特 別 設 置 科 目

特
別
設
置
科
目
特別設置科目 特別設置科目
科目名
(授業コード)
プログラム
教員
履修年次
学期
クラス
単位数
乳幼児教育・保育政策論Ⅰ
(13O0104)
Ⅰ ∼ Ⅳ
前期
全学科
2.0単位
2012年8月、国会で子ども・子育て関連法の成立で、戦後築かれた幼児教
育や保育の制度が、大きく切り替えられようとしています。また地域では
、子ども数の減少を受けて、幼稚園を中心に保育施設の統廃合がすすんで
いますが、大都市部では保育所の待機児童問題が深刻化しています。今ま
さに、日本の幼児教育や保育は転換期にあり、ここ数年で劇的な変化を遂
げることになると予測されます。実際に幼稚園・保育所等において日々行
われている保育は、政策や制度の影響を大きく受けており、その制度・政
策のありようを考えることは、保育実践を主体的に行う上で不可欠な作業
といえます。
前期授業では、幼稚園・保育所に関わる政策や制度に関わる基礎的・原理
的な事項の理解を深めるとともに、戦後を中心にその動向を整理します。
Ⅰ ∼ Ⅳ
後期
全学科
2.0単位
実際に幼稚園・保育所等において日々行われている保育は、政策や制度の
影響を大きく受けており、その制度・政策のありようを考えることは、保
育実践を主体的に行う上で不可欠な作業といえます。
後期授業では、貧困などの子どもをめぐる社会状況や、施設の統廃合問題
や保育所の待機児童問題など乳幼児教育・保育に関わる種々の社会的、政
策的問題を採り上げ、今後の乳幼児教育・保育のあり方をともに考えあう
ような内容を構想しています。
Ⅰ ∼ Ⅳ
前集中
全学科
2.0単位
【一色講師】
主題:身の回りに氾濫するテレビ、ビデオ、ゲーム、インターネットなど
多様な映像メディアに、子どもたちは大変興味を惹かれる。21世紀の高度
情報化社会で、子どもたちが健やかに育つために、子どもとメディアの良
い関係を築くための様々な研究や教育に関して論考する。
目標:幼児とメディアの関係について、その特徴や制作プロセスの解説を
行なうことによって、視聴覚メディアを用いた教育の持つ機能とその役割
に関して様々なコンテンツや研究から考察する。
逆井 直紀
乳幼児教育・保育政策論Ⅱ
(13O0105)
逆井 直紀
保育メディア論
(13O0110)
一色 伸夫
坂上 浩子
講義内容
【坂上講師】
「子どもとメディア ∼世界のこどもコンテンツ制作の視点から∼ 」
あなたは、「良い子どもメディアとは何か?」という問いになんと答えま
すか?そもそも「子どもにとって良い」とは、どういう意味で「良い」の
でしょうか?
