学園ニュース144号を公開しました

∼ 相 模 女 子 大 学 の 今 を お 届 け し ま す ∼
Gakuen News
ニュース
Vol.
144
2015.5.19
Contents
特集
………5∼6
入学式………
2∼4
…
………………
新年度挨拶…
…4
………………
同窓会だより
…7∼10
………………
…
…
告
報
部
各
…10∼11
………………
…
…
…
…
金
募
12
ー・お知らせ…
学園キャラクタ
見つめる人になる。見つける人になる。
大学院 / 大学 / 短期大学部 / 高等部 / 中学部 / 小学部 (男女共学)/ 幼稚部 (男女共学)
ごあいさつ
年度始めに
構内のソメイヨシノが 恰度 満開になるのに合わせるようにして、
学 校法人 相 模 女子大学
理事長
谷 崎 昭男
大学の入学式が午前と午後の二回に分けて行われるのに臨んだのを
皮切に、花が散り初めるなかを、中・高等部入学式、幼稚部入園式と
続き、最後の小学部の入学式に列したときは、もう殆ど落花し尽すに
近かったから、この間わずか一週間である。そこここに散り敷いたそ
の模様に、ながめるともなく眼を落していると、
「花のいのちはみじか
くて苦しきことのみ多かりき」と歌った女流作家のことばがそぞろ思
い出されるまま、一時故人を偲んでみるが、しかし感傷めいたものに
関係者の参列を得てとり行った。多年に亘る懸案が解決をみたにして
いつまでも浸っていられるほど、経 営の環境が年毎に厳しさを増す
は、簡素な式は呆気ないほど短時間に了ったが、大地震が襲ってきた
学園の理事長は閑職でなく、たちまち否応なく現実に引き戻される。
ら、5号館はどうなるか、特に東日本大震災に遭って以降は、つねに気
この二年、大学の学長と学校法人の理事長を兼務していたのが、
が気でなかったのが、ようやく心を安んじ得るようになったことを、た
前年度末で学長の任期が満了するとともに、私は教員としての定年を
だありがたいと観じるのである。建設に要した経費が、建築需要の
迎えた。教員でなくなった寂しさはそれとして、理事長職だけとなった
影響で、当初見込んでいた額よりずっと嵩んだのも、学生、そして教員
ことで、半分とはいかないまでも、業務量は少なからず軽減されると
の身の安全の前には、なにほどのこともないと、そう言ってみても、こ
思っていたところ、負担感は反って大きくなったようであるのを怪し
の後に予定している認定こども園の開設に向けた保育所と、それから
む。学長で理事長を兼ねていたときは、理事長の任の大きさを、それ
小学部の特別校舎の建設をどうするか、経営に文字どおり苦心と努
が覆い匿していたものか。といって、そうした心中について、私は愚痴
力が求められている。学園が置かれた難しい状況に対する大方のご
を洩らしているのではない。むしろそれが私の気を引き締めるのを幸
理解とご支援を、心よりお願い申し上げる次第である。
いとするのである。
新年度が始まった4月1日に、新棟、新しい5号館の竣工式を、工事
スタート地点に立つ
4月1日より、大学及び短期大学部学長を務めることになりました。
相 模 女子大学・
相 模 女子大学短 期大学部 学長
風間 誠 史
どうぞよろしくお願いいたします。例年とはまったく違う緊張感で新
年度を迎えています。4月3日、入学式が行われましたが、初めて壇
上に立ち、新入生を迎えることばを述べました。その冒頭でも、自分
が学長1年生で、非常に緊張しているということを申しました。そして
それにつづけて、「しかし、ともすれば惰性に流されがちな日々の中
で、緊張感を持ってスタートラインに立てることは、幸せなことかもし
れない」と言いました。この「スタートラインに立つ」というのは、私の
の継続であり、その節目であるにすぎません。趣味の話から学長の仕
場合必ずしも比喩ではありません。私は趣味としてトライアスロンを
事の話に戻りますが、学長が新しくなったと言っても、その仕事は基
やっていて、年に何度かレースに参加します。つまりスタートラインに
本的には継続です。継続がなければスタートもない。相模女子大学は
立つ。緊張します。スタートまでの時間が非常に長く感じられ、不安
この間、地域の課題解決を担うことができる発想力豊かな女性の育
になります。でも、それが楽しいのです。緊張というのは、自分に期待
成を目指し、地域連携活動に力を入れてきました。学生はさまざまな
をし、やるぞという気持ちがあってはじめて生まれます。やるぞという
地域へ出かけて活動しており、私も本宮市には何度も足を運び、また
気持ちがあるから、駄目かもしれないという不安もついてくる。最初
熊野や佐渡での学生の活動も見る機会があり、それ以外にも、学生
から駄目だと思っていたら緊張などしません。子どもの頃、運動会の
自身から活動の報告を数多く聞いてきました。学生たちはそれぞれ
徒競走でスタートラインについたときに感じたあの緊張、ワクワクとド
の地域の方々と接し、そこから学ぶ姿 勢を見せてくれています。「学
キドキを今も味わえるというのは、本当に幸せです。
ぶ」というのは結局は人との出会いであり、そこで生まれる関係性だ
さて、スタートラインでは、これから何が起こるかわからないから緊
ろうと思う。本学はそうした「学び」の場として、充実した歩みを進め
張するわけですが、とはいえ、これから自分が何をするのかはわかっ
ており、これを継続させ、発展させることが私の仕事だと考えます。そ
ているので、何か新しいことをするのではない。今までやってきたこと
の継続の節目としてのスタート地点にいま立っているのだと。
学園ニュース Vol.144
2
ごあいさつ
中学部・高等 部 校 長
気持ちを新たに、2015年度スタート!
