武道の応用展開の基礎 授業科目名 Fundamentals of Applied Martial Arts and its Application to Social Security & Safety 開講内容 学年・学期 1・半期 履修の方法 必修 授業方法 単位数 講義 2 担当教員 遠藤保雄/伊藤重孝/荒木二郎/飯塚公良夫/ 大類洋一/田中智仁 関連資格 授業の概要 武道の応用展開(制圧・逮捕、警備・けいご)とは何か、その実社会での活用による社会の安全・安心の確保方策(国防、警察、海上保安、消防、 民間警備)についての概説する。 授業の一般目標 武道の応用展開の概要を理解した上で、我が国の安全・安心を脅かす要因を踏まえ、それに対する社会の安全・安心の確保に関する政策、法制 度等について理解を深める。 授業の到達目標 ■ 認知的領域 ■ 情意的領域 武道の応用展開の概要とわが国の安全,安心をめぐる状況とそれに対する政策の概要等について説明できる。 武道の応用展開の社会的意義、わが国の安全,安心問題について関心を持つ。 技能表現的 領域 授業計画(全体) パワー・ポイント、板書、配布資料による講義を進め、必要に応じ、写真や映像資料により開設する方式も組み合わせて行う。 □ 授業計画(各回のテーマ等) 回 授業テーマとその内容 回 授業テーマとその内容 [テーマ] 「武道の応用展開の基礎」で何を学ぶか(遠藤) [テーマ] 犯罪被害者対策 (荒木) [内容] 「武道の応用展開」とその活用を通じた「社会の安全・安心の方策」を概観 [内容] 犯罪被害者の置かれる状況とそれに対処するための各種の方策につい ① し、本コースのオリエンテーションとする。 ⑨ て,概説する。 ② [授業外学習]大学の建学の精神、本学科の設置の趣旨を読んでおくこと [テーマ]武道の応用展開とは何か(伊藤) [内容] 武道の応用展開の本質とそれを学ぶ上での基本事項について概説する。 [授業外学習] [テーマ] 災害時等における危機管理方策(荒木) [内容] 災害等の際の対処方策を始め,危機管理の基本的な考え方について, ⑩ 概説する。 [授業外学習] [テーマ] 武道の応用展開上の戦術的、戦略的思考①(伊藤) [内容] 対人対応、要人防護、施設建物の警戒、相手の凶器への対応等に関し ③ 戦術・戦略的考え方のについて概説する。 [授業外学習] [テーマ] 社会の安全・安心対策と地方警察業務(飯塚) [内容] 犯罪、少年非行、災害時対策等社会の安全・安心の確保に関する地方警 ⑪ 察業務につき概説する。 [授業外学習] [テーマ] 武道の応用展開上の戦術的・戦略的思考②(伊藤) [内容] 置かれた環境や地理的条件に対応した制圧、まもり、警備等の計画立 ④ 案、実施、結果報告等に関する戦略的考え方について概説する。 [授業外学習] [テーマ] 皇宮守護と皇宮警察業務(大類) [内容] 我が国の公的警護の原点である皇宮守護の歴史と現在その任務を担当 ⑫ する皇宮警察業務につき概説する。 [授業外学習] [テーマ] 社会の安全・安心の確保の観点からの総合的安全保障論(遠藤) [内容] 我が国を巡る国際的政治経済・地政学的な環境を踏まえたエネルギー・ ⑤ 食料等の安定確保等総合的な安全保障の在り方を概説する。 [授業外学習] [テーマ] 警備業務の多様性と意義(田中) [内容] 現在の警備業は、どのような業務を実施しているのか。その意義は何かを ⑬ 概説する。 [授業外学習] [テーマ] 社会の安全に携わる行政機関 (荒木) [内容] 会の安全安心とは何か,誰が守るのか? 犯罪情勢等の概要と安全安心 ⑥ を守るための基本的な考え方について,概説する。 [授業外学習]警備業務の種類を事前に調べておくことが望ましい。 [テーマ] 日本における警備業の誕生(田中) [内容] 日本において、いつ、どのような社会的背景のもとに警備業が誕生した ⑭ のかについて概説する。 [授業外学習] [テーマ] 社会の安全に携わる行政機関 (荒木) [内容] 警察をはじめとする各種行政機関について概説し,犯罪等の予防方策, ⑦ 発生時の対処等について概説する。 [授業外学習] [テーマ]少 年非行対策等 (荒木) [内容] 少年非行,児童虐待など,少年をめぐる各種の情勢と対策について概説 ⑧ する。 [授業外学習] 成績評価方法(方針) ⑮ ⑯ [授業外学習]日本史の復習をしておくことが望ましい。 [テーマ] 日本における警備業の発展(田中) [内容] 日本における警備業がどのように発展したのかを概説する。 [授業外学習]高度経済成長期の社会的背景を調べておくことが望ましい。 [テーマ] テスト [内容] 所期の到達目標を達成したかどうかを試験する。 [授業外学習]テキスト、配布資料等を復習すること。 試験の結果に基づき評価する。授業出席回数が2/3以下の場合は、成績評価対象外とする。 成績評価方法(詳細) 成績評価方法 到達目標 定期試験 認知的領域 情意的領域 技能表現的領域 ◎ 履修上の注意(受講学生に望むこと) 評価割合(%) 将来は、教育や社会の安全・安心を担う分野で活躍を目指す学生として自 100% 覚して受講すること。 授業内レポート 授業外レポート 演習・実技 授業態度 出席 ○ 欠格条件 関連科目 社会の安全・安心概論、応用武道概論 教科書 『警察行政概論』金山泰介著 立花書房 連絡先 遠藤研究室:第五体育館3階、伊藤研究室:第五体育館2階、田中研究室:第五体育館3階 参考書 特に指定はありません
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