第 18 回古代交通研究会大会 「複合遺跡のなかの駅家」 大会趣旨 古代交通研究会では、従来、官道・駅家・官衙などといった個別の施設を研究対象とし てきた。しかし、今日では単体の遺跡でも駅家と官衙など、複数の機能を併せ持つ遺跡が あるのではないかとの想定が行われるようになってきた。また、空間的にも、それぞれの 施設の諸機能を有機的に結びつけて、地域社会のなかでの役割を考えるべきであるとの意 見も市民権を得てきたように思われる。 そこで、今回は駅家(ウマヤ)を中心として、これまでの古代交通・官衙研究を再検討 するため、遺跡や遺跡群に複合・有機的な機能を求め、今後の古代交通研究に新地平を切 り開きたいと考える。 1 開催日時 2015年6月20日(土)・21日(日) 3 会場 専修大学神田キャンパス 4 1 号館-301教室 日程 第1日目(事例報告) ①根本靖氏「埼玉県所沢市東の上遺跡」 ②木下実氏「栃木県那須烏山市長者ヶ平遺跡とその周辺」 ③小宮俊久氏「上野国新田郡衙と周辺の遺跡」 ④福田秀生氏「福島県広野町桜田Ⅳ遺跡」 第2日目(シンポジウム) ①岸本道昭氏「播磨国諸駅家と関連遺跡群」 ②鈴木敏則氏「伊場遺跡群と遠江の古代交通」 ③渡辺晃宏氏「出土文字資料から伊場遺跡群を考える 」 ④鐘江宏之氏「地方官衙研究の歴史と現状」 ※報告タイトル等は変更になることがあります。 連絡先 川尻秋生(大会実行委員会代表) [email protected] 大会プログラム 6月 20 日(土) 会場:専修大学 神田キャンパス 13:00 ~ 13:30 総会 13:30 ~ 14:00 開会あいさつ 14:00 ~ 14:50 根本靖氏「埼玉県所沢市東の上遺跡」 14:50 ~ 15:40 木下実氏「栃木県那須烏山市長者ヶ平遺跡とその周辺」 15:40 ~ 15:50 〈休憩〉 15:50 ~ 16:40 小宮俊久氏「上野国新田郡衙と周辺の遺跡」 16:40 ~ 17:30 福田秀生氏「福島県広野町桜田Ⅳ遺跡」 18:00 ~ 20:00 懇親会 6月 21 日(日) 会場:専修大学 10:00 ~ 10:10 趣旨説明 10:10 ~ 11:00 岸本道昭氏「播磨国諸駅家と関連遺跡群」 11:00 ~ 11:50 鈴木敏則氏「伊場遺跡群と遠江の古代交通」 11:50 ~ 13:00 〈昼休み〉 13:00 ~ 13:50 渡辺晃宏氏「「出土文字資料から伊場遺跡群を考える 」 13:50 ~ 14:40 鐘江宏之氏「地方官衙研究の歴史と現状」 14:40 ~ 15:00 〈休憩〉 15:00 ~ 16:30 パネルディスカッション 神田キャンパス 司会:荒井秀規・森田喜久男氏 1 号館-301教室 1 号館-301教室
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