2015 年 6 月１日　No.279 成田空港の運用状況 (2015 年 4 月 ) 区分　航空機発着回数（回）国　際　線旅　客　便貨　物　便そ　の　他国　内　線旅　客　便貨　物　便そ　の　他航空旅客数（人）国　際　線日　本　人外　国　人通　過　客国　内　線航空貨物量（ｔ）積込輸出仮陸揚取卸輸入仮陸揚給　油　量（ｋｌ） 2月 17,270 13,585 11,549 1,809 227 3,685 3,595 57 33 2,780,949 2,317,500 998,233 927,499 391,768 463,449 168,388 83,583 60,444 23,139 84,805 61,271 23,534 351,354 3月国　際　線（人）日　本　人外　国　人航空貨物量（ｔ）積込取卸 97 99 95 119 132 90 91 109 37 98 97 83 123 92 101 104 121 134 95 92 90 96 95 19,859 15,634 12,929 2,366 339 4,225 4,082 83 60 3,272,010 2,694,559 1,256,177 1,062,566 375,816 577,451 199,080 97,964 71,063 26,901 101,116 73,749 27,367 402,079 （注）１．3月、4月は速報値。　羽田空港の運用状況区　分前年同月比(%) 4月 18,831 14,720 12,500 2,047 173 4,111 3,949 91 71 2,997,590 2,500,359 875,521 1,258,652 366,186 497,231 169,690 78,633 50,181 28,452 91,057 61,932 29,125 370,058 前年同月比(%) 102 101 101 104 126 102 104 115 53 109 107 94 127 90 123 101 102 104 98 100 100 100 97 日平均 628 491 417 68 6 137 132 3 2 99,920 83,345 29,184 41,955 12,206 16,574 5,656 2,621 1,673 948 3,035 2,064 971 12,335 ２．航空貨物量は東京税関の資料による。 2月 921,575 558,330 363,245 29,248 14,971 14,277 3月 1,088,294 700,060 388,234 30,480 14,367 16,113 前年同月比(%) 日平均 147 140 162 188 234 160 35,106 22,583 12,524 983 463 520 1.0001757 ・国際線旅客数は法務省、航空貨物量は東京税関の資料による。航空機発着回数前年同月比 +2％ (311 回増、一昨年同月比 +6％ ) となり、夏ダイヤにおける新規就航や増便等により、4 カ月ぶりに前年同月を上回り、4 月として過去最高となりました。航空旅客数前年同月比 +9％（259,892 人増、一昨年同月比 +12％） 11 カ月ぶりに前年同月を上回りました。日本人旅客数は、羽田国際線枠拡大により昨年 4 月から 10 ～ 20％減少していましたが、12 カ月ぶりに減少幅が一桁台となりました。外国人旅客数は、27 カ月連続で前年同月を上回り、開港以来最高となりました。円安基調の継続や消費税免税制度の拡充に加え、花見需要による訪日旅客の増加等により、前年同月比 +27％となり、日本人旅客数を上回りました。　国内線旅客数は、ピーチ・アビエーションの札幌、福岡への新規就航等により、前年同月比 +23％と 45 カ月連続で前年を上回り、4 月として過去最高となりました。航空貨物量前年同月比＋ 1％ (1,330 トン増、一昨年同月比 +8％）、 5 カ月連続で前年同月を上回りました。積込量は 19 カ月連続で対前年同月比がプラス、取卸量は前年同月± 0％となりました。東京税関の資料によると、輸入貨物の内訳ではドライ貨物は 13 カ月連続で前年を割り込みました。また、生鮮貨物は肉類と果物、水産物が増加となり、4 カ月連続で対前年同月比がプラスとなりました。空港運営他ＮＡＡ連結決算発表リテール収入伸びる NAA は 2014 年度（2015 年 3 月期）決算と 2015 年度（2016 年 3 月期）業績見通しを発表しました。連結決算は、営業収益が 2,031 億円（前期比＋ 36 億円）、当期純利益は 196 億円（前期比－ 2 億円）で増収減益となりました。　空港運営事業では、航空機発着回数は増加したものの、航空機材の平均着陸重量の減少等により空港使用料、給油施設使用料が減少、国際線旅客数の減少に伴い旅客施設使用料も減少し、減収減益となりました。リテール事業は円安、訪日ビザの免除・緩和等による国際線外国人旅客の増加、店舗の増床やリニューアル等により、グループ会社の物販・飲食収入及びテナントからの構内営業料収入が増加したことから増収増益となりました。 15 年度の航空取扱量は、発着回数は 23.5 万回年度比＋ 65 万人）と予想。発着回数は新規就航、増便により国際線、国内線ともに前期を上回る見通しです。旅客数は国際線でアジアを中心とした訪日旅客の好調さが継続すること、国内線で LCC の旅客が増加することから、全体で前期を上回る見通しです。航空貨物量は微減、給油量は、近距離・小型機材路線の比率が増加することから前期を下回る見通しとなっています。 15 年度連結収支については、営業収益は 2,106 億円（前期比 +74 億円）、純利益は 202 億円（前期比 +5 億円）と増収増益の見込みです。航空機発着回数、航空旅客数が前期から増加するとともに、購買意欲の旺盛な国際線外国人旅客が増加し、リテール事業を中心に営業収益は増収、民営化後最高になる見通しです。