大学生や大学院生がおこなう 科学コミュニケーション 団体紹介&活動報告 四季報 2015年1月∼3月 四季報は、学生の科学コミュニケーション団体をつな ぐ情報誌 ( 年4回発行)。文系・理系を問わず、学問を ー目次ー 伝えることを目的とする学生団体のさらなる交流を目 指している。! 活動紹介:! ・0to1! ....................................................!p.2! ・CAST! ....................................................!p.3! ・Science Station .....................................!pp.4-5! ・Science Techno!.....................................!p.6! 本冊子に関するお問い合わせ 四季報事務局<[email protected]> 東大理学系・分野間交流グループ 0to1 科学の楽しさも辛さも, 研究の魅力を紹介する・大学院生 をとりまく問題について話し合う ➙䎃ד甧 ⚵ַ־♳8 䎃鵒ִ 0to1կ鵚䎃כד㣐㷕ꤍ欰ָず⚅➿ ⚥䗰♧׃ה菙ך倯ח荈魦ך灇瑔稱 ➜ׅ灇瑔涪邌❛崧⠓չؒ؎؟ٝأ٥ ٗؿٝزպ⪵וזׅ崞⹛ך䌴 倜ח䭁ָ֮אאկ➙דֿ㔐 כ0to1 ך剑鵚ך崞⹛➙ה䖓ך㾜ח גְא鶕կ 0to1 ך崞⹛كך٦כأ剢 1 㔐א׆遤ְגչٓٝشىإث٦պ הչ陽锷儗✲㉏겗պկٓٝشىإث٦ כ ד㣐 㷕 ꤍ ך ד灇 瑔 װ剑 鵚 鑧 겗 ח ז猰㷕ُص٦גְאחأぐًٝ غ٦ָ䭯㔐ד稱➜٥鍑铡遤ג ְկ儗כח㢩鿇ַؾأ٦ؕ٦䬸 ֻֿהկֿٓךٝشىإث٦ְאח גչַֻחהְך➂ז灇瑔אח ְג눁⸂חף铂ךִג ֶָׅדְ׃պה㴍חֲ׃铂 ➙כך䎃䏝➿邌啾歊꧇僇ׁ կչ兛媮כずׄⴓꅿַ׃ה➂ך鑧 ׃ְז׃ずׄ䒉暟ח灇瑔㹓ָ֮ חְ✼ֶג׃ה⡦ךז➂ְג׃ ַ ⴓ ַ ְ ז կֻ ׀ ׅ ג ד ההְֿזְ䙼ֲׅדպկ ַֿ✼ְך灇瑔ך눁⸂濼 堣⠓⡲ֻٓגٝشىإث٦כ 0to1 ך崞⹛ך㣐ֹז变ְגזחկ ד灇瑔כ嚂כדַלהְֿ׃ ְזկ㹋꿀ָ䙼חֲ״鹌ְֿזת ל֮הַׇֻ剅ֹ♳־锷俑 ָٔהֿׁزؙؑآկׁכח ㉏ؙسأه겗װ灇瑔♶姻וז㣐㷕ꤍ欰 ㉏ֻתה겗כ侧㢳ְկז魦鵚 ז鑧겗ַ猰㷕歲㉏ך겗ًדתٝغ٦ 涺ד鑧׃さֲ㜥ָչ陽锷儗✲㉏겗պ կ㣐㷕ꤍ欰ך甧㜥ְַת⡦ָ㉏ vol. 11 共有したい。 01 02 01. ؒ؎؟ٝأ٥ٗؿٝ♧ךز㜥կ㣐㷕ꤍ欰ך涪邌חず⚅➿ַ׀䎃ꂁך倯➂זתׂתׁדת ָ鏝կ02. ➙䎃䏝➿邌ך啾歊ׁկ抟㿊㷕㼔余ֶג׃չ錁庠ָ♧殢ך嚂׃պה铂կ 겗ד鍑寸כחׅ⡦זֹץׅ גְאחַך攦ְ陽锷ָ㾜ׅկ 啾歊ׁכչ灇瑔ח㼎ׅ蕱䝢ְת ָז⡦ח㔭Ⱏַךְג剣ׅ הֿꅾ銲պה鑧ׅկ 同世代の大学院生や一般の方にも 研究の魅力や苦悩を知ってもらう 灇瑔ך嚂הׁ׃鳞ׁ⚕ך倯Ⱏ 剣ًכךׅٝغ٦זתוהחֽ ְկず⚅➿ך㣐㷕ꤍ欰װ㣐㷕欰⚥䗰 ♧ח菙ך倯㼎韋׃ה灇瑔涪邌❛崧 ⠓չؒ؎؟ٝأ٥ٗؿٝزպ 2 䎃 ַ⪵ְג׃կ灇瑔ך剑简ְח 㣐㷕ꤍ欰闌怴罏ח鵒ִ⽃ח灇瑔 ך䧭卓ֻזדֽוחֿ滠ֻ ךדת蕱䝢וזろג灇瑔ך눁⸂ 铂ֲג㥨鐰⟰歗կչ㹋ꥷח䩛 ה걧ְג׃ַ⹛植㜥➂ךַ׃铂 ְז灇瑔ך植㹋⠗ְִկ猰㷕כ 䗳׃׆嚂הְֿ׃٥ֹלהֿזְ ַׅדְזכדկ植㜥ד䠬ׄ ְג㣐㷕ꤍ欰ָ⽃ז،ؐٔز٦ 東大理学系・分野間交流グループ 0to1 匌❨㣐㷕㣐㷕ꤍ椚㷕禸灇瑔猰ך㷕欰ׄכ讒㷕٥ㆸ㷕ךוז㷕ⰻ㢩ך㷕欰ד崞⹛⚥կ ؚٕ٦ⰻف㢩ך灇瑔稱➜ֲג׃չٓٝشىإث٦պה㣐㷕ꤍ欰חꟼؙحؾز גְאח䱠־♴չ陽锷儗✲㉏겗պ崞⹛كך٦חأ灇瑔ך剑简ח甧א㣐㷕ꤍ 欰ⴓ״חꅿ埆倖㘗灇瑔涪邌⠓չؒ؎؟