BND4015D02 株式会社大塚製薬工場 (2015年4月更新) 重炭酸リンゲル液 ビカネイト®輸液 配合変化表 ご利用上の注意 ・ここに提供する配合変化データは参考情報としてご利用いただくことを目的としており、配合を推奨するものではありません。各薬剤の添付文書を確認の上、処方を選択、決定してください。 ・試験は弊社にて、配合後のpHを測定し、外観を観察した結果をそのまま掲載したものです。 配合薬の有効成分は測定しておりませんので、配合の可否や処方の的確性を保証するものではありません。 ・各試験条件と実際の調製の方法、保存時の状態は必ずしも同じではありません。したがって、配合変化試験結果と一致しない場合もあります。 同様に配合薬のメーカー配合変化試験結果と一致しない場合もあります。 試験条件について 1. 試験条件 ビカネイト輸液(500mL)に、配合薬剤1瓶(バイアル)又は1管の割合で混合し、配合直後、1時間後、3時間後、6時間後および24時間後の外観変化を 肉眼にて観察し、pHを測定しました。配合量等が異なる場合は、表中に記載しました。 なお、試験環境は20~25℃で実施しました。 2. 試験項目 (a)pH(日局一般試験法pH測定法) (b)外観観察(色調および澄明性、濁り、沈殿等を肉眼にて観察) 3. 配合薬 ①配合薬名は、試験実施時の添付文書に基づいて記載しました。 ②配合薬の薬効分類・販売会社名等は、保険薬事典に基づいて記載しました。 ③配合薬のpH ③配合薬のpH・色調については、試験実施時の添付文書に基づいて記載しました。 色調については、試験実施時の添付文書に基づいて記載しました。 4. 注意点 外観およびpHの変化を調べたもので、次の点にご注意下さい。 ①本剤と配合薬の組み合わせに関しては、配合薬の用法、用量、安定性および効力等は考慮していません。 ②外観およびpHの変化を認めていない場合でも、本剤と配合薬の添付文書の内容を十分ご確認下さい。 ③参考欄には、配合薬の添付文書に記載されている配合に関する注意あるいは報告などからの参考事項を記載しました。 ビカネイト輸液 配合変化表 [ 1 / 12 ] BND4015D02 株式会社大塚製薬工場 (2015年4月更新) 薬効分類 番号 111 111 名称 全身麻酔剤 全身麻酔剤 経 時 変 化 配 合 薬 (会社名) イソゾール注射用0.5g (日医工) ラボナール注射用0.5g (田辺三菱) 主成分 含量/容量 配合量 配合薬の pH・色調 チアミラールナトリウ ム 500mg/溶解 液20mL 1V 10.5~11.5 チオペンタールナトリ ウム 0.5g/溶解液 20mL 1A 催眠鎮静剤, 抗不安剤 セルシン注射液10mg (武田) ジアゼパム 10mg/2mL 1A 6.0~7.0 淡黄色~ 黄色澄明 112 催眠鎮静剤, 抗不安剤 ホリゾン注射液10mg (アステラス) ジアゼパム 10mg/2mL 1A 6.0~7.0 淡黄色~ 黄色澄明 112 催眠鎮静剤・ 抗不安剤 ドルミカム注射液10mg (アステラス) ミダゾラム 10mg/2mL 1A 2.8~3.8 無色澄明 113 抗てんかん剤 アレビアチン注250mg (大日本住友) フェニトインナトリウ ム 114 解熱鎮痛消炎 剤 ソセゴン注射液30mg (アステラス) ペンタゾシン 解熱鎮痛消炎 剤 ノイロトロピン注射液3.6単 位 (日本臓器) 抗パーキンソ ン剤 精神神経用剤 116 117 121 局所麻酔剤 250mg/5mL 1A 約12 無色澄明 30mg/ 1mL 1A 3.5~5.5 無色~ほとん ど無色 澄明 ワクシニアウイルス 接種家兎炎症皮膚 抽出液 3.6ノイロトロピン 単位/3mL 1A ドパストン静注25mg (大原) レボドパ 0.25%,10mL 1A アタラックス-P注射液 (50mg/mL) (ファイザー) 塩酸ヒドロキシジン オムニカイン注1% (第一三共) 塩酸プロカイン 121 局所麻酔剤 キシロカイン注射液2% (アストラゼネカ) 塩酸リドカイン 122 骨格筋弛緩剤 ダントリウム静注用20mg (アステラス) ダントロレンナトリウ ム 50mL/1mL 1A 直 後 1時間 pH 7.94 8.05 外観 無色澄明 白色混濁 pH 8.22 3時間 6時間 24時間 7.0~8.0 無色~淡黄 色 2.5~4.5 無色澄明 3.0~5.0 無色澄明 3.3~6.0 無色澄明 100mg/ 10mL 1A 2%,10mL ×2V 1A 5.0~7.0 無色澄明 20mg/60mL 注射用水 1V 9.0~10.5 配合薬の添付文書より 配合変化に関する記載を抜粋 試験実施 年月 2002/6 10.2~11.2 (2.5%水溶液) 112 114 項目 参 考 外観 白色混濁 pH 7.38 7.38 7.45 7.45 7.57 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.36 7.39 7.45 7.42 7.51 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.37 7.38 7.42 7.44 7.54 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.96 外観 白色混濁 pH 7.36 7.38 7.40 7.41 7.53 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.37 7.40 7.44 7.46 7.55 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.38 7.40 7.41 7.45 7.86 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 微褐色澄 明 pH 7.36 7.37 7.38 7.40 7.51 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.43 7.45 7.45 7.48 7.59 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 本剤をブドウ糖注射液で溶液を調製すると沈殿を生じるこ とがあるので注意すること。 非脱分極性麻酔用筋弛緩剤である臭化ベクロニウム,臭 化パンクロニウム等の酸性薬剤と混合すると白色の沈殿 を生じるので,併用する場合には,別々の投与経路で使 用するか,又は同一回路を使用する場合は回路内を生理 食塩液で洗浄するなど,直接混合しないよう注意するこ と。 2002/6 他の注射液と混合又は希釈して使用しないこと。 2010/11 他の注射液と混合又は希釈して使用しないこと。 2010/11 本剤は酸性溶液で安定であるが,pHが高くなると沈殿や 白濁を生ずることがあるので,アルカリ性注射液(チオペン タールナトリウム注射液等),リドカイン注射液との配合は 避けること。 