竹下 昌之
4月6日(月)中学部・高等部「始業式」に続いて、7日(火)
「入学式」
を無事挙行することが出来ました。
今年の東京・横浜の桜の開花日は、例年より3日、昨年よりも2日早い3
月23日(日)で、1週間後の29日(日)には気象庁から早々と“満開宣
言”が出されるなど、2015(平成27)年度中学部・高等部「入学式」は葉
桜の光景、しかも、小雨降る肌寒い一日でした。しかし、中学部(82名)
高等部(308名)の新入生を在校生及び教職員一同で、温かくお迎えす
ることができました。
G-MARCH(学習院3・明治2・青山3・立教5・中央10・法政4)計27名④女
中学部・高等部では「Sagami Vision 2020」目標達成に向けて掲げら
子大学(東京1・日本6・津田塾1)計8名⑤成成明國(成城7・成蹊4・明治
れた学園のスローガンの下、
“これからの時代に必要とされる豊かな教
学院13・國学院7)計31名⑦日東駒専(8・6・5・8)計27名⑧医科・薬科
養をもった女性の育成”を目指してまいります。そのために、今年度は
(東京薬科1)1名、合計105名。また、その他の大学で10名以上現役合
時代に即応した新たな具体目標作りを行い、教育内容の整備・充実及
格したところは、以下の通りです。東海大学・桜美林大学各16名・関東学
び教員の教育力の向上を図ります。また、現行の中高一貫教育を検証す
院大学・神奈川大学各15名・帝京大学11名・東洋英和女学院大学10名。
るとともに、進学実績向上に向けた取り組みや小中連携教育の強化な
個人的な感想としては“すばらしい善戦ぶり!”です。
ど、より充実した教育システムを構築します。さらに、私学にふさわしい
ところが、一昨年度、相模女子大学内部進学合格者が100名に対して
教育体制・教員組織を作るために、
「部長制」の導入を中心としたガバ
昨年度は67名(実際の入学手続者60名)と大幅に落ち込んだことには
ナンス体制を確立し、生徒・保護者・教職員にとって、より満足度の高
驚きを隠せません。この件に関しましては、本校キャリア部と大学とが
い学校づくりを推進する所存です。
協力し合って早急にその要因分析を行い、待ったなしの対策を講じてい
ところで、2014(平成26)年度高等部卒業生の大学・短期大学等の入
かなくてはなりません。
学者動向をキャリア部がまとめました。それによると、世間で難関大学
今年度も、中学部・高等部教職員が一丸となって喫緊の課題解決に
と言われている①国公立大学(東京工業・電気通信・横浜国立・首都大
向けて努力致します。保護者、卒業生、関係各位の皆様におかれまして
学東京・防衛医科大学校各1名)計5名②早慶上理(3・1・1・1)計6名③
はご支援ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
小 学部 校 長
Sagami Vision 2020 小学部の取り組み
真辺 英二
本年度、小学部は81名の1年生を迎えてのスタートとなりました。
真新しい制服に身を包み新品のランドセルを背負った1年生の姿は、
学園の新緑によく似合います。進級した2年生以上の子どもたちもそ
れぞれの学級・学年で気持ちを新たにしています。朝の玄関で交わさ
れる子どもたちのあいさつからも、はりきっている気持ちが伝わって
きます。
新年度を迎え、改めてこの子どもたちの期待に応えられる「毎日会
いたい友だちがいる 毎日受けたい授業がある」小学部をめざして、
教科学習、学校行事や校外 学習の中で、子どもたちの主体的な活動
教職員一同、一丸となってがんばりたいと思います。
を引き出す取り組みを、積極的に推進します。今年度のトライを踏ま
本年度、総合学園としてのプロジェクト「Sagami Vision 2020」に
向けて、小学部でも新たな取り組みが始まっています。これまでの教
す。
育目標や建学の精神に加え、2020年まで重点的に取り組む“小学部
また11月には、関東地区教員研修会が小学部で開催されます。神
のめざす子ども像”を設定しました。今の子どもたちの問題や課題、
奈川県を中心として、東京を除く関東地区の私立小学校の先生たち
これからの時代を見据えてさらに伸ばしたい力などについて検討し、
が集まり、教 科ごとの部会に分 かれ 研修をします。当日、小 学部で
「主体的に学び・活動する子ども」の姿がめざす子ども像として絞り
は、すべての学級で公開授業を行います。プロの先生たちに授業を見
込まれました。子どもたちの意識化を図るために「自分からできる子
ていただくのは、容易ではありませんが、
「Sagami Vision 2020」小
ども」という言葉を「Sagami Vision 2020」小学部のめざす子ども像
学部のテーマでもある「授業力の向上」にとって大きな力になるので
として掲げ、受け身ではなく自分からすすんで行動できる子どもをめ
はないかと期待しています。子どもたちと共に、教員自らも主体的に
ざします。
学び、行動する小学部でありたいと思います。
今年度は「自分から」をキーワードに、それぞれの学級の係活動や
3
え、次年度はカリキュラムについても見直しを図りたいと考えていま
学園ニュース Vol.144
ごあいさつ/教育・文化顧問・客員教授の紹介
新年度を迎えて
幼 稚部 園長
齋藤 正典
幼稚部は、4名の新任教員を迎えて、新年度がスタートしました。今
年度は、保育園舎の建築工事が開始されるなど、平成28年4月からの
幼保連携型認定こども園への移行に向けた具体的な動きが始まって
きます。これらのことによって、子どもたちの幼稚部での生活に大きな
影響が出ることのないように、特に安全面に関しては、徹底した配慮
を行っていきます。また、平成25、26年度に続き、平成27年度も文部
科学 省の「インクルーシブ教育システム構築事業(モデル園)」に採
択されました。全国的にも先進的なインクルーシブ教育の実践に努め
会へと広げていくための試みも始めていきます。例えば、伊勢丹相模
ていきたいと考えております。
原店との連携による買い物体験や伊勢丹探検、老人ホーム訪問、本
幼稚部の特徴は、①総合学園の中の幼稚園②地域に根差した幼
物の畑や田んぼでの芋や稲の苗植えから収穫までの継続的な体験
稚園③大学の研究園の3つの側面をバランスよく有した幼稚園である
