決算短信(連結) - オーミケンシ

平成 16 年 3 月期
決算短信(連結)
上 場 会 社 名 オーミケンシ株式会社
コ ー ド 番 号 3111
(URL http://www.omikenshi.co.jp )
代
表
者 役職名 代表取締役社長
氏名
問合せ先責任者 役職名 取締役経理部長
氏名
決算取締役会開催日 平成 16 年 5 月 21 日
親会社名
(コード番号:
米国会計基準採用の有無 無
1. 16 年 3 月期の連結業績(平成 15 年 4 月
(1)連結経営成績
売 上 高
百万円
16 年 3 月期
15 年 3 月期
36,559
37,271
上場取引所
本社所在都道府県
龍寶 惟男
日名田 利秀
)
(06)6205−7340
(百万円未満切捨)
経常利益
百万円
1,975
1,389
1株当たり
当期純利益
%
%
百万円
42.2
13.1
潜在株式調整後
1株当たり当期純利益
円 銭
%
3 月 31 日)
営業利益
%
百万円
TEL
東 大
大阪府
親会社における当社の議決権保有比率
1 日∼平成 16 年
△1.9
△7.4
当期純利益
平成16年5月21日
161
17
株主資本当
期純利益率
円 銭
総 資 本
経常利益率
%
%
834.2
200.5
売 上 高
経常利益率
%
%
16 年 3 月期
2,265
−
37.38
37.06
13.9
0.2
0.5
15 年 3 月期
△7,120
−
△117.51
−
△58.6
0.0
0.0
(注) ①持分法投資損益
16 年 3 月期
−
百万円 15 年 3 月期
−
百万円
②期中平均株式数(連結) (優先株式の内訳については、次ページをご参照ください)
普通株式 16 年 3 月期 60,587,566 株
15 年 3 月期 60,593,652 株
③会計処理の方法の変更
無
④売上高、営業利益、経常利益、当期純利益におけるパーセント表示は、対前期増減率
(2)連結財政状態
総 資
産
株 主 資 本
百万円
株主資本比率
百万円
1株当たり株主資本
%
円
16 年 3 月期
93,666
23,583
25.2
15 年 3 月期
92,838
9,007
9.7
(注) 期末発行済株式数(連結) (優先株式の内訳については、次ページをご参照ください)
普通株式 16 年 3 月期 60,586,567 株
15 年 3 月期
60,588,909 株
銭
240.69
148.67
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による
キャッシュ・フロー
投資活動による
キャッシュ・フロー
百万円
16 年 3 月期
15 年 3 月期
財務活動による
キャッシュ・フロー
百万円
△236
229
百万円
3,466
△842
(4)連結範囲及び持分法の適用に関する事項
連結子会社数
10 社 持分法適用非連結子会社数
(5)連結範囲及び持分法の適用の異動状況
連結 (新規)
0 社 (除外)
1社
2.17 年 3 月期の連結業績予想(平成 16 年
売
上
高
持分法
4月
百万円
△3,350
△93
0社
458
589
持分法適用関連会社数
(新規)
1 日∼平成 17 年
経 常 利 益
百万円
中 間 期
19,200
通
期
38,600
(参考)1株当たり予想当期純利益(通期)
現金及び現金同等物
期
末
残
高
0社
(除外)
0社
0社
3 月 31 日)
当期純利益
百万円
600
900
百万円
△3,000
△4,300
△74 円 23 銭
※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、今後様々な
要因により、実際の業績が予想値と異なる場合があります。
なお、「次期の見通し」(添付資料連結6ページ)に記載のとおり、当社「ルネッサンスプラン 2003」に
基づく会社分割を行うこと等により当期純損失が予定されるものの、利益剰余金は 16 年 3 月末△199 億
円から 17 年 3 月末約 63 億円となる見込みです。
−連 1−
オーミケンシ株式会社
「期中平均株式数(連結)」
普
優
通 株 式
先 株 式
A種優先株式
B種優先株式
平成16年3月期
60,587,566
98,360
60,109
38,251
平成15年3月期
60,593,652
− − − 株
株
株
株
株
株
株
株
「期末発行済株式数(連結)」
平成16年3月期
平成15年3月期
普 通 株 式
60,586,567 株
60,588,909
優 先 株 式
18,000,000 株
− A種優先株式
11,000,000 株
− B種優先株式
7,000,000 株
− (注)当期における発行済株式数の増減内容は以下のとおりであります。
・第三者割当による増資
(平成16年3月30日)
( 株 式 種 類 )
A種優先株式
B種優先株式
株
株
株
株
( 発 行 株 式 数 )
11,000,000 株
7,000,000 株
「1. 16年3月期の連結業績」指標算式
○1株当たり当期純利益
普通株式に係る当期純利益
普通株式の期中平均株式数
○潜在株式調整後1株当たり当期純利益
普通株式に係る当期純利益+当期純利益調整額
普通株式の期中平均株式数+潜在株式数
○1株当たり株主資本
普通株式に係る期末の株主資本の額
普通株式の期末発行済株式数
「2. 17年3月期の連結業績予想」
○1株当たり予想当期純利益(通期)
普通株式に係る予想当期純利益
普通株式の当期末発行済株式数
−連2−
( 資 本 組 入 額 )
2,750,000,000 円
1,750,000,000 円
企業集団の状況
オーミケンシ株式会社
当社の企業集団は、当社及び子会社18社により構成されており、繊維製品の製造販売を主な内容とし、
更に各事業に関連する物流及びその他のサービス等の事業活動を展開しております。
当社グループの事業に係る位置づけは、次のとおりであります。
なお、事業区分は事業の種類別セグメントと同一であります。
