ハンドブック

目次
目次
第 1 部 Backup
第6章 インストールガイド
2. インストール編
2. インストール・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
2-1. インストール環境・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
2-1-1. 動作要件の確認・・・・・・・・・・・・・・・ 3
2-1-2. ストレージ デバイスの準備・ ・・・・・・・・ 3
2-2. インストールの準備・・・・・・・・・・・・・・・ 3
2-2-1. インストールする場所・・・・・・・・・・・・ 3
2-2-2. ARCserve Backup r15 のサービスに
必要なアカウント・・・・・・・・・・・・・・ 4
2-3. インストール・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
2-3-1. ARCserve Backup r15 ベースの
ハンドブック
1
インストール手順・・・・・・・・・・・・・・ 4
2-3-2. 最新のパッチ、
各種モジュールの確認・ ・・・ 12
2
2010年8月版
6 −2 インストール
2-1. インストール環境
ARCserve Backup r15 関連製品の動作要件は下記 WEB ページを参照して下さい。
http://www.casupport.jp/resources/bab15win/sysreq.htm 2-1-2. ストレージ デバイスの準備
2-2-2. ARCserve Backup r15 のサービスに必要なアカウント
ARCserve Backup システム アカウントとは、ローカル サーバ上で各種ストレージに関する機能を実行
するために ARCserve Backup によって使用される Windows のアカウントです。ローカルのバックアッ
プ ジョブまたはリストア ジョブを実行するための認証情報として ARCserve Backup システム アカウン
Backup
Backup
2-1-1. 動作要件の確認
第1部
第1部
2. インストール
第 6 章 インストールガイド
トが使用されます。
ARCserve Backup システム アカウントは、ARCserve Backup をインストールする前に Windows シ
ステム上であらかじめ登録されている必要があります。このアカウントに特別な権限を与える必要はありま
せん。必要な権限は ARCserve Backup によって自動的に付与されます。
インストール時に[アカウント]ダイアログ ボックスに入力したアカウントは、Windows の管理者権限
およびバックアップ オペレータ権限が自動的に追加されます。
※アカウント名に使用可能な文字数の最大文字数は 15 バイト ( 半角 15 文字 ) までです。
サーバに接続されたテープ / ライブラリ装置等のストレージ デバイスを ARCserve Backup から正しく
利用するためには、以下の点に注意しデバイスを準備する必要があります。
※認定デバイスリストに記載されている Firmware のバージョンは、サポート対象を示すもので動作保障を意味するものでは無い
ため、本番導入前に動作検証されることを推奨いたします。
2-2. インストールの準備
ARCserve Backup r15 はデフォルトで下記の場所にインストールされます。
C: ¥Program Files ¥CA
C: ¥Program Files ¥Microsoft SQL Server (ARCserve Backup r15 データベース用 )
こ こ ま で で、ARCserve Backup r15 を イ ン ス ト ー ル す る 事 前 準 備 が 完 了 し ま し た。 こ こ か ら は、
ARCserve Backup r15 ベース製品のインストール手順を説明ます。
[ インストール手順 ]
1.ARCserve Backup r15 をインストールするコンピュータに、Administrator または Administrators グループのユーザでログ
オンします。
2.ARCserve Backup r15 のメディアをドライブにセットします。
3.インストーラ画面が自動的に起動します。起動しない場合は、エクスプ
ローラから、メディアのルートディレクトリにある [setup.exe] を実行
第3部
第3部
2-2-1. インストールする場所
2-3-1. ARCserve Backup r15 ベースのインストール手順
D2D
D2D
ARCserve Backup for Windows 認定デバイス リスト
http://www.casupport.jp/resources/storagesupp/bab/device.htm
第2部
第2部
・ストレージ デバイスは、ハードウェア上で正常に認識されている必要があります。
