はじめに 横浜市環境創造局長 大熊 洋二 (おおくま ようじ) か ら、 横 浜 み ど り 税 を 財 源 の 年度 平成 年度予算について は、議会で審議していただ 一部に活用した重点的な取組 に 継 承 す る た め、 平 成 日に議決されま 緊急対応など、 様々な場面で、 の整備や維持管理、災害時の して創造し、かけがえのな 来都市のトップランナーと 安心な生活環境〟を環境未 した。環境創造局の基本的 ″ な考え方として、横浜の ″ 豊 か な 水・ 緑 環 境 〟 安 全 と一緒に実現していきます。 豊かな美しい街を市民の皆様 創出などに取り組み、みどり 引き続き、緑の保全はもと より、市民が実感できる緑の 泉が丘公園(泉区)の3か 尾 一 丁 目 公 園( 鶴 見 区 )、 き、3月 市民の皆様に安全・安心に緑 い環境を次世代に伝えるた 横浜市造園協会の皆様に に親しみ、快適にご利用いた めに4つの視点を踏まえて 森を育む 市民とともに次世代につなぐ 取組の柱1 画」に取り組んできました。 として、 「横浜みどりアップ計 だけるよう、力を注いでいた 取組を進めます。 は、 日頃から、 横浜みどりアッ だいています。改めて感謝申 し上げます。 ⑴生物 多 様 性 の 保 全 と 地 球温暖化対策を環境施 緑地保全制度の指定によ 様々な市民ニーズに合わせ た農園の開設を進め、市民 が農とふれあう機会を提供 していきます。 公園の整備 (身近な公園から大規 公 園 は、 緑 豊 か な 環 模な公園まで) 備が完了したエリアから供用 を 開 始 し て い き ま す。 (仮称) 鶴 見 花 月 園 公 園 に つ い て は、 広域避難場所であることを踏 ま え、 広 場 を 中 心 と し た 地 区 年2月に都市 りの場としても利用さ 樹林地や農地等から成る現況 (仮称)舞岡町公園は、良好な 場 施 設 の 解 体 に 着 手 し ま す。 年度には競輪 れ て い ま す。 こ の よ う の 自 然 環 境 を 保 全 し つ つ、 多 公 園 と し て、 な健康づくりの機能を 様なレクリエーションにも対 計 画 決 定 し、 より高めるための施設 境の中で散歩やスポー 整 備 な ど、 魅 力 あ る 公 応 で き る 風 致 公 園 と し て、 ツが楽しめる健康づく 園 の 新 設・ 再 整 備 を 積 多くの皆様にお力添えを い た だ い て 整 備 し て き た、 極的に進めます。 も踏まえて事業を進めていき の皆様からいただいたご意見 か ら の 工 事 着 手 に 向 け、 市 民 年 度 の 都 市 計 画 決 定、 年度は実行委員会を設 立し、運営や協働推進・広 きたいと考えています。 横浜」を積極的に発信してい 年度 よこはま動物園ズーラシア ます。 年春には全国都市 緑化フェア 平成 報宣伝等の実施計画、会場 整備の実施設計など、具体 的な準備を進めます。 す。 日 本 で 初 め て の 肉 食 動 オープンしま 行ってきた緑の取組の成果 たっては、横浜市が先進的に し ま す。 フ ェ ア の 開 催 に あ 規模な公園の整備、全国都 計画」の着実な推進や、大 全国に先駆けて取り組ん できた「横浜みどりアップ おわりに 物と草食動物の4種の展示 市緑化フェアの横浜開催を ただきたいと思います。 大規模な公園の新 設整備も、着実に進め て い ま す。 (仮称)小 柴貯油施設跡地公園 は、敷地内の豊かな自 然を保全し、市民の皆 様のレクリエーション の場として活用できる 広域公園として計画し ています。 年度に市 民の皆様からのご意見 をいただき、基本計画 を策定しました。