若い世代と地方創生 -コンパクトなまちづくり- 筑波大学社会工学域 大澤義明 津別町住民協議会(2015/04/17) 2015年4月17日 津別町 1 自己紹介 1959 青森県三沢市生まれ 1982 筑波大学社会工学類卒業 1987 筑波大学社会工学研究科修了 1988 熊本大学工学部建築学科助手 1991 筑波大学社会工学系講師 1997 同系助教授 2002 同系教授 (1993 ベルギー・ルーバンカトリック大学客員教授) 研究分野:都市計画,地域科学 学外活動: 郵便局株式会社「郵便局ネットワークの再配置」 経済産業省「石油製品供給不安定地域リスク評価」 茨城県「総合計画審議会」「環境影響評価審査会」 新潟県「高校等再編整備計画策定外部有識者会議」 土浦市「庁舎建設審議会」 「中心市街地活性化基本計画策定委員会」 津別町住民協議会(2015/04/17) 土浦一高評議員,茗渓学園評議員 2 民主主義vs.経済効率:科学研究費 地方自治法 第四条 3 地方公共団体は、その事務所の位置を定め又はこれを変更しようとするときは 条例でこれを定めなければならない。 第一項の条例を制定し又は改廃しようとするときは、当該地方公共団体の議会 において出席議員の三分の二以上の者の同意がなければならない。 現庁舎 移転:2/3の同意が必要 住民投票は完璧では無い 駅前SCスピカ 津別町住民協議会(2015/04/17) 26年度巨大地震プロジェクト報告会(3/24) 茨城新聞 2014.06.18 3 郵便局ネットワークの再配置:郵便局株式会社 大子 郵便 郵便局1局当り 局数 人口(人) 常陸大宮 1 局 あ た り の 人 口 大子 常陸大宮 守谷 12 25 5 マクドナ ルド数 1742 1867 11627 0 2 5 守谷 「施設を減らすルール」に関する基準の設計 津別町住民協議会(2015/04/17) 4 鹿島アントラーズ:アカデミック・アライアンス アカデミックアライアンス協定締結 2013.7.3@カシマスタジアム アントラーズ合同研究会 2014.3.26@カシマスタジアム データ分析と学生目線での政策提案 津別町住民協議会(2015/04/17) 5 県内震災復興事業:文科省特別経費 県北震災復興事業 現地調査 2012.1.5@北茨城市役所 鹿行震災復興シンポジウム 2012.11.25@高萩市文化会館 自治体名 締結日 2003/3 つくば市 2008/2 大子町 2010/2 文京区 2010/7 牛久市 2011/3 土浦市 2011/8 いわき市 2011/11 潮来市 2011/11 伊達市 2011/11 神栖市 2011/12 北茨城市 2011/12 高萩市 2012/2 常総市 包括 2012/2 鹿嶋市 震災復興 被災地大学による自治体支援 2012/07/13 津別町住民協議会(2015/04/17) 筑波研究学園都市交流協議会 包括 震災復興 6 インフラの維持管理:科学研究費*SIP 自治 体 大子町 土浦 神栖 桜川 大子 城里 常総 城里町 桜川市 石岡市 常総市 土浦市 人口 (2010 国調 千人) 行方市 144 95 46 20 21 65 財政力 指数 (2012) 備考(筑 波大学と の協定) 0.87 包括 1.34 震災復興 0.47 無し 0.31 包括 0.38 無し 0.74 包括 茨城県 神栖市 アセットマネジメント理論の自治体への実装 津別町住民協議会(2015/04/17) 7 自治体を取り巻く環境 ● 地方自治体 ・ 人口減+高齢化 インフラ稼働率悪化 新たな行政ニーズ(社会保障,空家・空地) ・ 税収減+交付金減 コストの次世代負担 ● 国土全体での視点 ・ 東京一極集中は必然 津別町住民協議会(2015/04/17) 8 人口密度と行政コスト:全国自治体実績値 1人あたりの 