2013 年 1 月 16 日　No.248 成田空港の運用状況 (2012 年 11 月 ) 区分　航空機発着回数（回）国　際　線旅　客　便貨　物　便そ　の　他国　内　線旅　客　便貨　物　便そ　の　他航空旅客数（人）国　際　線日　本　人外　国　人通　過　客国　内　線航空貨物量（ｔ）積込輸出仮陸揚取卸輸入仮陸揚給　油　量（ｋｌ）９月 18,081 14,736 12,521 2,046 169 3,345 3,283 62 2,872,066 2,519,276 1,525,520 571,690 422,066 352,790 165,587 74,289 51,750 22,539 91,298 69,466 21,832 386,470 １０月前年同月比(%) 17,982 14,446 12,284 1,965 197 3,536 3,456 51 29 2,703,598 2,358,328 1,286,989 605,319 466,020 345,270 166,543 71,777 49,353 22,424 94,766 72,912 21,854 389,282 （注）１．10月、11月は速報値。　羽田空港の運用状況区　分国　際　線（人）日　本　人外　国　人航空貨物量（ｔ）積込取卸 114 103 103 106 128 190 190 74 109 102 95 109 115 215 101 99 88 139 103 96 139 107 １１月 17,512 14,075 11,881 2,057 137 3,437 3,351 51 35 2,609,448 2,282,125 1,261,275 570,750 450,100 327,323 169,970 73,037 46,780 26,257 96,933 72,277 24,656 387,789 前年同月比(%) 113 104 104 105 146 172 170 146 111 105 97 113 120 199 103 101 84 162 104 93 155 110 日平均 584 469 396 69 5 115 112 1 86,982 76,071 42,043 19,025 15,003 10,911 5,666 2,435 1,559 875 3,231 2,409 822 12,926 ２．航空貨物量は東京税関の資料による。９月 692,697 510,100 182,597 12,217 6,002 6,215 １０月 650,765 455,231 195,534 13,225 5,711 7,514 前年同月比(%) 日平均 103 97 118 115 126 108 20,992 14,685 6,308 427 184 242 ・国際線旅客数は法務省、航空貨物量は東京税関の資料による。航空機発着回数航空貨物量前年同月比 +13 ％ (2,028 回増、一昨年同月比前年同月比 +3％ (4,309 トン増、一昨年同月比± 0％）。 +15％ )13 カ月連続で前年同月を上回りました。　路線別にみると、旅客便は中国線、韓国線、台湾線を除き、前年同月を上回りました。航空会社別でみるとマレーシア航空が前年に比べ 90％以上の大幅増となりました。輸出貨物は 8 カ月連続、輸入貨物は 5 カ月連続で前年同航空旅客数前年同月比 +11％（263,781 人増、一昨年同月比 +5％） 12 カ月連続で前年同月を上回りました。国際線は、日本人旅客が 3 カ月連続で前年同月を下回りましたが、通過旅客は 3 カ月連続で増加となりました。月を下回りました。東京税関の資料によると、輸入貨物のうちドライ貨物は 8 カ月連続マイナスとなりましが、生鮮貨物は果物が減少したものの野菜、植物、水産物が増加し、2 カ月連続でプラスとなりました。 ※これまで「その他便」として取り扱っていた国内線貨物便は、2012 年 10 月より ANA が定期貨物便の運航を開始したため、今月より新たに航空機発着回数に国内線「貨物便」を設けました。財団法人成田国際空港振興協会会長松井　和治新年明けましておめでとうございます。新春を迎え､皆様方におかれましては益々ご健勝のことと心よりお慶び申し上げます。