[ 繊
維
事
業 ]
当社は繊維製品(糸、織物、編物等)の製造・加工・販売を行っております。連結子会社であるオーミ・
ジロー・ローレンゼッチ繊維工業㈱は、綿糸の製造・販売を行っており、ミカレディ㈱は婦人衣料品の製造
・販売を、オーミケンシコットン・テクノ㈱及びオーミケンシレーヨン㈱は、繊維製品(糸、わた、不織布)
の製造を行っております。
[ 不
動
産 事 業 ]
当社は住宅の建築、販売及び不動産の賃貸を、また連結子会社である公正企業㈱、近江興産㈱及び近江
開発㈱は不動産の賃貸等を行っております。
[ 電
子
事
業 ]
当社はプリント基板の製造・加工・販売及びソフトウェアの開発を行っております。
[ そ
の
他 ]
人材派遣業 : 連結子会社であるオーミケンシキャリアサービス㈱は、人材派遣業を行っております。
緑化造園
: 当社は庭石・樹木の販売を行い、連結子会社であるオーミ緑化㈱は当該商品の供給を
受け緑化造園工事を行っております。
そ の 他 : 連結子会社である昭和運送㈱は当社グループの製品等の輸送を営んでおります。
事業の系統図は次のとおりであります。
事業区分
繊
維
ミカレディ㈱
得
オーミ・ジロー・ローレンゼッチ
繊維工業㈱
オーミケンシコットン・テクノ㈱
オーミケンシレーヨン㈱
ー
不
公正企業㈱
オ
動
近江興産㈱
ミ
ケ
ン
シ
㈱
産
近江開発㈱
意
︵
電
オーミ建設㈱
当
社
子
︶
そ
の
他
オーミケンシキャリアサービス㈱
先
オーミ緑化㈱
昭和運送㈱
オーミビジネス・
エンジニアリング㈱
連結子会社
非連結子会社
―連3―
オーミケンシ株式会社
経営方針
1.会社の経営の基本方針
当社グループは創業以来、技術力、開発力、市場への安定供給力を通じ、優れた品質、コス
ト競争力のある製品を製販一体となって提供することに努め、いわゆる川上から川中、川下に
至るまでの幅広い繊維事業、時代に即応できる非繊維事業の拡充を図ってきておりますが、今
後とも目まぐるしい社会、経済環境の変化に迅速に対応しながら、研究開発から生産、販売、
サービスさらには地球環境問題に至るまで、需要家、消費者のニーズに応え、また、社会への
貢献を果たしていく企業でありつづけたいと考えております。
2.会社の利益配分に関する基本方針
当社は、株主各位への配当政策は最重要政策の一つとして認識しており、収益状況、内部留
保の充実等を総合的に勘案し、安定配当を行うことを基本としております。しかしながら今日
迄、遺憾ながら無配とせざるを得ない状況が続いております。そのため当社はこれまで以上の
経営体質の強化及び、即効性のある抜本的経営計画が必須と判断し、平成16年1月、経営資
源の選択と集中、強化による収益力向上、復配を視野に入れた繰越欠損の解消、有利子負債の
圧縮を目的として、会社分割及び第三者割当増資を柱とした「ルネッサンスプラン2003」
を策定いたしました。今後は同プランの確実な実行により、早期の復配を目指してまいる所存
です。
3.中長期的な会社の経営戦略
当社グループは今後、安定的に収益を計上できる体質を確立すべく、より一層のコスト削減
の推進、高付加価値商品の開発、販売力の強化に向けて全社を挙げて取り組むとともに、不動
産の有効活用を図り、併せて株式、不動産の売却による有利子負債の圧縮を進めてまいります。
4.会社の対処すべき課題
当社グループの対処すべき課題は、黒字体質の確立と有利子負債の削減であります。このた
めの対策として今日迄オーミケンシレーヨン株式会社加古川工場の設備更新、新設によるレー
ヨン事業の拡大強化に取り組む一方で、人件費削減等の事業再構築策を実施してまいりました。
加えて、この度策定した「ルネッサンスプラン2003」に基づく、経営資源の選択と集中
により、今後一層の収益力強化を図ってまいります。
また、有利子負債の削減につきましては、不動産の売却や平成16年3月実施の第三者割当
増資により借入金の圧縮を進めてまいりましたが、今後共、資産売却を中心として借入金の圧
縮に努めてまいります。
5.コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方及び施策の実施状況
当社は会社運営にあたり、内部統制の機能を強化し、取締役会の活性化、経営の意思決定の
迅速化を図るとともに、経営の透明性を高め、経営参画の意識を高める等の施策に取り組んで
おります。
−連4−
当社の取締役は7名で、うち1名は社外取締役であります。取締役会は原則毎月1回開催し、
重要事項はすべて付議され、業務執行状況についても随時報告されております。
また、当社は監査役制度を採用しております。常時1名の常勤監査役が執務し、取締役会そ
の他の重要会議に出席し、取締役の職務執行を監視する体制をとっております。なお、監査役
3名の内、2名は社外監査役であります。
経営成績及び財政状態
経営成績
(1)当期の概況
当期のわが国経済は、デフレ状態が長期化する中にあって、依然として厳しい雇用情勢や所得
の伸び悩みから個人消費は低迷を続けておりますが、世界経済の順調な回復基調に支えられ、大
手製造業の輸出の増加や民間設備投資の回復等に支えられ、経済全体として企業収益は改善の方
向に向かい、株価も景気回復への期待感から上向きとなり、徐々に明るい兆しがみえてきました。
しかしながら繊維業界におきましては、相変らず消費の低迷や低価格輸入品の影響から脱却出
来ず、極めて厳しい状況で推移いたしました。
このような状況のもと、当社グループは高機能素材の販売強化、新しいブランドや商材の投入、
新たな販路の拡大に努めるとともに、物流費・人件費を中心とするコスト削減にも取り組んでま
いりました。
これらの結果、当期の連結売上高は365億5千9百万円と前期比7億1千1百万円の減収と
なりましたが、営業利益は19億7千5百万円と前期比5億8千6百万円の増益、経常利益は1
億6千1百万円と前期比1億4千3百万円の増益となりました。
また、当期純利益につきましては、固定資産等廃棄売却損等の特別損失18億円の計上があり
