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株式会社テクノファ認定
キャリア・カウンセラー(キャリア・コンサルタント)能力評価試験
受
験
株式会社
要
項
テクノファ
2015 年 4 月 1 日
■ 試験概要
Ⅰ 受験資格
社会人として3年以上の職業経験を有すること、かつ、次の①、②、③のいずれか要件を満たしていること
を受験資格とする。
①
株式会社テクノファの主催するキャリア・カウンセラー養成コースを修了した者
②
『【キャリア・コンサルタント能力評価試験の指定基準】別表2「キャリア・コンサルタント養成に係る
モデルカリキュラム(訓練時間の目安)」相当以上の教育訓練を受けていること。
この要件に該当する教育訓練は、「特定非営利活動法人キャリア・コンサルティング協議会」構成
機関が実施するキャリア・コンサルタント(キャリア・カウンセラー)養成コース等とする。
③
【キャリア・コンサルタント能力評価試験の指定基準】別表1能力評価試験にかかわる能力基準項
目に相当するキャリア・コンサルティングの実施に必要な能力を習得しうると認められる実務の経
験を有していること。具体的には、以下の a)、b)、c)、いずれかの経験を有している事。
a) 1年以上の相談経験。
b) 30件以上の相談件数。
c) 50回以上の相談経験。
(但し、前提となる社会人経験は3年については、最終学歴が中学校の場合は5年とする。)
Ⅱ 「試験科目及び合否基準」
一次試験(学科試験)
試験形態
科 目
配点基準
内 容
合格基準
Ⅰキャリア・カウンセリング(キ ・キャリア・カウンセラー
学科試験で総得点の7
ャリア・コンサルティング)の (キャリア・コンサルタント) と 0%相当を得ること。但し、
社会的意義に対する理解
・択一式
して守 るべき 倫理 ・行 動規 (1)各科目Ⅰ~Ⅳの得点
Ⅱキャリア・カウンセリング(キャ 範、キャリア・カウンセリング が50%を下回らないこと。
・多肢選択式
リア・コンサルティング)を行 (キャリア・コンサルティング) (2)
・記述式
うための基本的知識
・論述式
の基本的知識、基本的スキ
Ⅲキャリア・カウンセリング(キャ ル 、 キ ャリ ア・ カ ウン セ ラー
1)択一式
2)多肢選択式
①全50問
リア・コンサルティング)の相 (キャリア・コンサルタント)に
3)記述式
②180分
談実施過程において必要 必要な能力等について理解
4)論述式
③200点満点
なスキル
しているかを問う。
1)~4)それぞれの配点が
Ⅳキャリア・カウンセリング(キャ ・キャリア・カウンセラー(キャ 5 0 % 以 上 を 得 点 す る こ
リア・コンサルティング)の包 リア・コンサルタント)
として と。
括的な推進、効果的実施に 活動していく上でのスキルの 各設問の配点基準につい
係る能力
活用方法、相談過程での配 てはモデル解答を参照。
但し、各科目の配点基準は一応の目安であり、変 慮等を問う。
動する場合もあり得る。
2
二次試験(実技試験)
試験
科 目
形態
内 容
キャリア・カウンセリング(キャリア・コンサルティン
対面による相談支援の面接実技、ふりか
グ)の実施過程で用いる下記の5項目について具 えり及び口頭試問 試験時間 30分
・対面式
(30分)
体的な能力を判定する。
1) 面接実技 20分
1) 傾聴
2) ふりかえり・口頭試問 10分
2) CL が最も強く訴えたことを把握できたか
3) 具体的展開
4) 自己評価
5) 基本的態度
<実技試験は以下の評価により合否を判定します。>
1.
実技試験評価項目と評価段階
傾聴-態度
A.
クライエントが安心してその場にいられるような関り方で、クライエントが自由に語られる対応ができる。
B.
クライエントへの敬意が表現され、温かみのある態度で落ち着いて対応できる。
C. 姿勢が硬く、緊張している。回避的、消極的、防衛的なかかわり方ですぐ助言や結論を出そうとする。
D. 落ち着きが無く、批判的、押し付け的でクライエントを不快にさせる。無表情で冷たい感じ。
傾聴-気持ち
A.
クライエントが表現した感情を正確に感じとり、理解したことをクライエントに不安や脅威を与えることなく適切かつ柔軟に応
答することができる。
B.
クライエントが表現した感情を受け止め、理解した上、伝え返すことはできる。複雑な感情は部分的に捉えることが少しはで
きる。
C. クライエントへの敬意が不十分で、言語・非言語による表現が不活発。クライエントが表現した感情を見逃すことが多い。
D. 自分の関心で聞く。クライエントの感情表現に対する応答ができない。
傾聴-スキル
A.
クライエントが自己理解を深めるためにクライエントの視点に立って、クライエントの見方、考え方を理解し、理解したことを
適切に具体的な表現で伝えることができる。場面や状況に応じて技法を正しく、柔軟に使いこなすことができる。
B.
