クロピドグレル錠 25mg「AA」 クロピドグレル錠 75mg「AA」 安定性試験に関する資料 クロピドグレル錠 25mg「AA」 加速試験 <試験方法> 1) 試 料:クロピドグレル錠 25mg「AA」 (製造番号:C025-S1、C025-S2、C025-S3) 2) 保存条件:温度;40±1℃、湿度;75±5%RH、期間;6 ヵ月 3) 試験期間:2013 年 8 月~2014 年 2 月 4) 保存形態:PTP(アルミピロー入り)、瓶(乾燥剤入り) 5) 試験項目:( )内は規格値 ① 性状 (白色~微黄白色のフィルムコーティング錠) ② 確認試験 (波長 269nm~273nm 及び 276nm~280nm に吸収の極大を示す。) ③ 純度試験 (試料溶液のクロピドグレルに対する相対保持時間約 0.3、約 0.5 及び約 0.9 のピーク面積は、標準溶液のクロピドグレルのピーク面積の 3/10 より大きくなく、試料溶液 の相対保持時間約 2.0 のピーク面積は、標準溶液のクロピドグレルのピーク面積の 1.2 倍 より大きくなく、試料溶液のクロピドグレル及び上記以外のピークの面積は、標準溶液のク ロピドグレルのピーク面積の 1/10 より大きくない。また、試料溶液のクロピドグレル以外の ピークの合計面積は、標準溶液のクロピドグレルのピーク面積の 1.7 倍より大きくない。) ④ 溶出試験 (30 分間、70%以上) ⑤ 定量 (95.0~105.0%) <試験結果> PTP(アルミピロー入り) Lot. No. C025-S1 C025-S2 C025-S3 試験項目 開始時 1 ヵ月 3 ヵ月 6 ヵ月 性状 適 適 適 適 確認試験 適 適 適 適 純度試験 適 適 適 適 溶出試験(%) 86~93 88~94 87~96 83~94 定量(%) 99.5~100.5 99.5~100.0 98.7~100.1 98.7~98.9 性状 適 適 適 適 確認試験 適 適 適 適 純度試験 適 適 適 適 溶出試験(%) 84~95 87~95 87~97 81~97 定量(%) 99.4~100.3 99.5~100.1 99.2~99.8 98.9~99.2 性状 適 適 適 適 確認試験 適 適 適 適 純度試験 適 適 適 適 溶出試験(%) 87~96 87~96 85~96 85~96 定量(%) 99.6~100.5 98.9~99.4 98.4~99.6 98.6~99.3 1 瓶(乾燥剤入り) Lot. No. C025-S1 C025-S2 C025-S3 試験項目 開始時 1 ヵ月 3 ヵ月 6 ヵ月 性状 適 適 適 適 確認試験 適 適 適 適 純度試験 適 適 適 適 溶出試験(%) 86~93 85~94 81~95 81~93 定量(%) 99.5~100.5 100.0~100.6 99.1~100.0 99.5~100.2 性状 適 適 適 適 確認試験 適 適 適 適 純度試験 適 適 適 適 溶出試験(%) 84~95 85~94 85~97 82~93 定量(%) 99.4~100.3 99.3~100.3 98.8~100.2 98.9~100.1 性状 適 適 適 適 確認試験 適 適 適 適 純度試験 適 適 適 適 溶出試験(%) 87~96 88~95 87~98 85~91 定量(%) 99.6~100.5 98.9~100.3 99.3~99.8 99.2~99.7 <結論> クロピドグレル錠 25mg「AA」を 40℃、75%RH で 6 ヵ月間保存したとき、各試験項目において 変化は認められなかった。 本試験の結果より、クロピドグレル錠 25mg「AA」を PTP(アルミピロー入り)、瓶(乾燥剤入り)の 状態で保存した場合、室温で 3 年間安定であることが推測された。 2 クロピドグレル錠 75mg「AA」 加速試験 <試験方法> 1) 試 料:クロピドグレル錠 75mg「AA」 (製造番号:C075-S1、C075-S2、C075-S3) 2) 保存条件:温度;40±1℃、湿度;75±5%RH、期間;6 ヵ月 3) 試験期間:2013 年 8 月~2014 年 2 月 4) 保存形態:PTP(アルミピロー入り)、瓶(乾燥剤入り) 5) 試験項目:( )内は規格値 ① 性状 (白色~微黄白色のフィルムコーティング錠) ② 確認試験 (波長 269nm~273nm 及び 276nm~280nm に吸収の極大を示す。) ③ 純度試験 (試料溶液のクロピドグレルに対する相対保持時間約 0.3、約 0.5 及び約 0.9 のピーク面積は、標準溶液のクロピドグレルのピーク面積の 3/10 より大きくなく、試料溶液 の相対保持時間約 2.0 のピーク面積は、標準溶液のクロピドグレルのピーク面積の 1.2 倍 より大きくなく、試料溶液のクロピドグレル及び上記以外のピークの面積は、標準溶液のク ロピドグレルのピーク面積の 1/10 より大きくない。また、試料溶液のクロピドグレル以外の ピークの合計面積は、標準溶液のクロピドグレルのピーク面積の 1.7 倍より大きくない。) ④ 溶出試験 (45 分間、80%以上) ⑤ 定量 (95.0~105.0%) <試験結果> PTP(アルミピロー入り) Lot. No. C075-S1 C075-S2 C075-S3 試験項目 開始時 1 ヵ月 3 ヵ月 6 ヵ月 性状 適 適 適 適 確認試験 適 適 適 適 純度試験 適 適 適 適 溶出試験(%) 87~93 91~95 92~99 89~100 定量(%) 99.4~100.1 99.2~100.2 99.1~99.5 99.0~99.1 性状 適 適 適 適 確認試験 適 適 適 適 純度試験 適 適 適 適 溶出試験(%) 88~94 90~98 93~99 91~98 定量(%) 100.2~100.6 99.9~100.9 99.4~99.8 99.4~99.7 性状 適 適 適 適 確認試験 適 適 適 適 純度試験 適 適 適 適 溶出試験(%) 91~96 89~97 93~99 88~98 定量(%) 99.8~100.5 99.6~101.3 98.8~99.3 99.1~99.6 3 瓶(乾燥剤入り) Lot. No. C075-S1 C075-S2 C075-S3 試験項目 開始時 1 ヵ月 3 ヵ月 6 ヵ月 性状 適 適 適 適 確認試験 適 適 適 適 純度試験 適 適 適 適 溶出試験(%) 87~93 91~95 91~97 93~98 定量(%) 99.4~100.1 99.2~100.0 99.4~99.8 98.9~99.3 性状 適 適 適 適 確認試験 適 適 適 適 純度試験 適 適 適 適 溶出試験(%) 88~94 89~96 88~98 96~100 定量(%) 100.2~100.6 99.6~100.1 99.2~99.8 99.3~100.0 性状 適 適 適 適 確認試験 適 適 適 適 純度試験 適 適 適 適 溶出試験(%) 91~96 91~99 93~97 93~99 定量(%) 99.8~100.5 99.0~99.7 99.4~99.6 99.3~99.5 <結論> クロピドグレル錠 75mg「AA」を 40℃、75%RH で 6 ヵ月間保存したとき、各試験項目において 変化は認められなかった。 本試験の結果より、クロピドグレル錠 75mg「AA」を PTP(アルミピロー入り)、瓶(乾燥剤入り)の 状態で保存した場合、室温で 3 年間安定であることが推測された。 4
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