・ストレージ デバイス ARCserve Backup r15 認定デバイスを確認して下さい。ファームウェアのバー
ジョンは、認定デバイス リストに記載されたバージョン以上であれば、原則サポート対象となります。
2-3. インストール
して下さい。
4.[ インストール CA ARCserve Backup for Windows サーバおよびエー
ジェントのインストール ] を選択します。
※システムドライブ以外の十分な容量のあるドライブへのインストールを推奨します。
Replication/HA
Replication/HA
3
4
6 −2 インストール
第 6 章 インストールガイド
9.[方式]
インストール方法で [ ローカル ] を選択し、[ 次へ ] を
なるコンポーネントを確認し、[ インストール ] をクリッ
クします。
クリックします。
※ここではローカル マシンへの新規インストールを行
います。
Backup
Backup
※「 M i c r o s o f t V i s u a l C + + 2 0 0 5 S P 1
R e d i s t r i b u t a b l e P a c k a g e 」、「 M i c r o s o f t
第1部
第1部
5.[前提条件コンポーネント]
ARCserve Backup をインストールするための前提と
Windows インストーラ 3.1」のいずれかが未導入
の場合は、必要なコンポーネントが自動的に選択さ
れます。
6.[言語の指定]
[ 日本語 ] が選択されているのでそのまま、
[OK] をクリックします。
10.[環境設定 ] -[インストールの種類]
インストールの種類から [ カスタム ] を選択し、サー
バのタイプは [ARCserve スタンドアロン サーバ ] を
選択して [ 次へ ] をクリックします。
7.[使用許諾契約]
使用許諾契約を最後まで読み、同意できる場合は、[ 同
意する ] を選択し、[ 次へ ] をクリックします。
第2部
第2部
※ここでは ARCserve スタンドアロン サーバのイン
ストールを行います。ARCserve プライマリ サー
バ / ARCserve メンバ サーバの詳細は「1-2-15
Central Management Option」を参照して下さ
い。
※ [ 高速 ] インストールについては、CA ARCserve
Backup for Windows r15 の実装ガイド
「第 3 章:
第3部
第3部
8.[ライセンス キー]
ソフトウェアのライセンス方法をどちらか選択し、[ 次
へ ] をクリックします。
※通 常 は、[25 文 字 キ ー ( 例:ABCDE - FGHIJ -
KLMNO - PQRST - UVWXY)] を選択します。
※ライセンス キーをすでにお持ちの場合は、メディア
Replication/HA
Replication/HA
5
D2D
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CA ARCserve Backup インストールの計画」を
事前に参照して下さい。
ケースの中、もしくはプログラム証書に記載されて
いる、ベース製品のライセンス キーを入力してくだ
さい。
6
6 −2 インストール
第 6 章 インストールガイド
イプによって必要なコンポーネントがデフォルトで選
択されます。必要に応じてコンポーネントを追加しま
タベース ] を選択します。
[SQL 言語照合順序設定 ] で [ 東アジア言語の照合順
す。
こ こ で は、 コ ン ポ ー ネ ン ト の 選 択 で、「Global
序 ] から [Japanese] が選択されていることを確認し
て [ 次へ ] をクリックします。
Dashboard ※ 1」のチェックを外し、
その他はデフォ
ルトで選択されている以下のコンポーネントをインス
トールします。
※ ARCserve デフォルト データベースを選択する
と、Microsoft SQL Server 2008 Express
・マネージャ ( コンソール )
SP1 が ARCserve Backup r15 と同時にインス
・ベース
・Client Agent for Windows ※ 2
・Agent Deployment セットアップ ファイル ※ 3
トールされます。Microsoft SQL Server 2008
Express Edition の イ ン ス ト ー ル イ メ ー ジ は
ARCserve Backup r15 インストール メディア
・診断ユーティリティ ※ 4
Backup
Backup
13.[ 環境設定 ] -[データベース設定]
データベースの種類から [ARCserve デフォルト デー
第1部
第1部
11.[環境設定 ] -[コンポーネント]
コンポーネントのツリー画面では、選択したサーバタ
に含まれています。
※ Microsoft SQL Server データベースを選択する場合は、ARCserve Backup のインストール前にローカルまたはリモート