また､平素より当協会の事業に格段のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。昨年の成田空港を振り返りますと、夏ダイヤから年間発着容量が 23.5 万回から 25 万回に拡大しました。また本邦 LCC2 社の新規就航により国内路線が充実し、国内線利用者が大幅に増加しております。今年の成田空港は、夏ダイヤから年間発着容量が 27 万回に増加されます。同時に日本政府が各国と交わしたオープンスカイ協定が発効し、増加した枠を使っての新規就航が見込まれ、国際航空ネットワークの拡充・強化が一層、進展するものと思われます。これにあわせ、国際線着陸料の引き下げと手荷物取扱施設使用料の引き下げも予定されております。当協会におきましては、空港利用者の便益増進､空港関係地域社会との調和促進､空港従事者の資質向上など事業を展開してまいりますので、引き続き皆様のご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。今後も本誌｢Narita Airport News｣を空港で働くみなさんの身近な情報誌としてご愛読頂きますと共に､お気づきの点などご意見をお寄せくださいますようお願い申し上げます。最後になりましたが､この 1 年が成田空港と皆様にとりまして､良い年でありますようお祈りし､新年のご挨拶とさせて頂きます。 2 空港運営・協会記事空港　新年の賑わい新年を迎えた元日の朝、第 1・第 2 ターミナルビル堪能しました。出発ロビーで、毎年恒例の新春航空安全祈願祭が行われました。成田山新勝寺大導師・職衆による安全法楽が執り行われ、主催者である滝沢成田市観光協会会長、中坪成田国際空港長、小泉成田市長、夏目 NAA 社長の新年の挨拶の後に鏡開きが行われました。御所車と松をあしらった飾り付けや琴と尺八の演奏、獅子舞など日本のお正月ムードが漂う中、利用客には樽酒が振る舞われ、出発前のひと時を楽しむお客様の笑顔が見られました。また、今年で 5 回目となった「初日の出・初富士フライト(JAL･NAA 共同企画 )」も開催され、参加者は写真提供：（社）成田市観光協会 5,000m 上空から望む初日の出と富士山の雄大な姿を 2013 年の空港・航空どんな年？ LCC の就航により 2012 年の成田空港は国内線旅客が大幅に増加しました。 2013年の成田空港は、夏ダイヤから年間発着枠が25万回から27万回に拡大します。同じタイミングでオープンスカイが実現し、様々な国・地域との間で新規路線や増便が期待されます。 13 年に予定される主な動きを紹介します。 1月 ◆タイ航空（THA）成田－バンコク線にエアバス A380 型を投入（1 日） ◆ユナイテッド航空（UAL）成田－ロサンゼルス線にボーイング B787 型を投入（3 日） ◆ ANA 成田－サンノゼ線を新規開設（11 日） 2月 ◆ JAL 成田－ヘルシンキ線を新規開設（25 日） 3 月　◆ B 滑走路西側誘導路運用開始（7 日） ◆ ANA 成田－仁川線を運休（30 日） ◆夏ダイヤより年間発着回数 27 万回 ◆成田空港のオープンスカイ発効 ◆ユナイテッド航空（UAL）成田－デンバー線を新規開設（31 日） ◆大韓航空（KAL）成田－ホノルル線新規開設（31 日） 4月 ◆国際線着陸料および手荷物取扱施設使用料引き下げ 10 月 ◆第 2PTB 本館－サテライト連絡通路フェーズⅠ供用開始この他 ◆第 1PTB 南ウイング入国審査場拡張 ◆エアアジア・ジャパン（WAJ）中部空港を拠点に就航 ◆中国の春秋航空が設立した LCC 春秋航空日本、国内線新規就航アライアンスに加盟を予定している航空会社 ◆ワンワールド･･･マレーシア航空スリランカ航空カタール航空 ◆スカイチーム･･･ガルーダ・インドネシア航空 ◆スターアライアンス･･･エバー航空 3 航空行政・空港運営成田空港のヘリパッドを新たに整備銀座・東京－空港近隣ホテルに 1,000 円バス運行 NAA は、ヘリコプターの離着陸場所「ヘリパッド」ビィー・トランセグループの平和交通が 1 月1 日 3 カ所を、A 滑走路南端の西側 1 カ所に集約するこから、銀座駅・東京駅と成田空港の近隣ホテルをとを明らかにしました。