など、地域の方々との協力と連携による活動を行っていきます。最後
ことです。「① 総合学園の中の幼稚園」としては、小学部、中・高等
に、「③大学の研究園」としては、インクルーシブ教育について、今年
部、大学との連携による様々な活動が用意されています。また、今年
度も子育て支援センターの指導・助言を得ながら全国に先駆けた取
度は園舎工事も始まることから、幼稚部を飛び出して、学園の自然豊
り組みを行っていきたいと考えております。また、幼稚部の教職員の
かな環境を目一杯活用した教育を行っていきたいと考えています。小
質の向上に受けて、大学教員など各方面の専門家を迎えて、園内研修
学部との連携では、
「Sagami Vision 2020」なども考慮しながら、カ
や園内講習会を強化していきます。
リキュラムの連続性を高めていくための取り組みを開始します。具体
平成28年4月からの幼保連携型認定こども園への移行に向けて、
的には、小学部独自の教科である「つなぐ手」の幼稚部版を構想して
幼稚部がこれまで培ってきた伝統と新たにスタートする教育活動を
きたいと考えています。「②地域に根差した幼稚園」としては、地域
融合させて、今の時代に求められる幼児教育の在り方を全教職員が
と連携した活動をより積極的に導入していきたいと考えています。子
一体となって探求していきたいと考えております。
どもたちの学びのフィールドを幼稚部から学園全体へ、さらに地域社
■教育・文化顧問のご紹介
浦田 萠子
大学にとどまらず、幼稚部や小学部、中学部・高等部など学園
全体の授業や講演会をはじめ、 研究参加や発表、文化活動等
にご協力いただき、教育研究の総合的な発展を目指します。
書家。毎日書道会審査会員、第2回日中女流書道家代表作
家として活躍。現代日本の書代表作家パリ展に選抜され出品
するなど、高い評価を得ている。
佐藤 弘道
金子 修介
NHKの教育番組『おかあさんといっしょ』で体操のお兄さんと
映 画 監 督 。高 校 3 年のとき8ミリ映 画『 水 色の日射し』でコン
して12年間活躍。
“ひろみちお兄さん”
の愛称で親しまれてい
る。
クール入賞。映画『デスノート』
『 百年の時計』
などを監督し、
ド
ラマ・CM演出、著述でも活躍。
■客員教授のご紹介
本学では、各界の第一線で活躍される方々を客員教授としてお招きしています。
有賀 忍
白河 桃子
絵本作家・板絵画家。現代童画会常任委員、
日本児童出版
美術家連盟会員。各地で個展開催。絵本に、29年ぶりに復
刻された「こんなこいるかな」
「ほしのよる」、画集「童心の風
景」ほか。
少子化ジャーナリスト・作家・大学講師。
「婚活」
「妊活」
「女
子」など、女性たちのキーワードについて発信する。山田昌弘
中央大学教授とともに「婚活」を提唱。
浦辺 敏子
岩谷 英昭
本学出身。
( 株)三越入社後、人事部や関連事業部を経て
三越グループ初の女性社長として(株)三越ブライダルエク
セレンスの社長に就任。現在、働く女性のためのコンサル会
社代表。
経営コンサルタント。
アメリカ松下電器会長を退任後、
アメリカ
を拠点にSimeon Consulting Group LLC CEOに就任。
日
本・アメリカ・中国各地で講演・講義・コンサルティングを行って
いる。
高田ケラー有子
造形作家・キュレーター。近年はデンマークを中心にヨーロッ
パ・日本で作家活動をしながら個展やグループ展、講演を多
数開催。キュレーターとしても、
日本のアーティストをデンマー
クに紹介している。
学園ニュース Vol.144
4
3
1
0
新入生宣誓
3
2
4
た、まなざしでした。これから始まる学
校生活を経て徐々に本校に慣れ、大きく
成長してくれることが楽しみです。
小学部 入学式
4月 日︵金︶
、小学部に新1年生 名
が仲間入りしました。入学式では、在校
生たちも新1年生の入場に
﹁かわいい!﹂
と声をもらし、大きな拍手を送り迎えま
した。主人公の1年生は、ちょっぴり緊
張した顔つきではありましたが、校長先
生に名前を呼ばれると、
﹁はい﹂と手を挙
げて大きな声で返事をすることができま
した。
小学部の入学式は、1年生にとっても
緊張しますが、一緒に手をつないで入場
をしてくれる6年生にとっても、とても
10
81
年度
82
入学式
7
27
平成 年度
入学式を 月
日︵ 金 ︶、
相模女子大学
グリーンホー
ル に お い て、
午前・午後の
回に分けて
挙行しまし
た。マンドリ
ンクラブの演
1年生が勢揃い
奏で開式
し、合唱団
による校
歌斉唱が
続きました。今年度より新しく就任し
た風間学長より、新入生を迎えること
ばが、谷崎理事長ならびに田中同窓会
会長からお祝いのことばが述べられま
した。そして新入生代表が、これから
始まる大学生活への決意を込めた宣誓
を行いました。
式典終了後には、チアリーディング部
﹂とともに、学園キャラク
﹁
GRAMPUS
ター
﹁さがっぱ・ジョー﹂
が登場。
チアリー
ディングの演技にも参加し、会場を大い
に盛り上げていました。
初めての学級活動
入学式の様子
入生は新しい生活へ、思いを新たにした
ようです。とりわけ高等部2年生の阿部
萌香さんより戴いた歓迎の辞は、新入生
の目の前に開ける高校生活に大きな希望
をかきたててくれました。また、それに
応えるように、新入生を代表して清水万
鈴さんが、
これからの抱負を力強く、
堂々
と宣誓しました。
式の終了後には各教室で初めての学級
活動・ホームルーム活動となりました。
新しい担任
の先生より
様々な諸注
意や担任と
しての所信
表明があり
ま し た。 新
入生たちの
顔は希望に
満ちた未来
を見つめ
学園ニュース Vol.144
5
登壇
風 間 学 長の
中学部・高等部 入学式
月 日︵火︶
、桜吹雪とやわらかな春
の雨の中、中学部 名、高等部
名
の新入生を迎え、中学部・高等部入学式
が挙行されました。
吹奏楽部の祝典行進曲と大きな拍手に
迎えられて入場した後、新しい担任の先
生による呼名を受け、竹下昌之校長先生
より新入生の入学が許可されました。続
いて式辞、ご来賓のご祝辞を頂戴し、新
4
特 集
2
0
1
5
大学院・大学・短期大学部
入学式
マンドリンクラブ