ましたが、固定資産売却益等の特別利益18億4千7百万円や、法人税等調整額(益)20億5
千7百万円の計上により、22億6千5百万円の利益となり、前期比93億8千5百万円の大幅
な増益となりました。
セグメント別の業績につきましては、以下の通りであります。
[繊維事業]
綿化合繊部門におきましては、スフ綿の販売は拡大しましたが、紡績部門の生産体制再編の影
響により、売上高は減収となりました。しかし利益面では増益となりました。
テキスタイル部門におきましては、東京市場での大手優良アパレルとの取り組みが拡大したも
のの、輸入製品増加の影響を受け減収減益となりました。
婦人服部門では、個人消費の低迷や、異常気象の影響をまぬがれず減収減益となりました。
これらの結果、繊維事業部門の売上高は291億4千5百万円となり、前期比13億1千2百
万円の減収、営業利益は3億6千6百万円と、前期比1億4千2百万円の増益となりました。
−連5−
[不動産事業]
所有不動産の有効活用を図るとともに、長期安定収益確保を基本に賃貸事業を積極的に進めて
まいりました結果、昨年秋には加古川工場遊休地の一部について大型複合商業施設向けの賃貸が
スタートする等、順調に推移いたしました。
これらの結果、売上高は32億7千7百万円となり、前期比7億円の増収、営業利益は20億
1千7百万円となり、前期比4億3千3百万円の増益となりました。
[電子事業]
プリント基板につきましては、東京地区の顧客拡大と中小ロット特化策に取り組むとともに、
生産効率の改善にも取り組んでまいりました結果、増収となりました。
ソフト開発部門では、設備投資の低迷により受注が落ち込み、厳しい価格競争を余儀なくされ、
減収となりました。
これらの結果、電子事業部門の売上高は23億2千2百万円となり、前期比4千7百万円の増
収、営業利益は1億9百万円となり、前期比1百万円の増益となりました。
[その他事業]
人材派遣業、園芸事業、その他につきましては、新規取引先の拡大に取り組んでまいりました
が景気低迷の影響をまぬがれず、売上高は18億1千3百万円となり、前期比1億4千7百万円
の減収、営業利益は9千8百万円となり、前期比4千7百万円の減益となりました。
(2)次期の見通し
次期につきましては、景気回復の兆しが見えはじめているものの、イラク等国際情勢の不安定
要因や、原燃料価格の値上り等の影響もあり、厳しい事業環境が続くものと思われます。
この様な状況のもと、当社グループは、スフ綿の販売拡大、光触媒レーヨン「サンダイヤ」や
キチンキトサン繊維「クラビオン」等の高機能素材の拡販を図るとともに、コスト削減にも取り組
んでまいります。
婦人服部門では、商品企画、販売戦略等の見直しとコスト削減に取り組んでまいります。
また、工場遊休地の有効活用の推進や、保有資産の売却による借入金の圧縮にも努めてまいる
所存です。
通期の連結業績見通しにつきましては、売上高386億円、経常利益は9億円を予想しており
ます。当期純利益につきましては、投資有価証券及び不動産の売却益約27億円を見込んでおり
ますが、当社「ルネッサンスプラン2003」に基づく会社分割に際し再評価土地の含み損134
億円を損失処理するため、再評価に係る繰延税金負債取崩しによる法人税等調整額(益)54億
円が発生するものの、約43億円の損失となる見込みです。
なお、同時に会社分割に伴い土地再評価差額金取崩額305億円を計上するため、利益剰余金
は当期末△199億円から平成17年3月期末には約63億円となる見込みです。
−連6−
財政状態
当期の連結キャッシュ・フローにつきましては、営業活動によるキャッシュ・フローは事業再
構築策の一環として取り組んだ合理化に起因する退職給付引当金の減少3億1千6百万円や、事
業合理化特別経費の支出3億8千万円があったこと等により、2億3千6百万円の減少となりま
した。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産売却による収入42億7千7百万円があ
ったため、有形固定資産の取得による支出7億3千7百万円があったものの、34億6千6百万
円の増加となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは株式の発行(第三者割当増資によ
る優先株の発行)による収入90億円がありましたが、借入金を123億9百万円返済したこと
により、33億5千万円の減少となりました。
これらの結果、現金及び現金同等物の当期末残高は前期末より1億3千万円減少し、4億5
千8百万円となりました。
<キャッシュ・フロー指標のトレンド>
平成 14 年 3 月期
株主資本比率(%)
時価ベースの
株主資本比率(%)
債務償還年数(年)
インタレスト・
カバレッジ・レシオ
平成 15 年 3 月期
平成 16 年 3 月期
15.1
9.7
25.2
3.0
2.7
20.0
49.7
193.3
―
0.9
0.2
―
(注)1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
2.算定方式
株主資本比率:株主資本/総資産
時価ベースの株主資本比率:株式時価総額/総資産
債務償還年数:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い
* 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算
出しております。
* 営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキ
ャッシュ・フローを使用しております。
* 有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払ってい
るすべての負債を対象としております。
* 利払いは、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。
* 平成16年3月期は、
「営業活動によるキャッシュ・フロー」がマイナスのため、
