」 「一号」「二号」「その他 (閉鎖)」の 4 種類があります。 【8】Aop(m2) 幅(m)×高さ(m)によって計算された扉の面積です。煙伝播量を算定す る際の基礎数値となります。 【9】地上 扉の設定項目の 1 つである「地上への出口」の設定状況を示します。「○」 の場合は地上への扉であることを示し、 「-」の場合は室と室の間の扉であ ることを示します。 【10】出火時不使用 扉の設定項目の 1 つである「出火時使用しない」の設定状況を示します。 「○」の場合は設定がオン、 「-」の場合は設定がオフであることを示します。 【9】~【10】の各設定の詳細についてはユーザガイドなどをご覧くださ い。 Avoid 避難安全 提出書類ガイド【2】 13 第 2 章 入力情報【階】・ 【全館】 8.窓一覧 各室に配置された窓の情報が一覧状に表示されます。 「その他室」に配置された窓は検証計算に関係しません。したがって窓 一覧にも「その他室」に配置された窓の情報は表示されません。 窓が 1 つも配置されていない場合は窓一覧は表示されません。 窓は階・全館の煙降下時間算定時に関係します。 【1】所属室 窓が配置されている室の名称が表示されます。 【2】名称 各窓の名称が表示されます。 【3】幅(m) 各窓の幅(m)を表示します。 【4】幅(m) 各窓の高さ(m)を示します。 【5】防煙性能 各窓に設定された防煙性能を示します。「その他」 「一号」「二号」「その他 (閉鎖)」の 4 種類があります。 Avoid 避難安全 提出書類ガイド【2】 14 第 2 章 入力情報【階】・ 【全館】 【6】Aop(m2) 幅(m)×高さ(m)によって計算された窓の面積です。煙伝播量を算定す る際の基礎数値となります。 9.シャッター一覧 各室に配置されたシャッターの情報が一覧状に表示されます。 「その他室」に配置されたシャッターは検証計算に関係しません。した がってシャッター一覧にも「その他室」に配置されたシャッターの情報は 表示されません。 シャッターが 1 つも配置されていない場合はシャッター一覧は表示され ません。 シャッターは階・全館の煙降下時間算定時に関係します。 シャッター一覧で表示される項目は窓一覧と同じものになります。 【1】所属室 シャッターが配置されている室の名称が表示されます。 【2】名称 各シャッターの名称が表示されます。 【3】幅(m) 各シャッターの幅(m)を表示します。 Avoid 避難安全 提出書類ガイド【2】 15 第 2 章 入力情報【階】・ 【全館】 【4】幅(m) 各シャッターの高さ(m)を示します。 【5】防煙性能 各シャッターに設定された防煙性能を示します。「その他」 「一号」「二号」 「その他(閉鎖)」の 4 種類があります。 【6】Aop(m2) 幅(m)×高さ(m)によって計算された窓の面積です。煙伝播量を算定す る際の基礎数値となります。 10.排煙装置一覧 各室に配置された排煙装置の情報が一覧状に表示されます。 室に設定された排煙方式とは異なる排煙装置が設置されている場合、そ の排煙装置の情報は出力されません。 排煙装置が 1 つも配置されていない場合は排煙装置一覧は表示されませ ん。 Avoid 避難安全 提出書類ガイド【2】 16 第 2 章 入力情報【階】・ 【全館】 【1】所属室 排煙装置が配置されている室の名称が表示されます。 【2】所属区画 各排煙装置が配置されている防煙区画名称が表示されます。防煙区画が配 置されていない場合は「室全体」と表示されます。 複数の防煙区画にまたがって排煙装置が配置されている場合は検証計 算において有効とはなりません。また、出力もされません。 【3】種類 各排煙装置の種類を示します。 「自然排煙装置」、 「スモークタワー」、 「機械 排煙装置」、「機械給気装置」のいずれかになります。 【4】名称 各排煙装置の名称が表示されます。 【5】連動グループ 各排煙装置に設定されている連動グループの数値を示します。 機械排煙装置は自動的に「1」となります。機械給気装置は「-」と表 示されます。 【6】高さ(m) 排煙装置が自然排煙装置の場合、自然排煙窓の高さ(m)を示します。自 然排煙装置以外の場合、「-」と表示されます。 【7】幅(m) 排煙装置が自然排煙装置の場合、自然排煙窓の幅(m)を示します。自然 排煙装置以外の場合、「-」と表示されます。 Avoid 避難安全 提出書類ガイド【2】 17 第 2 章 入力情報【階】・ 【全館】 【8】面積(m2) 排煙装置がスモークタワーの場合、スモークタワーの面積(m2)を示しま す。スモークタワー以外の場合、「-」と表示されます。 自然排煙装置の場合、限界煙層高さ(Hlim)の位置によって排煙側に寄 与する部分、給気に寄与する部分が異なるので、この部分では面積の数値 を示していません。 