（前年度比＋ 0.6 万回）、旅客数は 3,595 万人（前連結決算 (単位：億円) 区分 2013年度 2014年度実績 A 実績 B 増減金額 B-A 増減 2015年度％ B/A×100 101.8 予想 C 金額 C-B 2,106 ％ C/B×100 営業収益 1,994 2,031 36 74 103.7 営業利益 398 387 -11 97.2 362 -25 93.5 経常利益 333 333 0 100.0 307 -26 92.1 当期純利益 199 196 -2 98.6 202 5 102.7 航空取扱量区分航空機発着回数(万回) 2013年度 2014年度実績 A 実績 B 増減 2015年度％ B/A×100 見通し C 数量 C-B ％ C/B×100 22.6 22.8 0.2 100.9 23.5 0.6 102.8 3,604 3,531 -74 98.0 3,595 65 101.8 航空貨物量(万トン) 199 208 9 104.6 205 -2 98.9 給油量(万ｋｌ) 481 462 -20 95.9 458 -4 99.2 航空旅客数(万人) 成田第 3 滑走路　地元が要望書 2 増減数量 B-A 成田商工会議所、成田空港対策協議会、空港周辺市町の商工会などで構成する「成田第 3 滑走路実現する会」（会長：成田商工会議所　池内富男会頭）は 4 月 28 日、国交省を訪問、太田国交大臣に第 3 滑走路早期実現の要望書と 16 万人の署名を手渡しました。池内会長は「署名した人々にはかつて反対派だった方や中間派も含まれている。重い署名であり、成田空港を中心にして何としても地域を発展させたいという熱意の表れ」と説明しました。一方、成田空港の 3 番目の滑走路の実現を目指して、芝山町を中心とする空港周辺住民が新たな組織「成田第 3 滑走路実現を目指す有志の会」を 7 月に立ち上げることがわかりました。5 月 18 日、会見を開き、第 3 滑走路について解説する一般市民向けパンフレットを配布しました。「有志の会」は今後、空港周辺地域にパンフレットを約 3 万部配布するとしています。空港運営国内 4 空港の GW 出入国者数まとまる東京入国管理局成田空港支局が発表したゴールデンウイーク（4 月 24 日（金）～ 5 月 6 日（水）計 13 日間）の成田空港の出入国者数は、約 90 万 9,880 人で前年同期に比べ 12.7％増となりました。日本人の出入国者数は約 46 万 6,260 人で前年同期比 2.1％増となりました。外国人の出入国者数は約 44 万 3,620 人で同比 26.4％増となり、円安や東南アジア諸国からの訪日ビザ緩和の影響により過去 5 年間で最高を記録しました。また、羽田空港の出入国者数は約 42 万 9,600 人で前年同期比 16％増となり、日本人は同比 8％増、外国人は同比 32％増となりました。関西空港と中部空港は共に、日本人の出入国者数は減少し、外国人の出入国者数は増加しました。成田空港期間 H27年 H26年 4月24日（金）～5月6日（水） 13日間 4月24日（木）～5月6日（火） 13日間前年比出入国者数 909,880 807,440 112.7% 日本人計 466,260 456,560 102.1% 出国 238,090 228,090 104.4% 入国 228,170 228,470 99.9% 443,620 350,880 126.4% 出国 249,130 198,290 125.6% 入国 194,490 152,590 127.5% 外国人計羽田空港期間 H27年 H26年 4月24日（金）～5月6日（水） 13日間 4月24日（木）～5月6日（火） 13日間前年比出入国者数 429,600 370,010 116.1% 日本人計 269,220 248,900 108.2% 出国 136,900 125,590 109.0% 入国 132,320 123,310 107.3% 160,380 121,110 132.4% 出国 91,280 68,830 132.6% 入国 69,100 52,280 132.2% 外国人計関西空港農産物お土産は輸出植物検疫カウンターで農林水産省は 4 月 29 日から、国産農産物を訪日旅行者によるお土産としての持ち帰りを促進するため、輸出植物検疫カウンターを第 1PTB 南ウイング 1 階と第 2PTB1 階到着ロビーの A ゾーンに開設しました。これまでは、農産物を手荷物として持ち出す場合、事務所において輸出検査を行っていましたが、同カウンターでも輸出検査申請の受付、輸出検査および植物検疫証明書の発行を行います。なお、農産物は国・地域によって持ち出せる品目が異なるため、詳しくは事前に植物防疫所への問い合わせが必要です。期間 H27年 H26年 4月24日（金）～5月6日（水） 13日間 4月24日（木）～5月6日（火） 13日間前年比出入国者数 557,570 438,800 日本人計 227,180 230,500 98.6% 出国 111,760 111,400 100.3% 入国 115,420 119,100 96.9% 330,390 208,300 158.6% 出国 181,520 115,400 157.3% 入国 148,870 92,900 160.2% 外国人計 127.1% 中部空港期間 H27年 H26年 4月24日（金）～5月6日（水） 13日間 4月24日（木）～5月6日（火） 13日間前年比出入国者数 173,290 163,100 106.2% 日本人計 102,530 105,180 97.5% 出国 50,130 50,510 99.2% 入国 52,400 54,670 95.8% 70,760 57,920 122.2% 出国 38,890 30,950 125.7% 入国 31,870 26,970 118.2% 外国人計 NAA　B 滑走路南側土地取得 NAA は 5 月 7 日、成田市東峰の成田空港用地内の B 滑走路南側の鶏舎、堆肥置場跡地等 2,132 ㎡について、地権者との間で土地売買契約を締結し、取得したと発表しました。