保育科第二部[PDF] - 福島学院大学・福島学院短期大学

授 業 計 画
授 業 計 画
平 成
平 成 27 年 度
年 度
27
福島学院大学 短期大学部 保育科第二部
福島学院大学
短 期 大 学 部 保 育 科 第 二 部
授業計画について
授業計画はシラバスとも呼ばれ、本学が学生の皆さんに提供する授業に関する計画書です。授業ごとに、
担当教員、授業概要、目標、各回の授業内容、評価方法などが記載されています。
また、それぞれの授業の事前・事後の学修についても明記されていますので、予習・復習を励行してく
ださい。
この授業計画は、学生の皆さんが、授業を履修するための基本的な資料になりますので、熟読して自分
の履修計画を立ててください。
Ⅰ.保育科第二部が目指すもの
大学の建学の精神の真髄を簡潔に述べてたものを学是といいます。
本学は「真心こそすべてのすべて」という創立者の信念を建学の精神として、教育の理念を定め次のよ
うな人材を育てることを目標としています。
◦真心を持って人に接し、人の立場を考えて行動できるひとを育てます。
◦夢とロマンを胸に、自らの人生を創造的に生きようとするひとを育てます。
◦的確な判断ができ、自らの知識と技能を生かして社会に貢献できるひとを育てます。
◦国際的な視野に立ち、多様性を理解し、相互理解の心を持つひとを育てます。
◦感銘と感動を素直に表現できるひとを育てます。
保育科第二部では、この学是を基に次のような教育目標と学生の努力目標を掲げています。
保育科第二部の教育目標
働きながら学ぶ者を対象とし、現代社会の多様な保育ニーズに対応できる教養と専門知識をもった人
材を養成します。
保育科学生の努力目標
1.保育科第二部では「幼稚園教諭二種免許状」と「保育士資格」が取得できます。卒業時に両方を取
得できるようにしましょう。
2.保育者として望まれる諸資質、すなわち、明朗、思慮深さ、思いやり、使命感、責任感、研究意欲、
協調性などを身につけるようにしましょう。
3.学内・学外実習は保育者になるための大切な体験です。実習とその事前・事後指導を通して、子ど
もの発達上の諸課題や子どもの生活行動を正しく把握して、保育者に必要な知識技術、態度を身につ
けましょう。
そして、多様な保育ニーズに対応できる教養と専門的な知識・技術を持った保育者になるために次
の点がもとめられますので、よく理解して努力しましょう。
保育科学生に求められるもの
1.保育者は子どもを愛する強い信念が必要です。本学の学是「真心こそすべてのすべて」に基づいた
誠実さや思いやりを持つようにしましょう。
2.子どもに接する保育者にとって、明るく、豊かな人間性は必要不可欠です。子どもの心にそって物
事を考え対応できるようにしましょう。
3.世の中の新しい動きにも関心を持ち、幅広い知識を身につけ保育やその周辺領域の理解を深めるた
め、日ごろから新聞に親しみましょう。
4.コミュニケーション能力の優れた保育者を目指しましょう。保育者は子どもの思いを大切にしなが
ら、同僚や保護者とも良好な関係作りが必要です。
1
― ―
5.モンスターペアレントという言葉に代表されるように、現場では様々な問題が生じます。どんな
場面でもゆとりを持って対応できる強くてしなやかな精神(メンタル)を持った保育者を目指しま
しょう。
6.保育現場は日進月歩でマンネリ化は許されませんので、学生のうちから研究する心を持ち授業など
で疑問に思ったことは積極的に質問したり調べたりしましょう。
7.自分の人間力を向上させるため進学も視野に入れましょう。保育科第二部卒業後は福祉学部や専攻
科福祉専攻第一部・専攻科保育専攻第二部への進学も検討しましょう。
Ⅱ.教育課程、単位制と履修方法および単位認定
⑴ 単位制と履修方法について
① 単位とは、学習時間をあらわしたもので、授業科目について所定の時間を履修し、その試験に合格
したとき、あるいは授業科目担当者がその科目を履修したことを認定したとき、単位を取得したこと
になります。
② 学習期間は、年間を前期(4月1日~9月30日)と後期(10月1日~3月31日)の2期に分け、1
期15週(期末試験を除く)としてます。授業科目によっては前後期いずれか1期で完結する「半期科
目」と、1ヵ年(通年)で完結する「通年科目」があります。
③ 単位の計算方法は「短期大学設置基準」に定められています。
1単位の履修時間は教室内および教室外合わせて45時間とし、次の基準により計算します。従って、
教室外の学修時間がシラバスに記載されますので留意して下さい。
1 講義及び演習については15時間から30時間の範囲で、本学が定める時間の授業を持って1単位と
します。
2 実験・実習および実技については30時間から45時間の範囲で、本学が定める時間授業をもって1
単位とします。
授業時間は2時間連続(正味90分)を1時限としておりますので、各時限を2時間として単位を
計算します。
④ 修得しようとする1ヵ年の単位数は、希望資格取得に必要な単位数や、ひとりひとりの能力によっ
てもいくらかは異なりますが、おおむね30単位程度(3ヵ年90単位)が適当と思われます。
⑤ 授業科目の種類
保育科第二部に設置されている科目は、「必修科目」「選択必修科目」に大別されます。
「必修科目」
卒業必修科目
保育科第二部を卒業するために、必ず取得しなければならない科目
資格・免許状取得のための必修科目
保育士・幼稚園教諭二種免許状を取得するために、必ず取得しなければならない科目
「選択必修科目」
卒業選択必修科目
保育科第二部を卒業するために、科目区分内の定められた単位数を選択し必ず取得しなければな
らない科目(例:情報機器操作Ⅰ・Ⅱ)
資格取得のための、選択必修科目
保育士資格を取得するために、選択して取得しなければならない科目(例:別表「教育課程表」
にある◎科目)
2
― ―
資格・免許状の取得とその方法
① 資格・免許状の取得
保育科第二部では、開講されている授業科目を履修することによって、次の資格等を取得すること
ができます。
◦教育職員免許状(幼稚園教諭二種免許状)の取得
◦保育士資格の取得
資格を必要としない場合は、65単位取得すれば卒業することができます。
資格等を取得するためにそれぞれの最低必要単位数等は次の通りです。
1 教育職員免許状の取得
幼稚園教諭二種免許状を取得するためには、最低66単位が必要になります。
なお、教育実習(5単位)が必修になります。
2 保育士資格の取得
保育士の資格を取得するための最低必要単位数は75単位になります。
なお、保育実習(9単位分)が必修になります。
3 教育職員免許状と保育士資格の取得
幼稚園教諭二種免許状と保育士資格を取得するには最低81単位が必要になります。
最 低 必 要 単 位 数
授 業 科 目
教
養
専門教育
教
卒 業
育
15
教
科
教
職
必修科目24
選択科目26
合 計
基 礎 資 格
幼稚園教諭
保 育 士
15
50
必修科目31
選択科目20
65
51
必修科目52
60
選択必修科目10
66
75
大学に3年以上在学し65単位(内、日本国憲法2単位、情報機器操
作2単位、英会話2単位、体育講義1単位、体育実技1単位)以上
を修得
② 授業時間及び授業日数
1 授業時間
曜 日
5 時 限
6 時 限
7 時 限
月曜日~金曜日
16:10~17:40
18:00~19:30
19:40~21:10
8:50~10:20
10:30~12:00
12:10~13:40
土曜日
通常日
クラスは、5時限(16時10分~)からの週3日間受講するクラス(Aクラス、Bクラス)と、6
時限(18時~)からの週5日間受講するクラス(Cクラス)を設けております。
原則として、曙ブレーキ福島製造株式会社に勤務しているみなさんは、A・Bクラス、他の企業
に勤めているみなさんはCクラスになります。
2 授業日数
授業は前期(4月1日~9月30日)15週(期末試験含まず)、後期(10月1日~3月31日)15週(期
末試験含まず)で、年間の授業日数は試験等の日数を含めて、30週になります。
3
― ―
⑶ 履修届について
教育課程表によって、卒業に必要な単位と資格取得に必要な科目と単位とをかね合わせ、その授業科
目の授業計画と授業時間割表を参照して履修する科目を決めます。そして、別に交付される「履修届」
に記入して、指定の期日までに必ず教務課に提出してください。履修についての疑問や不明な点は、保
育科第二部教員または、教務課にお尋ねください。
⑷ 成績評価および単位の認定について
本学では、評価の公正化と厳格性を確保するため、
「素点」と「単位数」をもとに、GPA(グレード・
ポイント・アベレージ:成績評定平均点)を算出する方法を取っています。
① 成績評価は、100点を満点として、60点以上を合格、59点以下を不合格とします。
成績は6段階となっており、評点ごとの点数は次の通りとなっています。
A+(100~90点) C (69~60点)
A (89~80点) D (59~50点)
B (79~70点) F (50点未満)
* C以下の評価点を得た授業科目については、再履修願により再履修することができます。
② 単位の認定は、当該授業科目の担当教員が、次の条件をそなえた者に対して行います。
※ 詳しくは、保育科第二部「履修規程」第8条をご覧ください。
1 履修届を提出して許可された者
2 定められた授業回数の3分の1を超える回数を欠席した場合は、期末試験への出席も認められま
せん。そして、単位認定は行われず当該科目が欠格となります。実習や病気などのやむを得ない場
合を除き、欠席はしないようにしてください。(遅刻や早退については、30分以上を欠席とし、30
分未満の場合は、3回で1回の欠席とみなされますので、欠席回数を計算するときは、これを加え
ることも忘れないようにしてください)
3 学外実習を伴う実習科目については、事前・事後指導にあたる授業等を5分の4以上出席し、か
つ当該現場実習において、定められた全ての日数および時数を出席した者
◦5分の1を超える時数を欠席した場合、および当該現場実習において欠席した分の延長を行わな
かったときは、当該科目の成績が零点となりますので、十分に注意してください。
4 学習成績の評価が60点以上の者
5 所定の学費を納入した者
成績評価への補足的対応措置
成績評価の際、私語や欠席などに対して、以下の措置が取られ、成績評価点から減点されます。また、
教員が禁止した事項等によっても、減点されることもありますので注意が必要です。
1.授業内容に関係のない私語、授業の流れを阻害する学生の私語
◦注意1回につき1点減点。
※ 同一学生の注意3回以降は1回につき2点減点。そして、必要と判断した場合は履修制限に関
する細則に従い、退席指示、履修取消などの措置がとられます。
2.遅刻・早退・欠席
◦遅刻・早退1回につき1点減点。
◦欠席1回につき3点減点。
※ 遅刻・早退3回で1回の欠席となった場合は、その欠席分は減点されません。また、次の場合
の欠席等は減点の対象から除外されます。該当したときは、各授業担当教員に事前、もしくは事
後に「事由書」を文書(書式自由)で提出してください。
4
― ―
① 学内外における本学所定の実習を実施する場合(基本実習、保育実習、教育実習等)
② 学校保健安全法の規定に基づく、学長による出席停止の指示に従う場合
③ 裁判員制度による裁判員に選任された場合
④ 就職試験(面接を含む)を受験する場合
⑤ 公共交通機関の遅延や運休による場合
⑥ 悪天候または事故等によりやむを得ない場合
⑦ 親族の不幸等やむを得ない場合
3.欠 格
定められた授業回数の3分の1を超える回数を欠席した場合は、上記、①から⑦までの場合を含
めて欠格とし、期末試験への出席は認められず、単位認定は行われません。
⑸ 進級制限について
1年・2年次の GPA が65点未満の者については、2年・3年次への進級を認めないことがあります。
⑹ 卒業認定と学位授与について
本学では、学生の教育研究の質的向上を図るため、次のような卒業に必要な基準、要件を設定してい
ます。
① 保育科第二部の卒業必要単位数65単位以上(教養教育15単位以上+専門教育50単位以上)を取得し
た者。
② GPA70点以上を取得した者
③ 保育科第2部の教育目的及び人材育成の目的に適し、かつ短期大学士の学位を授与するに相応しい
人格識見と健全な精神を有していると学科会議で判定された者
④ 所定の学費を納入した者
なお、卒業認定が得られず、留年となった者の学費については、学則第62条をご覧ください。
Ⅲ.授業受講上の留意点について
授業を受講する際の留意点は、「学生受講規程」に定められています。
この規程の第2条には、下記のようなマナーに反した受講態度は禁じられていることが、明記されてい
ますので、規程をよく読んで授業に臨んでください。
1.コート類、小物類(マフラー・帽子等)着用の教室入室、及び受講
2.授業の進行を妨げるような私語
3.携帯電話等の送信や交信
4.飲食や喫煙行為
5.授業担当者の意欲を疎外するマナーの悪い居眠り
6.授業に関係ない荷物(バック・紙袋など)を机上に置くこと
7.授業中の教室への無断入退室
その他、教員が禁止した事項等によっても、抵触した場合には、評価点より減点されることもあります
ので、規程を遵守してください。
5
― ―
教育課程編成の考え方及び特色
① 教育課程編成の基本的な考え方
保育科第二部で開設されている授業科目は、「教育課程表」(129ページ)の通りです。教育課程は、
教養教育科目と専門教育科目に大別されています。
教育課程(カリキュラム)
教養教育科目
教 育 課 程
専門教育科目
② 教養教育科目の実施方針
教養教育科目は、「真心こそすべてのすべて」という創立者の信念を建学の精神として、さらに、
教育理念に基づいた「真心」と「思いやり」を持った人間性を涵養するため、大学教育の基礎となる
科目を設定しています。教養教育科目は、本学の教育方針を学ぶ「本学の教育」を含めた7つの分野
(11科目)で編成されています。
教育方針
「本学の教育」は本学の学生として、建学の精神、教育理念、及び特色ある教育について理解し、
実践することをともに考える科目です。そして建学の精神の高揚に務め、学生生活の充実を図るとと
もに、社会的貢献について考えることができる人材育成を目標としています。
人間関係分野
現代社会において、大学生の一般的マナーの悪さがよく取り沙汰されています。大学在学中、学外
実習や就職活動の際も実習先や求人先から、マナーの欠如が指摘されます。
そこで「生活教養」の科目を設け、人間関係を円滑に図るためのマナー教育を必修科目として位置
付けています。
表現力向上分野
教養ある社会人として、最低限度身につけておかなければならない基礎的な知識は数多くあります
が、本学では明快適切な自己表現によって、より良い人間関係をつくりあげてゆくことを教養教育の
基本としています。特に正しい文字言語と音声言語の習得を基本とした、豊かな国語力を身につける
手法として、より良く読み、より多く聴き、より多く書き、より多く話すことが最良と言われていま
すが、これには多くの時間が必要です。
しかし、漢字・成語などの読み書き、意味の理解の基本的なものに限定すれば、比較的短期に習得
が可能と思われます。話す、書くについても、生活のさまざまな具体的場面に即した実践的方法を身
につけることによって、表現力の向上を図ることができます。
本学では、文章並びに会話による表現力の習得を目的とした「国語表現」(4単位)を必修として
国語力を集中的に身につけることに力を入れています。
6
― ―
教養分野
教養を兼ね備えた保育・教育者になるためには、一般的な幅広い教養を学ぶことも重要です。その
中でも「日本国憲法」は、基本原則について憲法の条文や判例から自分の社会観を確立できることを
目標にしています。
情報教育分野
現代の情報ネットワーク社会を支える IT(情報技術)活用に不可欠な、パーソナルコンピュータ
やコンピュータネットワーク活用の実践的知識とスキルを、保育・教育の現場での実践を意識した演
習課題を通して身につける科目です。
保育科第二部では、入学時の学生の情報機器操作スキルレベルが異なる現状から、学生の能力に応
じた授業が展開でできるよう、下記によりレベル別授業を実施しています。
・
「情報機器操作Ⅰ」→初級
・
「情報機器操作Ⅱ」→中級
国際理解分野
「国際理解論」では、本学の「教育の理念」にも掲げている『国際的な視野に立ち、相手のことを理解し、
相互理解の心を持つ人を育てます』を具現化する科目です。変化の激しい今日の国際社会の現状や歴
史的な背景などを、DVD の映像や新聞、雑誌を利用して学びます。
「国際理解演習」では、海外でのホームスティや本学で企画する海外研修旅行に参加し、各自の研
究テーマに沿った事前学習や現地での体験、研修後のレポートを作成を通して、諸外国の社会や異文
化への理解を深める内容としています。
また語学教育における「英会話」は、近年教育・保育施設の幼稚園や保育所などでも国際化が見ら
れるようになってきており、諸外国を母国とする保護者とのかかわりも多くなっています。
そこで、日常的な事柄を英語で聞き、話すことができる能力を身につけるため、英語の発音、リス
ニングに重点を置き基礎的な語彙力、構文を修得し、通常会話での基礎的なコミュニケーションがで
きることを目的にしています。
体育分野
保育・教育者は、活動的な子どもたちと共に行動をする仕事です。常日頃から、体力の維持と健康
管理は極めて重要です。
「体育講義」では、日常生活における心身の健康の確立について、特に運動やスポーツの持つ現代
的な意味や役割、可能性を探り、学生が生涯にわたり健康なライフサイクルを送れるような内容とし
ています。
「体育実技」では、学生が生涯継続してスポーツに親しむ技術と習慣を身につけることを目的とし
て実施しています。
③ 専門教育科目の実施方針
専門教育科目は、我が国の「子ども・子育て新システム」を受け、『子育て等に関する多様な変化
と時代背景に対応した人材の育成』。また、本学科の教育目標である『多様な保育ニーズに対応でき
る教養と専門的な知識・技術を持った人材の育成』を図るための科目を設定しています。そして、教
育・保育に関する専門職として、現場で実践するために必要な基礎知識や技能を修得し、さらに、子
7
― ―
どもの育ちに深い洞察力を持ち、一人ひとりの特性に対応した総合的な教育・保育の実践ができるよ
うな科目構成を行なっています。
幼稚園教諭免許状に関する区分は、教職に関する科目(6科目群)と教科に関する科目に分けてい
ます。
保育士資格に関する区分は、6科目群に分かれて編成しています。
※詳細は次の通りです。
幼稚園教諭免許状取得にかかわる科目区分
教職に関する科目
教職の意義等に関する科目
教育の基礎理論に関する科目
教育課程及び指導法に関する科目
教職実践演習 教育実習
教科に関する科目
幼児音楽・ピアノ演習・図画工作・幼児体育・生活・国語・算数
保育士資格取得にかかわる科目区分
保育の本質・目的に関する科目
保育の対象の理解に関する科目
保育の内容・方法に関する科目
総合演習
保育実習
保育の表現技術
1) 教員免許状取得にかかわる教育課程について
教職に関する科目
教職の意義に関する科目
教職の意義に関する科目とし「保育者論」を設定しています。この科目は、教職・保育職の意義や
役割、職務内容等に関する知識の修得を通じ、教育・保育者を目指す者が、教職・保育職についての
理解を深めるための科目です。そして、将来、教職・保育職に就くことについて多角的に考察する過
程を援助し、動機付けを図っていきます。
教育の基礎理論に関する科目
教育の基礎理論に関する科目として「保育者論」
「教育原理」
「発達心理学」を必修科目としています。
「教育原理」では、教育の理念、並びに教育に関する歴史及び思想を学び教育に関する体系的、基
礎的理論について理解します。
8
― ―
「発達心理学」では、子どもの発達にかかわる心理学の基礎を習得し、子どもへの理解を深め、教育・
保育における発達援助について学びます・
教育課程及び指導法に関する科目
教育課程及び指導法に関する科目として「保育・教育課程論」
「保育内容総論」
「保育内容指導法」
「保
育方法研究」などを必修科目としています。
「保育・教育課程論」では、保育・教育の目的達成のために編成される教育課程の意義やその必要
性および法的根拠、教育課程の編成手順・方法を理解し、保育・教育の具現と充実を図るための具体
的な指導計画や保育・指導案を作成することができるようにします。
「保育内容総論」は、保育内容の指導法の総論と位置づけ、5領域の教科の学びとともに、それを
総合的に捉える視点を養い、教育・保育の全体構造の理解に基づいて、子ども理解や教育・保育方法
について学びます。
また、
「保育内容指導法」5領域(健康、人間関係、環境、言葉、表現)は、それぞれの領域につ
いて理解を深め、教育・保育者として、発達過程に即して子どもを理解し、総合的に指導・援助がで
きる実践的な力を修得します。
「教育方法・技術」は、教育の方法と情報機器、および教材の活用を踏まえた内容としています。
「幼児理解」幼児一人ひとりを理解し、その発達の課題や特性に応じた教育を行うために必要な基
礎理論及び実際の指導や援助の方法について学びます。
教職実践演習
「保育・教職実践演習(幼稚園)」は、教職課程の履修を通じて、教育・保育者として最少限必要な
資質能力の全体について、確実に身につけさせるとともに、その資質能力の全体を明示的に確認する
ため、3年次後期に開設しています。
教育実習
教育実習に関する科目として「教育実習」、保育士資格取得のための実習科目(6科目)で構成し
ています。
「教育実習」(事前・事後指導1単位を含む)は、本学附属幼稚園での基本実習を1週間と、協力幼
稚園での教育実習を3週間実施します。実習時期は、3年次前期(5月~6月)に設定しています。
教科に関する科目
教科に関する科目は、教育・保育者としての基本的な知識と表現技術を身につけるための科目です。
音楽の楽器演奏の表現技術を身につける科目として、「ピアノ演習」があります。入学時の演奏技
術により履修レベル3段階「初心者・初級・中級」を設定し、レベル別指導を展開しています。
幼稚園免許状取得に関わる7科目(幼児音楽、ピアノ演習、図画工作、幼児体育、生活、国語、算
数)を開設しています。
2) 保育士資格取得にかかわる教育課程について
保育の本質・目的に関する科目
保育の本質・目的に関する科目として、教育・保育者の役割、責務、定義および教育・保育者に求
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められる今日的課題などを踏まえ、子どもの教育・保育と保護者支援を担う保育・教育者の専門性な
どを学んでいく科目として、
「保育者論」の他、
「教育原理」「保育原理」「社会的養護」「社会福祉」「相
談援助」
「児童家庭福祉」の保育士関連の7項目を必修科目として設定しています。
保育の対象の理解に関する科目
保育の対象の理解に関する科目は8科目で構成し、そのうち、必修科目は6科目を設定しています。
「発達心理学」「教育心理学」は、子どもの発達にかかわる心理学の基礎知識を学び、子ども理解に
基づく発達援助を行う実践力を修得する内容としています。
「子どもの保健」、「子どもの保健Ⅱ」では、子どもの健康と保健の意義、子どもの疾病と適切な対
応の仕方など具体的に学んでいきます。
「子どもの食と栄養」は、子どもの発育・発達と食生活の関連について理解を深め、家庭や学校、
児童福祉施設における食生活の現状と課題について学びます。
「家庭支援論」では、家庭支援の意義と役割、子育て家庭の支援体制などを理解していきます。
保育内容・方法に関する科目
保育内容・方法に関する科目として、幼稚園免許状、保育士資格取得の必修科目として「保育・教
育課程論」「保育内容総論」「保育内容指導法」(健康)(人間関係)(環境)(言葉)(表現)の5領域
を設定しています。
さらに、保育士資格取得の必修科目「社会的養護内容」「保育相談支援」「乳児保育」「障害児保育」
を設定しています。
総合演習
総合演習に関する科目として、「保育・教育実践演習(幼稚園)」を設定。
この授業は3年次後期に必修科目として開設しています。今まで学んだ授業科目や「教育実習」
「保
育実習」
、
「保育実習Ⅱ」もしくは「保育実習Ⅲ」を通しての学びを踏まえ、教育・保育者として必要
な資質能力を確実に身につけさせるとともに、その資質能力の全体を明示的に確認するための内容と
しています。
保育実習
保育実習に関する科目として、「保育実習指導」「保育実習」「保育実習指導Ⅱ」「保育実習Ⅱ」「保
育実習指導Ⅲ」「保育実習Ⅲ」の6科目と、幼稚園免許状取得の科目として「教育実習」で構成して
います。
「保育実習」は、「保育実習指導」の事前指導に「保育所実習」と「児童福祉施設実習(保育所を除
く)
」
、それぞれ10日間ずつの実習を実施します。「保育実習Ⅱ(保育所)」「保育実習Ⅲ(施設)」は履
修者の希望により、どちらかを選択し、「保育実習指導Ⅱ」もしくは「保育実習指導Ⅲ」の授業後に、
概ね10日間の実習を行います。
保育の表現技術
保育内容を理解し、子どもの遊びを豊かに展開するために必要な知識や技術を修得するために、保
育士資格取得必修科目として幼児音楽、図画工作、選択必修科目としてピアノ演習、幼児体育を設定
しています。
10
― ―
平成27年度 保育科第二部「授業計画」目次【1年生】
〔 教養教育科目 〕
授業科目
本
学
の
教
卒 業
授業担当者
育
必修
阿 部 正
三
浦
尚
之
選択
幼稚園教諭
必修
選択
保 育 士
必修
1
1
1
選択
備 考
ページ
15
キャンパス
マナーを含む
17
生
活
教
養
遠 藤 貞 子
1
1
1
18
国
語
表
現
舩 城 梓
4
4
4
20
2
2
23
英 会 話
ダミアン・マクラクラン
2
国
理
論
中
里
明
彦
1
国 際 理 解 演 習
三
浦
尚
之
体
育
講
義
藤 本 要
1
1
1
28
体
育
実
技
藤 本 要
1
1
1
30
際
解
2
1
1
25
2
2
27
〔 専門教育科目 〕
卒 業
授業科目
授業担当者
社 会 福 祉
吉 田 渡
児 童 家 庭 福 祉
2
2
31
今 清 孝
2
2
2
33
保 育 原 理
中
野
明
子
2
2
2
35
社
護
横
畑
泰
希
2
2
2
37
保 育 内 容 総 論
中
野
明
子
1
1
1
39
保育内容指導法(健康)
藤 本 要
1
1
1
41
保育内容指導法(言葉)
佐
藤
幸
子
1
1
1
44
浅
野
洋
子
池
田
奈
央
図 画 工 作
酒
井
昌
之
2
保 育 実 習 指 導
中
野
明
子
2
教育実習事前指導
長
(ダブルメジャー共用)
島
輝
子
5
ピ
ア
ノ
演
習
2
11
― ―
2
2
2
5
選択
ページ
2
養
必修
備 考
必修
的
選択
保 育 士
選択
会
必修
幼稚園教諭
2
46
2
48
2
50
5
51
平成27年度 保育科第二部「授業計画」目次【2年生】
〔 教養教育科目 〕
授業科目
卒 業
授業担当者
情報機器操作Ⅰ
情報機器操作Ⅱ
必修
河
野
賢
一
篠
田
伸
夫
渡
邊
政
芳
選択
幼稚園教諭
必修
選択
保 育 士
必修
選択
備 考
初級レベル・中
級レベルいずれ
か2単位必修
2
2
2
卒 業
幼稚園教諭
保 育 士
ページ
53
55
〔 専門教育科目 〕
授業科目
授業担当者
保 育 者 論
発
達
心
理
学
家
庭
支
援 論
佐
藤
幸
必修
子
玉 井 寛
小 関 賢
選択
必修
2
2
2
2
2
2
野 崎 美紀子
2
保育内容指導法(人間関係)
鈴
木
智
子
1
保育内容指導法(環境)
杉
浦
広
幸
古
畑
雅
規
石
田
敏
和
保 育 方 法 研 究
長
島
輝
社会的養護内容
横
畑
泰
障
児
保
選択
備 考
ページ
57
59
61
63
1
1
65
1
1
1
67
1
1
1
69
子
2
2
希
1
1
1
73
育
板 垣 健太郎
2
2
2
75
長
島
輝
子
2
2
77
藤
村
透
子
幼
児
音
楽
幼
児
体
育
保
育
実
習
鈴 木 裕美子
中
野
明
子
横
畑
泰
希
中
野
明
子
横
畑
泰
希
教育実習事前指導
長
(ダブルメジャー共用)
島
輝
子
保 育 実 習 指 導
2
必修
2
保育内容指導法(表現)
害
選択
2
2
71
2
2
4
4
4
83
2
2
2
84
5
12
― ―
5
2
80
5
86
平成27年度 保育科第二部「授業計画」目次【3年生】
〔 教養教育科目 〕
授業科目
日
本
国
憲
卒 業
授業担当者
法
新
村
繁
必修
文
選択
2
幼稚園教諭
必修
選択
2
保 育 士
必修
選択
備 考
2
ページ
89
〔 専門教育科目 〕
授業科目
相
談
援
助
教
育
原
理
教
育
心
理
卒 業
授業担当者
学
子 ど も の 保 健
子どもの保健Ⅱ
子どもの食と栄養
保 育・ 教 育 課 程 論
必修
吉 田 渡
宮 前 貢
渡
辺
博
志
選択
幼稚園教諭
必修
選択
必修
1
1
1
2
保 育 士
2
選択
備 考
ページ
91
93
2
95
小 関 賢
1
1
芝
田
郁
子
4
4
金
子
里
美
4
金
子
里
美
1
1
1
103
鈴
木
礼
子
中
村
啓
子
2
2
2
105
宮 前 貢
渡
辺
博
志
2
4
2
1
97
99
4
101
107
2
109
今 清 孝
1
野 崎 美紀子
1
齋
子
2
2
教育の方法と技術
梅 宮 れいか
2
2
2
118
幼
解
添
田
和
子
2
2
2
121
保育・教職実践演習
添
田
和
子
2
2
教
育
実
習
長
(ダブルメジャー共用)
島
輝
子
5
5
野
明
子
保 育 相 談 支 援
乳
児
保
児
理
育
藤
厚
保
育
実
習
Ⅱ
中
保
育
実
習
Ⅲ
今 清 孝
保育実習指導Ⅱ
中
野
明
子
保育実習指導Ⅲ
今 清 孝
1
111
1
113
2
115
2
123
5
事前事後指導
1単位を含む
125
2
2
2
いずれかを選
択2単位必修
127
1
1
1
いずれかを選
択1単位必修
129
13
― ―
128
131
平成27年度 保育科第二部 保育・教育実習の年間計画
学年
1 年 次 生
月
4月
2 年 次 生
3 年 次 生
◦オリエンテーション 実習年間計画
◦オリエンテーション 保育実習(保育所) ◦オリエンテーション 教育実習
◦教育課程と履修の仕方
◦オリエンテーション 保育実習(施設) ◦オリエンテーション 保育実習Ⅱ・Ⅲ
◦クラスセミナー
◦クラスセミナー
◦クラスセミナー
授業;教育・保育実習事前指導
授業・保育実習指導Ⅱ・Ⅲ
*教育・保育基本実習(附幼)
授業;教育・保育実習事前指導
5月
*教育・保育基本実習(附幼) *教育実習(協力幼稚園)
6月
7月
授業・保育実習指導Ⅱ・Ⅲ
◦クラスセミナー
(保育所・施設見学実習)
◦次年度実習依頼について
8月
授業;教育・保育実習事前指導
*教育実習(協力幼稚園)
授業;教育・保育実習事前指導
*教育実習(協力幼稚園)
*保育実習(保育所実習)
*保育実習Ⅱ(保育所実習)
*保育実習(保育所実習)
*保育実習Ⅱ(保育所実習)
9月
◦クラスセミナー
(保育所・施設見学実習)
授業;教育・保育実習事前指導
10月
◦保育所・施設見学実習
*保育実習(施設実習)
11月
*保育実習Ⅲ(施設実習)
*保育実習(施設実習)
12月
◦教育実習事前指導
◦保育方法研究発表会見学参加
◦保育方法研究発表会
◦保育方法研究発表会
1月
◦教育実習事前指導
◦実習反省会
◦実習反省会
◦実習反省会
留意事項
1.教育・保育実習の事前・事後指導は単位に含まれておりますので必ず履修します。施設見学習後
にレポートを提出しない場合は、履修しないものとして扱います。
2.各年次で計画された実習にかかわる行事や授業を履修し、そのつど「保育・教育実習出勤表」の
裏面に記入してから、実習担当教員の認印を受けてください。
3.実習に入る前には、保育所・幼稚園の指定する日にその保育所・幼稚園を訪問し、オリエンテー
ションを受けてください。
4.1年次の保育所・児童施設見学実習に参加しなかった場合は、次年度に必ず参加してください。
5.実習に際して止むを得ない事由で授業を欠席する場合は、必ず欠席届用紙に記入して、事前に授
業担当教員へ提出してください。
14
― ―
本 学 の 教 育
1 年 次
― ―
1
本 学 の 教 育
あ
べ
ただし
教 授 阿 部 正
教養教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
1年生
後 期
講 義
1単位
8回
卒業必修・幼稚園教諭必修・保育士必修
1.授業概要
本学の建学の精神は「真心こそすべてのすべて」が基本理念である。「真心を持って行動し社会に貢献できる人材の
育成」を目指す。本学保育科に学ぶ学生として、建学の精神「真心・おもいやり」について考え、「真心溢れる保育士
とは」を中心テーマにディスカッションする。
阿部担当授業では演習的要素を取り入れた授業展開として、テーマに沿ってディスカッションする。
2.目 標
建学の精神の理解に深め、
「真心」溢れる保育士を目指す。
3.授業内容
回数
授 業 内 容
1
オリエンテーション(どんな授業か、授業の進め方、単
位とは、評価方法、受講にあたっての留意点など)
学生便覧
2
短期大学とは
短期大学の性格と目的
本学の特色
同上
3
本学の教育 建学の精神・学是
真心・思いやりとは
同上
4
学生生活のマナー 大学での生活
授業受講のマナー
挨拶と自己紹介(PR)
課題:真心あふれる保育士とは
5
同上
同上
6
本学のカリキュラムと GPA 、履修とキャリア・デザイン
の課題
同上
7
真心あふれる保育士とは
(テーマとレポート)
8
本学で学ぶ決意・目標
授業方法・教材等
同上
同上
授業時間外の必要な学修
レ ポ ー ト( 私 が 考 え る
思いやり・真心とは)
入学前提出
ディスカッション
(テーマ:同上)
同上:予習
学生便覧(本学の特色)
を読む
大 学 で の 生 活・ 諸 規 程
集( 学 生 受 講 規 程 ) を
読み予習する
PRカードを作成する
(レポート作成)
ディスカッション
(テーマ:理想の保育士
像)
ディスカッション
(テーマ:同上)
ディスカッション
(作成したレポート発表)
ディスカッション
テーマ:同上
*授業内容は進行状況により変更することがあるので注意。なお、授業時間外の必要な学習の詳細については、授業
時に説明する。
4.評価方法
担当教員が2人となることから、評価は担当教員の協議によるが、原則2人の評価平均とする。
阿部担当(8回)授業評価は
⑴ レポート評価70%、授業姿勢(意欲・出席・ディスカッション)30%
15
― ―
⑵ 出席状況:1回欠席につき2点減点、遅刻・早退1回につき1点減点。授業の流れを妨げる私語については、注
意1回につき1点減点とする。必要と判断した場合には履修制限に関する規則に従い、退席指示、履修取消などの
措置を取ることがある。教室外の学習として予習・レポート作成に60時間を見込む。
5.教 科 書
書 名:福島学院大学短期大学部 Campus Life 2015年
発行所:福島学院 価 格:入学時配布
6.そ の 他
必要に応じ、服装(スーツ着用)の指示を行う。その際に指定された服装以外で出席している場合は減点対象とする
ことがある。
ゲストスピーカーを招聘することがある(阿部)。レポート提出期限は授業で説明する。
16
― ―
本 学 の 教 育
み
うら
なお
ゆき
兼担教授 三 浦 尚 之
教養教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
1年生
前 期
講 義
1単位
8回
卒業必修・幼稚園教諭必修・保育士必修
1.授業概要
本学の建学の精神は「真心こそすべてのすべて」に内在しており、これは「真心を持って行動し社会に貢献できる人
材の育成」を目指すことを意味する。本学学生として、建学の精神と特色ある教育について理解し、実践することを共
に考える。
2.目 標
建学の精神の高揚に努め、学生生活の充実を図るとともに、社会的貢献について考えることができる人材育成を目標
とする。
3.授業内容
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
1
オリエンテーション(どんな授業か、授業の進め方、評
価方法、ノートの取り方、レポートの書き方、受講にあ
たっての留意点など)
学生便覧
予習(学生便覧の指定さ
れた部分について)
2
短期大学とは何か
短期大学の性格と目的
本学の特色
学生便覧
同 上
3
本学の教育 建学の精神
学 是
学生便覧
プリント(三浦執筆)
プリント(磨かれた感性)
からのレポート作成
4
本学の沿革
校歌と学生生活
セルフディフェンス
学生便覧
5
日本の伝統と文化からみた日本人の心
ビデオ(日本の旧家)
① 日本の住まい
(しきたり、
慣習、
家族の結合原理等) 〈45分〉
6
日本の伝統と文化からみた日本人の心
② 日本の住まい(ハレとケの空間、
風呂とトイレ等)
7
日本の伝統と文化からみた日本人の心
③ 言語表現と非言語的表現
④ 社交(交換行為、神人合一等)
8
日本人の心と本学の建学の精神
異文化を考える
ビデオ
授業時間外の必要な学修
レポート作成(慣わしと
しきたり)
レポート作成(国際化に
伴う言葉の意味と表現に
ついて)
レポート作成(私の真心
とは)
*授業内容は進行状況により変更することがあるので注意。なお、授業時間外の必要な学習の詳細については、授業
時に説明する。
4.評価方法
レポート評価80%、レポート発表20%、また、欠席、遅刻、授業中の態度等に関わる減点については、規程(学生便
覧に記載)に沿う。
なお、必要と判断した場合には履修制限に関する規則に従い、退席指示、履修取消などの措置を取ることがある。詳
しくは初回時に説明する。
5.教 科 書
書 名:福島学院大学短期大学部 Campus Life 2015年
発行所:福島学院 価 格:入学時配布
17
― ―
生
活
教
養
えん
どう
さだ
こ
非常勤教員 遠 藤 貞 子
【本務:ウィリング・マナー・コンシェルジュ代表・講師】
教養教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
1年生
前・後期
講義・演習
1単位
8回
卒業必修・幼稚園教諭必修・保育士必修
1.授業概要
日常生活や社会生活に於ける基本的なマナーと、社会に出てすぐに役立つビジネスマナーを実技演習を通して学ぶ。
「気づき、実践、継続」を主眼とし、大切なことは繰り返し実技演習により体得する。また、マナーの知識やスキルだ
けではなく、他者への配慮、思いやり、心遣いを身に付けるための考える力を養う訓練をする。
2.目 標
マナーの基本的な考え方を理解し、
良好な人間関係を作るマインドとスキル両面を兼ね備えたマナーの実践者となり、
どのような場面に於いても自信を持って自分を発揮できるようになる。
3.授業内容
回数
1
2
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
ディスカッションと発表
オリエンテーション
◦授業内容、評価について説明
マナーについての話し合い
◦マナーとは?