債務償還年数及びインタレスト・カバレッジ・レシオの記載を省略しております。
−連7−
連結損益計算書
オーミケンシ株式会社
(単位:千円)
科
売
売
目
上
高
上
原
価
売 上 総 利 益
販売費及び一般管理費
営 業 利 益
営 業 外 収 益
受取利息及び受取配当金
雑
収
入
営業外収益計
営 業 外 費 用
支
払
利
息
雑
損
失
営業外費用計
経 常 利 益
特 別 利 益
固定資産 売 却 益
投資 有価証券 売却益
特別利益計
特 別 損 失
固定資産等 廃 棄 売却損
貸倒引当金繰 入 額
貸
倒
損
失
関 係 会 社 整 理 損
棚 卸 資 産 評 価 損
投 資 有 価 証 券 評価損
投 資 有 価 証 券 売却損
事 業 合 理 化 特別 経費
災
害
損
失
為
替
差
損
特別損失計
税金等調整前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法 人 税 等 調 整 額
少 数 株 主 利 益
当 期 純 利 益
当連結会計年度
(15.4.1∼16.3.31)
36,559,453
26,988,346
9,571,106
7,595,208
1,975,897
前連結会計年度
(14.4.1∼15.3.31)
37,271,086
27,261,608
10,009,478
8,620,131
1,389,346
増
減
△ 711,633
△ 273,261
△ 438,372
△ 1,024,923
586,550
44,091
258,263
302,354
79,819
237,783
317,602
△ 35,728
20,480
△ 15,247
1,483,239
633,998
2,117,237
161,014
1,140,838
548,875
1,689,714
17,234
342,400
85,122
427,523
143,779
1,834,294
12,815
1,847,110
16,350
8,052
24,403
1,817,944
4,762
1,822,707
1,327,193
21,634
41,546
−
29,901
−
−
380,618
−
−
1,800,895
207,229
25,447
△ 2,057,034
△ 26,827
2,265,644
2,925,076
32,744
32,598
52,905
52,068
3,337,803
7,671
623,245
34,935
243,126
7,342,176
△ 7,300,538
21,832
△ 133,849
△ 68,231
△ 7,120,289
△ 1,597,882
△ 11,109
8,948
△ 52,905
△ 22,166
△ 3,337,803
△ 7,671
△ 242,627
△ 34,935
△ 243,126
△ 5,541,280
7,507,767
3,614
△ 1,923,184
41,404
9,385,933
―連8―
連結剰余金計算書
オーミケンシ株式会社
(単位:千円)
科
目
当連結会計年度
(15.4.1∼16.3.31)
前連結会計年度
(14.4.1∼15.3.31)
増
減
(資本剰余金の部)
資本剰余金期首残高
資本剰余金増加高
増資による新株の発行
資本剰余金減少高
資本剰余金期末残高
−
−
−
4,500,000
−
4,500,000
−
−
−
4,500,000
−
4,500,000
△ 24,220,559
△ 17,299,172
△ 6,921,386
2,265,644
2,066,282
4,331,926
−
198,902
198,902
2,265,644
1,867,380
4,133,024
−
7,120,289
△ 7,120,289
81
81
−
7,120,289
81
△ 7,120,207
△ 19,888,713
△ 24,220,559
4,331,845
(利益剰余金の部)
利益剰余金期首残高
利益剰余金増加高
当期純利益
土地再評価差額金取崩額
計
利益剰余金減少高
当期純損失
連結子会社減少に伴う
利益剰余金減少高
計
利益剰余金期末残高
―連9―
連結貸借対照表
オーミケンシ株式会社
(単位:千円)
科
目
当連結会計年度
(16.3.31 現在)
(資 産 の 部)
【
流 動 資 産
[
現 金 及び 預 金
受取手形及び売掛金
棚
卸
資
産
繰 延 税 金 資 産
そ
の
他
貸 倒 引 当 金
前連結会計年度
(15.3.31 現在)
増
減
93,666,225 】
14,093,244 ]
458,688
7,241,688
5,329,907
77,210
1,050,278
△ 64,530
【
[
92,838,253 】
14,567,895 ]
634,993
7,385,080
5,461,449
78,028
1,063,376
△ 55,033
【
[
827,972 】
△ 474,651 ]
△ 176,305
△ 143,391
△ 131,541
△ 817
△ 13,097
△ 9,497
[
〔
79,572,981 ]
68,197,115 〕
5,800,021
1,374,727
59,315,659
1,706,707
[
〔
78,270,357 ]
71,827,759 〕
5,949,660
1,337,540
62,885,871
1,654,687
[
〔
1,302,623 ]
△ 3,630,644 〕
△ 149,638
37,186
△ 3,570,212
52,019
〔
43,801 〕
〔
54,503 〕
〔
△ 10,702 〕
投資その他の資産
〔
投 資 有 価 証 券
長 期 貸 付 金
繰 延 税 金 資 産
そ
の
他
貸 倒 引 当 金
11,332,064 〕
8,250,255
65,800
73,945
3,067,564
△ 125,501
〔
6,388,094 〕
3,198,886
69,840
118,052
3,143,533
△ 142,217