これにより空港用地内の未買収地は 3.1ha から 2.9ha となりました。　また、空港建設における故小泉よねさんに対する代執行に係る補償について、5 月 21 日、 NAA は小泉英政氏･美代氏夫妻と合意したことを発表しました。内容は、「故小泉よね氏の土地・家屋等の財産権のみならず、空港建設がなかった場合によね氏が生涯にわたって農民として送ったであろう生活に配慮し、その生活を補償するとの考えに基づいて解決をはかる」ことで合意に至りました。 3 航空会社運航スケジュール（15年8月19日～）中国国際航空　成田－天津線新規就航中国国際航空（CCA）は 5 月 15 日から成田－大連－天津線に新規就航しました。週 4 便で運航します。機材は B737-800 型機。運航スケジュール成田－大連－天津便名運航時刻運航日 CA952 14：00 → 15：55／17：20 → 18：10 月・木・金・日天津－大連－成田便名運航時刻運航日 CA951 07：15 → 08：15／09：35 → 13：00 月・木・金・日 KLM オランダ航空成田－アムステルダム線増便 KLM オランダ航空（KLM）は 6 月 23 日（火）から 9 月 20 日（日）まで、成田－アムステルダム線を増便します。現在運航している週 7 便に加え 4 便増便し週 11 便を運航します。使用機材は B747-400 型機。成田→シカゴ便名 AA154 運航時刻 17：55 － 16：00 運航日毎日シカゴ→成田便名 AA153 運航時刻 12：45 － 16：00 運航日毎日トランスアジア航空　成田－台北線増便トランスアジア航空（TNA）は 7 月1 日（水）から、成田－台北線を 1 日 1 便から 1 日 2 便に増便します。使用機材は A320 型機。 TNA は、同路線を 4 月から増便する予定でしたが機材繰りのため延期となっていました。運航スケジュール（15年7月1日～）成田→台北便名運航時刻 GE605 13：20 － 16：35 GE3605＊運航日毎日機材 A320 21：10 － 23：30 毎日 A320 運航時刻台北→成田便名 GE606 08：10 － 12：20 運航日毎日機材 A320 GE3606＊ 15：55 － 20：10 毎日 A320 ＊増便ジェットスター　成田－ケアンズ線増便運航スケジュール（15年6月23日～9月20日）成田→アムステルダム便名運航時刻 KL862 10：30 － 15：00 KL864＊ 13：50 － 18：15 アムステルダム→成田便名運航時刻 KL861 14：40 － 08：30 KL863＊ 17：55 － 11：50 運航日毎日火・木・土・日運航日毎日月・水・金・土ジェットスター航空（JST）は現在週 4 便を運航している成田－ケアンズ線について、6 月 20 日（土）から週 7 便に増便します。更に 8 月 2 日（日）から 30 日（日）の夏休み期間中は、金曜日、日曜日の運航を増便し週 9 便で運航します。 JST は、成田－ケアンズ線のほか、ゴールドコースト線、メルボルン線で JAL との共同運航を行っていますが、 8 月の増便についても共同運航を実施します。＊増便アメリカン航空　成田－シカゴ線　増便アメリカン航空は 8 月 19 日（水）から、成田－シカゴ線を週 5 便から週 7 便に増便します。また、同路線は現在 B777 型機を運航していますが、増便に合わせて同日から B787-8 型機（ビジネスクラス 28 席、プレミアムエコノミー 48 席、エコノミークラス 150 席）を投入し運航します。 4 ターキッシュエアラインズ成田－イスタンブール線　一部運休ターキッシュエアラインズ（THY）は、成田－イスタンブール線の 6 月の運航について、機材繰りのため一部運休します。 THY は、現在 1 日 2 便を運航していますが、 TK050/051 便について計 12 便を運休します。【6月の運休日】 TK050　イスタンブール⇒成田 7日（日）、9日（火）、11日（木）、14日（日）、16日（火）、18日（木） TK051　成田⇒イスタンブール 8日（月）、10日（水）、12日（金）、15日（月）、17日（水）、19日（金）航空会社・空港運営他ジェットスター・J　期間増便車両にて移動するよう注意喚起を行っています。 ≪過去の発生事案≫ ジェットスター・ジャパン（JJP）は 7月から10 月の間、 ①第 1 ターミナル地区夏ダイヤの一部路線を増便します。成田発着対象路第 2 監所より第 1 サテライトへの横断線は札幌、関空、高松、松山、鹿児島線です。 ②第 2 ターミナル地区各路線で最大 1 便増便となりますが、日程等詳細 72 番スポット付近から 84 番スポット付近への　は各便で大きく異なるため JJP の HP でご確認くださ横断い。 ③貨物地区同社は 2012 年 7 月 3 日の就航開始から今年 5 月 211 番スポット付近から 226 番スポット付近へ　26 日までの累計搭乗者数が 900 万人を突破したと発の横断表しました。国内 LCC として最速のペースです。発着回数　500 万回達成航空会社の決算本邦航空会社 2 社は 4 月 30 日、2015 年 3 月期の連結決算を発表しました。 JAL の売上高は、1 兆 3,447 億円で前期比 2.7％増となりました。経常利益は 1,752 億円で同比 11.2％増となりましたが、当期純利益は 1,490 億円と同比 10.3％減となり増収減益となりました。 