◦マナーとルールの相異
※ミニレポート①
(どのように自分を
磨きたいか)
※「H27年度 授 業 計 画」
を持参
◦H27年度授業計画の確認
◦
「私が考える大切なマ
ナーとは?」について
まとめてくる
印象力
プリント(印象力を磨く)
テキストP50~52の予習
◦第一印象の大切さ
※実技演習
復習
(表情 あいさつ 身だしなみ お辞儀 立ち居振る舞い) ※手鏡持参
3
言葉遣い
◦社会人として身に付けたい言葉遣い
◦正しい敬語の遣い方
◦感じの良い話し方
テキスト
プリント(敬語)
※実技演習
4
電話応対
◦電話の受け方、かけ方のマナーとポイント
◦携帯電話のマナー
テキスト
プリント(電話のマナー) テキストP70~82の予習
※小テスト①
復習
※実技演習
5
食事のマナー
◦日本料理、西洋料理、中華料理のマナーと文化の違い
テキスト
映像資料
※実技演習
※箸持参
テキストP112~136の 予
習復習
6
慶弔のマナー
◦冠婚葬祭の心得
テキスト
映像資料
※実技演習
テキストP166~174の予
習復習
テキストP54~68の予習
復習
テキスト
7
※ミニレポート②
(身についたマナー
と今後に向けて)
旅行のマナー
◦乗り物、観光地、宿泊施設におけるマナー
◦外国人から見た日本人
テキストP140~154の予
習復習
※実技演習
8
テキスト、配布したプリ
ントを使用
※小テスト②
授業のまとめと振り返り
各自の成果と課題を発表
※実技演習
18
― ―
テキストとプリントの復習
4.評価方法
⑴ ◦小テスト2回……40% ◦ミニレポート2回……40% ◦実技演習……20%
⑵ 出席状況……本学の規程に準じて行う
※詳しくは第1回目の授業で説明する。
5.教 科 書
書 名:新生活教養 社会人としての基本マナー 著者名:近喰 晴子・三村 善美 他
発行所:㈱建帛社 価 格:2,000円+税
6.そ の 他
※授業内容により、スーツ着用を指示する場合がある。(本学が指定する服装であること)
〈 授業内容について 〉
1 記載した以外も授業の内容に応じて資料プリントを配布する。
2 記載した以外も映像資料視聴は必要に応じて実施する。
3 記載した以外の「授業時間外の必要な学修」については、その都度、説明する。
4 授業の進捗状況により授業の内容を変更することもある。
19
― ―
国
語
表
現
ふね
ぎ
あづさ
講 師 舩 城 梓 教養教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
1年生
通 年
講 義
4単位
30回
卒業必修・幼稚園教諭必修・保育士必修
1.授業概要
教育・保育実習、就職面接、小論文作成など、保育者になる上での課題について、会話・文章の両面から詳しく解説
する。さらに職場の先輩や保護者との会話、園だより・連絡帳の書き方についても学習する。実習礼状は、もちろん実
習日誌・指導計画の書き方についても国語表現の観点からその留意点など講義と演習で進めていく。
2.目 標
保育者として恥ずかしくない国語表現力の修得を目標とする。教育・保育実習から現場で保育者になったとき即戦力
となるよう、実践的な授業を通して国語表現力のアップを目指す。
3.授業内容
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
1
年間の授業計画と評価について
統一テストについての説明
自己紹介の仕方
授業計画
教科書
ニュース
教科書の次回学習する範
囲の下読み
ニュースを知る
2
保育者としてよい国語表現をするために〜①鋭い観察眼
を持て〜など
教科書
保育関連のニュース
教科書の次回学習する範
囲の下読み
3
保育者としてよい国語表現をするために〜②自立した保
育者になるために〜など
教科書
保育関連のニュース
教科書の次回学習する範
囲の下読み
保育関連ニュースを知る
4
保育者を目指すみなさんへ〜現場からの生の声
教科書
保育関連のニュース
教科書の次回学習する範
囲の下読み
5
読み方・話し方の基本〜滑舌練習、早口言葉〜など、
あいさつ〜トレーニング法〜など
教科書
プリント
物語を読む
教科書の次回学習する範
囲の下読み
滑舌、早口言葉の練習
6
敬語の使い方〜上司や先輩への言葉遣い〜など実演
教科書
口頭発表
教科書の次回学習する範
囲の下読み
7
敬語の使い方〜上司や先輩への言葉遣い〜など実演
教科書
実演テスト
教科書の次回学習する範
囲の下読み
ワークシート①作成
8
発声、自己紹介の仕方〜留意点〜など
(ワークシート①提出)
教科書
教科書の次回学習する範
囲の下読み
ワークシート②作成
9
実習先との話し方〜アポの取り方〜など
(ワークシート②提出)
教科書
教科書の次回学習する範
囲の下読み
10
実習現場での話し方〜感性を磨く〜など
教科書
保育関連のニュース
教科書の次回学習する範
囲の下読み
11
子どもへの言葉かけ〜話を引き出す〜など
教科書
教科書の次回学習する範
囲の下読み
12
就職面接
保護者との話し方
保育現場での電話
教科書
実演テスト
教科書の次回学習する範
囲の下読み
ワークシート⑱⑲作成
教科書
教科書の次回学習する範
囲の下読み
ワークシート③④作成
13
文字を正しく書こう
正しい表記で書こう
(ワークシート⑱⑲提出)
20
― ―
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
14
文章作成上の留意点〜字形の誤りに注意する〜など
(ワークシート③④提出)
教科書
教科書の次回学習する範
囲の下読み
ワークシート⑤⑥⑦作成
15
文章の基本的な書き方〜句読点・段落に注意する〜など
(ワークシート⑤⑥⑦提出)
教科書
教科書の次回学習する範
囲の下読み
ワークシート⑧⑨作成
16
17
18
前期末試験
教科書
実習日誌の書き方①〜なぜ、実習日誌を書くのか〜など
(ワークシート⑧⑨提出)
実習日誌の書き方②〜注意したい用語表現〜など
教科書
教科書の次回学習する範
囲の下読み
教科書
教科書の次回学習する範
囲の下読み
ワークシート⑩作成
19
指導計画の書き方①〜指導計画の種類〜など
(ワークシート⑩提出)
教科書
教科書の次回学習する範
囲の下読み
ワークシート⑪作成
20
指導計画の書き方②〜計画する際の留意点〜など
(ワークシート⑪提出)
教科書
教科書の次回学習する範
囲の下読み
21
実習礼状など手紙・ハガキの書き方①〜書く上での留意
点〜など
教科書
教科書の次回学習する範
囲の下読み
ワークシート⑬⑭⑮⑯作成
22
実習礼状など手紙・ハガキの書き方②〜実習礼状を実作
する〜(ワークシート⑬⑭⑮⑯提出)
教科書
実習礼状作成
教科書の次回学習する範
囲の下読み
23
メールの書き方
〜基本的なスタイル〜
教科書
教科書の次回学習する範
囲の下読み
ワークシート⑰作成
24
履歴書の書き方①〜書く上での留意点〜など
(ワークシート⑰提出)
教科書
教科書の次回学習する範
囲の下読み
ワークシート作成
25
履歴書の書き方②〜履歴書を実作する〜
(ワークシート提出)
教科書
履歴書作成
作文と小論文の違いを調
べまとめる
26
小論文の書き方
① 作文と小論文の違いなど
小論文のテーマについて
討論
小論文のテーマを決める
27
小論文の書き方
② 構成を考えて書くなど
教科書
教科書の次回学習する範
囲の下読み
28
小論文の書き方
③ 小論文を実作する
教科書
小論文作成
教科書の次回学習する範
囲の下読み
29
連絡帳の書き方〜書く上での留意点、園だよりの書き方
〜など
教科書
プリント
教科書から重要な事柄を
書き出す
30
まとめ〜保育者になる上で国語表現の重要性についての
口頭発表〜
教科書
教科書から重要な事柄を
まとめる
31
後期末試験
4.評価方法
前期・後期の試験結果(80%)
、課題の提出物(10%)、受講態度(10%)から評価する。次に該当する場合は、総合
評価から減点する。
⑴ 欠席などによる減点
① 遅刻・早退は1回につき1点減点する。
② 欠席1回につき3点減点する。ただし、基本実習は欠席とするが減点しない。 ③ 欠席11回以上は単位認定をしない。
⑵ 提出物による減点
① 提出物の期限遅れは1点減点する。
② 未提出は3点減点とする。
⑶ 教科書忘れは1回につき3点減点とする。
21
― ―
5.教 科 書
書 名:保育者になるための国語表現 著者名:田上貞一郎
発行所:萌文書林 価 格:1,890円(税別)
22
― ―
英
会
話
非常勤講師 ダミアン・マクラクラン
教養教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
1年生
前・後期
演 習
2単位
15回
卒業必修・幼稚園教諭必修・保育士必修
1.授業概要
国際化の時代に伴い保育の現場にも外国人の子どもや保護者と関わることが多くなってきた。本講座では保育の現場
で話される会話を英語で修得する。子どもの名前を聞いたり、朝の挨拶、昼食、様々な行事などを説明できる英語力を
学ぶ。英語を学びながら保育園や幼稚園の生活や子どもの発達を理解できるようにする。
2.目 標
保育現場で頻繁に使われる英会話表現を習得する。基本的な英語構文や語彙力を身につけ、英語での自己表現力を高
める。またリスニングにも重点を置き、欧米人の話す英語を正しく理解できる能力を身につける。
3.授業内容
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
1
●はタイトル ★は授業内容
オリエンテーション
授業の進め方・評価の方法
◦First Step to Childcare English⑴
保育英会話への第一歩
★保育の英会話を学ぶ。保育園・幼稚園で働く人々の職
業名や園の場所を英語で覚える。
テキスト使用
CD使用
Unit 1
予習・復習
2
◦First Step to Childcare English⑵
保育英会話への第一歩
★保育の英会話を学ぶ。保育園・幼稚園で働く人々の職
業名や園の場所を英語で覚える。
テキスト使用
CD使用
Unit 1
予習・復習
3
◦Welcome to Minato Nursery School !⑴
みなと保育園へようこそ。
★外国の子どもが入園する。初対面の人と出会ったとき
の挨拶、家族について学ぶ。
テキスト使用
CD使用
Unit 2
予習・復習
4
◦Welcome to Minato Nursery School !⑵
みなと保育園へようこそ。
★外国の子どもが入園する。初対面の人と出会ったとき
の挨拶、家族について学ぶ。
テキスト使用
CD使用
Unit 2
予習・復習
5
◦Time and Number
時間と数⑴
テキスト使用
★時間や数を表す表現を学ぶ。足し算・引き算・掛け算・ CD使用
割り算を学ぶ。
Unit 3
予習・復習
6
◦Time and Number
時間と数⑵
テキスト使用
★時間や数を表す表現を学ぶ。足し算・引き算・掛け算・ CD使用
割り算を学ぶ。
Unit 3
予習・復習
7
◦Directions 地図と案内図⑴
テキスト使用
★場所や道順を学ぶ。前置詞を使って場所や道順を説明 CD使用
する。
Unit 4
予習・復習
23
― ―
授業時間外の必要な学修
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
8
◦Directions 地図と案内図⑵
★場所や道順を学ぶ。前置詞を使って場所や道順を説明
する。
テキスト使用
CD使用
Unit 4
予習・復習
9
◦Davy meets His Classmate⑴
Takashiクラスメイトとの出会い。
★外国人園児デイヴイーをクラスメイトに紹介する。
テキスト使用
CD使用
Unit 5
予習・復習
10
◦Davy meets His Classmate⑵
Takashiクラスメイトとの出会い。
★外国人園児デイヴイーをクラスメイトに紹介する。
テキスト使用
CD使用
Unit 5
予習・復習
11
◦Dropping Davy Off and Picking Him Up⑴
登園と降園
★先生とジェーンさんの登園・降園時の会話を学ぶ。
テキスト使用
CD使用
Unit 6
予習・復習
12
◦Dropping Davy Off and Picking Him Up⑵
登園と降園
★先生とジェーンさんの登園・降園時の会話を学ぶ。
テキスト使用
CD使用
Unit 6
予習・復習
13
◦Jobs at Nursery School
保育者の仕事⑴
テキスト使用
★保育士・幼稚園教諭の仕事について学ぶ。子どもの年 CD使用
齢の違いによる仕事について学ぶ。
Unit 7
予習・復習
14
◦Jobs at Nursery School
保育者の仕事⑵
テキスト使用
★保育士・幼稚園教諭の仕事について学ぶ。子どもの年 CD使用
齢の違いによる仕事について学ぶ。
Unit 7
予習・復習
15
◦Lunch Time 昼食⑴
テキスト使用
★園での昼食風景から、食品や献立調理法などの英語表 CD使用
現を学ぶ。
Unit 8
予習・復習
16
期末試験
4.評価方法
◦前期、後期末試験(各40%)
◦出席率(10%)欠席1回3点減点(欠席届提出による実習欠席は除く)
◦授業態度(10%)注意1回1点減点
◦定められた授業回数の1 / 3を超える回数を欠席した場合、単位認定は行わない。
5.教 科 書
書 名:
「保育の英会話 Childcare English」
著者名:赤松 直子・久富 陽子
発行所:萌文書林 価 格:2,100円(税別)
24
― ―
授業時間外の必要な学修
国 際 理 解 論
なか
ざと
あき
ひこ
非常勤講師 中 里 明 彦
教養教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
1年生
後 期
講 義
1単位
8回
卒業必修・幼稚園教諭選択・保育士選択
1.授業概要
現代の私たち日本人にとってもっとも身近な「異文化」のひとつであるアメリカ社会の現状とその歴史的背景をおも
な題材にしながら、これからの日本・日本人が世界とどのように向き合っていけばよいのかを考える手がかりを探るた
めの授業。
2.目 標
変化の激しい今日の国際社会の状況を、私たちを取り巻く文化的・社会的状況と関連づけて理解するための基礎的な
知識と能力を身につけることをめざす。現代世界の「多様性」と「グローバリゼーション」という一見矛盾する2つの
概念がこの講義を貫くキーワードとなろう。
3.授業内容
回数
1
授 業 内 容
授業方法・教材等
1.オリエンテーション
⑴ 授業の概要と目標
⑵ 授業内容と評価方法
⑶ その他(本科目の留意点)
2.現代世界を見るキーワード
― 2015年の世界と日本①
授業時間外の必要な学修
授業計画
配布資料
2
現代世界を見るキーワード
― 2015年の世界と日本②
配布資料
1週間の国際ニュースを
チェック
3
現代世界を見るキーワード
― 2015年の世界と日本③
配布資料
1週間の国際ニュースを
チェック
4
アメリカを見る眼⑴
― アメリカは広い国である
配布資料
1週間の国際ニュースを
チェック
5
アメリカを見る眼⑵
― アメリカは古い国である
配布資料
1週間の国際ニュースを
チェック
6
アメリカを見る眼⑶
― アメリカには「国」が沢山ある
配布資料
1週間の国際ニュースを
チェック
7
アメリカを見る眼⑷
― アメリカは人種のるつぼか?
配布資料
1週間の国際ニュースを
チェック
8
いま世界は
― 世界とどう向き合うか
配布資料
1週間の国際ニュースを
チェック
9
期末試験
(ノート・配布資料等参照可)
ノート・配布資料等を整
理しておく
4.評価方法
出席20%、授業への参加態度30%、期末試験50%の比重で総合的に評価する。
5.教 科 書
教科書は使用しない。必要に応じて資料をプリント配布する。
6.参 考 書
授業中に適宜紹介する。
25
― ―
7.そ の 他
世界情勢、とくに世界経済に関する基礎的な理解は社会人としての職業生活に不可欠である。日頃から新聞・テレビ
等の国際ニュースに関心をもって接していてもらいたい。また、科目の性格上学期中の国際情勢の推移によっては授業
計画を変更することもありうる。
26
― ―
国際理解演習
み
うら
なお
ゆき
兼担教授 三 浦 尚 之
教養教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
1年生
集 中
演 習
2単位
時間割外
卒業選択・幼稚園教諭選択・保育士選択
1.授業概要
「体験を通しての国際理解」
本学在学中に外国に旅行もしくは滞在した学生が、その実際の体験に基づいて、各自の研究テーマに沿って個別指導
を受けながらレポートの作成を行う。
2.目 標
各自の研究テーマに沿った事前研究、外国における実地体験、レポート作成を通して、物事に対する探求心、諸外国
の社会や文化への理解を深めることを目標とする。
3.授業内容
本科目は、時間割に記載されない短期集中、個別指導の科目である。本学企画の海外研修旅行に参加、あるいは個人
旅行、ホームステイなどを行う学生が履修できる。履修申告の後、各人の問題関心に基づいて研究テーマと指導教員を
決定し、関連文献および映像資料それぞれ2つ以上をもとに事前研究を行う。そして、外国での実地体験を経た上で、
レポート作成に向け事後指導を受けながら、最終的なレポート作成を行う。
4.評価方法
最終レポートの評価による。ただし、本学海外研修旅行参加者については旅行中の行動態度を加味する。(履修確定
時に担当教員から指示される評価方法書による)
5.教 科 書
別途指示する。
6.そ の 他
年度末に旅行が実施される場合、卒業年次については、単位認定時期が3月以降となるため、本科目の単位を卒業単
位に含めることが出来ないので特に注意すること。なお、本科目を含め、海外研修旅行への参加を履修の条件とする科
目の場合、同一の旅行への参加によって2科目以上を同時に履修することはできない。
履修申告は、前期の仮申し込みは5月11日、正式な教務課申し込みは、例年通り5月20日、後期仮申し込みが9月10
日。なお、後期の本申し込みは、前期の成績発表での履修確定時となります。また、海外研修旅行の実施にあたり、国
際情勢の変更により十分な安全を確保できないと判断された場合、海外研修旅行を中止または延期することもある。
なお、履修者が決められた最少催行人数に達しない場合、または履修放棄などによって履修者が最少催行人数を割り
込んだ場合は、学期の途中であっても休講になる。
27
― ―
体
育
講
義
ふじ
もと
かなめ
准教授 藤 本 要
教養教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
1年生
前・後期
講 義
1単位
8回
卒業必修・幼稚園教諭必修・保育士必修
1.授業概要
身体的・精神的・社会的な健康についての知識を深め、健康とスポーツとの関わりや健康を阻害するさまざまな要因
について理解する。
2.目 標
健康の保持、増進に必要な知識の習得及び健康とスポーツとの関わりについて理解させる。
3.授業内容
回数
1
授 業 内 容
授業方法・教材等
配布資料を使用した講義 からだのしくみについて
VTR「未知なるウィルス の復習と次回のテーマに
の襲撃」(50分)
沿った予習をしておくこと
からだを考える
(骨、筋肉、呼吸循環機能、肥満他)
健康観の変遷および食事
配布資料を使用した講義
と栄養について復習と次
VTR「細菌の襲撃」
回のテーマに沿った予習
(50分)
をしておくこと
健康を考える
2
(健康観の変遷、食事と栄養、睡眠、ストレス)
3
授業時間外の必要な学修
病気を知る
(死因順位と平均寿命、生活習慣病、喫煙、食中毒他)
配布資料を使用した講義 病気についての復習と次
VTR「環境ホルモン汚染」 回のテーマに沿った予習
(50分)
をしておくこと
配布資料を使用した講義
スポーツを考える
教科書を使用した講義
4 (運動と神経支配、スポーツの語源、健康に関する体力
VTR「ガン発生の謎」
要素、運動に関する3原理5原則他)
(50分)
運動に関する3原理5原
則についての復習と次回
のテーマに沿った予習を
しておくこと
スポーツを実践するうえで
スポーツを実践する
配布資料を使用した講義
大切なことについての復
5 (ウォーミングアップとクーリングダウン、全身持久力、 VTR「チェルノブイリか
習と次回のテーマに沿った
筋力、柔軟性他)
ら10年」(50分)
予習をしておくこと
疲労回復、応急処置に関
ケガを予防する
配布資料を使用した講義
する復習と次回のテーマ
6 (コンディション保持、疲労回復/マッサージ、アイシ VTR「 た っ た ひ と つ の
に沿った予習をしておく
ング、スポーツ障害、応急処置の基本/ RICE)
宝物」(50分)
こと
三角巾の使用方法等につ
配布資料を使用した講義
ケガの初期処置
いて復習し次回の小テス
VTR「 ス ポ ー ツ 障 害 と
7
(三角巾を使用した応急処置、止血法、テーピングの基本)
トに備えた学習をしてお
応急処置」(25分)
くこと
8
今までの授業のまとめと 配布資料の整理と授業内
小テストの実施
容の復習をしておくこと
まとめ(小テスト)
28
― ―
4.評価方法
◦小テスト 60点
◦小テスト(リアクションペーパーの記載内容を含む) 20点
◦授業への参加状況(授業への取り組み、積極的・自発的な応答・参加) 20点
5.参 考 書
書 名:からだ・健康・スポーツ 著者名:小島 康昭・石田 良恵・杉浦 雄策・伊藤 衛 発行所:サンウェイ出版 価 格:2,100円(税別)
29
― ―
体
育
実
技
ふじ
もと
かなめ
准教授 藤 本 要
教養教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
1年生
前・後期
実 技
1単位
23回
卒業必修・幼稚園教諭必修・保育士必修
1.授業概要
スポーツ活動を通して、スポーツ健康の役割を理解させ、生涯スポーツへのステップとする。
2.目 標
スポーツ健康の概念やスポーツ活動の特性を理解させ、生涯スポーツについての認識を深めさせる。
3.授業内容
回数
授 業 内 容
授業方法・教材・授業時間外の必要な学修
1 〔バドミントン・卓球〕
初回の授業であるので説明30分
実技60分
2
(ラケットゲームに対するストロークの導入及びフット
~
ワーク・ゲーム)を中心
6
実技90分
7 (シングルス・ダブルス)の審判方法とルールの説明
実技60分
小テスト(30分)
〔バレーボール〕
実技90分
8
~ (基本的動作 パス・トス・アタック・レシーブ)を中心 実技90分
14
基本~ゲーム(ラリーポイントゲーム)
実技90分
15
実技60分
小テスト(30分)
基本~ゲーム(ラリーポイントゲーム)
〔バスケットボール〕
実技90分
16 (パス・ドリブル・シュート・セットシュート)を中心
~ に行ってからゲーム
22
(パス・ドリブル・シュート・セットシュート)を中心
に行ってからゲーム
23
実技90分
実技60分
小テスト(30分)
実技試験
90分(4種目から選択して実施)
まとめ
4.評価方法
① 技能や知識の修得度 60%
② 授業への参加状況(授業への取り組み、積極的・自発的な応答・参加)30%
③ 特に秀でた活動や技能を示したものについては10%の範囲で加点する。
〈技能についての例〉
◦著しく努力し、目覚しく技能が向上した者
〈活動についての例〉
◦リーダーシップを発揮し、授業効果の向上に貢献した者
30
― ―
社
会
福
祉
よし
だ
わたる
非常勤講師 吉 田 渡
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
1年生
前・後期
講 義
2単位
15回
卒業選択必修・幼稚園教諭選択・保育士必修
1.授業概要
本授業は、社会福祉の基本と原理的内容について総論的に取り上げる。社会福祉への関心と興味を深めると共に、社
会福祉の基本的な理念であるノーマライゼーションを理解し、実践するために必要な社会福祉の理論史・理論構成・技
術論などを体系的に講義する。
2.目 標
⑴ 人間の尊厳と社会福祉の意義および思想との関係を理解する
⑵ 社会福祉の基本原理と形成過程およびその体系を理解する
⑶ 社会福祉の課題発見とその原理的理解力を修得する
⑷ 社会福祉の実践のための基礎知識・技術体系を修得する
3.授業内容
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
1
授業オリエンテーション
社会福祉とは
講義
教科書P13~
次週予定のテキスト予習
2
児童家庭福祉の概要①
児童と家庭を取り巻く現状
講義
教科書P20~
次週予定のテキスト予習
3
児童家庭福祉の概要②
子どもの権利
講義
教科書P34~
次週予定のテキスト予習
4
児童家庭福祉の概要③
児童家庭福祉の歴史
講義
教科書P48~
次週予定のテキスト予習
5
児童家庭福祉の概要④
児童家庭福祉の制度と法体系
講義
教科書P62~
次週予定のテキスト予習
6
児童家庭福祉の概要⑤
児童家庭福祉行財政と実施機関
講義
教科書P74~
次週予定のテキスト予習
7
児童家庭福祉の取り組み①
子育て支援サービスと児童の健全育成
講義
教科書P90~
次週予定のテキスト予習
8
児童家庭福祉の取り組み②
母子保健サービス
講義
教科書P104~
次週予定のテキスト予習
9
児童家庭福祉の取り組み③
保育サービス
講義
教科書P116~
次週予定のテキスト予習
10
児童家庭福祉の取り組み④
児童虐待と DV
講義
教科書P128~
次週予定のテキスト予習
11
児童家庭福祉の取り組み⑤
社会的養護
講義
教科書P140~
次週予定のテキスト予習
12
児童家庭福祉の取り組み⑥
ひとり親家庭への福祉
講義
教科書P154~
次週予定のテキスト予習
13
児童家庭福祉の取り組み⑦
障がいのある子どもの福祉
講義
教科書P168~
次週予定のテキスト予習
31
― ―
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
14
児童家庭福祉の取り組み⑧
情緒障がい・少年非行問題
講義
教科書P180~
15
児童家庭福祉の取り組み⑨
児童家庭福祉の専門職と連携
講義
教科書P190~
16
期末試験
授業時間外の必要な学修
次週予定のテキスト予習
4.評価方法
各期末試験等(70%)と出席および各回の振り返りシートへの記載(30%)をもとに評価する。
5.教 科 書
書 名:学ぶ・わかる・みえるシリーズ 保育と現代社会 保育と児童家庭福祉
著者名:櫻井奈津子 編
発行所:株式会社みらい 価 格:2,050円(税別)
32
― ―
児童家庭福祉
こん
きよ
たか
専任講師 今 清 孝
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
1年生
前・後期
講 義
2単位
15回
卒業選択必修・幼稚園教諭選択・保育士必修
1.授業概要
社会福祉の構成要素のひとつである児童家庭福祉は、対象者を児童だけではなく、子どもの育つ環境全体を視野に入
れた理解により、豊かなものにすることができる。
本講義では、児童家庭福祉の基本的理念、制度、施設等の運営、ソーシャルワークなどの児童家庭福祉援助について
体系的に学び、保育者として必要な知識と思考方法を身につける。
2.目 標
⑴ 現代社会における児童家庭福祉の意義を理解する。
⑵ 児童家庭福祉サービスについて理解する。
⑶ 児童家庭福祉における専門職としての保育者の役割を理解する。
3.授業内容
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
1
1.オリエンテーション
⑴ 授業の概要と目標
⑵ 授業内容と評価方法
⑶ その他(本科目の留意点)
2.保育における児童家庭福祉
授業計画
教科書・プリント
2
現代社会と子ども・家庭
― 社会・家庭・地域の変容
教科書・プリント
3
現代社会と児童家庭福祉
― 児童家庭福祉の方向性
4
児童家庭福祉の概念と理念
― 児童の権利条約 ―
教科書・プリント
5
児童家庭福祉の歴史的展開
教科書・プリント
6
児童家庭福祉の法体系
― 児童福祉6法及び関連法
7
児童家庭福祉の実施体制
児童家庭福祉の費用
教科書・プリント
8
児童家庭福祉の専門職の役割
― 権利擁護 ―
教科書・プリント
9
児童家庭福祉の現状と課題⑴
― 子育て支援サービスと保育ニーズ
10
児童家庭福祉の現状と課題⑵
― 母子保健サービス ―
11
児童家庭福祉の現状と課題⑶
― 障害のある子どもへの支援
12
児童家庭福祉の現状と課題⑷
― 児童虐待と社会的養護 ―
―
授業時間外の必要な学修
保育における児童家庭福
祉について
レポート作成
教科書・プリント
―
1~5のまとめ
レポート作成
教科書・プリント
―
教科書・プリント
―
教科書・プリント
教科書・プリント
―
教科書・プリント
法務省DVD「児童虐待」
16分
33
― ―
6~8まとめ
レポート作成
回数
授 業 内 容
13
児童家庭福祉の現状と課題⑸
― ひとり親家庭福祉 ―
14
児童家庭福祉援助活動⑴
― 児童家庭福祉援助活動と保育
15
児童家庭福祉援助活動⑵
― 児童家庭福祉援助活動と相談援助
16
期末試験
授業方法・教材等
教科書・プリント
法務省DVD「DV」16分
授業時間外の必要な学修
9~13のまとめ
レポート作成
教科書・プリント
―
教科書・プリント
―
14~15のまとめ
4.評価方法
詳細説明を初回授業に行う。
⑴ 期末試験 70%
⑵ レポート(4回) 20%
⑶ 受講態度・受講意欲 10%
5.教 科 書
書 名:新・保育士養成講座 第3巻 児童家庭福祉 著者名:柏女 霊峰 他
発行所:社会福祉法人 全国社会福祉協議会 価 格:1,900円(税別)
6.参 考 書
書 名:新・社会福祉士養成講座15 児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度(第4版)
著者名:網野 武博 他
発行所:中央法規 価 格:2,200円(税別)
7.そ の 他
授業に臨むにあたり、予習・復習を必ず行なうことを求める。
34
― ―
保
育
原
理
なか
の
あき
こ
講 師 中 野 明 子
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
1年生
前・後期
講 義
2単位
15回
卒業選択必修・幼稚園教諭選択・保育士必修
1.授業概要
保育の方法・環境・計画について等、保育を実践するうえで必要な基本的事項を学び、保育現場での実際、現代の子
ども達がおかれている状況を把握し、専門職としての保育士の役割を理解すると共に、子どもや保護者へ対しての、よ
り良い支援のあり方を考察する。
2.目 標
1)保育の意義について理解する。
2)保育所保育指針における保育の基本について理解する。
3)保育の内容と方法の基本について理解する。
4)保育の思想と歴史的変遷について理解する。
5)保育の現状と課題について考察する。
3.授業内容
回数
1
授 業 内 容
授業方法・教材等
1.オリエンテーション ⑴ 授業の概要と目標
⑵ 授業内容と評価方法
⑶ その他(本科目の留意点)
2.