特集 ︱ 入学式/同窓会だより
緊張する場面なのです。しかし、さすが
6年生。緊張している1年生に優しく声
をかけ、緊張を和らげ、しっかりと手を
つないで入場してくれました。この手の
あたたかさが1年生にとって心づよいも
のになったことは間違いありません。
胸には5 年生が作ってくれたメダル
をかけ、にこやかに席に着きました。式
の中の校長先生や理事長先生の祝辞も行
儀よく聞き、
﹁おめでとう!﹂という言葉
に、教えていないのに﹁ありがとうござ
います!﹂と多くの子が返事もできた立
派な1年生でした。
2年生が、1年生の前で小学部の行事
や学校生活の様子を紹介してくれまし
た。総合学習の草花紹介や相生祭の劇、
日本舞踊のお祝いの舞など練習の成果を
発揮して、
頑張っていました。1年生も、
先輩の動きをしっかりと見つめていまし
た。
式が終わり、教室では歌や手遊びをし
てリラックス。緊張も少し解けてきた子
どもたちの元気良さと反応の良さは、さ
すが小学部の1年生!でした。入学式後
は不安よりも、これからどんな学校生活
が待っているのかと希望に満ちあふれて
いる顔つきの子が多く見られました。
︵彦根︶
幼稚部
入園式
桜の花びらと共に白い雪が舞い降り
た4月8日︵水︶
、幼稚部で平成 年度入
園式が行われました。今年度は 名の子
どもたちが入園しました。
不安気にお母さんの手をぎゅっと握
92 27
௚ ਾ ӂ Ɩƾǀ
りしめている子どもや不思議そうにキョ
ロキョロと辺りを見回す子ども、楽しそ
うに微笑んでいる子どもなど様々な姿が
見られる中、入園式が始まりました。み
んなで﹁せっけんさん﹂の歌を歌ったり
来賓の方にお祝いの言葉をいただき、式
は終了しました。その後の入園写真撮影
は、子どもたちが泣いたり横を向いたり
等、なかなかスムーズに進みませんでし
たが、これも毎年恒例の微笑ましい風景
です。
幼稚部では子どもたちを温かく受け
入れ、たくさんの愛情を込めて保育を行
い、子どもたちのちょっとした仕草や表
情からその子どもの気持ちを読み取り、
子どもに共感しながら、毎日が生き生き
と楽しい生活となるよう努めて参りま
す。子どもたちの笑顔が日々増えていく
ことを楽しみにしています。 ︵井原︶
入園式での様子
1HZVIURPFODVVUHXQLRQ
「私とプチポアンとの出会い」
笹本 薫「昭和58年学芸学部食物学科管理栄養士専攻卒」
美しく繊細で緻密なプチポアンの存在を知ったのは、大学1年
生の時に銀座和光でプチポアンのフォーマルバッグと出会った時
でした。その時から「どのように刺すのだろうか。」刺し方を知
りたいと思い続けていました。1995年1月、某デパートのチラシ
の片隅に「プチポアンを刺して見ませんか」という言葉が目に留
まりました。日本で唯一のプチポアンの指導と普及に努めてい
らっしゃる久家道子先生とお会いすることができました。そして、
私はプチポアンの虜になってしまいました。
学び始めて5年程過ぎた頃、先生は私に「私の手伝いをしませ
んか」と言ってくださり、先生の下で働くようになりました。結
婚以前に2年間の就職経験しかない、専業主婦の私に、先生は親
切に、時には厳しく根気よく指導してくださり、現在までに成長
させてくださいました。
先生が出席なさる種々のパーティーで仕事をさせて頂く中で、
いろいろな方とお目にかかり、お話をさせて頂く機会がありまし
た。そのような中で忘れられない言葉を掛けてくださった方々が
いらっしゃいました。人間国宝で日本刺繍の福田喜重先生から
「久
家先生から技術は勿論、会社経営の仕方、生徒の指導の仕方あら
ゆるものを盗み自分の宝にしなさい」とおっしゃられ、画家の安
野光雄先生から「自分が夢中になれる技と出会えたことは、人生
を何倍も生きたことになります。大切になさい。」とお言葉をい
ただき、ある時は久家先生から「常にアンテナを立ててチャンス
を逃さない。行動する
前に諦めるのではなく、
まず行動を起こしなさ
い。」と教えていただき
ました。
世界中に手芸糸を展
開しているフランスの
会社と我社が7年間の契
約で手芸糸の専門店を
出 店 す る こ と と な り、
立ち上げから閉店まで
を経験させていただき
ました。他社とのコラ
ボレーションの難しさ、 2014.春 毛糸
だまより
専 門 店 の 宣 伝、 接 客、
手芸糸の知識など、手探りの中、時には失敗しながら店の運営を
知ることができました。
現在は4つの教室を持ち指導する立場になり、専業主婦だった
私が趣味のプチポアンを通して、いろいろな方と出会い、多くの
ことを学び、経験することができました。久家先生はじめ、今ま
でに出会った方々のお陰だと感謝しております。これからも一期
一会を大切にして、人の言葉に耳を傾け、多くの経験をしていき
たいと思います。最後に私を自由に働かせてくれる家族に感謝い
たします。
学園ニュース Vol.144
6
キャンパス内に幼稚部から大学院まであ
る本学ならではの大きな魅力です。
大学・短期大学部
3
3
用する実験実習室を中心とした校舎とな
り、 号館の裏に新設されました。 号
館は 階建てで、 ・ 階には調理室や
実験実習室、食品分析室、 階には、分
子生物生化学研究室、 階を教員研究室
とし、旧 号館の施設に加え、さらに充
実したものとなります。
2
4
5
月 日︵金︶
、最終審査会が開催され
ました。本学とパートナーシップ協定を
結んでいるノジマステラ神奈川相模原、
その運営母体である株式会社ノジマステ
ラスポーツクラブ様にご協力いただき、
﹃ノジマステラ神奈川相模原が相模原で
誰からも愛されるチームになるにはどう
すればよいか﹄をテーマにアイデア募集
を行い、全 件の応募がありました。グ
ランプリは、地域の方々との交流促進を
主眼においた健康管理教室の開催を題材
とした﹃大人のノジマフィット﹄︵英語文
化コミュニケーション学科 年 米山慎
20
相模原市民文化財団と連携協定を締結
1
第 回さがみ発想コンテスト
4 7
4
2
学園各部
留学生が選んだ着物と帯を着付けしました
5
36
各学期に実施されています。
∼ 月に実施した 年生の授業で
は、
﹁めざせ!だいずマスター﹂をテーマ
に、豆腐づくりに挑戦しました。 年生
は、
﹁素敵な和食マスターになろう﹂を