行政コスト 人口密度が小さいほど 行政コストは急速に増加 人口密度 津別町住民協議会(2015/04/17) 9 出典 国土交通省・国土の長期展望.2011年 コンパクトなまちづくりの必然性 ● 選択肢 (1)増税 (2)ハード:インフラ(市街地)縮減 ダウンサイジング (3)ソフト:行政の役割縮小 自治体サービス供給をコミュニティが負担 ● パラダイム変換(従来型行政の限界) 「成長を前提とした都市計画」 →「コンパクトなまちづくり」 行政 (2)+(3)+自律的な仕組み 津別町住民協議会(2015/04/17) 10 地域創生のための条件① 市民の理解を得る • 行政サービスを増やす(広げる)プロセスは 容易だが,減らす(狭める)プロセスは困難. • 税金で賄うサービスレベルが高すぎる. 例)クレーマーが税金をつり上げている 地域の団体が協力し合う雰囲気の醸成 受益やサービスを実感できる制度設計 (ビックデータ・オープンデータ) 津別町住民協議会(2015/04/17) 11 地方創生のための条件② 若い世代を動かす 使命感が強い,閉塞感を嫌う,しがらみのない,若い世代 魅力 減少 若者 出生率 流出 増加 高齢者政策 偏重 シルバー民主主義 上昇 将来へ 気分 の投資 持続的なまちづくり 津別町住民協議会(2015/04/17) 12 地方創生のための視点③ソトモノ目線を入れる ・まちづくりには公式は無い 1)地域性・個性の発掘 「人」「自然」「歴史文化」への多様な価値観 (幸福感) 2)勘と経験と科学的根拠による合意形成 3)ビジネスセンス ・ 総合的視点で問題解決 縦割り的思考の排除 ・ SNSで発信しソトモノ目線をさらに誘引 津別町住民協議会(2015/04/17) 13 コンパクトなまちづくり -身の丈に合わせるー 津別町住民協議会(2015/04/17) 14 関東の新庁舎建設 建設(被災による) 建設(その他) 建設なし • • • • 防災 東日本大震災での被災 老朽化・耐震性能 市町村合併 庁舎の狭隘化 分散庁舎の統合 自治体 茨城 出典 自治体HP 調査日 2012.6.24 東京 栃木 千葉 埼玉 神奈川 群馬 計 津別町住民協議会(2015/04/17) 15 15 7 10 9 5 2 63 全自治体 44 62 36 54 63 36 38 333 比率 34% 24% 19% 19% 14% 14% 5% 19% 15 4候補地:駅からの所要時間(徒歩) 川口2丁目 18分 中央1丁目 9分 イトーヨーカドー 1分 土浦駅前北 1分 津別町住民協議会(2015/04/17) 16 最終移転先の決定(2012.8) 2011. 10 9ヶ所 2011. 11 4ヶ所 2011. 12 3ヶ所 2012. 5 4ヶ所 2012. 6 2ヶ所 2012. 8 1ヶ所 土浦駅西口より撮影 撮影 2012.6.17 朝日新聞 津別町住民協議会(2015/04/17) 2012.8.25 17 コンバージョン型移転の増加 北見市 (SC転用) 2009. 9移転 むつ市(SC転用) 2011.4移転 甲州市(SC転用) 石巻市 (SC転用) 2008.11移転 山梨市(工場転用) 目黒区 八幡西区 (SC転用) (オフィスビル転用) 杵築市 (SC転用) 0 125 250 500 km むつ市長 2014.2移転予定 2012.11.16 2012.