ٝأ٥ٗؿٝزպך⪵װ蕯䩛灇瑔罏ך傈䌢 ָ鋖ֽ؎إحؒـؑؐչ蕯ְ灇瑔罏ٖٔ״ח٦ؒ؎إحպ麊㌀ְג׃կ م٦لي٦ آ: https://sites.google.com/site/0to1sciencecommunication/home ٖٔ٦ؒ ؎إح: http://relayessay.seesaa.net/ E-mail: [email protected] Twitter: @0to1 ֻזכדث秌⡭刼䫓װ鑐遤ꐪ铎מ ךֹ澓ך鎸䥉؍ؿاٗ؍ؿװ٦ 铂 ָ ה ֿ 䠐 纏պ ⟰ ך ֿ ה歗 أ ة٦ׇׁز務㼿䥁ׁכ铂կ⪵ כ植㖈 חדת4 㔐侧ִ如㔐➙כ䎃 ך7 剢הֿךהկ タテの輪・ヨコの輪を拡げたい ׁזתׂת胜兝ًאٝغ٦ָ㖈 硂 ׅ0to1կ➂ך侧 כOB٥OG ろ ג100 せ鵚ֲֶֻך植㖈 ך崞⹛⚥䗰涸ח鹌 כךְג10 せוקկًٝغ٦ⴓךꅿװ胜兝⸇ ⹛堣֮דתׂתׁכկָחֿ Ⱏ鸐ׅ䙼ְכ鏣甧儗ַ崞⹛ך韋䗙 ְגזהչךאס鰵պկ猰㷕 罏ה爡⠓ּזאչךذة鰵պ猰㷕 罏ず㡦ⴓꅿ馄ִּזאגչْך؝ 鰵պկֿךאסך鰵ֻٔתֲؙٝ ׁדהׇֿ猰㷕猰㷕ֻתה橆 㞮ְֹג׃חךְ׃ֶ״ ְְֲה격ְָ鴥ְגկ չ剑鵚כ倜ًזٝغ٦ָ⸇Ⰵ׃ ֿג֮הջךذة鰵ռջْ؝ ך鰵ռ崞䚍⻉ׅת֮אא׃պה啾 歊ׁכ鑧ׅկ⽆暟긫פ饫ֹ✼ְך㼔 חꟼׅ㾜爙鍑铡׃BAP ה さずٓדٝشىإث٦⪵ז׃ ו倜ז鑐遤ֹגկ➙䖓כ ؒ؎؟ٝأ،⳿ךפٓ؞㾜וזろ չךذة鰵պ暴ח䓼锃ְְֹג׃ הֿךהկ猰㷕ך눁⸂ֻ֮ז⨉ חתתך⠗ִկءזָٕٝف ꨇذְ׃٦חو䮋䨌 ׅ0to1 ➙ח䖓 劍䖉ְְֹג׃կ (写真:2015 年 4 月 19 日開催 Tokyo ふしぎ祭エンス 2015 – 風船を浮かせる実験 ) サイエンスストーリーショー「サイエンスバトル!」 2015 年 4 月 19 日に日本科学未来館で開催されました Tokyo ふしぎ祭エンス 2015 にて、サイエンスストー リーショー「サイエンスバトル!!CAST vs CATS ~浮遊ぶ~」を初公演致しました。突然現れた謎のサイエ ンスコミュニケーターCATS。「どちらの実験の方が面白いか勝負しましょう!」CATS は CAST に実験勝負を 挑みます。様々なチカラを駆使していろいろなものを浮かばせるサイエンスショーになりました。 東大 CAST で行うサイエンスショーは、1 つのテーマを軸に実験を行うものが主なのですが、昨年行った「科 学探偵ショー」や一昨年行った「光通信スパイショー」など、演劇調で大きな反響をいただいたショーもありま す。今回、新 2 年生を中心に新しいストーリーショーづくりに挑戦しました。公演ではお客様にも楽しんでいた だけたようです。CAST と CATS という 2 人の対比によって実験が際立つ対決ショーということで、新たな実験 の見せ方を発見できたのではないかと思います。 その他活動 今年度も恒例のサイエンスショーや実験教室を開催いたしました。また、東芝未来科学館で開催されました 「第 6 回サイエンスリンク」や東京大学工学部丁友会主催の「TechnoEdge2015」などにも参加致しました。