現在、 環境影響評価を進めて おり、その後、3期に 願い申し上げます。 い ま す よう、 心 よ り お 層のお力添えをくださ み ど り 行政 に、 よ り 一 す。 こ れ から の 横 浜 の 豊富な経験が不可欠で 協会の皆様の技術力と た め に は、横 浜 市 造 園 代へと引き継いでいく に 輝 か せ、確 実 に 次 世 かなまち横浜」をさら こ の 素 晴ら し い「 緑 豊 注 目 を 集 め て い ま す。 政はますます全国から 控 え、 横 浜の み ど り 行 をアピールし、横浜ならでは 緑化よこはまフェアを開催 全国都市 に つ い て は、 最 後 の エ リ ア 日に全面 をいよいよ カのサバンナ」 な 草 原 を 再 現 し た「 ア フ リ ■■ 略 歴 ■■ で あ る、 東 ア フ リ カ の 広 大 27 の「美しい花と緑豊かなまち 月 28 プ計画の取組をはじめ、公園 平成 年度に環境創造局 は、 新 た な 中 期 計 画 と 連 動 策 の 基 軸 と し、 あ ら ゆ 昭和 31 年 神奈川県生まれ 昭和 56 年 早稲田大学法学部卒業 昭和 57 年 横浜市入庁 環境創造局総合企画部温暖化対策担当部長 環境創造局環境施設部動物園担当部長 資源循環局適正処理部長 資源循環局副局長(総務部長兼務) 資源循環局長 等 平成 26 年 4 月 環境創造局長 27 所を開園します。引き続き、 し、これからの環境行政の基 取組の柱3 市民が実感できる緑をつ くる 森を育む人材の育成を推進 民有地での緑の創出の支 援や、市民協働による緑の 27 27 を多くの皆様に楽しんでい かけがえのない環境を未来へ します。 まちづくりを推進します。 なげます。 29 礎となる計画 と し て、 横 浜 の環境に関す ⑵生活環境の保全や公園・ 下 水 道 の 維 持 管 理 な ど、 る 樹 林 地 の 確 実 な 保 全 や、 市民生活の安全や安心 る施策に導入 横浜行動計画、横浜市下水道 良好な森を育成するための 事業中期経営計画2014) 。 を支える取組を基盤業 また、都市公園内のまと まった樹林地にも、森づく を改定・策定しました(横浜 る3つの計画 よこはま動物園ズーラシア「アフリカのサバンナ」 分けて整備を行い、整 よこはま動物園ズーラシア「アフリカのサバンナ」 市環境管理計画、生物多様性 計画の目標達成に向け、精力 務として着実に推進 り ガ イ ド ラ イ ン を 活 用 し、 公有地での緑の創出の重 点的な取組として、多くの つくる 緑の保全・創造は、継続 的に取り組むことが重要で 4 26 的に取組を推進していきま す。 生物多様性・安全性に配慮 ⑶浸水 対 策 や 公 園・ 樹 林 した森づくりを進めます。 緑豊かな公園を整備し、街 市 民 の 目 に ふ れ る 場 所 で、 地内のがけ地対策 取組の柱2 な ど、 災 害 に 強 い まちづくりの取組 を積極的に推進 画を引き続き進める 良 好 な 農 景 観 の 保 全 や、 農とふれあう場づくりを推 す。3本の取組の柱と合わ の魅力や賑わいづくりにつ と と も に、 活 力 あ る 進します。市民が農作業を せて、効果的な広報を展開 市民が身近に農を感じる場を 都市農業を展開 楽しめる公園として、農園 ⑷ 横浜 み ど り ア ッ プ 計 横浜みどりアッ プ計画 年 していきますので、今後と り、 も、より一層の御理解と御 年度) 協力をお願いします。 