こころはずむ春に 校長 木村 泰子 うららかな春が訪れました。進学、進級

東京都立南花畑特別支援学校
平成27年 4月 6日(月)
№181 校長 木村泰子
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こころはずむ春に
校長 木村 泰子
うららかな春が訪れました。進学、進級おめでとうございます。子供たちは期待いっぱいの表情で、新し
い教室で自分の席やロッカー等を確かめ、きりりとした表情で呼名に返事をしていました。
今年度は、小学部 24 学級、中学部 14 学級、合計 38 学級です。中学部が 2 学級増えましたので教員
数は昨年度より 2 名増えました。新たに着任する臨時的任用教員を含めると約 4 分の 1 が新しい教員で
す。行政系は、用務主事 2 名が代わりました。
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春季休業日期間には、教室の整備等を行い、子供たちが学びやすいように教室環境と校舎環境を整
えました。学級数増による教室確保のため、会議室を教室に変えました。会議室の代替として、プレハブ
棟の調理室で会議ができるようにしました。プレイルームの床を全面張り替えました。床がきれいになりま
したので、部屋全体が明るくなった感じがします。また、小学部の児童が利用する玄関を、児童が『靴を
正しく履く、揃えてしまう等』の学習をしやすいように改善しました。2 日には、スクールバス乗務員との打ち
合わせを行い、教員も同乗して全コースの試走をしました。経営企画室前の掲示板をリニューアルしまし
た。学校の教育活動の様子も掲示していく予定です。来校された時には是非ご覧ください。
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この夏から、本校敷地内で工事が始まります。①ブランコとジャングルジムの設置工事、②二階北側テ
ラスのガラス補強工事、③教室の防音工事、④プール棟、中庭の解体工事、⑤新校舎の杭打ち工事で
す。施設環境は不便になっても、創意工夫を凝らして質の高い教育内容を目指す意気込みでいます。
今年度も、一人一人のもっている力を引き出し、伸ばすために学習環境、教材教具の工夫を十分に行
っていきます。自分でできることが増えていくように、きめ細やかな日常生活の指導と災害時に落ち着い
て行動できる力を育てる指導を行います。読書活動を充実させます。一定時間、本(絵本)を一人でも楽し
めるようになってほしいと思います。本を借りる際に、個人別図書カードを利用することも検討しています。
給食の献立に週に 1 回程度、噛み応えのあるメニュー(一品)を入れていきます。良く噛んで食べる練習の
機会にしていきたいと考えています。
今年度、生活単元学習の研究指定校になりました。生活単元学習は、知的障害の特徴や学習上の特
性を踏まえた効果的な学習方法であるとされています。個々の子供のもっている力が発揮でき、子供たち
が共同して取り組める単元を研究していきます。生活単元学習の充実は、各教科の学習の充実があって
のことです。国語・算数(数学)、体育(保健体育)、図画工作(美術)、音楽の授業改善もしっかり行います。
授業参観は、授業参観日に限っていません。いつでも参観ください。お待ちしています。
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最後になりましたが、宮本光司副校長が転出し、小林弘明副校長が着任いたしました。小林副校長の
前任は都立田園調布特別支援学校副校長です。副校長昇任前は足立区、江東区の中学校特別支援
学級と都立特別支援学校高等部で教鞭を執っていました。
教職員一同、子供たちのために、精一杯努力してまいります。昨年度同様に御理解御協力を賜ります
ようお願い申し上げます。