2002/6 本剤は強アルカリであるので,他剤とは配合できない。本 剤はpHが低下するとフェニトインの結晶を析出する。 2003/2 バルビタール系薬剤(注射液)と同じ注射筒で使用すると 沈殿を生ずるので、同じ注射筒で混ぜないこと。 2002/6 ジアゼパム注射剤と混合するとき,沈殿を生じるので配合 しないこと。 2002/6 2013/7 2002/6 2002/6 pH 7.33 7.33 7.35 7.36 7.46 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.33 外観 微黄色混 濁 2002/6 本剤の溶解に際しては、日局注射用水以外を使用しない こと。また、本剤使用に際しては、混注を避け、単独投与 すること。 ビカネイト輸液 配合変化表 2012/5 [ 2 / 12 ] BND4015D02 株式会社大塚製薬工場 (2015年4月更新) 薬効分類 番号 名称 122 骨格筋弛緩剤 経 時 変 化 配 合 薬 (会社名) 主成分 マスキュラックス静注用 10mg (シェリング・プラウ=第一三共) 臭化ベクロニウム 含量/容量 配合量 配合薬の pH・色調 10mg/溶解液 5mL 1A 3.8~4.2 自律神経剤 ワゴスチグミン注0.5mg (塩野義) メシル酸硫酸ネオス チグミン 0.5mg/1mL 1A 5.0~6.5 無色澄明 124 鎮けい剤 ブスコパン注20mg (日本ベーリンガー) ブチルスコポラミン臭 化物 20mg/1mL 1A 3.7~5.5 無色 124 鎮けい剤 アトロピン硫酸塩注0.5mg 「タナベ」 (田辺三菱) 硫酸アトロピン 0.5mg/ 1mL 1A 4.0~6.0 無色澄明 静注用マグネゾール20mL (東亜薬工=鳥居) 硫酸マグネシウム・ ブドウ糖 硫酸Mg補正液1mEq/mL (大塚工場=大塚製薬) 硫酸マグネシウム水 和物 124 124 211 211 211 212 213 213 鎮けい剤 鎮けい剤 強心剤 強心剤 強心剤 不整脈用剤 イノバン注100mg (協和発酵キリン) ネオフィリン注250mg (エーザイ) 塩酸ドパミン アミノフィリン プレドパ注600 (マイラン=協和発酵キリン) 塩酸ドパミン インデラル注射液2mg (大日本住友-アストラゼネカ) ソルダクトン静注用100mg (ファイザー) 利尿剤 ラシックス注100mg (サノフィ・アベンティス) 直 後 1時間 3時間 6時間 24時間 pH 7.24 7.26 7.30 7.32 7.44 2g/20mL 0.5mol/L,20m L 100mg/ 5mL 2.5%,10mL 1A 1A 1A 1A 3.0~5.0 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.35 7.39 7.38 7.43 7.51 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.42 7.44 7.48 7.49 7.62 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.42 7.45 7.46 7.49 7.62 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.26 7.31 7.30 7.33 7.45 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.41 7.42 7.43 7.44 7.54 プロプラノロール塩 酸塩 2mg/2mL 1A 2.8~3.5 無色澄明 カンレノ酸カリウム 100mg/注射 用水10mL 1V 9~10 カンレノ酸カリウム 200mg/注射 用水20mL 3.0~5.0 無色澄明 1V 9~10 1A 8.6~9.6 無色透明 配合薬の添付文書より 配合変化に関する記載を抜粋 試験実施 年月 静注用全身麻酔薬であるチオペンタール,チアミラール等 の塩基性薬剤と混合すると塩基性薬剤の沈殿を生じるの で,別々の投与経路で使用するか,または同一点滴回路 を使用する場合は回路内を生理食塩水等の中性溶液を 用いて洗浄するなど,混合しないようにすること。 2002/6 バルビタール系薬剤との配合には注意を要する。 2003/2 2002/6 2002/6 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.50 7.45 7.44 7.51 7.65 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.84 7.85 7.89 7.86 7.92 8.0~10.0 無色澄明 1A 100mg/10mL 無色澄明 5.5~7.0 無色澄明 600mg/ 200mL フロセミド 無色澄明 3.5~6.5 無色澄明 利尿剤 ソルダクトン静注用200mg (ファイザー) 項目 外観 123 参 考 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.17 7.22 7.20 7.21 7.29 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.39 7.41 7.46 7.47 7.58 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.34 7.38 7.38 7.40 7.52 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.38 7.39 7.38 7.37 7.50 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.40 7.42 7.45 7.48 7.59 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 本剤とサルファ剤、アルカリ炭酸塩・重炭酸塩、酒石酸 塩、可溶性リン酸塩、ヒ酸塩、臭化カリウム、臭化アン モニウム、水酸化アルカリ、カルシウム塩、サリチル酸 塩、アミノフィリン等を含む製剤と混合した場合、沈殿 を生じることがあるので混合を避けること。 2003/2 リン酸イオンと沈殿を生じることがあるので、リン酸塩を含 有する製剤と配合する場合は注意すること。 2010/11 pH8.0以上になると着色することがあるので、重曹のような アルカリ性薬剤と混合しないこと。 2011/4 ・本剤をブドウ糖及び果糖液で希釈した場合、経時的に添 加物のエチレンジアミンと糖含量が低下し、黄変を認める 可能性があるため、調製後は速やかに使用すること。 ・本品は緩衝性が強く、他剤を本剤のpH 域に近づける性 質がある。したがって、アルカリ性で不安定な薬剤や酸性 の薬剤等とは変化を生ずる場合があるので配合には注意 すること。 2010/11 pH8.0以上になると着色することがあるので、重曹のような アルカリ性薬剤と混合しないこと。 