22 21 月には師岡町梅 (計画期間:平成 4 の 丘 公 園( 港 北 区 ) 、東寺 27 30 横 浜 市 は、 「緑豊か なまち横浜」を次世代 26 - 26 27 20 付公園の整備を進めてお みどりアップ計画による樹林地の保全 (今井町多子谷特別緑地保全地区) 第 33 号 横造協だより ( 1 ) 2015(平成27)年3月31日 発行 一般社団法人 横浜市造園協会 発 行 Vol.33 横浜市中区尾上町1―6 横浜関内ビル7階 TEL 045―662―9897 FAX 045―664―5633 http://www.yokohamashizoen.or.jp 広報委員会 力と行動を惜しみません。 我々としましては積極的な協 継承人材の確保などを着実に て 制 度 の 改 革、 技 術・ 技 能 の 平成 年新年賀詞交歓会を開催 ただきました念願の全国都市 一般社団法人 横浜市造園協会 林一美様、資源循環局長・ 緑 化 フ ェ ア が、 平 成 年に横 葛西光春様、建築局長・坂 和伸賢様、道路局長・手塚 な っ た 事 で す。 横 浜 の 環 境・ 浜で開催されることが決定に 明 る い 話 題 が あ る 一 方、 ま だまだ改善をお願いしたい入 本年も当協会並びに会員に 対しましてご指導ご鞭撻を賜 1月9日にホテル横浜 ガーデンにおいて平成 年 文雄様、横浜南労働基準監 札 制 度、 現 場 作 業 を 行 う 業 者 新年賀詞交歓会を開催し た。 緑 化 の 取 り 組 み 方、 臨 海 部 か りますようお願い申し上げま 横浜市造園技術交流会 ・工事情報及び許可証等の 掲示 評価事項 第 回 工事安全パトロールを実施 進めているところであります。 合同での巡視は、 安全管理のレベルアップに 督署長・安食正明様、自民 の高齢化、若年入職者の減少、 総 ら郊外に連なる街並みと緑の 出席者 有 資 格 者 の 作 業 従 事 等、 相対的には良好だった。造 党国会市会議員の先生方は 横浜市環境創造局造園技術 園の工種だが土木に近い現 横浜市長・林文子様、市 会議長・佐藤祐文様、副市 交流会幹事3名他4名・安 場では、法面等の作業に対 環境創造局発注工事の 現場における安全管理の 全委員会7名・緑の諮問委 しは特に綿密な作業手順の 日(木) 状 況 を 合 同 で 点 検 し、 更 員会1名 1月 オール横浜で取り組んでいく なる安全管理体制の強化 点検対象 必要があると思っております。 を図るために実施する。 改善事項 実施日 いよいよ4月 日には、ズー ラ シ ア「 ア フ リ カ の サ バ ン ナ 」 合同で巡視を行うこと で、 現 場 の 安 全 管 理 状 況、 と」が重大事故の原因にな す と と も に、 皆 様 方 の ご 健 勝 が 全 面 開 園 い た し ま す。 日 本 問 題 点 を 把 握 し、 的 確 に ●防球ネット設置工事 給料環境の改善などの問題を で初めて、肉食動物のチーター 是 正 指 導 等 の 処 置 を 取 り、 りかねないと思う。 抱 え て お り ま す。 こ う し た 状 みどりアップ計画も今年度か と草食動物のキリンなど4種 ・車両出入り口の標識設置 素晴らしさを全国に発信でき ら ス タ ー ト し て お り ま す。 樹 の 動 物 を 一 緒 に 展 示 し、 多 く 問 題( 災 害 等 ) の 発 生 の る 絶 好 の 機 会 で す。 ま た、 横 林地の保全等はもちろんのこ の子どもたちに楽しんでいた 未 然 防 止 を 図 る と 共 に、 ・車止めの保管方法 じめ多数のご来賓にご参会 と、 市 民 の 皆 様 の 生 活 の 身 近 だけると思います。 いただいた。 なところに緑を増やしていき ま た、 緑 あ ふ れ る 空 間 は、 街 の 魅 力 を 高 め る だ け で な く、 長・鈴木伸哉様、技監・荻 たいと思っています。 