会 社 案 内 エーザイ グループ 1 ご 挨 拶 (代表取締役社長 斉藤 篤) 医療における診断と治療は、車の両輪のごとく密接に連携することが重要であると 考えます。その中で診断薬の使命は、健康管理の重要な指標を得ること、また、病に 苦しむ患者様の疾病をいち早く的確に診断するための情報を提供することであり、患 者様の適切な治療に繋げてこそ初めて診断薬の存在意義が高まるものと考えます。 エーザイグループでは、企業理念であるhhc理念の実現に向けて、医療用医薬品、 一般用医薬品、診断薬、ジェネリック医薬品の各事業を束ね、総合的な戦略を立案、 推進するエーザイ・ジャパン体制を実施しております。これは、「予防」「診断」「治 療」「予後」という一連の医療の流れの中で、患者様とそのご家族、生活者の皆様に 多様なソリューションを提供できる体制であり、当社としましては、診断薬と治療薬 とのコ・プロモーションの強化、治療に密接に関係する診断薬の学術情報や製品を通 じて、社会における診断薬の価値を高めてまいりたいと存じます。 私どもエーディアは、一連の医療の流れに対応した価値の提供を一層充実させ、患 者様とそのご家族、生活者の皆様に貢献できるよう専心努力いたす所存でございます ので、何卒ご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 エーディア株式会社 代表取締役社長 2 斉 藤 篤 事業紹介 ・研究開発 [体外診断用医薬品] 人々の最大の願いは健康であり、患者様やそのご家族の最大の願望は、病気 を早期に診断し治療して回復することです。 弊社は、親会社であるエーザイ㈱の治療薬と密接に関連する診断薬の研究開 発を行っており、エーザイ㈱のトップレベルを誇る基礎研究力と、弊社の診断 薬に関する豊富な知識、経験と技術基盤を活用し、両社共通のビジョンを掲げ て研究開発に取り組んでおります。人々のニーズにお応えする体外診断用医薬 品の開発に注力しております。 3 ・研究開発 [医療機器] 臨床検査は診断薬単独ではなく、医療機器とともにシステムとして発展し続 けています。 弊社は、新規性追究を第一に、より精度の高い、高感度な、そしてよりスピ ーディーに、簡易に測定できる機器づくりをめざしています。 その成果として、電気化学発光という技術の導入により「高感度」「ワイド レンジ」「短時間」測定を可能にした自動免疫測定装置(ピコルミシリーズ) を開発。さらに今後の臨床検査の流れを視野に入れた医療機器の研究開発に取 り組んでおります。 ・品 質 品質に対する企業の責任がますます重視される中、お客様に安心してお使い いただける製品の製造・品質管理に努め、最高のクオリティーを追求していま す。その取り組みは、GMP(製造管理及び品質管理に関する基準)はもとよ り、ISO13485(体外診断用医薬品を含む医療機器の品質保証に関する 国際規格)も認証取得しており、常により高いレベルの品質管理・品質保証体 制を目指しています。 また、生産拠点である茨城事業所の生産部門は業界でもトップレベルの設備 と製造技術を有し、研究部門と連携して日々品質管理に注力しております。 4 ・営 業 MR(臨床検査薬情報担当者)が当社製品をお使いになる臨床検査技師、医 師、コ・メディカルおよび基礎研究の方々に、製品ならびに学術情報を提供さ せていただいています。 また、このMRが正しい情報を提供できるよう、製品の企画から販売に至る 全てのプロモーション業務を一貫して担当するプロダクト・マネージャー(P M)と検査システムに関する技術支援グループが全面的にサポートしています。 <企業ビジョンと目指す企業像> 企業ビジョン 予防から治療・予後にいたる医療の流れの中で、有用性の高い診断薬 を供給することによって、早期診断・早期治療を実現するための多様な Solution を提供し、医療全体に貢献する。 