〔
4,943,969 〕
5,051,369
△ 4,040
△ 44,107
△ 75,968
16,716
固 定 資 産
有形固定資産
建物及び構築物
機械装置及び運搬具
土
地
そ
の
他
無形固定資産
資
産
合
計
93,666,225
―連10―
92,838,253
827,972
オーミケンシ株式会社
(単位:千円)
科
目
当連結会計年度
(16.3.31 現在)
前連結会計年度
(15.3.31 現在)
増
減
(負 債 の 部)
流 動 負 債
支払手形及び買掛金
短 期 借 入 金
未払 法 人 税 等
繰 延 税 金 負 債
返品調整引当金
賞 与 引 当 金
そ
の
他
【
[
70,029,958 】
38,363,080 ]
6,317,528
30,178,741
25,177
223
285,000
208,556
1,347,853
【
[
83,759,048 】
45,852,277 ]
6,813,641
36,656,340
21,676
20
283,000
274,824
1,802,775
【
[
△ 13,729,089 】
△ 7,489,197 ]
△ 496,113
△ 6,477,598
3,501
203
2,000
△ 66,268
△ 454,922
固 定 負 債
長 期 借 入 金
繰 延 税 金 負 債
再評価に係る
繰延税金負債
退職給付引当金
そ
の
他
[
31,666,877 ]
1,900,000
1,515,321
[
37,906,770 ]
7,678,000
527,160
[
△ 6,239,892 ]
△ 5,778,000
988,161
(少 数 株 主 持 分)
少数株主持分
【
52,305 】
52,305
【
71,752 】
71,752
【
△ 19,447 】
△ 19,447
(資 本 の 部)
【
資
本
金
資 本 剰 余 金
利 益 剰 余 金
土地再評価差額金
その他有価証券評価差額金
為替換算調整勘定
自 己 株 式
23,583,961 】
7,530,000
4,500,000
△ 19,888,713
30,527,785
2,560,160
△ 1,644,566
△ 703
【
9,007,452 】
3,030,000
−
△ 24,220,559
32,594,068
△ 733,047
△ 1,662,443
△ 566
【
14,576,509 】
4,500,000
4,500,000
4,331,845
△ 2,066,282
3,293,207
17,876
△ 136
負債、少数株主持分及び資本合計
20,351,856
2,683,433
5,216,265
21,729,378
2,999,524
4,972,706
93,666,225
―連11―
92,838,253
△ 1,377,521
△ 316,090
243,558
827,972
連結キャッシュ・フロー計算書
オーミケンシ株式会社
期
科
別
目
当連結会計年度
(単位:千円)
前連結会計年度
(15.4.1∼16.3.31)
(14.4.1∼15.3.31)
207,229
565,809
△ 316,090
△ 7,219
△ 66,268
29,901
1,327,193
△ 1,834,294
−
△ 12,815
△ 44,091
1,483,239
△ 40,794
184,959
75,347
△ 535,794
△ 127,111
334,670
1,223,871
44,128
△ 1,482,806
△ 21,875
△ 236,682
△ 7,300,538
596,204
△ 65,769
△ 82,714
△ 21,951
52,068
2,925,076
△ 16,350
3,337,803
△ 381
△ 79,819
1,140,838
251,137
889,397
△ 145,766
△ 1,079,726
124,263
758,074
1,281,847
117,523
△ 1,147,210
△ 22,757
229,403
49,982
4,040
△ 737,658
4,277,075
△ 113,959
△ 39,058
26,260
△ 175
3,466,506
27,014
5,381
△ 1,093,004
299,016
△ 113,959
△ 99,750
152,033
△ 19,135
△ 842,402
△ 8,298,948
2,010,000
△ 6,021,000
9,000,000
△ 39,929
△ 136
△ 3,350,014
5,197,086
5,490,000
△ 10,780,000
−
−
△ 375
△ 93,288
△ 5,645
△ 125,836
589,180
△ 4,655
458,688
△ 15,914
△ 722,202
1,311,382
−
589,180
Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益
減価償却費
退職給付引当金の減少額
貸倒引当金の減少額
賞与引当金の減少額
棚卸資産評価損
固定資産等廃棄売却損
固定資産売却益
投資有価証券評価損
投資有価証券売却損益
受取利息及び受取配当金
支払利息
為替差損益
売上債権の減少額
たな卸資産の増減額
仕入債務の減少額
未払消費税等の増減額
その他
小計
利息及び配当金の受取額
利息の支払額
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー
Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の減少額
貸付金回収による収入
有形固定資産の取得による支出
有形固定資産の売却による収入
建設協力金返済による支出
投資有価証券の取得による支出
投資有価証券の売却による収入
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー
Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の増減額
長期借入による収入
長期借入返済による支出
株式発行による収入
株式発行による支出
その他
財務活動によるキャッシュ・フロー
Ⅳ
Ⅴ
Ⅵ
Ⅶ
Ⅷ
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の減少額
現金及び現金同等物の期首残高
連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額
現金及び現金同等物の期末残高
−連12−
オーミケンシ株式会社
【注記事項】
(連結貸借対照表関係)
当連結会計年度
前連結会計年度
1.有形固定資産の減価償却累計額
15,439,880千円
15,078,513千円
2.受 取 手 形 割 引 高
2,334,056千円
2,409,264千円
3.土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公布法律第34号)及び土地の再評価に関する法律の一部
を改正する法律(平成11年3月31日公布法律第24号)に基づき、事業用の土地の再評価を行い、当該評価
差額に対し、再評価に係る繰延税金負債を固定負債に、土地再評価差額金を資本の部に計上しておりま
す。
・ 再評価の方法・・・土地の再評価に関する法律施行令(平成10年3月31日公布政令第119号)第2条第1号
に定める当該事業用土地の近隣の地価公示法(昭和44年法律第49号)第6条に規定する標準地につい
て同条の規定により公示された価格に合理的な調整を行って算定しておりますが、一部については
同条第4号によるところの地価税の計算のために公表された価格に合理的な調整を行って算出して
おります。
・ 当該事業用土地の再評価を行った年月日 ・・・ 平成12年3月31日
・ 再評価を行った当該事業用土地の期末における
時価と再評価後の帳簿価額との差額 ・・・・・・・・ 13,465,072千円
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
現金及び預金勘定
預入期間が3ヶ月を超える定期預金
現金及び現金同等物
当連結会計年度
458,688千円
−千円
458,688千円
―連13―
前連結会計年度
634,993千円
△ 45,813千円
589,180千円
オーミケンシ株式会社
【連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項】
1. 連結の範囲に関する事項
(1) 連結子会社は、ミカレディ㈱、公正企業㈱、オーミ・ジロー・ローレンゼッチ繊維工業㈱、
オーミケンシコットン・テクノ㈱、オーミケンシレーヨン㈱、オーミケンシキャリアサービス㈱、
オーミ緑化㈱、近江興産㈱、近江開発㈱、昭和運送㈱の10社であります。
なお、池上運輸㈱につきましては平成15年3月31日をもって休眠会社となり連結財務諸表に及ぼ
す影響が重要でなくなったため当連結会計年度より連結の範囲から除外しました。
(2) 非連結子会社は、総資産、売上高、当期純損益及び利益剰余金等の観点からいずれも小規模で
あり、かつ、全体的にも重要性に乏しく連結財務諸表に重要な影響を及ぼしておりませんので連
結の範囲から除外しております。
2. 持分法の適用に関する事項
非連結子会社は、当期純損益及び利益剰余金等からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表
に及ぼす影響が軽微であり、かつ、全体としても重要性がないため持分法の適用範囲から除外して
おります。
3. 連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社のうちオーミ・ジロー・ローレンゼッチ繊維工業㈱は、12月31日が決算日であります。
連結財務諸表作成にあたり、同日現在の財務諸表を使用し、連結決算日との間に生じた重要な取引
については、連結上必要な調整を行っております。
また、近江興産㈱は9月30日が決算日であります。連結財務諸表作成にあたり、3月31日仮決算に基
づく財務諸表を使用しております。
4. 会計処理基準に関する事項
(1)重要な資産の評価基準及び評価方法
① 有価証券
満期保有目的の債券・・償却原価法(定額法)
その他有価証券
時価のあるもの・・・決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部資本直入法に
より処理し、売却原価は移動平均法により算定)
時価のないもの・・・移動平均法による原価法
② デリバティブ・・・・・・時価法
③ たな卸資産・・・・・・・移動平均法による原価法
(ただし、販売用不動産の評価については、個別法による原価法)
(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法
① 有形固定資産
当社 建物(建物附属設備を含む)・・定額法
建物以外・・・・・・・・・・・定率法
なお、静岡県富士宮市の賃貸用有形固定資産については、定額法を採用しております。
当社以外の連結子会社
主として定率法(ただし、国内連結子会社は平成10年4月1日以降に取得した建物(建
物附属設備を除く)については定額法)
② 無形固定資産
主として定額法を採用しております。なお、自社利用のソフトウェアについては、社内に
おける利用可能期間(5年)に基づいております。
(3)重要な引当金の計上基準
① 貸倒引当金
売上債権、貸付金等の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸
倒懸念債権等特定の債権については個別に回収の可能性を検討し、回収不能見込額を計上し
ております。
② 返品調整引当金
連結会計年度末日後の返品損失に備えるため、連結会計年度末の売掛金に対し、実績によ
る返品率及び売買利益率を乗じた額を計上しております。
―連14―
オーミケンシ株式会社
5.
6.
7.
8.
