平成 27 年 4 月 15 日(水) 入学特別号 2015.4.9(Thu.) 入学特別号平成 27 年度校長式辞 (要旨) 第 5５回入学式 1600 名もの受験生から選ばれたみなさん，入学おめでとう。 4 月 8 日(水) 本校では，「大学と接続した新しい学仙台城南３期生３５６名入学多くのご来賓の皆様のご臨席のもと，日本のトップファッションブランド，ビームスデザインの真新しい制服に身を包んだ新入生３５６名を迎えました。びの創造」を基本理念に，東北工業大学への内部推薦制度を充実させながら高大校長久力誠 7 年間でみなさんの学びを保障します。本校に誇れるものが 2 つあります。まず，岩崎俊一本校理事長の「垂直磁気記録方式のハードディスク」です。この発明は ICT の分野で 21 世紀に新たな文明を生み出し，その功績から文化勲章並びにベンジャミン・フランクリン・メダルを受賞されました。理事長の業績は本校はもちろん，日本の誇りです。2 つめは校歌の作詞者である真壁仁です。山形の農民詩人として「農民こそ文化と芸術の母である」という信念を貫き，東北を愛し，働く人々を愛した人です。その熱理事長祝辞（要旨）く強い信念が本校校歌に込められています。結びに，皆さんに次のメッセージを送って，入学式の式辞と致します。ご入学おめでとうございます。 Change your destiny in this Sendai Johnan High School ! 本校は，東北工業大学と接「君たちの運命をここ仙台城南高等学校で変えよう」続した新しい学びの創造を教育の基本とし，東北工業東北工業大学大学との連携や継続性を視法人理事長宣誓野に入れた教育を特色の一岩崎俊一本日，入学を許可されまつとしています。大学の研究室に所属し大学生と共に研究や活動に当たるアした私達一同は校長先生のカデミック・インタ－ンシップ等が行われていま教育方針に従い，校則・校す。もう一つの特色はＩＣＴ教育です。本校では，訓をよく守り，仙台城南高 iPad を用いる授業が行われます。これは，私のや等学校の生徒として，そのってきた仕事と大きな関連を持っています。例えば本文を尽くすことを誓いま 1 冊のページが 300 ページある本を例にすると，す。 150～160 万冊が，ハードディスクに入ることになります。iPad にもこの技術が利用されています。平成 27 年 4 月 8 日情報化社会，それがいずれ世界をおおうことになる新入生代表佐藤伸行次代に向かっての教育をこの仙台城南高校では始新入生代表宣誓佐藤伸行君めています。すばらしい学習環境のもとで，実りの（特進科１年・仙台市立中田中出身）ある高校生活を享受してください。｢私の決意｣本校に入学するに当たって，これまで頑張ってきたことや高校生活への抱負など「私の思い」をインタビューしました。どの思いにもはじけるような希望と決意が込められていました。大学と接続した新しい学びの創造仙台城南高等学校には，同一法人にある東北工業大学と連携した学びの環境が整備されています。入学式後に東北工業大学副学長の石川善美教授から挨拶をいただきました。 ◆ 特進科 1 年青柳早紀さん八軒中学校出身私は，中学一年生の頃から苦手な教科がありました。点数が上がらない理由がわからずに毎日のように悩んでいました。自分の見方や考え方を根本から変えなければ苦手をなくす事はできないと考え，中学校から苦手だった教科を克服しようと思い，仙台城南高校に入学しました。中学校の時より勉強は難しくなると思いますが，苦手な教科から逃げずに，分かるまで頑張りたいと思います。苦手な教科を克服しようとするときに，さまざまな方向から物事をとらえることがどれほど大切かを学びました。これからの三年間，いろいろなことがあると思いますが，これを生かして充実した高校生活を送りたいです。 ◆ 探究科 1 年佐藤大晟君将監中学校出身私は将来，建築士となって人々を喜ばせたいというのが夢です。父親の仕事を間近に見た時にこの仕事の楽しさを知りました。思い描いた理想の家をカタチにし，完成後にすごく喜んでもらえる仕事ができる建築士の仕事っていいなと思っていました。将来は，大学と接続した学びのできる仙台城南高校の探究科で学び，東北工業大学の建築学科に進学したいと考えています。また，中学校時代は，野球部でセカンドでプレーしていましたが，高校ではハンドボール部に入り，体を鍛えたいと思っています。 ◆ 科学技術科 1 年阿部竜弥君蒲町中学校出身私が高校生になってからの目標は二つあります。一つ目は資格を取ることです。理由は，資格を取れば，大学進学，就職でも有利に進めることができると思うからです。そのために，勉強をがんばり，授業では集中して理解できるようにしたいです。二つ目は，野球部で一年生からピッチャーとしてベンチに入り，試合に出場し，甲子園に行くことです。そのためには，練習あるのみだと思います。つらくても頑張った分だけ自分に返ってくる事を信じて頑張っていきたいです。私は文武両道を目指して努めていきたいと思います。東北工業大学副学長挨拶 (要旨) 副学長石川善美仙台城南高校と東北工業大学の間には，他の大学と高校ではできないようなさまざまな取り組みが行われております。大学の先生が高校に行って授業するという出前授業とか出前講義を行っているというのは当然のことでございます。そのほかに，仙台城南高校の生徒の皆さんが，東北工業大学を訪問して大学の先生に色々なインタビューするというような大学訪問なども行っております。あるいは，仙台城南高校の生徒の皆さんが，東北工業大学の研究室に来て，数ヶ月間，研究の入り口の学びをするアカデミック・インターンシップを行っております。さらに，今年度から仙台城南高校の 1 期生の卒業にあわせて，東北工業大学への内部推薦制度がスタートすることになります。大学と高校の距離がより縮まり，連携が一層強化されます。仙台城南高校に入学した皆さんを，高校と大学が協力して 7 年かけて教育して，専門の知識と技能を身につけさせ，責任ある社会人として卒業させる。そういう，高校と大学が連続した学びを実現しようとしているわけです。仙台城南高校に入学した生徒の皆さんには，大いなるチャレンジの精神を持って，色々なことに頑張ってもらいたいと心から願っています。よく学びよく遊べの精神で高校生活を，充実したものにしていってほしいと心から願っております。3 年後に大学のキャンパスで成長した皆さんにお会いする日を楽しみにしております。四月の主な行事 4 月 8 日(水)新任式･始業式/入学式 4 月 10 日(金)健康診断/顔写真撮影 4 月 16 日(木)～17 日(金)学びの合宿(1 年) 4 月 24 日(金)ｸﾗｽﾃﾞｨｽｶｯｼｮﾝ/歯科検診校外清掃･大掃除 4 月 25 日(土)協学会総会･講演会･学年総会・学級懇談 4 月 30 日(木)体育祭