ANA の売上高は、1 兆 7,134 億円で前期比 9.1％増となりました。経常利益は 671 億円で同比 56.4％増となり、当期純利益は 392 億円で同比 107.8％増で増収増益となりました。国際線旅客収入は、両社ともに、羽田国際線発着枠の拡大による新規路線の開設・増便のほか、長距離路線が好調に推移したことや訪日旅客などの増加により、JAL は 4,548 億円で前期比 3.9％増、ANA は 4,683 億円で前期比 18.5％増となりました。 JAL H26年3月期 H27年3月期売上高営業利益経常利益当期純利益 13,093 1,667 1,576 1,662 13,447 1,796 1,752 1,490 増減 353 128 176 ▲172 ANA H26年3月期 H27年3月期売上高営業利益経常利益当期純利益 15,701 659 429 188 17,134 915 671 392 増減単位：億円増減率 2.7% 7.7% 11.2% ▲10.3% 単位：億円増減率 1,433 255 242 203 9.1% 38.7% 56.4% 107.8% エプロンの徒歩横断　ダメエプロン上の航空機走行路を徒歩で横断する事案が連続して発生しています。航空機走行路を徒歩で横断することは航空機の走行の有無に関わらず、大変危険な行為となります。 NAA では航空機走行路を横断しての移動、また建物周りを除くエプロン上の長距離移動については、必ず NAA は発着回数が 500 万回に達すると発表しました。6 月 2 日に達成する見込みで、400 万回達成から 4 年 9 カ月で到達することになります。 JAL413 便のヘルシンキ行きで達成する見込みで、当日は第 2PTB 本館 2 階 62 番ゲートラウンジで、記念式典が開催され当該便のお客様へ記念品が配布されます。成田空港は 1978 年 5 月 20 日に開港。100 万回は 1990 年 11 月 6 日で、開港から 12 年 6 カ月で達成。 200 万回は 1998 年 12 月 23 日、100 万回から 8 年 2 カ月で到達。300 万回は 2005 年 6 月 8 日、200 万回から 6 年 5 カ月で到達。400 万回には 2010 年 9 月 4 日に到達。300 万回到達から 5 年 3 カ月での達成としています。免税手続きカウンター　設置広がるショッピングセンターなどの商業施設で複数店の免税手続きをまとめてすませる「免税一括カウンター」の設置が広がっています。4 月1 日から新たに「免税手続きの第三者への委託」がはじまり免税店参入が容易になっています。 5 月11 日からルミネが新宿、有楽町、池袋、横浜に設置され、多言語を話せるスタッフが配置されています。また、イオンモール成田や酒々井プレミアム・アウトレットでも近く導入予定としています。 5 航空行政・空港運営他国交省　操縦室 2 名常駐を指示国交省は、欧州でのジャーマンウイングス墜落事故を受け、4 月 28 日、国内の航空会社に対して操縦室に乗務員等を 2 名以上常駐させます。実施に当たり安全・保安上のリスクを考慮し、具体的な操縦室の入退室の手順等を定め関係職員に対する必要な教育・周知を徹底するよう指示しました。同省では、事故原因が最終的に明らかになるまでの暫定的な措置とし、準備が整った航空会社から実施されます。新型スカイライナー乗車累計 1500 万人平成 22 年 7 月から運行を開始した京成電鉄の新型スカイライナーの累計乗者数が 5 月 20 日、1,500 万人を突破し、これを記念して成田空港駅 5 番線ホームで記念式典が行われました。1,500 万人目となったお客様には花束と記念品が贈られました。新型スカイライナーは、2010 年 7 月 17 日、東京と成田空港を結ぶ成田スカイアクセス線の開業に伴って、運行を始めました。その最高速度は、在来線で日本最速の160km。日暮里～空港第 2ビル間を最短 36 分で結び、デビューから約 5 年で 1,500 万人を達成したことになります。 2014 年度旅行収支 55 年ぶり黒字に財務省は、2014 年度の国際収支状況（速報）を発表しました。旅行や輸送などのサービス収支は、2 兆 8,102 億円の赤字となり、前年度に対し、6,346 億円赤字が縮小しました。このうち旅行収支は 13 年度の 5,304 億円の赤字から 2,099 億円に改善し、昭和 34 年以来 55 年ぶりの黒字となりました。訪日外国人が最多の約 1,467 万人に上り、訪日客が日本国内で使うお金が増えた一方、円安による影響から海外旅行をする日本人が減り、現地で使うお金が減ったことによるものです。国際収支状況は、一定の期間における居住者と非居住者の間で行われたあらゆる対外経済取引で、旅行収支は、日本を訪れた外国人が宿泊や飲料、お土産などに使ったお金から日本人が支払ったお金を差し引いたものです。 4 月の訪日客　単月で過去最高 1,500 万人達成記念式典の様子京成電鉄 HPより圏央道　神崎－大栄 JC　6 月 7 日開通圏央道の神崎 IC から大栄 JCT 間が 6 月 7 日に開通します。今回開通する区間は 9.7km、途中、下総 IC が設けられており、片側１車線で整備されています。開通により、常磐道と東関東道が接続され、成田国際空港と北関東・東北方面のアクセス性が向上し、地域経済の好循環が期待されます。圏央道は、首都圏の道路交通の円滑化、沿線都市間の連絡強化を目的に、都心から半径 40 ～ 60km 位置に計画されている総延長約 300km の環状自動車専用道路で、現在までに約 220km が開通しています。日本政府観光局（JNTO）は、4 月の訪日外国人客数が、前年同月比 43％増の 176 万人となり、初めて単月として 170 万人を突破し、3 カ月連続で過去最高を更新したと発表しました。