Document

2015/9/30
1
PBL教育としての中国研修旅行
教育学部
森脇健夫
教育学部的PBL教育
現場連携型PBL
B-Ⅰ
A-Ⅰ
地域・企業
教育現場でのアク
問題解決型
ション・リサーチ
A-Ⅱ
プロジェクト
活動型
2015/9/30
B-Ⅱ
事例研究型PBL
C
製品開発型
2
中国研修旅行の概要
 中国研修旅行2006年度(授業論特殊講義、人間
発達科学特殊講義)
 中国研修旅行2006年度の行程
2007.3.8 中部国際空港→天津
2007.3.9 天津市内、小中学校訪問
天津師範大学学生との交流
2007.3.10北京市内郊外フィールドワーク
2007.3.11天津→中部国際空港
 教員3名、学生13名、通訳1名、ボランティア
中国人留学生2名
2015/9/30
3
天津師範大学との交流と中国研修旅行
2003.3
2004.3
4
4
2005.3
2006.4
2006.6
9
2007.3
7
2009.4
2015/9/30
学部間交流協定の締結
第1回 中国研修旅行(北京、天津)・・・28人参加
第1回 短期語学留学生派遣(7人)
大学間交流協定の締結
教育学部への留学生受け入れ(3人)
第2回 短期語学留学生派遣(20人)
第2回 中国研修旅行(北京、天津)・・・6人参加
人間発達科学課程日本語コース設置(本学)
合作弁学に関する覚書
天津師範大学日本語モデルコース開学
第3回 短期語学留学生派遣(
天津師範大学附属中学と三重大学附属中学
交流協定締結
第3回 中国研修旅行(天津、北京)・・・13人参加
三重大学附属中学校吹奏楽団演奏予定(天津)
天師大日本語モデルコース三重大学留学(予)
4
天津師範大学ホテル
2015/9/30
三重大学事務所のある教学棟
5
天津師範大学附属中学校
すべて英語で英語の授業(高校2年生
)
業間体操を一緒にする
とても理論的な音楽の授業(高校1年生)
2015/9/30
6
天津師範大学附属中学校
教職員との懇談会
王 校長先生
2015/9/30
7
天津師範大学附属中学校
 学生たちが驚いたこと
1.ジャージ姿で授業を受けている
2.4000人という生徒数と大きな建物
3.王校長のお話
① 国際交流の考え方
② 不登校はいない。なぜか?
2015/9/30
8
平頂山小学(5年生 図形)
真剣なまなざし
前に出ての発表
2015/9/30
9
平頂山小学 子どもたちとの触
れあい・校長先生との話し合い
折り鶴 を渡す
親への対応はたいへん・・校長さん
2015/9/30
10
学生たちの発見 1
 「驚き」→なぜ?→違いとして納得
納得できない
優秀な児童が集まってきて、周りがみんなできる子な
ので無力感を感じたり、学校に来なくなったりするよう
な生徒はおらず、小さい頃から「学校へ行くのが当然
」と教えられてきたから、学校に来ないのは許されな
い(「学校に行かない」という考えがない)そうだ。しか
し、これでは問題が顕在化していないだけで内面には
問題を抱えた生徒が多くいるのではないか、数年後
顕在化してくるのではないかと感じた。 (Y.Mさん)
2015/9/30
11
学生たちの発見 2
 違いの中の同じさに驚く
授業は音楽の授業を見せてもらった。授業中、意外に思ったことが
二つある。
一つ目は、中国の学生も日本の学生同様、授業中におしゃべりを
していたということである。後ろの席の仲のいい子同士が、教科書を
広げながらも小声で話をしている姿は、妙に親近感を覚えた。
二つ目は、先生に指名された学生が一人で、メロディを口ずさむ場
面である。中学生になって、クラスのみんなの前で一人、メロディを
口ずさむことは、恥ずかしいと思う。しかし、指名された生徒はみな、
一生懸命先生が歌うように歌っていた。もし、私が中学生のときに、
このような授業を受けていたらと思うと、こんなに声を出して歌えない
と思ったため、意外なこととして挙げた。このような天津師範大学附
属中学校の生徒の、授業に対する積極的な姿勢が、とても印象的
だった。(A.Mさん)
2015/9/30
12
天津師範大学の学生との交流
輪になっての自己紹介
プレゼント、メイルアドレ
ス交換
2015/9/30
13
学生たちとの交流での発見
また日本の文化についても、中国の日本語コースの学生に、ひな
祭りにちなんだプレゼントをしたのだが、ひな祭りがどのようなお祭り
なのかわかっていない自分に気付いた。
十分に分かっていなくても、何気なく事が過ぎていくことに、もっと目
を向け、日本人として、日本の文化や日本の言語についてもっと勉
強する必要があると実感した。そして、いろいろな国の文化に触れ、
日本の文化についても、それぞれの国で発信していけるようになれ
たらいいと思った。(A.Mさん)
2015/9/30
14