「保育」とは何か考察する
授業時間外の必要な学修
な ぜ 保 育 科 に 入 学し た
◦入学した動機を自身の
か、
「保育」
とは何かイメー
中でまとめておく。
ジしたことを発表する
保育支援の必要性と社会的役割
2 (現代社会における保育の意義について・養護と教育の
一体性)
教科書・プリント
グループ討論
今、子どもたちのまわりで何が起きているか
教科書・プリント
3 (保護案件の事例を通し、保護者との信頼関係、職員間、
レポート作成
専門機関との連携の重要性について理解する)
子どもを取り巻く社会の
現状を知るために、乳幼
児や保育制度に関する記
事等に日頃から関心を持
ち、目を通しておく。
4
保育思想の歴史 ―
西欧の保育
―
教科書・プリント
5
保育思想の歴史 ―
日本の保育
―
教科書・プリント
6
保育所・幼稚園・認定こども園について
◦就学前保育、教育制度と法体系
◦保育所保育の理念と意義
保育所保育指針第1章
プリント・保育所保育指
総則(P4~P7)を熟
針、解説書、グループ討議
読しておく。
7
子どもを理解する ― 子どもの発達 ―
◦乳幼児期の発達の特性・発達過程について
◦アタッチメントの重要性
保育所保育指針第2章
VTR「 赤 ち ゃ ん 胎 内 か
子どもの発達(P8~P
らの出発」
11)を熟読しておく。
8
子どもを理解する ― 食育について
(保育現場での食育の取り組み)
9
保育の環境⑴
人的環境・物的環境・自然や社会事象
(遊びの特性と構成する要素についての理解)
プリント・教科書
レポート作成
―
保育所保育指針第5章
健康及び安全(P27~
P30)を熟読しておく。
VTR「 元 気 遊 び 川 和 保 保育所保育指針第3章
育園」
保 育 の 内 容( P12~ P
プリント
21)を熟読しておく。
35
― ―
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
VTR「 里 山 で 子 ど も 達
が輝く」
レポート作成
10
保育の環境⑵ ― 自然は偉大な教師
(見守る援助、直接体験の重要性)
11
保育の計画⑴ ― 保育形態について ―
(様々な保育形態、異年齢保育について知る)
プリント・教科書
12
保育の計画⑵ ― 保育と指導計画について ―
(保育において指導計画がなぜ必要か理解する)
プリント・教科書
保育所保育指針解説書
―
保護者とのかかわりの中で求められるもの
13
(発達障害児の事例・障害受容の難しさを知る)
プリント・教科書
グループ討議
レポート作成
諸外国の保育事情
14
(世界の国々の保育事情について理解を深める)
プリント
グループ討議
VTR「 世 界 で 活 躍 す る
卒業生」
15
保育の制度と現状
◦今、求められる保育とは
◦まとめ
教科書
グループ討論
16
期末試験
ペーパー試験
実習先の保育形態を調べる
保育所保育指針第4章
保育の計画及び評価
(P22~P26)を熟読。
保育所保育指針第6章
保護者に対する支援(P
31~P33)を熟読してお
く。
今までの授業のふりかえ
りを行い、整理しておく
4.評価方法
試験(50%)
、レポート及び感想文(30%)
、授業態度(20%)
※詳細は、第1回授業時に説明する。
5.教 科 書
書 名:保育原理 著者名:咲間まり子 編
発行所:大学図書出版 価 格:2,300円(税別)
書 名:保育所保育指針〈平成20年度告示〉 著者名:厚生労働省
発行所:フレーベル館 価 格:120円(税別)
書 名:幼稚園教育要領〈平成20年度告示〉 著者名:文部科学省
発行所:フレーベル館 価 格:100円(税別)
書 名:保育所保育指針解説書 著者名:厚生労働省
発行所:フレーベル館 価 格:190円(税別)
書 名:幼稚園教育要領解説書 著者名:文部科学省
発行所:フレーベル館 価 格:190円(税別)
書 名:認定こども園教育・保育要領 著者名:内閣府・文部科学省・厚生労働省
発行所:フレーベル館 価 格:150円(税別)
書 名:認定こども園教育・保育要領解説書 著者名:内閣府・文部科学省・厚生労働省
発行所:フレーベル館 価 格:249円(税別)
36
― ―
社 会 的 養 護
よこ
はた
たい
き
講 師 横 畑 泰 希
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
1年生
前・後期
講 義
2単位
15回
卒業選択必修・幼稚園教諭選択・保育士必修
1.授業概要
平成23年に「社会的養護の課題と将来像」がとりまとめられ、社会的養護は大きく動こうとしている。社会的養護の
理念や制度を丁寧に解説することから始め、まず社会的養護の枠組みについて理解を深める。そして、今後予定されて
いる施設実修、さらには施設で働くことも視野に入れ、実践現場で理解しておかなければいけないことについて確認し
ながら、より実践に近い臨床的な内容についても取り扱っていく。また、今後の拡充に力を入れている「里親」につい
て、実際の里親、里子についての研究を題材とし、今後の課題や進むべき道などを考察していく。授業形態は講義であ
るが、適宜、グループディスカッション、レポート発表などを取り入れながら進めていく。
2.目 標
⑴ 社会的養護の意義と歴史的変遷、現状と課題について理解する。
⑵ 社会的養護と児童福祉の関連性及び児童の権利擁護について理解する。
⑶ 社会的養護における児童の人権擁護及び自立支援等について理解する。
⑷ 社会的養護における保育士の役割について理解し、適切な支援方法について理解する。
3.授業内容
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
配布資料
事前学修:社会的養護に
ついて厚労省HP を閲覧
し概略を把握する。
配布資料
事前学修:前回配布され
た資料を概観し、基本理
念と原理について把握す
る。
3
社会的養護とはなにか②
~基本理念と原理~
配布資料
事前学修:前回講義の内
容を踏まえ、社会的養護
の理念と原理についてま
とめる。
4
社会的養護体系の現状
配布資料
事前学修:社会的養護体
系についてまとめてお
く。
5
社会的養護の歴史
配布資料
事前学修:近代以前から
の社会的養護の歴史につ
いて調べておく。
1
オリエンテーション
2
社会的養護とはなにか①
~基本理念と原理~
6
施設養護の現状と課題
配布資料
事前学修:施設養護の現
状と課題について、
文献・
資料・web等で調べてお
く。
7
家庭的養護の現状と課題
配布資料
事前学修:里親等の現状
と課題について文献・資
料・web等で調べておく。
8
中間総括とまとめ
小テスト
事前学修:これまでの授
業ノートを整理してお
く。
37
― ―
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
9
社会的養護の提供体制
配布資料
事前学修:虐待に関わる
関係機関について調べて
おく。
10
社会的養護と子育て支援
配布資料
事前学修:子育て支援に
ついて、概念・種類など
を調べておく。
11
子どもの権利擁護について
配布資料
事前学修:権利擁護につ
いて調べておく。
12
社会的養護の養育・支援の実際
配布資料
事前学修:これまでの授
業を振り返り、総論的な
まとめをしておく。
13
養育・自立支援の基本的視点
配布資料
事前学修:体系別の養育・
自立支援について調べて
おく。
14
養育・自立支援の方法
配布資料
事前学修:養育にあたる
専門職、方法論について
調べておく。
15
総括とまとめ
小テスト
事前学修:これまでの授
業ノートを整理してお
く。
4.評価方法
小テスト(2回)40% 事前学修への取組20% レポート15% リアクションペーパー15% 授業態度10%
(詳細は初回授業時に説明する)
5.教科書を使用しない場合の代替教材等
配布資料
6.参 考 書
書 名:子どもの養育・支援の原理 著者名:相澤 仁 編集代表 柏女 霊峰・澁谷 昌史 編集
発行所:明石書店 価 格:2,400円
7.そ の 他
◦事前学修への取り組みは必須。不定期にコピー提出を求める場合がある。
38
― ―
保育内容総論
なか
の
あき
こ
講 師 中 野 明 子
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
1年生
前・後期
演 習
1単位
15回
卒業選択必修・幼稚園教諭必修・保育士必修
1.授業概要
幼稚園教育・保育所保育の基本に基づく保育内容の総合的な達成の理解に重点をおいて、保育内容の相互関連的な理
解の具体化を図る。
2.目 標
1)保育内容の相互関連性を具体的に理解する。
2)保育内容の歴史的変遷について学び、保育内容について理解する。
3)幼稚園・保育所の果たす役割について理解する。
4)養護と教育の一体的な展開について、具体的な保育実践につなげて理解する。
3.授業内容
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
1
1.オリエンテーション ⑴ 授業の概要と目標
⑵ 授業内容と評価方法
⑶ その他(本科目の留意点)
2.保育内容総論を学ぶにあたっての概要
教科書
プリント
レポート(感想)
2
幼稚園教育要領における保育内容
保育所保育指針における保育内容
教科書
資料
3
乳幼児期の発達と保育内容
プリント
VTR「 だ っ て や り た い 視聴後の感想をまとめ、
んだもん」
考察を深める
グループ討論
4
保育内容と方法⑴「遊び」による学び
プリント
VTR「先生みてて」
グループ討論
5
保育内容と方法⑵「環境」による学び
VTR「 子 ど も は う っ た
視聴後の感想をまとめ、
えている」
考察を深める
グループ討論
6
保育内容と養護に関わる事項
教科書
資料
プリント
授業内容の復習
7
保育内容と総合的な保育展開
⑴「健康」領域
教科書
プリント
授業内容の復習
8
保育内容と総合的な保育展開
⑴「人間関係」領域
教科書
プリント
授業内容の復習
VTR「 乳 幼 児 期 の 砂 遊
び」
9
保育内容と総合的な保育展開
⑴「環境」領域
教科書
プリント
39
― ―
資料の復習
視聴後の感想をまとめ、
考察を深める
授業内容の復習
レポート作成
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
10
保育内容と総合的な保育展開
⑴「言葉」領域
教科書
プリント
VTR視聴
授業内容の復習
11
保育内容と総合的な保育展開
⑴「表現」領域
教科書
プリント
授業内容の復習
12
保育計画と保育内容⑴
教育課程・長期、短期の計画
プリント
グループ討論
指導案作成
13
保育計画と保育内容⑵
教育課程・長期、短期の計画
プリント
グループ討議
指導案発表
14
保育内容の課題
保育所、幼稚園、小学校の連携
保育要求の多様化、特色ある保育内容について
プリント
グループ討論
授業内容の復習
15
保育者に求められる姿
保育内容総論のまとめ
教科書
プリント
目標とする保育者像をイ
メージしてみる
16
期末試験
ペーパー試験
4.評価方法
試験(50%)
、レポート及び感想文(20%)
、授業態度(30%)
※詳細は、第1回授業時に説明する。
5.教 科 書
書 名:実践を創造する演習・保育内容総論 著者名:豊田 和子 編
発行所:㈱みらい 価 格:2,000円(税別)
書 名:保育所保育指針 著者名:厚生労働省
発行所:フレーベル館 価 格:120円(税別)
書 名:幼稚園教育要領 著者名:文部科学省
発行所:フレーベル館 価 格:100円(税別)
書 名:保育所保育指針解説書 著者名:厚生労働省
発行所:フレーベル館 価 格:190円(税別)
書 名:幼稚園教育要領解説書 著者名:文部科学省
発行所:フレーベル館 価 格:190円(税別)
40
― ―
保育内容指導法(健康)
ふじ
もと
かなめ
准教授 藤 本 要
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
1年生
前・後期
演 習
1単位
15回
卒業選択必修・幼稚園教諭必修・保育士必修
1.授業概要
幼児期の心身の健康に関する内容、健康で安全な生活習慣に関する内容、運動的生活に関する理論や知識を学び、そ
れらを保育の現場においていかに活用するかを研究し、演習を進めてゆく。
2.目 標
保育者が、日々の健康指導を行う上で必要な知識技能や態度を身につけ、実践力を高める。
3.授業内容
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
1
オリエンテーション
授業の概要と進め方について
班分けや発表内容について説明
◦講義:プリント・スラ
イドなどを活用
◦グループディスカッ
ション
2
健康の意義
領域「健康」のねらいと内容
「幼稚園教育要領」及び
◦講義:プリント・スラ
「保育所保育指針」の健
イドなどを活用
康関連領域を読んでおく
◦ディスカッション
こと。
乳幼児期のからだの発育発達①
◦体格の発育
◦教員による健康に関す
る話題提供(講義:プ
リ ン ト・VTR・ ス ラ
イドなどを活用)
VTR「 人 体 ~ 生 命 誕
生」等
◦学生によるテーマ別グ
ループ発表(1班30分
程度)
プレゼンテーションの担
当に当たっている班は事
前に計画案、資料作成、
リハーサルを行っておく
こと。
乳幼児期のからだの発育発達②
◦身体諸機能の発育と発達
◦教員による健康に関す
る話題提供(講義:プ
リ ン ト・VTR・ ス ラ
イドなどを活用)
VTR「赤 ち ゃ ん 成 長
の不思議な道のり」等
◦学生によるテーマ別グ
ループ発表(1班30分
程度)
プレゼンテーションの担
当に当たっている班は事
前に計画案、資料作成、
リハーサルを行っておく
こと。
乳児期の体力、運動能力の発達①
◦体力と運動
◦教員による健康に関す
る話題提供(講義:プ
リ ン ト・VTR・ ス ラ
イドなどを活用)
VTR「 柳 沢 運 動 プ ロ
グラム」等
◦学生によるテーマ別グ
ループ発表(1班30分
程度)
プレゼンテーションの担
当に当たっている班は事
前に計画案、資料作成、
リハーサルを行っておく
こと。
3
4
5
41
― ―
回数
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
乳幼児期の体力、運動能力の発達②
◦遊びの発達
◦教員による健康に関す
る話題提供(講義:プ
リ ン ト・VTR・ ス ラ
イドなどを活用)
VTR「 柳 沢 運 動 プ ロ
グラム」等
◦学生によるテーマ別グ
ループ発表(1班30分
程度)
プレゼンテーションの担
当に当たっている班は事
前に計画案、資料作成、
リハーサルを行っておく
こと。
幼児期の精神発達①
◦情緒、パーソナリティーの発達
◦教員による健康に関す
る話題提供(講義:プ
リ ン ト・VTR・ ス ラ
イドなどを活用)
◦学生によるテーマ別グ
ループ発表(1班30分
程度)
プレゼンテーションの担
当に当たっている班は事
前に計画案、資料作成、
リハーサルを行っておく
こと。
8
幼児期の精神発達②
◦社会性の発達
◦教員による健康に関す
る話題提供(講義:プ
リ ン ト・VTR・ ス ラ
イドなどを活用)
◦学生によるテーマ別グ
ループ発表(1班30分
程度)
プレゼンテーションの担
当に当たっている班は事
前に計画案、資料作成、
リハーサルを行っておく
こと。
9
前半のまとめ
授業内容の振り返り
小テスト
まとめプリント配布
小テストは筆記試験による
第2~8回授業のノート
やプリントなどの復習を
しておくこと。
基本的生活習慣の発達①
◦好ましい習慣の形成
◦教員による健康に関す
る話題提供(講義:プ
リ ン ト・VTR・ ス ラ
イドなどを活用)
◦学生によるテーマ別グ
ループ発表(1班30分
程度)
プレゼンテーションの担
当に当たっている班は事
前に計画案、資料作成、
リハーサルを行っておく
こと。
◦教員による健康に関す
る話題提供(講義:プ
リ ン ト・VTR・ ス ラ
イドなどを活用)
◦学生によるテーマ別グ
ループ発表(1班30分
程度)
プレゼンテーションの担
当に当たっている班は事
前に計画案、資料作成、
リハーサルを行っておく
こと。
保育現場における安全管理①
◦安全能力の発達
◦教員による健康に関す
る話題提供(講義:プ
リ ン ト・VTR・ ス ラ
イドなどを活用)
◦学生によるテーマ別グ
ループ発表(1班30分
程度)
プレゼンテーションの担
当に当たっている班は事
前に計画案、資料作成、
リハーサルを行っておく
こと。
保育現場における安全管理②
◦生活上の安全管理
◦交通安全
◦教員による健康に関す
る話題提供(講義:プ
リ ン ト・VTR・ ス ラ
イドなどを活用)
◦学生によるテーマ別グ
ループ発表(1班30分
程度)
プレゼンテーションの担
当に当たっている班は事
前に計画案、資料作成、
リハーサルを行っておく
こと。
6
7
10
授 業 内 容
基本的生活習慣の発達②
11 ◦生活と保健
(病気、感染症予防の内容含む)
12
13
42
― ―
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
プレゼンテーションの担
当に当たっている班は事
前に計画案、資料作成、
リハーサルを行っておく
こと。
第10~14回授業のノート
やプリントなどの復習を
しておくこと。
14
園行事の計画実践と健康づくり
◦教員による健康に関す
る話題提供(講義:プ
リ ン ト・VTR・ ス ラ
イドなどを活用)
◦学生によるテーマ別グ
ループ発表(1班30分
程度)
15
後半のまとめ
授業内容の振り返り
小テスト
まとめプリント配布
小テストは筆記試験による
4.評価方法
① 小テスト2回実施(筆記試験)50%…保育に必要な健康分野の知識に関して評価。
② グループ発表20%…健康指導の実践方法と内容・創意工夫について、グループ発表による評価を行う。
③ 毎時間のリアクションペーパー記入提出状況15%
④ 授業への参加状況15%
学習に対する意欲・興味関心・主体性などについて授業中の行動(例えば発問に対する回答や授業内容に関する積
極的な質問、ディスカッション時の態度等)を観察し、評価する。
また、下記の事項についてはその都度減点する。
◦学生受講規程第2条に抵触するルール・マナー違反他、暴言や他人への威圧的態度、自己中心的態度、無関心、非
協調的な態度などはその都度減点する(1点又は2点)
◦忘れ物(筆記用具やノート他、教員が持参及び提出を指示したもの)、について減点(1点)
◦欠席は1回につき3点減点(実習の欠席は除く)、6回以上欠席で不合格。
5.教 科 書
使用しない。
6.参 考 書(研究室所蔵分)
書 名:領域 健康 著者名:近藤 充夫
発行所:同文書院 価 格:1,995円
書 名:保育内容「健康」 著者名:杉原 隆・柴崎 正行・河邉 貴子 編
発行所:ミネルヴァ書房 価 格:1,995円
書 名:保育内容 健康 著者名:民秋 言・穐丸 武臣 編著
発行所:北大路書房 価 格:2,520円
※ その他、参考書は必要に応じて授業中に紹介する。
43
― ―
保育内容指導法(言葉)
さ
とう
ゆき
こ
非常勤講師 佐 藤 幸 子
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
1年生
前 期
演 習
1単位
15回
卒業選択必修・幼稚園教諭必修・保育士必修
1.授業概要
幼児の言葉の発達の特徴や言語環境とのかかわりから、幼児の言語的資質を高める理論と実践について理解を深める。
あわせて、
「言葉のモデル」としての保育者の言葉遣いについても触れる。
2.目 標
子どもの発達と言葉の獲得について理解を深め、乳幼児期の言葉に関する特徴やその指導についての知識・能力を高
める。
3.授業内容
回数
1
授 業 内 容
授業方法・教材等
オリエンテーション
保育内容「言葉」の位置づけと内容
授業時間外の必要な学修
授業計画
教科書
教科書該当部分の下読み
2
「言葉」に関するねらいと内容
― 幼稚園教育要領 ―
教科書
幼稚園教育要領解説書
教科書該当部分の下読み
3
「言葉」に関するねらいと内容
― 保育所保育指針 ―
教科書
保育所保育指針解説書
教科書該当部分の下読み
4
保育者のことば
方言・敬語・幼稚園語
教科書
教科書該当部分の下読み
5
保育者のことば
保育者の話し方・発問と助言・保育者の発声
教科書
教科書該当部分の下読み
6
子どものことば
ことばの発達・ことばの発達と条件・音声の発達
教科書
DVD視聴(
「ことばの発
達」21分)
教科書該当部分の下読み
7
子どものことば
語彙の発達・文字の発達・言語障害
教科書
VTR視聴(
「早期教育を
考える」30分)
教科書該当部分の下読み
8
ことばの指導と計画
年間・期別・月間指導計画表、週案、日案
教科書
教科書該当部分の下読み
9
子どもの言葉を発達させる活動
― ことば遊び ―
教科書
教科書該当部分の下読み
10
子どもの言葉を発達させる活動
― 絵本 ―
教科書
グループごとに絵本を選
択する
教科書該当部分の下読み
11
子どもの言葉を発達させる活動
― 絵本 ―
教科書
グループごとに絵本の読
み聞かせをする
教科書該当部分の下読み
教科書
VTR視聴(
「ブックスター
トの活動」16分)
教科書該当部分の下読み
教科書
教科書該当部分の下読み
12 「ブックスタート」について
13
子どもの言葉を発達させる活動
― 紙芝居 ―
44
― ―
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
14
子どもの言葉を発達させる活動
― その他の活動 ―
教科書
教科書該当部分の下読み
総括質疑応答の準備
15
総括質疑・まとめ
― 今までの授業内容を踏まえて
「言葉」
について整理する ―
まとめ
教科書
質疑応答
総 括質 疑の要点整 理と
期末試験の準備
16
期末試験
筆記試験
4.評価方法
期末試験(80%)
、発表:絵本の読み聞かせ(10%)、出席状況・授業態度(出席状況・授業への取り組み、積極性、
自発的な応答・参加)
(10%)
5.教 科 書
書 名:保育内容指導法・言葉 著者名:田上貞一郎 他
発行所:双文社出版 価 格:1,900円(税別)
45
― ―
ピ ア ノ 演 習
あさ
の
よう
こ
いけ
だ
な
お
非常勤講師 浅 野 洋 子
非常勤講師 池 田 奈 央
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
1年生
通 年
演 習
2単位
30回
卒業選択必修・幼稚園教諭選択・保育士選択必修
1.授業概要
歌曲、練習曲をとおして正確なリズム、音でピアノを表情豊かに弾けるようにする。
2.目 標
⑴ 90分授業時一人一台「鍵盤楽器」完全確保を実施する。
⑵ 各自の能力に応じて担当教員がある程度レベルを分ける。
① 「初心者レベル(バイエル72番終了程度・抜粋でバイエル100番も含む)」、
「初級レベル(バイエル100番程度)
」
「中
、
級レベル(ツェルニー100番、ブルグミュラー程度)」に分ける。それ以上については、ツェルニー30番、ソナチネ
等を適宜与える。
⑶ 各レベルにおいてノルマを達成したときは、上位のレベルに移る。
⑷ 前期末試験後に歌曲(童謡等)を課題曲として全員に配布し、進度に応じて各自の課題曲を決定する。
3.授業内容
レベル決定については、幼児音楽教育主任がオリエンテーション時に実施するアンケート調査による自己申告を参考
とするが、授業1回目に幼児音楽教育主任と、各クラス担当教員による面談もしくはピアノ演奏を実施し、仮レベル分
けを2回目までに決め、3回目授業終了後に最終決定する。
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
1
学生各自各クラスの担当教員と幼児音楽教育主任の前で
レベル決定のための面談得意な曲を1曲演奏する。
◦楽譜
課題曲到達に向けて自学
◦アチーブメントテスト 学習する
2
学生各自の仮レベル分けをする。
◦楽譜
課題曲到達に向けて自学
◦アチーブメントテスト 学習する
3
学生のレベルをある程度決定する。
◦楽譜
課題曲到達に向けて自学
◦アチーブメントテスト 学習する
4
進度に応じたレッスンをする。
◦楽譜
課題曲到達に向けて自学
◦アチーブメントテスト 学習する
5
進度に応じたレッスンをする。
◦楽譜
課題曲到達に向けて自学
◦アチーブメントテスト 学習する
6
進度に応じたレッスンをする。
課題曲到達に向けて自学
◦楽譜
◦アチーブメントテスト 学習する
7
進度に応じたレッスンをする。
◦楽譜
課題曲到達に向けて自学
◦アチーブメントテスト 学習する
8
進度に応じたレッスンをする。
◦楽譜
課題曲到達に向けて自学
◦アチーブメントテスト 学習する
9
進度に応じたレッスンをする。
◦楽譜
課題曲到達に向けて自学
◦アチーブメントテスト 学習する
10
進度に応じたレッスンをする。
◦楽譜
課題曲到達に向けて自学
◦アチーブメントテスト 学習する
11
進度に応じたレッスンをする。
◦楽譜
課題曲到達に向けて自学
◦アチーブメントテスト 学習する
12
進度に応じたレッスンをする。
◦楽譜
課題曲到達に向けて自学
◦アチーブメントテスト 学習する
46
― ―
授業時間外の必要な学修
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
13
進度に応じたレッスンをする。
◦楽譜
課題曲到達に向けて自学
◦アチーブメントテスト 学習する
14
進度に応じたレッスンをする。
◦楽譜
課題曲到達に向けて自学
◦アチーブメントテスト 学習する
15
前期末まとめ
◦楽譜
課題曲到達に向けて自学
◦アチーブメントテスト 学習する
16
進度に応じたレッスンをする。
歌曲を導入する。
◦楽譜
課題曲到達に向けて自学
◦アチーブメントテスト 学習する
17
進度に応じたレッスンをする。
歌曲を導入する。
◦楽譜
課題曲到達に向けて自学
◦アチーブメントテスト 学習する
18
進度に応じたレッスンをする。
歌曲を導入する。
◦楽譜
課題曲到達に向けて自学
◦アチーブメントテスト 学習する
19
進度に応じたレッスンをする。
歌曲を導入する。
◦楽譜
課題曲到達に向けて自学
◦アチーブメントテスト 学習する
20
進度に応じたレッスンをする。
歌曲を導入する。
◦楽譜
課題曲到達に向けて自学
◦アチーブメントテスト 学習する
21
進度に応じたレッスンをする。
歌曲を導入する。
◦楽譜
課題曲到達に向けて自学
◦アチーブメントテスト 学習する
22
進度に応じたレッスンをする。
歌曲を導入する。
◦楽譜
課題曲到達に向けて自学
◦アチーブメントテスト 学習する
23
進度に応じたレッスンをする。
◦楽譜
課題曲到達に向けて自学
◦アチーブメントテスト 学習する
24
進度に応じたレッスンをする。
◦楽譜
課題曲到達に向けて自学
◦アチーブメントテスト 学習する
25
進度に応じたレッスンをする。
◦楽譜
課題曲到達に向けて自学
◦アチーブメントテスト 学習する
26
進度に応じたレッスンをする。
◦楽譜
課題曲到達に向けて自学
◦アチーブメントテスト 学習する
27
進度に応じたレッスンをする。
◦楽譜
課題曲到達に向けて自学
◦アチーブメントテスト 学習する
28
進度に応じたレッスンをする。
◦楽譜
課題曲到達に向けて自学
◦アチーブメントテスト 学習する
29
進度に応じたレッスンをする。
◦楽譜
課題曲到達に向けて自学
◦アチーブメントテスト 学習する
30
進度に応じたレッスンをする。
◦楽譜
課題曲到達に向けて自学
◦アチーブメントテスト 学習する
31
後期末試験
4.評価方法
① 各レベルの歌曲と練習曲のノルマを達成すること(各レベルノルマを達成しない場合は単位を認定しない)80%
② 前期・後期末試験の2回のテストを受けること 20%
5.教 科 書
① 標準バイエルピアノ教則本(全音楽譜出版社)
価 格 900円+税
② 歌曲についてはその都度印刷して配布する。
47
― ―
図
画
工
作
さか
い
まさ
ゆき
講 師 酒 井 昌 之
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
1年生
通 年
演 習
2単位
30回
卒業選択必修・幼稚園教諭必修・保育士必修
1.授業概要
保育者としての造形表現力の向上をめざし、前期・後期をとおし、平面立体表現の制作活動を中心にすすめ、必要な
講義をし、制作活動をする。
2.目 標
幼児の造形表現を適切に指導援助するための基礎的な知識表現技術を習得させる。
3.授業内容
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
1
オリエンテーション、授業の内容について
用具の準備品等
形の理解とレポート提出等
2
◦形の基本理解
遠近法と透視図1
講義と実習
遠近法の基本
プリント配布⑴
課題1学修
3
◦形の基本理解
遠近法と透視図2
講義と実習
遠近法の基本
プリント配布⑵
課題2学修
4
◦積み木の都市を描くⅠ
創造物の作成
画用紙実習
プリント資料
(積み木)配布
おもちゃによる造形の創
造エスキース学修
5
◦積み木の都市を描くⅡ
明暗による遠近表現
画用紙実習
プリント資料
おもちゃによる造形の創
造エスキース学修
6
◦積み木の都市を描くⅢ
立体感と距離・奥行き
画用紙実習
作品の定着法
立体感のグラデーション
学修
7
◦色彩を理解する
色彩の分類と整理
講義と実習
プリント資料配布
色環による色の名学修
8
◦色彩を理解する
色名を覚え、活用する
講義と実習
色名分類プリント配布
9
◦色彩を理解する
配色カードの活用法
講義と実習
色名カードのプリント配布
配色の分類学修
10
◦形を理解して描くⅠ
形の観察から表現
講義と制作
描画材料の種類
描画材料の学修
11
◦形を理解して描くⅡ
鉛筆によるデッサン
講義と制作
材料による描画法
背景のイメージ学修
12
◦形を理解して描くⅢ
イメージによる背景の創造
講義と制作
表現材の混合
背景のイメージ学修
13
◦形を理解して描くⅣ
彩色地塗り
講義と制作
彩色材料の種類
配色計画の学修
14
◦形を理解して描くⅤ
色彩の調和
講義と制作
彩色材料の活用
彩色材料の学修
48
― ―
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
15
◦レイアウト・構成の基礎Ⅰ
講義と実習
水彩用具の理解
16
◦レイアウト・構成の基礎Ⅱ
色彩配色計画
表現用具の活用
表現用具の学修
17
◦レイアウト・構成の基礎Ⅲ
色彩混色と遠近感
表現用具の組み合わせ
生活の中から
自分の生活の中からの表
現用具の学修
18
◦美しいレイアウトの要素A
リズム・バランス
講義と実習
プリント資料配布
要素組み合わせ学修
19
◦美しいレイアウトの要素B
ムーブメント
講義と実習
プリント資料配布
要素組み合わせ学修
20
◦美しいレイアウトの要素C
コントラスト
講義と実習
プリント資料配布
21
◦季節毎の子供の行事表現Ⅰ
カラードフォルム制作
プリント資料配布
トーナルカラー配色
行事の学修
形の単純化の学修
22
◦季節毎の子供の行事表現Ⅱ
自然の変化、主題決定
構成資料配付
画用紙
接着剤
主題の内容学修
23
◦季節毎の子供の行事表現Ⅲ
主題内容の精選
主題内容の実習
トーナルカラー
テーマの内容精選学修
24
◦季節毎の子供の行事表現Ⅳ
素材料の組立
制作実習
色画用紙
テーマ内容不足を学修
25
◦季節毎の子供の行事表現Ⅴ
構成、接着
制作実習
色画用紙、接着剤
テーマ内容不足部分の学修
26
◦季節毎の子供の行事表現Ⅵ
作品鑑賞
制作実習
色画用紙、接着剤
27
◦飛び出す形を創る1
ポップアップの基礎
講義と実習
画用紙
カットナイフ
ポップアップの学修
28
◦飛び出す形を創る2
楽しいメッセージカード
講義と実習
配付資料
諸材料
メッセージカードのテー
マ学修
29
◦飛び出す形を創る3
楽しいメッセージカード
講義と実習
色画用紙
カットナイフ
メッセージカードの配色
組み合わせ学修
30
◦1年間のまとめをする
講義内容の確認
まとめ・反省
反省文・感想文の提出
4.評価方法
作品の提出70%、レポート提出20%、学習態度10%(授業に臨む態度、意欲、準備等)
欠席した場合の減点は1回3点。ただし欠席11回以上は単位の認定を行わない。
5.教 科 書
使用しない。必要に応じ資料をプリントで配布する。参考書を紹介する。
6.そ の 他
材料費として1,800円を徴収する。
一部授業内容を入れ替える場合がある。
49
― ―
保育実習指導
なか
の
あき
こ
講 師 中 野 明 子
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
1~2年生
通 年
演 習
2単位
15回
卒業選択・幼稚園教諭選択・保育士必修
1.授業概要
保育実習指導は、
2年次に行われる保育所での実習「保育所実習」と保育所以外の児童福祉施設での実習「施設実習」
に向けた事前・事後指導で構成される。
1~2年次開講科目であり、1年次においては、保育所・施設見学・実習反省会聴講参加の3コマを実施する。
2.目 標
① 保育所、児童福祉施設の内容、機能等を現場見学を通して理解する。
② 発表や助言を聞き、実習には専門的な視点が求められることを認識し、次年度の保育実習へ向けて心構えをつくる
機会とする。
3.授業内容
⑴ 保育所・児童福祉施設見学 平成27年10月17日㈯
⑵ 「実習反省会」
平成28年1月17日㈰
◦保育実習指導(1年次に実施する内容のみ記載)
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
保育所:概要、準備、心得
見学参加
配付資料
資料の熟読
レポート作成
児童福祉施設:概要、準備、心得
見学参加
配付資料
資料の熟読
レポート作成
実習反省会参加
要項
資料
要項・資料の熟読
*2年次の授業内容については、平成26年度「授業計画」に示す。
4.評価方法
実習事前指導、施設見学において参加、授業態度、レポートの内容からの評価になる。
1年次における評価を含み、最終的な成績評価は2年次に行う。
単位を取得するには、授業回数(1〜2年次)の5分の4以上の出席が必要である。
下記の内容により、単位認定、不認定を行う。評価点は記載しない。従って GPA には反映しない。
報告書①(1年次2回:児童福祉施設見学実習終了後、施設および保育所)
報告書②(2年次2回:保育所実習終了後、児童福祉施設実習終了後)
5.教 科 書
授業内容に応じて参考資料を配付する。
書 名:福島県保育実習施設
著者名:福島県保育者養成校連絡会
(代金は大学で補助)
6.実習費(実費徴収)
1年次の児童福祉施設見学実習先への委託費、およびバス代として、3,000円程度を徴収する。
50
― ―
教育実習事前指導(ダブルメジャー共用)
