設計業務委託特記仕様書 - 施設環境部

設計業務委託特記仕様書
業務名称:弘前大学(文京町)戦略本部棟等改修電気・機械設備設計業務
弘 前 大 学 施 設 環 境 部
部
長
課
長
係
長
担
当
設計業務委託特記仕様書
Ⅰ
業務概要
1.業務名称
弘前大学(文京町)戦略本部棟等改修電気・機械設備設計業務
2.計画施設概要
(1) 施 設 名 称
(2) 敷 地 の 場 所
(3) 施 設 用 途
大学事務局庁舎
青森県弘前市大字文京町1番地
大学
3.履行期限
弘前大学文京町団地構内
平成27年 3月 31日(火)
※履行期限の取扱いについては別紙「履行期限等説明書」による。
4.設計与条件
(1) 敷 地 の 条 件
a.敷 地 の 面 積
b.用 途 地 域 及 び 地 区 の 指 定
135,267㎡
用途地域:第1種中高層住居専用,市街化区域
防火地域:準防火地域
その他 :騒音・振動・悪臭規制地域,
道路、鉄道等交通施設(都市計画法)
日影規制:4時間,2.5時間
建ぺい率60% 容積率200%
(2) 施 設 の 条 件
a.施 設 の 延 べ 床 面 積
b.主 要 構 造 及 び 階 数
鉄 筋 コ ン ク リ ー ト 造 地 上 3 階 建 て (戦 略 本 部 棟 )、 ブ ロ
ッ ク 造 地 上 1 階 建 て (守 衛 所 )
(3) 建 設 の 条 件
建設工期
平成27年6月から平成28年3月
(4) 設 計 与 条 件
詳細な設計条件
別添の「施設概要書」による。
(5) 業 務 の 対 象
Ⅱ
2 , 3 4 9 ㎡ (戦 略 本 部 棟 (045))、 5 4 ㎡ (守 衛 所 (048))
本部棟工事の基本設計・実施設計及び守衛所、移転場所
の実施設計。工事予算が2種別になるので、設計図、数
量調書、積算内訳書を区分して整理すること。
業務仕様
特記仕様書に記載されていない事項は、「公共建築設計業務委託共通仕様書(統一基
準)(平成 21 年版)」による。
1.特記仕様書の適用
(1) 特 記 仕 様 書 に 記 載 さ れ た 特 記 事 項 の 中 で ・ 印 の 付 い た も の に つ い て は 、 ○ 印 の 付 い
たものを適用する。
(2) 表 中 各 欄 に 数 字 、 文 字 、 記 号 等 を 記 入 す る 事 項 に つ い て は 、 記 入 し て あ る 事 項 の み
を適用する。
(3)
印 又 は ×印 で 抹 消 し た 事 項 は 、 全 て 適 用 し な い 。
2.公共建築設計業務委託共通仕様書における読替等
(1) 公 共 建 築 設 計 業 務 委 託 共 通 仕 様 書 中 「 調 査 職 員 」 と あ る の は 、 「 監 督 職 員 」 に 読 み
替えるものとする。
3.管理技術者の資格要件
管理技術者の資格要件は次による。
・ 建 築 士 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 202 号 ) に よ る 一 級 建 築 士
・ 建 築 士 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 202 号 ) に よ る 建 築 設 備 士
○
・
4.プロポーザル方式により業務を受注した場合の業務履行
受注者は、プロポーザル方式により設計業務を受注した場合には、技術提案書により
提案された履行体制により当該業務を履行する。
- 1 -
5.計画通知における設計者
計画通知における設計者は次による。
・ 受注者
○
・発注者
6.業務範囲
(1) 一 般 業 務
委託した業務内容のうち、対象外業務等欄に記載された業務は、発注者が行うものとする。
①基本設計
業
務
内
容
(ⅰ)要求等の確認
(ⅱ)設計条件の変更等の場
合の協議
(ⅰ)法令上の諸条件の調査
(ⅱ)計画通知に係る関係機
関との打合せ
(1)設 計 条 件 等 の
整理
(2)法 令 上 の 諸 条
件の調査及び
関連機関との
の打合せ
(3)上 下 水 道 、 ガ ス 、 電 力 、 通 信 等 の 供 給 状 況 の
調査及び関係機関との打合せ
(4)基 本 設 計 方 針
(ⅰ)総合検討
の策定
(ⅱ)基本設計方針の策定及
び説明
(5)基 本 設 計 図 書 の 作 成
(6)概 算 工 事 費 の 検 討
(7)基 本 設 計 内 容 の 説 明 等
委託
・
○
・
○
対象外業務等
・
○
・
○
・
○
・
○
・
○
・
○
・
○
・
○
②実施設計(建築)
業
総合(意匠)
(1) 要 求 等 の 確 認
(2) 法 令 上 の 諸 条 件
の調査及び関係
機関との打合せ
(3) 実 施 設 計 方 針 の
策定
務
内
容
委託
(ⅰ ) 要 求 等 の 確 認
・
(ⅱ ) 設 計 条 件 の 変 更 等 の 場 合 の
協議
・
(ⅰ ) 法 令 上 の 諸 条 件 の 調 査
・
(ⅱ ) 計 画 通 知 に 係 る 関 係 機 関
との打合せ
・
(ⅰ ) 総 合 検 討
・
(ⅱ ) 実 施 設 計 の た め の 基 本 事 項
の確定
(ⅲ ) 実 施 設 計 方 針 の 策 定 及 び 説
明
(4) 実 施 設 計 図 書 の
作成
・
・
(ⅰ ) 実 施 設 計 図 書 の 作 成
・
(ⅱ ) 計 画 通 知 図 書 の 作 成
・
(5) 概 算 工 事 費 の 検 討
・
(6) 実 施 設 計 内 容 の 説 明 等
・
構造
(1) 要 求 等 の 確 認
(2) 法 令 上 の 諸 条 件
の調査及び関係
機関との打合せ
(ⅰ ) 要 求 等 の 確 認
・
(ⅱ ) 設 計 条 件 の 変 更 等 の 場 合 の
協議
・
(ⅰ ) 法 令 上 の 諸 条 件 の 調 査
・
(ⅱ ) 計 画 通 知 に 係 る 関 係 機 関
との合せ
・
- 2 -
対象外業務等
(3) 実 施 設 計 方 針 の
策定
(ⅰ ) 総 合 検 討
・
(ⅱ ) 実 施 設 計 の た め の 基 本 事
項の確定
(ⅲ ) 実 施 設 計 方 針 の 策 定 及 び
説明
(4) 実 施 設 計 図 書 の
作成
・
・
(ⅰ ) 実 施 設 計 図 書 の 作 成
・
(ⅱ ) 計 画 通 知 図 書 の 作 成
・
(5) 概 算 工 事 費 の 検 討
・
(6) 実 施 設 計 内 容 の 説 明 等
・
②実施設計(設備)
業
(1) 要 求 等 の 確 認
(2) 法 令 上 の 諸 条 件
の調査及び関係
機関との打合せ
(3) 実 施 設 計 方 針 の
策定
務
内
容
委託
(ⅰ ) 要 求 等 の 確 認
・
○
(ⅱ ) 設 計 条 件 の 変 更 等 の 場 合 の
協議
・
○
(ⅰ ) 法 令 上 の 諸 条 件 の 調 査
・
○
(ⅱ ) 計 画 通 知 に 係 る 関 係 機 関 と
の打合せ
・
○
(ⅰ ) 総 合 検 討
・
○
(ⅱ ) 実 施 設 計 の た め の 基 本 事 項
の確定
(ⅲ ) 実 施 設 計 方 針 の 策 定 及 び
説明
(4) 実 施 設 計 図 書 の
作成
対象外業務等
・
○
・
○
(ⅰ ) 実 施 設 計 図 書 の 作 成
・
○
(ⅱ ) 計 画 通 知 図 書 の 作 成
・
○
(5) 概 算 工 事 費 の 検 討
・
○
(6) 実 施 設 計 内 容 の 説 明 等
・
○
③設計意図の伝達
業
務
内
容
委託
(1) 設 計 意 図 を 正 確 に 伝 え る た め の 質 疑 応 答 、 説 明 等
・
(2) 工 事 材 料 、 設 備 機 器 等 の 選 定 に 関 す る 設 計 意 図 の
観点からの検討、助言等
・
1)
対象外業務等
本業務の管理技術者等は、当該工事の受注者等による施工の体制・資機材メーカ
ー等の決定を受けて、設計意図(施工留意事項を含む。)を工事受注者等及び発注