結ぶ高速路線バスの運行を始めました。現在の 3 カ所は、A 滑走路東側の誘導路上にあり、 LCC 早朝便の利用客の中には、前泊してゆった離着陸の際、滑走路上空や進入路を横断することりと飛行機に乗りたいという人も一定の割合でいるから、管制官は衝突防止のため、航空機の離着陸ことから、前日に空港近隣ホテルに宿泊するニー間隔を調整したり、ヘリを地上や上空で待機させるズに応えたものです。などしながら運用してきました。 18 時 25 分～ 20 時 31 分に銀座駅と東京駅を出 14 年春を完成予定としており、空港容量 30 万回発する便を毎日 3 便運行し、成田空港近隣の 9 ホ対応に向けた施設整備の一つとなります。テルを 1,000 円で巡ります。所要時間は約 1 ～ 2 時間で、直接乗車のほか、インターネット予約も可能です。 B 滑走路西側誘導路及び横堀地区エプロンの供用開始 NAA は B 滑走路の西側誘導路と横堀地区エプロン西側誘導路は長さ約 700 ｍで、エプロンは面積が約を 3 月 7 日に供用開始すると発表しました。夏ダイヤ 67,000 ㎡、スポット数が 10、大型機 5 機分の駐機から予定されている発着枠 27 万回化へ向けて整備が可能となります。が進められてきたものです。 2013 年 3 月 7 日に供用する施設横堀地区エプロン B滑走路西側誘導路 4 航空会社・企業活動ため、ということです。両便とも直近の搭乗率は 4 割台と低迷しています。同路線には関空を拠点とするピーチアビエーエアアジア・ジャパンカウンター手数料無料にション（APJ) が就航、SKY の約半分の運賃で運航しています。エアアジア・ジャパン（WAJ）は、12 月 20 日から国内線カウンターでの有人チェックイン手数料初日の出フライトに搭乗 1,000 円を廃止しました。従来からウェブチェックインや自動チェックイン機での手続きは無料でしたが、これで国際線・国内線全てのチェックインが無料となりました。地上スタッフが対面で対応することで、初めて利用する人や手続きに不安がある人でも気軽に利用できるようになり、利用者増加が期待されます。 DAL が VIR の株式 49％取得に合意 12 月11 日、デルタ航空（DAL）とヴァージンアトランティック航空（VIR）は、現在、シンガポール航空（SIA）が 49％所有する VIR の株式を DAL が取得することで合意しました。残る 51％の株式は引き続き VIR と創業者のリチャード・ブランソン氏が保有します。米国、EU の司法審査を受け、 13 年末の実施を目指します。現在、英国－北米間は両社で 1 日 31 往復の路線が張られており、ヒースロー、ニューヨーク各空港でのラウンジ共有、マイレージの相互利用な毎年恒例、成田空港発の NAA・JAL 共同企画、初日の出フライト。初日の出フライトとはどのようなものなのか、記者が搭乗してみました。機材は、B767-300（JA615J）で、5 時 45 分にプッシュバックを開始し、6 時ちょうどに B 滑走路から北側に向けて離陸。離陸後、犬吠崎上空で旋回を繰り返し、朝日を待ちます。すると 6 時 45 分、雲海の下から初日の出が顔を出し、消灯されたうす暗い機内に光が射し込むと、歓声と拍手が起こりました。高度 14,000feet、雲海と上層にある薄い雲に挟まれたオレンジ色に輝く太陽を見た時、思わず息をのむ程の美しさに感動を覚えました。その後、富士山の方向へ機首を向けしばらく飛行すると、手の届きそうな所に雪を被った富士山が見え、再び歓声が沸きました。大島を経由し 7 時 45 分、B 滑走路に着陸。飛行中の機内では、JAL の大西会長も搭乗され、搭乗客と記念写真を撮られたり、お楽しみ抽選会などが行われ大変盛り上がりました。初日の出フライトに参加して、今まで見たことの無い感動的な風景を見ることができました。機会がありましたら皆さんも来年、参加してみませんか？どで競争力を高めます。リチャード・ブランソン社長は「独立の精神を保ちつつ、DAL とのパートナーシップで前進していく」としています。ＳＫＹ関空線撤退へ機内の様子スカイマーク（SKY）は、現在乗り入れている「関空－札幌」、「関空－那覇」線を今年 3 月 31 日で休止すると発表しました。