市民の皆様の健康も後押しし 全国都市緑化フェア 横浜で開催 横浜市長 林 文 子 横 浜 市 造 園 協 会 の 皆 様、 そ し て ご 来 会 の 皆 様、 明 け ま し 月、 楽 し み な が く う え で も、 緑 あ ふ れ る 街 並 評 お か げ さ ま で、 横 浜 公 園 で も毎年たくさんのチューリッ ま す。 昨 年 みの整備や公園づくりなどに プ が 美 し く 咲 き、 大 変 綺 麗 に ら 歩 き、 健 康 づ く り が で き る さ て、 昨 年 末、 横 浜 市 の 新 た な「 中 期 4 か 年 計 画 」 が、 成 横 浜 市 議 会 基 本 条 例 に 基 づ き、 取り組んでいきたいと思いま 第三者に対しても細かなと ころにまで注意を払ってい するレベルアップに繋げ 官民相互の安全管理に関 ・ 保安柵や転落防止柵の設置 ●法面部整備工事 ・作業範囲の明示 止に努めていただきたい。 め、原点に立ち返り事故防 大変重い事態として受け止 会員各位におかれまして は過日発生した死亡工事を ただきたい。「ほんのちょっ ることを目的とする。 ・使用重機の荷重の考慮 的 整 備 さ れ、 多 く の お 客 様 が 訪 「よこはまウォーキングポイン 隆 一 生 駒 横浜市造 園 協 会 会 長 議 決 さ れ ま し た。 こ れ ま で も、 す。 そ の た め に は、 造 園 協 会 ておめでとうございます。 れ て い ま す。 2 0 2 0 年 に は ト事業」をスタートしました 市民の皆様の幸せと経済活性 の皆様のお力が必要です。 月 万 人 へ と 追 加 し ま し た。 市 しくお願いいたします。 化 の た め に、 市 会 の 先 生 方 と 今 後 と も ご 支 援 の ほ ど、 ど うぞよろしくお願いいたしま 目 先ほど、生駒会長から大変明 るいニュースをご紹介いただ オ リ ン ピ ッ ク・ パ ラ リ ン ピ ッ が、 予 想 を 大 き く 上 回 る 反 響 いさつとさせていただきます。 き ま し た。 お か げ さ ま で、 平 ク 東 京 大 会 が 開 催 さ れ ま す が、 況を踏まえ直面する諸課題を 年春の全国都市緑化フェ 内外から来られる観光客の 浜みどり税を財源とした大切 アの横浜開催が決定いたしま で、 今 年 度 の 申 込 枠 を 当 初 の を祈念いたしまして新年のあ 大熊洋二様、政策局長・小 し た。 本 当 に あ り が と う ご ざ 方々をおもてなしするうえで ありがとうございました。 により経済再生の明るい兆し 日に国土交 5万人から急遽8万人、さらに 当 協 会 の 各 委 員 会 が、 連 携 し が 見 え て ま い り ま し た が、 中 い ま し た。 も、 多 く の 花 と 緑 で お 迎 え で な み ど り の 保 全・ 創 出 な ど、 盤から後半にかけて消費税の 通省からご連絡をいただきま きればと思っています。 い て、 自 公 政 権 が 国 民 の 多 大 私 自 身、 横 浜 市 に 住 み、 横 浜にはもっと緑と花が必要だ 議 論 を 重 ね、 取 り 組 ん で ま い 必要性が感じられた。また 引き上げによる消費の落ち込 し た。 私 も 本 当 に 緑 と 花 が 大 にとって明るい年となります な 信 用 を 得 ま し た。 第 3 次 安 と 実 感 し て い ま す。 市 民 の 皆 り ま し た が、 横 浜 市 の 魅 力 を 民の皆様のニーズに応えてい よ う 願 っ て お り ま す。 