Ⅰ移転 津別町住民協議会(2015/04/17) 岩槻区(SC転用) 栃木市(SC転用) 18 日本最大の百貨店転用型庁舎 人口 (千人) 面積 (千m2) 茨城県土浦市 宮城県石巻市 栃木県栃木市 北海道北見市 142 58 73 126 23 20 20 17 青森県むつ市 63 16 35 257 38 32 112 12 11 10 7 6 自治体 山梨県甲州市 北九州市八幡西区 山梨県山梨市 大分県杵築市 さいたま市岩槻区 転用前建物 転用時期 百貨店 百貨店 百貨店 百貨店 郊外型ショッピ ングセンター 百貨店 百貨店 工場 百貨店 百貨店 2015年8月 2010年3月 2014年2月 未定 津別町住民協議会(2015/04/17) 2009年1月 2011年4月 2013年5月 2008年11月 2000年3月 2012年1月 19 若い世代によるまちづくり ー行政に若い声を届けるー 津別町住民協議会(2015/04/17) 20 筑波大学高大連携活動とデータベース 津別町住民協議会(2015/04/17) ・2003年1月,高大 連携委員会発足 ・2009年2月,日本初 の公開型・高大連 携データベース開 設 ・2010年4月,教育 社会連携推進室へ 改編 ・2014年5月データ ベース刷新 ・Googleで「高大連 携」を検索すると 約34万件中第1位 21 高大連携事業数の時系列変化 600 500 400 300 200 100 0 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 ・ 2011年度の震災の影響を回復 ・ 年間500件後で微増 津別町住民協議会(2015/04/17) 22 若い世代による土浦中心市街地活性計画(2011) 実効性 ネタ・情報データ 少子高齢化・・ 次世代を担うの は高校生! 土浦市 土浦市の 高校生 生活者 ワカモノ 筑波大学 研究教育蓄積 ソトモノ 高校生の視座で土浦市の活性化プランを提案 津別町住民協議会(2015/04/17) 23 オリエンテーション 日程 内容 6月 出張講義 オリエンテーション ワークショップ前期 ワークショップ後期 8月4,5日 8月22,23日 10月9日 12月10日 シンポジウム@学園祭 シンポジウム@土浦市 津別町住民協議会(2015/04/17) 実施場所 土浦一高・二高・三高 県南生涯学習センター 筑波大学 県南生涯学習センター 筑波大学 県南生涯学習センター 24 ワークショップ 日程 内容 実施場所 6月 出張講義 オリエンテーション 土浦一高・二高・三高 8月4,5日 ワークショップ前期 ワークショップ後期 県南生涯学習センター 10月9日 シンポジウム@学園祭 筑波大学 12月10日 シンポジウム@土浦市 県南生涯学習センター 8月22,23 日 津別町住民協議会(2015/04/17) 筑波大学 県南生涯学習センター 25 シンポジウム 日程 内容 実施場所 6月 出張講義 オリエンテーション 土浦一高・二高・三高 8月4,5日 ワークショップ前期 ワークショップ後期 県南生涯学習センター 10月9日 シンポジウム@学園祭 筑波大学 12月10日 シンポジウム@土浦市 県南生涯学習センター 8月22,23 日 津別町住民協議会(2015/04/17) 筑波大学 県南生涯学習センター 26 グループワーク:KJ法 土浦市の良い所・悪い所の発見、再確認 津別町住民協議会(2015/04/17) 27 グループワーク:分析手法 景観シミュレーション GIS(地理情報システム) コーホート要因法 2010年 0 5,000 10,000 100~ 90~94 80~84 70~74 60~64 50~54 40~44 30~34 20~24 10~14 0~ 4 10,000 5,000 0 男 女 提案に説得力を持たせる 津別町住民協議会(2015/04/17) 28 2011/12/10 1回目集合写真 2回目集合写真 2011/08/04,05@土浦 2011/08/22,23@土浦 集合写真 集合写真 2011/10/09@筑波大学 津別町住民協議会(2015/04/17) 2011/12/10@土浦 メンバー 増田秀太 藤澤真伍 櫻井勇太 渡邉夏希 韮澤実月 TA田中弥菜美 29 現場調査*俯瞰分析 寂し い。 