名前倉田専門領域中国近代史（太平天国史、キリスト教史）：中国語史料（漢文史料）ももちろん使いますが、むしろ英語やドイツ語の宣教師史料を主な材料として研究してきました。中国地域史（香港および広東省をメインに、上海近辺も少し）：キリスト教を足がかりに、近現代の香港（＋広東＋南方沿岸部）の地域史に関心を広げつつあります。明子研究室ゼミ紹介 853 連絡先ｵﾌｨｽｱﾜｰ [email protected] 事前にメールで連絡し、日時を設定する〔演習題目：中国の歴史と社会〕中国の「過去」を歴史学の方法をもちいて理解し、またそのことを通して中国の「現在」を歴史的な視点から考えてみる、というのが本ゼミのテーマです。中国史に関わる中国語や日本語の学術論文、専門書などを講読しながら、歴史学の基礎的な方法論を学んでいきます。また、文献資料の調べ方、探し方なども随時アドバイスしていきますので、積極的に実践し、技術を身につけてください。秋学期には各自の研究テーマを決定し、卒業論文執筆のための準備を進めてゆきます。ひとくちに「歴史」と言っても、地域史、政治史、経済史、法制史、社会史、思想史、文化史…… とさまざまな分野があります。私の専門は地域史、社会史、思想史などに近いですが、その他の分野に興味を持つ学生の参加も歓迎します。卒業論文・卒業研究について新設のゼミのため、過去の卒業論文のデータはありません。個別に相談しながら、それぞれの興味や関心に合わせて研究可能なテーマを設定していきたいと思います。受講上の注意など歴史をテーマとしたゼミですので、中国史の基礎的な知識を持っていることを前提とします。ゼミへの参加と平行して東アジア地域研究 A、B（中国の歴史と社会 1、2）も履修してください。また、中国語の論文や専門書を読んでいきますので、現代中国語の読解能力を備えていることを条件とします。