マイナンバー制度とは、国民一人ひとりと、企業や官公庁などの法人に唯一無二の番号を付すことで、縦割り制 度による複数の機関に存在する個人の情報を、同一人の情報であると確認するための社会基盤(インフラ)です。 マイナンバー制度の導入は、法人の事務に様々な影響を与えます。雇用する従業員やその扶養家族に通知さ れたマイナンバーや、取引先の法人番号などを収集・管理し、源泉徴収票などの税務手続や被保険者資格取得 届などの社会保険関連手続のための申告・届出書などに記入し、提出することが求められます。 全従業員とその家族 マイナンバー 法人 講師派遣・弁護士 原稿の執筆者など 行政機関 法定調書、申告・届出書 (電子申告を含む) マイナンバー追加 マイナンバー • 源泉徴収票 • 支払調書 • 健康保険・厚生年金・ 雇用保険の被保険者 資格取得届 など 帳票のイメージ 支払調書 支払を 受ける者 ・・・・ ・・・・ ・・・・ 住所又 は居所 ×××××××××××××××× 氏名 番号 太郎 個人番号 個人番号 被保険者資格取得届 ○○○○○○ ○○○○○○ ○○○○○○ ○○○○○○ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・ XXXXX XX 個人番号 XXXXXX XXXXX X XXXXXX XX XXXXX XX XXXXXXX XX 税務署 2015年 4~6 関制 連度 7~9 全 企 業 ( に 想 必 定 要 ) な 対 応 法人番号通知・公表 社内規程 ・ 個人情報管理規程 氏名 住所 生年月日 性別 対 応 方 針 決 定 従業員 への 事前 通知 3 従業員への通知 マイナンバー収集 マイナンバーの登録 (データ化) システム改修・構築 2 など 2016年 10~12 マイナンバー通知 1 市区町村 1~3 4~6 7~9 10~12 個人番号カードの交付(希望者のみ) マイナンバー(個人番号)・法人番号の利用開始 A:自社で行う(システムの改修) B:BPOサービスを利用する マイナンバーの運用開始・保管 ▼源泉徴収票の提出(1月退職者) 入退室管理 社内規程の 制定 取扱記録簿 事務担当者向け 教育 従業員向け教育 1 事前準備は、進んでいますか? 現状調査・今後のロードマップ策定等を当社コンサルタントがご支援します。 2 社内規程等の見直しは、進んでいますか? 新業務フローや規程、取扱ルールの制定等を当社コンサルタントがご支援します。 マイナンバー収集方法は、決定されていますか? 3 A マイナンバーを収集から保管・申告業務までを既存システムの変更をせずにできる アドオンマイナンバーシステムは、 円滑なマイナンバーへの取り組みが可能です。 アドオンマイナンバーシステムは、株式会社富士通マーケティングの製品です。 B 収集したマイナンバー情報をBPOサービスにて、外部委託し、社内に負荷を かけることなく、対応可能です。 何から手をつければいいの?とお困りのお客さまは、今すぐ さくらケーシーエス にご相談ください。 法人で必要となる対応 マイナンバー制度に対応するにあたり、法人では主に以下4種類の作業を実施する必要があります。 Step1 方針決定 制度開始前に、番 号収集という新しい 業務を行うため、調 査や検討が必要 Step2 Step3 データ化 体制見直し 教育 これまでの人事情報 よりセキュアな管理が 必要 制度の正しい理解は、 行政機関だけでなく、 法人でも必要 番号収集時の業務 負荷が高く、収集と 確認の効率化が 必要 Step4 課題解決 業務の見直し システムの改修 Step1 Step2 管理体制の見直し Step3 マイナンバー収集方法や管理方法の検討 ・従業員と扶養家族 ・番号確認方法・・・提示されたマイナンバーが提示者本人のものかどうかの確認 ・本人確認方法・・・提示者が本人であることの確認 パートや税理士など一時的な報酬支払のための収集・管理方法の検討 ・収集のタイミング ・保管期間・・・法定保管期限の確認と期限管理 ・廃棄のタイミング 人事・給与・会計システム等の見直し ・特定個人情報関係事務とその他の事務の明確な分離 ・出力帳票と情報システムの洗い出し 給与システム・・・源泉徴収票、給与支払報告書など 人事システム・・・年末調整関係(給与所得者の扶養控除等申告書等)、年金など 特定個人情報関係事務担当者の明示等、体制の表示 基本方針、社内規程の整備 マイナンバーの収集 ・従業員への通知、誓約書等・・・利用目的の通知 マイナンバーの利用・保管 ・特定個人情報取扱記録台帳、システムログ等、証跡の保管 マイナンバーの廃棄 ・期限管理 ・廃棄の記録 従業員への周知・徹底 Step4 コンサル パッケージ 改修 BPO コンサル 特定個人情報関係事務担当者への研修 ・年1回の定期研修 ・人事異動時の臨時研修 従業員への周知・徹底 ・eラーニングを活用した全従業員への教育 コンサル 厳しい罰則(一例) マイナンバー法では、「直接罰」規定が制定され、さらに「間接罰」規定も個人情報保護法令より厳罰化。 条文 行為 罰則の内容 67条 個人番号関係事務又は個人番号利用事務に従事する者又は従事していた 者が、正当な理由なく、特定個人情報ファイルを提供 4年以下の懲役若しくは200万円以下の罰金又は併科 68条 上記の者が、不正な利益を図る目的で、個人番号を提供又は盗用 3年以下の懲役若しくは150万円以下の罰金又は併科 69条 情報提供ネットワークシステムの事務に従事する者又は従事していた者が、情報 3年以下の懲役若しくは150万円以下の罰金又は併科 提供ネットワークシステムに関する秘密を漏えい又は盗用 70条 人を欺き、人に暴行を加え、人を脅迫し、又は、財物の窃取、施設への侵入、 不正アクセス等により個人番号を取得 3年以下の懲役又は150万円以下の罰金 「特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン(事業者編)」より転載 ・ 記載されている各社の企業名、製品名、サービス名は各社の商号、商標または登録商標です。 本資料に記載されているシステム名、製品名などには、必ずしも商標表示(TM、Ⓡ)を付加していません。 ・ 本記載内容は、2015年3月の政庁令をもとに作成しております。今後、変更・訂正が発生する場合があります。 2015/04 ■社名 ■本社 ■当社URL 株式会社さくらケーシーエス 〒650-0036 神戸市中央区播磨町21番1 http://www.kcs.co.jp Copyright ⓒ 2015 SAKURA KCS Corporation. All rights reserved.
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