者に正確に伝えるとともに、設計図書に示された設計内容を実現させるための業務
を行う。
主な業務内容
・施設利用者等の要望する教育・研究環境に関する意図伝達
・意匠・構造・設備計画に関する意図伝達
・色彩等計画書、サイン計画書の作成及び意図伝達
・受注者が作成する保全に関する資料作成の協力
・施設使用条件書の作成及び意図伝達
2)
業務の範囲
- 3 -
業務の範囲は次のとおりとする。
a.設計意図の伝達に係る以下の施工図等の確認(別途発注する工事監理業務で行
う施工図の承諾に資するため、予め工事監理業務受注者に設計意図の内容を書面
で伝達すること。)
①工事受注者等が資機材メーカー等を決定した後に、納まり等の設計内容を確
認する必要がある次に示す施工図等
・金属、建具、及び内装工事(平面詳細図含む)の施工図確認及び検討
②意匠・構造等、設計上重要な内容で、施工図等の詳細が定まらなければ、設
計意図の伝達を確認することが出来ないような設計内容に関する次に示す施
工図等
・耐震改修(取合い等を含む)
・外部及び内部建具と内装仕上の取合い
・各室の内装等
・各部配筋、納まりの検討
・杭芯ずれによる構造検討
・設備工事との整合(貫通孔等)
・設備スペース、天井内の納まり等
・ユニット及びその他、排水、舗装等の施工図
・居室環境に関して設計時に配慮した事項の確認
③その他発注者が必要と判断した次に示す業務
・設計図書に記載されている基本性能に関する打合せ、対応及び確認
・工事受注者から提出された総合評価のVE提案に基づく施工計画内容の
確認
・完成図の確認
設計図書の定めにより工事受注者等が提出する完成図について、その
内容が適切であるか否かを確認し、結果を監督職員に報告する。この確
認の結果、適切でないと認められる場合には、工事受注者等に対して修
正を求めるべき事項を検討し、その結果を監督職員に報告する。
b.工事発注後の工事監理において発注者(若しくは工事受注者)からの設計図書
と現場の差異(図面の記載漏れ・誤り・意匠・構造・設備相互の図面不整合によ
るもの等)にかかるもの及び建築基準法・消防法等の法規にかかる質疑・確認等
について、内容の検討・確認をして書面にて回答する。また、発注者(若しくは
工事受注者)及び施設利用者から設計に関する質疑・検討依頼があった場合に、
回答、説明等を行うものとする。
c.色彩等計画書の作成
仕上げ材料(設備機材等の仕上げを含む。)の色彩、柄等について色彩等計画
書としてまとめる。
d.設計内容に関する疑義(設計図書の不備に起因するものを除く。)について検
討及び検討結果の報告を行い、設計内容疑義報告書としてまとめる。
e.保全に関する資料
・工事受注者等が作成する保全に関する資料作成への協力
(設計趣旨・初期性能他、設計上の保全留意事項を工事受注者等に提示)
・施設使用条件書の作成
(2) 追 加 業 務
・ 積 算 業 務 ( 施 設 整 備 補 助 金 工 事 (耐 震 補 強 )と 学 内 資 金 工 事 (機 能 改 善 )の 数 量 ・ 内 訳
○
金額を分け内訳書を作成する)
(積算数量算出書、積算数量調書、単価調書(複合単価作成、刊行物単価比較、
見積比較(見積徴収)を含む。)、内訳書)
・透視図作成
〔 種 類 (パ ー ス )、 判 の 大 き さ (A3)、 枚 数 (3 枚 )及 び 白 黒 ・ カ ラ - の 別 (カ ラ - )〕
・ 計画通知申請手続き業務(手数料を含む)
○
・ 省エネルギー関係計算書の作成および申請手続き業務
○
・ コスト縮減検討報告書の作成
○
設計にあたって、コスト縮減対策として有効なものとして採択した事項及び縮減
効果等をコスト縮減検討報告書として取りまとめを行う。
・ グリーン購入計画書の作成
○
設計にあたって、環境負荷を低減できる材料等について検討を行い、設計に反
映させるものとし、その検討内容をグリーン購入計画書として取りまとめを行う。
・ リサイクル計画書の作成
○
設計にあたって、建設副産物対策(発生の抑制、再利用の促進、適正処理の徹
底)について検討を行い、設計に反映させるものとし、その検討内容をリサイク
ル計画書として取りまとめを行う。
- 4 -
・ 環境保全性能評価の実施
○
設計成果について、下記により評価を実施し、その結果を提出する。
① 総 合 的 な 環 境 保 全 性 能 の 評 価 ( 建 築 物 総 合 環 境 性 能 評 価 シ ス テ ム (CASBEE
- 新 築 、 CASBEE- 改 修 ))
② 生 涯 二 酸 化 炭 素 排 出 量 ( LCCO 2 ) の 評 価 ( グ リ ー ン 庁 舎 評 価 シ ス テ ム (GBES)、
グ リ ー ン 診 断 ・ 改 修 計 画 シ ス テ ム (GBES-Re))
・ 概略工事工程表の作成
○
・ 実施設計内容説明用資料の作成及び説明
○
・ 市町村条例による都市景観関係届出書の作成及び届出
○
・ 防火対象物工事等計画届出書の作成及び届出
○
・ エネルギーの使用の合理化に関する法律による届出書の作成及び届出
○
・ 非 構 造 部 材 の 耐 震 化 の 検 討 (図 面 ・資 料 作 成 を 含 む )
・ 既 存 構 造 部 の 強 度 確 認 (コ ン ク リ ー ト 強 度 調 査 )
7.業務の実施
(1) 一 般 事 項
① 業務は、提示された設計与条件、適用基準類によって行う。
② 業務の着手にあたり、目標となる工事費は監督職員と協議するものとする。
(2) 環 境 保 全 性 能
・ 室の用途や地域の環境特性に配慮し、イニシャルコスト及びランニングコストを
○
踏まえた上で、熱負荷の低減に有効な手法を検討すること。
(3) 環 境 配 慮 型 プ ロ ポ ー ザ ル 方 式 に お い て 実 施 す べ き と 判 断 し た 技 術 提 案
・ 技術提案書で提案された環境配慮設計については、コスト及び効果について、具体
○
的な検討を行い報告すること。
・ 技術提案書で提案された環境配慮設計については、実現に向けて問題点を検討し、
○
問題がある場合は、改善策の提案を行い、調査職員の承諾を得て業務を遂行する。
・ 技術提案書で提案された環境配慮設計については、実現の可否を検討する。
○
(4) 協 議 及 び 記 録
協議は次の時期に行い、その記録を書面に残すものとする。
① 監督職員又は管理技術者が必要と認めたとき
② 建築(意匠)の一般図作成前
③ 構造設計の方針を確定する前
(5) 適 用 基 準 類
関係法令のほか、次の基準等による。ただし、適用については、実施設計時の最新
のものとする。
① 共 通
・ 官庁施設の総合耐震計画基準(統一基準)
○
②
建築
・公共建築工事標準仕様書(統一基準)(建築工事編)
・文部科学省建築工事標準仕様書(特記基準)
・公共建築改修工事標準仕様書(統一基準)(建築工事編)
・文部科学省建築改修工事標準仕様書(特記基準)
・建築構造設計指針
③
建築積算
・ 公 共 建 築 数 量 積 算 基 準 (統 一 基 準 )
・ 公 共 建 築 工 事 内 訳 書 標 準 書 式 (統 一 基 準 )(建 築 工 事 編 )
・ 公 共 建 築 工 事 見 積 標 準 書 式 (統 一 基 準 )(建 築 工 事 編 )
・公共建築工事積算基準(統一基準)
・公共建築工事標準単価積算基準(統一基準)
・文教施設工事積算要領(建築工事編)※
④
設備
・ 公共建築工事標準仕様書(統一基準)(電気設備工事編)
○
・ 文部科学省電気設備工事標準仕様書(特記基準)
○
・ 公 共 建 築 改 修 工 事 標 準 仕 様 書 (統 一 基 準 )(電 気 設 備 工 事 編 )
○
・ 公 共 建 築 設 備 工 事 標 準 図 (統 一 基 準 )(電 気 設 備 工 事 編 )
○
・ 文部科学省電気設備工事標準図(特記基準)
○
・ 文部省電気設備工事設計資料※
○