円安傾向の継続、査証（ビザ）の発給要件緩和や人気の高い桜の季節だったこと、航空路線の新規就航や既存便の増便も寄与したとしています。 6 至成田JCT NEXCO 東日本の HPより協会記事２０１５年航空の展望　～航空政策の転換期を迎えて～「航空振興」2015 春季号」（発行：一般財団法人航空振興財団）紙面より、首都圏空港（羽田・成田）の機能強化について、航空局長と山内一橋大学教授、相原航空振興財団会長で交わされた鼎談の内容を一部抜粋してご紹介します。対談者：国土交通省航空局長田村　明比古氏一橋大学大学院商学部研究科教授山内　弘隆氏一般財団法人航空振興財団会長相原力氏首都圏空港の更なる機能強化に向けて相原それでは、首都圏空港の更なる機能強化につのは、かなり羽田は拡張も何も進んできて、大きな重要な空港になっているんだろうなというのを最近つくづく思うんです。いてお話を伺いたいと思います。首都圏空港の機能強その意味で、今、局長がおっしゃったように、いろん化については、先ほど田村局長から、そして山内先生かな手立てを加えながら、74.7 万まで持ってきた。この道らも触れていただきましたが、これは政府の成長戦略筋は、時間はかかりましたけれども、すごく大きな仕事をとしても大変重要な課題となっていまして、ここ数年来、されてきたと理解しています。ただ、それでも十分じゃな着実に実施されてきている。そういう意味で大変大きないということが、オリンピックだけではなくて、将来を見成果を上げてきているのではないかと思いますが、今てそこまで来たわけですから、それに対しての次の手だ年中には羽田、成田両空港の合計発着枠が 75 万回といてをどう打つのかというのが今の段階です。う当面の目標を達成する予定と伺っております。相原今、山内先生からお話がありましたように、次まず田村局長から、首都圏空港の現状についてお話のステップをどうするかということになると思うんですけれをいただきたいと思います。ども、75 万回というのは、平成 22 年がたしか 52.3 万回田村先ほど若干触れましたけれども、昨年の春にだったと思いますので、約 1.5 倍に容量が増えたことにな羽田は昼間の国際線の枠を増枠いたしまして、かなりごるわけです。そういう中でも、先ほど来話がありましたよ利用が伸びているということがあります。ただ、一応こうに、訪日外国人数が急激に増えていくことになりますと、れで 44.7 万回という年間の処理能力は達成したことにいずれ近い将来、また処理能力の限界に達することにななります。ると思います。一方で、成田のほうは今年の春に 30 万回化をすると航空局のほうでは首都圏空港の航空需要予測を行われいうことでありまして、これで合わせて、今計画されてていると聞いておりますが、航空需要予測と処理能力といる首都圏空港の増枠は、年間処理能力合計 75 万回の関係で、どのようにお考えでしょうか。あるいは、今後の達成をもって今の計画の中では最終形を迎えます。とどういうことが必要になってくるとお考えでしょうか。いう意味で、この次のステップをどうするのか、今議論田村をしなければいけない段階に来たということです。しないではじいた予測しか今ないんですけれども、それ相原でも、経済成長に関して低い数字で予測したベースでも山内先生は、今までの首都圏空港の機能強化東京オリンピックの開催というファクターを考慮について、どのように評価されていますか。容量の限界が 2020 年代半ばに来るとなっていますので、山内そういう意味では、今から対処をしていかなければいけ最近改めてびっくりしたんですけど、空港面積で言うと、成田空港は 1,000 ヘクタールなのに対して、ないということでありますけれども、とりあえずは 2020 羽田空港は 1,500 ヘクタールぐらいになっているんです年までにすぐ実行できる施策ということで、羽田についてよね。これはずっと沖合展開事業とか、あるいは滑走は都心上空ルートの新設も含めて、今、関係の自治体に路増設とかをしてきた結果です。ある意味では、もともご提案しているということでありますし、それから成田のと羽田がいっぱいだから成田につくったんだけれども、ほうは、今ある 2 本の滑走路を、高速離脱誘導路だとか、しかし利便性等を考えて羽田を強化してきた。言いたい若干の整備でさらに容量を拡大する方策があるので、そ 7 協会記事の辺で、羽田と成田と合わせて約 8 万回増枠を 2020 年な提案をされていますけれども、特に羽田空港の都心までにできないのかと考えているところです。そこから上空ルート案、これは関心が強いところだと思います。先は、やっぱり根本的なインフラの整備みたいなことをつい数年ぐらい前までは、このような都心上空ルートしないといけないのかもしれないと思っておりますけど案を提案すること自体なかなか考えられなかった。技も。術的には専門家の方々は検討されていたと思いますが、相原山内先生、首都圏空港の需要予測と処理能力公に提案することまではなかなか考えられなかった話の関係はどのように考えておられますか。で、大変大きな動きだと思います。山内先生はこの協議山内会にも関与されておられると聞いていますが、どんな状今、田村局長もおっしゃったように、手元にこれは資料がありますので、下位のケースの予測でも、況で進んでおられるか、お話しいただけますでしょうか。 2020 年代半ばには今の 74.7 万回を上回ってしまうとい山内うことで、かために見積もってもそうだということなので、ども、私はそこに同席させていただいて、まさにおっしゃ今回の予測に従ってどういう手だてをとるかは、これこるように、昔だったら全然話といいますか、俎上にのらそ政策の仕事なのかなと思っています。ないようなことを、いろいろお立場お立場で、そんなにただ、予測の内訳で言うと、やはり国内線はあんまり簡単ではないのはよくわかるんですけれども、ただ、そ伸びない。