なが
しま
てる
こ
講 師 長 島 輝 子
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
1年生
通 年
実 習
5単位
時間割外
卒業選択・幼稚園教諭必修・保育士選択
1.授業概要
教育実習は、事前・事後指導、基本実習応用実習から構成する。
⑴ 保育方法研究発表会見学について
「保育実習・教育実習の事前指導」の一環として発表会を観賞する。
⑵ 2・3年生代表者の保育所実習・児童福祉施設実習・幼稚園実習の発表や各実習施設の園長からの助言を聞く。
⑶ 基本実習事前指導
基本実習の概要を聞く。
技術演習指導案・レポート作成する。
技術演習の実演をする。
2.目 標
⑴ 保育方法研究発表:
「保育実習教育実習の事前指導」の一環として発表会を観賞し、課題意識を持ち、次年度に備える。
⑵ 実施反省会:発表や助言を聞き、実習には専門的な視点が求められることを認識し、次年度の実習に向けて心構え
をつくる。
⑶ 基本実習事前指導:基本実習の概要を知り、実習に向けての研究を意欲的に行う。
3.「教育実習」
(1年次)
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
⑴ 「保育方法研究発表会」を鑑賞
プログラム
実技演習
プログラムを見て手遊び等
練習する。次年度に向けて
テーマを考える。
⑵ 「実習反省会」参加、発表・助言を聞く。質疑
実習反省会要項
要項を熟読し、質問事項を
考える。
⑶ 基本実習
◦附属幼稚園の概要
◦実習の意義、観察等
基本実習の手引き
資料
日誌・指導案等を仕上げる。
※後期授業「国際理解論」8コマ以降の7コマを基本実習事前指導にあてる。ただし、時間割の編成によっては、28年
2月末~3月上旬に7コマ行う場合もある。
4.事前事後指導
◦教育実習の事前指導
一年次
保育方法研究発表会見学
平成27年12月5日㈯
実習反省会参加
平成28年1月17日㈰
51
― ―
本 学 の 教 育
2 年 次
― ―
2
情報機器操作Ⅰ
こう
の
けん
いち
非常勤講師 河 野 賢 一
教養教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
2年生
前 期
演 習
2単位
15回
卒業選択必修・幼稚園教諭選択必修・保育士選択必修
1.授業概要
本科目は、コンピュータ利用経験の少ない受講者を対象に、コンピュータを活用するための基礎的な能力(いわゆる
コンピュータリテラシー)を、実践を通じて身につける情報基礎演習科目である。
2.目 標
コンピュータの基本的な操作方法、タイピング練習、文書作成ソフトや表計算ソフトなどの実習を通して、情報の収
集・整理・表現を行うために必要な基礎的な技術・知識を習得する。
3.授業内容
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
1
オリエンテーション
◦授業の進め方や実習環境の説明
◦アンケートの記入
PC を利用
資料配布
タイピング練習
授業内容の復習
2
タイピング練習(集中練習)
◦Mikatype 練習方法の説明と練習
Word で文書作成⑴
◦基本的な操作方法の確認と練習
PC を利用
資料配布
タイピング練習
授業内容の復習
3
タイピング練習
◦Mikatype を使用し、15分程度練習する
Word で文書作成⑵
◦簡単なビジネス文書の作成
PC を利用
資料配布
タイピング練習
授業内容の復習
4
タイピング練習
◦Mikatype を使用し、15分程度練習する
Word で文書作成⑶
◦表が入った文書の作成⑴
PC を利用
資料配布
タイピング練習
授業内容の復習
5
タイピング練習
◦Mikatype を使用し、15分程度練習する
Word で文書作成⑷
◦表が入った文書の作成⑵
◦クリップアート
PC を利用
資料配布
タイピング練習
授業内容の復習
6
タイピング練習
◦Mikatype を使用し、15分程度練習する
Word で文書作成⑸
◦図形描画機能⑴
PC を利用
資料配布
タイピング練習
授業内容の復習
7
タイピング練習
◦Mikatype を使用し、15分程度練習する
Word で文書作成⑹
◦図形描画機能⑵
PC を利用
資料配布
タイピング練習
授業内容の復習
8
タイピング練習
◦Mikatype を使用し、15分程度練習する
Word で文書作成⑺
◦図や表が入った文書の作成⑴
PC を利用
資料配布
タイピング練習
授業内容の復習
9
タイピング練習
◦Mikatype を使用し、15分程度練習する
Word で文書作成⑻
◦図や表が入った文書の作成⑵
PC を利用
資料配布
タイピング練習
授業内容の復習
53
― ―
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
10
タイピング練習
◦Mikatype を使用し、15分程度練習する
Word で文書作成⑼
◦図や表が入った文書の作成⑶
PC を利用
資料配布
タイピング練習
授業内容の復習
11
タイピング練習
◦Mikatype を使用し、15分程度練習する
Word で文書作成⑽
◦総合演習
PC を利用
資料配布
タイピング練習
授業内容の復習
12
タイピング練習
◦Mikatype を使用し、15分程度練習する
Excel で表計算⑴
◦基本的な操作方法の確認と練習
◦オートSUM
PC を利用
資料配布
タイピング練習
授業内容の復習
13
タイピング練習
◦Mikatype を使用し、15分程度練習する
Excel で表計算⑵
◦データの整理方法
◦グラフの作成方法
PC を利用
資料配布
タイピング練習
授業内容の復習
14
タイピング練習
◦Mikatype を使用し、15分程度練習する
PowerPoint でスライド作成⑴
◦基本的な操作方法の確認と練習
PC を利用
資料配布
タイピング練習
授業内容の復習
15
タイピング練習
◦Mikatype を使用し、15分程度練習する
PowerPoint でスライド作成⑵
◦スライドや掲示物の作成
PC を利用
資料配布
タイピング練習
授業内容の復習
4.評価方法
以下の割合で評価を行う。
① タイピング練習結果レポート:10%
タイピング練習ソフト「Mikatype」の練習結果データの最終結果と、タイピング練習自己評価レポートの提出で
評価を行う。タイピング目標などの詳細については、タイピング練習開始時に説明する。
② 課題:90%
授業時および授業時間外に実施する課題の提出状況・完成度で評価を行う。
欠席、遅刻、授業中の態度等に関わる減点については規程(学生便覧に記載)に沿う。また、欠席が6回以上に及ぶ
場合、単位認定は行わないものとする。詳細については第1回の授業のときに説明する。
5.教科書を使用しない場合の代替教材等
使用しない。必要に応じてプリントや参考資料を配布する。
6.参 考 書
書 名:保育者のためのパソコン講座 著者名:阿部 正平・阿部 和子・二宮 祐子
発行所:萌文書林 価 格:2,000円(税込)
I S B N:978-4-89347-190-1
この他にも、授業内で適宜紹介する。
7.そ の 他
◦同時に開催される「情報機器操作Ⅱ」と本科目のどちらかを履修し、単位認定を受けること。なお、両科目の関係・
履修の別については、オリエンテーション時および最初の授業時に説明する。
◦授業内容については、受講者の保育実習等の日程を考慮し、実施順序を一部変更する場合がある。また、授業の進行
状況等により、内容を変更する場合がある。
◦タイピング練習は毎回実施する予定であるが、授業の進行状況等により、一部割愛する場合がある。タイピング練習
は授業時間内だけでは十分に確保できないため、授業時間外での自主練習にも取り組んでほしい。
54
― ―
情報機器操作Ⅱ
しの
だ
のぶ
お
非常勤講師 篠 田 伸 夫
【本務:福島大学 教授】
わた
なべ
まさ
よし
非常勤講師 渡 邊 政 芳
教養教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
2年生
前 期
演 習
2単位
15回
卒業選択必修・幼稚園教諭選択必修・保育士選択必修
1.授業概要
現代は情報コミュニケーション技術が社会の運営や生活のために必須の能力となっている。本演習では、ネットワー
ク利用、表計算ソフトの活用、プレゼンテーション応用を中心に、情報コミュニケーションのための主要な道具として
のコンピュータによる演習を行う。
2.目 標
インターネットから情報を収集し、判断、処理する実践力を身につける。
表計算ソフトについての中級レベルの操作能力を身につける。
プレゼンテーションについて基礎的知識を持ち、効果的なコンテンツを制作できる力を身につける。
3.授業内容
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
1
コンピュータで何ができるか?
情報の表現
講義
資料配布・PC利用
コンピュータ利用に関す
る復習課題
2
インターネットの利用
インターネットの仕組みと情報検索
講義・演習・GW
資料配布・PC利用
インターネット利用に関
する復習課題
3
インターネットの利用
情報マナーとセキュリティ
講義・演習
資料配布・PC利用
情報マナーに関する復習
課題
4
コンピュータの操作と文書作成
基本操作演習⑴
講義・演習
資料配布・PC利用
情報マナーに関する復習
課題
5
コンピュータの操作と文書作成
基本操作演習⑵
講義・演習
資料配布・PC利用
基本操作に関する復習課
題
6
表計算演習⑴
表計算ソフトの操作
講義・演習
資料配布・PC利用
教科書指定ページの復習・
予習
7
表計算演習⑵
カレンダーの作成
講義・演習
資料配布・PC利用
教科書指定ページの復習・
予習
8
表計算演習⑶
基本的な表の作成
講義・演習
資料配布・PC利用
教科書指定ページの復習・
予習
9
表計算演習⑷
式と関数
講義・演習
資料配布・PC利用
教科書指定ページの復習・
予習
10
表計算演習⑸
データ処理とグラフ
講義・演習
資料配布・PC利用
教科書指定ページの復習・
予習
11
プレゼンテーション演習
プレゼンテーションの基礎
講義・演習・GW
資料配布・PC利用
教科書指定ページの復習・
予習
12
応用課題演習⑴
アプリケーションの応用演習
講義・演習
資料配布・PC利用
プレゼンテーションに関
する応用課題
13
応用課題演習⑵
アプリケーションの応用演習
講義・演習
資料配布・PC利用
プレゼンテーションに関
する応用課題
14
応用課題演習⑶
アプリケーションの応用演習
講義・演習
資料配布・PC利用
プレゼンテーション発表
会と相互評価
15
まとめと評価
講義・GW
授業を全体のまとめ
55
― ―
回数
16
授 業 内 容
授業方法・教材等
期末試験
期末試験
授業進行等の諸事情により授業内容の順序等を変更する場合があります。
GW:グループワーク
4.評価方法
◦授業終了時のリフレクション(小レポート/小試験等)40%
◦実技レポート(オフィス系ソフトによる書類作成)20%
◦期末テスト(筆記)40%
5.教科書を使用しない場合の代替教材等
適宜資料を配布する。
56
― ―
授業時間外の必要な学修
保
育
者
論
さ
とう
ゆき
こ
非常勤講師 佐 藤 幸 子
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
2年生
前 期
講 義
2単位
15回
卒業選択必修・幼稚園教諭必修・保育士必修
1.授業概要
子どもの育ちを育む保育者になるため、
保育現場での具体例なども取りあげながら、保育者の役割・仕事について学ぶ。
2.目 標
保育者の役割と倫理・協働・専門性について考察し、理解する。
また、具体例などを考察する中から、保育者を志す一人ひとりが、子どもとともに育つ理想とする保育者像を明確に
する。
3.授業内容
回数
1
授 業 内 容
オリエンテーション
「保育者になるとは」
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
教科書・授業計画
どうして保育者になり
たかったか意見交換
教科書該当部分の下読み
2
保育者の一日
◦保育所と幼稚園の違いを理解する
◦具体的な仕事の流れを知る
教科書・プリント
教科書該当部分の下読み
3
子どもの思いや育ちを理解する⑴
◦子どもが育つ
◦子どもがわかる
教科書・プリント
教科書該当部分の下読み
4
子どもの思いや育ちを理解する⑵
◦子どもを読み解く
教科書・プリント
教科書該当部分の下読み
5
子どもと一緒に心と体を動かす⑴
◦幼稚園の場合
教科書・プリント
教科書該当部分の下読み
6
子どもと一緒に心と体を動かす⑵
◦保育所の場合
7
絵本をとおして豊かな文化との出合いをつなぐ
8
教科書該当部分の下読み
教科書・プリント
具体的事例による意見交換 どんな絵本があるか種類
(グループディスカッション) 別に調べる
教科書・プリント
教科書該当部分の下読み
教科書・プリント
具体的事例による意見交換 教科書該当部分の下読み
(グループディスカッション)
豊かな自然との出合いをつなぐ
「豊かな生活」をつくり出す保育のあり方
9
保護者や家庭とともに歩む
子育て支援・保護者支援
教科書・プリント
教科書該当部分の下読み
10
地域における子育て支援
教科書・プリント
教科書該当部分の下読み
11
学び合う保育者
教科書・プリント
教科書該当部分の下読み
12
保育者の専門性
教科書・プリント
教科書該当部分の下読み
13
幼稚園・保育所に関係する法令
◦幼稚園教育要領・保育所保育指針
教科書・プリント
幼稚園教育要領解説書
保育所保育指針解説書
14
今までの授業内容を踏まえて「保育者論」について整理
する
まとめ「保育者像」について作文発表⑴
発表、意見交換
57
― ―
教科書該当部分の下読み
「 保 育 者の役 割・仕 事 」
を踏まえ保育者像をまと
め作文にする
要点整 理と期末 試 験の
準備
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
15
まとめ「保育者像」について作文発表⑵
発表、意見交換
16
期末試験
筆記試験
授業時間外の必要な学修
期末試験の準備
4.評価方法
期末試験(80%)
作文(10%)
出席状況・授業態度(出席状況・授業への取り組み、積極性・自発的な応答・参加)(10%)
※詳細は初回の授業にて説明。
5.教 科 書
書 名:保育者論 著者名:汐見 稔幸・大豆生田啓友 編
発行所:ミネルヴァ書房 価 格:2,200円(税別)
58
― ―
発 達 心 理 学
たま
い
ひろし
教 授 玉 井 寛
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
2年生
前 期
講 義
2単位
15回
卒業選択必修・幼稚園教諭必修・保育士必修
1.授業概要
① 保育と心理学の関わりについて理解する。
② 保育における子どもの発達理解の重要性について学ぶ。
③ 人との相互的かかわりと子供の発達を学ぶ。
④ 生涯発達と初期経験の重要性について学ぶ。
上記の内容を学ぶ上で、アクティブ・ラーニングを取り入れディスカッションなども交えて授業を進めて行きます。
2.目 標
① 保育実践にかかわる心理学の知識を習得する。
② 子どもの発達に関わる心理学の基礎を習得し、子どもへの理解を深める。
③ 子どもが人との相互的かかわりを通して発達することを具体的に理解する。
④ 生涯発達の観点から発達のプロセスや初期経験の重要性について理解し、保育との関連を考察する。
3.授業内容
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
1
1.オリエンテーション
⑴ 授業の概要と目標
⑵ 授業内容と評価方法
⑶ 授業の進め方
2.発達と保育のつながり
⑴ 子どもの発達における保育の役割と重要性
⑵ 乳幼児の発達の特性
⑶ 保育・幼児教育の影響
2
2.発達の基本的な考え方
⑴ 発達段階と発達課題-①
ピアジェ、フロイトの発達理論の概略
資料2-1、資料-付、
授業内容の復習
(発達段階と発達課題の
2者の理論を理解
表)
3
⑴ 発達段階と発達課題-②
エリクソンの発達理論の概略
資料2-1、資料-付、
授業内容の復習
(発達段階と発達課題の
3者の理論を理解
表)
4
⑵ 発達を規定する要因
― 遺伝と環境のかかわり
5
⑶ 人との関わりと子どもの発達
― 基本的信頼感と他者とのかかわり
6
3.生涯発達と初期経験の重要性
⑴ 人間の生物学的基礎
⑵ 初期経験の重要性
資料3-1
人間の哺乳動物としての
特殊性と発達についてま
とめる
7
⑶ 特殊な初期環境
⑷ 初期発達の個体差
資料3-2
特殊な初期環境の例をあ
げ、初期経験の重要性を
考察する
8
4.生涯発達の道筋
⑴ 胎児期及び新生児期の発達
資料4-1、4-2、
DVD視聴(20分)「運動
機能の発達」
原始反 射など 新生児特
有の行動をまとめる
授業計画
資料1
資料2-2
―
資料2-2
―
59
― ―
授業内容の予習
遺 伝と環 境の相互 作 用
説をまとめる
基本的信頼感の獲得過
程をまとめる
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
9
⑵ 乳児期の発達
◦乳児期前半
◦乳児期後半
資料4-1、4-2、
DVD視聴(20分)「認知
機能の発達」
2歳ごろまでの発達をま
とめる
10
⑶ 幼児期の発達
◦幼児期前期
資料4-1、4-2、
DVD視聴(20分)「情緒
の発達」
幼児期前期の発達をまと
める
◦幼児期後期
資料4-1、4-2、
DVD視聴(20分)「社会
性の発達」
幼児期後期の発達をまと
める
11
12
⑷ 学童期
⑸ 青年期
資 料 4 - 3、DVD視 聴
各期の特徴をまとめる
(20分)「ことばの発達」
13
⑹ 成人期
⑺ 老年期
資料4-4
各期の特徴をまとめる
14
5.発達の障害と保育における対応
⑴ 障害を理解する視点
⑵ 保育における対応と保育カウンセリング
資料5
障害を理解する視点につ
いて考察する
15
6.まとめ
教科書を補完する資料
を配付する
これまでの振り返り
16
7.期末試験
4.評価方法
① ミニレポート、ミニテスト 30%
② 期末試験 70%
5.教 科 書
書 名:発達の理解と保育の課題 著者名:無藤 隆 他 発行所:同文書院 価 格:2,100円(税別)
60
― ―
発 達 心 理 学
こ
せき
けん
兼担教授 小 関 賢
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
2年生
前 期
講 義
2単位
15回
卒業選択必修・幼稚園教諭必修・保育士必修
1.授業概要
① 保育と心理学の関わりについて理解する。
② 保育における子どもの発達理解の重要性について学ぶ。
③ 人との相互的かかわりと子供の発達を学ぶ。
④ 生涯発達と初期経験の重要性について学ぶ。
上記の内容を学ぶ上で、アクティブ・ラーニングを取り入れディスカッションなども交えて授業を進めて行きます。
2.目 標
① 保育実践にかかわる心理学の知識を習得する。
② 子どもの発達に関わる心理学の基礎を習得し、子どもへの理解を深める。
③ 子どもが人との相互的かかわりを通して発達することを具体的に理解する。
④ 生涯発達の観点から発達のプロセスや初期経験の重要性について理解し、保育との関連を考察する。
3.授業内容
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
1
1.オリエンテーション
⑴ 授業の概要と目標
⑵ 授業内容と評価方法
⑶ 授業の進め方
2.発達と保育のつながり
⑴ 子どもの発達における保育の役割と重要性
⑵ 乳幼児の発達の特性
⑶ 保育・幼児教育の影響
2
2.発達の基本的な考え方
⑴ 発達段階と発達課題-①
ピアジェ、フロイトの発達理論の概略
資料2-1、資料-付、
授業内容の復習
(発達段階と発達課題の
2者の理論を理解
表)
3
⑴ 発達段階と発達課題-②
エリクソンの発達理論の概略
資料2-1、資料-付、
授業内容の復習
(発達段階と発達課題の
3者の理論を理解
表)
4
⑵ 発達を規定する要因
― 遺伝と環境のかかわり
5
⑶ 人との関わりと子どもの発達
― 基本的信頼感と他者とのかかわり
6
3.生涯発達と初期経験の重要性
⑴ 人間の生物学的基礎
⑵ 初期経験の重要性
資料3-1
人間の哺乳動物としての
特殊性と発達についてま
とめる
7
⑶ 特殊な初期環境
⑷ 初期発達の個体差
資料3-2
特殊な初期環境の例をあ
げ、初期経験の重要性を
考察する
8
4.生涯発達の道筋
⑴ 胎児期及び新生児期の発達
資料4-1、4-2、
DVD視聴(20分)「運動
機能の発達」
原始反 射など 新生児特
有の行動をまとめる
授業計画
資料1
資料2-2
―
資料2-2
―
61
― ―
授業内容の予習
遺 伝と環 境の相互 作 用
説をまとめる
基本的信頼感の獲得過
程をまとめる
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
9
⑵ 乳児期の発達
◦乳児期前半
◦乳児期後半
資料4-1、4-2、
DVD視聴(20分)「認知
機能の発達」
2歳ごろまでの発達をま
とめる
10
⑶ 幼児期の発達
◦幼児期前期
資料4-1、4-2、
DVD視聴(20分)「情緒
の発達」
幼児期前期の発達をまと
める
◦幼児期後期
資料4-1、4-2、
DVD視聴(20分)「社会
性の発達」
幼児期後期の発達をまと
める
11
12
⑷ 学童期
⑸ 青年期
資 料 4 - 3、DVD視 聴
各期の特徴をまとめる
(20分)「ことばの発達」
13
⑹ 成人期
⑺ 老年期
資料4-4
各期の特徴をまとめる
14
5.発達の障害と保育における対応
⑴ 障害を理解する視点
⑵ 保育における対応と保育カウンセリング
資料5
障害を理解する視点につ
いて考察する
15
6.まとめ
教科書を補完する資料
を配付する
これまでの振り返り
16
7.期末試験
4.評価方法
① ミニレポート、ミニテスト 30%
② 期末試験 70%
5.教 科 書
書 名:発達の理解と保育の課題 著者名:無藤 隆 他 発行所:同文書院 価 格:2,100円(税別)
62
― ―
家 庭 支 援 論
の
ざき
み
き
こ
非常勤講師 野 崎 美紀子
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
2年生
前・後期
講 義
2単位
15回
卒業選択必修・幼稚園教諭選択・保育士必修
1.授業概要
近年目まぐるしく変動する社会情勢の中で「家庭」の概念は多様化し、子どもをめぐる環境はますます困難の様相を
呈している。子どもの健やかな育ちのためにその基盤となる家庭への支援の意義と必要性について、理解を深め、現状
の課題と今後の展望について考察していく。
2.目 標
学生自らが自分たちの生きる社会の現状を認識し、児童家庭福祉の視点から家庭の抱える困難や個別性を理解し、支
援の正しいあり方について具体的に学び、実践・対応できるように一人ひとりの資質の向上を目指す。
3.授業内容
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
1
オリエンテーション
授業概要と目標について
2
家庭とは何か
― 家庭の意義と機能
テキスト
話し合い「家庭とは」
3
家庭生活を取り巻く社会的状況
テキスト
資料「地域社会の変容と テキスト予習
家庭支援」
4
家族と子育て①
― 現代家族をめぐる子育て環境
テキスト
新聞記事資料
5
家族と子育て②
― 親(父親・母親)と子育て
テキスト
資料「母親になるという テキスト予習
こと」
6
家族と子育て③
― きょうだいとの関わり・祖父母との関わり
テキスト
事例から
テキスト予習
7
現代家庭の子育てと支援の必要性
1)子育てにおける不安・負担感とストレス
テキスト
新聞記事資料
新聞記事についての意
見・感想
②レポート(提出)
8
2)児童虐待の実態とその対応
テキスト・新聞記事資料
テキスト予習
資料「児童虐待」
9
3)ひとり親家庭への支援
テキスト
資料「ひとり親家庭への テキスト予習
福祉」
10
子育て支援の方法
― 子育て支援の施策
テキスト
11
家庭支援の展望と課題
― 多様化する家庭支援のニーズ
テキスト
テキスト予習
資料「子育て支援の危機」
12
家庭支援の原理とその課題
テキスト
63
― ―
「私の家庭」自分の生育
環境について
①レポート(提出)
テキスト予習
テキスト予習
テキスト予習
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
13
保護者の心を聴くために
テキスト・事例
資料「小さいなかま」
14
さまざまな家族との関わり
テキスト・事例
資料・学生発表
15
保育所・幼稚園・地域子育て支援センターでの取り組み
テキスト
授業の全体を振り返る
16
小論文
4.評価方法
◦基本的な受講の姿勢・自主的・意欲的な学習態度(出席・意見発表等) 30%
◦レポート提出・グループ討議参加状況 30%
◦期末小論文 40%
5.教 科 書
書 名:家庭支援論[新版] 著者名:小田 豊・日浦 直美・中橋 美穂 編薯
発行所:北大路書房 価 格:1,700円(税別)
64
― ―
授業時間外の必要な学修
信頼される保育士になる
ためにどのようなことが
望まれているか
③レポート(提出)
テキスト予習
保育内容指導法(人間関係)
すず
き
とも
こ
講 師 鈴 木 智 子
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
2年生
前・後期
演 習
1単位
15回
卒業選択必修・幼稚園教諭必修・保育士必修
1.授業概要
幼稚園教育要領及び保育所保育指針幼保連携型認定こども園・教育・保育要領の領域「人間関係」について理解し、
乳児期から幼児期にかけての発達や道徳性や規範意識の発達について理解する。
具体的には、保育における人間関係を様々な側面から理解できるように、現場での実践を振返りの際、自分自身が経
験してきた人間関係や現在の他者との関係のもち方なども考え、具体的なテーマに基づいて理解を深める。人間関係の
指導方法を実践事例を通して具体的に培う。
2.目 標
⑴ 現代社会における子どもを取りまく環境とその「人間関係」を理解する。
⑵ 幼稚園教育要領と保育所保育指針幼保連携型認定こども園・教育・保育要領の領域の「人間関係」のねらいや内容
を具体的事例から学び、その指導法について理解する。
⑶ 保育実践での「人間関係」に関わる具体的問題を取り上げ、基本的な考え方と方法を考察し適切な援助や対応がで
きる力を培う。
3.授業内容
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
1
オリエンテーション
◦なぜ人間関係を学ぶのか
~人とかかわる力の成長と現代社会~
⑴ 授業の概要と目標
⑵ 授業内容と評価方法
2
1.現代社会の子どもを取り巻く今日的課題
教科書
資料1
3
2.幼児期の環境構成や人とのかかわり
◦園舎内外の環境構成と保育方法
教科書
復習
資料2
現代社会の子どもを取り
VTR30分「子どもを育む
巻く今日的課題
保育の環境」
4
3.領域「人間関係」と他領域との関連
◦他領域との関係の基礎理解と指導方法の実際
教科書
資料3
復習
幼児期の環境構成や人と
のかかわり
5
4.乳幼児の発達と人間関係
◦0歳児~3歳未満児の発達とかかわりの方法
◦3歳以上時の発達とかかわりの方法
教科書
資料4
復習
領域「人間関係」と他領
域との関連
6
5.遊びのなかで育つ人間関係
教科書
復習
◦友達とのかかわりをねらいにした指導計画案の作成 VTR30分育ちあい「ある
乳幼児の発達と人間関係
と保育方法
保育園の子どもたち」
7
6.保育者に求められている人間関係
教科書
◦保育者とのかかわりをねらいにした保育計画案の作
資料5
成と保育方法
復習
遊びのなかで育つ人間関係
8
7.特別な支援を必要とする幼児と他の幼児がともに育
教科書
ちあうためのかかわり 資料6
◦支援計画の立案について
復習
保育者に求められている
人間関係
教科書
課題レポート①
「今までの人生で自分が
今まで私を支えてくれた
出会った心に残る人々」
人々
について
65
― ―
復習
~人とかかわる力の成長
と現代社会~
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
復習
特別な支援を必要とする
幼児と他の幼児がともに
育ちあうためのかかわり 9
8.幼・保・小の交流活動や保育者と教師間等の交流の 教科書
実践
資料7
10
9.就学前の子どもの育ちを支える人間関係
教科書
資料8
11
10.保育者と保護者の人間関係
◦保護者への支援事例
教科書
資料9
12
11.地域子育て支援活動や預かり保育においての保育者 教科書
の工夫や取り組み
資料10
復習
保育者と保護者の人間関係
13
12.多文化保育と人間関係
◦多文化保育を取り入れた保育現場における指導計画
教科書
資料11
復習
地域子育て支援活動や預
かり保育においての保育
者の工夫や取り組み
14
13.指導計画の立案と保育の実践方法
教科書
資料12
復習
多文化保育と人間関係
15
授業内容のまとめ
教科書
資料13
総まとめ
16
期末試験
復習
幼・保・小の交流活動や
保育者と教師間等の交流
の実践 課題レポート②
私が保育現場で大切にし
たい人間関係
復習
「総まとめ」
4.評価方法
筆記試験 期末試験 70%
課題レポート2回 30%
※詳細については、初回授業時に説明する。
5.教 科 書
書 名:保育実践を学ぶ 保育内容「人間関係」 著者名:咲間まり子
発行所:㈱みらい 価 格:2,000円(税別)
書 名:保育所保育指針 著者名:厚生労働省
発行所:フレーベル館 価 格:120円(税別)
書 名:保育所保育指針解説書 著者名:厚生労働省
発行所:フレーベル館 価 格:190円(税別)
書 名:幼稚園教育要領 著者名:文部科学省
発行所:フレーベル館 価 格:100円(税別)
書 名:幼稚園教育要領解説書 著者名:文部科学省
発行所:フレーベル館 価 格:190円(税別)
書 名:幼保連携型認定こども園教育・保育要領 著者名:内閣府・文部科学省・厚生労働省
発行所:フレーベル館 価 格:150円(税別)
書 名:幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説書 著者名:内閣府・文部科学省・厚生労働省
発行所:フレーベル館 価 格:未定
66
― ―
保育内容指導法(環境)
すぎ
うら
ひろ
ゆき
准教授 杉 浦 広 幸
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
2年生
後 期
演 習
1単位
15回
卒業選択必修・幼稚園教諭必修・保育士必修
1.授業概要
本授業におけるテーマは、保育における環境(子どもの暮らし、あそび、学びにとって意味のある外界)としての物
的環境、人的環境、自然環境および社会的環境を学習する。また、基本的に知っておくべき動植物について学習しても
らう。そして、出身地・実習先の環境に関わる特徴の学習について、学生の自主的な学習を促す。さらに、放射能の問
題もまだ残っているため、保護者に安心してもらえるよう、対策と必要な知識を学習してもらう。さらに、能動的学習
についても取り入れる。
2.目 標
子どもが身近な環境に親しみ、自然と触れ合う中で様々な事象に興味や関心を持ち、発見を楽しんだり考えたりし、
それを生活に取り入れられるよう(物の性質や数量、文字などに対する感覚も豊になるよう)に育む保育者となる。ま
た、保護者が安心して子どもを託すことができるよう、安心できる環境の知識を体験的に学ぶ。
3.授業内容
回数
1
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
幼児期に遊んだ空間を思
教科書(P10-17)
い出し、整理しておく。
ビデオ「たんぼの幼稚園」 教科書(左記頁)を読ん
でおく。
保育での「環境」とは
2 「環境」のとらえ方と幼稚園教育要領・保育所保育指針
教科書(P19-28)
Power Point
手製資料(法・規則)
3
保育環境の構成
教科書(P29-36)
Power Point
出身幼稚園・保育所の敷
地を思い出して整理して
おく。教科書(左記頁)
を読んでおく。
4
人的環境
教科書(P37-47)
Power Point
自身の人間関係を整理し
ておく。教科書(左記頁)
を読んでおく。
物的環境Ⅰ
5
(屋内環境)
教科書(P48-51)
手製資料
周 囲 の 物 が、 子 ど もに
どう関係するか考えてお
く。教科書(左記頁)を
読んでおく。
物的環境Ⅱ
6
(屋外環境)
教科書(P51-58)
手製資料
屋外環境について、キャ
ンパスを観察しておく。
教科書(左記頁)を読ん
でおく。
7
社会的環境Ⅰ
教科書(P75-86)
DVD鑑賞
Power Point
保育と地域社会の関係に
ついて整理しておく。教
科書(左記頁)を読んで
おく。
8
中間テスト
ペーパー式テスト
今までのところを復習し
ておく。
67
― ―
幼稚園・保育所の認可基
準を調べておく。教科書
(左記頁)を読んでおく。
回数
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
9
自然環境Ⅰ
自然公園・自然保護・生き物
小テスト1(樹)
教科書(P59-60、75)
手製資料(自然公園)
Power Point
出身 地 周 辺 の自然と国
立・国定公園を調べてお
く。教科書(左記頁)を
読んでおく。
10
自然環境Ⅱ
植物
小テスト2(花)
教科書(P61-70)
Power Point
子どもの好きな草花を調
べておく。教科書(左記
頁)を読んでおく。
11
自然環境Ⅲ
生き物
小テスト3(生き物)
教科書(P61-70)
Power Point
子どもが好きな生き物を
調べておく。再度教科書
の左記頁を読んでおく。
12
自然環境Ⅳ
野菜、数量
小テスト4(樹と花)
教科書(P70-74)
Power Point
キャンパス内の植物を観
察し、覚えておく。学習
用玩具を調べておく。教
科書(左記頁)を読んで
おく。
13
安全対策と環境Ⅰ
教科書(P87-96)
Power Point
身の周りの危険を調べ、
整理しておく。教科書
(左
記頁)を読んでおく。
14
安全対策と環境Ⅱ
震災・原子力災害の今
― 線量計を用いての調査
Power Point
震災・原発災害について、
自身の体験を整理してお
く。
グループワーク
手製資料
自分の出身地における良
い所を調べておく。
15
授 業 内 容
(レポート1)
―
社会的環境Ⅱ
自分の出身地のよい所を子どもに理解してもらうには?