テーマに、日本の伝統的な食文化である
﹁和食﹂の意味や、お の正しい持ち方か
ら配膳の位置、そして和食を素敵に食べ
る方法などを学びました。
小学校の間に、
﹁食﹂の基本を学び、身に付くよう取り組
んでいます。
5 1
学園
代表者らがテープカット
1
大学生が浴衣の着付け体験を実施
月
日
︵木︶
、本学に
おいて公益財
団法人相模原
市民文化財団
の宮崎理事長
と風間学長に
よ る﹁ 文 化 振
興に関わる連
携協定 ﹂締結
の調印式が行われました。文化振興に関
わる連携の目的や内容などを協定の形で
再確認することにより、今後の継続的な
連携関係の構築ならびにさらなる発展を
目指すことを目的としています。
2
月 日
︵水︶
、 号
館完成セレ
モニーが執
り行われま
し た。 こ の
施 設 は、 旧
号館に代
わる栄養系
の学科が使
学園ニュース Vol.144
7
宮崎理事長と風間学長
号館完成セレモニーが執り行われました
5
EKS食育プロジェクトが
小学部で授業を実施
小学生に丁寧に指導する学生
3
16
3
月 日︵月︶
、高等部にカナダから来
校中の留学生たちへ向けて、英語文化コ
ミュニケーション学科の学生らが、日本
文化を体験してもらうため、浴衣の着付
け体験を実施しました。学生たちは小泉
准教授の授業で着付けを教わっており、
慣れた手つきで留学生たちに浴衣を着付
けていました。高等部での留学生に、大
学生が協力して取り組みを行うことは、
プレゼンテーションの様子
4
4
5
﹁人と食をつなぐ未来プロジェクト﹂
の社会貢献の実践活動の一環として、管
理栄養学科 栄養教育学研究室の学生ら
で、小学部の全学年児童に向けて食育の
授業が行われています。小学部での食育
は、
﹁つなぐ手・
︵栄養・科学部・
︶食育プロジェクト﹂と言われ、
Sisters
E
K
S
2
2
報告
学園各部報告 ︱ 学園・大学・短期大学部
大学・短期大学部・中学部・高等部 ︱ 学園各部報告
3
1
4
美さん︶が選ばれました。グランプリを獲
得したアイデアについては、今後実現化に
向けて具体的に検討を進めていきます。
3
識を結集し、成人男性・成人女性が一食
に必要なカロリーと栄養素のバランスを
考慮し、レシピを作成しました。 月に
は、このプロジェクトの振り返りとなる
完成報告会を実施しました。
1
学生が考案した新商品
﹁海鮮キッシュ﹂が販売
2
復興支援学生
ボランティア委
員会と岩手県大
船渡市森下水産
︵ 株 ︶が共同開
発した新商品
﹁海鮮キッシュ
︵サクサクモ
リーくん︶
﹂が、
月 日︵ 金 ︶
∼ 月 日︵日︶にルミネ町田店で販売
されました。被災地の食材を活用した新
商品の開発・販売を通じて、地域の復興
や、地域経済の活性化を支援するため、
昨年2月から大船渡市の水産加工会社森
中学部・高等部
下水産︵株︶と連携し、
地元の食材を使っ
た新商品の開発に取組んできました。
平成 年度第2回スキー教室
曲もクラスによって様々で、それぞれの
クラスカラーが如実に現れていたのが印
象的でした。
クラス曲は自分たちで選んだ曲であ
る、ということで生徒たちも俄然やる気
を出し、それぞれのクラスが指揮者、伴
奏者、パートリーダーを中心に熱心に練
習に励み、ハーモニーを磨き上げている
様子が見られました。本番ではどのクラ
スもその成果を遺憾なく発揮し、金銀銅
の3賞に全ての学年が入賞するほど、素
晴らしい歌声を響かせてくれました。
また、コンクールの前に来校中であっ
た St.Mar y-s
の 生
Academy
徒達がカナダ
国歌を披露し
てくれるとい
う嬉しいサプ
ライズもあり、
非常に盛り上
がりのある催
しとなりまし
た。
来年もより
良いコンクー
ルが開催でき
ることを願っ
ています。
金 賞
年 組
銀 賞
年 組
銅 賞
年 組
合唱コンクールの様子
国歌を披露
スにチャレ
ンジしまし
た。 最 初 は
恐がってな
かなか滑る
ことが出来
なかった初
級 班 も、 最
終日には中
級班と同じ
ように山頂
から颯爽と
滑ることが
出来ました。
このスキー教室を通して、高校生が中学
生にアドバイスをしたり、誰かが転んで
しまったときにはお互いに声を掛け合っ
て助け合うなど、クラスや学年だけでな
く中学生と高校生という垣根を越えてコ
ミュニケーションを取っている姿が見ら
れました。参加した生徒たちは、自然の
美しさやスポーツの楽しさを全身で感じ
るとともに、仲間と協力することの大切
さを学んだ4泊5日だったと思います。
この経験を、今後の生活にも活かしてく
れることを期待します。
︵松本︶
39
合唱コンクール
21
山頂で記念撮影
月 日︵火︶に実施された中学部の
恒例行事、校内合唱コンクールは 回目
を数え、従来の全体課題曲+学年課題曲
から、学年課題曲+クラス選択曲への発
表形式の変更を行いました。今回は音楽
の授業内に提示した曲目の中から、自分
達で歌う曲を選んだのですが、選び取る
2
共同開発した新商品「海鮮キッシュ」
27
神奈川県初!学生とホテルのシェフが
﹁コラボ弁当﹂を共同開発
24
2
20
26
3
コラボレーション弁当完成報告会の様子
3月 日 金( か)ら 日 火( ま)で、4泊
5日のスキー教室が行われました。毎年
恒例となっている中・高等部スキー教室
は長野県志賀高原横手山スキー場での開
校となりました。
今回のスキー教室には、中学生3名・
高校生 名、計 名が参加しました。実
習班は中学生・高校生混合で編成され、
初級班から中級班に分けて4日間の実習
を行いました。少し傾斜の厳しいコース
から林間コースなどどの班も色々なコー
27
1
管理栄養学科学生約 名とヨコハマ
グランド インターコンチネンタルホテ
ルとの産学連携プロジェクトとして、コ
ラボレーション弁当を開発し、一般販売
されました。神奈川県産の春の食材を
使った﹁ おもてなし の気持ちを込め
たお弁当﹂をコンセプトに、栄養学の知
20
24
3
8
学園ニュース Vol.144
学園各部報告 ︱ 中学部・高等部・小学部・幼稚部
最優秀指揮者賞
優秀指揮者賞
年 組
宇野紫織
年 組
鶴丸夏菜
年 組 望月さくら
2
4
はありましたが、学習姿勢を見つめ直す
きっかけとなり、生徒たちにとっては大
