2013 年 12 月 18 日 <少人数私募債の利子について2> 今日のメールマガジン担当は林達也です。 11 月 6 日発行のメルマガに引き続き、少人数私募債の利子の課税方式の改正 についてご案内します。 現在、少人数私募債の利子は、利子から所得税が源泉徴収された時点で課税 関係が完了する「源泉分離課税」とされていますが、平成 28 年 1 月 1 日以 降に発行する少人数私募債に係る利子については次のように改正されます。 1. 同族会社が発行した少人数私募債でその同族株主が支払いを受ける 利子:総合課税 2. 上記以外の者が支払いを受ける利子:申告分離課税(申告不要を選択可) なお、1 の同族株主には同族株主の親族も含まれます。 また、平成 27 年 12 月 31 日以前に発行した少人数私募債に係る利子所得で 平成 28 年 1 月 1 日以降に支払いを受けるものは、全て申告分離課税(申告不 要を選択可)となります。 少人数私募債の利子に対する課税についてご質問がある方は、お気軽に当事 務所までご連絡ください。
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