(レポート2)
4.評価方法
中間テスト40点、小テスト4回(40点;10点満点×4)、環境の調査レポート2回(10点×2)、で、合計100点とする。
実習、就職面接、自然災害、公共交通の遅れ等正当な理由と判断される欠席(届出のあるもの)を除く欠席は、1回に
つき3点減点、遅刻は1回につき1点減点(正当な理由を欠く遅刻・欠席は問題行動とみなし、更に3点減点)とする。
また、授業への取り組みに積極性が評価できる場合は3点加点、授業に支障をきたす問題行動は一件につき3点減点と
する(注意しても授業中の携帯電話の扱いをやめない場合を含む)。
5.教 科 書
書 名:保育内容(環境) 著者名:伊澤 永修 他
発行所:㈱みらい 価 格:2,000円(税別)
6.参 考 書
書 名:環境を生かした保育 著者名:青木 久子
発行所:チャイルド本社 価 格:1,500円×4巻
68
― ―
保育内容指導法(表現)
ふる
はた
まさ
のり
いし
だ
とし
かず
兼担教授 古 畑 雅 規
准教授 石 田 敏 和
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
2年生
後 期
演 習
1単位
15回
卒業選択必修・幼稚園教諭必修・保育士必修
1.授業概要
「表現」領域における造形表現の望ましい指導を究明するため、指導目標・内容・方法などについての講義および造
形表現の実技を中心に進める。
2.目 標
幼児の造形表現の姿、意義を理解し、保育者としての望ましい指導援助の仕方について習得する。
3.授業内容
回数
1
授 業 内 容
授業方法・教材等
保育内容指導法 表現の概要
年間の授業計画、学習の進め方、評価方法について
授業計画
プリント①
授業時間外の必要な学修
自然観察
プリント①の復習
2 「表現」のねらいと内容
プリント②
プリント②の復習
ビデオ視聴「0歳からの プリント③の予習
表現活動」
ビデオ視聴後の感想を書く
3
幼児造形表現の特質
プリント③
4
幼児造形表現の発達⑴
◦発達の特性
プリント④
プリント④の復習
ビデオ視聴「触れること、 プリント⑤の予習
かくこと、つくること」 ビデオ視聴後の感想を書く
5
幼児造形表現の発達⑵
◦造形表現における発達段階
プリント⑤
プリント⑤の復習
ビデオ視聴「かく、つく
プリント⑥の予習
る、あそぶ〜社会性を育
ビデオ視聴後の感想を書く
む幼児の表現活動」
6
幼児画の特徴や様式
プリント⑥
プリント①〜⑥の復習
ビデオ視聴「子どもの絵
ビデオ視聴後の感想を書く
を読み取る」
7
中間試験
作品製作の留意点
プリント
画用紙等
試験の復習を行う
空き時間を使って、製作を
進める
8
造形表現の内容とその指導⑴
◦技法による表現と製作(マーブリングなど)
プリント⑦
絵具、画用紙等
プリント⑦の復習
空き時間を使って、製作を
進める
9
造形表現の内容とその指導⑵
◦技法による表現と製作(デカルコマニーなど)
プリント⑧
絵具、画用紙等
プリント⑧の復習
空き時間を使って、製作を
進める
10
造形表現の内容とその指導⑶
◦技法による表現と製作(スパッタリングなど)
プリント⑨
絵具、画用紙等
プリント⑨の復習
空き時間を使って、製作を
進める
11
造形表現の内容とその指導⑷
◦技法による表現と製作(フロッタージュなど)
プリント⑩
絵具、画用紙等
プリント⑩の復習
空き時間を使って、製作を
進める
69
― ―
プリント③の復習
プリント④の予習
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
12
造形表現の内容とその指導⑸
◦技法による表現と製作(ステンシルなど)
プリント⑪
絵具、画用紙等
プリント⑪の復習
空き時間を使って、製作を
進める
13
造形表現の内容とその指導⑹
◦技法による表現と製作(スタンピングなど)
プリント⑫
絵具、画用紙等
プリント⑫の復習
空き時間を使って、製作を
進める
14
造形表現の内容とその指導⑺
◦技法による表現と製作(ウオッシングなど)
プリント⑬
絵具、画用紙等
プリント⑬の復習
空き時間を使って、製作を
進める
15
造形表現の内容とその指導⑻
◦技法による表現と製作(まとめ)
プリント⑭
絵具、画用紙等
プリント①〜⑭の確認
空き時間を使って、製作を
進める
16
期末試験
プリント
試験の復習を行う
※ 学習の進度等により、内容が一部変更になる場合がある。
※ クラスにより一部粘土を使用する場合がある。詳細は最初の授業で説明する。
4.評価方法
作品評価40%、試験40%(中間試験20%・期末試験20%)、
受講態度20%(授業に臨む意欲と姿勢、質疑応答の内容と頻度)
遅刻・早退1回につき1点減点、欠席1回につき3点減点とする。
※ 詳細については、初回授業時に説明する。
5.教 科 書
その都度プリントを配付する。
6.そ の 他
材料費として800円を徴収する。
70
― ―
保育方法研究
なが
しま
てる
こ
講 師 長 島 輝 子
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
2年生
通 年
演 習
2単位
30回
卒業選択必修・幼稚園教諭必修・保育士選択必修
1.授業概要
⑴ 幼稚園及び保育所において行事の中の「劇の発表会」について取り上げ、「ねらい」「保育方法」等を学ぶ。
⑵ クラスで話し合い協力し合って一つの劇を完成させ、こども園児(3~5歳児)対象に発表する。
⑶ 学生自身が豊かな感性及び表現力を身につけるとともに、幼児の表現力を引き出す保育の在り方を学ぶ。
2.目 標
⑴ 教育課程における行事の在り方を知り、実技を通して具体的な保育方法を身につける。
⑵ クラスで一つの目標に向かいお互いに切磋琢磨し、コミュニケーション能力を養う。
3.授業内容
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
1
オリエンテーション(前期)
ミュージカル鑑賞および感想文作成
講義
DVD
2
教育課程の中から「行事」について
劇遊びの保育
講義
講義資料
役割について話し合う。
(リーダー、副リーダー、大道具・小道具、衣装、音響、 グループ討議
3
脚本等の資料
照明、会計・脚本)
脚本作成についての講義
4
劇の内容について話し合い決定する。
(テーマ、題、ストーリー他)
授業時間外の必要な学修
メモしたものを清書する。
講義を受けた内容を清書
する。
グループ討議
脚本係:叩き台作成する。
5
配役を決める。
脚本を完成する。
グループ討議
脚本提出
各係:話し合いの資料を
作成(特に脚本担当者)
6
音響・照明について話し合う。
グループ討議
各係が資料作成
7
衣装・大小道具について話し合い決定する。
グループ討議
◦CD等の準備
8
読み合わせをする。
訂正箇所を修正していく。
演習
各係:話し合いの資料等
のチェックをする。
9
前回訂正した内容で読み合わせをする。
話し合い。
演習
訂正箇所を書き直す。
資料をまとめる。
10
劇の練習(立ち稽古)…千葉ホール
話し合い(音響・照明他)
演習
各自:立ち稽古で出た問
題点をまとめてくる。
11
劇の練習(立ち稽古)…千葉ホール
話し合い(訂正箇所を修正していく)
演習
修正した脚本を完成させ
てくる。
12
劇の練習(立ち稽古)…千葉ホール
話し合い。
演習
各自:話し合いをまとめ
清書する。
13
小道具・大道具について具体的に話し合う。
グループ討議
14
衣装について話し合う。
グループ討議
必要な物の購入。
15
幼児の劇遊びについての講義
前期の感想
講義
講義のための資料
前期の授業内容を整理す
る。
71
― ―
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
16
オリエンテーション(後期)
招待状について話し合い決定する。
講義
グループ討議
17
話し合い(役割分担)
製作活動(招待状)
グループ活動
材料:招待状用
招待状:各自分担し仕上
げてくる。
18
話し合い(役割分担)
製作活動(大道具・小道具、背景)
グループ活動
材料等必要な物を再検討。
各グループで購入、準備。
19
製作活動(大道具・小道具、背景)
グループ活動
分担して仕上げてくる。
20
衣装合わせをする。
劇の練習(立ち稽古)…千葉ホール
グループ活動
大・小道具等:分担して
補修、完成してくる。
21
劇の練習
話し合い
各グループ:立ち稽古、 反省・考察をまとめ次の
討議
授業に持ってくる。
22
劇の練習(発表のために仕上げる)
各グループ活動
本日の確認および訂正
23
劇の練習(完成)
各グループ活動
最終確認。
24
平成27年度「保育方法研究発表会」リハーサル
プログラムに沿って実施
点検・修理
確認
25
平成27年度「保育方法研究発表会」リハーサル
プログラムに沿って実施
点検・修理
確認
26
話し合い(リハーサルの結果)
劇の練習(千葉ホール)
各グループ活動および活動
点検・修理・確認
まとめをする。
27
平成27年度「保育方法研究発表会」
発表
片付け
28
平成27年度「保育方法研究発表会」
発表
片付け
29
「保育方法研究発表会」の反省・考察・感想をまとめて
レポート作成
記載。
講義
保育の中での劇遊びについての講義。
メモを清書する。
30
「保育方法研究発表会」の DVD を鑑賞。
講 評
後期試験の勉強をする。
31
DVD
資料
後期期末試験(筆記試験)
試験用紙
※学習の進度及び実習等により、内容が一部変更になる場合がある。
4.評価方法
⑴ 発表内容、授業態度(積極性等)
、完成度60%(発表までの過程を重視して評価する)
⑵ 後期期末試験(筆記)25%(劇あそびを保育するには)
⑶ 授業への参加状況15%[受講意欲や態度(居眠り、私語、携帯、反抗的他)、出席状況での評価]
※欠席1回3点減点、遅刻・早退3回で欠席1回(授業開始および終了30分以上の遅刻・早退は欠席)
5.教 科 書
必要に応じプリントを配布する。
6.そ の 他
資料保管用ファイル等を各自準備する。
72
― ―
社会的養護内容
よこ
はた
たい
き
講 師 横 畑 泰 希
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
2年生
前・後期
演 習
1単位
15回
卒業選択必修・幼稚園教諭選択・保育士必修
1.授業概要
平成23年に「社会的養護の課題と将来像」がとりまとめられ、社会的養護は大きく動こうとしている。具体的には、
家庭的養護をはじめとする養育単位の小規模化が推進されている。それに伴い、社会的養護における養育・支援の質を
高めるべく、施設別の養育・支援のあり方が整備された。そこで本科目では、1年次科目である「社会的養護」の学修
内容を基礎知識とし、養育・支援の実際について学びを深めることを目指す。演習科目として学生自身の能動的な学び
をめざし、5~6人編成のグループにおけるディスカッション及び事例検討を中心に進めていく。教科書の指定はない
が、参考図書に目を通しておくことを薦める。その他必要な資料等については、適宜配布することとする。
2.目 標
⑴ 社会的養護における児童の権利擁護や保育士等の倫理について具体的に学ぶ。
⑵ 施設養護及び他の社会的養護の実際について学ぶ。
⑶ 個々の児童に応じた支援計画を作成し、日常生活の支援、治療的支援、自立支援等の内容について具体的に学ぶ。
⑷ 社会的養護にかかわるソーシャルワークの方法と技術について理解する。
⑸ 社会的養護を通して、家庭支援、児童家庭福祉、地域福祉について理解や認識を深める。
3.授業内容
回数
1
2
3
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
オリエンテーション
評価方法詳述
グループ編成
授業の全体像の説明
講義
社会的養護とはなにか
― 社会的養護の全体像の確認
事前学修:社会的養護の
定義、理念、原理等につ
講義・グループワーク・
いてまとめ、社会的養護
全体会
とは何かについて考察す
る。
―
事前学修:シラバスを読
み授業の全体像をイメー
ジする。
事前学修:施設養護の現
講義・グループワーク・
状と課題についてまとめ
全体会
る。
施設養護の現状と課題
ホスピタリズムとは何か
事前学修:乳児院におけ
るホスピタリズムの克服
講義・グループワーク・
過程について、文献・資
全体会
料・web 等で調べてまと
める。
虐待とは何か?被虐待とは何か?
事前学修:虐待について
講義・グループワーク・ の現状、被虐待児の特徴
や問題について調べまと
全体会
める。
6
子どもの権利擁護と保育士の倫理
事前学修:子どもの権利
講義・グループワーク・ 擁護、保育士の倫理につ
いて文献、資料等を調べ
全体会
まとめる。
7
子ども(対象)理解と記録
事前学修:子ども理解の
講義・グループワーク・
方法について調べまとめ
全体会
る。
4
5
73
― ―
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
8
養育・支援の方法論
事前学修:社会的養護に
おける養育支援の方法
講義・グループワーク・
論、ソーシャルワークの
全体会
方法論について調べまと
める。
9
施設における養育・支援のあり方①
~現状と課題・あり方の検討~
事前学修:施設の養育支
講義・グループワーク・ 援のあり方についてまと
全体会
め、保育士の役割を考察
する。
10
施設における養育・支援のあり方②
~プレゼンテーション~
事前学修:前回のグルー
講義・グループワーク・
プワークをプレゼンとし
全体会
てまとめる。
11
施設における養育・支援のあり方③
~グループケースカンファ~
事前学修:事前に配布さ
講義・グループワーク・
れた事例について考察す
全体会
る。
12
施設における養育・支援のあり方④
~合同ケースカンファ~
事前学修:事前に配布さ
講義・グループワーク・
れた事例について考察す
全体会
る。
13
里親・ファミリーホームの養育のあり方①
事前学修:里親・ファミ
リーホームの養育支援の
講義・グループワーク・
あり方について文献・資
全体会
料・web 等 で 調 べ ま と
める。
14
里親・ファミリーホームの養育のあり方②
講義・グループワーク・ 事前学修:配布された事
全体会
例について検討する。
15
総括
~社会的養護と保育士の役割~
小テスト
事前学修:社会的養護に
おける保育士の役割につ
いてまとめる。
4.評価方法
グループワークの取組及び成果25% 事前学修課題25% 総括レポート20% リアクションペーパー20% 授業態度10%
(詳細は初回授業時に説明する)
5.教科書を使用しない場合の代替教材等
配布資料
6.参 考 書
書 名:ホスピタリズムの研究 ― 乳児院保育における日本の実態と克服の歴史
著者名:金子 保 発行所:川島書店 価 格:2,935円(税込)
書 名:アタッチメント 著者名:庄司 順一・奥山真紀子・久保田まり 編著
発行所:明石書店 価 格:3,024円(税込)
書 名:子どもが語る施設の暮らし 著者名:『子どもが語る施設の暮らし』編集委員会 編集
発行所:明石書店 価 格:1,620円(税別)
書 名:子どもが語る施設の暮らし2 著者名:『子どもが語る施設の暮らし』編集委員会 編集
発行所:明石書店 価 格:1,620円(税別)
74
― ―
障 害 児 保 育
いた
がき
けん た ろう
教 授 板 垣 健太郎
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
2年生
通 年
演 習
2単位
30回
卒業選択必修・幼稚園教諭選択・保育士必修
1.授業概要
心身障害(児)の概念、分類・種類と原因、対応原理について概説し、また、統合保育を中心に、障害児保育の目的
や内容、方法について説明する。後半では、事例を素材とした演習を中心に展開し、実践的な感覚と能力を養う。
知的障害と自閉症他の発達障害に重点を置き、情緒障害にも触れる。また、障害児を持つ親への援助についても考える。
2.目 標
◦実践に求められる感覚と思考力を身につける。
◦障害の概念や分類について理解する。
◦障害の症状、心理特性、原因について理解する。
◦障害児に対する対応の原理について理解する。
◦障害児保育について適正な認識を持つ。
3.授業内容
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
1
◦授業説明
◦障害(児・者)の概念
2
◦障害の種類と分類、主な障害①
3
◦主な障害②
4
◦情緒障害①
概念、分類
5
◦情緒障害②
対 応
VTR「箱庭療法」
6
◦自閉症スペクトラム障害①
VTR にみるその姿
VTR「心の窓を開け翔くん」
7
◦自閉症スペクトラム障害②
行動特徴,原因、対応
8
◦知的障害①
定義、原因と分類
9
◦知的障害児②
程度、対応
10
◦発達障害①
種類と行動特徴
11
◦発達障害②
対 応
12
◦障害児保育①
目的、内容、方法
13
◦統合保育
14
◦親を支える
15
◦中間テスト
授業時間外の必要な学修
配布資料「障害時保育要
約集」を手掛かりに、予
VTR「ダウン症児伸びや 習及び復習を行う。
かに育て」
75
― ―
回数
授 業 内 容
16
◦統合保育の意味を考える①
17
◦統合保育の意味を考える②
18
◦統合保育の意味を考える③
レポート作成
19
◦自閉症児の保育事例を通して考える①
20
◦自閉症児の保育事例を通して考える②
21
◦自閉症児の保育事例を通して考える③
レポート作成
22
◦対象児像を表現する①
23
◦対象児像を表現する②
24
◦対象児像を表現する③
レポート作成
25
◦保護者理解を深める①
26
◦保護者理解を深める②
27
◦保護者理解を深める③
レポート作成
28
◦障害児保育の意味を考える①
29
◦障害児保育の意味を考える②
30
◦障害児保育の意味を考える③
レポート作成
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
ディスカッションテーマ
設定
自閉症児の事例記録
知的障害児の事例記録
(テーマや事例に即した
課題についてディスカッ
ションし、各自がレポー
トにまとめていくという
こ と を 繰 り 返 す の で、
)
各自自身の考えを深め、
レポート作成の準備をす
る。
保護者の事例
ディスカッションテーマ
設定
4.評価方法
中間試験と演習の節目でのレポート提出(複数回)を課す予定であるが、それら複数の評価対象のうち最高得点を評
価点とする。欠席については、1回につき3点減点とする。初回授業時に詳細説明。
5.教 科 書
2,000円以下で適切な教科書を選定中。授業の中で指示の予定。
6.参 考 書
必用に応じ紹介。
76
― ―
幼
児
音
楽
なが
しま
てる
こ
講 師 長 島 輝 子
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
2年生
通 年
演 習
2単位
30回
卒業選択必修・幼稚園教諭必修・保育士必修
1.授業概要
⑴ 幼児の歌を教材として、幼稚園教育要領「表現」から音楽のねらいを探り、指導計画案の立て方やコードネームを
手掛かりにピアノの簡易伴奏の実技を行い、幼児教育者としての必要なことを学ぶ。
⑵ 手・歌遊び、手話ソング、手作り楽器等の実技を通して、幼児の視点から保育の在り方を考え幼児理解を深めると
ともに、音楽の楽しさや表現する喜びを学ぶ。
2.目 標
⑴ 幼児理解(見立て)から保育がスタートすることを学び、指導計画案立案やピアノ練習等を実施し、保育技術を磨く。
⑵ 季節の歌の歌唱指導の指導案立案やピアノの弾き語り、さらに、手作り楽器製作等の体験学習を通して、表現力や
感性を豊かにする。
3.授業内容
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
1
オリエンテーション(前期)
幼稚園教育要領から感性と表現に関する領域について
「表現」
授業時間外の必要な学修
講義
シラバス
幼稚園教育要領
資料のまとめおよび復習
2
簡単な音楽理論(C・F・Gコード)
歌・手遊び
講義・演習
資料・楽譜
資料のまとめおよび復習
3
簡単な音楽理論(D・Eコード)
3歳児の教育課程
講義
資料
資料のまとめおよび復習
4
簡単な音楽理論(A・Bコード)
4歳児の教育課程
講義
資料
資料のまとめおよび復習
5
5歳児の教育課程
歌・手遊び・ピアノ演習
講義・演習
資料・楽譜
歌・手遊びの資料持参
ピアノ練習
6
5月の歌(3・4・5歳児)
歌・手遊び・ピアノ演習
講義・演習
資料・楽譜
ピアノ練習
7
6月の歌(3・4・5歳児)
歌・手遊び・ピアノ演習
講義・演習
資料・楽譜
ピアノ練習
8
7月の歌(3・4・5歳児)
歌・手遊び・ピアノ演習
講義・演習
資料・楽譜
資料整理
ピアノ練習
9
歌唱指導の指導計画案について
ピアノ演習
講義・演習
資料・楽譜
ピアノ練習
10
密案にそって演習
ピアノ演習
演習
ピアノ練習
11
歌・手遊び、手話ソング「にじ」
ピアノ演習
演習
手話ソングの復習
ピアノ練習
12
歌・手遊び、手話ソング「にじ」
ピアノ演習
演習
手話ソングの復習
ピアノ練習
77
― ―
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
13
体操およびダンス
ピアノ演習
演習
ピアノ練習
14
前期のまとめ
ピアノ演習
講義
演習
ピアノ練習
15
ピアノ実技試験
演習(実技試験)
楽譜
16
オリエンテーション(後期)
C・D・E・F・G・A・Bコードの確認およびマイナー
コードについて
講義
シラバス・資料
復習
17
10月の歌(3・4・5歳児)
手作り楽器の指導計画案について
講義
資料
手作り楽器用材料等の収
集
18
手作り楽器製作
合 奏
演習
楽譜
材料及び道具持参
19
ピアノ弾き語り
演習
ピアノ弾き語りの練習
20
手作り楽器製作
合 奏
演習
楽譜
手作り楽器用材料および
道具持参
21
ピアノ弾き語り
演習
ピアノ弾き語りの練習
22
10月の歌(3・4・5歳児)
手作り楽器で演奏会
講義・演習
資料・楽譜
手作り楽器持参
23
12月の歌(3・4・5歳児)
歌の絵本作り
講義・演習
資料
道具類持参
絵本の読み聞かせの練習
24
絵本を仕上げ発表する。
指導計画案について
演習
講義
指導計画案作成
25
クリスマスソングについて
創作ダンス
講義・演習
グループ活動
創作ダンスの練習
26
創作ダンス練習・発表
冬休みの宿題について
演習(グループ)
講義
27
ピアノ弾き語り
手話ソング
演習
ピアノ弾き語りの練習
28
ピアノ弾き語り
手話ソング
演習
ピアノ弾き語りの練習
29
ピアノ弾き語り
手話ソング
演習
ピアノ弾き語りの練習
30
ピアノ弾き語り実技試験
演習(実技試験)
楽譜
後期試験の勉強をする。
31
後期期末試験(筆記試験)
試験用紙
※学習の進度及び実習等により、内容が一部変更になる場合がある。
78
― ―
冬休みの宿題
(ピアノ弾き語りの練習)
4.評価方法
⑴ 実技試験 40%(ピアノの弾き語り:前期・後期)
⑵ 筆記試験 40%(伴奏を作る・歌唱指導立案:後期)
⑶ 授業への参加状況 20%[受講意欲や態度(居眠り、私語、携帯、反抗的他)、出席状況での評価]
※欠席1回3点減点、遅刻・早退3回で欠席1回(授業開始および終了30分以上の遅刻・早退は欠席)
5.教 科 書
必要に応じプリントを配布する。
6.そ の 他
⑴ 資料を綴る「幼児音楽」用のみのファイル1冊(A4判)を各自準備
⑵ 教材・素材、道具類の準備
1)手作り楽器:ペットボトルや牛乳パック等空き容器、空き箱、アルミやスチール缶、ポリ袋 他
2)道具類:はさみ、カッターナイフ、ホチキス、セロハンテープ、マーカー、クーピー 他
79
― ―
幼
児
体
育
ふじ
むら
みち
すず
き
ゆ
こ
講 師 藤 村 透 子
み
こ
非常勤講師 鈴 木 裕美子
【本務:福島大学 教授】
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
2年生
通 年
演 習
2単位
30回
卒業選択必修・幼稚園教諭選択・保育士選択必修
1.授業概要
運動あそびの方法と内容および指導法を展開する。また、各自の運動能力を高め、創造力や表現力を養い、「あそび」
の価値や魅力を追求して、幼児体育の知識および技能を習得する。
2.目 標
幼児期における運動あそびについて、実技をとおして運動のもつ特性を理解し、発達とねらいに応じたあそびを展開・
指導することができるようにする。伝統的な幼児の運動あそびも体験し、応用・創作できる力を養い、技能を高めると
ともに、幼児が意欲的に取り組める指導言語や展開方法についても習得する。
3.授業内容
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
『子どもの生活とあそび』 幼児のあそびを観察する。
60分
1
オリエンテーション、鑑賞(教室)
2
遊具なしでできるあそび1
基本的な動作、手あそび、 幼児期に遊んだあそびや
指あそび、ダンス
ダンスを思い出す。
3
遊具なしでできるあそび2
鬼あそび
鬼あそび
鬼あそびを分類する。
4
遊具なしでできるあそび3
ゲーム ゲーム グループを作るゲームに
ついて考える。
5
ボール1(個人のあそび1)
つく、投げる、ける、ま ボール遊びの魅力につい
たぐ
て考察する。
6
ボール2(個人のあそび2)
まりつき 歌いながら遊ぶ。 まりつき歌を歌う。
7
中間試験
グーチョキパーあそび
グループ毎に事前に練習
する。
8
ボール3(集団のあそび1)
リレー
ボールの運び方を工夫する。
9
ボール4(集団のあそび2)
ゲーム
仲間との連携を工夫する。
10
なわ1(短なわ)
まわす、またぐ、跳ぶ、 縄がからまないように工
踏む
夫する。
11
なわ2(長なわ)
くぐる、跳ぶ、またぐ、 縄を回すタイミングに合
踏む
う歌を検討する。
12
なわ3(集団のあそび)
複数の縄や他の遊具と組 回す人と跳ぶ人のタイミ
み合わせて遊ぶ。
ングを研究する。
13
ゴム1
ゴム跳び(1本、2本)
ゴムを使った遊び。 14
ゴム2
ゴム跳び(複数)
歌に合わせてゴムを引っ 跳び方のネーミングを考
掛けたりまたいだりする。 える。
15
前期末試験
遊具の一般的な遊び方を確認し、独創的な遊び方を追
究する。
遊具を使ったあそび
16
講義と VTR鑑賞(教室)
ゴムを跳び越す遊びを工
夫する。
事前にグループ(任意)
で
検討する。
ねらい・方法を明確にする。
『人間発達と運動表現』 発達や環境に応じた遊び
60分
を追及する。
80
― ―
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
17
竹1 よさこい
鳴子の音の変化を出す工夫。
18
竹2 バンブーダンス
3拍子のリズムに合わせ
る。
19
竹3 あそびを工夫する。
運動として
ダンスとして
表現として
競走の小道具として。
操作を工夫する遊具として。
表現の小道具として。
20
フープ1
ころがす、跳ぶ、くぐる、まわす、投げる、受ける
操作、見立て、陣地にす
大きさ、材質の違いによっ
るなど、どのように工夫
て遊び方を工夫する。
できるか考える。
21
フープ2(集団あそび)
フープを並べたりつなげ
リレーやゲームを行う。 たりして、連続した動き
を考える。
22
中間試験
教科書の中から選んで指 事前にグループ(任意)
導する。
で相談する。
23
リズムあそび1
ダンス、ミュージカル、 軽快なリズムにのる。
歌あそび
リズムをつくる。
24
リズムあそび2
ミュージカル創作
ストーリーを考える。
絵本を読む。
25
リズムあそび3
ミュージカル発表
発表会を運営する。
ミュージカルを観賞する。
26
講義と VTR鑑賞(教室)
ミュージカルの作品を観
評価について考える。
賞する。
27
器械運動あそび
マット…歩く、転がる、跳ぶ、陣地にする
跳び箱…歩く、跳ぶ、登る、降りる
平均台…歩く、すれ違う、障害物競走
どのようなイメージがふ
さわしいか検討する。
年齢に応じた設定を工夫
する。
バランスを工夫する。
安全かつ効果的に運動で
きる言葉かけを工夫する。
ねらい、方法、留意点に
ついて検討する。
遊具の並べ方を工夫する。
28
講義と VTR鑑賞(教室)
『からだづくりで友だち
づくり』60分
あそびのバリエーション
のポイントを押さえる。
29
運動会1
つなひき、玉入れ、障害物競争、
大玉ころがし、 忍
者の修行、海の世界 など
運動会の種目の文献から
選んで紹介する。
運営の方法を考える。 開催までの練習計画と
当日の進行
種目の種類と方法を考える。
30
運動会2
種目を組み立てる
リレー走、障害走系競技、
グループで内容を相談する。
団体戦、アトラクション
31
後期末試験
運動会の種目を指導する。
発達、興味に応じた楽し
い種目を考える。
第1回・16回・26回・28回は教室、それ以外は体育館で実技を行う。
4.評価方法
中間テスト30%、期末テスト40%、出席状況及び受講態度30%
① 授業課題への取り組み 積極的かつ優秀な内容であると認められる取り組み 3点加点
② 質疑等への自発的な応答 自発的かつ適切な質疑応答であると認められる場合 1回につき2点加点
前期中間試験:グーチョキパーあそび
前期期末試験:遊具を使ったあそび
後期中間試験:教科書の中から運動あそびを選択して指導する
後期期末試験:運動会の種目を指導する
81
― ―
5.教 科 書
書 名:幼児体育 — 基礎理論と指導の方法 著者名:前橋 明
発行所:樹村房 価 格:1,900円(税別)
6.参 考 書
書 名:幼児期における運動発達と運動遊びの指導 ― 遊びのなかで子どもは育つ
著者名:杉原 隆・河邊 貴子 編著
発行所:ミネルヴァ書房 価 格:2,400円(税別)
書 名:幼児の運動遊び ―「幼児期運動指針」に沿って 著者名:吉田伊津美
発行所:チャイルド本社 価 格:1,900円(税別)
7.そ の 他
◦教科書を持参すること。
◦模擬授業を行う(毎回1グループ10分)
。教師役の人は言葉かけ、展開、音楽や遊具などの工夫をすること。また、
あそびのねらい・方法・留意点を明確にし、指導後はコメントを言ってまとめる。
◦実技の時は、運動着、屋内用シューズを着用のこと。
◦実技の時は、
課題の確認(5分)
、
教科書(10分)、模擬授業(10分)、ダンスやゲーム(10分)、主運動(50分)、まとめ(5
分)とする。
82
― ―
保
育
実
習
なか
の
あき
こ
よこ
はた
たい
き
講 師 中 野 明 子
講 師 横 畑 泰 希
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
2年生
通 年
実 習
4単位
時間割外
卒業選択・幼稚園教諭選択・保育士必修
1.授業概要
保育実習は、保育所での実習「保育所実習」と保育所以外の児童福祉施設での実習「施設実習」で、施設実習をおお
むね10日間、保育所実習をおおむね10日間行う。
児童に対する理解を通じて保育の理論と実践の関係について習熟する。
2.目 標
① 保育所、児童福祉施設等の役割や機能を具体的に理解する。
② 観察や子どもとのかかわりを通して子どもへの理解を深める。
③ 既習の教科の内容を踏まえ、子どもの保育及び保護者への支援について総合的に学ぶ。
④ 保育の計画、観察、記録及び自己評価について具体的に実践する。
⑤ 保育士の業務内容や職業倫理について具体的に学ぶ。
3.実習期間
◇保 育 所 実 習 平成27年7月21日㈫〜8月28日㈮
2班編成で実施
◇児童福祉施設実習 平成27年10月13日㈫〜11月3日㈫
2班編成で実施
4.評価方法
◦実習先からの評価点による。
5.実 習 費
保育所実習の委託費 8,000円
児童福祉施設の委託費 8,000円
腸内感染症検査料(2回分)
5,000円程度
6.そ の 他
① 実習の履修制限・再実習等については、福島学院大学短期大学部保育科第二部履修規定(キャンパスライフに記載)
を参照の事。
② 履修にあたっては、次の事項を満たしていることが前提となる。
「保育実習指導」授業の出席が5分の4以上であること。
