彼のしぐさ、彼の鳴き声こそが、 大切な“トレジャー(宝物)”だった。 年 前のその日、 Sさん宅の玄 関口で何か大 き な 鳴 き 声が聞こ えた 。 ドアを 開 けると、そこには 捨て猫が一匹 。愛 らしい子 猫はた だひた す ら 鳴いていた 。ま るで、 ﹁僕はここにいるよ!﹂ とせがむよ うに⋮。 ﹁トレジャー﹂ と名づけたその子 は、 シッポを 背 中 までかつぐよ う に巻くのが得 意のポーズ。家の中 では くっつき 虫の 甘 え ん 坊 なの に、外に出るとまるで鬼ごっこを 楽しむかのよ うに逃 げ 回るお茶 目なひょうきん者。 その天真爛漫 さは天使のようだった。 外 出したとき は 、どん な 猫と も 仲よくした 。野 良 猫につかまっ て首 筋をガブリとされても 、 その ま まじっとして無 抵 抗 。ケンカす る 気 も な けれ ばケンカの仕 方 も 知らないので、相手もあきれてや 主義者だった。 めてしまう。彼は心やさしい平和 去 年の夏 、骨の病 気が見つかっ た 。治 療 の 甲 斐 も な く 、ト レ ジャーは1カ月 後にあっけなく旅 立っていった 。 オアシス号にはその 半 年 前に先 輩 猫 を 託してお り 、 春号 vol.01 ペットセレモニー オアシス ー発行ー 西条市大町1699-24 Story 01 ペットセレモニーオアシスを 利用してくださった 心あたたまるストーリーをお届けしま す。 飼い主さんとペットとの大切な 思い出を 綴った、 オアシス通信とは うよ!﹂ とでも 言いたげな顔で機 争いに映るのだ。﹁けんかはやめよ 間に割って入った 。彼 女には 言い 議 論していると、決 まって小 春が 店の方針をめぐってオーナーと ﹁異変に気づいてやれなかった﹂ 。 方法と聞いた。 井の沖合いで散骨。 それが成仏の シス号に来てもらった。遺骨は、桜 の眼で確 認したかったから、 オア かった 。焼 骨から拾 骨 まで、自 分 きがらにずっと付き 添って離れな 検 査 程 度のつも りで預けたはず 嫌をとろうとする。場の空気に敏 そんな後悔を振り払って、小春が 美容師のMさんとチワワのメス・ 感で、 いつも 相手の気持ちを気遣 らったよ。家族の心をやさしく和 うようなやさしい子だった。 認めてくれたご主 人と新 婚 生 活 が、小春は変わり果てた姿で戻っ 結 婚 も 、この 子のお 墨 付 き が を 送っている 。 これから 新しい事 小春は、 どこへ行くのも 、何をする あったから。﹁小春がなつかない男 業にも挑戦するつもりだ。残され ませてくれてありがとう﹂ 。 性とはダメ﹂ と思っていた。 Mさん た日和とともに前 向 きに生 きて てき た 。急 性の心 臓 疾 患 。 Mさん にとって、そこにいて当た り 前の、 いくことが、小 春への供 養になる のも一緒 。買い物に、 ドライブに、片 なくてはならない存在だった。 と信じているから。 の喪失感は大きかった。 それ以上 急に体調を崩した去年の6月、 時も離れることがない。 理解のある 2,000円(税別) ワのメスで妹 分の日和 。小 春のな 思い出の写真を加工、 フォトフレームに入れて お供えします。 にショックを受けたのは、 同じチワ 可愛いデザインの フォトフレーム 承ります 奥の事務所︶ へも毎日連れて行った。 あなたから愛と癒しをいっぱいも で眠ったトレジャー。﹁私たちこそ、 しい﹂ とやってきて、 いつも 腕の中 幼 子のよ うに﹁かわいがってほ せないでいる﹂。 だから、﹁ 遺 骨はいつまでも 手 放 気持ちを割り切ることは難しい。 見 送ることには慣れても 、 つらい で8匹の猫 を 飼ってき たSさん。 2015年 オーナーのおかげで、職場︵美容室 娘であり、妹であり、親友であり、 パートナーだった小春。 13 今 回 も 迷 わ ず 連 絡し た 。 これま Story 02 オアシス通信 オアシス 通 信 画像は全てイメージです オアシス 通 信 Story 03 お気に入りのオリーブの木の下で きっと今も見守ってくれている…。 ﹁ 高 校に合 格した ら 犬が 欲し 水遊びがとにかく大好きで、毎 も幸せそうで、満足げだった。 び 込んで、 いつも ずぶ濡れになっ 日散 歩の途 中にわざ わざ川に飛 さん一家にやってきた。