膠原病患者におけるステロイド骨粗鬆症対策としてのテリパラチドの有用性 1.研究の背景・目的 膠原病患者におけるステロイド骨粗鬆症対策としてのテリパラチド[リコンビナン トヒト副甲状腺ホルモン(1-34)]の有用性を明らかにする。 2.研究方法 診療録から後向きに調査。 3.研究期間 倫理委員会承認後~2015 年 4 月 30 日まで 4.調査対象の症例 調査対象の期間:2011 年 3 月 1 日〜2014 年 10 月末まで 目標症例数:2011 年 3 月から 2014 年 10 月末までにテリパラチド(TP)を 開始し、1年間観察できたステロイド使用膠原病患者 60 例(男性 9、女性 51) 5.調査項目 (1) 主要評価項目 症候性椎体骨折 (2) 副次的評価項目 無症候性椎体骨折および非椎体骨折 腰椎及び大腿骨の骨密度変化 intact PTH、PINP、骨型 ALP、血清 Ca、血清 P、血中尿酸、TRACP-5b、 NTX、尿中 Ca、尿中 P、尿中尿酸、CRP の変化 (3) 安全性評価項目 全治療期間を通じた有害事象 6.個人情報の取扱い 本研究に係るデータ類は、対象患者の秘密保護に十分配慮する。個人情報の保護 のため、データ類は連結可能な匿名化を行なう。連結可能な匿名化 ID は武井博文 が付与し、対応表は武井博文の管理のもと医局内の施錠可能な場所に保管する。電 子データについてはパスワード設定のされた PC で管理する。また本研究において 得られたデータは,本研究の目的以外には使用しない。 7.被験者に理解を求め同意を得る方法 2012.7.26 様式改訂 研究計画書をホームページに掲載し、被験者からの問い合わせに適切に対処する。 8.知的財産権 本研究で得られた成果に関する知的財産権については埼玉医科大学総合医療セン ター リウマチ・膠原病内科に帰属する。 9.研究組織 埼玉医科大学総合医療センター リウマチ・膠原病内科 教授 天野 宏一 電話 049-228-3859 内線 2471 実施者 武井 博文 電話 049-228-3574 内線 6119 問い合わせ先:リウマチ・膠原病内科 外来 ℡ 049-228-3569 リウマチ・膠原病内科 医局 ℡ 049-228-3574 2012.7.26 様式改訂
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