2003/2 2002/6 pH等の変化により配合変化が起こりやすいので,他の薬 剤との配合に際しては注意すること。 2012/5 2002/6 ビカネイト輸液 配合変化表 [ 3 / 12 ] BND4015D02 株式会社大塚製薬工場 (2015年4月更新) 薬効分類 番号 214 名称 血圧降下剤 経 時 変 化 配 合 薬 (会社名) ペルジピン注射液25mg (アステラス) 主成分 ニカルジピン塩酸塩 含量/容量 25mg/ 25mL 配合量 1A 配合薬の pH・色調 項目 直 後 pH 7.34 血管拡張剤 シグマート注48mg (中外) ニコランジル 48mg/ 生食10mL 1V 6.9±1.0 (0.03% 生食溶液) 血管拡張剤 ハンプ注射用1000 (第一三共) カルペリチド 1000μg/ 注射用水 10mL 1V 6時間 24時間 白色混濁 pH 7.37 7.35 7.39 7.39 7.52 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 7.45 7.49 7.51 7.50 7.65 4.5~5.1 外観 無色澄明 配合薬の添付文書より 配合変化に関する記載を抜粋 試験実施 年月 本剤を点滴静注する場合,配合する輸液によってはpHが 高い等の原因で本剤が析出することがあるので,十分注意 すること。 現在までに下記に示す注射製剤と配合変化を起こすこと が確認されているので,混合しないこと。 フロセミド,カンレノ酸カリウム,アミノフィリン,ブクラデシンナ トリウム,アムリノン,リドカイン,イオヘキソール,イオパミドー ル,トラネキサム酸,カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム,ヘ パリンナトリウム,ウロキナーゼ,チソキナーゼ,アルテプラー ゼ,ホスホマイシン,塩酸セフォチアム,セフゾナムナトリウム, イミぺネム,フロムキセフナトリウム,炭酸水素ナトリウム 外観 pH 217 3時間 3.0~4.5 微黄色澄明 外観 217 1時間 参 考 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 217 血管拡張剤 ヘルベッサー注射用250 (田辺三菱) ジルチアゼム塩酸塩 250mg/ 生食5mL 1A 4.9 (250mg/5mL 注射用水) pH 7.36 7.38 7.40 7.42 7.55 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 219 その他の循環 器官用薬 注射用プロスタンディン500 (小野) アルプロスタジルア ルファデクス 500μg/ 生食5mL×5 1V 3.5~5.5 (1V/5mL 生食) pH 7.41 7.42 7.44 7.45 7.58 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 221 呼吸促進剤 ドプラム注射液400mg (キッセイ) ドキサプラム塩酸塩 400mg/20mL 1V 3.5~5.0 無色澄明 223 去たん剤 ビソルボン注射液 (日本ベーリンガー) ブロムヘキシン塩酸 塩 4mg/2mL 1A 2.2~3.2 無色 225 気管支拡張剤 テオドリップ点滴静注用 200mg (興和=興和テバ) テオフィリン 200mg/ 200mL 1V 4.3~6.3 無色澄明 pH 7.19 7.19 7.22 7.25 7.36 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.37 7.40 7.43 7.44 7.57 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.35 7.38 7.42 7.42 7.49 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 2003/2 2003/2 1)現在までに下記の薬剤と混合24時間までに配合変化 が生じることが確認されているので、混合せず別の静脈ラ インから投与すること。 〔混合により外観変化が生じるもの〕アスパラカリウム注1 0mEq、ソルダクトン静注用200mg、ダイアモックス注射用 500mg、ビタシミン注射液500mg、ラシックス注20mg、ノ ボリンR注100単位/mL、大塚塩カル注2%、1モル塩化カ リウム液「シミズ」、フェジン静注40mg、エレメンミック注、 ヘパリンナトリウム注N5千単位/5mL「味の素」、ヘパリン ナトリウム注N1万単位/10mL「味の素」 〔混合により本剤の含量が低下するもの〕ア)イノバン注50 mg、ドブトレックス注射液100mg、ノルアドリナリン注1 mg、ボスミン注1mg、レギチーン注射液10mg(亜硫酸水 素ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム含有の製剤)イ)ヘパ リンナトリウム注N5千単位/5mL「味の素」、ヘパリンナトリ ウム注N1万単位/10mL「味の素」、カルチコール注射液 8.5%10mL 2)現在までに下記の輸液と混合24時間までに配合変化 が生じることが確認されているので、混合して用いないこ と。 〔混合により本剤の含量が低下するもの〕ア)アミカリック輸 液、アミニック輸液、アミノレバン点滴静注、アミパレン輸 液、12%イスポール注射液、バリアミンX輸液、プラスアミ ノ輸液、プロテアミン12注射液、マックアミン輸液、モリプロ ンF輸液(亜硫酸水素ナトリウム、乾燥亜硫酸ナトリウム、 ピロ亜硫酸カリウム、亜硫酸リジン含有の製剤)イ)アミ ゼットB輸液 2011/4 他剤との配合によりpHが8を超える場合には,ジルチアゼ ムが析出することがあるので注意すること。 2002/6 2002/6 酸性溶液であるので,アルカリ溶液と混合しないこと。 