ITEM 2015 島津製作所/島津メディカルシステムズ http://www.med.shimadzu.co.jp 主な展示製品 < ▶ テーマ Passion for Details∼Discovering new clinical values in diagnostic imaging∼ X 線 TVシステムや一般撮影システム、血管撮影システムなどの主力製品は、新開発のアプリケーション搭載等 により機能を強化した最新バージョンを出展。その他、改良により使い勝手を高めた FPD 搭載回診用 X 線装置、 新たな分野・装置への挑戦として乳房専用 PET 装置、放射線治療装置用動体追跡システムなどを展示した。 血管撮影システム 「Trinias series MiX package」 血管撮影システム 「Trinias series MiX package」 ● ●一般撮影システム 「RADspeed Pro EDGE package」 X線TVシステム 「SONIALVISION G4 Full version」 ● ● 乳房専用PET装置「Elmammo」 回診用X線撮影装置 「MobileDaRt Evolution EFX version」 ● ●近赤外光イメージング装置 「SPEEDNIRS」 NEW 放射線治療装置用動体追跡システム 「SyncTrax」 ● ●診療所向け電子カルテシステム 「SimCLINIC T3α」 他 より低侵襲な治療を行うために、 造影剤や被ばく の低減を可能にする新アプリケーションを搭載。 MiX は「エ ム ア イ エ ッ ク ス」と 読 み、 「Minimally Invasive Experience」 から命名された。新採用し たアプリは、①SCORE Navi+Plus(ワークステー ションに術前CT画像を取り込み、血管撮影システ ムのCアームとの角度連携や透視との重ね合わせ を可能にする。また、CT画像を直接治療画像に結 びつけることで、 術前の治療計画から術中ナビまで をシームレスに行う) 、②SCORE StentView+ Plus(島 津 製 作 所 が 開 発 し たPCI支 援 ア プ リ 「SCORE StentView」 に、心拍により常時動くス テントをリアルタイムで固定・強調表示する機能 などを追加し、 検出機能を向上) 、 ③SCORE MAP (DSA画像をもとに血管壁輪郭のみを自動抽出する 一般撮影システム 「RADspeed Pro EDGE package」 トレースマッピング機能を新開発して搭載) 。 なお、 Trinias series MiX package 「Trinias series MiX package」 の出荷開始は今年 8月の予定である。 NEW X線TVシステム 「SONIALVISION G4」 への採用 実績のあるトモシンセシスのアプリケーションを、 一般撮影システムに新導入。これにより、1回の断 層撮影で任意裁断高さの断層画像を複数枚、簡単 に短時間で得ることができる。オプションでトモシ ンセシスの画像再構成専用画像処理ワークステー ション 「サイドステーションRAD」 の選択が可能。 また、 新開発したX線撮影テーブルにより、従来比 40㎝プラスとなる120㎝の臥位長尺撮影が可能と なった。立位スタンドにおいては最長160㎝の長 尺撮影が可能である。会場では同エリアに来場者が 数多く見学に訪れ、常に混雑していた。 X線TVシステム 「SONIALVISION G4 Full version」 RADspeed Pro EDGE package NEW X線TVシステムで国内初の骨密度測定を可能に するアプリケーション (昨年11月発売) を搭載した 「SONIALVISION G4」 を展示。 従来は専用装置が必 要だった骨密度測定の解析と骨粗鬆症の画像診断 を、 X線TVシステム単体で同時に行える。 同アプリ の搭載により、 例えば骨折が疑われる部位の撮影 後、 必要に応じて腰椎などの骨密度測定にすぐに移 れるため、 被検者の負担低減と検査スループットの 向上に寄与する。 また、 同機は昨年12月にトモシン セシスのアプリケーションを新搭載しており、 会場 の実機はこの2機能を持つことから Full version として出展された。 SONIALVISION G4 Full version 乳房専用PET装置 「Elmammo」 NEW うつ伏せになり、 乳房をベッドの検出器ホールにセットするだけで簡単に 検査準備ができる乳房専用PET。 乳房を挟むことなく検査できるがゆえに被 検者に優しく、 乳房周辺に検出器を配しているため、 画像の感度と画質が全 身用PETよりも向上する。 また、 乳房用に最適化したDOI技術を検出器に搭 載しており、 従来型の検出器と比べて定量性に優れている。 「Elmammo」 は 昨年9月の発売から医療施設への導入が進んでおり、 会場ではその臨床画像 を初公開。 全身用PETでは描出が難しい乳がんか明瞭に描出された同装置の Elmammo 画像に注目が集まっていた。 NEW 回診用X線撮影装置 「MobileDaRt Evolution EFX version」 FPDを搭載し、撮影後2秒で参照画像の表示が可能な回診用X線撮影装 置。 会場には今年1月に改良を受けた 「EFX (エフェックス) 」 の実機を展示。 主な改良ポイントの1つは装置本体上部のLCDモニタの広視野角化で、よ り広い範囲からモニタ画像をみられるようにすることが改良目的である。 そ の他、 コリメーターランプにLED照明を採用し、 視認性とメンテナンス性を 向上。画像を記録する本体のハードディスクをSSDに変更することで、ス ムーズな起動と回診時の耐振動性などを向上させた。 MobileDaRt Evolution EFX version
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