旧 年 中 倍内閣の施策に大きな期待を 様 の ご 協 力 の お か げ で、 ま た 2件 み が、 景 気 の 回 復 に 影 響 を 及 好 き で す の で、 ぜ ひ 成 功 さ せ は当協会の活動に対しまして かけているところであります。 市 会 で も 議 論 を い た だ き、 横 ぼし始めました。そうした中、 横浜のみどりを全国に発信 月の衆議院選挙にお 温かいご指導ご協力を賜りま 昨日大変明るいニュースが あ り ま し た。 本 日 皆 様 が ご 来 す。ありがとうございました。 昨年の したことに厚く御礼申し上げ 一 層 高 め る た め に も、 今 後 も 昨年の前半はアベノミクス ます。 浜 み ど り 税 が 継 続 し、 新 し い 新年明けましておめでとう ご ざ い ま す。 新 し い 年 が 皆 様 22 場時にパネルを展示させてい 30 た い と 思 っ て お り ま す。 よ ろ 島尚之様、環境創造局長・ 27 27 11 10 26 29 新春を寿ぐ 29 29 12 12 2015(平成27)年3月31日 発行 ( 2 ) 横造協だより 第 33 号 樹木に魅せられて (第 横浜緑地株式会社 回) 齢も目的もさまざまです。 せたいと来る愛犬家など、年 知 っ て も ら い、 生 徒一 人 ひ 園内の樹木について特徴を とりが好きな樹木について 調べて樹名板を作るという イ ベ ン ト で し た。 そ れ ま で 全く樹名を知らなかった子 どもたちが、 「シャリンバイ」 や「 ク ロ ガ ネ モ チ 」 、 「サル 美化や花壇のデザインや管 の手入れをしてくれてあり 園 内 で 作 業 を し て い る と、 よ く 来 園 者 か ら「 い つ も 花 からも好評です。 れも良くできており来園者 た。 完 成 し た 樹 名 板 は、 ど れる生徒もいて感激しまし 長になりたい」と話してく サッカーの選手か公園の所 い ま し た。 中 に は、 「 将 来、 たことがとてもうれしく思 植物に関心を持ってもらえ に対応していただき、厳 変更が生じた際にも適切 整により、予定外の条件 だいた。関係部局との調 くの良い提案をしていた ③事前の現場調査や監督員 との調整を密に行い、多 ②横浜市庁舎緑化整備工事 ①㈱新正園 れに余念がない父親を見て 育ったせいか、私も植物が自 然と好きになっていました。 な く、 人 と ひ と、 人 と み プンスペース」だけでは 公園は、単なる「緑のオー だくと「公園で働いて良かっ ど り を つ な げ、 公 園 か ら 名 が 表 彰 さ れ た。 こ こ に 土 木・ 造 園 部 門 で 受 賞 し た 作 品( ① 会 社 名 ② 工 事 箇 所 名 ③監督員評価表彰式資料抜 粋)及び技術者を紹介する。 ①藤造園建設㈱ ②横浜動物の森公園草原エ リア整備工事 へ出る通路とを平面交差 ③観覧園路と動物が展示場 させるための柵・門扉を 多数設置したが、これら は動物の衝突荷重や逃亡 防止を考慮した特注品で ある他、複数施設が狭小 空間に競合しているため で、安全や市民利用に配 ②港南台西公園再整備工事 ①㈱濱田園 カーを偏心させる等の 求 め ら れ た。 基 礎 ア ン り、難易度の高い施工を 詳細に調整する必要があ 基礎や構造物の取合いを 慮しながら丁寧に施工を ③ 非常に丁寧な施工で、出来 進めていただいた。 形・品質管理とも満足度が 様々な提案を行いなが 高く、細かな部分まで配慮 ら、施工管理者とも、積 図っていただいた。 技術の向上および施工者の 意 欲 の 向 上 を 目 的 と し て、 横浜市が発注した工事を優 秀な成績で施工した施工会 社 社及び現場責任者 平成 年度 横浜市優良工事表彰 月 日ワークピア横浜 に お い て、 平 成 年 度 横 浜 市優良工事表彰式が行われ た。 