③ 賞与引当金
従業員の賞与の支払に備えて、賞与支給見込額の当期の負担額を計上しております。
④ 退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における退職給付債務及び年金資産の
見込み額に基づき計上しております。
(4)重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準
外貨建金銭債権債務は、決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処
理しております。なお、在外子会社の資産及び負債、収益及び費用は、決算日の直物為替相場に
より円貨に換算し、換算差額は少数株主持分及び資本の部における為替換算調整勘定に含めて計
上しております。
(5)重要なリース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引に
ついては、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっております。
(6)重要なヘッジ会計の方法
① ヘッジ会計の方法
繰延ヘッジ
なお、金利スワップのうち金融商品会計基準に定める特例処理の適用要件を満たしている
ものについては、特例処理を行っております。
② ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段・・・金利スワップ、金利オプション
ヘッジ対象・・・変動金利借入金
③ ヘッジ方針
リスク管理方針に関する社内規定に従い、ヘッジ対象の金利上昇リスクを回避することを
目的としております。
④ ヘッジ有効性評価の方法
ヘッジ開始時から有効性判定時点までの相場変動額又はキャッシュ・フロー変動額を基礎
にして、ヘッジの有効性を評価しております。ただし、特例処理によっている金利スワップ
については有効性の評価を省略しております。
(7)その他連結財務諸表作成のための重要な事項
消費税等の会計処理・・・税抜き方式
連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項
連結子会社の資産及び負債の評価については、全面時価評価法を採用しております。
連結調整勘定の償却に関する事項
連結調整勘定の償却については、投資効果の発現する期間を見積もり20年以内の均等償却を行っ
ておりますが、重要性がないものについては発生年度に全額償却を行っております。
利益処分項目等の取扱いに関する事項
連結剰余金計算書は、連結会計年度中に確定した連結会社の利益処分に基づいて作成しておりま
す。
連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、随時引き出し可能な預金及び取得日から3ヶ月以内に満期日が到来する定期性預金等か
らなっております。
―連15―
オーミケンシ株式会社
①セグメント情報
1.事業の種類別セグメント情報
(1)当連結会計年度(平成15年4月1日∼平成16年3月31日)
繊 維
不動産
電 子
事 業
事 業
事 業
Ⅰ 売上高及び営業損益
(1)外部顧客に対する売上高
29,145
3,277
2,322
(2)セグメント間の
内部売上高又は振替高
48
17
0
計
29,193
3,294
2,322
営 業 費 用
28,826
1,277
2,212
営 業 利 益
366
2,017
109
Ⅱ 資産、減価償却費及び
資本的支出
資 産
41,148
32,310
8,100
減 価 償 却 費
329
173
47
資 本 的 支 出
435
42
9
その他
事 業
計
(単位:百万円)
消去又
は全社
連 結
1,813
36,559 −
36,559
484
2,298
2,199
98
549
37,109
34,516
2,592
(549) −
(549)
36,559
66
34,583
(616)
1,975
2,679
3
3
84,238
553
490
9,427
12
4
93,666
565
495
(注)1.営業費用のうち、消去又は全社の項目に含めた配賦不能営業費用は 519百万円であります。
2.資産のうち、消去又は全社の項目に含めた全社資産の金額は 9,605百万円であります。
(2)前連結会計年度(平成14年4月1日∼平成15年3月31日)
繊 維
不動産
電 子
事 業
事 業
事 業
Ⅰ 売上高及び営業損益
(1)外部顧客に対する売上高
30,457
2,577
2,275
(2)セグメント間の
内部売上高又は振替高
120
30
4
計
30,577
2,608
2,279
営 業 費 用
30,352
1,024
2,171
営 業 利 益
224
1,583
108
Ⅱ 資産、減価償却費及び
資本的支出
資 産
48,463
26,891
9,124
減 価 償 却 費
341
180
51
資 本 的 支 出
618
1
10
その他
事 業
計
(単位:百万円)
消去又
は全社
連 結
1,961
37,271 −
37,271
548
2,509
2,363
146
703
37,974
35,911
2,063
(703) −
(703)
37,271
(29)
35,881
(674)
1,389
2,718
5
3
87,198
579
633
5,639
16
102
92,838
596
735
(注)1.営業費用のうち、消去又は全社の項目に含めた配賦不能営業費用は 575百万円であります。
2.資産のうち、消去又は全社の項目に含めた全社資産の金額は 5,897百万円であります。
2.所在地別セグメント情報
当連結会計年度(平成15年4月1日∼平成16年3月31日)及び前連結会計年度(平成14年4月1日∼平成15年
3月31日)
本邦の売上高及び資産の金額は、全セグメントの売上高の合計及び全セグメントの資産の金額の合計額に
占める割合がいずれも90%超であるため、所在地別セグメント情報の記載を省略しております。
3.海外売上高
当連結会計年度(平成15年4月1日∼平成16年3月31日)及び前連結会計年度(平成14年4月1日∼平成15年
3月31日)
海外売上高は、いずれも連結売上高の10%未満であるため、海外売上高の記載を省略しております。
―連16―
オーミケンシ株式会社
②リース取引関係
EDINETにより開示を行うため記載を省略しております。
③関連当事者との取引
該当事項はありません。
④税効果会計関係
繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
(単位:千円)
当連結会計年度
(
平成16年3月31日現在)
繰延税金資産
退職給付引当金限度超過額
842,526
投資有価証券評価損
4,551,134
繰越欠損金
2,467,546
その他
140,116
