用途とラインナップ

NETIS登録番号(CG-060012-A)
極東興和株式会社
3Q工法とは、
Quality(品質の向上)
Quick(急速施工)
Quiet(静かで周辺環境に優しい)
を実現する小口径杭とプレキャストコンクリート製品の杭頭結合技術です。
3Q工法は、プレキャストコンクリート製品にあらかじめ埋め込んだスプライス
キャップと呼ばれる鋼製スリーブと小口径杭の杭頭部との隙間にモルタルを充填
し、杭頭結合を行います。
用途
・山岳部、都市部、仮設仕様における適用例を紹介
1
3Q工法ってどんなときに使うの?
3Q工法は、都市部の住宅密集地や山岳道路の谷側斜面などの狭隘地における工事
にて威力を発揮します。
◎山岳部における適用例
◆山間部道路・谷側拡幅①
◆山間部道路・谷側拡幅②
拡幅
軽量盛土
プレキャスト基礎
スプライスキャップ
プレキャスト基礎
小口径杭
スプライスキャップ
小口径杭
◆張出し歩道基礎
◆ロック(スノー)シェッド 脚部基礎
ロック(スノー)シェッド
プレキャストスラブ
プレキャスト基礎
スプライスキャップ
スプライスキャップ
小口径杭
小口径杭
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◎都市部における適用例
◆道路拡幅(L型擁壁)
◆ボックスカルバート基礎
拡幅
オープン掘削時の掘削範囲
土留掘削時の掘削範囲
家屋等
家屋等
プレキャスト
ベースコンクリート
小口径杭
スプライスキャップ
プレキャスト
ボックスカルバート
スプライスキャップ
小口径杭
◆水路施工
◆水路のふた掛け
スプライスキャップ
家屋等
プレキャスト蓋
現場打ち
コンクリート
U型水路
プレキャスト製品
小口径杭
鋼矢板
スプライスキャップ
小口径杭
主な特長
■狭隘地での低コスト急速施工
■基礎断面の小型・軽量化
■施工の合理化・省力化
■工事騒音の低減
■安全性の向上
■品質の向上
3
◎仮設仕様
3Q工法は、永久構造物だけでなく仮設構造物でも威力を発揮します。
◆プレキャストL型擁壁 + ロックボルトなど
仮設土留めとして設置する擁壁の基礎との結合への使用例
プレキャストL型擁壁
スプライスキャップ
ロックボルト
主な適用例
■土留め
◆矩形プレキャスト + ロックボルトなど
架設支保工と基礎との結合への使用例
架設支保工
スプライスキャップ
主な適用例
■軟弱地盤における補強対策
(架設支保工の沈下対策)
■斜面のすべり対策
■盛土法面の補強
■盤ぶくれ防止対策
ロックボルト
◆矩形プレキャスト + ロックボルトなど
仮囲い(一般道と施工スペース等)と基礎との結合への使用例
単管パイプ
単管パイプ
施工
スペース
一般道
施工
スペース
3Q工法
一般道
4
主な適用例
■用地の仮囲い
■標識基礎
■支柱基礎
ラインナップ
・支持力規模、プレキャスト製品規模による組合せを紹介
5
3Q工法ってどんな組み合わせで使うの?
支持力規模・プレキャスト製品規模による組み合わせを紹介します。
大規模プレキャスト + マイクロパイル
適用杭径(マイクロパイル):φ165~φ267
ボックスカルバート
小橋台、基礎
プレキャスト
ボックスカルバート
プレキャスト基礎
スプライスキャップ
マイクロパイル
スプライスキャップ
マイクロパイル
中規模プレキャスト + アンカーパイルなどの小口径杭
適用杭径(アンカーパイルなど):φ114~φ165
ボックスカルバート
L型擁壁
プレキャスト
ボックスカルバート
スラブ(5-10m程度)
プレキャストL型擁壁
スプライスキャップ
アンカーパイル
プレキャスト蓋
スプライスキャップ
スプライスキャップ
アンカーパイル
アンカーパイル
小規模プレキャスト + ロックボルト,単管杭など
適用杭径(ロックボルト、単管杭など):D25~φ90
L型擁壁
スラブ(5m以下)
支柱基礎等
スプライスキャップ
プレキャスト蓋
プレキャストL型擁壁
スプライスキャップ
プレキャストベース
スプライスキャップ
ロックボルト or 単管杭
ロックボルト or 単管杭
ロックボルト
or 単管杭
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ラインナップの詳細資料
◆大規模プレキャスト と マイクロパイルの組み合わせ
ボックスカルバート
小橋台、基礎
プレキャスト基礎
プレキャスト
ボックスカルバート
スプライスキャップ
プレキャスト
ラインナップ
マイクロパイル
スプライスキャップ
マイクロパイル
・プレキャストサイズ:H=3.0~5.5m(たて2分割)
・プレキャストサイズ:B=1.0~1.5m
適用サイズ
・マイクロパイル適用径:φ165.2~φ267.4
マイクロパイル適用長:~50m(最長実績)
・施工フロー
・施工概要
土
工
施
工
基
面
整
形
・削孔方法:ロータリーパーカッション、ダウンザホールハンマ、回転圧入など
適用地盤
※
完
成
※どちらが前後しても可能
クローラータイプ
・重量
本体:2.5t~3.5t
平面形状:(L×W)運搬時
1.6m-3.6m×
1.3m-2.1m
・空頭制限
3.5m~
※3.5m~5.5mの場合、
削孔機の改造が必要
・重量
本体:7t~12t
平面形状:(L×W)運搬時