2002/6 2002/6 2002/6 ビカネイト輸液 配合変化表 [ 4 / 12 ] BND4015D02 株式会社大塚製薬工場 (2015年4月更新) 薬効分類 経 時 変 化 配 合 薬 (会社名) 主成分 含量/容量 配合量 配合薬の pH・色調 参 考 番号 名称 232 消化性潰瘍用 剤 オメプラール注用20 (アストラゼネカ) オメプラゾールナトリ ウム 20mg/生食 10mL 1V 9.5~11.0 (20mg/ 20mL水) 232 消化性潰瘍用 剤 ガスター注射液20mg (アステラス) ファモチジン 20mg/2mL 1A 5.8~6.2 無色~淡黄 色澄明 pH 7.38 7.40 7.43 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 232 消化性潰瘍用 剤 ザンタック注射液100mg (GSK) 塩酸ラニチジン 100mg/ 4mL 1A 6.5~7.5 無色~淡黄 色澄明 pH 7.40 7.43 7.47 7.47 7.58 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 232 消化性潰瘍用 剤 ソルコセリル注4mL (東菱=大鵬薬品) 幼牛血液抽出物 4mL 1A 約7.1 淡褐色 澄明 pH 7.39 7.42 7.44 7.46 7.58 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 239 その他の消化 器官用薬 カイトリル注3mg (中外) 塩酸グラニセトロン 3mg/3mL 1A 5.0~7.0 無色澄明 239 その他の消化 器官用薬 プリンペラン注射液10mg (ニプロファーマ=アステラス) メトクロプラミド 10mg/ 2mL 1A 2.5~4.5 無色~わず かに黄色を帯 びた澄明な液 脳下垂体ホル モン剤 アトニン-O注5単位 (あすか製薬=武田) オキシトシン 5単位/ 1mL 1A 副腎ホルモン 剤 ソル・コーテフ静注用 1000mg (ファイザー) コハク酸ヒドロコルチ ゾンナトリウム 1000mg/ 溶解液 8mL 1V 245 副腎ホルモン 剤 ソル・メドロール静注用 1000mg(ファイザー) コハク酸メチルプレド ニゾロンナトリウム 1000mg/溶解 液16mL 1V 7.0~8.0 245 副腎ホルモン 剤 デカドロン注射液3.3mg (MSD) リン酸デキサメタゾン ナトリウム 3.3mg/1mL 1A 7.0~8.5 無色澄明 副腎ホルモン 剤 ノルアドリナリン注1mg (第一三共) ノルアドレナリン 副腎ホルモン 剤 リンデロン注100mg(2%) (塩野義) リン酸ベタメタゾンナ トリウム その他のホル モン剤 ヒューマリンR注 100単位/mL (リリー) ヒトインスリン(遺伝 子組換え) 100単位/1mL その他のホル モン剤 プロスタルモン・F注射液 1000 (小野) ジノプロスト 1000μg/1mL 241 245 245 245 249 249 1mg/1mL 100mg/5mL 1A 1A 1V 1A 2.5~4.5 無色澄明 項目 直 後 1時間 3時間 6時間 24時間 pH 7.31 7.33 7.35 7.36 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 7.45 7.55 微黄色澄 明 7.55 無色澄明 無色澄明 pH 7.38 7.40 7.43 7.46 7.58 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.40 7.43 7.47 7.47 7.59 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.33 7.38 7.40 7.37 7.50 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.34 7.36 7.36 7.38 7.47 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 配合薬の添付文書より 配合変化に関する記載を抜粋 試験実施 年月 日局生理食塩液又は日局5%ブドウ糖注射液以外の溶解 液,輸液,補液及び他剤との混合注射は避けること。 2002/6 2002/6 2002/6 フロセミド注の原液及びジアゼパム注との配合は沈殿が 生じる場合があるので,避けること。 2002/6 本剤はアルカリ性注射液と混合すると混濁を生じることが あるので混合しないこと。 2002/6 2003/2 2003/2 7.0~8.0 2.3~5.0 無色澄明 pH 7.38 7.42 7.42 7.44 7.51 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.40 7.43 7.46 7.46 7.59 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.46 7.43 7.48 7.54 7.70 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.39 7.36 7.36 7.42 7.51 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.38 7.37 7.42 7.44 7.53 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.31 7.33 7.30 7.32 7.42 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 2003/2 2002/6 2011/4 7.3~8.3 無色澄明 7.0~7.8 無色澄明 7.0~9.5 無色澄明 2012/5 2003/2 2003/2 2014/6 ビカネイト輸液 配合変化表 [ 5 / 12 ] BND4015D02 株式会社大塚製薬工場 (2015年4月更新) 経 時 変 化 薬効分類 配 合 薬 (会社名) 主成分 含量/容量 配合量 配合薬の pH・色調 10mg/ 2mL 1A 2.5~3.5 微黄色澄明 100mg/20mL 1A 2.7~4.3 無色~僅か に帯黄色澄 明 番号 名称 290 その他の個々 の器官系用医 薬品 セファランチン注10mg (化研生薬) セファランチン 312 ビタミンB1剤 アリナミンF100注 (武田) フルスルチアミン 313 ビタミンB剤(ビ タミンB1剤を除 く) パントール注射液500mg (トーアエイヨー-アステラス) パンテノール 500mg/2mL 1A 4.5~6.5 無色 313 ビタミンB剤(ビ タミンB1剤を除 く) パントシン注10% (第一三共) パンテチン 200mg/ 2mL 1A 4.2~5.2 無色澄明 314 ビタミンC剤 ビタシミン注射液500mg (武田) アスコルビン酸 500mg/ 2mL 1A 5.6~7.4 無色澄明 316 ビタミンK剤 ケイツーN静注用10mg (エーザイ) メナテトレノン 10mg/2mL 1A 項目 直 後 1時間 3時間 6時間 24時間 pH 7.37 7.40 7.40 7.43 7.56 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.26 7.31 7.33 7.33 7.49 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.40 7.43 7.45 7.47 7.61 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.36 7.40 7.41 7.41 7.58 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.39 7.40 7.42 7.43 7.55 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.36 7.38 7.42 7.38 7.49 6.0~8.0 淡黄色半透 明 外観 317 321 321 322 331 331 332 混合ビタミン剤 (ビタミンA・D混 合製剤を除 く。) ネオラミン・スリービー液(静 注用) (日本化薬) カルシウム剤 カルチコール注射液8.5% 10mL (日医工) グルコン酸カルシウ ム 塩化Ca補正液1mEq/mL (大塚工場=大塚製薬) 塩化カルシウム水和 物 カルシウム剤 無機質製剤 血液代用剤 血液代用剤 止血剤 チアミンジスルフィド・B6・ B12配合剤 10mL 1A 3.0~5.0 淡紅色~紅 色澄明 pH 外観 pH K.C.L.