繰延税金資産 小計
8,001,324
評価性引当額
△ 7,655,045
繰延税金資産 合計
346,278
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
その他
繰延税金負債 合計
△ 1,706,088
△ 4,580
△ 1,710,668
繰延税金負債の純額
△ 1,364,389
再評価に係る繰延税金負債
土地再評価差額金
△ 20,351,856
―連17―
オーミケンシ株式会社
⑤有価証券関係
当連結会計年度
有価証券
1.その他有価証券で時価のあるもの(平成16年3月31日現在)
種 類
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
合
(単位:千円)
取得原価
連結貸借対照表
計
上
額
差
額
株 式
3,646,144
7,922,292
4,276,147
株 式
52,658
42,760
△ 9,898
3,698,803
7,965,052
4,266,248
計
2.当連結会計年度中に売却したその他有価証券(平成15年4月1日∼平成16年3月31日) (単位:千円)
売却額
売却益の合計
売却損の合計
26,196
12,815
3.時価評価されていない主な有価証券の内容(平成16年3月31日現在)
(単位:千円)
連結貸借対照表 計上額
(1)満期保有目的の債券
非上場外国債券
(2)その他有価証券
非上場株式(店頭売買株式を除く)
90,393
36,481
前連結会計年度
有価証券
1.その他有価証券で時価のあるもの(平成15年3月31日現在)
種 類
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
合
取得原価
(単位:千円)
連結貸借対照表
計
上
額
差
額
株 式
235,386
341,672
106,286
株 式
3,433,328
2,587,280
△ 846,047
3,668,715
2,928,953
△ 739,761
計
2.前連結会計年度中に売却したその他有価証券(平成14年4月1日∼平成15年3月31日) (単位:千円)
売却額
売却益の合計
売却損の合計
152,736
8,052
7,671
3.時価評価されていない主な有価証券の内容(平成15年3月31日現在)
(1)満期保有目的の債券
非上場外国債券
(2)その他有価証券
非上場株式(店頭売買株式を除く)
(単位:千円)
連結貸借対照表 計上額
79,084
36,519
⑥デリバティブ関係
EDINETにより開示を行うため記載を省略しております。
−連18−
オーミケンシ株式会社
⑦退職給付関係
1.採用している退職給付制度の概要
当社及び国内連結子会社は、退職一時金制度を設けております。また、昭和運送㈱は昭和55年
より適格退職年金制度を採用しております。
2.退職給付債務及びその内訳
当連結会計年度
(15.4.1∼16.3.31)
前連結会計年度
(14.4.1∼15.3.31)
△ 2,691,863千円
△ 3,015,211千円
8,430千円
12,572千円
ハ.未積立退職給付債務(イ+ロ)
△ 2,683,433千円
△ 3,002,638千円
ニ.会計基準変更時差異の未処理額
−千円
3,114千円
△ 2,683,433千円
△ 2,999,524千円
当連結会計年度
(15.4.1∼16.3.31)
前連結会計年度
(14.4.1∼15.3.31)
240,690千円
217,499千円
3,114千円
259千円
241,342千円
217,759千円
イ.退職給付債務
ロ.年金資産
ホ.退職給付引当金(ハ+ニ)
3.退職給付費用の内訳
イ.勤務費用
ロ.会計基準変更時差異の費用処理額
ハ.退職給付費用(イ+ロ)
4.退職給付債務等の計算の基礎に関する事項
当社及び国内連結子会社は、簡便法を採用しております。
会計基準変更時差異については、一部の連結子会社を除いて適用初年度に一括処理しております。 なお、昭和運送㈱については、従来会計基準変更時差異の処理年数を15年としておりましたが、
未認識会計基準変更時差異残高が実態に合致しなくなったため、当連結会計年度において、全額処理
いたしました。
―連19―
オーミケンシ株式会社
生産、受注及び販売の状況
(1)生産実績
(単位:百万円)
事業の種類別セグメントの名称
当連結会計年度
前連結会計年度
(15.4.1∼16.3.31)
(14.4.1∼15.3.31)
繊
維
事
業
22,555
22,376
電
子
事
業
2,090
1,976
24,645
24,352
合
計
(注)金額は製造原価により算出しており、製品仕入高を含んでおります。
(2)受注状況
当社グループは主として見込み生産を行っているため、受注状況の記載を
行っておりません。
(3)販売実績
(単位:百万円)
事業の種類別セグメントの名称
当連結会計年度
前連結会計年度
(15.4.1∼16.3.31)
(14.4.1∼15.3.31)
業
29,145
30,457
不 動 産 事 業
3,277
2,577
業
2,322
2,275
そ の 他 事 業
1,813
1,961
36,559
37,271
繊
電
維
子
合
事
事
計
―連20―
オーミケンシ株式会社
重 要 な 後 発 事 象
当社は、
平成 16 年 2 月 25 日開催の臨時株主総会における分割契約書承認決議に基づき、
平成 16 年 4 月 1 日をもって当社を分割会社とし、既存の公正企業株式会社(4 月 1 日付で
『オーミ・リアルエステート株式会社』と商号変更)を承継会社とする会社分割を実施し、
不動産事業、保有有価証券等資産の運用・管理及び子会社等に対する金銭の貸付・管理に
関する営業を承継させました。承継会社(オーミ・リアルエステート株式会社)は当社か
ら資産 63,702 百万円、負債 40,410 百万円を承継しました。
なお、平成 12 年 3 月 31 日に「土地の再評価に関する法律」
(平成 10 年 3 月 31 日公布法
律第 34 号)及び「土地の再評価に関する法律の一部を改正する法律」(平成 11 年 3 月 31
日公布法律第 24 号)に基づき再評価を実施した土地を承継するにあたり、
「会社分割に関
する会計処理」
(会計制度委員会研究報告第 7 号)に基づき処理した結果、会社分割に伴う
再評価土地売却損 13,465 百万円を特別損失として計上すると同時に、再評価に係る繰延税
金負債のうちこれに対応する 5,386 百万円を取り崩し、同額の法人税等調整額(益)が発生
する結果、当期純損益に与える影響は 8,079 百万円(損)となります。
また、土地再評価差額金取崩額が 30,527 百万円発生するため、会社分割による当期未処
分損益に与える影響額は 22,448 百万円(益)となります。
−連 21−