・ 建築設備耐震設計・施工指針(国土交通省国土技術政策総合研究所監修)
○
・ 公共建築工事標準仕様書(統一基準)(機械設備工事編)
○
・ 文部科学省機械設備工事標準仕様書(特記基準)
○
・ 公 共 建 築 改 修 工 事 標 準 仕 様 書 (統 一 基 準 )(機 械 設 備 工 事 編 )
○
・ 公 共 建 築 設 備 工 事 標 準 図 (統 一 基 準 )(機 械 設 備 工 事 編 )
○
- 5 -
・ 文部科学省機械設備工事標準図(特記基準)
○
・ 文部省機械設備工事設計資料※
○
・ 建築設備計画基準(国土交通省大臣官房営繕部設備・環境課監修)
○
・ 建築設備設計基準(国土交通省大臣官房営繕部設備・環境課監修)
○
⑤
設備積算
・ 公 共 建 築 設 備 数 量 積 算 基 準 (統 一 基 準 )
○
・ 公 共 建 築 工 事 内 訳 書 標 準 書 式 (統 一 基 準 )(設 備 工 事 編 )
○
・ 公 共 建 築 設 備 工 事 見 積 標 準 書 式 (統 一 基 準 )(設 備 工 事 編 )
○
・ 公共建築工事積算基準(統一基準)
○
・ 公共建築工事標準単価積算基準(統一基準)
○
・ 文部科学省建築工事標準単価積算基準(特記基準)※
○
・ 文教施設工事積算要領(設備工事編)※
○
⑥
土木
・文部科学省土木工事標準仕様書
・国土交通省制定土木構造物標準設計
(6) 参 考 資 料
業務の実施に当たり、参考とする資料は次のものとする。
・ 既存建物設計図書 ※
○
但し、既存図面は現地の実態を調査し、必要箇所を修正のうえ作成すること。
調査にあたっては内装・構造等のほか、天井内、ピット・共同構内等の設備配管・
配線等も含む、実測・目視確認等を行い、十分に把握した上で設計に反映する事。
また、耐震診断報告書については、コンクリート強度調査を実施し、耐震診断を
精査したうえで、耐震補強の検討、構造計算をすること。
・既存建物耐震診断書 ※
・既存建物コンクリート強度調査報告書 ※
・地盤調査報告書
(7) 適 用 基 準 類 及 び 参 考 資 料 の 貸 与
適用基準類及び参考資料のうち※印を付したものは,1部貸与することができる。
- 6 -
8.成果物及び提出部数等
(1) 基 本 設 計
陽 画 焼
成
果
物
原図
製本形態
摘
要
又は複写
一般業務
a . 総 合 (意 匠 )
・基本計画説明書
・基本設計図
仕様概要書
仕上概要書
面積表及び求積図
敷地案内図
配置図
平面図(各階)
断面図
立面図
矩計図(主要部詳細)
日影図
移転改修計画図
・工事費概算書
各
各
部
部
(
(
)部
)部
ファイル綴じ
ファイル綴じ
A3判
A3判
各
部
(
)部
ファイル綴じ
A4判
b.構造
・構造計画説明書
・構造計画概要書
・工事費概要書
各
各
各
部
部
部
(
(
(
)部
)部
)部
フ ァ イ ル 綴じ
A3判
A3判
A4判
c . 設 備 (電 気 )
・ 電気設備計画説明書
○
・ 電気設備設計概要書
○
・ 工事費概算書
○
・ 各種技術資料
○
各1部
各1部
各1部
各1部
(
(
(
(
2 )部
2 )部
2 )部
2 )部
ファイル綴じ
ファイル綴じ
ファイル綴じ
ファイル綴じ
A3判
A3判
A4判
A4判
d . 設 備 (給 排 水 衛 生 設 備 )
・ 給排水衛生設備計計画説明書
○
・ 給排水衛生設備設計概要書
○
・ 工事費概算書
○
・ 各種技術資料
○
各1部
各1部
各1部
各1部
(
(
(
(
2 )部
2 )部
2 )部
2 )部
ファイル綴じ
ファイル綴じ
ファイル綴じ
ファイル綴じ
A3判
A3判
A4判
A4判
e . 設 備 (空 調 換 気 設 備 )
・ 空調換気設備計画説明書
○
・空 調 換 気 設 備 設 計 概 要 書
○
・ 工事費概算書
○
・ 各種技術資料
○
各 部
各1部
各1部
各1部
(
(
(
(
2 )部
2 )部
2 )部
2 )部
ファイル綴じ
ファイル綴じ
ファイル綴じ
ファイル綴じ
A3判
A3判
A4判
A4判
f . 設 備 (昇 降 機 等 )
・ 昇降機等計画説明書
○
・ 昇降機等設計概要書
○
・ 工事費概算書
○
・ 各種技術資料
○
各1部
各1部
各1部
各1部
(
(
(
(
2 )部
2 )部
2 )部
2 )部
ファイル綴じ
ファイル綴じ
ファイル綴じ
ファイル綴じ
A3判
A3判
A4判
A4判
g.土木
・土木計画説明書
・土木設計概要書
・仕様概要書
・工事費概算書
・各種技術資料
各
各
各
各
各
部
部
部
部
部
(
)部
各1部
(
)部
ファイル綴じ
A4判
各1部
各1部
(
(
2 )部
2 )部
ファイル綴じ
ファイル綴じ
A4判
A4判
ファイル綴じ
A4判
h.追加業務
・透視図
・透視図の写真
・模型
・模型の写真
・ コスト縮減検討報告書
○
・ 概略工事工程表
○
i.その他
・ 各技術資料
○
各1部
- 7 -
A
判
・(
)
j.電子データ
・ a~iまでの電子データ
○
(※を除く
)
(1 )部
(1 )部
(注 ): 「 総 合 」 と は 、 建 築 物 の 意 匠 に 関 す る 設 計 並 び に 意 匠 、 構 造 及 び 設 備 に 関 す る 設 計 を
取りまとめる設計を言う。
:「構造」及び設備の成果物は、「総合」の成果物の中に含めることができる。
:「計画説明書」には、設計趣旨及び計画概要に関する記載を含む。
:「設計概要書」には、仕様概要及び計画図に関する記載を含む。
:基本設計図は、適宜、追加してもよい。
:成果物は、監督職員の指示により製本し、原図はケ-ス収納とする。
(2) 実 施 設 計
陽 画 焼
成
果
物
原図
製本形態
摘
又は複写
a.建築(意匠)
・建築(意匠)設計図
特記仕様書
仕様概要表
仕上表
面積表及び求積図
敷地案内図
配置図
平面図(各階・各種)
断面図
立面図
矩計図(主要部詳細)
展開図
天井伏図
平面詳細図
断面詳細図
部分詳細図
建具表
外構図
サイン図
撤去図
仮設計画図
移転改修・復旧図
・関係官庁等の届出書又は申請書
b.建築(構造)
・建築(構造)設計図
特記仕様書
伏図(各階)
軸組図
各部断面図
標準詳細図
各部詳細図
・構造計算書
c.電気設備
・ 電気設備設計図
○
特記仕様書
電灯設備図
動力設備図
電熱設備図
雷保護設備図
受変電設備図
発電設備図
構内情報通信網設備図
構内交換設備図
映像・音響設備図
各
部
(
(
)部
)部
二つ折り製本 A1判
ファイル綴じ A3判
各
部
(
)部
ファイル綴じ A4判
各
部
(
(
)部
)部
二つ折り製本 A1判
フ ァ イ ル 綴じ A3判
各
部
(
)部
ファイル綴
じ
各1部
(
2 )部
- 8 -
A4判
二つ折り製本 A1判
フ ァ イ ル 綴じ A3判
要
拡声設備図
誘導支援設備図
テレビ共同受信設備図
監視カメラ設備図
防犯・入退室管理設備図
火災報知設備図
中央監視制御設備図
構内配電線路図
構内通信線路図
撤去図
仮設工事図
・ 電気設備設計計算書
○
(安全衛生チェックリスト含む)
・ 関係官庁等の届出書又は申請書
○
d.機械設備
・ 空気調和設備設計図
○
特記仕様書
案内図
建物配置図
機器表
各系統図
空気調和設備図
暖房設備図
換気設備図
動力設備図
自動制御設備図
核燃(RI)空気調和設備図
支障切り回し暖房設備図
既設空気調和設備撤去図
・ 給排水衛生設備設計図
○
特記仕様書
機器表
各系統図
衛生器具図
給水設備図
排水設備図
給湯設備図
消火設備図
ガス設備図
動力設備図
自動制御設備図
核燃(RI)排水設備図
支障切り回し衛生設備図
屋外設備図
既設衛生設備撤去図
・ 昇降機設備設計図
○
特記仕様書
昇降機設備図
・ 空調換気設備設計計算書
○
(安全衛生チェックリスト含む)
・ 給排水衛生設備設計計算書
○
・ 昇降機設備設計計算書
○
