JAISE: Japan Association for International Students Education 留学生教育学会 Newsletter 第35号 2011年7月 事務局:〒151-0053 東京都渋谷区代々木 1-58-1 石山ビル 6 階 社団法人東京都専修学校各種学校協会内 TEL: 03-3378-9601, FAX: 03-3378-9625, e-mail: [email protected] [ホームページ http://www.jaise.org] ■ 第16回留学生教育学会・研究大会特集号 会長挨拶(名古屋大学教授 野水勉) 廣瀬幸夫教授から会長職を引き継ぐよう、6 月の理事会でご推挙いただきました。 8 月の研究 大会に付して開催される学会総会にてご承認を受けた上で、正式に就任する予定です。 まず、3 月 11 日の東日本大震災によって多くの人命が失われたことに対し、深く哀悼の意を表 します。また、復旧・復興に尽力していただいている関係者に深く敬意を表します。この震災の 影響で、本学会役員交代のための理事会開催が延期となり、当留学生教育学会の諸機能が停滞し ましたことを深くお詫びいたします。 さて、第 16 回研究大会を 8 月 19 日(金)~20 日(土)に開催いたします。初日のシンポジウムの テーマは、 「今日の状況において、留学生受入れをどう考えるか?」です。震災とその後の原発の 事故によって、留学生の勉学そして新たな留学生受入れに大きな影響が出ているところです。留 学生受入れよりも復興に力を注ぐべきでは、との巷の意見もありますが、日本はそんな器の小さ な国ではないはずです。むしろ、留学先としての魅力を将来にわたって失ってしまうことが大変 心配されます。 文部科学省高等教育局学生・留学生課 水畑順作課長補佐と米澤彰純先生(名古屋大学)にまず ご講演いただき、このような状況を克服すべく新たな留学生政策の展開とご示唆をいただきます。 そして、大学、専門学校、日本語学校の関係者に実状と展望をお話しいただき、今、留学の魅力 の大きな要因としてクローズアップされている留学生の就職について、産業界からの示唆をいた だきながら、熱い議論をたたかわせたい考えです。フロアからの活発なご発言も大歓迎です。 2日目に総会と一般研究発表を予定しており、留学生教育現場での様々な活動をご発表いただ き、会員各位の研鑽と情報交換に大いに役立てていただければ幸いです。 参加申し込みについて 研究大会参加希望者は、事務局宛 FAX(03-3378-9625)又は e-mail([email protected])にて 8月15日(月)までにお申し込みください。 ◆参加費 :当日会場受付にて現金でお支払いください。 参 加 費:一般 2,000 円、学生 1,000 円 会員:無料 非会員:一般 2,000 円 学生 1,000 円 懇親会費:一般 4,000 円、学生 1,000 円 参加費の見直しをいたしました 研究大会・懇親会会場および交通のご案内 ≪研究大会・懇親会会場≫ 名古屋大学 東山キャンパス ES 総合館1階 ES ホール (〒464-8601 名古屋市千種区不老町 ) (地下鉄名城線名古屋大学駅下車 3番出口から 2 分) ES 総合館 地下鉄駅 会場のより正確な場所は、名古屋大学ホームページ (http://www.nagoya-u.ac.jp/global-info/access-map/higashiyama/) にてご確認ください(C2 エリア 4 番施設) 第16回 第1日目 12:30~13:00 JAISE 研究大会・プログラム 8月19日(金) 受付 ※参加費および懇親会費は受付にて現金でお支払いください。 恐れ入りますがお釣り銭が出ないようご用意ください 13:00~13:15 開会式 司会:有我 明則(事務局) *主催校代表挨拶 町田 健 (名古屋大学留学生センター長) *会長挨拶 野水 勉 (名古屋大学) 13:15~13:30 JAISE 奨励賞・功労賞 授与式 司会:有我 明則(事務局) *選考経緯 *受賞者挨拶 13:30~17:00 シンポジウム テーマ 「今日の状況において,留学生受入れをどう考えるか?」 第1部講演(13:30-14:45) 司会:岡 益巳(副会長、岡山大学) 文部科学省高等教育局学生・留学生課課長補佐 留学生交流専門官(併) 水畑 名古屋大学大学院国際開発研究科准教授 米澤 順作氏 彰純氏 第 2 部シンポジウム(15:00-17:00) 司会:土井 康裕(名古屋大学) 〔パネリスト〕 水畑 順作氏(文部科学省高等教育局学生・留学生課課長補佐) 米澤 彰純氏(名古屋大学大学院国際開発研究科准教授) 佐藤由利子氏(東京工業大学 准教授) 吉岡 正毅氏(千駄ヶ谷日本語教育研究所 理事長) 岡本比呂志氏(学校法人中央情報学園 理事長) 増田 太郎氏(社団法人中部産業連盟マネジメント貢献事業部) ※途中休憩(14:45-15:00) 17:30~19:00 懇親会 会場:名古屋大学 ES 総合館1階 レストラン・シェ ジロー 第2日目 8月20日(土) 08:30~09:00 受付 09:00~09:30 総会 09:30~12:45 一般研究発表 司会:渡部留美(名古屋大学)/岡田昭人(東京外国語大学) 前半 9:30-11:00①~⑤ 後半 11:15-12:45⑥~⑫ 発表者 演題 ①恒松直美(広島大学) 短期交換留学生の日本留学による意識変容 ②髙濱愛(一橋大学) 帰国後の日本人留学経験者を対象とした教育: 自助グループ的ミニセッションの試み(仮題) ③市原明日香(筑波大学) 留学生及び留学生受け入れ機関のニーズを満 たす e-leaning コースとは-文部科学省日本語・ 日本事情遠隔教育拠点プロジェクトについて- ④アンドラディ久美(横浜国立大学) 実践報告 短期留学(派遣)促進に向けて 一 学部の取組と成果:V字回復 ⑤岡田昭人(東京外国語大学) 非常事態における大学の留学生教育の取り組 みと今後の課題-東京外国語大学の事例を中心 に- ⑥佐藤由利子(東京工業大学) ネパール,インドネシア,タイの元留学生の回答 比較から 休憩(15 分) ⑦渡部留美(名古屋大学) ⑧邱焱 (独立行政法人科学技術振興機構) 12:45~13:00 留学生のレポート・論文作成の現状と課題-日本 人添削者へのインタビューから分かること中国人就学生サポート源の特徴についての検 討 ⑨堀切友紀子(お茶の水女子大学) 英語を母語とする日本語学習者の外来語に対 する認識・感情・行動力と異文化受容態度との 関連 ⑩鄭玉善(名古屋大学) 日本における留学生教育の現状と課題-中・長 期滞在中国人留学生の事例を中心に- ⑪宮本美能(大阪大学) 多文化クラスにおける課題-留学生と日本人学 生が共に日本語で学ぶ授業の一考察- ⑫洪政國(東京大学) 韓国人留学生の定着促進手法 閉会式 挨拶:岡 益巳(副会長、岡山大学)
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