点滴液15% (丸石) 塩化カリウム リン酸Na補正液 0.5mmol/mL (大塚工場=大塚製薬) リン酸ナトリウム リン酸二カリウム補正液 1mEq/mL (大塚工場=大塚製薬) リン酸ニカリウム アドナ注(静脈用)100mg (田辺三菱) カルバゾクロムスル ホン酸ナトリウム 8.5%,10mL 0.5mol/L,20m L 1A 1A 2モル, 20mL 1A 0.5mmol/ mL,20mL 1A 0.5mol/ L,20mL 1A 100mg/20mL 1A 参 考 微黄色 澄明 微黄色 澄明 微黄色 澄明 微黄色 澄明 微黄色 澄明 7.16 微赤色 澄明 7.18 微赤色 澄明 7.21 微赤色 澄明 7.23 微赤色 澄明 7.36 微赤色 澄明 7.34 7.42 7.38 7.36 7.48 6.0~8.2 無色澄明 4.5~7.5 無色澄明 5.0~7.0 黄色~だいだ い黄色 澄明 6.2~6.8 無色澄明 8.0~10.0 無色澄明 5.5~6.2 だいだい黄色 澄明 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.36 7.35 7.35 7.36 7.46 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.35 7.35 7.38 7.33 7.47 外観 黄色澄明 黄色澄明 黄色澄明 黄色澄明 黄色澄明 pH 6.96 6.98 6.98 7.00 7.06 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.80 外観 白色混濁 pH 7.46 黄褐色澄 明 配合薬の添付文書より 配合変化に関する記載を抜粋 試験実施 年月 アルカリ性製剤ないしアルカロイドを沈殿させる他の製剤 (サリチル酸製剤,抗生物質製剤等)により沈殿を起こすこ とがあるので,それらとの混注の場合は注意すること。 2002/6 2002/6 2002/6 2002/6 2002/6 本剤は可溶化剤として精製ダイズレシチンを使用してお り,他の薬剤との配合により可溶化力が低下し配合変化を 起こすことがある。ファイナルフィルターを使用し点滴静注 すると,通常より早くフィルターの目詰まりを起こす可能性 がある。本剤は血漿増量剤(デキストラン製剤等),ヘパリ ン製剤と配合変化を起こすため,配合は避けること。点滴 静注する場合は,本剤の光分解を防ぐため,遮光カバー を用いるなど十分に注意すること。 2003/2 2002/6 クエン酸塩,炭酸塩,リン酸塩,硫酸塩,酒石酸塩等を含 む製剤と混合した場合,沈殿を生じることがあるので,混 合を避けること。 セフトリアキソンナトリウムと配合した場合,配合時の条件 により沈殿を生じることがあるので,配合を避けることが望 ましい。 2003/2 本剤は他の製剤(例えば炭酸塩、リン酸塩を含む製剤)と 混合すると沈殿を生じることがあるので注意すること。 2010/11 2003/2 外観 7.37 黄褐色澄 明 7.38 黄褐色澄 明 7.36 黄褐色澄 明 カルシウムイオンと沈殿を生じるので,カルシウム塩を含 む製剤を配合する場合は注意すること。マグネシウムイオ ンと沈殿を生じることがあるので,マグネシウム塩を含む 製剤を配合する場合は注意すること。 2011/2 カルシウムイオンと沈殿を生じるので,カルシウム塩を含 む製剤を配合する場合は注意すること。マグネシウムイオ ンと沈殿を生じることがあるので,マグネシウム塩を含む 製剤を配合する場合は注意すること。 2010/4 7.54 黄褐色澄 明 2003/2 ビカネイト輸液 配合変化表 [ 6 / 12 ] BND4015D02 株式会社大塚製薬工場 (2015年4月更新) 薬効分類 番号 名称 経 時 変 化 配 合 薬 (会社名) 主成分 含量/容量 配合量 配合薬の pH・色調 332 止血剤 トランサミン注10% (第一三共) トラネキサム酸 1g/10mL 1A 7.0~8.0 無色澄明 333 血液凝固阻止 剤 フラグミン静注5000 (ファイザー=キッセイ) ダルテパリンナトリウ ム 5000単位 /5mL 1V 5.0~7.5 無色澄明 肝臓疾患用剤 強力ネオミノファーゲンシー 静注20mL (ミノファーゲン) グリチルリチン・グリシン・シ ステイン配合剤 40mg/20mL 1A タチオン注射用200mg (アステラス) グルタチオン 391 392 解毒剤 200mg/溶解 液3mL 1A 項目 直 後 1時間 3時間 参 考 6時間 24時間 pH 7.41 7.44 7.47 7.49 7.58 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.36 7.41 7.43 7.44 7.58 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.33 7.35 7.38 7.38 7.50 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.39 7.41 7.44 7.45 7.60 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.74 7.69 7.70 7.66 7.78 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.78 7.77 7.79 7.78 7.92 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.35 7.36 7.37 7.37 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 白色混濁 pH 7.29 7.37 7.46 7.37 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 白色混濁 pH 7.38 7.43 7.47 7.47 7.59 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.41 7.37 7.39 7.45 7.55 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 8.23 8.20 8.17 8.16 8.21 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.27 7.29 7.32 7.33 7.42 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 配合薬の添付文書より 配合変化に関する記載を抜粋 試験実施 年月 2002/6 本剤は,抗ヒスタミン剤と混合すると反応し沈殿を生じるお それがあるので,混注は避けること。 