目指す企業像 研究開発・生産・販売のフルファンクションを有して、グローバルに 通用する有用な診断薬を創出し、臨床現場への直接的アプローチを通じ て患者様のQOL向上に貢献する診断薬スペシャリスト集団 5 取扱商品 免 疫 血 清 検 査 胸痛マーカー検査 血 糖 自 己 測 定 血 液 凝 固 検 査 輸 血 検 査 一 般 検 査 精度管理用コントロール バイオ関連製品 医 療 機 器 検査支援システム 血清中低カルボキシル化オステオカルシン(ucOC)、 腫瘍マーカー(PIVKA-Ⅱ)関連、感染症関連、 間質性肺炎診断補助マーカー(KL-6)、 関節リウマチ診断補助マーカー(CA・RF) 「コバス h 232」シリーズ(心不全・急性心筋梗塞・ 肺血栓塞栓症などに関連する 5 種類の胸痛マーカー) 自己検査用グルコース測定器(ライフチェック) コアグチェックXS シリーズ、 トロンボテスト オ-レン、へパプラスチンテスト、 プロトロンビン時間測定用試薬、標準血漿など Rh式血液判定用試薬 インフルエンザウイルスキット、ピロリ菌検出用診断 キット、便中ヒトヘモグロビン測定用試薬、 尿中微量アルブミン検出試薬 EXA-LQ(ヒト由来コントロール血清) 動物血清、無血清培地、DIFCO製品、核酸抽出剤 など 電気化学発光免疫測定装置、 大腸用自動炭酸ガス送気装置(プロトCO2L) ADAS-Jcog.(認知機能検査)実施支援システム 6 会社概要 ・会社プロフィール 資 本 金 52 億 6,248 万円 創 立 1954 年 5 月 代 事 株 表 業 者 斉藤 篤 内 容 臨床検査薬、臨床検査用機器、研究用試薬、理化学機器の 製造・輸入・販売 主 エーザイ株式会社(100%出資) 主要ユーザー 国公立、私立医療機関、研究所、都道府県血液センター、 一般企業 ・事 業 所 本 住所:〒101-0032 東京都千代田区岩本町 1-10-6TMM ビル 6F 社 TEL :03-3865-4311 FAX:03-3864-5644 住所:〒300-1155 茨城県稲敷郡阿見町吉原 3262-12 茨 城 事 業 所 TEL :029-889-2241 FAX:029-889-2104 ・関係会社 <弊社の親会社> エーザイ株式会社 http://www.eisai.co.jp/ 住所:〒112-8088 東京都文京区小石川 4-6-10 医薬品等の製造・販売 7 ・組 織 図 8 ・会社沿革 1956.09 三光純薬株式会社(当社)設立。資本金 100 万円。 米国ディフコ社のSS寒天培地の輸入販売を開始 Rh 式血液型判定用血清のほか、生化学、免疫血清検査用試薬の輸入販売を開始 1962.07 国産検査薬第 1 号を発売 1979.10 株式店頭登録 1985.04 茨城工場を新設 1990.10 1995.10 エーザイ㈱と資本提携をともなう業務提携基本契約を締結 (資本金 52 億 6,248 万円) エーザイ㈱の肝腫瘍マーカー測定用試薬「エイテストモノ P-Ⅱ」を茨城工場で生産開始 1996.12 電気化学発光(ECL)技術を応用した自動免疫測定装置「ピコルミ 8220」を新発売 1997.07 ECL 技術を測定原理とした臨床検査薬「ピコルミ PIVKA-Ⅱ」を新発売 1998.03 茨城生産・研究新棟を建設 1999.04 間質性肺炎血清マーカー測定用試薬「エイテスト KL-6」を新発売 2001.07 遺伝子増幅技術「PALSAR 法」米国で特許成立 2002.01 「PALSAR 法(シグナル増幅法)」日本で特許成立 2002.05 研究開発会社㈱パルマビーズ研究所をエーザイ㈱と共同で設立 2004.03 物流機能をエーザイ物流㈱にアウトソース 2004.03 茨城事業所生産部で「ISO9001:2000」認証取得 2005.09 「PALSAR 法(シグナル増幅法)」欧州で特許成立 2005.12 「ISO13485:2003」認証取得 2006.05 茨城事業所で「ISO14001:2004」認証取得 2007.10 株式交換によりエーザイ㈱の完全子会社となる 2011. 04 社名を「エーディア株式会社」に変更 1954.05 9 ・事業所地図 ・本 社 ★アクセス JR神田駅南口・徒歩 12 分 JR総武線(快速)馬喰町駅西口2番出口・徒歩 5 分 東京メトロ小伝馬町駅・徒歩 5 分 都営地下鉄新宿線岩本町駅A5出口・徒歩 7 分 ・茨城事業所 ★アクセス JR常磐線荒川沖駅東口・車 20 分 10 < 茨城事業所 > 11
© Copyright 2025 ExpyDoc