怖い 人口(人) モール505は人がいない だけど モール505付近に人は多い 少な い 多い 2011/08/23津別町住民協議会(2015/04/17) モール505 30 照度計調査 • 照度計による調査 明るさ(l x) 場所 モール50 5 1階 700~900 2階 130~140 3階 500~800 高架下 300~350 賑わう通り 3階 1700~ 1800 明るさの目安 通常の教室… 600~ 800lx (撮影:2011/08/23)2階 津別町住民協議会(2015/04/17) 賑わう通り 31 提案:交番をカレー色へ ・住民が安心できる。 ・被害者が安心して逃 げ込むことができる。 ・存在感があることで、 犯罪を起こしにくくな る。 ・夜でも目立つ! 常識をくつがえす大人では思いつかない着想 津別町住民協議会(2015/04/17) 32 高大連携による次代の人材育成 年度 タイトル 19 高校生の視座による茨城のまちづくり 20 21 21 22 23 25 26 茨城県5校交流による地域再生プロ ジェクト 参加高校・人数 鉾田一31名 太田一,水戸一,鉾田 一,石岡一24名 太田一,太田二,佐竹, 常陸太田のまちづくりを構想する 里美30名 中学生が誇る石岡の原風景 石岡市内中学生32名 数理的考察に基づく高校生による常 太田一,太田二,佐竹, 陸太田復権計画 里美42名 若い世代による土浦市中心市街地活 土浦一,土浦二,土浦 性化プラン 三43名 高校生によるいわき市まちづくり計画 磐城桜が丘,磐城42名 磐城桜が丘,磐城,福 いわき市高校生による地方創生プラン 津別町住民協議会(2015/04/17) 島高専32名 33 地方創生の時代 都市構造再編,少子化対策には時間が必要 国力に余力があるうちに意識変革 ① 市民の理解 ② 若い世代 ③ ソトモノ目線 「地域をよくする」+「人をよくする」 地域への誇り 津別町住民協議会(2015/04/17) 34 津別町まちなか再生事業 ー津別町と筑波大学との連携ー 大学 市民 自治体 津別町住民協議会(2015/04/17) 企業 35 27年度まちなか再生事業:大学連携型 「大学がまちづくりを牽引」 継続的なまちなか再生及び人 材育成のために,大学の教 員・学生が地域現場に入り, 地元関係者と共にまちなか再 生に取り組む. 自治体のニーズ ・科学的分析 ・しがらみの無い視点 ・学生の若い力 26 山形市(東北芸工大) 年度 若狭町(立命館大) 美波町(神奈川大) 25 川越市(立教大) 年度 館山市(千葉大) 大垣市(名古屋大) 八幡市(関西大) 本山町(慶応大) 大学のニーズ ・現場スキルの習得 ・教育研究のフィールド ・地域貢献 北海道では初めての事業 津別町住民協議会(2015/04/17) 36 道外の大学:町は舞台,町民が主役 津 別 町 筑 波 大 学 持続可能なまちづくり コンパクトな まちづくり 次代の担い手 の育成 全国区大学・学際研究 筑波大学 ワカモノ・ソトモノ目線を加える 社会工学 勘に頼らず科学で考える 都市計測実験室 定性から定量へ 津別町住民協議会(2015/04/17) 37 全国区かつ大規模な大学 人口 茨城大 茨城大重心 大学進学者重心 (H21) 筑波大 筑波大重心 東京大 東京大重心 正職員 学群生 大学院生 総数 4,718 9,778 6,632 21,128 津別町住民協議会(2015/04/17) 比較 網 走 40,663 美 幌 22,942 総数 湧 別 10,979 学群 生 大 空 8,674 学群 生 津 別 6,506 大学 院生 留学生 (102カ国) 1,744名 38 都市計画マスタープラン策定実習:35年の歴史 ・土浦市をフィールド ・社会工学類都市計画専攻 必修科目 ・毎年30~50名受講 40名*35年=1,400名 津別町住民協議会(2015/04/17) 39 44月 プロジェクト内容とスケジュール 41月 46月 住民協議会勉強会(8回) キックオ フシンポ ジウム 次世代ワー クショップ ゼミ合宿 実証実験 津別高 校生学 園都市 研修 成果発 表シン ポジウ ム インフラ維持管理調査・分析 津別筑波大学 事務所 津別町住民協議会(2015/04/17) 40 住民協議会勉強会:前期 ●4月:2015年4月17日(金) 【講師】大澤義明(筑波大学社会工学域教授) 【テーマ】津別まちなか再生事業の意義 ●5月:2015年5月22日(金) 【講師】山本幸子(筑波大学社会工学域助教) 【テーマ】空き家,移住定住,既存施設を利用した交流拠点 ●7月:2015年7月17日(金) 【講師】谷口守(筑波大学社会工学域教授) 【テーマ】コンパクトシティ,スタートタン ●9月:2015年9月25日(金) 【講師】石田東生(筑波大学社会工学域教授) 【テーマ】公共交通,生活の場,シーニックバイウェイ 津別町住民協議会(2015/04/17) 41 住民協議会勉強会:後期(日程人選調整中) ●10月:2015年10月16日(金) 【講師】藤井さやか(筑波大学社会工学域准教授) 【テーマ】集合住宅,土地利用,市民協働 ●11月:2015年11月13日(金) 【講師】藤川昌樹(筑波大学社会工学域教授) 【テーマ】歴史文化,まちなみ景観 ●12月:2015年12月4日(金) 【講師】川嶋宏一(筑波大学社会工学域教授) 【テーマ】オープンデータ,IT化 ●2月:2016年2月5日(金) 【講師】雨宮護(筑波大学社会工学域准教授) 【テーマ】防犯,公園 津別町住民協議会(2015/04/17) 42 次世代ワークショップ ワークショップ(若い世代) 【日時】2015年8/21-8/31(土日を含む4日間) 【ファシリテイター】筑波大学学生10名 【演題】若い世代による津別まちづくりプラン 【内容】ワークショップの設計(5チーム、40名) 地域住民(若い世代)3チーム(15名) 高校生3チーム(15名) 役場1チーム(5名) ソトモノ1チーム(5名) 津別町住民協議会(2015/04/17) 43 ゼミ合宿実証実験: 筑波大学ラグビー部合宿17年の実績 ● 津別の長所 スポーツ合宿の受け入れ経験・ノウハウ ○ ヒト:大学との心理的距離 ○ モノ:公共施設,宿泊施設,食,気候 ○ カネ:調整コスト,廉価な使用料,巡検,観光 ゼミ合宿 筑波大学 8/21~ 8/31の1週 間 小樽商科 大学 メリット:大規模 デメリット:夏期に集中 計画中 研究会 インフラ 維持管理 研究会 メリット:年度末に多い デメリット:小規模 津別町住民協議会(2015/04/17) 44 筑波大学津別駐在事務所(8/10~9/9) • • • • 8/10~8/31(湊),8/18~9/9(竹屋) 役場在駐 調整・折衝,調査,受け入れ,段取りなど インフラ総量調査分析 ■湊信乃介(23才,男) 修士1年 宇都宮出身 ダンス・サッカー 石塀景観 ■竹屋裕樹(23才,男) 修士1年 千葉出身 野球 半島の活性化 「津別町に溶け込む気持ちで 「目指すは津別町の起爆剤。 頑張ります!」 よろしくお願いします!」 津別町住民協議会(2015/04/17) 45 インフラ総量調査分析:プティ地方版総合戦略 ● 空き家調査 → 空き家理由のヒアリング,GIS表示 ● 道路・橋梁調査 → 交通量などデータ整理 ● 人口動態予測 → コーホート分析での感度分析 ● 財政シミュレーション → 税収,インフラ維持コスト ● まち維持のためのシナリオ(コンパクトなまちづくり,定住 人口増,地場産業誘致,農産物ブランド化...) 