近所で子犬 て元気にはしゃいでいたリーチ。 し デンレトリバーのメス・リーチはT を 譲ってくれる話を 聞きつけ、 お かし別れは突然やってきた。昨年 い﹂ そんな長女の夢が叶い、 ゴール 母さんと長 女で迎えにいった 時 、 体調を崩し、 Tさんの腕の中で穏 の9月 、暑さがこたえたのか急に も 負 けてしま うのか、 一番 体が小 や かに 息 を 引 き 取った 。ほ んの 兄 弟 達とのおっぱい争 奪 戦にいつ さかったリーチ。 でも﹁大きくなる 家 族 みん なで 祈 り ながら 拾い、 以前 、 ペット斎 場を 利 用したこ リーチがいつも 寝 そべっていた 場 あっという間の出来事だった。 2歳になったリーチは、初めての 所に散骨した。 な 犬 小 屋 をホームセンターで買っ 出産を経験する。 ある日Tさんが 今でも 彼 女はお気に入 り だっ とリーチが困るから﹂ と、 一番大き 帰ってくると、外でぶるぶると震 たオリーブの木の下で、近 所に住 とがあったが、順 番 待ちを するの え ながら待っていた 。体の変 調に んでいる 自 分の子 供 達の声 を 聞 て き た 。大 き な 新 しいお 家の 前 不 安 を 感じて助 け を 求めていた がとても 嫌だったのでオアシス号 のだろうか、 ドアを開けるなり車 き ながら、あの優しい眼 差しでT で、 ちょこんと座っている彼女はと に乗り込んできて甘えるリーチ。 さん一家 を 温かく 見 守っているだ に自 宅まで来てもらった。遺 骨は 無 事 出 産しママになった 彼 女は 、 ろう。 ても愛らしかった。 9匹の子供たちに囲まれてとって yo u Thank Reach. 第12回 動物供養祭を執り行います ペットセレモニーオアシス、松山ペットセレモニーの 合同動物供養祭を執り行う運びとなりました。参加費は無料ですので、 お参りだけをご希望の方でもお気軽にお越しください。 ● ● 開催日:平成27年4月5日 (日) ● 時間:受付/午前11時∼ 供養祭/午後1時∼ (約1時間) 開催場所:ペット霊園オアシス 西条市中野乙大久保126-12(のぼり旗と看板が目印です) ペット火 葬 料 金 表 区分(体重) 2kg未満 (税別) 種 別 フェレット・モルモット・プレーリードッグなど お引取り 合同火葬 一任個別火葬 立会個別火葬 (骨壷付) (骨壷付) 14,000円 17,000円 19,000円 移動火葬車による ペットの訪問火葬 2kg∼5kg 猫・ウサギ・チワワ・ポメラニアン・マルチーズなど 17,000円 20,000円 22,000円 5kg∼10kg mダックス・mシュナウザー・シーズー・パグなど 20,000円 23,000円 25,000円 10kg∼15kg 柴犬・ビーグル・コーギー・シェルティーなど 25,000円 28,000円 30,000円 15kg∼20kg ボーダーコリー・紀州犬・甲斐犬など 30,000円 33,000円 35,000円 20kg∼25kg ダルメシアン・ブルドッグ・サルーキーなど 34,000円 37,000円 39,000円 25kg∼30kg ハスキー・ボクサー・コリーなど 39,000円 42,000円 44,000円 365日・24時間電話対応 30kg∼35kg シェパード・ゴールデン・ラブラドールなど 45,000円 48,000円 50,000円 交通費無料(県内中予・東予) 35kg∼40kg 秋田県・バーニーズマウンテンドッグなど 51,000円 54,000円 56,000円 斎場での火葬・訪問火葬同一料金 オアシス号 ■ペットの種類は例で、体重により値段が異なります。 ■上記料金は、平成27年2月現在の価格です。 ■価格は全て税別です。 ペット霊園オアシス 西条ペット斎場 四国ペットセレモニー 西条市中野大久保126-12 http://www.pet-saijo.com 西条市大町1699-24 0897-55-1059 0120-53-1059 オアシス 0120-933-392 松山ペットセレモニー 0120-977-523 松山市湊町3-2-2 矢野石材興業内
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