適 正 な 工 事 の 施 工・ 施 工 理、 低 木 か ら 高 木 ま で の 幅 が と う。 」 「毎日公園を散歩 施工会社表彰 そ の 後、 大 学 を 卒 業 し 語 学関係の会社で6年間勤め しながら植物を見るのが楽 ス ベ リ 」 な ど の 名 前 を 覚 え、 ま し た が、 植 物 に 携 わ る 仕 広い樹木を管理するのはも し み で す。 」 な ど、 お 声 を か 花 が 庭 で 咲 き、 植 物 の 手 入 事 を し た い と 一 念 発 起 し、 ち ろ ん、 遊 具・ 施 設 の 保 全 けていただくことがありま たな」とやりがいを感じま が 行 き 届 い て い た。 材 料・ い職種ですが、まさに「縁 地 域 へ 元 気 を 発 信 し、 地 極的に調整し、動物の出 在 だ と 思 い ま す。 時 に は、 す。 地 域 の 皆 さ ん が、 新 杉 工法ともに、仕上がりや見 うちに気づきました。 正解がはっきりと無い公 ①㈱田澤園 域が活性化するために欠 し入れを想定した最終確 現 在、 新 杉 田 公 園 の 所 長 としてさらに幅広い業務に 園づくりに悩むこともあ ② 洋光台四丁目公園再整備工事 田公園に来ることを楽しみ 栄えに配慮した提案や工夫 認や来園者の安全チェッ しい現場条件、工程の中 仕事を辞め神奈川県藤沢市 や 安 全 管 理、 利 用 促 進 を 目 す。 そ の よ う な 言 葉 を い た 縁の下の力持ち の専門学校で2年間造園に 的 と し た イ ベ ン ト 開 催 な ど、 公園職員になって初めて知 士検定の資格取得に向け圃 度異 場 で 毎 日 練 習 を し た り と、 それまでの生活とは があり、公園の景観の質が 携 わ っ て お り ま す が、 地 域 りますが、公園に来た方々 ③公園全面の道路幅員が狭 いこと、保育園に隣接し か せ ま せ ん。 公 園 職 員 の 連携を通して人々が公園に が笑顔で楽しい時間を過 園児のお迎えがあるこ 仕事というのはなかなか 愛 着 を も っ て も ら う た め に、 ごしているのを目にする に し て お り、 公 園 が 地 域 の 新杉田公園は、テニスコー トや野球場、ドッグランや芝 さまざまな取り組みにチャ と、素敵な職業だなと感じ 中で担っている役割は大き クなど、完成に至るまで 生 広 場 が あ り ま す。 毎 日 の レンジしています。 と、公園内の置き場が狭 た日々を過ごしました。 向上した。当工事は、複数 多数の提案と実践を続 ように園内を散歩して四季 ま す。「 ま た 来 た い と 思 っ いことなどの悪条件に加 世間に知られることのな の工事が同時進行するもの け、良質な施工を行って 折々の植物を楽しむ高齢者 今までの活動の中で印象 深いのは近隣の小学校と協 てもらえる公園づくり」を いものだと仕事をしていく でしたが、工程や取り合い や、芝生広場や遊具で思い思 働で園内の樹名板を制作し え、台風・積雪といった て取り組んで 一丸となっ リート打設工程の短縮を 克 服 し た 上 で、 コ ン ク 悪天候の困難を積極的に の下の力持ち」のような存 いに遊ぶ子どもたちと親御 モットーに公園スタッフ 園 に 配 属 さ れ ま し た。 公 園 います。 ただいた。 の調整を主体的に行ってい いただいた。 63 について、他の施工業者と 専 門 学 校 卒 業 後 は、 横 浜 緑 地 株 式 会 社 に 就 職 し、 横 た こ と で す。 