・核燃(RI)設備設計計算書
・ 関係官庁等の届出書又は申請書
○
各1部
(
2 )部
フ ァ イ ル 綴じ A4判
各1部
(
2 )部
フ ァ イ ル 綴じ A4判
各1部
(
2 )部
二つ折り製本 A1判
フ ァ イ ル 綴じ A3判
各1部
(
2 )部
二つ折り製本 A1判
フ ァ イ ル 綴じ A3判
各1部
(
2 )部
二つ折り製本 A1判
フ ァ イ ル 綴じ A3判
各1部
(
2 )部
フ ァ イ ル 綴じ A4判
各1部
各1部
(
(
2 )部
2 )部
フ ァ イ ル 綴じ A4判
フ ァ イ ル 綴じ A4判
各1部
(
2 )部
フ ァ イ ル 綴じ A4判
e . 建 築 積 算 (昇 降 機 設 備 含 む )
※2種別の予算区分に区別する
・建築工事積算数量算出書
・建築工事積算数量調書
・建築工事単価調書
・建築工事内訳書
各
各
各
各
部
部
部
部
(
(
(
(
)部
)部
)部
)部
ファイル綴じ
ファイル綴じ
ファイル綴じ
ファイル綴じ
A4判
A4判
A4判
A4判
f.電気設備積算
※2種別の予算区分に区別する
・ 電気設備工事積算数量算出書
○
・ 電気設備工事積算数量調書
○
・ 電気設備工事単価調書
○
・ 電気設備工事内訳書
○
各1部
各1部
各1部
各1部
(
(
(
(
2 )部
2 )部
2 )部
2 )部
ファイル綴じ
ファイル綴じ
ファイル綴じ
ファイル綴じ
A4判
A4判
A4判
A4判
A4判
g.機械設備積算
- 9 -
※2種別の予算区分に区別する
・ 機械設備工事積算数量算出書
○
・ 機械設備工事積算数量調書
○
・ 機械設備工事単価調書
○
・ 機械設備工事内訳書
○
h.その他
・防災計画
・ 省エネルギー関係計算書
○
・ コスト縮減検討報告書
○
・ リサイクル計画書
○
・ 概略工事工程表
○
・ 環境保全性能評価
○
・緑化計画書
・バリアフリー関係届出書
・ 都市景観関係届出書
○
・建築物の環境配慮関係届出書
・雨水流出抑制施設設置計画書
・電波伝搬障害防止地域における
・高層建築物等に係る届出書
・ 設計説明書
○
・ 実施設計内容利用者説明用資料
○
i.資料
・ 各技術資料
○
・構造計算データ
・ 各記録書
○
・ 各数量根拠資料
○
・ 各積算根拠資料
○
・ 打合せ記録
○
l.電子データ
・ a~iまでの電子データ
○
但し、次のものを除く
(
)
(
)
各1部
各1部
各1部
各1部
(
(
(
(
2 )部
2 )部
2 )部
2 )部
ファイル綴じ
ファイル綴じ
ファイル綴じ
ファイル綴じ
各1部
(
2 )部
ファイル綴じ A4判
各1部
(
2 )部
ファイル綴じ A4判
(3 )部
(3 )部
A4判
A4判
A4判
A4判
(注 ): 建 築 ( 構 造 ) の 成 果 物 は , 建 築 ( 意 匠 ) 実 施 設 計 の 成 果 物 の 中 に 含 め る こ と も
できる。
:設計図は、適宜追加してもよい。
:成果物は、監督職員の指示により、製本とし、原図はケ-ス収納とする。また、
その他の成果物は、キャビネット箱入りとし、工事名・内容を記載し納品するこ
と。
:積算数量算出書には、拾い図等を含む。
(2) 設 計 意 図 伝 達
陽 画 焼
成
果
物
原図
製本形態
摘
又は複写
・入居者説明資料
・意図伝達資料及び質疑等記録
・色彩等計画書
・保全に関する資料
(保全留意事項)
・施設使用条件書
・重点項目一覧表
・月間業務計画書
・月間業務報告書
・打合せ記録
・関係官庁等の届出書又は申請書
各
部
- 10 -
(
)部
A
判
要
l.電子データ
・a~iまでの電子データ
但し、次のものを除く
(
)
(
)
(
)部
(
)部
(注 ): 「 構 造 」 の 成 果 物 は 、 総 合 ( 意 匠 ) 実 施 設 計 の 成 果 物 の 中 に 含 め る こ と も で き る 。
:設計図は、適宜、追加してもよい。
:成果物は、監督職員の指示により、製本し、原図はケース収納とする。
9.成果物の体裁等
(1) 実 施 設 計 の 設 計 原 図 に は 、 表 題 欄 に 設 計 業 務 名 、 受 注 者 名 表 示 ・ 押 印 、 工 事 名 称 、
図面名称、縮尺、図面番号及び発注部局表示・押印等の欄を設ける。
(2)電 子 デ ー タ の 提 出 は 下 記 に よ る 。
①提出メディアは次による。
・ CD-R又はDVD-R
○
・
②ファイル形式は次による。
CAD デ ー タ は 次 の 3 形 式 を 作 成 す る 。
CAD 作 成 ソ フ ト の フ ァ イ ル 形 式
SXF( P21 形 式 ) Ver.2.0 レ ベ ル 2 以 上 又 は JWW 又 は DXF
PDF フ ァ イ ル ( Acrobat7 以 下 で 作 成 の も の )
CAD 以 外 の デ ー タ は 、 次 の PDF 形 式 及 び デ ー タ 作 成 ソ フ ト の 2 形 式 を 作 成 す る 。
PDF フ ァ イ ル ( Acrobat7 以 上 で 作 成 の も の )
一 太 郎 2007 形 式 以 上 で の 保 存
Microsoft Word
Word2003 形 式 以 上 で の 保 存
Microsoft Excel Excel2003 形 式 以 上 で の 保 存
ア プ リ ケ ー シ ョ ン 画 像 フ ァ イ ル ( JPEG 形 式 及 び GIF 形 式 )
上記に加え監督職員が認めたファイル形式
③電子媒体の提出は、別紙1のとおりとする。なお、電子データの成果物に対する共通
仕様書に基づく署名又は捺印は、別紙1の措置をもって代えることとする。
④提出されたCADデータは、当該施設に係る工事の受注者に貸与し当該工事における
施工図及び完成図の作成に設計業務委託契約要項第8条第1項の規定の範囲で利用す
ることができる。
10.ワンデーレスポンスの実施について
本業務の対象工事は、ワンデーレスポンス実施対象工事である。
ワンデーレスポンスとは、受注者等からの質問、協議に対して、受注者は、基本的に
「その日のうちに」回答するよう対応することである。なお、即日回答が困難な場合に、
いつまでに回答が必要なのかを受注者と協議のうえ、回答期限を設けるなど、何らかの
回答を「その日のうち」にすることを含むものとする。
- 11 -
別紙1 電子媒体の提出について
電子媒体の提出は以下の通りとする。
1)CD-Rのラベルに直接署名又は捺印を行う。
2)受注者は、電子媒体の内容の原本性を証明するために、下に定める様式(電子
媒体納品書)に署名又は捺印の上、電子媒体と共に提出する。
業務番号:○○○○○○○○○○
1/3
○○○○○○○○○○○○設計業務
主任監督職員
平成○年○月
管理技術者
監督職員
発注者:○○○○○○○○
受注者:○○○○○○○○株式会社
ウィルスチェックに関する情報
ウィルス対策ソフト名:○○○○
チェック年月日:○○○○年○月○日
CD-Rフォーマット形式:JOLIET
CD-R のラベル記載例
電子媒体納品書の書式例
別紙
履行期限等説明書
1.履行期限について
履行期限 平成 27年
3月
31日(火)
ただし、次の指定する成果物については設計業務委託契約要項第32条(部分使用)
を行うこととし、指定日に該当する成果物を提出するものとする。
○改修工事(電気・機械設備工事)
・基本設計(基本設計図及び基本設計説明書)
・工事概要(規模及び主要機器概算数量)
・実施設計(設計図及び単価抜き内訳書)
・実施設計(単価入内訳書)
(案)
:平成27年 1月20日
:平成27年 2月10日
:平成27年 3月10日
:平成27年 3月20日
なお、上記の成果物の提出指定日は変更することもある。
弘前大学(文京町)戦略本部棟等
改修計画
施設概要書
平成26年10月
弘前大学施設環境部
1.事業趣旨及び目的
(1) 事業趣旨