近年、赤ちゃん研究などの進展から、乳児の様々な認知能力が明らかにな
りつつある一方で、ごく幼い時期からのメディア接触についての警告もな
されてきました。コンテンツの制作者サイドでは、一方的にプロがつくる
時代は終わり、ユーザーも作って発信する、すなわち「ユーザー・ジェネ
レイテッド(トランス・メディア)」の波が地球規模で押し寄せています
。そこに不可欠の装置となったインターネット。こうしたメディア激変期
を生きる子どもたちの発達・発育において、メディアに触れる・触れない
と言ったプリミティブな議論ではなく、コンテンツの質とコミュニケーシ
ョンの関係、そして社会的・歴史的なマクロな視点での議論が、ますます
必要となっています。
そこで当授業では、具体的な番組やコンテンツを題材として、メディアと
子どもの良い関係をつくるための社会的条件について考察を深めます。家
庭や保育現場でメディア・リテラシーの土台を如何につくっていくかにつ
いて、国内外の乳幼児コンテンツ制作の現状をひも解きながら、望ましい
メディアの内容と利用の方法を具体的に考えていきます。
実践音楽療法
(13O0111)
Ⅰ ∼ Ⅳ
前期
全学科
2.0単位
主題:「保育に生かす音楽療法」
目標:子どもの音楽療法の視点から音楽の拡がりを考え、コミュニケーシ
ョンや自己表現を大切にする音楽活動を保育や統合保育、特別支援教育に
生かす。
下川 英子
子どもと家族
(13O0112)
Ⅰ ∼ Ⅳ
後期
全学科
2.0単位
加藤 邦子
現代保育課題研究Ⅴ
(13O0120)
榊原 洋一
Ⅰ ∼ Ⅳ
前期
全学科
1.0単位
受講生自身の関心をもとに、乳幼児の保育や教育に関する問題や、保育現
場などで直面するさまざまな課題について、各自研究テーマを設定し、ゼ
ミ形式で話し合いながら研究レポートの作成をめざします。たとえば、子
どもの発達や育ちと保育の関係、実践現場における子育て支援のあり方、
観察記録やカンファレンスの活用、保育環境や表現の問題、海外の保育と
の比較や保育の歴史など、各自のテーマについて検討を行い、研究を進め
ていきます。
科目名
(授業コード)
プログラム
教員
履修年次
学期
クラス
単位数
現代保育課題研究Ⅵ
(13O0121)
Ⅰ ∼ Ⅳ
後期
全学科
1.0単位
ゼミ形式で話し合いながら、まず受講生自身の関心をもとに乳幼児の保育
実践や教育に関するさまざまな問題について各自研究テーマを設定し、最
後に研究レポートを作成することをめざします。受講者が多い場合、なる
べく個別指導が可能となるように、グループ別のゼミも行う予定です。
子どもの発達・育ちと保育の関係、実践現場における子育て支援の在り方
、観察記録やカンファレンスの活用、保育環境や表現の問題、海外の保育
との比較や保育の歴史など、身近な関心から多様なテーマを取り上げ、受
講者どうしのコミュニケーションを楽しみながら各自の考察が深まる時間
にしたいと思います。
Ⅰ ∼ Ⅳ
前集中
全学科
1.0単位
子どもと家族は、保育の場と家庭を行き来し、その両方を基盤として生活
し、さまざまなことを経験しながら成長している。日々の生活の中には変
化や波があり、それまでの親子の歴史や現在の課題、保育のあり方などと
複雑に絡み合って、その育ちと課題はそれぞれに多様な表れ方をする。日
々の保育実践の中で、このような子どもと家族にかかわり、親子の発達と
適応を支援していくことは、今後ますます必要とされる保育者の専門性で
ある。子どもと家族の支援にかかわる理論および技法について、子どもの
発達や家族機能のアセスメント、相談支援、他機関との連携なども視野に
入れながら、実践的に学ぶ。
Ⅰ ∼ Ⅳ
後集中
全学科
1.0単位
子どもと家族にかかわるさまざまな問題が、乳幼児教育・保育の現場でど
のように表れ、それらにどのように対応し、親子を支援していけるか、心
理臨床の理論と技法をベースにしながら、現場の事例に即して具体的に学
ぶ。その際、継続的な支援を可能にするために、小学校への接続や地域資
源の活用を重視し、その具体的な支援の方法について考える。
Ⅰ ∼ Ⅳ
後集中
全学科
1.0単位
主題
1.台湾における幼児教育制度の変遷:幼稚園、託児所から幼児園へ
2.台湾社会における子ども像:子どもの生活の中の遊びと学習事
3.多民族台湾における子育て
4.台湾における幼児教育の形成と発展
浜口 順子
子ども家庭支援相談Ⅰ
(13O0122)
安治 陽子
子ども家庭支援相談Ⅱ
(13O0123)
安治 陽子
比較保育実践研究Ⅲ
(13O0124)
翁 麗芳
講義内容
目標
1.台湾と日本の幼児教育関係を考える
2.子ども観を裏付ける社会文化を考える
3.グローバル社会における子育てのあり方を考える