自 然 観 察 会 で で 働 き 始 め て 驚 い た の は、 父の背に教えられ 樹木に魅せられる 年間を通して多種多様な業 55 26 つ い て 一 か ら 学 び ま し た。 私が植物に興味を持った のは、父の影響です。福島県 26 さん、犬をドッグランで遊ば 来園者に好評なチューリップ花壇 郡山市の実家では、花木や草 28 学 校 で は 実 際 に 高 木 へ 登 り、 来園者に励まされる 10 りました。 よこはまスプリングフェア出展作品の前で 剪 定 を 行 っ た り、 造 園 技 能 務 が あ る こ と で す。 園 内 の 中元 なつみ 28 浜市磯子区にある新杉田公 公園正面入り口の桜並木 な る 世 界 で し た が、 充 実 し 180 第 33 号 横造協だより ( 3 ) 2015(平成27)年3月31日 発行 誠 ㈱濱田園 唯一 現場責任者表彰 横浜植木㈱ 常文 ㈱濱田園 弘志 ㈱田澤園 孝憲 ㈱佐藤造園 成行 藤 造園建設㈱ 粟飯原 植草 加藤 嶋 川 西山 諸 橋 全国都市緑化よこはまフェア開催に向けて(第2回) 横浜市環境創造局 みどりアップ推進部担当課長 (全国都市緑化フェア担当) 藤田 辰一郎 全国都市緑化 よこはまフェア 平成 年春 開催決定 本市では、平成 年 月ま で に、 有 識 者 に よ る 懇 談 会 の ピ ー ル す る チ ャ ン ス。 オ ー ル 的に取り組んできた成果をア ただきました。 た、 期 待 と 意 気 込 み を 表 明 い てよこはまフェア開催に向け がら検討を進めています。 き、様々なご意見を伺いな ドバイザー)に参画いただ るため、各分野の専門家(ア に、横浜らしいフェアとす 基本計画の策定では、国 等との調整を行うととも ま た、 会 場 と す る 公 園 等 の整備については、 「横浜み していきます。 な ど、 具 体 的 な 準 備 を 展 開 推 進・ 広 報 宣 伝 の 実 施 計 画 実 行 委 員 会 を 設 立 し、 協 働 な関係団体の代表者による と も に、 早 い 時 期 に、 様 々 力を発信できるよう準備を じて力を発揮し、横浜の魅 花や緑のシンポジウムな 店 街 と 連 携 し た イ ベ ン ト、 よる花壇の出展、企業や商 イベントの実施、小学校に がら花と緑をテーマとした さらに、全市的な盛り上 げに向け、各区と連携しな 本市の推進体制を整えると また、市民・企業など多 くの皆様にご参画いただき どりアップ計画(H ‐ ) 」 ど、人や企業が花や緑を通 ながら、オール横浜で盛り 年度は、グランモール公 園や山下公園などで、花や緑 めていく予定です。 整備等の事業を活用して進 賑 わ い づ く り や、 公 園 の 再 の都心臨海部の緑花による よこはまフェア開催ま で、残り2年となりました。 進めていきます。 ~3月9日にかけて意見募 にあふれた公園の再整備や施 美しい花と緑豊かなまち 横浜を目指し、多くのお客 日 集を行いました。いただき 設の改良にも着手します。 よう、精力的に進めてまい 上げていくため、2月 ましたご意見も参考に、基 郊外部会場である横浜動 物の森公園の植物公園予定 ります。 年度の取組 実行委員会事務局として る予定です。 様に横浜に来ていただける おわりに 本計画としてまとめていき 地では、里山の魅力を活か ます。 し、花や緑が楽しめるとと 横浜市造園協会の皆様に は、益々のご支援とご協力 自治体出展花壇では会員からデザインを募集 し、 審査し た結果、 最優秀賞に選ばれた横浜 植木㈱の作品が展示される。 ます。 