下位のケースだと若干減少するようなところれを皆さんで議論する場ができて、そして方向性としてもあります。国際の問題ですよね。ですから、シャッフは何らかの合意に達しつつあると思っています。ルといいますか、入れかえが当然必要になります。国ただ、この問題は、いつも申し上げるんですけれども、内線の需要をさばく、国際線の需要をさばく、そういう受益と負担の関係を今までのものから変えることになる面でも政策的にうまく誘導する必要がこれから生じるんわけです。騒音問題もそうですし、それから特に安全だろうと思います。問題なんていうのは一番根本だと思います。もちろん安根本的に足りないところについては、当面、20 年ま全じゃなきゃいけないんですけれども、そういう受益とでの施策もそうですし、その先どうするかというのはも負担の関係を変えるのがなかなか先に進まない。それう少し議論をして考えていくところかなと思っています。が 1 つの場についたということの重要性はあると思いま相原そういう観点で具体的な検討も開始されておす。ただ、これもオリンピックという1 つの大きなものがられますが、首都圏空港機能強化技術検討小委員会のきっかけになったのは事実なので、1 つの契機、さっき中でいろいろ検討されて、それから具体的には協議会の言葉で言うとレガシーみたいなものを生かしていってでいろいろお話をされていると聞いています。1 月 21 日いただきたいと思っています。詳しくは局長からお話があると思うんですけれに、第 2 回目の協議会が開催されて、いろいろ具体的首都圏空港（羽田・成田）の空港処理能力の増加について ○ 羽田・成田両空港における年間合計発着枠を75万回化することを最優先課題として取り組んでいる。（発着回数は52.3万回（H22）→74.7万回（H26）と約1.5倍に増加） 80 （万回） 70 60 羽田 40 37 30.3 30 61 39 62.5 64 39 39 41 うち国際線６万回昼間３万回深夜早朝３万回 20 0 成田 10 22 22 22 23.5 25 27 平成22年 10月まで平成22年 10月31日以降平成23年３月27日以降平成23年 10月30日以降平成24年３月25日以降平成25年３月31日以降羽田空港 8 以オ降、ー 52.3 50 59 68 プ首ン都ス圏カ空イ港をを実含施めた成田空港＊１．いずれも年間当たりの回数である。＊２．回数のカウントは、１離陸で１回、１着陸で１回のため、１離着陸で２回とのカウントである。 71.7 74.7 44.7 44.7 うち国際線９万回昼間６万回深夜早朝３万回 27 30 平成26年３月30日以降平成26年度中最終形協会記事相原の理解を深め、認識を共有していく場なので、そういう田村局長、この問題について、現状と今後のスケジュール的な点も含めてお話しいただけますか。意味ではさっき申し上げたような、1 つの概算要求を念田村頭に置きつつも、そこで全て終わりというのではなくて、さっきお話に出た１月 21 日の 2 回目の協議会で、関係自治体からいろいろご意見をいただきましたけ継続的にまたやっていくことになるんだろうと思います。れども、我々も去年の夏からいろんなレベルで丁寧に相原説明を続けてきているわけなんですが、自治体レベルす。では我々の提案に対して大分ご理解が進んできている田村なという感じがあります。相原先ほど田村局長からお話がありました 2020 年自治体の方々のご意見はほぼ一致して、これからは以降の問題は、例えば滑走路増設とかいう話になると住民の方々の理解が非常に重要であるので、住民に対思いますが、これはまだ検討もこれからの話ということして丁寧に説明をしてほしいということでありますので、でしょうか。やり方とかスケジュールということも含めて、これから自田村治体とよく相談をしていきたいと思いますけれども、1 すね。成田の場合、滑走路の増設の議論をさせていたつのターゲットとして、2020 年までに仮に都心上空ルーだけるというだけで、かなり世の中が変わってきているトが開設されることになれば、ある程度地上施設の整なということではあるんですけど、ご地元でもいろんな備が必要になりますので、それはやっぱり設計したりすご議論もあるようですから、そういう議論が国レベルだる期間プラス実際の整備で数年かかりますので、この夏、けではなくて、ご地元のレベルでもいろいろ進んでいく 2016 年度予算の概算要求に調査費を盛り込んでいかなことは非常にいいことじゃないかなと思います。いといかんということだろうと思います。相原成田空港関係者と話すと、やっぱり相当危機感ただ、そこで要求したから全て終わりかという話ではを持っている方が多いですね、羽田空港との関係で。なくて、そのことを踏まえつつも引き続き丁寧に説明を山内させていただいて、理解を深めていきたいと思っておりすし、逆に私なんか地元に帰って危機感をあおるようなます。ことを言っているんだけど、やっぱり成田は成田で、ちゃ相原いい方向に前進していくことを期待しておりまありがとうございます。基本的に先の話だと思いますが、特に成田で私の地元だから、特にそういうのはよく聞きまんと自分たちで前向きな姿勢を示さないと、さっきの面協議会も、予算要求ぐらいまでの段階に一応の方向性を出すということでしょうか。積から言っても随分逆転されちゃったわけだからと思っ田村ています。方向性を出すというよりは、協議会は何かこれという結論を出す場というよりは、まさに関係自治体首都圏空港の航空需要予測（発着回数） ○ 首都圏空港の発着回数（国内線＋国際線）は、上位・中位ケースでは2022年度、下位ケースでは2027年度に現在の計画処理能力を超過する見込み。（2032年度には78～94万回と予測。） ※2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催決定等の需要予測後の状況変化や、政策目標の訪日外国人旅行者数2,000万人等は考慮していない。