③ 学外実習を行うにあたり、腸内感染症検査結果および麻疹(はしか)の抗体を有する証明書(コピー)を実習先に
持参すること。
④ 実習先の評価に関し、学生もしくは家族等が直接実習先に照会を行ったときは単位を認定しない場合がある。
83
― ―
保育実習指導
なか
の
あき
こ
よこ
はた
たい
き
講 師 中 野 明 子
講 師 横 畑 泰 希
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
1〜2年生
通 年
演 習
2単位
10回
卒業選択・幼稚園教諭選択・保育士必修
1.授業概要
保育実習指導は、
2年次に行われる保育所での実習「保育所実習」と保育所以外の児童福祉施設での実習「施設実習」
に向けた事前・事後指導で構成される。
1年次10月の児童福祉施設見学実習から開始し、2年次1月の保育科実習反省会にまでわたる長期の学習である。
2.目 標
⑴ 保育実習の意義・目的を理解する。
⑵ 実習の内容を理解し、自らの課題を明確にする。
⑶ 実習施設における子どもの人権と最善の利益の考慮、プライバシーの保護と守秘義務等について理解する。
⑷ 実習の計画、実践、観察、記録、評価の方法や内容について具体的に理解する。
⑸ 実習の事後指導を通して、実習の総括と自己評価を行い、新たな課題や学習目標を明確にする。
3.授業内容
◦保育実習の事前指導
一年次
二年次
保育所見学
平成26年10月18日㈯
実施済み
児童福祉施設見学
平成26年10月18日㈯
実施済み
実習反省会参加
平成27年1月25日㈰
実施済み
保育実習オリエンテーション A・B
平成27年4月
授業「保育実習指導(保育所)
」
(4月〜5月)5コマ
内 容
授業方法教材 等
①
保育所実習の意義と目標および事前準備と手続き、心構え実
習生プロフィール、保菌検査、訪問カード、礼状、諸注意
プロフィール、訪問カー
ド記入
②
保育所実習の内容
・実習先の選び方
・保育所の一日
・観察実習の仕方
・実習日誌の書き方
教材
指導案作成
③
指導案の書き方
指導案作成
④
ロールプレイングⅠ
「指導の実際」
講義
グループ討議
⑤
ロールプレイングⅡ
「指導の実際」
実習のまとめ
礼状作成
実習に向けて
84
― ―
授業「保育実習指導(施設)
」
(5月〜6月)5コマ
内 容
授業方法・教材
①
児童福祉施設実習の意義と目的および事前準備と手続き、心
構え
講義
資料
②
実習の内容(実習先の配当、実習日誌の書き方)
講義
日誌作成
③
児童養護系施設の特性と実習の進め方
講義
指導案作成
④
障害児系施設の特性と実習の進め方
講義
指導案作成
二年次
⑤
実習の反省とまとめ
(実習日誌、レポート報告書)
講義
レポート作成
実習中・事後の指導
二年次
実習中、実習後の指導教員による指導・懇談・整備
実習中
実習反省会
平成28年1月17日㈰
4.評価方法
単位を取得するには、授業回数の5分の4以上の出席が必要である。
下記の内容により、単位認定、不認定を行う。評価点は記載しない。従って GPA には反映しない。
報告書①終了(1年次2回:児童福祉施設見学実習終了後、施設および保育所)
報告書②(2年次2回:保育所実習終了後、児童福祉施設実習終了後)
5.教 科 書
授業内容に応じて参考資料を配付する。
書 名:福島県保育実習施設
著 者:福島県保育者養成校連絡会
(1年で配布済み)
書 名:保育実習の手引き
著 者:福島県保育者養成校連絡会
*代金については、大学補助となる。
その他の資料はその都度配布する。
85
― ―
教育実習事前指導(ダブルメジャー共用)
なが
しま
てる
こ
講 師 長 島 輝 子
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
2年生
通 年
実 習
5単位
時間割外
卒業選択・幼稚園教諭必修・保育士選択
1.授業概要
教育実習は、事前・事後指導、基本実習応用実習から構成する。
⑴ 事前事後指導(1単位)
2年次の授業「保育・教育実習事前指導」において、教育実習について5コマ実施する。また、授業時間外におい
て、教育実習の基礎的考えを学び、総合的に考察する活動を実施する。
⑵ 基本実習(1単位)
2.目 標
⑴ 養成校で学んだ理論や実技を基に、保育現場において保育を実践し専門的な知識や技術等を身につける。
⑵ 教師になるための総合的な基礎を培う。
3.「教育実習」
授業「教育実習事前指導」
(平成27年7月~9月)5コマ
内 容
二年次
方 法
1
教育実習① ◦訪問指導用カード、誓約書
◦実習の内容と評価認定
2
教育実習② ◦
「教育実習」の目的と意義
◦保育者に求められる人間性と専門性
3
教育実習③ ◦オリエンテーションの受け方、実習の実際、指
導計画案、準備物
講義・指導案作成
4
教育実習④ ◦指導計画案演習Ⅰ(ロールプレイングを含む)
講義・グループ討議
5
教育実習⑤ ◦教育実習の実際(事例研究)
(ロールプレイングを含む)
◦確認事項
講義・グループ討議
実習反省会
講義・カード等作成
講義
平成27年1月25日㈰
※「保育方法研究」の授業コマ数が余った場合「教育実習事前指導」にあてる。(1~2コマ程度)
4.実習期間
◇福島学院こども園基本実習
平成27年4月20日㈪~5月29日㈮
3班編成で実施予定
5.評価方法
① 単位を取得するには、授業回数の5分の4以上の出席が必要である。
② 実習の事前・事後指導への授業態度・レポートの内容や実習先の評価点による。
③ 提出物がある場合、期限厳守や内容等による評価をする。
※なお、詳細については、初回授業時に示す。
86
― ―
6.教 科 書
授業内容に応じて参考資料を配付する。
書 名:幼稚園教育要領 著者名:文部科学省
発行所:フレーベル館 価 格:120円
書 名:幼稚園教育要領解説 著者名:文部科学省
発行所:フレーベル館 価 格:190円
7.実 習 費
福島学院こども園実習委託費 3 , 000円
8.そ の 他
① 実習の履修制限・再実習等については、福島学院大学短期大学部保育科第二部履修規程(キャンパスライフに記載)
を参照のこと。
② 学外実習を行うにあたり、麻疹(はしか)の抗体を有する証明書(コピー)を実習先に持参すること。
③ 実習先の評価に関し、学生もしくは家族等が直接実習先に照会を行った時、単位を認定しない場合がある。
(履修
規程第11条2の3参照)
87
― ―
本 学 の 教 育
3 年 次
― ―
3
日 本 国 憲 法
にい
むら
しげ
ふみ
非常勤講師 新 村 繁 文
【本務:福島大学 特任教授】
教養教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
3年生
前・後期
講 義
2単位
15回
卒業必修・幼稚園教諭必修・保育士必修
1.授業概要
日本国憲法の基本原則について、各条文や判例を交えて解説していく。また、本科目が教員免許の過程における必修
科目である点を踏まえ、とくに教育を受ける権利、幼児児童の権利擁護の観点を中核として、受講者と議論を深めてい
くように進める。
2.目 標
日本国憲法の基本理念・基本構造を正確に学ぶことをテーマとし、具体的な事例や設問に即して検討する。福祉国家
理念を基礎にした20世紀的基本権としての社会権が、日本国憲法においてどのように保障されているのか等を、実生活
の現場に即して理解できることを目標とする。
3.授業内容
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
1
1.オリエンテーション(授業概要、目標、評価法等) 講義・レジュメ
2.憲法・法学へのガイダンス
2
近代市民憲法の成立と立憲主義⑴
〜近代市民革命と立憲主義
講義・レジュメとテキスト 同 上
3
同上⑵
〜国民主権と権力分立
同 上
同 上
4
同上⑶
〜自由権から社会権へ
同 上
同 上
5
同上⑷
〜社会権的基本権の考え方
同 上
同 上
6
基本権各論⑴
〜憲法13条の意味
同 上
同 上
7
基本権各論⑵
〜精神的自由権と経済的自由権
同 上
同 上
8
基本権各論⑶
〜生存権
同 上
同 上
9
基本権各論⑷
〜教育を受ける権利
同 上
同 上
10
基本権各論⑸
〜子どもの権利
同 上
同 上
11
基本権各論⑹
〜憲法27条と28条(労働者の権利)
同 上
同 上
12
統治機構各論⑴
〜国会
同 上
同 上
13
統治機構各論⑵
〜内閣
同 上
同 上
89
― ―
そのときどきに指示する。
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
14
統治機構各論⑶
〜裁判所
同 上
同 上
15
統治機構各論⑷
〜憲法保障
同 上
同 上
16
期末試験
4.評価方法
16回目に期末試験を実施し、主としてその得点により成績評価する。
5.教 科 書
書 名:いちばんやさしい憲法入門 著者名:初宿・高橋・米沢 等
発行所:有斐閣 価 格:1 , 600円(税別)
6.教科書を使用しない場合の代替教材等
毎回、原則としてレジュメを配布し、それに則って講義する。
90
― ―
相
談
援
助
よし
だ
わたる
非常勤講師 吉 田 渡
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
3年生
前・後期
演 習
1単位
15回
卒業選択必修・幼稚園教諭選択・保育士必修
1.授業概要
本授業は、相談援助技術の方法及び内容について、人権の尊重・自立支援・秘密保持等の視点からこれを理解し、社
会福祉援助職者の基本姿勢を修得することに重点を置く。また、事例分析(演習)を通じて対象者理解を深め、相談援
助の具体的体系の理解を目指す。
2.目 標
⑴ 相談援助の概要 について理解する。
⑵ 相談援助の方法と技術 について理解する。
⑶ 相談援助の具体的展開 について理解する。
⑷ 社会福祉援助職としての基本姿勢(人権擁護、バイスティックの7原則等)の修得。
3.授業内容
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
1
授業オリエンテーション
相談援助技術習得の意義
演習・講義
教科書 P16~
次週予定のテキスト予習
2
相談援助の概要①
相談援助とは何か
演習・講義
教科書 P31~
次週予定のテキスト予習
3
相談援助の概要②
相談援助の進め方と連携
演習・講義
教科書 P44~
次週予定のテキスト予習
4
相談援助の方法と技術①
自己覚知とは
演習・講義
教科書 P58~
次週予定のテキスト予習
5
相談援助の方法と技術②
他者理解とは
演習・講義
教科書 P69~
次週予定のテキスト予習
6
相談援助の方法と技術③
コミュニケーション(言語・非言語)の理解
演習・講義
教科書 P79~
次週予定のテキスト予習
7
相談援助の方法と技術④
保育活動における記録の意味と書き方
演習・講義
教科書 P93~
次週予定のテキスト予習
8
相談援助の具体的展開①
生活課題の把握
演習・講義
教科書 P106~
次週予定のテキスト予習
9
相談援助の具体的展開②
社会資源の把握
演習・講義
教科書 P114~
次週予定のテキスト予習
10
相談援助の具体的展開③
インテークとアセスメント
演習・講義
教科書 P122~
次週予定のテキスト予習
11
相談援助の具体的展開④
援助計画の意義と視点
演習・講義
教科書 P133~
次週予定のテキスト予習
12
相談援助の具体的展開⑤
援助の実施と評価
演習・講義
教科書 P141~
次週予定のテキスト予習
13
社会福祉援助職としての基本姿勢の修得①
事例分析(児童虐待)
演習・講義
教科書 P150~
次週予定のテキスト予習
14
社会福祉援助職としての基本姿勢の修得②
事例分析(DV)
演習・講義
教科書 P183~
次週予定のテキスト予習
91
― ―
回数
授 業 内 容
15
社会福祉援助職としての基本姿勢の修得③
事例分析(障がい受容)
16
期末試験
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
演習・講義
教科書 P192~
4.評価方法
各期末試験等(70%)と出席および各回の振り返りシートへの記載(30%)をもとに評価する。
5.教 科 書
書 名:学ぶ・わかる・みえる シリーズ 保育と現代社会 演習・保育と相談援助 著者名:佐藤 伸隆・中西 遍彦 編
発行所:㈱みらい 価 格:2,000円(税別)
6.参 考 書
書 名:学ぶ・わかる・みえる シリーズ 保育と現代社会 保育と児童家庭福祉 著者名:櫻井奈津子 編
発行所:㈱みらい 価 格:2,000円(税別)
92
― ―
教
育
原
理
みや
さき
みつぎ
教 授 宮 前 貢
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
3年生
後 期
講 義
2単位
15回
卒業選択必修・幼稚園教諭必修・保育士必修
1.授業概要
教育とは何か、どのように行われているか、ヒトはどのようにして人間になるかなどを考えながら、教育の意義、目
的、制度などについて専門的な理解を深めるとともに、教育と学習の違いを手がかりにして、子どもの成長発達と教育
の望ましいあり方、教師に求められる人間的指導力について追究する。
2.目 標
身近な教育事象を手がかりに、教育の意義、目的などについて理解を深め、学校(幼稚園)で行われる教育活動を支
える教育思想、教育理論をとらえるとともに、教育活動の成立には、子どもの学ぶことへの心の発達が深くかかわるこ
とを理解し、教育の望ましいあり方と、教師に求められる人間的指導力について追求・考察できるようにする。
3.授業内容
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
話し合ったことをもとに
自分の考えをまとめてお
く
1
授業ガイダンス
「教育」とは何だろう
授業の目標・方法
自分の考えで話し合う
2
ヒトが人間になるということ⑴
「本能」で生きる動物
身近な動物の姿から考え
本能で生きる姿について
る
いくつか事例をあげる
資料配付
3
ヒトが人間になるということ⑵
ヒトが人間になるということ
ヒトが人間になるという
ヒトが人間になるという
ことの意味を考える話し
ことの意味を自分のこと
合い
ばで書いておく
資料配付
4
目的的な営みとしての教育
― 学校の誕生 ―
学校の誕生の意味を考え
学校誕生の背景、意義を
る話し合い
まとめる
資料配付
5
教育思想、教育理論⑴
教育思想家を手がかりに 一番心に残った思想家に
考える話し合い
ついて、自分の考えを書
資料配付
いておく
6
教育思想、教育理論⑵
デューイの体験主義につ 「なすことによって学ぶ」
いて考える話し合い
という意味を自分のこと
資料配付
ばでまとめる
7
教育と学習の問題
― 子どもの成長発達 ―
教育の成立と学習につい 子どもの学ぶことへの意
て考える話し合い
識の高まりの大切さにつ
資料配付
いてまとめる
8
子どもの成長発達と計画的教育活動
― 教育を受ける権利と教育の機会均等 ―
子どもの教育を受ける権 子どもの教育を受ける権
利と学校の役割を考える 利を保障する国の取り組
資料配付
みをまとめておく
9
国の仕事としての教育活動と教育課程
― 学校教育法制と幼稚園教育要領 ―
国の仕事としての教育活 国の仕事としての教育活
動と法制について考える 動(制度・法制)などを
資料配付
まとめる
10
幼稚園教育要領と幼稚園教育
計画的な教育と幼稚園教
学校教育と指導要領の役
育、幼稚園教育要領
割をまとめておく
資料配付
93
― ―
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
11
幼児教育が抱える諸問題
保育と教育 ― 幼保一元化 ―
幼児教育と幼保一元化の 幼児教育が抱える問題に
問題について話し合う
ついていくつか自分でま
資料配付
とめておく
12
子どもの育ちの二極化
― 子どもは家庭を背負って生きている ―
様々な家庭の状況を背
負っている子どもについ
て考える
資料配付
13
教師に求められる「人間的指導力」
― 人間的やさしさとあたたかさ ―
人間的なやさしさを持っ
て子どもと対応すること 人間的指導力について自
について考える
分のことばでまとめる
資料配付
14
これから求められる「教育」
― 生きる力と考える力 ―
これからの教育のあり方 これからの教育と新しい
について考え、話し合う 学力観についてまとめて
資料配付
おく
15
これまで考えてきたことを振り返り、まとめる
一 番 心 に 残 っ て い る こ これまでの内容を振り返
と、深く考えたことを話 り、一番深く考えたこと
し合う
をまとめておく
16
期末試験
持ち込み可
4.評価方法
期末試験60%、授業後の「まとめ、感想、質問、意見」30%、出席状況10%
詳しくは、初回「授業ガイダンス」で説明する。
5.教 科 書
教科書は使用しない。授業に必要な資料は、その都度、印刷し配付する。
6.参 考 書
書 名:教育とは何か 著者名:大田 堯
発行所:岩波書店 価 格:740円(税別)
94
― ―
「子どもは家庭を背負っ
て生きている」という意
味を自分のことばで書い
ておく
教
育
原
理
わた
なべ
ひろ
し
専任教員 渡 辺 博 志
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
3年生
前 期
講 義
2単位
15回
卒業選択必修・幼稚園教諭必修・保育士必修
1.授業概要
教育の理念、目的、内容、制度、教育に関する思考についての専門的知識を習得するとともに子どもの豊かな成長や
質の高い教育実践を生み出す教育理論の在り方について探究する。
2.目 標
⑴ 教育思想の解釈、基礎的な教育理論や内容、子ども理解の進め方についての具体について理解する。
⑵ ⑴で得た知見を活用しながら、
教育問題の考察力や教育実践力に関する基礎能力を高めることができるようにする。
⑶ 様々な教育事象について分析考察し、社会の変化に対応できる多様な教育理論や成長する教師の在り方について探
究する。
3.授業内容
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
1.オリエンテーション
⑴ 授業の概要と目標
⑵ 授業内容と評価方法
⑶ その他(本科目の留意点)
2.教育が成立する要件とは
◦教育の意義と可能性
授業目標・方法
パワーポイント資料
教科書教材
プリント教材
ペア・グループ討議
次時の授業に関するキー
ワード予習
学修ミニレポート①
2
教育法規に込められた教育の理念を確かめる
◦教育法規の中にある幼稚園教育の豊かなビジョン
教科書教材
プリント教材
メディア資料
パワーポイント資料
ペア・グループ討議
次時の授業に関するキー
ワード予習
が各週
学修ミニレポート②
3
子どもの「今」を分析する
◦子どもと教育の適時性・臨界期
教科書教材
プリント教材
パワーポイント資料
ペア・グループ討議
次時の授業に関するキー
ワード予習
学修ミニレポート③
4
教育の「今」を分析する
◦教育理論と教育実践の結びつき
◦特色ある幼稚園教育
教科書教材
プリント教材
メディア資料
パワーポイント資料
ペア・グループ討議
次時の授業に関するキー
ワード予習
学修ミニレポート④
5
教育のベクトルの背景には教育思想がある①
◦コメニュウスの教育思想
◦子どもの発見 ― ルソーの教育指導
教科書教材
プリント教材
パワーポイント資料
ペア・グループ討議
次時の授業に関するキー
ワード予習
学修ミニレポート⑤
6
教育のベクトルの背景には教育思想がある②
◦フレーベルの教育思想
◦倉橋惣三の生活主義
教科書教材
プリント教材
パワーポイント資料
ペア・グループ討議
次時の班課題決定
調査研究
学修ミニレポート⑥
7
時事問題から教育の在り方を考える①
◦教育の話題の背景にある教育実践の現状と課題
グループ討議、研究
メディア資料
ペア・グループ討議
グループ検討と発表
次時の授業に関するキー
ワード予習
学修ミニレポート⑦
1
95
― ―
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
8
子ども期の特徴と発達課題をとらえる
◦子ども理解の基礎
次時の授業に関するキー
教科書教材・プリント教材
ワード予習
パワーポイント資料
学修ミニレポート⑧
9
子どもの側から「教育」を見ると
◦「○○の保障」と教育の機会
プリント教材
パワーポイント資料
ペア・グループ討議
次時の授業に関するキー
ワード予習
学修ミニレポート⑨
10
教育の推進:幼稚園教育要領・保育所保育指針・認定こ
ども園教育・保育要領を読み解く ◦込められた「教育観」
幼稚園教育要領他
プリント教材
パワーポイント資料
ペア・グループ討議
次時の授業に関するキー
ワード予習
学修ミニレポート⑩
11
教育の推進:園(学校)経営の具体から豊かな教育運営
を考える
◦「いっしょに成長しよう」というビジョン
プリント教材
メディア資料
パワーポイント資料
ペア・グループ討議
次時の授業に関するキー
ワード予習
学修ミニレポート⑪
12
教育の推進:多様な教育の眼差しを確かめる
◦「芽生え」を大切にした教育と特別支援教育
教科書教材
プリント教材
メディア資料
パワーポイント資料
ペア・グループ討議
次時の班課題決定
調査研究
13
時事問題から教育の在り方を考える②
◦教育の話題の背景にある教育実践の方向性
メディア資料
グループ討議、研究
ペア・グループ討議
14
世界の教育と日本の教育、比較してみると
◦創造性の育成と生きる力
グループ検討と発表
次時の授業に関するキー
グループ討議、
研究と発表
ワード予習
学修ミニレポート⑫
15
教育の動向と変化への対応を確かめる
◦教育改革と幼児教育
教科書教材
プリント教材
メディア資料
パワーポイント資料
ペア・グループ討議
16
期末試験
グループ検討と発表
これまでの学習内容に関
する質問と整理
4.評価方法
筆記試験 60%
授業後の「授業テーマに関する学修ミニレポート」の提出 30%
授業への参加態度(討議、発言、質問、提案) 10%
5.教 科 書
書 名:教育原理 著者名:小田 豊 編
発行所:北大路書房 価 格:1 , 700円(税別)
6.参 考 書
書 名:教育原理 著者名:教師養成研究会
発行所:学芸図書 価 格:1 , 400円(税別)
書 名:教育原理 著者名:寺下 明
発行所:ミネルヴァ書房 価 格:2 , 100円(税別)
書 名:やさしい教育原理 著者名:田島 一
発行所:有斐閣 価 格:1 , 900円(税別)
7.そ の 他
毎時間の授業内容は「学びのナビゲーション」として提示し、授業に取り組みやすくする。
96
― ―
教 育 心 理 学
こ
せき
けん
兼担講師 小 関 賢
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
3年生
半 期
演 習
1単位
15回
卒業選択必修・幼稚園教諭選択・保育士必修
1.授業概要
① 教育心理学の基礎知識について理解する。
② 子どもの発達と学習について教育心理学の視点から理解する。
③ パーソナリティや適応について教育心理学の視点から理解する。
④ 学級集団や評価について教育心理学の視点から理解する。
2.目 標
① 保育実践にかかわる教育心理学の知識を習得する。
② 子どもの発達・学習に関する知識を習得し理解を深める。
③ パーソナリティや適応に関する知識を習得し子どもの理解を深める。
④ 学級集団や評価に関する知識を習得し保育との関連を考察する。
上記の学習内容にアクティブ・ラーニングを取り入れて授業を進める。
3.授業内容
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
授業計画
1
1.オリエンテーション
⑴ 授業の概要と目標
⑵ 授業内容と評価方法
⑶ 授業の進め方
2.教育心理学とは
⑴ 教育心理学
⑵ 教育心理学の歴史
2
発 達
⑴ 発達の基礎概念
資料2
ミニテスト
教 科 書p13~ p29を 読 ん
でおくこと
3
発 達
⑵ 発達段階理論
資料3
ミニテスト
教 科 書p29~ p49を 読 ん
でおくこと
4
発 達
⑶ 一般的発達区分
資料4
ミニテスト
教 科 書p49~ p68を 読 ん
でおくこと
5
学 習
⑴ 学習の理論①
資料5
ミニテスト
教 科 書p69~ p78を 読 ん
でおくこと
6
学 習
⑴ 学習の理論②
資料6
ミニテスト
教 科 書p78~ p96を 読 ん
でおくこと
7
学 習
⑵ 記 憶
資料7
ミニテスト
教科書p97~ p111を読ん
でおくこと
8
学 習
⑶ 動機づけ
⑷ 学習の方法
資料8
ミニテスト
教 科 書p111~ p134を 読
んでおくこと
9
パーソナリティ
⑴ パーソナリティとは
⑵ パーソナリティの理論①
資料9
ミニテスト
教 科 書p135~ p144を 読
んでおくこと
10
パーソナリティ
⑶ パーソナリティの理論②
資料10
ミニテスト
教 科 書p144~ p155を 読
んでおくこと
資料1
97
― ―
回数
11
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
パーソナリティ
⑶ パーソナリティ理解の方法
資料11
ミニテスト
教 科 書p155~ p168を 読
んでおくこと
12
パーソナリティ
⑷ 適応過程
⑸ パーソナリティ変容と成熟
資料12
ミニテスト
教 科 書p168~ p180を 読
んでおくこと
13
教育評価
⑴ 評 価
資料13
ミニテスト
教 科 書p181~ p188を 読
んでおくこと
14
教 育
⑵ 知 能
資料14
ミニレポート
教 科 書p188~ p196を 読
んでおくこと
15
教育評価
⑶ 統計処理
資料15
ミニレポート
教 科 書p197~ p207を 読
んでおくこと
16
期末試験
4.評価方法 ① ミニレポート、ミニテスト 30%
② 期末試験 70%
5.教 科 書
書 名:基礎から学ぶ教育心理学 著者名:工藤 俊郎・高井 直美・上田恵津子・菅原 康二
発行所:八千代出版 価 格:2,200円(税別)
98
― ―
子どもの保健
しば
た
ゆう
こ
講 師 芝 田 郁 子
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
3年生
通 年
講 義
4単位
30回
卒業選択必修・幼稚園教諭必修・保育士必修
1.授業概要
この授業は、少子化や核家族化が進む現代社会の中で保育者として子どもの健康を守り育てるために必要な実践的な
理論・知識を習得することを目的とする。そのため、子どもを取り巻く環境を踏まえながら、子どもの身体の生理・運
動・精神的機能を基本的な成長・発達を把握し、保育環境や衛生・安全管理を理解する。さらに、疾病・事故の予防に
必要な基礎的な知識や課題を理解し、個々の子どもの健康状態に応じた保健活動ができる資質・能力の向上を目指す。
2.目 標
① 子どもの健康の定義、母子保健の現状、保健水準の指標を理解する。
② 子どもの心身の成長・発達を理解し、その評価の方法を習得する
③ 子どもの主な疾病・症状や感染症・免疫(予防接種)および事故に関する基礎知識を学び、対処法を理解し、子ど
も健康の維持・増進ができる。
④ 上記①、②、③を踏まえ、子どもが心身ともに健康に育つためには養育環境、家庭・地域の関係を考慮することが
重要であることを理解し、自分自身の健康についても考える。
3.授業内容
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
1
子どもの健康
小児期の区分、健康の定義
講義
キーワードを整理する
2
子どもの保健の現状
出生率、死亡原因、母子保健
講義
資料:母子保健統計
統計指標を覚える
3
子どもの身体発育とその評価①
発育・発達諸原則、発育基準
講義
資料:母子手帳
発育・発達の原理をまと
めておく
4
子どもの身体発育とその評価②
発育の評価方法
講義
資料:指数計算
発育パーセンタイルを理
解しておく
5
子どもの生理機能の発達①
体温・呼吸・脈拍
講義
資料:バイタル正常値
正常値をまとめる
6
子どもの生理機能の発達②
栄養・排泄
講義
資料:からだのしくみ
からだのしくみをまとめる
7
子どもの生理機能の発達③
睡眠・自律神経
講義
睡眠のしくみを理解
8
子どもの脳神経系の発達
講義
月齢と原始反射の関係を
ビデオ:
「子どもの発達と
理解
支援 認知・思考の発達」
9
子どもの運動神経の発達と評価①
講義
ビデオ:
「子どもの発達と 月齢と運動発達を理解
支援 運動機能の発達」
10
子どもの運動神経の発達と評価②
講義
月齢と運動発達をまとめる
11
子どもの感覚の発達と評価
視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚
講義
ビデオ:「子どもの発達
と支援 情動の発達」
月齢と感覚の発達を理解
12
子どもの精神発達と評価①
講義
ビデオ:「子どもの発達 月齢と精神発達を理解
と支援 ことばの発達」
99
― ―
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
13
子どもの精神発達と評価②
講義
ビデオ:「子どもの発達 月齢と精神発達をまとめる
と支援 社会性の発達」
14
子どもの歯の発達とケア
講義
レポート「発育・発達の
評価について」
15
子どもの栄養
母乳・人工乳・離乳
講義
グループワーク
母乳栄養の利点をまとめる
16
定期試験
17
子どもの病気の特徴と対応
講義
観察の視点を理解しておく
18
子どもの病気の症状と対応①
発熱、熱性けいれん、発疹、咳
講義
DVD「子どもの発熱」
症状と対応をまとめる
19
子どもの病気の症状と対応②
嘔吐、下痢・便秘、腹痛、脱水
講義
資料:保育所における感 症状と対応をまとめる
染症対策ガイドライン
20
子どもの感染症と予防接種①
感染の基礎知識、罹患しやすい感染症
感染の基本用語を理解
講義
資料:保育所における感 子どもに多い感染症の特
徴を覚える
染症対策ガイドライン
21
子どもの感染症と予防接種②
予防接種の種類・時期・留意事項
講義
DVD「予防接種」
定期接種、
任意接種の理解
資料:予防接種実施計画表
22
子どもの病気の予防と適切な対応①
遺伝・アレルギー
講義
資料:出生前診断
23
子どもの病気の予防と適切な対応②
呼吸器・循環器
講義
主要な病気の特徴をまと
資料:ノロ・ロタウイルス める
24
子どもの病気の予防と適切な対応③
悪性腫瘍・泌尿器
講義
資料:子どもの心臓病
25
子どもの病気の予防と適切な対応④
皮膚、整形外科、目・耳・鼻
講義
主要な病気の特徴をまと
DVD「子どもの中耳炎」
める
資料:中耳炎、斜視
26
子どもの病気の予防と適切な対応⑤
口腔・内分泌
講義
主要な病気の特徴をまと
める
27
子どもの病気の予防と適切な対応⑥
発達障害
講義
DVD「発達障害」
DVD「自閉っ子」
主要な病気の特徴をまと
める
28
子どもの事故と応急処置①
事故、けがと救急法
講義
資料:危険発見シート
ケガと応急手当を整理する
29
子どもの事故と応急処置②
心肺蘇生法
講義
ビデオ:「乳幼児の救急
措置」
乳幼児の救急処置の手順
を整理する
30
子どもの保健安全管理、保健指導
安全な環境、子どもを取り巻く大人の保健、集団に関
する安全管理
保健行政、集団と保健行事、保健指導
講義
レポート「子どもの健康
を保育士としてどう維
持・増進するか」
31
定期試験
4.評価方法
定期試験(前期・後期)70%、レポート30%
5.教 科 書
書 名:子どもの保健Ⅰ 著者名:佐藤 益子
発行所:ななみ書房 価 格:2,200円(税別)
100
― ―
主要な病気の特徴をまと
める
主要な病気の特徴をまと
める
子どもの保健
かね
こ
さと
み
非常勤講師 金 子 里 美
【本務:福島東稜高等学校教諭】
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
3年生
通 年
講 義
4単位
30回
卒業選択必修・幼稚園教諭選択必修・保育士必修
1.授業概要