きな財産となったようです。 年生と
なって迎えた新年度。自己実現に向かう
更なる一歩を、緊張感をもって過ごして
もらいたいと思います。
小学部
12
年 組 小林瑞姫
年 組 永福紗良
年 組
岩渕愛香
3
最優秀伴奏者賞
優秀伴奏者賞
合宿の様子
3
1
4
4
3
6
1
3
初めてをたくさんくれた先生、ありがとう
40
中学部 学年
勉強合宿
13
13
でタイムカプセルを開けよう!﹂と再会
の約束を交わしたあの日、その約束をこ
うして果たしたのです。中には卒業以来
の再会となる友人もいました。互いに緊
張している面持ちでしたが、 年前に埋
めたタイムカプセルをドキドキしながら
掘り起こしました。
歳の自分へメッセージや人生設計図、
次々に出てくる懐かしいものを見ていく
と当時の私たちに戻っていったように思
います。この感激は忘れがたく、みんな
でこのような日を迎えることができたの
も、先生方が気持ちを込めて思い出作り
を し て く だ さった か ら だ と 感 謝 し ま し
た。小学部の先生方は、いろいろ私たち
のためにいい思い出をくれました。当時、
卒業を前に毎日歌った歌の歌詞にある、
﹁初めてをたくさんくれた先生、ありが
とう﹂
。今になって、先生方への感謝の気
持ちがより れています。今は小学部の
教員として子どもたちを指導しています
が、私も子ども達や卒業生から感謝して
もらえる教員を目指そうと思います。小
学部は、卒業してもいつも子ども達をあ
たたかくむかえてくれる学校です。
︵萩原︶
13
子どもたちの冒険の旅
∼はじまり はじまり⋮
幼稚部
25
4月に新入園児を迎え、ますます明る
く賑やかになった幼稚部です。
﹁ ○○さ
んと一緒に遊びたいな﹂
、
﹁明日はあんな
ことやこんなことをしよう﹂などと園生
さくらの木がお出迎え
活に期待を持ち、毎日元気に登園してき
てくれることが私たちの喜びです。子ど
もにとって家庭を出ることが冒険の始ま
りの第一歩。期待を膨らませながらいざ
幼稚部に登園すると、沢山の友だちや教
職員に囲まれ期待感がより一層膨らみ
さあ、どんな冒険をしようかな と、子
どもたちの目がきらきらと輝きます。幼
稚部は子ども一人ひとりの気持ちに寄り
添い、あれやりたい・これやりたいとい
う意欲や探究心を持てること、一つひと
つの欲求が満たされること、次への期待
が抱けるような夢いっぱいの冒険の場で
︵松岡︶
あり続けたいと思います。
年長・さくら組、年中・きく組
暖かい風と桜
の美しいピンク
色に包まれた4
月⋮年中組、年
長組は新しい一
歩を踏み出しま
した。幼稚部で
は学年毎に色が
違う名札を付け
ています。年中
幼稚部のなかよし池でやごを発見!
25
小学部を卒業して 年。当時 歳だっ
た私たちは、校庭の片隅に先生とタイム
カプセルを埋めました。時は流れ、平成
年3月︵卒業して 年後︶
、いよいよ再
会の日が訪れました。
当時の小学部の卒業生 人が懐かしさ
と共に小学部に集いました。
﹁私たちが 歳になったときに、みんな
学園ニュース Vol.144
9
25 6
4 4 1
1 3 1
3 3 3
1 2 3
中学部 年生は 年進級を目前とした
春休みに、 泊 日の勉強合宿に出かけ
ました。中高 年一貫教育の最初の 年
間である基礎確立期が終わる時期に、自
らの自学自習のあり方を振り返り、各教
科の基礎の定着を確認することが目的で
す。
合宿中のスケジュールは国・数・英の
授業と自習、
そして振り返りテストです。
授業は 分 コマで 日に 時間。自習
の時間も含めると 日間で 時間以上も
学習に向かいました。行く前には尻込み
をしていた生徒たちも、教科ごとの習熟
度別少人数
クラスで自
分なりの目
標を持って
授業に臨
み、夜のテ
ストに向け
て集中して
学習をして
いました。
泊 日
という限ら
れた時間で
27
2
2
60
懐かしの教室で再会
幼稚部 ︱ 学園各部報告/募金
!!
て き ま す。 お
母さんやお父
さんと離れる
時はちょっぴ
り寂しくて涙
がでてしまう
時もあります
が、友だちが近
くにきて頭を
なでてくれる
と、涙 が止まり 手をつないでクラスに
入っていく姿が見られています。朝の会
では、チューリップ♪の歌を手でお花を
作りながら歌ったり、一緒に朝の挨拶を
したりと、たんぽぽ組の保育室からは元
気な子どもたちの声が聞こえてきます。
名前を呼ばれると元気に手をあげて返事
をする子どももいれば、恥ずかしくて小
さく手をあげニコッと笑顔を見せてくれ
る子どももいます。
4月のある日、たんぽぽ組の3クラス
は園内散歩に出かけました。園内にいる
うずらに会うと
﹁こんにちは うずらちゃ
ん﹂と小屋の前で挨拶をしたり、水槽にい
る大きな鯉を見て驚く姿が見られました。
幼稚部で新しい一歩を踏み出した子ども
たち。幼稚部の生活の中で、友だちと楽
しさや喜びを共感し合い、楽しい日々を
過ごして欲しいと思います。
︵建内︶
シールノートにシールを貼りました
園内散歩に出発
組は黄色、年長
組は青色のピカ
ピカの新しい名
札を付けた子ど
も た ち は、
﹁お
はよう﹂と挨拶
をする前に﹁ね
え、見て見て ﹂
と自信に れた
表情で名札を見
せ て く れ ま す。
名札を隠して﹁先生!名札は何色でしょ
う?﹂というクイズにも何度も答えまし
た。お兄さん、お姉さんになることは子
どもたちにとってワクワク・ドキドキし
た気持ちと喜びで れています。新しい
クラスでの新しい友だちや担任との出会
いは、子どもたちにとって緊張の連続で
す。真新しい名札は、時に子どもたちの
心の支えや自信となっています。嬉しさ
と喜びに れ、心の中の緊張を隠してく
れる勲章のようなものなのかもしれませ
ん。元気に過ごしているようでも、子ど
もたちなりに気を遣い新しい環境に慣れ
ようと必死に頑張っていることもありま
す。そんな子どもたちを大きく包みこん
で、それぞれの子どもに寄り添っていき
ながら園生活が楽しいものとなるように
していきたいと思います。
︵渋谷︶
年少・たんぽぽ組
新しいピンクバッチをつけて年少組の
子どもたちが幼稚部に仲間入りしまし
た。友だちや先生との生活の中で、今日
は何をして遊ぼうかと毎日元気に登園し
じゃんけん列車でゴーゴーゴー!