さらに国際空港において見られるピーク時間帯への集中についても表現できていない。＊各ケースにおける我が国のGDPの設定年平均実質GDP成長率ケース（千回／年） 2010-17 17-22 22-27 27-32 発着回数（国内＋国際） 1,000 上位ケース 2.2% 3.0% 3.0% 3.0% 941（参考）実績値予測値 900 865（参考）中位ケース 1.7% 2.0% 2.0% 2.0% 762 800 凡例 729 775（参考）下位ケース 1.0% 0.7% 0.7% 0.7% 700 実績＊計画処理能力（設定）：71万回 691 ＊計画処理能力の設定について 600 上位ケース計 500 中位ケース 400 首都圏空港 71万回首都圏の需要は下位ケース 300 （羽田空港）（44万回）引き続き増加傾向 200 いずれも2020年代に（成田空港）（27万回）出典：「航空輸送統計年報」 100 計画処理能力を超過（年度）（実績値）「空港管理状況調書」他首都圏空港の計画処理能力（約75万回）から、羽 0 田・成田の貨物便の枠（約４万回）を除き、残り71 1990 2000 2010 2020 2030 2040 万回を需要予測上の計画処理能力とした。（国内）（国際） 491（参考） 500 500 実績値予測値 424 450（参考） 449（参考）実績値予測値 417（参考） 405 400 400 402（参考） 120 106 実績 100 （百万人／年） 80 LC C 海外並み（上位） 60 40 LC C 海外並み（日本再興戦略） 20 0 1990 338 300 ○上位・中位ケース増加傾向 ○下位ケース人口減少等の影響を受けて横ばい～微減 200 100 0 1990 （千回／年）（千回／年） 373（参考） 385 300 LC C 海外並み（統合ﾓﾃﾞﾙ） 2000 2010 2020 2030 324 306 200 海外の高い経済成長率を受けて増加傾向 100 0 2040（年度） 1990 2000 2010 2020 2030 2040（年度） 9 他空港の動向他羽田　新飛行経路説明会場　展開へ国交省は、「羽田空港機能強化に関するコミュニケーションのあり方アドバイザリー会議」を開催し、新飛行経路による騒音影響が大きい地域の住民に対して、双方向の対話として情報提供や意見聴取などをきめ細やかに行うため、一定期間設置する展示説明会場を展開していくことを確認しました。説明会場を展開する地域として、南風時の進入経路では高度 3,000ft 以下、北風時の出発経路では 4,000ft 未満の陸域を想定しているようです。A 滑走路進入経路では「さいたま市南部から南側へ旋回して練馬～中野～渋谷～目黒～品川区等を結ぶ直線ルート下」、C 滑走路進入では「新宿辺りから空港までを結ぶ直線ルート下」、また、 B 滑走路出発経路西側出発路では「川崎市中心街付近～コンビナート上空」、A 滑走路から荒川沿い経路では「船堀橋付近より南側」とかなりの広範囲になりそうです。また国交省は、羽田空港の国際線増便のために必要となる方策について説明する特設 HP「羽田空港のこれから」を開設しました。中国線の羽田昼間国際線枠決定日中間の航空当局者の非公式会議が北京で行われ、 2015 年 10 月末（冬季スケジュール）から、羽田空港の昼間時間帯に、中国線乗り入れ枠を現行の 1 日 8 便から 20 便に増設することで合意されました。増設分の振り分けは、北京・上海・広州へ日中の航空会社が 1 日当たり 2 便運航される予定です。なお、この非公式会議の中で、羽田空港の深夜早朝路線、成田空港路線については、航空会社の準備が整い次第、早ければ現行の夏期スケジュール中にも運航を開始することでも合意しています。レッド・ブル　エアレース　開催 5 月 16、17 日の 2 日間で約 12 万人が訪れた Red Bull Air Race Chiba 2015。日本初開催で、アジア人初のパイロットとして室屋義秀選手も出場したことから、会場は大いに盛り上がり、ファンで埋め尽くされました。エアレースは、高速で機動性に優れたレース専用の飛行機を使用し最高時速 370km、最大重力加速度 10G の中、操縦技術、判断力、体力、精神力の限りを尽くして 3 次元でタイムを競う世界最速のモータースポーツです。レースでは、スタート前に機体からスモークを出さなければならないという決まりがあり、スモークが出ると会場内実況の呼びかけとともに観客が「Smoke on!」と叫びます。その興奮の中、最高の技術で制御された飛行機が塔状のゲートの間をすり抜けていきます。ゴール後、良いパフォーマンスが出来たパイロットは飛行機を回転させるなど観客に向けてアピール。それに対し観客は、声援と手を振って応えました。初日は降雨があったものの二日間通して暑く、飲料の持込が禁止されていた為、会場内のビールなどの飲料コーナーには長蛇の列ができました。水 1 本、500 円と言う値段設定にも驚きました。室屋選手は残念ながら 8 位に終わりましたが、優勝をしたのは、イギリスのポール・ボノム選手。実はブリティッシュ・エアウェイズ B747 の機長で、成田には何回も来たことがあるそうです。関空運営権　入札は 1 件のみ関西、大阪（伊丹）両空港の運営権売却について、１次入札が 22 日締め切られ、オリックスと仏空港運営大手のバンシ・エアポートの企業グループが参加しました。今後、2 次入札を経て、来年に運営権売却が決定する見込みです。当初、日本・海外の複数企業が入札の参加資格を得て ©Samo Vidic/Red Bull Content Pool 会場の空撮いましたが、45 年間で 2.2 兆円以上に上る運営権の支払いに対するリスクを考慮して、入札を見合わせる企業が多くなったようです。 