本事業は,大学事務局庁舎2,349㎡の内外装・耐震改修及びバリアフリー化対策
を行うものである。
予算については、補助金(耐震改修)と学内資金(機能改修)による。
(2) 計画概要
○基本設計
・戦略本部棟の将来構想・計画を含む基本計画に基づく、電気・機械設備の基本計画
とする。
(将来対応を考慮した増築、配置計画に基づく電気・機械設備の検討。移行計画に
基づく電気・機械設備の検討を含む)
・災害時の戦略本部棟(災害対策本部)の機能確保。
○実施設計
・改修対象建物は,文京町団地の戦略本部棟(大学事務局庁舎)の耐震・機能改修、
守衛所及び移転先(改修対象建物延床面積の 80%程度)の改修・復旧とする。
・改修工事の完成期限は平成28年3月末とする。
・施設利用者の要望に配慮しながら,予算額におさまる設計をすること。
※完成期限は変更する場合がある。
2.施設概要
建物名称:045 大学事務局庁舎
構
造:鉄筋コンクリート造
階
数:地上3階建て
延べ面積: 2,349 ㎡
改修面積:( 2,349 ㎡)
建設年度:昭和 47 年度
用
途:大学
耐震性能:Is 値 0.47
048 守衛所
コンクリートブロック造
地上1階建て
54 ㎡
(54 ㎡)
昭和 40、42 年度,平成 11 年度
大学
-
3.整備内容
主な内容は次のとおり。
<電気設備>
◎電灯分岐
・省エネルギー,コスト縮減を考慮して照明器具は LED 型を基本とし,施工不可の場
合は Hf 型又はコンパクト型器具を採用する。
・省エネルギーの面から廊下・便所の点滅は人感センサー等を採用し,面積の広い
部屋については照明制御を採用する。
・点滅回路は細分化し,間引き点灯が可能なものとする。
・玄関等建築化照明を検討する。
・災害時の対策として非常用電源回路を設けること。
◎コンセント分岐
・分電盤は1Pサイズの2Pブレーカーを使用する。
- 1 -
・高容量負荷は専用回路とする。
・災害時の対策として非常用電源回路を設けること。
◎電灯・動力幹線
・各階にEPSを設け,幹線は電話交換機室電気室より引き込む。
・分岐はコスト縮減を考慮し幹線分岐(工場加工)を基本とし検討する。
・廊下天井内にケーブルラックを敷設し,将来の負荷変動に対応できるようにする。
◎電熱設備
・ルーフドレンにおいて凍結の恐れがある場合は,凍結防止用ヒーターを設置する。
◎受変電設備
・電話交換機室内電気室変電設備は,負荷容量に合わせ改修を行う。
◎構内情報通信網設備
・情報伝送用ラック等はEPS内に設置する。
・光ケーブルは既存を再使用する。
・電源は非常用電源とする。(室内は協議の上)
◎構内交換設備
・電話端子盤はEPS内に設置する。
・幹線は再使用できるか確認する。できない場合は,電話交換機室より引込替を行う。
◎拡声設備
・既存一般放送設備を再使用し,火災時にはカットリレーにおいて電源を切断する。
◎テレビ共同受信設備
・すべて新設とする。
・電源は非常用電源とする。(室内は協議の上)
◎監視カメラ設備
・既存装置を再使用する。
・監視カメラは建物出入口に設置する。
◎火災報知設備
・守衛室既設GR型受信機に表示を出す。
・既設副受信機を再使用する。
◎中央監視制御設備
・監視盤,RS盤及び計量器等は再利用及び新設する。
◎仮設設備
・改修対象建物で工事中必要な仮設を行う。
◎その他
・ケーブルは環境面に考慮し,エコケーブルを使用する。
・二重天井内は幹線を除き,ケーブルころがし配線を標準とする。
・露出配線となる部分はメタルモール(樹脂製)を使用する。
・いんぺい及び埋込配線はPF管(28mm 以下)を使用する。
・屋上部分の露出配線はケーブルラック(屋根付き)を採用する。
・位置ボックス,ジョイントボックスでケーブルの心線数が17本以上の場合は
VE製プルボックス 150mm×150mm×100mm を使用する。
・幹線には適切な位置に,ケーブル表示札を取付ける。
・消防用設備については,弘前地区消防事務組合予防課と打合せをすること。また,
打合せ記録を作成すること。
<機械設備>
- 2 -
◎給水設備(市水)
・加圧給水ポンプ方式とするが,既存市水設備(受水槽,ポンプ)を改修することが
有効かどうか検討し設計すること。
◎給水設備(井水)
・既存井水設備(ポンプ,配管)を改修することが有効かを検討し設計すること。
◎さく井設備
・既存さく井設備(さく井,ポンプ)を改修することが有効かを検討し設計すること。
◎排水設備
・建物内の排水管は系統分けし(汚水,雑排水等)分流式とする。
・配管材料は耐火二層管を主とする。
・屋外排水管は切り回しを含め設計計画する。
・湧水排水ポンプを調査のうえ必要箇所に設置すること。
◎器具設備
・便所及び必要とする部屋に設置する。
◎給湯設備
・局所給湯方式とする。
◎ガス設備
・ガスヒートポンプ空調機を設置する場合は用途別(一般,空調)に系統を分ける。
◎消火設備
・屋内消火ポンプユニット,消火水槽は既存再利用のうえ配管改修を行うが,消火
ポンプユニットは容量計算のうえ再利用可能か検討すること。
◎換気設備
・省エネ,静粛性,予算等に留意し,最適な換気方式を採用すること。
・便所は天井換気扇(人感センサー)を設置する。
◎空調設備
・既設ガスヒートポンプ空調機を再利用することが有効かを検討し設計すること。
(暖房設備との設置混在についても検討すること。)
◎暖房設備
・各室へ蒸気を熱源とする暖房方式が有効かを検討し設計すること。
(空調設備との設置混在についても検討すること。)
・便所には電気パネルヒーターを設置し凍結防止を図る。
・保健管理センター系統への蒸気管切り回しを検討すること。
◎自動制御設備
・市水給水警報,ガス空調機集中管理リモコンについて再利用可能かどうか検討す
ること。(井水給水設備,さく井設備を設置となる場合は計画すること。)
◎仮設設備
・改修対象建物で工事中必要な仮設を行う。
・隣接する保健管理センター,車庫への仮設給水計画を検討すること。
◎昇降機設備
・車椅子兼用エレベータとする。
4.施設の設計に当たって留意する事項
施設の設計に当たっては,事業趣旨及び目的を十分把握し,次の事項に留意して基本
設計を行う。
- 3 -
①良好な居住環境への配慮
②防災性,防犯性の確保
③省エネルギー・省資源等の環境負荷低減への配慮
④周辺環境への配慮
⑤建設コスト,維持管理コストの縮減
⑥工期短縮への配慮
⑦必要な諸室を整備するとともに地震等の災害時における安全性の確保
⑧非常時災害対策本部としての機能の確保(BCP対応等)
- 4 -
N
TV局
建 物 関 係 凡 例
凡 例
夏冬
主風向
内 容
対 象 建 物
(037)ポンプ室 1972R1 26
バス車庫
(095) 1999 S1 63(仮)
(036)危険薬品庫
1972B1 29
駐 車 場
駐輪場
6.5m
(069)物置
1978S121(仮)
(094)
50周年記念会館
1999 R21,515(寄付)
(042)油庫
1955B17
1974B1 59
(043)
1977B1 40
電話交換室
1972R1222
(097)外国人教師館
2004 W2 123
駐車場
1972R1132
(081)学生相談室
1986 W132
(067)
保健管理センター
1978
R2 445
1964R4 3,113
(032)校 舎
(031)
講義室
1970SR2
642
市道
(044)物 置
1955 W179
1964W113 (041)
1960 W1 13 車庫
1964 B1 80
(038)物置
1956W1 25(危)
(091)駐車場便所
1996 W1 4(仮)
(033)校 舎
1965R4 2,807
(035)校 舎
1975
R4 936
(082)
文京町団地倉庫
1990S171(仮)
(085)除雪車車庫
1992 S1 49(仮)
駐車場
(
04
5
)
大学事務局庁舎
駐車場
1972R32,247
Is=
0.