環境に別途 Microsoft SQL Server をインストールしておく必要があります。
※ ARCserve Backup データベースを Microsoft SQL Server 2008 Express Edition から、Microsoft SQL Server へ移
第2部
第2部
行することは可能ですが、Microsoft SQL Server から Microsoft SQL Server 2008 Express Edition への変更は未サ
ポートになります
※ ARCserve Backup r15 では、カタログ データベースを使用しています。カタログ データベースのインストール パスには、
カタログ ファイルとカタログ インデックス ファイルが作成されます。カタログ ファイルには、バックアップ時のセッション
情報と共に、バックアップされたファイルの詳細情報が格納されます。これにより、バックアップの情報をすばやく検索でき
るようになります。
D2D
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14.[ 環境設定 ] -[メッセージ]
ARCserve Backup 製品以外にインストールするコ
ンポーネントおよび警告メッセージを確認し、[ 次へ ]
をクリックします。
※1 G
lobal Dashboard は、複数の ARCserve Backup ドメインの Dashboard 情報を単一コンソールから管理するためのオ
プションです。このオプションは別途購入する必要があります。
※2 バ
ックアップ サーバのローカル バックアップを実行するためには、ベース製品とともに Client Agent for Windows が必
要です。
※ 3 Agent Deployment を 導 入 す る に は 約 1.4 GB の ハ ー ド デ ィ ス ク 空 き 容 量 が 必 要 で す。 こ の コ ン ポ ー ネ ン ト は、
第3部
第3部
導入しない場合は、コンポーネントの選択で「Agent Deployment セットアップ ファイル」のチェックを外してください。
Agent Deployment の詳細については、CA ARCserve Backup for Windows r15 実装ガイドを参照して下さい。
※4 診
断ユーティリティは、ARCserve Backup ログとシステム ログを収集してパッケージ化する便利なツールです。(5-1-5
ARCserve Backup 診断ウィザード 参照 )
15.[セットアップ サマリ]
インストールする製品を確認し、[ インストール ] をクリッ
クします。
12.[環境設定]- [ アカウント ]
Replication/HA
Replication/HA
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ARCserve Backup インストール メディアを使用せずにリモート マシンに対して ARCserve Backup エージェントを配
布するためのアプリケーションです。
デフォルトではドメイン名とサーバ名が入力されてい
ます。ドメイン名とユーザ名、パスワードを変更、ま
たは確認し [ 次へ ] をクリックします。
※ド メイン名に使用可能な最大文字数は 15 バイト
( 半角 15 文字 ) までです。
※ [ パスワードを保存する ] をチェックしておくと、
ARCserve Backup ドメイン アカウントのパス
ワードを入力するダイアログが表示された時に、あ
らかじめパスワードが入力された状態になります。
8
6 −2 インストール
ストールが開始されます。
※ Windows Server 2008 SP2 お よ び Windows
Server 2008 の デ フ ォ ル ト の 場 合 ) で は、
ARCserve サービス / プログラムを例外として登録
する必要があります。[Windows ファイアウォール
の例外として ARCserve サービス / プログラムを登
録することを許可する ] にチェックされていることを
確認し、[ 次へ ] をクリックします。
17.[インストール レポート]
22.[インストール レポート]
インストール済み製品を確認し、[ 完了 ] をクリック
Server 2008 Express Edition をインストールする
ため、システムを再起動させる必要があります。再起
動を要求するメッセージを確認して、[ 完了 ] をクリッ
します。
第2部
第2部
Windows Installer 4.5 お よ び Microsoft SQL
クします。
D2D
D2D
18.[CA ARCserve Backup セットアップ]
再起動を促すメッセージが表示されるため、[ はい ] をクリック
してシステムを再起動させ、これまで作業を進めてきた同じユー
