FUJITSU PRMERGY MX130 S2で DASHを使用する JA4ONU JA4ONUは表記のシステムでDASHの機能を有効化したので報告する 1 機能概要 (1) FujitsuのサーバーでOSの動作状況に関係なく、電源入り、切が出来るDASHが提 供されている。今回動作開始したのでその手順を報告する。DASH機能は Fujitsu の国内で はサポートされていないようだ。windows8.1システムで動作開始した。 2 手順 (1) マザーボードのBIOSのアップデート。4.5.6.R1.8.0にFujitsuのマニ ュアルによりアップデートする。 (2) PY-LA121Lを購入する。納期がかかるがまだ生産されている。 (3) 稼働中のシステムOSのHDをHD丸ごとイメージバックアップ取りする。複雑なイスストー ルでシステムを破壊する恐れがあります。自己責任で実施してください。 (4) LANカード(1000BASE-T)D2907 PCI Express Gigabit Ethernet Adapter ユーザーズガイドに従いハードをセットする。 (5) 日本のFujitsuのDASHのサポートは中断されているので、マニュアルのLinkで ソフトのダンロードが出来ない。FUJITSU Server PRIMERGY Driver & Downloads(海外) http://support.ts.fujitsu.com/Download?index.asp からダンロードする。 Product selection ( manually search)より FUJITSU Server PRIMERGY →PRIMERGY MXxx→PRIMERGY MX130 S2 →WS2012 R2 LAN でマニュアルにある必要なソフトをダ ンロードする。サポートされないが、Windoes8.1も共通で動作するようだ。 (6) DASHの設定の前に増設LANガードでインターネットの接続変更をする。ONボードLA Nは当面遊びとなる。この設定で正しくインターネットに繋がることを確認し、DASHの設 定に移る。 (7) BACSは必ず管理者で起動し、OOBを展開すること。 (8) BMCCを管理者で実行、DOS窓でマニュアルに従い Administrator のパスワートを設定す る。 (9) 制御用 PC に AMC-setup-1.2.0.0191-AMD.exe を AMD のサイト http://developer.amd.com/tools-and-sdks/cpu-development/tools-for-dmtf-dash/ の評価版をダンロードし、起動する。先ほど設定した、Administrator パスワードを設定す る。設定時10キイーは使用せず、キィー左の数字で入力が確実に設定できる。 (10) 設定完了後、BIOS の DASH configration を Desable に設定変更する。DASH動作開始後、 ここを設定変更することで、DASHが正常動作した。 (11) LANカードPY-LA121Lをセットした場合BOISの一部が変更になります。LA Nカードを外し、システムバックアップを元に戻す場合は、BOIS設定を元に戻す必要が 発生する場合があります。 (12) システムをグローバルネットワークから制御する場合は、ルーターの制御ポートを解放する。 (13) PRMERGY MX130 S2の BIOS 設定を参考に書きます。 Power Menu Power-On-Source [BIOS Controlled] Low Power Soft Off [Disabled] Power Failure Recovery [Previous State] Hibernate like Soft Off [enabled] Wake-UP Resources 3 LAN Enabled Wake On LAN Boot Boot Sequence Wake Up Timer Disabled USB Keyboard Disabled 結論 (1) DASH の設定は困難で大変ですが、動作開始すれば便利な機能と思う。特に無線局遠隔操作シ ステムとして、送信中に OS がハングアップした場合等のトラブル緊急時にシステムの停止が 出来る。本格的システムを目指すには是非導入したい機能の一つと思う。 以上
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