47
(048)守衛室
1965B1 33
1967 B1 8
1999 B113
1978 R1 102
教育学部
正門
2008S4 46
(030)校 舎
1963R31,664
(084)
総合センター
教育実践
市道
7.5m
2002S494
1970S+1451
1993 R3
533
(029)校舎
(028)渡り廊下
1967 S1 45
1993 S18
1967
R41,660
(074)
総合教育棟
1980R4 1,830
(080)図書館
1984
R5 2,190
1970 R3 3,880
1967R2795
1967R126
(026)
音楽教室
2002
S4348
(051)総合教育棟
(106)校 舎
2012R42,816 未完
(078)
農機具庫
1979S1 13(仮)
(049)総合教育棟
1961R3 645
2002S4 884
(057)図書館
1969
R4 1,640
(068)校舎
1979
R41,616
池
2002 S4
107
1975 R2
191
(050)総合教育棟
1969
R4 1,970
総合教育棟
県道
(052)総合教育棟
1967 R4 4,440
(064)大学会館
1976R3 2,910
18m
(053)講義室
1971
R43,513
2001 W2 39
1999 S2 553
(025)弓道場
1970 W1 101
1972S1 92
(061)第一体育館
1968 S1 1,828
13m
(054)課外活動用物置
1971S132(仮)
駐輪場
1993 R1 776
(059)合宿所
1968 R1 264
池
駐輪場
(058)食 堂
2008 S4 43
1972 R11,040
(060)ボイラ室
(076)
ハロゲンボンベ庫
1964
S1 270
1980 B1 8
(10
1
)
パン
シ
ョッ
プ
200
6S122
6
5.5m
(055)人文学部サークル室
1971S1 19(仮)
人文学部
(077)校 舎
1981 R41、325
(077)校 舎
1984 R4
1,233
市道
配置図 S=1/2,000
業 務 名
弘前大学(文京町)戦略本部棟等改修電気・機械設備設計業務
配 置 図
(文京町団地)
S=1/2,000
特殊工事関係凡例(建築)(参考)
凡 例
特殊工事項目
1階
2階
3階
R階
耐震補強
鉄骨ブレース構法
9
3
0
0
12 箇所
耐震補強
RC造壁
4
4
0
0
8 箇所
合計
特殊工事関係凡例(設備)
面 積 (㎡) 等
凡 例
特殊工事項目
ピット階
EV
一般用エレベータ
1階
2階
3階
R階
乗 用 (車 椅 子 兼 用 ) エ レ ベ ー タ 1 1 人 用 × 7 5 0 k g × 6 0 m / m in × 3 箇 所 停 止
業 務 名
弘前大学(文京町)戦略本部棟等改修電気・機械設備設計業務
計
1基
特殊工事凡例
N
40,500
6,000
6,000
シャワ-室
6,000
6,000
6,500
5,000
脱衣室
▲
倉庫
10
6,500
ミーティングルーム
資料室
23
6,500
湯沸室
16
26
除
22
18
印刷室
E V
7
総務部
広報・国際課
倉庫
金庫室
UP
24
5
財務部
▲
会議室2
財務企画課・予算企画室
ホール
49
18
12
25
風
100
湯沸室
(2)
(1)
11
室
6,500
計算機室
計算機室
16
契約課
10,000
女子
WC
PS
6
物品庫
財務部
▲
25,500
女子更衣室
15
UP
男子
WC
6
物入
P
S
18
3
13
▲
5,000
財務管理課
48
廊下
17
6,000
秘書室
財務部
ミーティングルーム
玄関
理事室
17
監事室
125
▲
学長特別補佐室
27
40
スロ
▲
35
250
44
スロ
ープ
ープ
身障者用スロープ
1階平面図 S:1/300(参考)
業 務 名
弘前大学(文京町)戦略本部棟等改修電気・機械設備設計業務
1階平面図(参考)
S=1/300
N
30,500
6,000
6,000
6,500
湯沸室
6,500
6
理事室
男子
WC
14
6,500
DN
20
53
S
DN
特別会議室
秘書室
61
53
E V
7
総務部
UP
6,500
19,500
P
19
23
廊下
61
UP
情報公開室
(応接室)
書類庫
女子
WC
10
P S
6,000
4,230
6,000
5,000
学長室
総務部長室
待合室
64
25
212
2階平面図 S:1/300(参考)
業 務 名
弘前大学(文京町)戦略本部棟等改修電気・機械設備設計業務
2階平面図(参考)
S=1/300
N
30,500
6,000
女子
WC
6,500
6,500
湯沸室
11
39
UP
器具及
書類庫
DN
13
14
8
18
廊下
20
68
P
S
6,500
DN
施設環境部
E V
7
大会議室
UP
6,500
19,500
6,000
男子
WC
コピー室
ホール
6,000
4,230
6,000
5,000
法人内部監査室
162
25
245
3階平面図 S:1/300(参考)
業 務 名
弘前大学(文京町)戦略本部棟等改修電気・機械設備設計業務
3階平面図(参考)
S=1/300
N
4,730
6,000
倉庫
1,800
DN
16
5,470
12,000
28
タンク室
22
塔屋平面図 S:1/300(参考)
業 務 名
弘前大学(文京町)戦略本部棟等改修電気・機械設備設計業務
塔屋平面図(参考)
S=1/300
設計業務委託現場説明書
業務名:弘前大学(文京町)戦略本部棟等改修電気・機械設備設計業務
弘前大学施設環境部
部
長
課
長
係
長
担 当
設 計 業 務 委 託 現 場 説 明 書
1.設 計 業 務 名
2.履 行 期 限
弘前大学(文京町)戦略本部棟等改修電気・機械設備設計業務
平成27年
3月
31日(火)まで
3.一 般 事 項
現場説明書の適用方法
(1)
・印で始まる事項については,○印を付した事項のみ適用する。
(2)
文中の各欄に数字,文字記号等を記入する事項については記入してある事項のみ適用する。
(3)
印又は×印で抹消した事項は全て適用しない。
4.公共建築設計業務委託共通仕様書における読替等
公共建築設計業務委託共通仕様書中(以下「共通仕様書」という。)「調査職員」とあるの「監
督職員」に読み替えるものとする。
5.業 務 計 画 書
共通仕様書に定める業務計画書の内容は次のとおりとする。なお,プロポーザルに付した場合
には,業務計画書の提出を省略できる。
(1)
業務実施体制
(2)
管理技術者の経歴等
(3)
主任技術者の経歴等
(4)
協力者の名称,分担業務分野等
6.業 務 工 程 表
・
○
提出する。
・
提出しない。
(1)
受注者は,設計業務委託契約要項(以下「要項」という。)第 4 条に規定する業務工程表
には,次の事項を記載しなければならない。
ア
業務工程
イ
発注者が必要に応じて指示するその他の事項
(2)
受注者は,業務工程表の重要な内容を変更する場合は,その理由を明確にし,その都度変
更業務工程表を発注者に提出しなければならない。
(3)
受注者は,発注者が指示した事項については,更に詳細な業務工程に係る資料を提出しな
ければならない。
7.要項の運用
(1)
総則
①
要項第 1 条第 3 項に規定する発注者の指示は,設計仕様書を補足するものであって,発
注者は,設計仕様書の内容に実質的変更を加えるような指示を受注者に行うことはできな
い。
②
業務を行うに当たって必要とされる具体的遵守事項,業務の詳細及び発注者が意図する
成果物の具体的内容は,設計仕様書に定めるところによるものとする。
1
(2)
指示及び協議の記録
指示等は,指示簿,連絡簿その他の帳簿に必要な事項を記載し,発注者及び受注者が署名
押印することにより書面の交付に代えることができる。
(3)
関連設計業務との調整
①
発注者は,要項第 3 条に規定する調整として,契約書若しくは設計仕様書の変更又は業
務の中止を伴う調整を行うことはできない。
②
要項第 3 条に規定する「必要があるとき」とは,受注者若しくは発注者から設計業務を