財政部門 ○ ○ ○ 建設部門 カネ:今回の事業 ひと:筑波大学 情報:地道な基礎調査(収集,電子化,集約分析,可視化) 政府主導の地方版総合戦略と対峙 津別町住民協議会(2015/04/17) 46 キックオフ・シンポジウム 【日時】2015年6月12日(金)1830-2100 挨拶 津別町長・佐藤多一 基調講演 鹿島アントラーズ代表取締役社長・井畑滋 趣旨説明 津別まちなか再生事業プロデューサー・大澤義明 講演 東京国際映画祭プロデューサー・小西弘樹 講演 北海道開発局建設部道路計画課長・和泉晶裕 講演 小樽商科大学准教授・大津晶+小樽商大学学生隊 講評 地域総合整備財団(ふるさと財団) 総括 筑波大学ラグビー部長・中川昭 津別町住民協議会(2015/04/17) 47 まちづくりシンポジウム 【日時】2016年1月9日(土)(もしくは1月8日(金)) 挨拶 事業報告 津別まちづくり ワークショップ 講評 挨拶 筑波大学 プロデューサー 津別町役場 津別町民 北海道開発局 ふるさと財団 津別町長 筑波大学 町民 津別町 北海道 企業 津別町住民協議会(2015/04/17) 48 筑波大学学園祭シンポジウム(2015/11/8) 津別町住民協議会(2015/04/17) 49 筑波大学都市計測実験室 人数 名前 1 若林優妃 2 長晃 3 野口宇宙 4 湊信乃介 5 鄭伊曼 6 竹屋裕樹 7 岡本ゆきえ 8 赤澤邦夫 9 川岸卓司 10 馬東来 11 バクミナ 学年 学群4年 学群4年 学群4年 修士1年 修士1年 修士1年 修士2年 修士2年 修士2年 兼博士2 年 博士1年 博士3年 出身地 長野県長野市 茨城県つくば市 福島県いわき市 栃木県宇都宮市 中国広東省 千葉県千葉市 静岡県袋井市 岡山県倉敷市 研究テーマ 公園の配置 インフラ再建 オタクによる地域活性化 自然を活かしたマスタープラン 伝統建築物の保存 医療施設の配置 酒造会社との共同研究 石油備蓄に関する研究 東京都八王子市 北海道の外国人観光客の動向 中国吉林省 ベナン 高密度の都市の環境の評価 メディア広告と消費者行動 多様な人材 津別町住民協議会(2015/04/17) 筑波大学ラグビー部 ■中川 昭 • 筑波大学 体育系 教授 • 筑波大学ラグビー部元監督 (1994~2004) ⇒筑波大学ラグビー部現部長 (2005~) • 研究分野:スポーツ科学 ■創設:1924年 • 名実共に日本の国立大学の ラグビー部では最強のチーム ⇒ • 関東大学ラグビー対抗戦1位(2012) • 全国大学ラグビーフットボール 選手権大会準優勝(2012,2014) ラグビー部合宿実績+森井主幹はラグビー部OB 津別町住民協議会(2015/04/17) 51 小樽商科大学 大津ゼミ 市民と学生が関わり合って、 まちづくりを行う ■大津 昌 • 小樽商科大学 商学部 准教授 • 筑波大学卒 • 都市計測実験室OB • 研究分野:社会システム工学、 安全システム、都市計画、建築計画 小樽商大の地域貢献実績+伊藤課長は小樽商大OB 津別町住民協議会(2015/04/17) 52 学内外のネットワーク:多様な課題への対応 小樽 商科大学 ラグビー部 都市計測実験室 北海道 開発局 教 員 学 生 津別町住民協議会(2015/04/17) 鹿島 アント ラーズ 日本 交通 公社 三菱 地所 トヨタ 53 最後に確認 ・ ・ ・ 筑波大学は教育重視 ⇒ 人材教育 学生への温かい目(失敗やミスへの度量) 筑波大学は研究重視 ⇒ 個別より普遍 大学研究への理解(フラットな立場) 筑波大学は国立大学 ⇒ 国民への説明責任 活動事業に積極的なPRへの協力活用 まちづくりは百年の計 1)若い世代の交流を中心 2)データ分析など科学的分析を活用 津別町住民協議会(2015/04/17) 54
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