5.0m-7.3m×
2.0m×
2.45m
・空頭制限
3.5m~
※3.5m~6.7mの場合、
削孔機の改造が必要
ボックスカルバート
用途
※
杭
頭
結
合
・軟弱地盤~岩盤
スキッドタイプ
施工機械
ス
ト
部
材
据
付
マ
イ
ク
ロ
パ
イ
ル
打
設
プ
レ
キ
ャ
施工方法
マイクロパイル(杭径300mm以下の小
口径杭の総称)と比較的大規模なプレ
キャスト部材に埋め込んだスプライス
キャップを無収縮モルタルにより結合さ
せる工法である。
小橋台、基礎
・水路ボックス
(道路交差部等)
・通信ケーブル用ボックス
(道路交差部等)
・構造物の小橋台
・構造物の連続基礎
・マイクロパイル:70,000~140,000円/m程度
単価の目安
※工事費は条件(施工条件、杭種・杭径等)により変動します。当社にお問合せ下さい。
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◆中規模プレキャスト と アンカーパイルなどの小口径杭の組み合わせ
ボックスカルバート
プレキャスト
ボックスカルバート
プレキャスト
ラインナップ
L型擁壁
スラブ
プレキャストL型擁壁
プレキャスト蓋
スプライスキャップ
スプライスキャップ
スプライスキャップ
アンカーパイル
アンカーパイル
アンカーパイル
・プレキャストサイズ:H=1.0~3.0m ・プレキャストサイズ:H=1.5~3.0m ・プレキャストサイズ:L(スパン)=5~10m
適用サイズ
・アンカーパイル適用径:φ114.3~φ165.2
アンカーパイル適用長:~15m
・施工フロー(例:アンカーパイル)
・施工概要
・削孔方法:ロータリーパーカッション、ダウンザホールハンマ、回転圧入など
適用地盤
ス
ト
部
材
据
付
パ
イ
ル
打
設
※
※
杭
頭
結
合
完
成
※どちらが前後しても可能
クローラータイプ
・重量
本体:1.2t~3.5t
平面形状:(L×W)*運搬時
1.4m-3.6m×
1.3m-2.1m
・空頭制限
3.5m~
※3.5m~5.5mの場合、
削孔機の改造が必要
ボックスカルバート
用途
ア
ン
カ
・軟弱地盤~岩盤
スキッドタイプ
施工機械
プ
レ
キ
ー
土
工
施
工
基
面
整
形
ャ
施工方法
アンカーパイル(マイクロパイルより、支
持力規模が小さく安価な小口径杭)と中規
模のプレキャスト部材に埋め込んだスプラ
イスキャップを無収縮モルタルにより結合
させる工法である。
・水路ボックス
(歩道部等)
・通信ケーブル用ボックス
(歩道部等)
・重量
本体:7t~12t
平面形状:(L×W)*運搬時
5.0m-7.3m×
2.0m×2.45m
・空頭制限
3.5m~
※3.5m~6.7mの場合、
削孔機の改造が必要
L型擁壁
・土留め
スラブ
・水路蓋かけ
・アンカーパイル:10,000~30,000円/m程度
単価の目安
※工事費は条件(施工条件、杭種・杭径等)により変動します。当社にお問合せ下さい。
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◆小規模プレキャスト と ロックボルト,単管杭などの組み合わせ
L型擁壁
スラブ
支柱基礎等
スプライスキャップ
プレキャスト蓋
プレキャストL型擁壁
プレキャストベース
プレキャスト
ラインナップ
スプライスキャップ
スプライスキャップ
ロックボルト or 単管杭
ロックボルト
or 単管杭
ロックボルト or 単管杭
・プレキャストサイズ:H=0.6~1.5m ・プレキャストサイズ:L(スパン)=3~5m ・プレキャストサイズ:B=0.8~1.5m
適用サイズ
・ロックボルト適用径 : D25~φ90
ロックボルト適用長 : ~7m
・施工概要
・施工フロー
土
工
施
工
基
面
整
形
プ
レ
キ
ス
ト
部
材
据
付
ッ
主に法面の安定化に使用されるロックボル
トや仮設用の単管杭をプレキャスト部材に
埋め込んだスプライスキャップと結合させ
る工法である。大きな支持力は期待しない
構造物や、仮設用として適用する。
ャ
施工方法
・単管杭適用径: φ48~φ60
単管杭適用長: ~4m
ロ
ク
ボ
ル
ト
・
単
管
杭
打
設
杭
頭
結
合
完
成
・削孔方法:ロータリーパーカッション、ダウンザホールハンマ、回転圧入、エアー打撃(単管杭)など
適用地盤
・ロックボルト:軟弱地盤~岩盤(硬岩の施工は先行掘りが必要)
・単管杭 :硬岩以外
・重量
本体:230-500kg
操作スタンド:65-70kg
・空頭制限
3.5m~
施工機械
・重量:21kg(本体)
・空頭制限
杭長+1.0m~
■ロックボルト
L型擁壁
・仮設土留め
■単管杭
スラブ
・溝蓋かけ
用途
単価の目安
支柱基礎等
・軟弱地盤における補強対策
(架設支保工の沈下対策)
・斜面のすべり対策
・盛土法面の補強
・盤ぶくれ防止対策
・道路土工、切土斜面の遮音
壁基礎補強、防護柵等
・単管杭 :3,000 ~ 7,000円/m程度
・ロックボルト:8,000 ~ 20,000円/m程度
※工事費は条件(施工条件、杭種・杭径等)により変動します。当社にお問合せ下さい。
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