16 年１月の運営譲渡を予定していますが、スケジュールははっきりしていません。 10 観戦エリアから撮影お知らせ＆イベント情報語学教室受講生募集 CS アワード 2015Spring 受賞者決定成田空港 CS 協議会事務局は「CS Award 2015 Spring」の受賞者を発表しました。受賞者には、成田空港 CS 協議会会長（NAA CS 推進部長）が各職場を訪問、表彰状の授与と記念品の贈呈が行われます。今回は 7 社 11 名が受賞。社名と受賞者は下記の方々です。振興協会では、空港スタッフを対象とした語学教室の受講生を募集しています。一度無料体験することも可能です。詳細は下記までご連絡ください。中国語初級：木曜日 18：00-18：55　中国語中級：火曜日 18：00-18：55　英語初級：火曜日 19：00-19：55　水曜日 18：00-18：55 英語中級：火曜日 19：00-19：55　【受賞者】 ●柴田香織さん　株式会社びゅうトラベルサービス秋葉典子さん　同上徐競近さん　同上 ●高橋幸宏さん空港ターミナルサービス株式会社 ●関根紀子さん NAA セーフティサポート株式会社 ●田代由衣さん株式会社 JAL スカイ ●堀越守さん　京成電鉄株式会社山本裕太さん同上 ●布施雅弘さん東京空港交通株式会社 ●地曳俊輔さん　一般財団法人成田国際空港振興協会京増奈都美さん同上料金：月額 /6,200 円（税込）テキスト代別途 ※なお、韓国語の募集も行っておりますので興味のある方は、下記、連絡先までお問い合わせください。（一財）成田国際空港振興協会公益推進部　語学教室担当 TEL:0476-34-6333 12 4 © 円谷プロ 5 16 00 14 6 00 18 ＣＳセミナー 00 23 ユニバーサルサービスセミナー月日木 ( 、) 日金 ( ) 日　時　時分～時分　場　所　国際会議室講　師　ＮＰＯ法人航空フォーラム内　容　車椅子や白杖を歩くことで、高齢者やお体の不自由な方のお気持ちを理解しながら学べる実体験型セミナーです。やさしい手話講座月日火 ( ) 日　時　時分～時分場　所　国際会議室講　師　成田国際空港振興協会　小池ゆかり　氏内容空港内で使えるフレーズや単語を、わかりやすく説明いたします。今回は、実践編となります。【お問い合わせ】（一財）成田国際空港振興協会　岸本・栗栖０４７６３ -４６ - ３３３　mail [email protected] 14 6 月のお知らせ 6 イベント情報 6 航空科学博物館 6 ウルトラマンシリーズの歴史と戦闘機展示コーナー ( ）～日　時　月日土７月日（日）場　所　館内２階展示室費用入館料のみ内　容　ウルトラヒーローをパネルやジオラマ、模型などでご紹介します。高さ・ｍの立像も展示予定。 ( ）は、月日土握手・撮影会も開催されます。【お問い合わせ】航空科学博物館０４７９‐７８‐０５５７ 6 6 17 00 19 11 成田２DAY マーチ開催成田空港エコキッズ・クラブ第 11 期生募集芝山町　町と空港の PR イベント実施「成田空港エコキッズ・クラブ」では、今年も小学校 5・6 年生を対象に第 11 期生を募集しています。同クラブは、年 3 回のエコツアーを通して子どもたちに、成田国際空港で行われている様々な環境への取り組みを紹介し、空港周辺の自然環境に触れて環境の大切さを感じてもらうことを目的として活動しています。募集人数は 60 名、人数が多い場合は抽選。応募期間は 6 月 15 日まで、応募は NA A ホームページ上（http://www.naa. jp/jp/c sr/e c o/e c o _ kid s/ind ex _fo rm. html）から受け付けています。「空芝山町は 5 月 20 日、同町の農産物直売所の駅　風和里（ふわり）しばやま」と成田空港でＰＲイベントを行いました。町観光親善大使のＡＫＢ４８の永尾まりやさんと町職員が、特産のスイカやミニトマトを振る舞い、町の魅力を伝えました。成田空港では、第 2、3 ターミナルを歩きながら、トランジットツアーの芝山コースについて紹介しました。第 4 回成田エアポートツーデーマーチが、 5 月 16 日と 17 日に行われました。成田・田園コース（7km、10km、 20km、30km）、芝山里山コース（20km、 30km）、成田空港コース（7km、10km、 20km、30km）、芝山早苗歌コース（10km）があり、どのコースも幅広い年齢層からの参加がありました。 3 3 三年前が八名→一昨年が五名→昨年が〇名、これは当協会で実施している語学教室のうち韓国語教室に対する受講申し込み者数の推移である。従って昨年は開講しなかった。改めて分析するまでもなく、受講申し込みの減少は、竹島問題・歴史認識問題から発した厳しい日韓関係による影響が如実に数値に現れていると言える。当協会が、講座を開くかやめるか判断する目安は五人、今年度の申込者は五月現在二名、雪解けの兆しが少し感じられる数値であるが、開講に踏み切れない状況である。成田からソウルまで二時間足らず、韓国は一番近い隣国であり、望もうが望むまいが人・物両面において交流は少なくないし将来も続いていく。「喧嘩もやり続ければ仲良くしたくなる」の言葉にあるように、日韓関係は、今以上悪くなるよりは回復していく可能性の方が高い気もする。将来を見据えると韓国語を学ぶには今がチャンスである。講座の参加者数の少ないので集中的に学べる。韓国語を学ぶ者が少なく話せる人が不足すれば仕事でも重宝される。運が良ければアガシと親しくなれるかも・・・韓国語は日本人にはとっつきやすい言語である。日本語と発音が共通する言葉が大変多く、ハングル文字もローマ字に毛が生えたみたいで覚えやすい。言葉の順序も主語 → 目的語 → 述語と日本語と同じであり、アクセントが多少違っても通じてしまう。皆さま、韓国語入門講座へのチャレンジを！（Y・S）