理由は他社の参入により競争環境が激化、収益性の改善が見込めない機内から撮影した富士山 5 協会記事『航空政策の課題と今後の方向性』昨年 11 月 29 日に、空港振興協会がヒルトン成田で開催した「第 24 回講演会」より、田村明比古国土交通省航空局長の講演を今月号と来月号で紹介します。とです。そうすることで、航空分野の成長につなげ、ひいては日本経済の活性化を図ること、これが基本的な考え方です。首都圏空港の羽田空港の年間発着枠の増加につきましては、現在、年間３９万回です。それから、成田空港は現在年間発着枠２５万回で、羽田空港と合わせ、今、首都圏空港全体では年間６４万回の発着を受け入れることができますが、今春から、羽田につきましては、さらに国内線で２万回増加し、成田につきましても、地「航空政策の課題と今後の方向性」という今日、元のご理解をいただき、また、空港内に施設整ことでお話をさせていただきますが、前半は、今、備をすることにより、２７万回まで拡大しま私どもが取り組んでおります航空政策を概括的にす。さらに、この一、二年の間に、羽田につきお話し申し上げたいと思っております。後半は、今、ましては４４. ７万回まで増枠します。国際線我が国で空港の運営について、どう効率化をしてにつきましては３万回増枠をします。成田についくのか、できれば民間の知恵と資金というものをきましても、地元のご理解を得て、２７万回か使いながら、どうやって運営を効率化していくのから３０万回に増やす取組を現在行っています。という事につきまして、世界の動向なども交えておしたがいまして、ここ一、二年の間に、首都話しさせていただきたいと思います。圏空港全体で７４. ７万回まで増枠されます。２年ほど前までは、５２万回ほどしかありませ首都圏空港の能力増強んでしたので、この数年間で１. ４倍から１. ５まず、航空行政の基本的な考え方を申し上げ倍に能力が拡大するということで、ようやく、ると、現在、国内的にも国際的にも一番需要がほかの主要な大都市の空港の事情と肩を並べる多いのは首都圏ですが、首都圏空港の処理能ような体制になってきたところです。力、発着回数に限界がありまして、なかなか多ロンドン、ニューヨークなどは発着回数がくの便を受け入れることができないという状況１１０万回を超えていますし、パリでも７５万でした。そして、そういう背景もあり、なかな回であります。それから、近隣のところでは、か外国と自由な枠組みを結べず、国内的にも国上海が５７万回、北京が５３万回ですから、東際的にも、新しい航空会社の参入を促進するこ京が７５万回化するのは、ようやく諸外国並みとができずにいました。したがいまして、ここになりつつあるということです。数年、私どもが取り組んでいる航空政策の最大の課題、基礎となる課題が、首都圏空港の処理能力の拡大です。とにかく首都圏空港の処理能力拡大、つまり、 6 オープンスカイの推進これを背景としまして、国際的にはオープンスカイを推進します。乗り入れる企業数、路線羽田と成田の発着枠の増加を背景に、大きく言数、便数などについて、これまでは２国間で権うと、３つの取り組みを一体的にやっていきま益を交換するという形で交渉を通じて数を制限す。１つが、国際的にオープンスカイ、航空のして合意をしてきたわけですが、それをお互い自由化を推進することです。それから、国内的の国で撤廃しようという合意をすることがオーにも国際的にも、いわゆるＬＣＣ、格安航空会プンスカイです。社などの新規企業の参入促進を図っていくこと具体的に、我が国においては、成田空港につです。それから、受け手となる空港については、きまして、来年の春に２７万回化が実現するの経営の効率化、例えば、機動的に着陸料の設定に合わせて、２国間の輸送を自由化するというができるようにするなどで、より多くの便、よことです。それから、羽田、成田以外の空港にり多くの企業の参入が可能になるようにするこつきましては、２国間の輸送だけじゃなくて、協会記事さらに相手国から第三国に輸送することについまして、やはりＬＣＣの参入が市場全体の拡大ても自由化しようというものです。　に寄与していることが見られます。