ザでログオンします。
23.[ライセンスの確認]
コンポーネント名の一覧から購入した製品を選択して [ ラ
イセンス キーを使用 ] を選択し、ライセンス キーを入力し
ます。
入力後、[ 追加 ] をクリックするとライセンス キーが登録
され、インストールタイプが 「フル」 に変更されます。購
19.[言語の指定]
OS 起動後、[ 言語の指定 ] 画面が表示されます。[ 日本語 ] であるこ
第3部
第3部
入した製品のライセンスをすべて入力し、[ 続行 ] をクリッ
クします。
とを確認し、[OK] をクリックします。
20.[インストールの進捗状況]
Replication/HA
Replication/HA
9
21.[ファイアウォール登録]
ファイアウォールが有効な環境(例えば Windows
Backup
Backup
Server 2008 R2 の場合、20.[ インストールの
進捗状況 ] に進みます。
第1部
第1部
16.[インストールの進捗状況]
ARCserve Backup に必要なコンポーネントのイン
第 6 章 インストールガイド
製品のインストールが開始され、インストールの進行
状況が表示されます。
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6 −2 インストール
インストール済み製品を確認し、[ 次へ ] をクリック
します。
第1部
第1部
24.[インストール レポート]
第 6 章 インストールガイド
2-3-2. 最新のパッチ、各種モジュールの確認
[ 最新のパッチ、各種モジュールについて ]
Backup
Backup
インストール完了後、下記 WEB ページにて、適用可能な最新のサービスパックや修正モジュールを確認し
ます。
http://www.casupport.jp/resources/bab15win/down/ ARCserve Backup r12 より、
「ARCserve Patch Management Tool」
(以降 APM と記載)という
パッチ適用ツールが提供しています。APM は、お使いの ARCserve Backup が修正モジュールの適用条
件を満たしているか、あるいは未適用の修正モジュールがないか確認し、未適用のパッチがある場合はこれ
を自動ダウンロードするか、または適用まで行うことを指定することができる便利なツールです。APM は
インストーラ画面から「CA ARCserve Patch Manager for Windows」を選択してインストールします。
25.[登録]
インストール完了後、製品登録を行います。
製品登録は任意です。登録しない場合は「今後、このメッセージを表示し
ない」を選択します。
26.[Agent Deployment のインストール]
11. の 製 品 の 選 択 で「Agent Deployment セ ッ
ARCserve Backup マ ネ ー ジ ャ を 起 動 し、
ツール バーより[ヘルプ]- [ バージョン
情報 ] を選択して下さい。
また、サーバ管理マネージャから、選択した
サーバ毎に、インストールされている製品の
ビルド番号を確認することも可能です。
D2D
D2D
ト ア ッ プ フ ァ イ ル 」 を 選 択 し た 場 合、 続 い て
ARCserve Backup Agent Deployment の イ ン ス
トーラが起動します。
[ バージョン情報の確認 ]
第2部
第2部
※ Agent Deployment をインストールしない場合は、このステップでインストールが完了します。
APM の詳細については、
「ARCserve Backup Patch Manager for Windows ユーザガイド」を参照く
ださい。ユーザガイドはインストールメディア内の「CAPM ¥doc ¥JPN フォルダ」にあります。
インストールを継続する場合は、[ 続行 ] をクリック
します。
第3部
第3部
※本ガイドではベース製品本体 のインストールを説明しましたが、ARCserve Backup では、11. 「コンポーネント」 の選択画面
にて複数のプロダクトを選択し、同時にインストールすることも、後から個別にインストールすることも可能です。しかし修正
モジュール適用後に製品を追加インストールした場合には、再度修正モジュールを適用する必要があります。
27.[インストール完了]
Replication/HA
Replication/HA
ARCserve Backup Agent Deployment のインス
トールが正常終了したことを確認して、[ 完了 ] をク
リックします。
以上で ARCserve Backup r15 のインストールは完了です。
※インストールした製品によっては、コンピュータの再起動が必要となる場合があります。画面の指示に従いサーバの再起動を実施し
て下さい。
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