受注をしている第三者のいずれかからの申出があり発注者が承諾した場合又は発注者が
設計業務全体の円滑な実施のために必要と判断した場合をいう。
③
受注者は,要項第 3 条に規定する発注者の調整に従ったことを理由として,業務委託料
の変更又は必要な費用の負担を発注者に請求することはできない。
(4)
契約の保証について
受注者は,要項第 5 条第 1 項に規定する保証を付した場合は,次の各号の一に掲げるいず
れかの書面を発注者に提出しなければならない。
①
契約保証金として納付するものが,現金の場合は,保管金領収証書及び契約保証金納付
書
ア
保管金領収証書は, みちのく銀行弘前営業部
に契約保証金の金額に相当する金額
の現金を払込んで交付を受けること。
イ
保管金領収証書の宛名の欄には, 国立大学法人弘前大学出納役
経理グループ係長
ウ
財務部財務管理課
と記載するように申込むこと。
業務委託料の変更により契約保証金の金額を変更する場合の取扱いについては,発注
者の指示に従うこと。
エ
受注者は,業務完了後,業務委託料の支払請求書の提出とともに保管金払渡請求書を
提出すること。
②
契約保証金の納付に代わる担保が,国債(国債に関する法律の規定により登録された国
債を除く。),政府の保証のある債券,予算決算及び会計令(昭和 22 年勅令第 165 号)
第 78 条第 1 項第二号に規定する債権,日本国有鉄道改革法(昭和 61 年法律第 87 号)附
則第 2 項の規定による廃止前の日本国有鉄道法(昭和 23 年法律第 256 号)第 1 条の規定
により設立された日本国有鉄道及び日本電信電話株式会社等に関する法律(昭和 59 年法
律第 85 号)附則第 4 条第 1 項の規定による解散前の日本電信電話公社が発行した債券で
政府の保証のある債券以外のもの,地方債(社債等登録法の規定により登録された地方債
を除く。)及び発注者が確実と認める社債の場合は,政府保管有価証券払込済通知書及び
契約保証金納付書
ア
政府保管有価証券払込済通知書は, みちのく銀行弘前営業部
に契約保証金の金額
に相当する金額の当該有価証券を政府有価証券印鑑票とともに払込んで,交付を受ける
こと。
イ
政府保管有価証券払込済通知書の宛名の欄には, 国立大学法人弘前大学出納役
務部財務管理課経理グループ係長
ウ
財
と記載するように申込むこと。
業務委託料の変更により契約保証金の金額を変更する場合の取扱いについては,発注
者の指示に従うこと。
エ
受注者は,業務完了後,業務委託料の支払請求書の提出とともに政府保管有価証券払
渡請求書を提出すること。
③
契約保証金の納付に代わる担保が,登録された国債又は地方債の場合は,当該登録済通
2
知書又は登録済書並びに契約保証金納付書
ア
当該有価証券に質権設定の登録手続を行い提出すること。
イ
業務委託料の変更により契約保証金の金額を変更する場合の取扱いについては,発注
者の指示に従うこと。
ウ
受注者は,業務完了後,業務委託料の支払請求書の提出とともに政府保管有価証券払
渡請求書を提出すること。
④
契約保証金の納付に代わる担保が,銀行又は発注者が確実と認める金融機関が振り出し
又は支払を保証した小切手,銀行又は発注者が確実と認める金融機関が引き受け又は保証
若しくは裏書をした手形である場合は,当該有価証券及び契約保証金納付書
ア
業務委託料の変更により契約保証金の金額を変更する場合の取扱いについては,発注
者の指示に従うこと。
イ
受注者は,業務完了後,業務委託料の支払請求書の提出とともに政府保管有価証券払
渡請求書を提出すること。
⑤
契約保証金の納付に代わる担保が,銀行又は発注者が確実と認める金融機関に対する定
期預金債権の場合は,当該債権に係る証書及び当該債権に係る債権者である銀行又は発注
者が確実と認める金融機関の承諾を証する確定日付のある書面及び契約保証金納付書
ア
当該債権に質権を設定し提出すること。
イ
業務委託料の変更により契約保証金の金額を変更する場合の取扱いについては,発注
者の指示に従うこと。
ウ
受注者は,業務完了後,発注者から当該債権に係る証書及び当該債権に係る債権者で
ある銀行又は発注者が確実と認める金融機関の承諾を証する確定日付のある書面の返
還を受けるものとする。
⑥
債務不履行による損害金の支払を保証する金融機関等の保証に係る保証書及び契約保
証金納付書
ア
債務不履行による損害金の支払の保証ができる者は,出資の受入れ預り金及び金利等
の取締りに関する法律(昭和 29 年法律第 195 号)第 3 条に規定する金融機関である銀
行,信託会社,保険会社,信用金庫,信用金庫連合会,労働金庫,労働金庫連合会,農
林中央金庫,商工組合中央金庫,信用協同組合,農業協同組合,水産業協同組合若しく
はその他の貯金の受入れを行う組合(以下「銀行等」という。)又は公共工事の前払金
保証事業に関する法律(昭和 27 年法律第 184 号)第 2 条第 4 項に規定する保証事業会
社(以下「金融機関等」と総称する。)とする。
イ
保証書の宛名の欄には,
加藤
健
国立大学法人弘前大学
契約担当役
理事(総務担当)
と記載するように申込むこと。
ウ
保証債務の内容は,契約書に基づく債務の不履行による損害金の支払いであること。
エ
保証書上の保証に係る業務の工事名の欄には,契約書に記載される業務名が記載され
るように申込むこと。
オ
保証金額は,契約保証金の金額以上とすること。
カ
保証期間は,履行期限を含むものとすること。
キ
保証債務履行請求の有効期間は,保証期間経過後 6 カ月以上確保されるものとするこ
と。
ク
業務委託料の変更又は履行期間の変更等により保証金額又は保証期間を変更する場
合等の取扱いについては,発注者の指示に従うこと。
ケ
受注者は,銀行等が保証した場合にあっては,業務完了後,発注者から保証書(変更
3
契約書を含む。)の返還を受け,銀行等に返還すること。
⑦
債務の履行を保証する公共工事履行保証証券による保証に係る証券
ア
公共工事履行保証証券とは,保険会社が保証金額を限度として債務の履行を保証する
保証である。
イ
公共工事履行保証証券の宛名の欄には, 国立大学法人弘前大学
(総務担当)
ウ
加藤
健
契約担当役
理事
と記載するように申込むこと。
証券上の主契約の内容としての工事名の欄には,契約書に記載される業務名が記載さ
れるように申込むこと。
エ
保証金額は,業務委託料の 10 分の 1 の金額以上とする。
オ
保証期間は,履行期限を含むものとすること。
カ
業務委託料の変更又は履行期間の変更等により保証金額又は保証期間を変更する場
合等の取扱いについては,発注者の指示に従うこと。
⑧
債務の不履行により生ずる損害をてん補する履行保証保険契約に係る証券
ア
履行保証保険とは,保険会社が債務不履行時に保険金を支払うことを約する保険であ
る。
イ
履行保証保険は,定額てん補方式を申込むこと。
ウ
保険証券の宛名の欄には,
加藤
エ
健
国立大学法人弘前大学
契約担当役
理事(総務担当)
と記載するように申込むこと。
証券上の契約の内容としての工事名の欄には,契約書に記載される業務名が記載され
るように申込むこと。
オ
保険金額は,業務委託料の 10 分の 1 の金額以上とする。
カ
保険期間は,履行期限を含むものとすること。
キ
業務委託料の変更により保険金額を変更する場合の取扱いについては,発注者の指示
に従うこと。
(5) 著作権の帰属
受注者は,要項第 7 条第 2 項及び第 3 項の規定により講じている措置の内容を発注者に通
知しなければならない。
(6)
再委託等
要項第 11 条に規定する「その他必要な事項」とは,業務の一部を委任し,又は請け負わ
せた第三者の住所,当該業務の内容,担当責任者の氏名,資格及び経歴とする。
(7)
特許権等の使用
①
発注者が特許権等の対象となっている実施方法等の使用を指定した場合において,設計
仕様書,発注者の指示又は発注者受注者協議に特許権等の対象である旨の明示がないとき
に,受注者がその存在を知ったときは,直ちにその旨を発注者に通知しなければならない。
②
要項第 12 条ただし書きの規定により受注者が費用の負担を発注者に請求する場合は,