これまでにいろいろと各国と交渉をやってま今後どうなっていくのかということですが、いりましたが、つい先日、タイとの間でオープヨーロッパはいち早く、９０年代から格安航空ンスカイの合意ができ、合わせて２３の国と地会社ができ上がってきたわけですが、２０００域とオープンスカイの合意ができているという年の時点で全体のシェアが２. ５％でした。と状況です。２３の国と地域との旅客数の合計は、ころが、１０年たってみると、それがもう３分日本発着総旅客数に占める割合が、もう９１％の１を超えるようなシェアになっており、またまで来ており、ほとんどの主要な国、地域との次の年の数字は３８％ぐらいになっています。間でオープンスカイの合意ができてきました。ただ、そこで注目しなくてはいけないのは、現在、いろいろな国から航空会社が日本に乗ＬＣＣ以外の既存の事業者のシェアが減っていり入れている状況ですが、こういう自由な枠組ますが、航空市場自体は拡大をしているわけでみをつくりますと、韓国、中国、シンガポーす。それで、ちょうど２０００年ぐらいの時点ル、マレーシア、フィリピン、オーストラリアと我が国の今の状況が同じような状況でありまなどからいろんな格安航空会社（ＬＣＣ）が成す。ということから、これは実はアメリカでも田空港や関西空港ばかりではなくて、地方空港似たような傾向でありまして、やはり３割ぐらにも乗り入れるようになりました。春秋航空のいＬＣＣがシェアを占めていることからするプログラムチャーター便は、定期便に近いようと、日本においても、かなりのシェアの拡大がなチャーターの形で、高松や佐賀まで上海から今後見込まれると考えております。便を張っており、オープンスカイの合意によって、ＬＣＣも含めていろいろな企業の参入が促成田の現状と展望進されつつあります。成田空港の発着枠と実際の発着回数、旅客数の推移を、昭和５３年の開港のころの状況と比 LCC の将来べますと、同時多発テロ、イラク戦争、ＳＡＲそれから、今年はＬＣＣ元年と言われておりＳ問題、昨年は東日本大震災などいろいろありますが、我が国におきましても、格安航空会社ましたが、大きな傾向としましては、成田は発が相次いで設立されました。ピーチアビエー展してきています。ションは関西空港をベースにするＬＣＣです。成田空港に関して見ると、我が国の国際線のエアアジア・ジャパンとジェットスター・ジャ旅客数の中に占める割合は大体半分という状況パンは成田を拠点とする航空会社です。それぞであります。成田の国際線のネットワークの特れ、札幌、福岡、那覇などのほか、海外にも、徴は、いろいろな地域に非常にバランスよく近隣の韓国や香港などに就航し始めています。ネットワークが張られていることでして、これ成田と新千歳の間の旅客数の推移を２年前かは、特に競争している近隣の上海、香港、仁川ら、７月から９月の間だけで比べると、昨年まなどと比べても、このバランスのよさは際立っでは、ＪＡＬとＡＮＡによりまして、大体同じています。例えば、仁川や香港では、国際線のような旅客数が運ばれていましたが、これがＬネットワークに占めるアジアの路線の比率が８ＣＣとスカイマークの参入によって、そっくり割という状況であります。上海も７５％、シン旅客数が増加しています。大手のＪＡＬやＡＮガポールのチャンギも８４％ですけれども、成Ａも旅客数は減っていないということです。田は、もちろんアジアのウエートも多いですけそれから、それと競合する路線として、羽田れども、欧州や北米にバランスよく便が張られ－札幌便は若干減少していますが、わずかな減ていて、世界のいろいろな地域と成田を経由し少です。首都圏空港（成田・羽田）－札幌便のて結ぶことができるという意味で、それが今後、合計は昨年２６６万人だった数が２８１万と、生かすべき強みではないかと思っています。１５万人分ぐらい増えているということであり国内線も、そういう意味では、スカイマーク 7 協会記事とかジェットスター・ジャパンやエアアジア・として、どうしても日暮里ではなく、東京駅周ジャパンの参入もありまして、今、１２都市辺までのアクセスを良くして欲しいという声を１３路線に便が張られており、今後も拡大してよくお聞きします。ということで、これは鉄道いくことが期待されます。成田空港というのは、局中心に、押上から東京駅周辺を通って、泉岳国際線のための空港としてつくられたわけです寺まで新しい短絡線を整備しまして、東京駅周が、昨今の航空業界のニーズとしましては、や辺まで３０分台で成田から行けるようにならなはり国際線、国内線と分けるのではなくて、国いかという検討を今行っています。