乳幼児の心身発達の指標と乳幼児に多い病気について、教科書と図説プリント、視聴覚教材を用いて解説する。
2.目 標
① 子どもの心身の健康増進を図る保健活動の意義を理解する。
② 子どもの身体発育や生理機能及び運動機能並びに精神機能の発達と保健について理解する。
③ 子どもの疾病とその予防法及び適切な対応について学ぶ。
④ 子どもの精神保健とその課題等について理解する。
⑤ 保育における環境及び衛生管理並びに安全管理について理解する。
⑥ 施設等における子どもの心身の健康及び安全の実施体制について理解する。
3.授業内容
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
1
子どもの保健の意義・目的・内容
母子保健行政 子育て支援策
2
身体の発育と保健
DVD25分
「乳幼児の体の発育」
復習-ワークシート
3
運動機能の発達と保健
原始反射、粗大運動、微細運動
VTR25分
「こころの発達」
プリント
復習-ワークシート
4
成熟新生児、ハイリスクベビー
プリント 復習-ワークシート
5
生理機能の発達と保健
循環機能
VTR15分、プリント 復習-ワークシート
6
子どもの病気・異常とその対処・予防
― 先天性疾患
プリント
復習-ワークシート
7
循環器系疾患
プリント
復習-ワークシート
8
呼吸機能の発達 プリント
復習-ワークシート
9
呼吸器系疾患
プリント
復習-ワークシート
10
消化機能の発達
DVD20分「食べ物探検」
復習-ワークシート
「味覚の発達」 他
11
消化器系疾患
プリント
復習-ワークシート
12
排泄機能の発達
プリント
復習-ワークシート
13
腎・泌尿器系疾患
プリント
復習-ワークシート
14
免疫機能の発達
プリント
復習-ワークシート
15
感染症
プリント
復習-ワークシート
16
前期の振り返り・中間テスト
17
感染予防策、予防接種
解 説 プ リ ン ト・ ワ ー ク
シート
予習-教科書通読
教科書通覧
101
― ―
「健やか親子21」
子育て格言、諺
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
18
血液の組成・指標
解 説 プ リ ン ト・ ワ ー ク
シート
復習-ワークシート
予習-教科書通読 19
血液系疾患・小児のガン
解 説 プ リ ン ト・ ワ ー ク
シート
復習-ワークシート
予習-教科書通読 20
アレルギー・免疫疾患
解 説 プ リ ン ト・ ワ ー ク
シート
復習-ワークシート
予習-教科書通読 21
内分泌代謝疾患
解 説 プ リ ン ト・ ワ ー ク
シート
復習-ワークシート
予習-教科書通読
22
精神の発達と保健
DVD「 赤 ち ゃ ん は こ ん
なにすばらしい」 復習-ワークシート
予習-教科書通読
23
運動器系疾患
プリント
復習-ワークシート
予習-教科書通読
24
脳神経・感覚器系疾患 プリント
復習-ワークシート
予習-教科書通読
25
皮膚の疾患 プリント
復習-ワークシート
予習-教科書通読
26
精神神経の病気
プリント
復習-ワークシート
予習-教科書通読
27
子どもを取り巻く生活環境と心身の保健
被虐待児について
プリント
復習-ワークシート
予習-教科書通読
28
子どもの生活習慣と健康
プリント
復習-ワークシート
予習-教科書通読
29
災害・事件・事故に遭遇した子の健康課題 プリント
復習-ワークシート
予習-教科書通読
30
まとめ プリント
復習-ワークシート
予習-教科書通読
31
終講試験
ペーパー試験
学習資料持込可
4.評価方法
前期末、学年末の試験(通算70%)提示課題(20%)授業参加姿勢(10%)で評価する。
5.教 科 書
書 名:演習 子どもの保健Ⅱ 著者名:今井 七重 編 発行所:㈱みらい 価 格:2,100円(税別)
102
― ―
子どもの保健Ⅱ
かね
こ
さと
み
非常勤講師 金 子 里 美
【本務:福島東稜高等学校教諭】
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
3年生
前・後期
演 習
1単位
15回
卒業選択必修・幼稚園教諭選択・保育士必修
1.授業概要
子どもの発育に相応した健康管理上の課題が理解でき、子どもの発育の観察・評価、日々の健康観察、安全で衛生的
な保育環境整備、事故予防・応急手当、感染予防等健康管理に必要な事項について演習を介して技術体験を課す。
2.目 標
① 子どもの健康及び安全に係る保健活動の計画及び評価について学ぶ。 ② 子どもの健康増進及び心身の発育・発達を促す保健活動や環境を学ぶ。
③ 子どもの疾病とその予防及び適切な対応について理解する。
④ 救急時の対応や事故防止、安全管理について具体的に学ぶ。
⑤ 現代社会における心の健康問題や地域保健活動等について理解する。
3.授業内容
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
1
健康な子どもの発育過程
DVD[世界の子育て]
ミニレポート①
「赤ちゃんの能力」
2
乳幼児の健康観察・評価
① ヴァイタルサイン測定
学生同士で測定演習
ミニレポート②
「図説ワークシート」
3
② 身体計測
人形使用・学生同士での ミニレポート③
計測
「身体計測法」
4
③ 計測値の評価
ミニレポート④
提示データのワークシー
「パーセンタイル曲線・
ト記入・指数計算
指数評価」
5
④ 視覚・聴覚機能の観察
ミニレポート⑤
テスト用図作成・いろい
「感覚器機能テストでの
ろな方法演習
気づき」
6
⑤ 体調不良時の観察とケア
ラジカセ10分
DVD10分 ミニレポート⑥
「泣き声の特徴と対処」
7
病気の場合、症状へのケア①
VTR20分、プリント
ミニレポート⑦
「乳幼児に多い症状とケア」
8
病気の場合、症状へのケア②
薬の与え方
薬の形状、使用法擬似薬 ミニレポート⑧
品での演習
「内服薬投与法の工夫」
9
子どもの事故防止
DVD50分
「事故は半減できる」
プリント
10
応急処置
① 外傷、熱傷、急病時の対処法
11
応急処置
② 包帯法と搬送法
12
救急処置
―
VTR45分
「乳児の応急処置」
「幼児の対応」
包帯各種、
学生同士で演習
ミニレポート⑨
「事故予防チェック」
ミニレポート⑩
「外傷・急病時の対応」
ミニレポート⑪
「上肢、
関節の包帯法」他
レサシアン人形、実習用 ミニレポート⑫
AED
「小児の心肺蘇生ポイント」
CPR 、AED 、回復体位
103
― ―
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
プリント、手洗い用具と ミニレポート⑬
チェック具
「消毒薬の希釈」
手洗い、うがい、種々の消毒
13
感染予防法
14
母子保健施策と集団保育における健康管理
図解プリント
15
演習全項目リフレクション
①~⑬提示ミニレポート
16
期末テスト
筆記試験
―
授業時間外の必要な学修
4.評価方法
期末試験(70%)各回の演習項目レポート・取組み状況含(30%)で評価する。
5.教 科 書
*科目・子どもの保健と同テキスト
書 名:演習 子どもの保健Ⅱ 著者名:今井 七重 編 発行所:㈱みらい 価 格:2,100円(税別)
6.教科書を使用しない場合の代替教材等
資料準備あり
104
― ―
子どもの食と栄養
すず
き
れい
こ
なか
むら
けい
こ
准教授 鈴 木 礼 子
講 師 中 村 啓 子
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
3年生
前・後期
演 習
1単位
15回
卒業選択必修・幼稚園教諭選択・保育士必修
1.授業概要
小児期の栄養と食生活は、生涯に亘る健康と生活の基礎となる。小児の栄養は保育者に委ねられることから、保育者
として知っておくべき栄養の基礎、小児のライフステージ別の特徴と栄養、また日本での小児を取り巻く食問題等を講
じ、演習等により理解を深める。
2.目 標
保育に携わる者として、小児期の栄養と食生活の重要性を理解し、食事提供及び食事指導するために必要な知識をみ
につける。
3.授業内容
1回目の授業で詳細は説明するが、講義、話し合い等の方法を取り、レポートも課すので指示に留意すること。
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
1
オリエンテーション
子どもの発達と発達支援
教科書・プリント
子どもの発達を復習する
2
~
4
栄養・食品・食生活の基礎知識⑴・⑵
豆テスト
教科書・DVD
自分の食生活を振り返る
5
妊娠(胎児期)の食生活
教科書・プリント
妊娠の復習する
6
乳児時期の食生活
教科書・プリント
乳児の復習する
7
幼児期の食生活
教科書・プリント
幼児の復習する
8
~
12
子どもと食
⑴ 偏食・食欲不振・虫歯・噛む・アレルギー
⑵ 発熱・嘔吐・下痢・食中毒・障碍のある子
⑶ 食生活の変容と現代・コ食・食の安全
豆テスト
教科書・プリント
13
食指導・食育・食育の実践計画
計画書の提出
教科書・プリント
14
~
15
児童福祉施設における栄養と食事
保育所給食・食育の実践
教科書・プリント
16
テスト
出欠については福島学院大学短期大学部保育科第二部履修規定による
4.評価方法
豆テストを含むテスト80% レポート及び発表20%
5.教 科 書
書 名:子どもの食と栄養 著者名:峯木真知子 他
発行所:㈱みらい 価 格:2,200円(税別)
105
― ―
食育の実践計画
6.参 考 書
書 名:保育所保育指針ハンドブック 発行所:学研 価 格:1,580円(税別)
食品成分表(どこの出版社のものでもよいが、ビジュアルでないもの)
106
― ―
保育・教育課程論
みや
さき
みつぎ
教 授 宮 前 貢
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
3年生
前 期
講 義
2単位
15回
卒業選択必修・幼稚園教諭必修・保育士必修
1.授業概要
保育・教育の目的達成のために編成される教育課程の意義やその必要性および法的根拠、教育課程の編成手順・方法
を理解し、保育・教育の具現と充実を図るための具体的な指導計画や保育・指導案を作成することができるようにする
とともに、より目的的で質の高い教育課程編成のあり方について探求する。
2.目 標
⑴ 保育・教育の目的達成と教育課程の意義や必要性および法的根拠や編成手順・方法を理解する。
⑵ 日々の保育・教育に必要な具体的な指導計画や保育・教育のための指導案を作成することができるようにする。
⑶ 指導と評価の観点に立ち、より効果的で質の高い教育課程編成あり方・方法について創造的に探求する。
3.授業内容
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
1
授業ガイダンス
養育・保育・教育について考える
授業目標・方法
自分の考えで話し合う
2
目的的・計画的な営み
保育・教育教育課程の意義と必要性
プリント資料
幼稚園教育要領
「幼稚園教育要領」「保育
所保育指針」 を読む
3
教育課程の編成の原則と手順
期・月・週の計画発達課題・地域
プリント資料
幼稚園教育要領解説
「幼稚園教育要領」「保育
所保育指針」 を読む
4
保育のねらい・内容と教育課程の編成
プリント資料
「幼稚園教育要領」「保育
幼稚園教育要領・5領域 所保育指針」 を読む
5
教育課程と指導計画
長期・短期の計画
プリント資料
幼稚園教育要領解説
「幼稚園教育要領」「保育
所保育指針」 を読む
6
保育内容と子どもの活動
活動の総合性〈5領域〉
プリント資料
幼稚園教育要領解説
予習・配布資料〈期・月・
週の計画〉を読みそれぞ
れの違いをとらえる
7
保育計画の構成・月の計画立案⑴
プリント資料
月の計画事例
幼稚園教育要領解説
月の計画事例を読み、
期の
計画との違いを整理する
8
保育計画・月の計画立案⑵
プリント資料
月の計画事例
月の計画の立案について
まとめる
9
保育計画・週の計画立案⑴
プリント資料
週の計画事例
週の計画事例に学ぶ
10
保育計画・週の計画立案⑵
プリント資料
週の計画事例
週の計画の立案について
まとめる
11
保育計画・日の計画立案⑴
プリント資料
日の計画事例
週の計画、日の計画の違
いをとらえる
12
保育計画・日の計画立案⑵
プリント資料
日の計画事例
日の計画の立案について
まとめる
13
指導計画と評価・指導と評価
指導計画の改善と反省的な実践
プリント資料
幼稚園幼児指導要録
指導計画の改善の視点に
ついて整理する
107
― ―
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
14
指導計画立案の配慮事項
教育活動終了後の活動・子育て支援
プリント資料
「幼保一元化」について
長時間保育・子育て支援 調べる
15
今後の保育と教育課程
プリント資料
16
期末テスト
これまでの学修を振り返る
4.評価方法
期末試験60%、授業後の「感想・質問・意見」 の提出30%、出席状況10%。
授業中の携帯使用が判明したら、授業放棄とみなし、単位を与えない。
詳しくは、初回「授業ガイダンス」で説明する。
5.教 科 書
使用しない。授業に必要な資料は、その都度、印刷し、配布する。
6.参 考 書
書 名:岩波ブックレット№709 「変わる保育所 量から質の時代へ」 著者名:普光院亜紀
発行所:岩波書店 価 格:500円(税別)
書 名:教育課程の理論 保育におけるカリキュラム・デザイン 著者名:磯部 裕子
発行所:萌文書林 価 格:1,800円(税別)
108
― ―
保育・教育課程論
わた
なべ
ひろ
し
専任教員 渡 辺 博 志
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
3年生
後 期
講 義
2単位
15回
卒業選択必修・幼稚園教諭選択必修・保育士必修
1.授業概要
認定こども園、幼稚園、保育所及び連節する小学校低学年で行われている保育・教育活動は、国の意図的、計画的な
仕事として行われていることを理解できるようにする。国はその目的を達成するため保育・教育活動の基準として幼稚
園教育要領、保育指針、学校指導要領を公示し、充実した保育・教育の具現に努めていること、また各幼稚園、保育所
では、地域や子どもの実態を踏まえた保育・教育活動を行うため、最適な教育課程を編成し、特色ある保育・教育を推
進していることなどをとらえることをできるようにする。
さらに教育課程編成の必要性、指導計画や保育・指導案の作成についても具体事例などをもとに考察するとともに、
計画作成の作業に取り組むことができるようにする。
2.目 標
⑴ 保育・教育の目的達成と教育課程の意義や必要性および法的根拠や編成手順・方法を理解する。
⑵ 日々の保育・教育に必要な具体的な指導計画や保育・教育のための指導案を作成することができるようにする。
⑶ 指導と評価の観点に立ち、より効果的で質の高い教育課程編成のあり方・方法について想像的に探究する。
3.授業内容
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
1
1.オリエンテーション
⑴ 授業の概要と目標
⑵ 授業内容と評価方法 ⑶ その他(本科目の留意点)
2.
「養育・保育・教育」について考え話し合う
授業目標・方法
パワーポイント資料
2
目的・計画的な営み
◦教育課程の意義と必要性
教科書・プリント教材
メディア資料
パワーポイント資料
次時の授業に関するキー
ワード予習
学修ミニレポート1
「保育」
「教育」の仕事…意図的・計画的にすすめるために
3 ◦
「幼稚園教育要領」
「保育所保育指針」
「認定こども園
教育・保育要領」の必要性
教科書・プリント教材
パワーポイント資料
次時の授業に関するキー
ワード予習
学修ミニレポート2
4
教育課程編成の基本的な考え方
◦めざす幼児像 具体的なねらい 保育の具体的な内容
教科書・プリント教材
メディア資料
パワーポイント資料
次時の授業に関するキー
ワード予習
学修ミニレポート3
5
保育のねらい、内容と教育課程編成の具体と手順
◦保育内容と領域
教科書・プリント教材
パワーポイント資料
次時の班課題決定
調査研究・ミニレポート
作成
6
保育内容と子どもの活動
◦発達の理解と指導計画
グループ討議、研究
メディア資料
グループ検討と発表
次時の授業に関するキー
ワード予習
7
意図的・計画的に保育・教育を行うための「計画」の必
要を考える
◦年間指導計画 月指導計画 週指導計画(週案)
日指導計画(日案)
教科書・プリント教材
パワーポイント資料
次時の授業に関するキー
ワード予習
学修ミニレポート4
8
日案(日の計画)を作成する⑴
◦日案作成の基本と諸要素
教科書・プリント教材
パワーポイント資料
学修ミニレポート5
◦演習(日案)作成 109
― ―
次時の授業に関するキー
ワード予習
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
9
日案(日の計画)を作成する⑵ 教科書・プリント教材
◦幼児の活動
メディア資料
◦環境構成の具体
パワーポイント資料
◦指導上の留意点
学修ミニレポート6
◦演習(日案)作成
10
週案(週の計画)を作成する⑴
◦週案作成の基本と諸要素
教科書・プリント教材
グループ討議・研究
班ごと週 案 作 成の課 題
決定
調査研究・ミニレポート
作成
11
週案(週の計画)を作成する⑵
◦週案作成の構想と具体
グループ討議、研究
発表会・質疑 グループ検討と発表
次時の授業に関するキー
ワード予習
12
教育活動の「評価」を考える
◦保育者による自己評価の観点
◦保育者間で行う自己評価
◦保育所施設の自己評価
教科書・プリント教材
パワーポイント資料
次時の授業に関するキー
ワード予習
学修ミニレポート7
13
子どもの育ちと幼児教育の今日的課題
◦子ども支援
◦広がる○○活動
教科書・プリント教材
パワーポイント資料
次時の授業に関するキー
ワード予習
学修ミニレポート8
14
保育者の在り方を考える
◦魅力的な研修
教科書・プリント教材
パワーポイント資料
次時の授業に関するキー
ワード予習
学修ミニレポート9
15
幼児教育のまとめと研究の動向
◦教育改革と幼稚園教育
プリント教材
メディア資料
パワーポイント資料
これまでの学習内容に関
する質問と整理
16
期末試験
4.評価方法
筆記試験60% 授業後の「授業テーマに関する学修ミニレポート・演習レポート」の提出30%、授業への参加態度(討
議、発言、質問、提案)10%
5.教 科 書
書 名:保育課程総論 著者名:北野 幸子 編著
発行所:北大路書房 価 格:1,700円(税別)
書 名:幼稚園教育要領 著者名:文部科学省
発行所:フレーベル館 価 格:100円(税別)
書 名:保育所保育指針 著者名:厚生労働省
発行所:フレーベル館 価 格:120円(税別)
書 名:幼保連携型認定こども園 教育・保育要領 著者名:内閣府・文部科学省・厚生労働省
発行所:フレーベル館 価 格:150円(税別)
※教科書教材とともにプリント教材を併用する
6.参 考 書
書 名:あたらしい幼児教育課程総論 著者名:岸井 勇雄・横山 文樹 著
発行所:同文書院 価 格:2,100円(税別)
書 名:教育課程の理論 保育におけるカリキュラムデザイン 著者名:磯部 裕子
発行所:萌文書院 価 格:1,800円(税別)
110
― ―
保育相談支援
こん
きよ
たか
専任講師 今 清 孝
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
3年生
前・後期
演 習
1単位
15回
卒業選択必修・幼稚園教諭選択・保育士必修
1.授業概要
具体的に保護者が抱える育児に関する問題を、子どものより良い保育環境を整える視点から考える。子どもにかかわ
る大人の生活(ライフサイクル)を理解し、保護者の子育てに関する問題に適切な対処をし、相談支援の記録・評価が
できる力を養う。
本授業は講義のほかグループ討議、模擬相談演習、ロールプレイなどを行う。
2.目 標
⑴ 子どもや保護者の様子、
また実際の保護者からの相談内容から、問題を見出し、支援を具体化する能力を身につける。
⑵ 問題の整理方法と支援方法、またそれらの過程を記録し評価する技術を身につける。
3.授業内容
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
1
1.オリエンテーション
⑴ 授業の概要と目標
⑵ 授業内容と評価方法
⑶ その他(本科目の留意点)
2.プロジェクト・アドベンチャー
授業計画
プリント・ゲーム
2
保育相談支援の意義
教科書・プリント
グループ討議
3
保育相談支援の原則
教科書・プリント
グループ討議
4
保育相談支援の進め方
教科書・プリント
グループ討議
5
保育相談支援の技術⑴
授業時間外の必要な学修
運動ができる服装で出席
のこと
教科書・プリント
グループ討議
6
保育相談支援の技術⑵
教科書・プリント
模擬相談演習
7
中間まとめ
小レポート作成
教科書・プリント
8
保育相談支援の実際⑴
9
保育相談支援の実際⑵
教科書・プリント
模擬相談演習
10
保育相談支援の実際⑶
教科書・プリント
ロールプレイ
11
保育相談支援の記録⑴
教科書・プリント
模擬相談演習
12
保育相談支援の記録⑵
教科書・プリント
グループ討議
13
保育相談支援の評価⑴
教科書・プリント
模擬相談演習
教科書・プリント
DVD教 材 ア ロ ー ウ ィ ン
「保育相談支援」37分
111
― ―
1~6のまとめ
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
14
保育相談支援の評価⑵
教科書・プリント
グループ討議
15
まとめ
小レポート作成
教科書・プリント
16
期末試験
4.評価方法
詳細説明を初回授業に行う。
⑴ 期末試験 70%
⑵ レポート(2回) 20%
⑶ 受講態度・受講意欲 10%
5.教 科 書
書 名:演習 保育相談支援(第2版) 著者名:小林 育子
発行所:萌文書林 価 格:1,600円(税別)
6.参 考 書
書 名:保護者支援スキルアップ講座 著者名:柏女 霊峰 他
発行所:ひかりのくに 価 格:1,200円(税別)
7.そ の 他
授業に臨むにあたり、予習・復習を必ず行なうことを求める。
ロールプレイ等の実施のため、軽度の運動ができる服装で出席することを求める。
112
― ―
授業時間外の必要な学修
8~14のまとめ
保育相談支援
の
ざき
み
き
こ
非常勤講師 野 崎 美紀子
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
3年生
前 期
演 習
1単位
15回
卒業選択必修・幼稚園教諭選択・保育士必修
1.授業概要
複雑・多様化している社会状況の中で、子育て期における家庭・保護者はさまざまな問題に直面している。保護者支
援の必要性とその意義を事例検討等・演習により理解し、考察を深めていく。
2.目 標
学生自らが、自分たちの生きる社会の現状を認識し、児童家庭福祉の視点から保護者の抱える困難や個別性を理解し、
支援の正しいあり方について具体的に学び、実践できるように、一人ひとりの資質の向上を目指す。
3.授業内容
回数
1
2
授 業 内 容
授業方法・教材等
オリエンテーション
授業の概要と目標について
「私の育った環境」成育歴
― 家庭の意義と機能
授業時間外の必要な学修
テキスト・課題
レポート
テキスト・資料
テキスト予習
3
保育相談支援とは
― 保育士とは、保育士の専門性
保育所保育指針
テキスト・資料
テキスト予習
4
子どもを取りまく環境と社会状況
― 保育相談支援の意義
保育所保育指針
テキスト・資料
新聞記事を読む(課題)
5
保育相談支援の基本Ⅰ
― 子どもの最善の利益
テキスト・資料
演習
記事感想レポート(提出)
6
保育相談支援の基本Ⅱ
テキスト・資料
演習
テキスト予習
7
保育相談支援の基本Ⅲ
― 連携と協働
テキスト・資料
演習
テキスト予習
次週小テスト実施
8
保育相談支援の実際Ⅰ
― 保育士に求められる専門性
テキスト・資料
小テスト実施
新聞記事を読む(課題)
9
保育相談支援の実際Ⅱ
― 保護者支援の内容
テキスト・資料
テキスト予習
10
保育相談支援の実際Ⅲ
― 支援の方法と技術
テキスト・資料
テキスト予習
11
保育相談支援の実際Ⅳ
― 支援計画・記録・評価
テキスト・資料
演習
12
保育相談支援の実際Ⅴ
― カンファレンス
演習
新聞記事を読む
13
児童福祉施設における保育相談ⅠⅡ
テキスト・資料
新聞記事を読む
14
児童福祉施設における保育相談ⅢⅣ
テキスト・資料
15
保育士に求められる保育相談支援
テキスト・資料
16
小論文
113
― ―
読後の感想をまとめる
(提出・発表準備)
4.評価方法
◦基本的な受講の姿勢・自主的・意欲的な学習態度(出席・意見発表等) 30%
◦レポート提出、グループ討議参加状況 30%
◦期末小論文 40%
5.教 科 書
書 名:保育相談支援 著者名:大嶋 恭二・金子 恵美 編著
発行所:建帛社 価 格:1,800円(税別)
7.そ の 他
授業時配布された資料は、必ず持参のこと。
114
― ―
乳
児
保
育
さい
とう
あつ
こ
非常勤講師 齋 藤 厚 子
【本務:霊山三育保育園 園長】
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
3年生
通 年
演 習
2単位
31回
卒業選択必修・幼稚園教諭必修・保育士必修
1.授業概要
乳幼児期は、社会的人間の形成上、身体的、精神的発達の基礎をなす時期である。
昔から言い伝えられている「三つ子の魂百まで」は根拠のないことではなく日本の風土や子育て文化、乳児が育つ過
程で保育者の豊かな人間性、緻密な観察力と創造力、そして不断の努力に支えられた確かな判断力で一人一人の乳児と
向き合い乳児との相合作用の中で営まれることを学び、乳児保育の専門的な知識や発達段階に応じた援助の仕方など、
より深く理解できるよう講義と演習で進めていく。
2.目 標
⑴ 心身ともに健やかな乳幼児を育むために、保育士として必要な理論と実践を深め、保育所職員としての職務及び責
任の理解と自覚について具体的に理解する。
⑵ 乳児が、集団保育の中で健やかに育つことの具体的な課題、方法について実際に体験することにより理解を深
める。(保育所保育指針解説書)
3.授業内容
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
親子づれや子どもと触れ
あう機会があったら観察
をする
1
オリエンテーション
授業の進め方
2
乳児保育はなぜ必要か社会的背景から考える
⑴ 保護者の就労を支える乳児保育
⑵ 保護者の子育てを支える乳児保育
テキスト・資料
仕事と生活の調和に向け
た方策を考察する
3
乳児保育の成り立ちを知ろう
歴史と現状を理解する
乳児保育のはじまり
テキスト・資料
授業内容の復習
社会的な視野を持つよう
に意識する
4
知っておきたい法律のいろいろ
児童福祉法・児童福祉施設最低基準
労働基準法が示す女性への配慮
テキスト・資料
授業内容の復習
ワークシート作成
5
保育所保育指針における乳児保育
保育所に求められる役割
保育所保育指針
解説書を読み取る
ワークシート:保育所保
育指針の予習
6
乳児保育のポイント①
0・1・2歳児の発達過程をとらえる
テキスト・資料
演習課題:誕生時のアン
DVD「乳児保育の実際」
ケート作成
15分
7
乳児保育のポイント②
0・1・2歳児の保育に関わる配慮事項
テキスト・保育所保育指
針・乳児保育に関わる配 ワークシート作成
慮事項
8
人生の基礎としての乳児期
ポルトマンの考え方に学ぶ
テキスト・資料
生理的早産であることの 授業内容の復習
意味を知る
9
乳児の心の発達・身近な人との絆を育む過程・アタッチ テキスト・乳児保育と母 愛着がどのように形成さ
メントの重要性
子関係
れるのか考察する
10
乳児のことばの発達・思いを伝え合う手段を得る過程
115
― ―
テキスト・資料
ことばの発達の筋道
赤ちゃんの気持ちをこと
ばにしてみる
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
11
からだの発育と運動機能の発達
乳児の睡眠について
テキスト・からだの成長・
授業内容の復習
運動能力の発達
12
乳児保育の計画①
保育計画の構造・保育所保育指針
指導計画と記録
演習・テキスト
指導計画を作成する
指導計画作成の予習
13
乳児保育の計画②
保育実践記録・週案・日案
演習・テキスト
演習課題レポート:指導
計画作成
14
まとめ
DVD「乳児保育の実際」
授業内容の復習
乳児保育後半編
15
前期末試験
レポート作成
16
だっこのしかた・おんぶのしかた
乳児とのふれ合いの基本を学ぶ
テキスト・演習
よこだき・たて抱きの方 授業内容の予習
法・おんぶの方法
17
乳児の衣服の基礎知識
衣服の特徴と扱いを知る
テキスト・演習
仰向けの姿勢・座った姿 授業内容の予習
勢での着替え
18
衣服の着せ方・脱がせ方
着替えの配慮のポイントを学ぶ
乳児の排泄への対応
演習:人形を使って
授業内容の予習
着脱・オムツ替えの手順
19
乳児のからだを清潔に保つために
沐浴のしかた・清拭のしかた
保育環境の衛生管理
演習:人形を使って
沐浴の手順
授業内容の予習
20
乳児のための遊具
発達を考えた乳児のおもちゃ作り
実習
おもちゃ作り
復習レポート:手作りお
もちゃ製図作成
21
乳児保育の絵本
適した絵本の読み聞かせ
テキスト・演習
絵本を読む
予習:絵本を読む、絵本
を集める
22
授乳のしかたとその準備:人工乳・冷凍母乳の扱いを学ぶ
離乳食の基礎知識:離乳に向けた食事のすすめ方を知る
テキスト・演習
実際に人工乳を作る
授業内容の復習
23
かみつき・ひっかきへの対応
トラブルの背景と保護者との連携について
テキスト
かみつきの原因と対応に
ついて行動を読み取る
24
乳児保育における保健活動
⑴ 健康状態の把握
⑵ 乳児の事故と安全対策
テキスト・資料
乳児を事件・事故から守 授業内容の予習
る方法を知る
25
乳児の病気と事故
感染症・乳児期におおい病気
保育園と薬
演習・資料
授業内容の予習
感染症:予防策と具体策
26
乳児保育と連携を考える
保育士・職員間の連携・家庭・地域との連携
テキスト・資料
乳児保育における複数担
任制
27
乳児保育の未来・乳児保育の援助
⑴ 虐待などへの対応の仕方
⑵ 保育所職員に求められる資質・能力・ネットワーク
テキスト・資料
虐待の発見と対応
保護者に寄り添う
28
遊びこそ豊かな学び
DVD「表現する力」
29
連絡帳の書き方・子どもの育ちを保護者とわかち合う
ワークシート・演習
予習:事例を読んで保護
信頼関係の構築に向けて 者の気持ちを考察する
30
まとめ
DVD「乳児保育の実際」
保育園の行事
31
後期末試験
筆記試験
116
― ―
予習:虐待などの記事を
調べる
4.評価方法
試験70% レポート20% 授業態度(授業への取り組み、積極的、自発的な応答、参加)10%
5.教 科 書
書 名:はじめて学ぶ 乳児保育 著者名:志村 聡子 偏著
発行所:同文書院 価 格:2,000円(税別)
書 名:保育所保育指針解説書 著者名:厚生労働省 編
発行所:フレーベル館 価 格:190円(税別)
6.そ の 他
◦実習等による出席状況により、授業内容の予定を変更する場合がある。
117
― ―
教育の方法と技術
うめ
みや
兼担教授 梅 宮 れいか
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
3年生
前・後期
演 習
2単位
15回
卒業選択必修・幼稚園教諭必修・保育士選択
1.授業概要
幼稚園、保育所、認定こども園等の現場における保育、教育を意義深いものにするため、目的的な営みとしての教育
活動と、今日の具体的保育、教育現場で行われている教育方法について理解を深める。幼稚園教育要領、保育所保育指
針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領に基づく保育・教育の計画、実施、評価の実際と情報機器、ICT 技術の効