車で遊ぼう
募
金
2014年度マーガレット募金決算報告
自2014年4月1日 至2015年3月31日
収 入 の部
募金内容
件数
学習活動支援
5
被災学生授業料等支援
696
キャンパス整備
2
教育 ・ 研究活動支援
2
指定なし
17
計
722
前年度繰越金
−
合 計
−
金 額
133,000 円
3,746,324 円
510,000 円
1,010,000 円
785,000 円
6,184,324 円
12,976,473 円
19,160,797 円
支 出 の部
募金内容
学習活動支援
被災学生授業料等支援
キャンパス整備
教育・研究活動支援
金 額
2,732,363 円
3,887,500 円
−
−
計
翌年度繰越金
合 計
6,619,863 円
12,540,934 円
19,160,797 円
※別途 東日本大震災に係る支援「学費減免に対する経常費助成」2,590,000円を交付された
■活動内容
6月 「学習活動支援事業」募集(応募8件 採択6件)
「キャンパス整備事業」募集(応募1件 採択0件)
「教育・研究活動支援事業」募集(応募4件 採択0件)
12月「学習活動支援事業」募集 (応募2件 採択2件)
「キャンパス整備事業」募集(応募3件 採択0件)
「教育・研究活動支援事業」募集(応募0件 採択0件)
■寄付者ご芳名(敬称略、五十音順)※氏名等の公表についてご許可をいただいた方のみ掲載しております。
個人(計96名、うち匿名希望15名、未記入2名)
・阿部芳子
・天野悟司
・嵐 雅子
・有坂文彦
・稲田深智子 ・今井さやか ・浮ヶ谷幸代 ・臼井和恵
・岡部とし子 ・奥村裕司
・小田切良友 ・柿澤 勲
・金安麻恵子 ・狩野 雄
・上條美和子 ・川口愛子
・笹田周作
・里見克英
・清家正博
・高橋広満
・手塚絢子
・永井敏雄
・中島和彦
・中林正身
・福永久恵
・藤平剛士
・古越奈央
・前田秀夫
・柳沢香絵
・山田 純
・山本卓史
・湧口清隆
・有田雅一
・梅林博人
・柿木原くみ
・川村キミ子
・髙栁 誠
・中村真理
・増田 隆
・横田智子
・池田節子
・大迫早苗
・風間誠史
・小泉京美
・武田 篤
・七海 陽
・松島直文
・吉川ちひろ
・石上正也
・太田陽子
・勝山広明
・齋藤淳志
・武田早苗
・野田艶子
・三澤春美
・吉田 豪
・石川勇一
・大竹紀子
・加藤由樹
・齋藤好治
・竹本康博
・羽井佐昭彦
・水上由紀
・吉野陽子
・泉 邦寿
・大塚光子
・金井美惠子
・坂手誠治
・谷崎昭男
・速水俊裕
・宮本節子
・渡邉雅史
・伊東俊彦
・大山雄二
・金森 剛
・坂本佳子
・堤ちはる
・原龍一郎
・村田政隆
法人および団体(計2件)
・㈱いわきや ・相模女子大学同窓会(翠葉会)
学園ニュース Vol.144 10
募金
募
金
2014年度新棟建設募金決算報告
自2014年4月1日 至2015年3月31日
収 入 の部
支 出 の部
募金内容
件数
新棟建設募金
418
2
期末未収入金 ※
金 額
使途
金 額
16,683,415 円
−
−
20,000 円
−
−
計
420
16,703,415 円
−
前年度繰越金
−
33,682,105 円
翌年度繰越金
50,385,520 円
−
合 計
−
50,385,520 円
合 計
50,385,520 円
※クレジットカード決済による未収入金計上 2件 20,000円
■寄付者ご芳名(敬称略、五十音順)※氏名等の公表についてご許可をいただいた方のみ掲載しております。
個人(計243名、うち匿名希望76名、未記入48名)
・赤井征子
・秋山澄子
・浅野幸子
・阿部芳子
・飯田理子
・石井恵美子 ・石井真人
・石井美智子
・石川輝子
・石毛邦子
・石原俊夫
・市橋綾子
・伊藤裕実子 ・伊藤由里
・今井節子
・梅林博人
・江川弘子
・大川恵子
・大須賀頼彦 ・太田キミ
・太田陽子
・大塚享子
・大部道子
・大森知惠子 ・岡部とし子
・小櫛満里子
・奥村裕司
・小濵まり
・小原喜久子
・風間誠史
・加園和男
・加藤百合子
・金丸紀子
・上條美和子
・木田津勢子 ・木根淵由美 ・儀保あゆみ
・清宮優子
・小野房幾世
・池田節子
・岩間能子
・石井裕子
・長田 功
・小澤理子
・河尾豊司
・川﨑千珠子 ・川崎芳邦
・川原貴美子 ・神崎得子
・熊野由紀子
・倉持洋子
・小泉典子
・黄金井久枝 ・狐塚登貴子 ・近藤真朗
・齋藤淳志
・佐久間正子 ・櫻井義彦
・佐々木武彦
・佐藤郁子
・佐藤スエノ
・佐藤藤江
・里見克英
・芝 彩香
・島田 昭
・神宮 実
・菅野恵子
・杉原貞圭
・鈴木正一
・鈴木義昭
・清家正博
・曽根田憲三
・竹下昌之
・武田 篤
・武良和子
・田嶋美里
・田中正志
・田中百子
・谷崎昭男
・千葉仁子
・千代川敦子 ・土口直洋
・土沼隆雄
・寺田秀子
・富樫慎治
・徳田智子
・内藤里美
・永井敏雄
・中島美千代
・中村以正
・成井美奈子
・西川和子
・西村悦子
・庭山浪子
・野口冨美子
・野田艶子
・速水俊裕
・原 澄江
・原田友美
・春山真由美
・平渡理司
・福井洋子
・富士川浩通 ・藤田絹子
・星サツキ
・真辺英二
・真野由里子
・三枝セツ
・目時陽子
・本橋万寿美
・森 肇子
・屋宜 満
・安積俊美
・山本靖夫
・遊佐夏美
・百合野妙子
・若田部彰
・矢野友子
・久保 敏
法人および団体(計31件、うち匿名希望4件、未記入1件)
・㈱アイビー・シー・エス
・㈱アドバンスト インターナショナル
・栄美通信㈱
・㈱エス・ティー・ガーデン
・㈱小笠原
・尾崎理化㈱ ・神奈川ファイリング㈱
・㈱北村印刷社
・相模女子大学同窓会(翠葉会)
・相模女子大学同窓会(翠葉会)香川支部 ・相模女子大学同窓会(翠葉会)札幌支部
・相模女子大学同窓会(翠葉会)総会 出席者一同