クライエントを受容してそのまま応答することができる。また、傾聴技法を統合して用いることもできる。言語表現だけでなく、
非言語表現も理解できる。
C. 要点に触れることができるが、枝葉末節に拘り、具体性が乏しい。応答は冗長で散漫。一部の応答技法のみの使用となる。
必要な技法が使えない。
D. 曖昧な表現、不正確な応答。恣意的に間違った技法を用いる。
主訴の把握(クライエントが最も強く訴えたことを把握できたか)
A/B. クライエントが表現された内容からクライエントが抱えて、相談したいと思っていることを把握し、理解することができる。主訴
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をクライエントにフィードバックして共有する事ができる。
C.
何を相談しているかがわからないまま面談をしている。主訴をクライエントに確認する事が出来ない。
D.
全く的外れな対応で、自分の思い込みで断定的な理解を押し付けている。
具体的展開
A/B. 面談の状況を理解し、その状況に添った適切な面談ができる。また、その面談の段階におけるふさわしくない対応につい
ては控えることができる。クライエントにとって問題解決となる行動や、情報提供や課題設定などを考えることができ、効果
的な提言の時期について理解している。
C.
状況理解は乏しい。問題解決の提案ができていない。あるいは反対に、関係構築前から問題解決に走ろうとしてカウンセ
ラー主導となっている。
D.
状況を理解せず、カウンセラーの考え方のみで面談を進め、恣意的な対応を行っている。
自己評価
A/B. 自分のカウンセラーについて要点を外さず、率直、的確に具体的なふり返りができる。また、場の雰囲気に配慮し、カウン
セラーとして役割について適切に語ることができる。
C.
カウンセラーについて、要点が漠然としたり、やや的を外す。また防衛的で弱みを隠そうとする。表面的であわせようとす
る。目標も明確にすることができない。
D.
要点からかけ離れたふり返りをする。閉鎖的、逃避的。一貫性がない。また、資格取得目的が曖昧または打算的である。
基本的態度
A/B. カウンセラーとして自分をありのままに受容し、言語、非言語表現が多くの場合、一致している。また、必要に応じてクライ
エントの個性に応じた自己開示を表面的でも行うことができる。
C.
非言語的表現があまり一致しない。一般論で自己開示よりはプレゼンテーション的である。
D.
自分の感情とは矛盾したメッセージで、クライエントへの配慮がなく、批判的。防衛的で逃避か攻撃的になる。
2.
面接実技と口頭試問の評価基準
○
面接実技、口頭試問の総合評価4段階で B 以上の評価点を得ること。
○
評定委員2名がそれぞれ20点満点評価で、合計40点を満点として、30点以上で合格とする。
○
評定委員2名が4段階評価で二人とも「傾聴」項目については C 以下、「基本的態度」については D 以下
を評価した場合は不合格となる。
評価項目
評価基準(配点)
傾聴(態度・気持ち・スキル)
A:8~7点 B:6~5点 C:4~3点 D:2~1点
主訴の把握
具体的展開
A/B:3点 C:2点 D:1点
自己評価
基本的態度
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Ⅲ 一次試験及の免除
認定試験の結果、一次試験のみに合格した者に対しては、一次試験の合格後、3年間は一次試験を免除しま
す。
■ 受験手続
Ⅰ 提出書類
① 受験申込書 1通 (テクノファホームページから送信、あるいは専用の申込書を FAX でも可。)
② 資格審査申請書 1通
※ 受験資格Ⅰの②に該当する方は、受験資格を証明するため、コースカリキュラム(アジェンダ)及び
修了証のコピーを提出してください。
③ 履歴書 1通
※ 但し、テクノファ主催「キャリア・カウンセラー養成コース」修了者は、提出済みの職務経歴書(最終学
歴及び職務経歴が記載された書類)をもって、これに代えることができます。
④ 学歴を証明できる書類 1通
卒業証明書またはその写し、あるいは卒業証書の写し
⑤
実務実績報告書 1通
※ 但し、テクノファ主催「キャリア・カウンセラー養成コース」修了者は、提出済みの実務実績報告書をも
って、これに代えることができます。
⑥
写真3枚
縦3cm×横2,4cm。最近3ヶ月以内に撮影のもの。半身、脱帽、正面。裏面に氏名を記入のこと。
Ⅱ 試験日 (別紙:試験詳細 参照)
Ⅲ 受付期間
試験日より1ヶ月前から10日前をめやすとする(別紙:試験詳細 参照)
① 事務局窓口での受付
受付時間: 月曜日~金曜日 9時00分~17時30分
上記書類を提出してください。
② 郵送による受付
受験の申し込みは、「配達記録郵便」扱いとし、上記書類を事務局へ郵送して下さい。
受付締切日より後に到着したものであっても、受付締切日以前の消印があるものに限り有効とします。
Ⅳ 受験料について
一次試験受験料
15,000円(消費税別)
二次試験受験料
24,000円(消費税別)(1次試験合格者のみ)
・ 受験の申込を事務局へ持参して行う場合も、受験料は、原則として現金では受け付けられませんので、
郵便振込みまたは指定銀行での振込処理を行って下さい。振り込み先は、申込手続き終了後、事務局
からお送りする請求書でご確認ください。
