第 32 回日本小児難治喘息・アレルギー疾患学会のご案内(第2報)

第 32 回日本小児難治喘息・アレルギー疾患学会のご案内(第2報)
第 32 回会長 高増 哲也
(神奈川県立こども医療センター アレルギー科)
第 32 回小児難治喘息・アレルギー疾患学会を開催するにあたり、皆さまに謹んでごあいさつ申し上げ
ます。
今回の学会のテーマは、
「スキルミクス !! こどものアレルギー」です。スキルミクスは、多職種が協
働で医療ケアを行っていくこれからの医療のあり方です。初日のメイン会場ではパネルディスカッション
を看護師、薬剤師、管理栄養士と職種ごとに企画していただいています。ここで大事なことは、それぞれ
がご自身の職種のパネルディスカッションに参加するのではなく、他の職種の企画にも続けて参加し、そ
れぞれの職種が何を考えどこに向かっているのかを知り、フロアからディスカッションに参加するという
スタイルであることです。パネルディスカッションは日曜日にも、患者会や行政などからの取り組み、ア
レルギー児サマーキャンプを取り上げたものが開催されます。
また、
医師にとっても魅力の豊富な学会となるよう、疾患別ワークショップを企画しました。気管支喘息、
アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、それぞれの疾患の今までとこれからについて議論を深めていきます。
特別講演では、医療とは異なる分野であっても、こどもの未来に熱い思いをもって取り組んでいらっしゃ
る方々をお呼びして、貴重なお話を伺うことを予定しております。
スキルミクスの流れは、わが国だけにとどまるものではなく、アジアに広がっていくものと思われます。
今回は代表で韓国とタイから講師をお呼びして、スキルミクスに関する国際シンポジウムを開催します。
英語が苦手な方でも参加しやすいように、同時通訳ではなく、スタッフが逐一訳していくスタイルで進め
る予定ですので、ぜひ気軽に参加してみてください。
一般演題は 80 を超える応募をいただきました。一般演題をていねいに議論することが学術集会の基本
と考え、今回は発表 10 分、質疑 5 分と十分に時間をとるようにしました。また、一般演題の中からワー
クショップの演題とさせていただいたものもあります。さらに共通のテーマで議論したいものをミニワー
クショップとしてとりあげさせていただきました。せっかく学会に参加されるのですから、積極的に議論
にご参加いただければと思います。
小児アレルギーエデュケーターは地域ごとにブロック活動をされています。これまでは懇親会で紹介を
していましたが、今回は「小児アレルギーエデュケーター交流集会」と銘うって、会場内でのプレゼンテー
ションを予定しています。
初夏の横浜、山下公園や横浜中華街といった横浜らしいロケーションで、皆様とともに学会を実りある
ものとしたいと鋭意準備中です。皆様のお越しをお待ち申し上げます。
会期:2015 年 6 月 20 日(土)~ 21 日(日)
(前日の 6 月 19 日(金)にスキルアップセミナー、各種会議が予定されています)
事前参加登録 5 月 11 日が締め切りですのでご注意ください
会場:ワークピア横浜(〒 231-0023 横浜市中区山下町 24-1)
横浜シンポジア(〒 231-8524 横浜市中区山下町 2 産業貿易センタービル 9F)
特別講演:武藤正樹(国際医療福祉大学大学院教授)「スキルミクスとチーム医療」
小澤治夫(東海大学体育学部教授)「こどもの生活リズムと学力・健康について」
小沼通二(慶應義塾大学物理学名誉教授)「こどもの未来に対する責任」
事務局長 益田大幸(さいたま市民医療センター 小児科)
事務局長代行 田中 裕 (神奈川県立こども医療センター アレルギー科)
実行委員長 田阪祐子(神奈川県立こども医療センター 看護教育科)
学会ホームページ
http://www.procomu.jp/nanchi2015/
運営事務局:㈱プロコムインターナショナル内
〒 135-0063 東京都江東区有明 3-6-11 TFT ビル東館 9 階
Tel: 03-5520-8821 Fax: 03-5520-8820
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