Barracuda Backup のディスク空き容量不足対処方法について

文書番号 BNJ-Tech_20150402-185
2015 年 4 月 2 日
Barracuda Backup ご利用中のお客様各位
バラクーダネットワークスジャパン株式会社
Barracuda Backup のディスク空き容量不足対処方法について
拝啓
貴社ますますご盛栄のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上
げます。
Barracuda Backup は、ディスク使用量が 80%以上になると、ディスク領域不足の通知メールが送信され
ます。ディスクの空き容量不足は、以下のトラブルが発生する可能性がございますので、
「ディスク使用
量 80%以下」で運用して頂くことを推奨致します。
敬
具
記
トラブルとして発生する可能性のある現象
1.
バックアップジョブが失敗する
2.
リストアジョブが失敗する
3.
ファイルシステムが損傷し、正常稼働しない
4.
動作が不安定となる
Barracuda Backup のディスクの空き容量を確保するためには、以下のことを実施してください。
1. 保存ポリシーの設定

全てのデータソースに保存ポリシーを適用
バックアップ>保存ポリシー画面から設定できます。
※データソースに適用される保存ポリシーがない場合は、そのデータソースのバックアップデータ
は永久に保存されてしまいますので、ご注意ください。

適用されている保存ポリシーの期間を短縮
バックアップ>保存ポリシー画面から、ポリシーの編集>保存タイムライン>リビジョンタイムラ
インを編集します。
2. バックアップ対象数の削減
バックアップ>ソース画面から、該当ソースの X ボタンを押します。
※対象サーバの過去のバックアップデータが全て削除されますので、実施する前にはご注意ください。
3. 不必要なバックアップ対象フォルダ、ファイルをバックアップ対象から除外
バックアップ>ソース画面から、該当ソースの編集ボタン>アイテムの選択>特定のアイテムを選択
>対象フォルダ・ファイルのチェックボックスをはずします。
大きなアイテムを除外することが効果的です。レポート>大きいアイテム画面から、大きなフォルダ
やファイルを確認することができます。
統計情報への反映には、時間がかかることがございます。
数日経過してもディスク使用量が減少しない場合には、ご契約のサポート窓口までお問い合わせくださ
い。
ディスク空き容量が枯渇した状態で、バックアップサーバが起動不可となった場合には、有償にて機器
交換とさせていただく場合もございます。
お早めに対策を行っていただくようお願い致します。
以
上