詳し くは CAST の Web サイト「これまでにしたこと」をご覧ください。 東大 CAST は 2014 年度で 6 周年を迎えることができました。2014 年度は 121 イベントを行いました。皆様 ありがとうございました! Web Site: http://ut-cast.net E-mail: [email protected] Twitter: @ut_cast NPO法人 Science Station Science Station では未来の科学者を目指す大学生・大学院生が主体となり、出前授業や 多 様 な 科 学 セ ミ ナ ー な ど の 活 動 を 通 し て、現 在 進 行 形 の 科 学 を 伝 え て い ま す。 主要な活動 全国の大学生・大学院生 銀河学校 東大木曽観測所と SS が共催する 高校生向けの天体観測実習 観測・解析・成果発表を行います 出前授業 ̶出前します、最先端の科学の授業̶ 学校などに出張して 幅広いジャンルで 授業を行います 星の教室 プロの研究者と協力 研究機関・施設と連携 木曽観測所主催の中高生向け 宿泊型天文学実習プログラム SS から TA を派遣して 活動をサポートしています 活動報告 月18-21日 3 ジュニアセッション 第 17 回日本天文学会春季年会 大阪大学で開催された日本天文学会の「ジュニア セッション」において、昨年度の銀河学校で実習した 3 つの班の生徒の有志が「小惑星の大きさ分布を求 める」「星雲の色、距離や大きさの調査」「偏光で見 る星雲 の姿」の 3 つのテーマについて発表を行いま した。ジュニアセッションでは 5 分間の口頭発表とポ スター発表があります。そのために銀河学校の内容の 復習や考察を行い、ほぼ一年をかけて準備しました。 またジュニアセッション当日の準備だけではなく、発 表者全員に配られる「予稿集」を事前に作成します。 予稿は A4 用紙 2 ページ以内で研究内容を要領よく まとめたもので、生徒と TA とで「どうすれば分かりや すく説明できるか」を検討しながら資料作成を行いま した。ジュニアセッショ ン当日のポスター発表の会場 では研究内容に興味を持ってくれた人たちに個別に説 明をして、活発に議論を行っていた様子が印象的でし た。口頭発表では限られた時間の中で研究内容を分 かりやすく説明しなければならないために苦労してい ましたが、最終的に上手く まとめて発表していました。 詳細な活動紹介は web サイトで ▶▶▶ www.sciencestation.jp サイエンスステーション ション NPO法人 Science Station 活動報告 つづき 銀河学校 2015 3月24-27日 2015/3/24 27 にかけて東京大学木曽観測所 において銀河学校 2015 が開催されました。全 国から集まった 35 名の高校生・中学生たちが口 径 105cm のシュミット望遠鏡を用いた 3 泊 4 日 の実習を行いました。銀河学校は観測、データ 解析、考察を実際に行うことで天文学研究の体 験をするという内容です。 「星団から探る星の性 質」「銀河の形は生まれか育ちか」「どんな星が 超新星爆発を起こすのか」の 3 つのテーマで班 に分かれて実習を行いました。 実習の内容は生徒たちには少し難しく、初めて 使うデータ解析ソフトでの作業は大変そうでした が、生徒たちはテー マの疑問に結論を出そうと 一生懸命に取り組んでいました。