・相模女子大学同窓会(翠葉会)奈良支部
・㈱櫻内工務店
・三共スポーツ㈲
・㈱JTBコーポレートセールス 法人営業相模原支店
・㈱相鉄エージェンシー
・ダイダン㈱
・㈱大清産業
・東京地方税理士会 相模原支部 ・㈱ハウスメイトパートナーズ相模原支店 ・㈱深井電工
・㈱マイナビ ・タイヨー印刷㈱
・富士通㈱
・㈲MAKIエンジニアリング
● ご寄付のお願いとお申込方法について ●
募金内容
マーガレット募金
新棟建設募金
本学園の継続的な発展を目的とし、
2008
(平成20)年度に開設いたしました。
使途について、
「学習活動支援」
「キャンパス整備」
「教育・研究活動支援」
よりご支援先を指定いただくことができ、また、
「目的を指定しないご寄付」
もお受けしております。
皆様からいただきましたご支援は、ご指定の目的ごとに有効活用し、また、
東日本大震災で被災した学生への授業料等支援にも使用させていただいて
おります。
本学園では、老朽化した校舎の耐震改修工事を計
画的に行ってまいりました。しかしそれでは十分な
強度を得るに至らない5号館について、それに代わ
る建物(新棟)を建設することに決定しました。平
成26年1月に工事を開始し、平成27年3月に竣工、
4月より供用を開始しております。
募金の目標金額を2億円としております。どうかご支
援を賜りますようお願い申し上げます。
マーガレット募金委員会委員長 佐々木
❶ お振込(郵便局または銀行窓口)
❷ 郵送(現金書留)またはご持参
お申込方法
(個人の場合)
勝洋
新棟建設募金委員会委員長 谷崎
昭男
❸ 自動振替での継続
❹ インターネットからの申込<新棟建設募金のみ>
(本学ホームページ上の入力フォームにご入力の上、クレジットカード決済となります)
詳細につきましては、大学ホームページ( http://www.sagami-wu.ac.jp/)をご覧いただくか、下記事務局までお問い合わせください。
●「マーガレット募金」
「新棟建設募金」お問合せ先 学校法人相模女子大学 学園事務部 経理課
〒252-0383 神奈川県相模原市南区文京2-1-1 TEL:042-713-5030 FAX:042-749-6500 E-mail:[email protected]
●その他奨学寄付金等のご寄付に関するお問合せ先 学校法人相模女子大学 大学事務部 教育研究推進課 TEL:042-747-9540 FAX:042-743-4717
11
学園ニュース Vol.144
学園キャラクター・お知らせ
さがっぱ・ジョー活動報告!
作者の森さ
んと
一緒に登場
!
バニラ∼
会いにきたよー
チアと
入学式で
♪
踊ったよ
春は大忙しのジョー。大学・短期大学部の
2014 年度卒業式、2015 年度入学式にサプ
ライズで登場しました!卒業式では、作者で
あり卒業生の森さんと一緒に登場。蝶ネクタ
イ姿のジョーに「かわいい∼」と黄色い声援
をいただきました。そして入学式では、チ
アリーディング部 GRAMPUS とダンスを披
露!新入生のみんなに会えて大満足のジョー
でした。
「みんなにまた会いたいな♪」とつぶやいて
いたので、サプライズでみんなのところに会
いにいくかも!?
記念写真∼
ジョーオリジナル衣装♪生活デザイン学科の
石井萌さんと白石千香子さん制作!
生活デザイン学科の石井萌さんと白石千香子さんが、ジョーの衣装を
制作してくれました。スーツは入学式で着用し、普段のゆるいイメージ
から一転。アクセントに赤いネクタイを結び上品なヨーロッパ貴族風
になりました。オープンキャンパスで主に使う予定の半被は、人と人
の輪が出会い重なり、新たな別の形や色へ変化していくイメージをデ
ザインしました。春休みの貴重な時間を使い、制作に励んでくれました。
ジョーも大喜びでした!
半被だよ♪
入学式で着たよ∼
Facebook & Twitter
広報サポーター募集
相
相模女子大学公式のTwitterとFacebookでは、
本学のニュー
スやイベント案内、学園の四季やキャンパスを使用した撮影
情報など多岐にわたってお伝えしています。ぜひ「フォロー」
や「いいね!」をお願いします!
幼稚部から大学院まで学園の広報を
幼
一緒にしませんか??
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https://www.facebook.com/sagami.wu
全国各地で学生たちが取り組んでいる地域連携活動やボ
ランティア活動、クラブでの活躍や受賞、授業紹介など日々
のホットなニュースをタイムリーにお届けしています。
Twitter
@sagami_wu
https://twitter.com/sagami_wu
学園キャラクターをはじめ、年間4回発
行している、学園ニュース、地域タウン誌、
大学ホームページなど、企画の提案から
取材、写真の撮影、紙面レイアウト、記
事の執筆が主な活動内容です。本学を魅
力的にPRしてくれるサガジョが大好きな
大学・短大の学生を募集します。
学園のこと、イベントのことなど幅広く、スピーディーに
情報を発信しています。
学園キャラクター
応募先
さがっぱ・ジョー Twitter
ぱ!
がっ
ばる
ん
にが
一緒
学園事務部 企画広報課
@SagamiCharacter
https://twitter.com/SagamiCharacter
042-747-9536
[email protected]
2014年に誕生した学園キャラクター「さがっぱ・ジョー」のユー
モラスなつぶやきが人気です。「フォロー待ってるがっぱ♪」
学校法人
発行:学校法人 相模女子大学 編集:学校法人 相模女子大学 企画広報課 〒252-0383 神奈川県相模原市南区文京 2-1-1 Tel:042-742-1411(代)