ＪＲ連合２０１５春季生活闘争グループ労組連絡会ＦＡＸニュース２０１５年４月１０日 №９日本鉄道労働組合連合会ＪＲ貨物連合・西日本連合・九州連合の４単組が妥結ベースアップや非正規労働者の処遇改善で成果勝ち取るグループ２０１５春季生活闘争の取り組みでＪＲ貨物連合の中国ロジスティクス労組、ＪＲ西日本連合のＪＲ西日本デイリーサービスネット労組とＪＲ西日本メンテック労組、ＪＲ九州連合のＪＲ九州ハウステンボスホテル労組がそれぞれ妥結した。中国ロジスティクス労組【３月６日妥結】・ベアなし・定期昇給実施ＪＲ西日本デイリーサービスネット労組【３月２０日妥結】・ベアなし・定期昇給実施（5,204 円）・時間給者に夕方販売手当を支給（50 円/1 時間）・時間給者に夜間業務手当を支給（500 円/1 勤務）ＪＲ西日本メンテック労組【４月６日妥結】・ベア 1,000 円・定期昇給実施（3,395 円）・夏季手当社員 2.4 ヵ月＋41,000 円準社員 1.1 ヵ月＋勤続年数による加算・準社員、契約社員、嘱託社員の時間給引き上げ（10 円/1 時間）ＪＲ九州ハウステンボスホテル労組【４月７日妥結】・ベアなし・定期昇給実施（4 号俸）・夏季手当社員 1.4 ヵ月契約社員 0.7 ヵ月・年度末一時金社員、契約社員 50,000 円パート、アルバイト社員 10,000 円これまでにＪＲグループ労組連絡会１３単組が妥結未解決単組の取り組み促進とエリア連合の支援強化をＪＲ連合に加盟するグループ８７単組で構成するＪＲグループ労組連絡会において、４月１０日１０時までに１３単組が妥結に至っている。そのうち、４単組にベースアップ回答が示されたほか、一時金や非正規労働者の処遇改善などで多くの成果を確認できた。これまでの回答では、昨年に続いて２年連続でのベア回答を得た単組や定期昇給の上積みを図った単組も報告されている。さらに、時間給引き上げや一時金の増額などを通じた非正規労働者の処遇改善も着実に進んでいる状況にある。しかし、多くの単組で依然として交渉が継続されており、ＪＲ連合方針に掲げる「４月中決着」に向けて、未解決単組の取り組みを一層促進するとともに、エリア連合による交渉支援体制の強化を改めて要請するものである。以上