出身も学年も違 う生徒たちが 集まり、協力して作業や議論を行う ことはいい経験になったようです。 田中 舞 6月21-22日 銀河学校 2014 とジュニアセッションに参加して 早稲田大学 研究員の 先進理工学部 方々が実際に 物理学科 1 年 研究している現 場で、しかもシュ ミ ッ ト 式 の 口 径 105cm と い う 大きな望遠鏡での本格的な研究 をできたことはとてもいい経験 になり、今まで以上に天文学へ の関心をかきたてられました。 それまでは講演会や本などで知 識を得るだけが天文学との関わ りでしたが、今回の銀河学校で 今後の活動予定 天文学に違う側面から出会えた ような気がします。 さ ら に 一 年 後 の 天 文 学 会 の ジュニアセッションにも参加さ せていただき、研究発表に向け て研究内容をまとめていく難し さ、相手への伝え方、その中に ある楽しさを知ることができま し た。天文学会に参加すること で、天文学に携わる方が多いこ と、そのアプローチの仕方が 十 人十色であること、そして自分 8月 詳細な活動紹介は web サイトで ▶▶▶ 達の発表をしっかりと聞いてく れる方がいることにとて も感動 しました。この天文学会でひと まず活動は終わりましたが、こ れからまだ解決して いない疑問 を考えていきたいと思っていま す。 *今 回 は 高 校 2 年 生 で 銀 河 学 校 2014、3 年生でジュニアセッショ ンに参加した方の感想を掲載して います。 サイエンスリンク ¦ 日本科学未来館 www.sciencestation.jp サイエンスステーション ション 東工大 Science Techno 水レンズ@東芝未来科学館 2月21日川崎駅にある東芝未来科学館で新 ネタ「水レンズ」の工作教室が行われまし た。このイベントではいろいろなレンズに 触れた後、拡大するだけでなく、縮小する こともできる水レンズを自分たちで作り、 レンズの張り方によって対象がどのように 見えるかを観察しました。新しいネタとい うことで不安もありましたが、無事子ども たちも「すごい」「おもしろい」と楽しん でくれて、良いイベントになりました。 ペタペタアニマル @めぐろパーシモンホール 2月8日にめぐろパーシモンホールにて 国際交流を目的としたイベントが開か れ、サイテクは参加団体として「ペタ ペタアニマル」の工作教室を行いまし た。ペタペタアニマルはゴムの元の状 態に戻ろうとする力を利用した工作 で、ねじった輪ゴムが元に戻るときに タイヤが回って車体を動かします。日 本語の通じない子どもたちもいる中、 身振り手振りを駆使しながら1対1のカフェ形式で行いました。国籍や言語を 越えても科学の楽しさは世界共通なのだと実感させられました。 お問い合わせ ☆イベントのご依頼など、お気軽にご相談ください。 公式HP:http://www.t-scitech.net/ (活動報告ブログも是非見て下さい!) E-mail:[email protected] Facebook:https://www.facebook.com/tscitech 東工大 Science Techno 代表:片岡 裕介 (工学部 無機材料工学科) 顧問:大竹 尚登(大学院理工学研究科 教授) 代表からひと言♪ 科学と子どもたちをつなぐ活 動を通して、より多くの人に 「科学は楽しい!」と感じてもら いたいと思います。
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