6.0~7.0 無色澄明 5.0~7.0 (200mg/ 3mL 注射用水) 2002/6 2002/6 1A 392 解毒剤 メイロン静注7% (大塚工場=大塚製薬) 炭酸水素ナトリウム 2003/2 7.0~8.5 無色澄明 7%,20mL (1) 本剤はアルカリ性であり,他の注射剤と混合する場合 は,配合変化を起こしやすいので注意すること。 (2) カルシウムイオンと沈殿を生じるので,カルシウム塩を 含む製剤と配合しないこと。 2A 399 399 399 441 422 611 他に分類され ない代謝性医 薬品 注射用エフオーワイ500 (小野) ガベキサートメシル 酸塩 他に分類され ない代謝性医 薬品 注射用フサン50 (鳥居) 他に分類され ない代謝性医 薬品 抗ヒスタミン剤 代謝拮抗剤 主としてグラム 陽性菌に作用 するもの 500mg/注射 用水1mL 1V ナファモスタットメシ ル酸塩 50mg/ 5%ブドウ糖 20mL 1V ミラクリッド注射液 10万単位 (持田) ウリナスタチン 10万単位 /2mL 1V ポララミン注5mg (MSD) d-クロルフェニラミン マレイン酸塩 5mg/1mL 1A 5-FU注250協和 (協和発酵キリン) フルオロウラシル ダラシンS注射液600mg (ファイザー) リン酸クリンダマイシ ン 250mg/5mL 600mg/4mL 2A 1A 2002/6 2012/1 4.0~5.5 (1g/ 10mL水) 3.5~4.0 (1V/ 50mL水) 4.8~5.8 無色~淡褐 色澄明 4.0~6.0 無色澄明 8.2~8.6 無色~微黄 色澄明 6.0~7.0 無色~淡黄 色澄明 他の注射剤(抗生物質製剤,血液製剤等)と配合した場合 に,混濁等の配合変化を起こすことがあるので注意するこ と。また,アミノ酸輸液,アルカリ性の薬剤及び添加物とし て亜硫酸塩を含有する薬剤と配合した場合,分解等の配 合変化を起こすことがあるので注意すること。 2003/2 白濁あるいは結晶が析出する場合があるので,生理食塩 液及び無機塩類を含有する溶液をバイアルに直接加えな いこと。 2003/2 メシル酸ガベキサート製剤あるいはグロブリン製剤との混 注は避けること。 2002/6 ヘパリンナトリウム(カルシウム)、ダルテパリンナトリウム は、本剤と試験管内で混合すると反応し沈澱を生じること があるので、混注は避けることが望ましい。 2013/10 2013/1 2002/3 ビカネイト輸液 配合変化表 [ 7 / 12 ] BND4015D02 株式会社大塚製薬工場 (2015年4月更新) 経 時 変 化 薬効分類 番号 名称 配 合 薬 (会社名) 主成分 含量/容量 配合量 配合薬の pH・色調 項目 pH 611 611 612 612 612 613 主としてグラム 陽性菌に作用 するもの 主としてグラム 陽性菌に作用 するもの 注射用タゴシッド200mg (サノフィ・アベンティス=アステラス) 塩酸バンコマイシン点滴静 注用0.5g (塩野義) テイコプラニン バンコマイシン塩酸 塩 主としてグラム 陰性菌に作用 するもの 硫酸アミカシン注射液「萬 有」200mg (日医工) 硫酸アミカシン 主としてグラム 陰性菌に作用 するもの エクサシン注射液400 (旭化成ファーマ) 硫酸イセパマイシン 主としてグラム 陰性菌に作用 するもの 主としてグラム 陽性・陰性菌 に作用 イセパシン注射液400 (シェリングプラウ) ペントシリン注射用2g (富山化学=大正富山) イセパマイシン硫酸 塩 ピペラシリンナトリウ ム 200mg/注射 用水5mL 0.5g 注射用水 10mL 200mg/2mL 400mg/ 2mL 400mg/2mL 2g/注射用水 8mL 1V 1V 1A 1A 1A 1V 直 後 7.50 1時間 7.46 3時間 7.53 参 考 6時間 7.52 24時間 7.68 7.2~7.8 (200mg/3mL 注射用水) 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.29 7.31 7.34 7.36 7.47 2.5~4.5 (5mg/mL 生食) 6.0~7.5 無色~微黄 色透明 5.5~7.5 無色澄明 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.17 7.22 7.24 7.25 7.36 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.12 7.13 7.17 7.18 7.29 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.08 7.12 7.14 7.16 7.27 試験実施 年月 1) 乾燥ポリエチレングリコール処理人免疫グロブリン、ポ リエチレングリコール処理人免疫グロブリン、ガベキサート メシル酸塩、アムホテリシンB、ミノサイクリン塩酸塩と配合 すると白濁・沈殿を生じることが確認されているので、これ らの薬剤とは混注しないこと。 2) セフォチアムと混合すると、本剤の活性低下を来すこと が確認されているので、併用する場合には別々に投与す ること。 3) 現在までに24時間以内に配合変化のないことが確認さ れているのは、リンゲル液、乳酸リンゲル液、プロテアミン 12X注射液、ポタコールR輸液、ラクテック注、KN3号輸液、 ソリタ-T3号輸液、フィジオゾール3号輸液、アクチット注等 である。 4) 大塚糖液5%、マルトス輸液10%、マルトースML輸液 10%、アミノフリード輸液との配合については、調製後、速 やかに使用すること。 2011/4 現在までに,次の注射剤と混合すると,配合変化を起こす ことが確認されているので,混注しないこと。 1)アミノフィリン,フルオロウラシル製剤と混合すると外観 変化と共に経時的に著しい力価低下を来すことがある。 2)コハク酸ヒドロコルチゾン,セフォタキシム,セフチゾキシ ム,セフメノキシム,セフォゾプラン,パニペネム・ベタミプロ ン,アズトレオナム製剤と混合すると著しい外観変化を起 こすことがある。 