・ 受験料の領収書は、納付手続きをした銀行が発行する払込票兼受領証をもって代えさせていただきま
す。この払込票は、入金手続きを行ったことを証明する重要な証拠書類ですので、大切に保管して下さ
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い。
・ 振込手数料は払込人の負担になります。
・ 入金された受験料は、原則として返金いたしませんので、ご了承下さい。
※ お申込み後、一次試験が受験できなかった場合あるいは二次試験が受験できなかった場合でも返金は
致しませんのでご了承下さい。
Ⅴ 受験票の交付
・ 受験票は、受験日10日前から1週間を目途に事務局から受験資格を有すると認められた受験申込者に
直接郵送します。
・ 受験日3日前までに受験票が届かない場合、あるいは受験票の記載事項に誤りがある場合は、事務局ま
でご連絡下さい。
・ 事務局が受験票等へ記載する漢字については、原則として JIS 第2水準までの活字を使用しますので、あ
らかじめご了承下さい。
・ 受験票は合格発表まで大切に保管して下さい。
Ⅵ 合格発表
一次試験の合格発表
日時については別表参照
・ 一次試験合格者には、一次試験の採点結果を記載した一次試験合格通知を郵送するほか、その受験番
号をテクノファのホームページ(http://www.technofer.co.jp/tfcareerc/)に掲載します。
また、受験者数、受験率、合格者数、合格率を併せて掲載いたします。
・ 一次試験の不合格者には、採点結果を郵送いたします。
二次試験合格者の発表
日時については別表参照
・ 二次試験合格者には、二次試験の採点結果を記載した合格通知を郵送するほか、その受験番号をテクノ
ファのホームページ(http://www.technofer.co.jp/tfcareerc/)に公表します。
また、受験者数、受験率、合格者数、合格率を併せて掲載いたします。
・ 二次試験の不合格者には、二次試験の採点結果を郵送いたします。
Ⅶ 合格の取り消し等
・ 不正の手段によって試験を受け、又は受けようとした者に対しては、合格の決定を取り消し、又はその受
験を禁止する場合もあります。
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<注意事項>
受験申込にあたっての注意事項
・ 書類に不備がある場合は受け付けられませんので、受験の申込は早めに行うようにして下さい。
・ 受験申込書提出後、住所を移転した場合は、早急に文書により事務局へ届け出て下さい。
受験時の注意事項
・ 不正行為等の防止の観点から携帯電話等の通信機器、録音器等の電源が入ったままでの、試験会場
への持ち込みは禁止します。また、一時的に預かることも致しませんので、ご注意ください。
・ 試験中に火災・地震等の緊急を要する事態が発生した場合、試験室の担当者の指示に従い行動して
下さい。
・ 試験日以降に住所を変更される場合も事務局にご連絡下さい。ご連絡いただかない場合、合格証書等
が届かない場合があります。
7
別表:試験詳細
一次試験
ID ナンバー
38
試験の実施日
2015 年 8 月 15 日(土)
試験の実施時間
13:00~16:00
開場 12:00
集合 12:30(時間厳守)
試験会場
テクノファ川崎研修センター
申込受付期間
2015 年 7 月 15 日(水)~8 月 6 日(木)
(必着)
合格発表
2015 年 8 月 27 日(木)
一次試験
二次試験
ID ナンバー
39
39A
試験の実施日
2015 年 9 月 12 日(土)
2015 年 9 月 26 日(土)
あるいは 9 月 27 日(日)
試験の実施時間
13:00~16:00
9:00~18:00 の 30 分間
開場 12:00
(一次試験合格者のみ受験)
集合 12:30(時間厳守)
集合時間は各自別途通知(時間厳守)
試験会場
テクノファ川崎研修センター
テクノファ川崎研修センター
申込受付期間
2015 年 8 月 7 日(金)~8 月 28 日(金)
2015 年 8 月 27 日(木)~9 月 17 日(木)
(必着)
(必着)
2015 年 9 月 17 日(木)
2015 年 10 月 2 日(金)
合格発表
※ 二次試験は受験者数によって、実施日時が変更する場合がございます。
試験会場
テクノファ川崎研修センター
神奈川県川崎市川崎区砂子 1-10-2 ソシオ砂子ビル
京急川崎駅より徒歩 3 分 JR 川崎駅より徒歩 5 分
お問い合わせ先・お申込み先
株式会社 テクノファ
「株式会社テクノファ認定キャリア・カウンセラー(キャリア・コンサルタント)能力評価試験」事務局
住所:〒210-0007 神奈川県川崎市川崎区砂子 1-10-2 ソシオ砂子ビル
TEL:044-246-0910 FAX:044-221-1331
Email: [email protected]
URL http://www.technofer.co.jp/tfcareerc/
受付時間:月曜日から金曜日の 9:00~17:30 まで(祝祭日を除く)
※電話での試験の合否に関するお問い合わせには回答できませんのでご了承下さい。
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