果的活用について学び、理解を深める。
2.目 標
教育の方法、ならびに技術の修得をテーマとし、次の各点を到達目標とする。
⑴ 目的的営みとしての教育と教育方法に関わる基本的な内容を理解する。
⑵ 今日の教育保育活動と教育方法について理解する。
⑶ 教育保育活動の計画、実施、評価の基本について理解する。
⑷ 教育保育活動の準備、設計、実施、評価検討までの主要フェーズにおける情報機器、ICT 技術活用との兼ね合いを
知る。
3.授業内容
回数
授 業 内 容
項 目
授業方法・教材等
内 容
授業時間外の必要な学修
1
ガイダンス
オリエンテーション
⑴ 授業概要と目標
⑵ 授業内と評価の方法
授業計画
⑶ その他
(本科目の留意点) 講義
こ の 授 業 で 考 え る 内 容 と 「教育方法」について
2
目的的な営みとして
の教育
幼稚園教育要領、保育所保育指
針、幼保連携型認定こども園教
講義
育・保育要領に基づく「教育・
保育」
予習:幼稚園教育要領、保育所保育
指針、幼保連携型認定こども
園教育・保育要領の通読
復習:ノートの整理
3
今日の教育方法⑴
教授学の黎明と子どもの位置づけ 講義
予習:ルソーの教育観について調べ
ておく
復習:ノートの整理
近代学校における教授方法と新
講義
教育運動の教授理論
予習1:ペスタロッチの教育観につ
いて調べておく
予習2:デューイの教育観について
調べておく
復習:ノートの整理
学習心理学と現代の教授理論
講義
予習1:プログラム学習について調
べておく
予習2:発見学習について調べてお
く
復習:ノートの整理
子ども中心主義、発達的観点、
講義
経験学習、フレーベル学派
予習1:日本における子ども中心主
義について調べておく
予習2:日本におけるフレーベル学
派と幼児教育の関係を調べ
ておく
復習:ノートの整理
4
5
今日の教育方法⑵
今日の教育方法⑶
6 「保育・教育」の方法
118
― ―
復習:ノートの整理と理解
回数
授 業 内 容
項 目
授業方法・教材等
内 容
授業時間外の必要な学修
子どもへの柔らかな
対応
環境としての保育者
講義
予習:教育・保育論集第19号「環境
としての香り」(配付資料)
を読んでおく
復習:ノートの整理
授業の設計・準備⑴
教材研究の意義と方法、教材の
作成・推敲と情報収集
作業課題:
「VTR で視聴した“少
年”が生活している街の社会環
境について調査する」
講義
使用教材:
NHK「アジア
古都物語」30分
予習:「児童労働」について調べて
おく
復習:課題を進めておく
授業の設計・準備⑵
演習
コンピュータや情報メディアの 使用教材:
活用と保育情報の収集
Google earth、
YouTube
予習:課題を進めておく
復習:課題の提出
「教育・保育」の計
10
画案と実践
活動の統合性、
ねらいの焦点化、
講義
教師の指導・援助
予習:実習ノート保育記録を見直
し、一日の活動、ねらい、関
わりの内容を再考しておく
復習:ノートの整理
11
授業実施と展開
講義
予習:ヒーロー・ヒロインごっこ遊
授業展開と教授方法、視聴覚メ 使用教材:
びについて調べておく
ディアの活用
「Yes ! プリキュ
復習:ノートの整理
ア5」25分
12
計画と実践の評価
カリキュラム開発、潜在的カリ
キュラム、PDCA サイクルの活 講義
用
予習:幼稚園教育指導要領、保育所
保育指針、幼保連携型認定こ
ども園教育・保育要領の通読
復習:ノートの整理
13
学びの評価と学びの
履歴
計画と学びの履歴の管理と活
用、情報収集と管理、情報共有 講義
の基本
予習:児童相談所の役割について調
べておく
復習:ノートの整理
14
評価方法と ICT
学習過程と成果の評価、ポート
フォリオ
演習
作業課題:活動内容が見える 使用教材:
ポートフォリオを excel を使っ excel
て作成する
予習:実習ノート保育記録を見直
し、その中から一日分の記録
をコピーして持参する
復習:課題の完成
15
まとめ
時間内レポートの作成・提出
予習:課題に即したレポートの下書
きを用意する
7
8
9
レポートの作成
4.評価方法
授業出席(態度を含む)30%、提出課題(2回×10%)20%、最終レポート40%、授業終了時のカードレポート10%
なお、詳しい評価方法に関しては、初回ガイダンス時に行う。
5.教 科 書
授業時に適宜配付する。
6.参 考 書
書 名:幼稚園教育要領解説書 著者名:文部科学省
発行所:フレーベル館 価 格:190円(税別)
書 名:保育所保育指針解説書 著者名:厚生労働省
発行所:フレーベル館 価 格:190円(税別)
書 名:幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説書 著者名:内閣府・文部科学省・厚生労働省
発行所:フレーベル館 価 格:未定
119
― ―
書 名:教育の方法と技術 著者名:平沢 茂 編著
発行所:図書文化社 価 格:2,000円(税別)
7.そ の 他
USB メモリスティック(1 , 000円程度のもの)を用意しておくこと。すでに持っている場合は、購入の必要はない。
120
― ―
幼
児
理
解
そえ
た
かず
こ
非常勤講師 添 田 和 子
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
3年生
前・後期
演 習
2単位
15回
卒業選択必修・幼稚園教諭必修・保育士選択必修
1.授業概要
幼児一人一人を理解すると言うことの意味と、その発達の特性や課題に応じた教育を行いために必要な基礎理論につ
いて理解し、幼児にどうかかわり援助していくかについて考える。
2.目 標
保育所保育指針解説書、幼稚園教育要領の再確認とともに、視聴覚教材等による事例等から、理論を踏まえた上で一
人一人の特性を見とりかかわることの重要性を理解し、幼児の言動の意味することの理解と把握、援助の仕方について
考察できるようにする。
3.授業内容
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
1
オリエンテーション
◦授業の趣旨と進め方
授業内容に関するプリント
授業の目標・方法
自分の考えのまとめ
2
子どもを理解するということ1
◦保育所保育指針解説や幼稚園教育要領解説
◦DVD 、絵本、文献等
授業内容に関するプリント
それぞれに見る幼児の
姿から感じたことの話
し合い
自分自身の幼児時代を振
り返ってのまとめ
3
子どもを理解するということ2
◦幼児理解の基盤
授業内容に関するプリント
◦指針や要領から
◦幼児の姿から
指針と要領の読み込み
4
子どもの発達の特性と発達過程
授業内容に関するプリント
◦発達に関する理解
指針と要領の読み込み
5
幼児観察を通した理解1
授業内容に関するプリント
視聴覚教材視聴から話
し合い
幼児理解の視点のまとめ
6
幼児観察を通した理解2
授業内容に関するプリント
視聴覚教材視聴から話
し合い
幼児理解の方法のまとめ
7
幼児の活動場面記録から1
授業内容に関するプリント
幼児の言動をどう理解し
幼稚園等での事例から、
かかわるか
話し合い
8
幼児の活動場面から記録2
授業内容に関するプリント
幼児理解の違いによるか
幼稚園等での事例から、
かわりの違い
話し合い
9
絵本や文学作品に見る子どもの世界
授業内容に関するプリント
絵本等の子どもの内面
の理解
自分の考えをもった考察
10
幼児の見取りを生かすかかわり方
授業内容に関するプリント
視聴覚教材視聴から話
し合い
見取りが援助にどう生
かされるかのまとめ
11
幼児の見取りを生かすかかわり方
授業内容に関するプリント
場面想定による話し合い
実習等の記録の見直し
121
― ―
回数
12
授 業 内 容
絵本や文学作品に見る子どもの世界
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
授業内容に関するプリント
絵本等の子どもの内面
の理解
自分の考えをもった考察
13
「幼児理解」についてのまとめ
◦発表資料作り
授業内容に関するプリント
幼児理解についての自分
◦
「私の学んだ幼児理解」
の考えのまとめ
資料作成
14
「幼児理解」についてのまとめ
◦発 表
授業内容に関するプリント
幼児理解についての自
◦
「私の学んだ幼児理解」
分の考えの発表
の発表
「幼児理解」についての
自分の考えの変容につ
いての話し合い
15 「幼児理解」についてのまとめ
16
幼児理解についての深ま
りのまとめ
後期末試験
4.評価方法
レポートの作成・提出(30%)
、
及び演習評価(20%)は、各授業内容の理解及び自己の見解の明確さについて評価する。
さらに、期末試験(50%)は、授業内容の理解度等について評価し、各結果を合計する。
5.教 科 書
書 名:幼児理解と評価 著者名:文部科学省
発行所:ぎょうせい 価 格:190円(税別)
6.そ の 他
◦授業計画の具体的な展開等についての詳細は、第1回の授業の際に説明する。
122
― ―
保育・教職実践演習
そえ
た
かず
こ
非常勤講師 添 田 和 子
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
3年生
後 期
演 習
2単位
15回
卒業選択・幼稚園教諭必修・保育士必修
1.授業概要
保育現場に求められる指導上の諸問題(発達障がいを含む)に対して、演習を主とした授業を通して、今後の保育実
践に向けての自己課題を明確にするとともに、保育活動に必要とされる実践的な知識・技能の補完を図ることをねらい
とする。
2.目 標
ビデオ視聴(保育参観)や実践記録の分析・グループ討議・全体討議等を通して、保育現場に不可欠な幼児理解と適
切な援助や望ましい環境構成のあり方等について再確認し合いながら、実践的指導力を身につける。
3.授業内容
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
1
オリエンテーション
◦授業の趣旨と進め方
◦よき保育者に
授業内容に関するプリント
ビ デ オ「 先 生 っ て 何 だ
ろう」視聴
自己課題の設定
2
保育者に求められる専門性とは
授業内容に関するプリント
ビ デ オ「 先 生 っ て 何 だ
ろう」視聴
幼 児 教 育に携わる指導
者に求められる基本的事
項の確認
3
保育者に求められる基本
授業内容に関するプリント
就 職 状 況、 先 輩 保 育 者
等資料
社会人として、保育者と
してのあるべき姿勢の確
認
4
保育者の専門性1
◦幼児の発達の特性とかかわり方(~3歳児)
授業内容に関するプリント
協議
乳 幼児の発 達過 程と援
助の確認(~3歳児)
5
保育者の専門性2
◦幼児の発達の特性とかかわり方(~6歳児)
授業内容に関するプリント
協議
乳 幼児の発 達過 程と援
助の確認(~6歳児)
6
保育者の専門性3
◦発達障害の理解と実際
授業内容に関するプリント
ビ デ オ「 障 害 の 種 類 と 「発達障害」についての
幼児期の対応」
確認
協議とまとめ
7
保育者の専門性4
◦発達障害児への指導の実際
授業内容に関するプリント
ビ デ オ「 保 育 に お け る
対応と支援」
協議とまとめ
8
保育者・幼児の一日
◦幼稚園等の一日
授業内容に関するプリント
幼稚園・保育所の一日の
ビデオ「幼稚園の1日」 確認
協議とまとめ
9
保育指導案作成の実際1
◦保育・教育課程の理解
◦指導案の基本
授業内容に関するプリント
保育課程、教育課程の再
確認(レポート)
10
保育指導案作成の実際2
◦部分指導案の作成
授業内容に関するプリント
保育者の援助からの指
導案考察
保 育 所・ 幼 稚 園 等 で の
様々な幼児の活動の確認
123
― ―
発達障害に起因する集団
不適応について確認
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
11
保育指導案作成の実際3
◦全日案の作成 授業内容に関するプリント
援助と幼児の活動の見
取りからの指導案考察
全日案の資料収集
12
保護者との対応・かかわり方
◦基本的な対応
◦トラブル等への対応
授業内容に関するプリント
グループ・全体討議
実習等の記録の再読
13
幼児の思いや願いを受け止め、生かす保育1
◦幼児の見取りと援助
授業内容に関するプリント
ビ デ オ「 何 が や り た い
の?」
協議とまとめ
実習等の記録の再読
14
幼児の思いや願いを受け止め、生かす保育2
◦実践記録の役割と活用
授業内容に関するプリント
ビ デ オ「 き え ち ゃ ん の
イメージ」
協議とまとめ
実習記録の見つめ直し
15
幼児とともに成長するために
◦後期学習のまとめと自己の振り返り
授業内容に関するプリント
◦幼児の成長にかかわる
者としての自己の成長
後期学習の見つめ直し
16
後期末試験
4.評価方法
レポートの作成・提出(30%)
、
及び演習評価(20%)は、各授業内容の理解及び自己の見解の明確さについて評価する。
さらに、期末試験(50%)は、授業内容の理解度等について評価し、各結果を合計する。
5.教 科 書
書 名:幼稚園教育要領 著者名:文部科学省
発行所:フレーベル館 価 格:100円(税別)
書 名:幼稚園教育要領解説 著者名:文部科学省
発行所:フレーベル館 価 格:190円(税別)
書 名:保育所保育指針 著者名:厚生労働省
発行所:フレーベル館 価 格:120円(税別)
書 名:保育所保育指針解説書 著者名:厚生労働省
発行所:フレーベル館 価 格:190円(税別)
6.そ の 他
⑴ 授業計画の具体的な展開等についての詳細は、第1回の授業の際に説明する。
⑵ 履修カルテに基づき、実践的な指導力の自己評価を行い提出する。
(詳細は、第1回のオリエンテーションにおいて、書式を示して説明)
124
― ―
教育実習(ダブルメジャー共用)
なが
しま
てる
こ
講 師 長 島 輝 子
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
3年生
通 年
実 習
5単位
時間割外
卒業選択・幼稚園教諭必修・保育士選択
1.授業概要
教育実習は、事前・事後指導、基本実習応用実習から構成する。
⑴ 事前事後指導(1単位)
2年次の授業「保育・教育実習事前指導」において、教育実習について5コマ実施する。また、授業時間外におい
て、教育実習の基礎的考えを学び、総合的に考察する活動を実施する。
⑵ 基本実習(1単位)
(昨年度附属幼稚園において実習終了)
⑶ 応用実習(3単位)
協力幼稚園において3週間実施し、基本実習の積み上げから、研究や実践を通して幼児教育についての知識や技術
を習得する。
2.目 標
⑴ 養成校で学んだ理論や実技を基に、保育現場において保育を実践し専門的な知識や技術等を身につける。
⑵ 教師になるための総合的な基礎を培う。
3.「教育実習」
三年次
教育応用実習
オリエンテーション
平成27年4月3日㈮・4日㈯
・6日㈪・8日㈬
実習先幼稚園でのオリエンテーション
実習中
実習中、実習後の実習指導員の指導、懇談
実習中
「保育方法研究発表会」出演
平成27年12月5日㈯
実習反省会
平成28年1月17日㈰
4.実習期間
◇協力幼稚園応用実習
◦保育科第二部
平成27年5月18日㈪~6月5日㈮
平成27年6月15日㈪~7月3日㈮
2班編成で実習
◦ダブルメジャー
平成27年9月14日㈪~10月7日㈬
5.評価方法
実習の事前・事後指導への授業態度・レポートの内容や実習先の評価点による。
※なお、詳細については、初回授業時に示す。
125
― ―
6.教 科 書
授業内容に応じて参考資料を配付する。
書 名:幼稚園教育要領 著者名:文部科学省
発行所:フレーベル館 価 格:120円(税別)
書 名:幼稚園教育要領解説 著者名:文部科学省
発行所:フレーベル館 価 格:190円(税別)
7.実 習 費
協力幼稚園実習委託費 11 , 000円
8.そ の 他
① 実習の履修制限・再実習等については、福島学院大学短期大学部保育科第二部履修規程(キャンパスライフに記載)
を参照のこと。
② 学外実習を行うにあたり、麻疹(はしか)の抗体を有する証明書(コピー)を実習先に持参すること。
③ 実習先の評価に関し、学生もしくは家族等が直接実習先に照会を行った時、単位を認定しない場合がある。
(履修
規程第11条2の3参照)
126
― ―
保 育 実 習 Ⅱ
なか
の
あき
こ
講 師 中 野 明 子
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
3年生
通 年
実 習
2単位
時間割外
卒業選択・幼稚園教諭選択・保育士選択必修
1.授業概要
2年次の保育実習(保育所実習)の単位を取得したものが、保育所において、主に部分実習を中心に全日実習も加え、
保育内容の技術習得、一日の保育計画や指導案等の理解と立案、社会人としての心構えを学び、問題を抱える乳幼児の
事例研究を事前・事後指導と実習を通して展開する。
2.目 標
保育所実習の積み上げを、さらに保育所において実施し、保育の重要性を再確認する。
実習後にそれぞれが取り組まなければならない課題を研鑚し、専門的な能力を育成する。
3.事前事後指導
◦事前指導
選択保育実習
オリエンテーションⅢ
平成27年4月
◦実習中・事後指導
三年次
実習中、実習後の実習指導教員による指導、懇談
実習中
実習反省会
平成28年1月17日㈰
4.実習期間
◇平成27年7月21日㈫〜8月28日㈮
2班編成で実施
5.評価方法
◦実習先からの評価点による。
6.実 習 費
保育実習Ⅱ 8,000円
*腸内伝染病検査料は自己負担(1回につき2,500円程度)
7.そ の 他
① 実習の履修制限・再実習等については、福島学院大学短期大学部保育科第二部履修規定(キャンパスライフに記載)
を参照の事。
② 学外実習を行うにあたり、腸内感染症検査結果および麻疹(はしか)の抗体を有する証明書(コピー)を実習先に
持参すること。
③ 実習先の評価に関し、学生もしくは家族等が直接実習先に照会を行ったときは単位を認定しない場合がある。
④ 履修にあたっては、次の事項を満たしていることが前提となる。
◦
「保育実習指導Ⅱ」授業の出席が5分の4以上であること。
◦
「保育実習」の保育所実習と児童福祉施設実習を合格している者。
127
― ―
保 育 実 習 Ⅲ
こん
きよ
たか
専任講師 今 清 孝
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
3年生
通 年
実 習
2単位
時間割外
卒業選択・幼稚園教諭選択・保育士選択必修
1.授業概要
「保育実習(児童福祉施設実習)
」の積み上げとして、児童家庭福祉施設における実習を部分実習、指導実習を主に行
い、保育内容の技術の習熟、援助活動等の理解と立案を実践する。保育士としての態度と技術の習熟、要援護者の個々
が抱える問題への事例研究等について実習を通して展開する。
2.目 標
⑴ 児童福祉施設等(保育所以外)の役割や機能について実践を通して理解を深める。
⑵ 家庭と地域の生活実態に触れて、児童家庭福祉及び社会的養護に対する理解をもとに、保護者支援、家庭支援のた
めの知識、技術、判断力を養う。
⑶ 保育士の業務内容や職業倫理について具体的な実践に結びつけて理解する。
⑷ 保育士としての自己の課題を明確化する。
3.実習期間
保育実習Ⅲ(3年次)10月上旬~中旬。
(おおむね10日間)
4.評価方法
実習先からの評価点による。
5.実 習 費(実費徴収)
⑴ 保育実習Ⅲ委託費 8,000円
⑵ 腸内感染症検査料 2,500円程度
6.そ の 他
⑴ 実習の履修制限・再実習については、福島学院大学短期大学部履修規程(キャンパスライフに記載)を参照のこと。
⑵ 履修にあたっては、次の事項を満たしていることが前提となる。
・
「保育実習指導Ⅲ」授業の出席が、5分の4以上であること。
・
「保育実習」保育所実習と児童福祉施設実習に合格していること。
※詳細は福島学院大学短期大学部履修規程(キャンパスライフに記載)を参照のこと。
⑶ 学外実習を行うにあたり、腸内感染症検査証明書、および麻疹(はしか)の抗体を有する証明書(コピー)を実習
先へ持参すること。
⑷ 実習先の評価に関し、学生もしくは家族等が直接実習先に照会を行ったときは、単位を認定しない場合がある。
128
― ―
保育実習指導Ⅱ
なか
の
あき
こ
講 師 中 野 明 子
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
3年生
前 期
演 習
1単位
8回
卒業選択・幼稚園教諭選択・保育士選択必修
1.授業概要
乳幼児の発達に応じたかかわり方についてのさらなる理解を深める。さまざまな演習を通して実習に対しての実践力
を高め、保育士の役割や専門性を再確認するとともに、グループワークや指導計画の検討等を通して、保育士になるた
めにそれぞれが取り組まなくてはならない課題を認識し、より良い支援のあり方について理解を深めていく。
2.目 標
⑴ 保育実習の意義と目的を理解し、保育について総合的に学ぶ。
⑵ 実習や既習の教科の内容やその関連性を踏まえ、保育実践力を培う。
⑶ 保育の観察、記録及び自己評価等を踏まえた保育の改善について実践や事例を通して学ぶ。
⑷ 保育士の専門性と職業倫理について理解する。
⑸ 実習の事後指導を通して、実習の総括と自己評価を行い、保育に対する課題や認識を明確にする。
3.授業内容
回数
授 業 内 容
授業方法・教材等
授業時間外の必要な学修
1
保育実習Ⅱにおける総合的な学びとは何か、
考察を深める。
⑴ 子どもの最善の利益を生かした保育について
⑵ 保育所の生活の流れや展開について確認する
保育実習の手引き
教科書を熟読する
実習の準備、確認
子どもに関する報道や情
報に関心を持ち、
考察する
2
事例研究①
子どもの保育と保護者支援
保育士の専門性と職業倫理の理解
配付資料
実習反省会要項
グループワーク
教科書を熟読する
実習の準備、確認
3
事例研究②
保育の観察、記録、自己評価を次へ生かすための考察
実習反省会要項
グループワーク
教科書を熟読する
実習の準備、確認
4
保育方法について①
子どもへの具体的なかかわりについて理解を深める
配付資料
教科書を熟読する
実習の準備、確認
5
保育方法について②
保育の導入、展開の仕方について理解を深める
グループワーク
実習で行う活動内容を考
えておく
6
指導計画について①
指導計画と実践についての理解
配付資料
指導計画を完成させる
7
指導計画について②
作成した保育計画に基づく保育実践と評価
グループワーク
指導計画についての考察
を深める
8
保育実習Ⅱへむけて確認とまとめ
保育実習の手引き
実習反省会要項
配付済資料の確認
実習の準備、確認
保育実習Ⅱ終了後「実習
報告書」を提出する
4.評価方法
単位を取得するには、授業回数の5分の4以上の出席が必要である。
保育実習Ⅱ終了後、実習報告書を提出する。
上記の内容により、単位認定、不認定を行う。評価点は記載しない。従って GPA には反映しない。
※詳細は授業時に示す。
129
― ―
5.教 科 書
書 名:保育実習の手引き 著 者:福島県保育者養成校連絡会 編 書 名:保育所保育指針解説書 価 格:190円(税別)
発行所:フレーベル館
書 名:平成26年度実習反省会要項(2年次に配付)
130
― ―
保育実習指導Ⅲ
こん
きよ
たか
専任講師 今 清 孝
専門教育科目
開講年次
開講期
授業形態
単位数
授業回数
必修・選択の別
3年生
前 期
演 習
1単位
8回
卒業選択・幼稚園教諭選択・保育士必修
1.授業概要
保育実習指導Ⅲは、
「保育実習」の積み上げとして実施される「保育実習Ⅲ」に向けた事前・事後指導で構成される。
2.目 標
⑴ 保育実習Ⅲの意義と目的を理解し、保育について総合的に学ぶ。
⑵ 実習や既習の教科の内容やその関連性を踏まえ、保育実践力を培う。
⑶ 保育の観察、記録および自己評価等を踏まえた保育の改善について実践や事例を通して学ぶ。
⑷ 保育士の専門性と職業倫理について理解する。
⑸ 実習の事後指導を通して、実習の総括と自己評価を行い、保育に対する課題や認識を明確にする。
3.授業内容
回数
1
授 業 内 容
授業方法・教材等
1.オリエンテーション
⑴ 授業の概要と目標
⑵ 授業内容と評価方法
⑶ その他(本科目の留意点)
2.実習目標の確認
授業計画
教科書・プリント
グループディスカッション
授業時間外の必要な学修
教科書、資料の熟読
提出物記入
実習準備
2
記録の意義と自己評価のポイント
教科書・プリント
教科書、資料の熟読
事前リサーチ
提出物の記入
実習準備
3
実習の実際①
養護の基本原理と援助技術
教科書・プリント
教科書、資料の熟読
実習準備
4
施設の特質と機能
養護の実際
実習での留意点
教科書・プリント
教科書、資料の熟読
実習準備
5
実習の実際②
日常生活支援と指導計画の実際
教科書・プリント
教科書、資料の熟読
実習準備
6
実習の実際③
保育士の職業倫理と役割認識
多職種連携によるケアワーク
教科書・プリント
教科書、資料の熟読
実習準備
7
実習における留意点の確認
実習準備確認
教科書・プリント
教科書、資料の熟読
実習準備
8
保育実習Ⅲ事後指導
実習報告
礼状・報告書
教科書・プリント
実習報告書等の再点検・
整理
131
― ―
4.評価方法
⑴ 単位を取得するには、授業回数の5分の4以上の出席が必要である。
⑵ 「保育実習Ⅲ」終了後、実習報告書を提出する。
⑶ 上記の内容により、単位認定、不認定を行う。評価点は記載しない。従って GPA には反映しない。
⑷ 次に該当する場合は評価から減点する。
出席状況:1回欠席につき3点減点。
受講態度:学生受講規程に反する受講態度は注意1回につき1点減点。注意3回以降2点減点。
※詳細は授業時に示す。
5.教 科 書
⑴ 書 名:
「保育実習の手引き」
著者名:福島県保育者養成校連絡会 編
⑵ 書 名:
「福島県保育実習施設」
著者名:福島県保育者養成校連絡会 編
※教科書は1年次に配布済み
132
― ―
平成27年度 保育科第二部 教育課程
授
教
養
教
育
科
目
専
門
教
育
科
目
業
科
目
本学の教育
生活教養
国語表現
日本国憲法
一
般
教 情報機器操作Ⅰ(初級)
教
養 情報機器操作Ⅱ(中級)
養
科
科
目 国際理解論
目
国際理解演習
英会話
体育講義
体育実技
教職意義
保育者論
保 社会福祉
育
の 相談援助
本 児童家庭福祉
質 教育原理
・
目 保育原理
教
的 保育原理Ⅱ
育
社会的養護
の
基
家庭教育
礎 保 教育心理学
理 育
論 の 発達心理学
対 発達心理学Ⅱ
象 子どもの保健
の
理 子どもの保健Ⅱ
解 子どもの食と栄養
家庭支援論
保育・教育課程論
保育内容総論
保育内容指導法(健康)
保育内容指導法(人間関係)
教
育 保 保育内容指導法(環境)
課 育 保育内容指導法(言葉)
程 の
お 内 保育内容指導法(表現)
よ 容 保育方法研究
び ・
指 方 社会的養護内容
導 法 保育相談支援
法
乳児保育
障害児保育
保育方法・技術
幼児理解
教職実践 総合演習 保育・教職実践演習(幼稚園)
教 保 幼児音楽
科 育 ピアノ演習
に の 図画工作
関 表 幼児体育
す 現
る 技 生活
科 術 国語
目
算数
教育実習 教育実習(事前・事後指導1単位を含む)
保育実習指導
保育実習(事前・事後指導1単位を含む)
保育実習指導Ⅱ
保育実習
保育実習Ⅱ
保育実習指導Ⅲ
保育実習Ⅲ
授 業
形 態
講
義
講義・演習
講
義
講
義
演
習
演
習
講
義
演
習
演
習
講
義
実
技
講
義
講
義
演
習
講
義
講
義
講
義
講
義
講
義
講
義
演
習
講
義
講
義
講
義
演
習
演
習
講
義
講
義
演
習
演
習
演
習
演
習
演
習
演
習
演
習
演
習
演
習
演
習
演
習
演
習
演
習
演
習
演
習
演
習
演
習
演
習
講
義
講
義
講
義
実
習
演
習
実
習
演
習
実
習
演
習
実
習
授 業
回 数
8
8
30
15
15
15
8
15
15
8
23
15
15
15
15
15
15
平成27年3月 履修年次と単位数
1 年 2 年 3 年
1
1
④
2
15
2
1
30
30
30
30
15
15
15
○
○
○
1
2
2
2
2
2
1
2
2
④
1
2
2
1
②
1
1
②
②
②
2
2
2
2
4
○印 ― 必修科目 ◎印 ― 選択必修科目 数字②④ ― 通年科目
4
科
目
8
単
位
4
科
目
6
単
位
2
2
2
②
②
②
3
科
目
6
単
位
2
1
1
1
◎
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
2
1
1
◎
○
2
2
15
15
30
15
15
15
15
15
15
15
15
15
15
30
15
15
30
30
15
15
◎
2
2
1
1
必 修 科 目
卒 業 幼稚園 保育士
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
2
4科
単目
位 5
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
◎
○
○
○
○
◎
◎
○
○
◎
○
◎
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
◎
◎
◎
◎
1
2
1
2
A・B いずれか3単位保育士必修 最 低 必 要 単 位 数
授業科目
教 養 教 育 科 目
専 門 教 育 科 目
合
基
計
礎
資
格
卒 業
15
必修科目 24
選択科目 26
65
50
幼稚園教諭
15
必修科目 31
選択科目 20
66
51
保 育 士
15
必修科目 54
選択必修科目 6
75
60
大学に3年以上在学し65単位(内、日本国憲法2単位、情報機器操作2単位、英会話2単位、体育講義1単位、体育実
技1単位)以上を修得
133
― ―
A
B
― ―
134
1年
2年
保育士
幼稚園
教科に関する科目
保育内容指導法(健康)
保育内容総論
児童家庭福祉
社会福祉
本学の教育
生活教養
国語表現
英会話
体育講義
体育実技
(国際理解演習:1、2、3年生共通)
情報機器操作Ⅰ(初級)
情報機器操作Ⅱ(中級)
(国際理解演習:1、2、3年生共通)
日本国憲法
保育内容指導法(言葉)
ピアノ演習
扌
扌
事前指導
保育実習事前指導
保育実習指導Ⅱ
(国際理解演習:1、2、3年生共通) 保育実習指導Ⅲ
保育原理
図画工作
幼児音楽
幼児体育
生活
国語
算数
扌
保育の表現技術
※上記諸資質(明朗、思慮深さ、思い
やり、使命感、責任感、研究意欲、協
調性等)は教養科目全般を通して学ぶ
ものである。
国際理解論
保育内容指導法(人間関係)
保育・教職実践演習(幼稚園)
扌
総合演習
教職実践
社会的養護
発達心理学
保育者論
保育内容指導法
(環境)
保育内容指導法
(表現)
家庭支援論
発達心理学Ⅱ
保育方法研究
社会的養護内容
障害児保育
保育・教育課程論
保育相談支援
家庭教育
教育心理学
子どもの保健
保育原理Ⅱ
相談援助
教育原理
乳児保育
子どもの保健Ⅱ
幼児理解
扌
教育方法・技術
扌
扌
保育の内容・方法
教育課程および指導法
教養教育科目
専門教育科目
子どもの食と栄養
保育の対象の理解
保育の本質・目的
教育の基礎理論
扌
教育実習
(事前・事後指導1単位を含む)
扌
教育実習
専門教育科目(実習)
扌
保育実習
保育実習Ⅱ
保育実習Ⅲ
扌
保育実習
[2]保育者として望まれる諸資質、すな [3]学内・学外実習とその事前・事後指導を通して、子ども
わち、明朗、思慮深さ、思いやり、使命感、 の発達上の諸課題の把握や子どもの生活行動を正しく把握し
責任感、研究意欲、協調性などの修得
て、保育者に必要な知識、技術、態度の修得
扌
[1]
「幼稚園教諭二種免許状」と「保育士資格」の両方を在学中に取得
保育科第二部の教育目標は、多様な保育ニーズに対応できる教養と専門的な知識・技術を持った人材を養成
■保育科第二部年次進行表(カリキュラムツリー)