2002/3 2002/3 2002/3 5.5~7.5 無色澄明 5.0~7.0 (2g/100mL 生食) 配合薬の添付文書より 配合変化に関する記載を抜粋 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.36 7.37 7.38 7.40 7.47 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 1)点滴静注にあたって本剤の希釈には,通常「日局」生理 食塩液,5%ブドウ糖注射液を用いるが,この他に現在までに 配合変化がないことが確認されている補液は,「日局」リン ゲル液, フルクトン注,強力モリアミンS,クリニット注5%,ポタ コールR,ハイカリック液1号・2号,ラクテック注・G注等があ り,これらのいずれも用いることができる。 2)アンピシリン,セフォチアム,セフロキシムと混合すると, 両剤の反応によりアミドを形成し,本剤の活性低下を来す ので,それぞれ別経路で投与すること。 3)アスコルビン酸注射液と混合すると,本剤の活性低下を 来すので,それぞれ別経路で投与すること。 2002/3 アミノグリコシド系抗生物質(トブラマイシン等)と配合する と,アミノグリコシド系抗生物質の活性低下をきたすので, 本剤と併用する場合にはそれぞれ別経路で投与するこ と。 2002/3 ビカネイト輸液 配合変化表 [ 8 / 12 ] BND4015D02 株式会社大塚製薬工場 (2015年4月更新) 経 時 変 化 薬効分類 番号 613 名称 主としてグラム 陽性・陰性菌 に作用 配 合 薬 (会社名) ファーストシン静注用1g (武田) 主成分 セフォゾプラン塩酸 塩 含量/容量 1g/ 生食 20mL 配合量 1V 配合薬の pH・色調 参 考 項目 直 後 1時間 3時間 6時間 24時間 pH 7.46 7.44 7.50 7.45 7.55 7.5~9.0 (1g/20mL 注射用水) 外観 微黄色 澄明 微黄色 澄明 微黄色 澄明 微黄色 澄明 微黄色 澄明 7.06 微黄色澄 明 7.46 7.13 微黄色澄 明 7.51 無色澄明 無色澄明 主としてグラム 陽性・陰性菌 に作用 パンスポリン静注用1g (武田) 7.02 1V 5.7~7.2 (1g/10mL 注射用水) 6.98 セフォチアム塩酸塩 1g/注射用水 20mL pH 613 外観 無色澄明 無色澄明 613 主としてグラム 陽性・陰性菌 に作用 フルマリン静注用1g (塩野義) フロモキセフナトリウ ム 1g/注射用水 10mL 1V 4.0~5.5 (100mg/mL水 溶液) pH 7.39 7.41 7.03 微黄色澄 明 7.43 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 613 主としてグラム 陽性・陰性菌 に作用 ホスミシンS静注用2g (MeijiSeika) ホスホマイシンナトリ ウム 2g/注射用水 40mL 1V 6.5~8.5 (1g/ 20mL水) pH 7.47 7.48 7.48 7.49 7.53 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 主としてグラム 陽性・陰性菌 に作用 メロペン点滴用バイアル 0.5g (大日本住友) 7.41 7.45 7.47 7.58 1V 5.0~7.0 無色澄明 7.39 メロペネム三水和物 10mg/ 1mL pH 613 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 主としてグラム 陽性・陰性菌 に作用 チエナム点滴静注用0.5g (MSD) イミペネム・シラスタ チンナトリウム 0.5g/ 生食100mL 1V 613 613 主としてグラム 陽性・陰性菌 に作用 ユナシン-S静注用1.5g (ファイザー) スルバクタム・アンピ シリン 1.5g/注射用 水10mL 1V 6.5~8.0 スルペラゾン静注用1g (ファイザー) スルバクタム・セフォ ペラゾンナトリウム 1g/注射用水 10mL 1V 4.5~6.5 (1g/10mL 蒸留水) 613 主としてグラム 陽性・陰性菌 に作用 カルベニン点滴用0.5g (第一三共) パニペネム・ベタミプ ロン 0.5g/ 生食 100mL 1V 5.8~7.8 (1V/100mL 生食) 617 主としてカビに 作用するもの ファンギゾン注射用50mg (ブリストル) アムホテリシンB 50mg/注射用 水10mL 1V 7.2~8.0 (0.1mg/mL溶 液) 621 サルファ剤 アプシード静注500mg (第一三共) スルファジメトキシン 500mg/5mL 1A 9.0~10.5 試験実施 年月 本剤は塩酸ブロムヘキシン製剤と配合すると配合直後に 混濁が起こることがあり,塩酸ジフェンヒドラミン・臭化カル シウム製剤と配合すると1時間以内に混濁が起こることが あるので,これらの製剤との配合は避けること。また,フル オロウラシル製剤と配合すると2時間以内に,クリニタミン 注と配合すると6時間以内に残存力価が90%以下になる ことがあるので,配合後は速やかに使用すること。なお, 本剤と他剤とを配合使用したとき,一般にpHが8以上で は,力価の低下が促進されることがあるので,使用に際し ては注意すること。 2003/2 2002/3 2002/3 2002/3 2003/2 pH 7.28 7.31 7.31 7.32 7.33 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.72 7.73 7.73 7.73 7.76 8.0~10.0 (0.5g/ 100mL生食) 主としてグラム 陽性・陰性菌 に作用 613 配合薬の添付文書より 配合変化に関する記載を抜粋 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 pH 7.30 7.32 7.35 7.37 7.47 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 本剤は,乳酸塩とは化学的に不安定であるので,乳酸塩 を含んだ溶液に溶解しないこと。 2002/3 溶解後は速やかに使用すること(特にグルコース,フルク トース,キシリトール,マルトース等の糖質含有溶解液に 溶解した場合にはアンピシリンの力価が低下するので,速 やかに使用し,保存しないこと)。 配合変化としてアンピシリンとアミノグリコシド系抗生物質 製剤(硫酸ジベカシン,硫酸アルベカシン等)を混合すると 力価が低下したとの報告がある。併用に際しては投与部 位を変える及び1時間以上投与間隔をあけるなど投与方 法に注意すること。 2002/3 2002/3 pH 7.33 7.34 7.37 7.38 7.41 外観 微黄色澄 明 微黄色澄 明 微黄色澄 明 微黄色澄 明 微黄色澄 明 pH 7.46 外観 微黄色混 濁 pH 7.36 7.34 7.41 7.40 7.52 外観 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 溶解後は速やかに使用すること。