この一番の内線と国際線をうまく乗り継ぎできる機能が非課題というのは、まず何よりも、都営浅草線と常に重要視されていることもあります。成田空の連携が非常に重要ですので、東京都に協力を港に、このように国内線のネットワークが増えいただかなくてはいけないということ。それかていくことも、あるべき方向といいますか、非ら、やはり、この新線をできるだけコストを抑常にいい傾向ではないかなと思っています。えて建設しても、多額の費用が発生すると思い昨年と比べても、新規参入が相次いだこともますので、このお金をどういうスキームで調達ありまして、国内線の旅客が非常に増えていまするのかについて、今年度、来年度、いろいろす。そういう意味では、成田につきましては、と詰めていくことになろうかと思います。あ２年後の３０万回化をにらんで、いろいろな施と、バスのアクセスも、成田は、ＬＣＣの乗り設整備ということも成田空港会社を中心に進ん入れに伴いまして、非常に充実してまいりましでいます。３０万回化のために一番重要なのは、た。東京から成田に来るのは一律９００円、成今ある２本の滑走路を同時に使って離発着がで田から東京へ行くのも１, ０００円のように、きることが重要ですけれども、そのためには、割引運賃でバスの運行がなされていますので、駐機場を整備することに加えて、航空機の位置これも非常に使いやすくなっているんだろうとを非常に悪天候のときでも正確に把握をして、思います。そのほかにも、かなり首都圏のいろその位置情報をもとに適切な管制の指示ができいろな町に成田空港から網の目のようにバスのるような、そういうシステムの導入が必要です。路線が張られているわけで、以前に比べると、管制機能向上に必要な監視装置の整備が来年成田の使い勝手もかなりよくなってきていると度にかけて進められていくことになります。いう感じがします。いずれにしましても、先程管制の指示ができるような、そういうシステ話したように、オープンスカイをやって、ＬＣムの導入が必要です。管制機能向上に必要な監Ｃのみならずいろいろな国からいろいろな航空視装置の整備が来年度、進められていくという会社に飛んできてもらうという取組をやっていことになります。こうとしております。そのためにも、十分な処成田のアクセス理能力が首都圏の空港にないといけないし、アそれから、成田空港の使い勝手をよくしていクセスもよくないといけないということで一生くためには、どうしても鉄道、あるいは道路の懸命取り組んでいる状況です。ここまでは２週アクセスが非常に重要になるわけですが、これ間前、私が話した中身の極めて簡単なおさらいも、おかげさまで成田新高速鉄道が２年前に開でございます。業しまして、日暮里から成田空港までは５１分だったものが３６分に短縮しています。案外、東京の人間は、このことの便利さに気がついてない人が多いですが、東京の東半分や北半分の人にしてみると、これは非常に便利になったということです。ただ、東京の西のほうに住んでいる人の意見 8 (2 月号に続く）協会記事・お知らせ＆イベント 11 １月のお知らせ＆イベント情報ＣＳセミナーのご案内やさしい手話講座Ⅱ 時分～時分日時　月日（火）ミーティングホール場所　ＮＡＡ本社ビル１Ｆ ( 成 ) 田国際空港振興協会講師　財小池ゆかり氏 00 内容　空港内ですぐに使える手話に焦点を当てた、楽しく学べる実用講座を学びます。今日から使える中国語！月日（火）時分～時分日時ミーティングホール場所　ＮＡＡ本社ビル１Ｆ財成田国際空港振興協会 ) 講師　( 菊川育実氏振興協会では、空港スタッフを対象とした語学教室を開講しており、現在、英会話教室の受講生を募集しています。授業を見学していただくこともできますので、ぜひお問い合わせください。　語学教室生徒募集中 ( 成 ) 田国際空港振興協会財０４７６‐３４‐６３３３内容　中国の文化や習慣を楽しいお話を通じて中国語に触れ、簡単にコミュニケーションがとれる「空港で使えるワンフレーズ」を学びます。【お問い合わせ】 30 日本文化の紹介・体験 110 21 ◆英会話教室◆ 期日第 ( 期／～月 ) 受講料：期万円税 (込 ※ ) テキスト代別　初 ( 級クラス ) 火曜日時分～時分水曜日時分～時分各クラスは１年を通し開講しており、中途入会の場合、受講料は日割りでいただきます。 