年度はフェアの開催に 向け、本格的な準備をスター 関係等を予定 市民連携、企業連携、学術 (3)連携等 園予定地 現在、会場整備、展示や イベント、 広報宣伝など『基 横浜で盛り上げます。 」と改め もに、新しい森の楽しみ方 を賜りたく、改めてよろし (2)郊外部会場 横浜市の 検討状況 を提案できるような、魅力 くお願い申し上げます。 トさせます。 開催や関係団体の皆様へのヒ 1 開催期間 的な会場として整備を進め 本計画』の策定を進めてい ア リ ン グ 等 を 行 い な が ら『 基 日 に、 横 浜 開 催 に つ 平成 年3月下旬~6月 上旬を基本とする。 山下公園 横浜動物の森公園 植物公 よこはまフェアの概要(基本構想) 本 構 想 』 を 策 定 し ま し た。 こ の『 基 本 構 想 』 を 基 に、 国 土 月 回全国都市 2 会場構成 (1)都心臨海部会場 訃報 【参考】全国都市緑化 フェアとは? 全国都市緑化フェア は昭和 年から毎年開 催している全国規模の 花と緑の祭典です。 都市緑化意識の高揚、 都市緑化に関する知識 の普及等を図ることに よ り、 国、 地 方 公 共 団 体及び民間の協力によ る都市緑化を全国的に 推 進 し、 緑 豊 か な 潤 い のある都市づくりに寄 与することを目的とし て い ま す。 毎 年、 全 国 各地で開催されていま す。 平 成 年 度 は、「 愛・ 地 球 博 記 念 公 園 」( 愛 日から 月8日ま 知 県 長 久 手 市 ) で、 9 月 フェアが開催されます。 で全国都市緑化あいち 11 交 通 省 と 協 議 を 重 ね、 平 成 年 年春の第 い て 同 意 を い た だ き、 晴 れ て 平成 緑化フェアの横浜開催が決定 しました。 3 全国都市緑化祭の 開催 渡邊宣昭氏 日) ご尽力いただきま した。 ここに謹んで哀 悼の意を表し、ご 冥福をお祈り申し 上げます。 12 26 58 27 (広報担当理事 石井) 広報担当理事として 2 年 間 携 わ り、 こ の 広 報紙が会員のみなら ず、 多 く の 関 係 各 局 の 方々にお読みいただい ていることを改めて知 り ま し た。 当 協 会 も 横 浜市で開催されます都 市緑化フェアに向けて 開かれた団体となるべ く、 ま た 広 報 紙 が 会 員 の素顔が伝わるような 役割を果たしていくこ とを祈念いたします。 終 わ り の 言 の 葉 山下公園、グランモール公 園、港の見える丘公園、横 (1)時期 (3月 享年 歳 代表取締役会長 10 当協会の副会長 として長年に亘り 横浜植木㈱ 63 平 成 年 1 月 7 日 は、 市 長 の年頭の記者会見を行いまし グランモール公園 27 よこはま花と緑のスプリング フェア2015 「花壇展」 が 当協会員 社と横浜農業協 同組合のご協力により、4月 日から5月6日までの 日 間、山下公園で開催される。 よこはま花と緑のスプリングフェア 2015 「花壇展」開催 29 30 27 12 浜公園、新港中央広場等 全国都市緑化フェアの会期 中(1日) (2)内容 皇 室 を お 迎 え し て の 式 典、 植樹等 4 主催者 横 浜 市、 公 益 財 団 法 人 都 市緑化機構 5 実施主体 全国都市緑化あいちフェアが開催 29 26 27 26 33 27 全国都市緑化フェア 基本構想 主催者及び関係団体による 実行委員会 20 26 27 た。林市長からは、 「市が先進 全国都市緑化フェア 基本構想 12 10 12 29 2015(平成27)年3月31日 発行 ( 4 ) 横造協だより 第 33 号
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