本剤溶解時,溶液は無 色から微黄色澄明を呈するが,色の濃淡は本剤の効力に は影響しない。 2002/3 溶解剤として,生理食塩液等の電解質溶液を使用しない こと(沈殿が生じる)。 2012/5 2012/5 ビカネイト輸液 配合変化表 [ 9 / 12 ] BND4015D02 株式会社大塚製薬工場 (2015年4月更新) 経 時 変 化 薬効分類 番号 624 624 名称 合成抗菌剤 合成抗菌剤 配 合 薬 (会社名) シプロキサン注300mg (バイエル) パズクロス点滴静注液 300mg (田辺三菱) 主成分 シプロフロキサシン パズフロキサシン 含量/容量 300mg/ 150mL 300mg/100m L 配合量 1B 1B 配合薬の pH・色調 項目 直 後 1時間 3時間 pH 7.01 7.02 7.04 血液製剤類 ブミネート静注液5% (バクスター) 人血清アルブミン 12.5g/ 250mL(等量 混合) 1V 6時間 24時間 3.9~4.5 無色~微黄 色澄明 外観 無色澄明 無色澄明 白色混濁 pH 7.12 7.12 7.11 7.11 3.4~3.7 無色澄明 外観 634 参 考 6.9±0.5 緑黄色から黄 色ないし黄褐 色澄明 無色澄明 無色澄明 無色澄明 配合薬の添付文書より 配合変化に関する記載を抜粋 試験実施 年月 希釈する場合,生理食塩液,ブドウ糖注射液又は補液等 100mLで希釈すること.また,すでに補液等が投与されて いる場合,その補液が100mL程度あれば,側管等に連結 して投与することができる.また,本剤と配合した時に沈 殿,混濁,変色が認められた場合には投与しないこと.特 にアルカリ性の溶液と配合しないこと(本剤のpHは3.9~ 4.5の範囲である). アミノ酸製剤のプロテアミン12X,アミパレン,アミゼット10X においては,外見上沈殿が観察され,本剤の含量が低下 した.また,ビタミン剤のビスラーゼ,フォリアミンにおいて は,配合時のpHが6.0以下で,外見上沈殿が観察された が,本剤の含量に変化は認められなかった. 2010/4 他剤及び輸液と配合した場合に、配合変化(白濁等)が認 められているため、原則として他剤及び輸液と配合しない こと。なお、I.V.Push法及びPiggyback法においても配合変 化が認められているため、側管からの配合も避けること。 2012/5 5%ブドウ糖液,生理食塩液等の中性に近い輸液・補液以 外の他剤との混合注射をさけること。 2010/4 白色混濁 pH 7.19 7.20 7.19 7.24 7.30 外観 微黄色澄 明 微黄色澄 明 微黄色澄 明 微黄色澄 明 微黄色澄 明 ビカネイト輸液 配合変化表 [ 10 / 12 ] BND4015D02 ア 株式会社大塚製薬工場 (2015年4月更新) Page シプロキサン注300mg 10 ノルアドリナリン注1mg 5 アタラックス-P注射液(50mg/mL) 2 静注用マグネゾール20mL 3 ハ アドナ注(静脈用)100mg 6 スルペラゾン静注用1g 9 パズクロス点滴静注液300mg 10 アトニン-O注5単位 5 セファランチン注10mg 6 塩酸バンコマイシン点滴静注用0.5g 8 アトロピン硫酸塩注0.5mg「タナベ」 3 セルシン注射液10mg 2 パンスポリン静注用1g 9 アプシード静注500mg 9 ソセゴン注射液30mg 2 パントール注射液500mg 6 硫酸アミカシン注射液「萬有」200mg 8 ソル・コーテフ静注用1000mg 5 パントシン注10% 6 アリナミンF100注 6 ソル・メドロール静注用1000mg 5 ハンプ注射用1000 4 アレビアチン注250mg 2 ソルコセリル注4mL 5 ビソルボン注射液 4 イセパシン注射液400 8 ソルダクトン静注用100mg 3 ビタシミン注射500mg 6 イソゾール注射用0.5g 2 ソルダクトン静注用200mg 3 ヒューマリンR注<br>100単位/mL 5 イノバン注100mg 3 タ ファーストシン静注用1g 9 インデラル注射液2mg 3 注射用タゴシッド200mg 8 5-FU注250協和 7 エクサシン注射液400 8 タチオン注射用200mg 7 ファンギゾン注射用50mg 9 注射用エフオーワイ500 7 ダラシンS注射液600mg 7 注射用フサン50 7 塩化Ca補正液1mEq/mL 6 ダントリウム静注用20mg 2 ブスコパン注20mg 3 塩酸バンコマイシン点滴静注用0.5g 8 チエナム点滴静注用0.5g 9 ブミネート静注液5% 10 オムニカイン注1% 2 注射用エフオーワイ500 7 フラグミン静注5000 7 オメプラール注用20 5 注射用タゴシッド200mg 8 プリンペラン注射液10mg 5 注射用フサン50 7 フルマリン静注用1g 9 カ Page Page Page カイトリル注3mg 5 注射用プロスタンディン500 4 プレドパ注600 3 ガスター注射液20mg 5 テオドリップ点滴静注用200mg 4 プロスタルモン・F注射液1000 5 カルチコール注射液8.5%10mL 6 デカドロン注射液3.3mg 5 注射用プロスタンディン500 4 カルベニン点滴用0.5g 9 ドパストン静注25mg 2 ペルジピン注射液25mg 4 キシロカイン注射液2% 2 ドプラム注射液400mg 4 ヘルベッサー注射用250 4 強力ネオミノファーゲンシー静注20mL 7 トランサミン注10% 7 ペントシリン注射用2g 8 K.C.L.点滴液15% 6 ドルミカム注射液10mg 2 ホスミシンS静注用2g 9 ケイツーN静注用10mg 6 ナ ポララミン注5mg 7 2 サ Page Page ネオフィリン注250mg 3 ホリゾン注射液10mg ザンタック注射液100mg 5 ネオラミン・スリービー液(静注用) 6 マ シグマート注48mg 4 ノイロトロピン注射液3.6単位 2 静注用マグネゾール20mL Page 3 ビカネイト輸液 配合変化表 [ 11 / 12 ] BND4015D02 株式会社大塚製薬工場 (2015年4月更新) マスキュラックス静注用10mg 3 ミラクリッド注射液<br>10万単位 7 メイロン静注7% 7 メロペン点滴用バイアル0.5g 9 ヤ ユナシン-S静注用1.5g ラ Page 9 Page ラシックス注100mg 3 ラボナール注射用0.5g 2 硫酸アミカシン注射液「萬有」200mg 8 硫酸Mg補正液1mEq/mL 3 リン酸Na補正液0.5mmol/mL 6 リン酸二カリウム補正液1mEq/mL 6 リンデロン注100mg(2%) 5 ワ ワゴスチグミン注0.5mg Page 3 ビカネイト輸液 配合変化表 [ 12 / 12 ]
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