鉄道車両工業 474 南海電鉄における高野山開創 1200 年に対する取り組みについて 1 南海電気鉄道株式会社 取締役社長 亘 信二 トップに聞く 寄稿 川崎重工業株式会社 代表取締役常務 車両カンパニープレジデント 金花 芳則 日EU鉄道産業間対話について 国土交通省鉄道局 国際課係長 岡 泰也 海外鉄道時評 中国湖南省長沙市での私の生活事情 4 8 13 湖南湘電東洋電気有限公司 総経理 西田 一成 論説 世界市場インプレッション ―メディア報道に見る鉄道関連の世界市場とビジネスの動き― ( その 18) 八幡電気産業 社員のおススメ! 巻頭言 今回は弊社大森工場近くにある和菓子屋「餅甚 ( もちじん )」さんをご紹介させて頂きます。 弊社大森工場は京浜急行線平和島駅より徒歩 10 分。旧東海道の美原通りに位置します。通りに は地域名産の海苔屋をはじめ、歴史あるお店が多数残っております。享保元年から約 300 年続く 餅甚さんも老舗のひとつです。 名物は「あべ川餅」。とろけそうなお餅にきな粉と特製「あんみつ」をか けて食べます。東海道を往来する旅人の疲れを癒す為、真夏の土用中だけ に一皿のもちにしぶ茶をそえて旅情を癒したのが、あべ川餅のはじまりだ そうです。時代は変われど、絶品の味は仕事に追われる社員の疲れを癒し てくれます。 また当社創立記念日の 11 月 20 日には、昔から餅甚さんのお赤飯が会 社より社員全員へ配られます。色鮮やかなお赤飯は、弾力と粘りがあり美 味しく、家族に人気のお土産です。尚、この美味しさの秘密は、お庭の井 戸水。お餅もそうですがお赤飯も井戸水を使用することで、美味しさが際立つようです。伝統あ る味を守りつづけるためにも、日々大切に衛生管理し ているそうです。 美原通りは、昔からの名残で6が付く日に、通りに 数店露店が並び縁日のような気分を味わえます。弊社 大森工場にお越しの際、また旧東海道ウォーキングな 17 どで美原通りに来た際は是非餅甚さんへ訪れてみてく ださい。 八幡電気産業 ( 株 ) 営業部 山中 豊 一般社団法人 日本鉄道車輌工業会 鉄道工業ビジネス情報研究会 淑女のまなざし 充実した社会人生活 26 見学記 白山総合車両所とW7系新幹線車両の見学記 27 祝!北陸新幹線金沢開業 新日鐵住金株式会社 交通産機品事業部 製鋼所 上席主幹 四方田 圭一 ずいひつ 秋葉原界隈今昔物語 株式会社 日立製作所 交通システム社 主管技師長 和嶋 武典 鉄子 の ギモン 鉄道車両業界で仕事はしているけれど、実は鉄道のこと、よく知らない・・・ そんな方のためのコーナーです。鉄道用語の解説などもしていきます。 29 Q 新幹線の汚物処理のしくみ 新幹線にのってトイレを利用していますが、最後にボタンを押すと パシャと汚物が吸い込まれます。どのような仕組みでしょうか?ま た、その汚物は何かに貯めていると思いますが、1日に何回も往復 会員会社紹介 コマツ 住友理工株式会社 株式会社音楽館 31 33 34 していて何処で汚物を車両の外に排出しているのでしょうか? 鉄子ちゃん A 中距離の鉄道車両には、トイレがついていますが、歴史を紐解くと 事業所訪問 日本信号株式会社をお訪ねして 1960 年代までは、線路に垂れ流しで当時、大便器から線路が見えてい 35 ました。そこで”黄害”という言葉が出て、その後、粉砕式、循環式、洗浄排水式、 燃焼式などが進化してきました。現在では、真空式が主流となっています。真空 メーカーの職人さん 育て!「文武両道」の職人 株式会社総合車両製作所 生産本部技術部(接合技術センター)課長 岡田 寿 式については、鉄車工機関誌 「 鉄道車両工業 473 号 」 の会員会社紹介:株式会社 39 五光製作所の中に触れられていますのでご覧ください。 なお、新聞記事の情報によると次世代技術として 「 ファインバブル 」 というミク くろがね 鉄 道男 目次 鉄道車両工業 474 号 2015.4 ロの泡で汚れを浮き上がらせる方式が今後、採用されるようである。 2015.4 目次 40 温故知新 車両技術 165 号より 初級講座 ATS-PF車上装置について 株式会社東芝 社会インフラシステム社 鉄道システム統括部 久富 宜俊 41 株式会社京三製作所 信号事業部第1技術部 工業会活動報告 43 業界トピックス 45 行政の動き 48 標準化情報 50 鉄車工からのお知らせ 53 社員食堂紹介 八幡電気産業株式会社 鉄子のギモン 表紙写真説明 ( 上から ) JR 東海 キハ 25 形 (2 次車 ) 一般形気動車 ( 提供:東海旅客鉄道株式会社 ) 台湾鉄路管理局 TEMU2000 型車体傾斜式特急電車 ( 提供:日本車輌製造株式会社 ) 台湾鉄路管理局 EMU800 型通勤電車 ( 提供:日本車輌製造株式会社 ) ( 出典:車両技術 249 号 2015 ( 平成 27) 3 月号より ) 鉄道車両工業 474 号 2015.4 目次
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