【9】風量(m3/ 分) 機械排煙装置及び機械給気装置の 1 分当たりの風量(m3/ 分)を示します。 その他の排煙装置の場合は「-」が表示されます。 【10】奥行(m) 自然排煙装置の場合、排煙窓の奥行(m)を示します。その他の排煙装置 の場合は「-」が表示されます。 【11】開口比率 自然排煙装置の場合、排煙窓の開口比率の数値を示します。その他の排煙 装置の場合は「-」が表示されます。 【12】取付高さ(m) 各排煙装置の取付高さ(m)を示します。機械給気装置の場合は「-」が 表示されます。 Avoid 避難安全 提出書類ガイド【2】 18 第 2 章 入力情報【階】・ 【全館】 機械給気装置の取付高さは検証計算に関係しません。 11.直通階段一覧 各階に配置された直通階段の情報が一覧状に表示されます。 直通階段への扉が配置されていない階には直通階段の情報は表示され ません。 直通階段が 1 つも配置されていない場合は直通階段一覧は表示されませ ん。 【1】名称 各直通階段の名称が表示されます。 同一の直通階段の中で最下階の情報が表示されている行に名称が表示 されす。それ以外の階の情報が表示されている行では「↑」が表示されます。 【2】階 直通階段が配置されている階数を表示します。 「2F - 4F」は 2 階から 4 階までが基準階として設定されていることを意 味します。 【3】Wst(m) 直通階段の各階に設定された有効幅員(m)を示します。 「Wst」という記号は避難安全検証法の告示の中では使用されていませ ん。Avoid 独自に使用している記号です。 Avoid 避難安全 提出書類ガイド【2】 19 第 2 章 入力情報【階】・ 【全館】 【4】Ast(m2) 直通階段の各階で設定された有効面積(m2)の数値が表示されます。 【5】ll(m) 直通階段内で、各階から直下階までの歩行距離(m)を示します。 【6】vup(m/ 分) 直通階段内での上り方向の歩行速度(m/ 分)を示します。 【7】vdown(m/ 分) 直通階段内での下り方向の歩行速度(m/ 分)を示します。 「vup」 「vdown」という記号は避難安全検証法の告示の中では使用されて いません。Avoid 独自に使用している記号です。 【8】全館煙降下除外 直通階段の設定項目の 1 つである「全館煙降下時間から除外」の設定状況 を示します。「○」の場合は設定がオンになっています。「-」の場合は設 定がオフになっています。 【8】の設定の詳細についてはユーザガイドなどをご覧ください。 Avoid 避難安全 提出書類ガイド【2】 20 第 2 章 入力情報【階】・ 【全館】 12.一般階段一覧 各階に配置された階段の情報が一覧状に表示されます。 「階段」はメゾネット状の計画時に使用される階段です。 「階段」を避難 に使用するには「メゾネット設定」が必要となっています。メゾネット設 定の詳細については「ユーザガイド」等をご覧ください。 階段が 1 つも配置されていない場合は一般階段一覧は表示されません。 【1】名称 各階段の名称が表示されます。 同一の階段の中で最下階の情報が表示されている行に名称が表示され す。それ以外の階の情報が表示されている行では「↑」が表示されます。 【2】階 階段が配置されている階数を表示します。 「2F - 4F」と表示されている場合は 2 階から 4 階までが基準階として設 定されていることを意味します。 【3】Wst(m) 階段の各階に設定された有効幅員(m)を示します。 「Wst」という記号は避難安全検証法の告示の中では使用されていませ ん。Avoid 独自に使用している記号です。 Avoid 避難安全 提出書類ガイド【2】 21 第 2 章 入力情報【階】・ 【全館】 【4】Ast(m2) 階段の各階で設定された有効面積(m2)の数値が表示されます。 【5】ll(m) 階段内で、各階から直下階までの歩行距離(m)を示します。 【6】vup(m/ 分) 階段内での上り方向の歩行速度(m/ 分)を示します。 【7】vdown(m/ 分) 階段内での下り方向の歩行速度(m/ 分)を示します。 「vup」 「vdown」という記号は避難安全検証法の告示の中では使用されて いません。Avoid 独自に使用している記号です。 13.竪穴一覧 各階に配置された竪穴の名称が表示されます。 竪穴が 1 つも配置されていない場合は竪穴一覧は表示されません。 【1】名称 各竪穴の名称が表示されます。 ここで表示される竪穴は「竪穴」「エレベーターシャフト」のみです。 Avoid 避難安全 提出書類ガイド【2】 22
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