受注者が特許権等を有する第三者と補償条件の交渉等を行う前に発注者受注者間におい
て協議しなければならない。
(8)
監督職員
発注者は,要項第 13 条第 2 項各号に規定する権限を監督職員に委任しない場合は,その
内容を受注者に通知しなければならない。当該通知がない場合は,要項第 13 条第 2 項各号
に規定するすべての権限を監督職員は有するものとみなす。
(9)
①
管理技術者
要項第 14 条第 1 項に規定する「その他必要な事項」とは,管理技術者の資格及び経歴
4
その他設計仕様書に定めるものとし,受注者は,通知書に当該資格の資格証又は免許証の
写しを添付しなければならない。
②
要項第 14 条第 3 項に規定する通知がない場合は,受注者の一切の権限(要項第 14 条第
2 項の規定により行使することができないとされた権限を除く。)を管理技術者は行使す
ることができるものとみなす。
(10) 実施報告
①
受注者は,発注者の指示により,業務の実施状況について発注者に報告しなければなら
ない。
②
受注者は,発注者の請求に応じて実施済の業務の成果,業務の進捗状況,今後の残業務
内訳及びその工程計画その他必要な事項を付して発注者に報告しなければならない。
(11) 管理技術者等に対する措置請求
要項第 16 条第 1 項及び第 3 項に規定する「必要な措置」とは,発注者又は受注者が判断
する措置で,不適当な行為を繰り返さないための是正措置の指示,当該管理技術者等の交代
の請求その他適当な措置をいう。
(12) 業務の中止
要項第 21 条第 2 項に規定する「増加費用」とは,中止期間中,業務の続行に備えるため
人員,機械器具等を保持するために必要とされる費用,中止に伴い不必要となった人員,機
械器具等の配置転換に要する費用,業務を再開するための人員,機械器具等の配置転換に要
する費用等をいう。
(13) 履行期間の変更
①
発注者は,受注者から要項第 23 条に規定する履行期間の延長の請求があった場合は,
必要があると認められる範囲で,履行期間の延長を承諾するものとする。
②
要項第 25 条第 2 項に規定する「履行期間の変更事由が生じた日」とは,要項第 19 条第
5 項においては,設計仕様書若しくは指示の訂正若しくは変更又は発注者受注者間におい
て協議が行われた日,要項第 20 条においては,設計仕様書等の変更が行われた日,要項
第 21 条第 2 項においては,発注者が業務の一時中止を通知した日,要項第 22 条第 3 項に
おいては,要項第 22 条第 2 項の設計仕様書等の変更が行われた日,要項第 23 条において
は,発注者が履行期間の延長の請求を受けた日,要項第 24 条第 1 項又は第 2 項において
は,受注者が履行期間の短縮又は変更の請求を受けた日をいう。
(14) 業務委託料の変更
要項第 26 条第 2 項に規定する「業務委託料の変更事由が生じた日」とは,要項第 19 条第
5 項においては,設計仕様書若しくは指示の訂正若しくは変更又は発注者受注者間において
協議が行われた日,要項第 20 条においては,設計仕様書等の変更が行われた日,要項第 21
条第 2 項においては,発注者が業務の一時中止を通知した日,要項第 22 条第 3 項において
は,
要項第 22 条第 2 項の設計仕様書等の変更が行われた日,
要項第 24 条第 3 項においては,
要項第 24 条第 1 項又は第 2 項の請求を行った日をいう。
(15) 検査
①
受注者は,業務を完了した場合は,設計業務完了通知書とともに成果物を発注者に提出
し,要項第 30 条第 2 項(要項第 36 条第 1 項又は第 2 項において準用する場合を含む。)
の検査を受けるものとする。
②
発注者は,要項第 30 条第 2 項(要項第 36 条第 1 項又は第 2 項において準用する場合を
含む。)に規定する検査に当たっては,受注者に対して書面をもって検査日を通知する。
(16) 業務委託料の支払
5
業務委託料(前払金を含む。)は,受注者からの適法な支払請求書に応じて
務部財務管理課
から
2
弘前大学財
回で支払うものとする。
(17) 業務委託料の前払い
保証事業会社と契約書記載の履行期限を保証期限とする公共工事の前払金保証事業に関す
る法律第条 2 第 5 項に規定する保証契約を締結し,当該保証証書を添えて,業務委託料の
実施設計相当額の「10 分の 3」以内の額の前払金を請求することができる。
(18) 前払金保証契約
受注者は,第 33 条第 4 項の規定により前払金の超過額を発注者に返還した場合は,前払
金保証契約の保険金額を減額後の業務委託料の 10 分の 4 を下回らない金額に変更すること
ができる。
(19) 部分払
受注者は、業務の完了の前に、受注者が既に業務を完了した部分(要項第 36 条の規定に
より部分引渡しを受けている場合には、当該引渡し部分を除くものとし、以下「既履行部分」
という。)に相応する業務委託料の実施設計相当額の「10 分の 7」以内の額の部分払を請
求することができる。
(20) かし担保
要項第 37 条第 1 項に規定するかし担保責任は,要項第 30 条第 2 項(要項第 36 条第 1 項
又は第 2 項において準用する場合を含む。)に規定する検査を受けたことをもって免れるも
のではない。
(21) 履行遅滞の場合における損害金等
①
要項第 30 条第 2 項(要項第 36 条第 1 項又は第 2 項において準用する場合を含む。)に
規定する検査に要した日数は,要項第 38 条第 2 項に規定する遅延日数に算入しない。
②
履行期間内に業務が完了し,要項第 30 条第 2 項(要項第 36 条第 1 項又は第 2 項におい
て準用する場合を含む。)に規定する検査に不合格の場合は,当該業務が完了した日から
契約書記載の履行期限までの日数は,要項第 38 条第 2 項に規定する遅延日数に算入しな
い。
(22) 発注者の解除権
発注者は,要項第 39 条第 1 項第 1 号から第 4 号の規定による契約解除をしようとする場
合は,明らかに履行不能と認められる場合を除いて,相当の期間を定めて受注者に催告を行
う。
(23) 解除の効果
①
契約が解除された場合は,要項第 42 条第 2 項の規定によるときを除いて,契約は遡及
的に無効となり,未だ履行されていない発注者及び受注者の義務は消滅する。
②
契約が解除された場合は,要項第 42 条第 2 項の規定によるときを除いて,発注者及び
受注者は,それぞれ原状回復義務を負う。
8.その他
(1) 暴力団員等による不当介入を受けた場合の措置について
①
文部科学省が発注する設計・コンサルティング業務(以下「発注業務」という。)にお
いて,暴力団員,暴力団準構成員又は暴力団関係業者(以下「暴力団員等」という。)に
よる不当要求又は妨害(以下「不当介入」という。)を受けた場合は,断固としてこれを
拒否するとともに,不当介入があった時点で速やかに警察に通報を行うとともに,捜査上
必要な協力を行うこと。
6
②
①により警察に通報を行うとともに,捜査上必要な協力を行った場合には,速やかにそ
の内容を記載した書面により発注者に報告すること。
③
発注業務において,暴力団員等による不当介入を受けたことにより工程に遅れが生じる
等の被害が生じた場合は,発注者と協議を行うこと。
(2) 公共建築設計者情報サービス(PUBDIS)への登録
この業務の受注者は,業務内容等について,あらかじめ監督職員の確認を受け,業務完了
後 10 日以内に公共建築設計者情報サービス(PUBDIS)に業務カルテ情報として登録するこ
と。
(3) 設計業務成績評定について
この業務は,文部科学省が定めた設計業務成績評定要領(平成 20 年 1 月 17 日付け 19
文科施第 369 号)による設計業務成績評定の対象業務である。
(4) 質疑応答
① 質疑がある場合には提出
書面により平成26年12月
3日17時00分までに弘前大学施設環境部施設企画課施
設企画グループに提出する。
② 質疑応答の閲覧日時及び場所
平成26年12月
5日9時00分から平成26年12月
9日17時00分まで。
施設環境部又は弘前大学施設環境部ホームページにより閲覧に供する。
7