3 1 1 18 18 3 12 55 55 航空アート展日　時　月日（火）～３月日（日）場　所　館内Ｆ展示室費用入館料のみ内　容　成田空港で撮影された美しい航空機写真の中から、夕景・夜景の写真をご紹介する写真展。航空科学博物館のイベント【お問い合わせ】財成 ) 田国際空港振興協会公益推進部 ( ０４７６‐３４‐６３３３ 18 18 9 航空無線通信士受験直前対策セミナー ( 、) 日日 (）日　時　月日土場所館内１Ｆ多目的ホール費　用　７千円募集人数先着名中 ( 学生以上 ) ＊事前に電話でご予約をお願いします。講義科目　日無線工学日英語、電気通信術、電波法規＊受験科目の選択も可能。内　容　航空無線通信士の受験を間近に控えた方を対象に、無線及び航空専門家を講師に予想問題の紹介と解説を行います。【お問い合わせ】０４７９‐７８‐０５５７航空科学博物館 24 16 15 1 00 00 20 00 00 11 2 月日～日の土日除く日間、第ＰＴＢ階制限エリア内伊右衛門脇で、日本文化の紹介・体験イベントを実施しました。 1 15 2 1 19 30 14 14 7 期間中名の方が体験されました。特に、～日に行った水引を利用したクリスマスオーナメント作りは、タイムリーなイベントとして人気があり、日あたり約名の方が体験されました。月は第ＰＴＢ南ウイング階制限エリア内インフォーメーションカウンター裏で絵馬の絵付け、着物の着付け体験や書道・和紙人形、折り紙の制作体験などを行う予定です。 14 2 1 1 20 19 22 29 818 3 1 1 3 12 1 新店舗情報第 2 ＰＴＢ初！　歯科クリニック開院免税店・ブランドモール一斉オープン 12 月 21 日、第 1PTB 北ウイング 3 階制限エリアに第 2PTB 駅コンコースに 1 月 4 日、第 2PTB として免税店・ブランドモール「NARITA NORTH STREET」には初となる歯科クリニック「KS 歯科成田空港クリニッ 4 店舗が新規オープン、免税店 1 店舗がリニューアルク」が開院しました。平日の営業時間は 11:30 ～オープンしました。 20:00 まで、土・日・祝日も 11:30 ～ 17:00 まで診療ブランドブティックには、国内空港免税エリア初出を行っています。店のフランスの老舗ブランド「クロエ」、高級な万年筆身体にやさしいデジタルレントゲンおよび歯科用の販売で知られている「モンブラン」やイタリアの高レーザーなどの設備が整えられ、一般歯科以外にも級ブランド「サルヴァトーレフェラガモ」のほか、物販店では、日本を代表するお土産を集めた「Fa-So-La 審美歯科やホワイトニングも行っています。第 2 ＰＴＢ地下 1 階駅コンコース SOUVENIR KOTOBUKI」がオープンしています。総合免税店では、JAL DUTY FREE 北 1 売店がリ第２ＰＴＢニューアルオープン。ＪＲ・京成改札口第 1 ＰＴＢ北ウイング 3 階制限エリア歯科クリニックＫＳ歯科中央広場あまり大きくない正月のニュース万人になった。このまま行だが、日本国における昨年の出生数が万人を割り込み 100 万人だから半分で 200 （Ｙ・Ｓ）嫌だし・・・洗濯を自分でやることになるのは思うのだが、この歳になって炊事、て密かに直接行動に出なければと日本国の将来のため、我が家の存在のため、私自身が老体に鞭打っる。でいる。我が家の将来も心配であめに対し馬の耳に念仏を決め込ん話は矮小化するが、私の長男は私や女房からのしつこい結婚の勧い最大の課題である。を示して取り組まなければならな状を徹底的に分析し具体的解決策なかったが、出生率アップは、現昨年の衆議院議員選挙において各政党は対策を示さず争点にならに起因するとも言える。殖？）エネルギーが弱くなることのは戦争ではなく国民の生存（生くない未来の姿である。国が亡ぶ衰退の一途をたどるのは想像したると経済の元気が無くなり国力もらに著しく低下して行く。そうなも減少が続く。生産年齢人口はさは日本国の人口は１億人、その後ある。ある推計では２０５０年にの出生数が約そうである。私の青春当時は年間くと１～２年で 103