人工知能学事典 執筆要領

人工知能学事典 執筆要領
2015-06-30 人工知能学事典編集幹事会
注意事項の追加:句点は「.
」を読点は「,
」をお使いください(2015/6/30).
2. 本文の入力とプレビュー(段落の追加)(6 ページ)が加筆されました(2015/6/8).
5. 特殊文字の入力(22 ページ)が追加されました(2015/6/7).
10. 執筆が完了した時点でやること(33 ページ)が追加されました(2015/6/1).
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準備
項目の原稿は Web 上のシステム(人工知能学事典オンラインシステム)でご執筆いただきます.旧版の
原稿の一部は TEX で書かれていますが,今回の改版では,Web と書籍のコンテンツを自動的に連携させ
つつ永続的に維持・更新できる仕組みを構築する予定で,そのために本システムを整備しております.最
初は少々お手数かも知れませんが,なにとぞ下記の要領にてご執筆賜りますようご協力をお願い申し上
げします.
ブラウザは Mozilla Firefox,Google Chrome または Microsoft Internet Explorer(いずれも最新版)
をお勧めします.
また,作成した内容をプレビューするときに,ブラウザの別タブが開きますので,最初のプレビュー時に
本事典サイトに関して別タブを開くことを常に許可してください.
Firefox をお使いの場合はルビ(索引のよみがな)を表示するためのアドオンをインストールしてくださ
い.それにはまず,下図のように右上のボタンを押すと現われるメニューの中の「アドオン」ボタンをクリック
します.
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次に”ruby”で検索して見付かる HTML Ruby をインストールします.
インストールが完了すると下図のようになります.
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ログインから項目の選択,執筆開始まで
人工知能学事典オンラインシステムにはトップページ(http://dic.nagao.nuie.nagoya-u.ac.jp/aidic/)
の右上のリンクからログインします.初期パスワードは aidic です.必ずログイン後に変更してください.
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ログインするとトップページに戻るので,そこから「執筆者ページ」に移動します.
執筆項目を選んで「作成」をクリックします.
ここで,同じブラウザでいずれかの項目を編集したことが以前にある場合は,下図のようなダイアログが出
ます.前回の編集の際に「保存してプレビュー」ボタンをクリックしてサーバに保存していないデータがロ
ーカルストレージにあり,それを使いたいときにだけ,「OK」をクリックしてください.
データの一部を間違って削除してしまった場合などは,直前に「保存してプレビュー」を実行したときの状
態に戻すことはできます.それには,まずブラウザでページを「再読み込み」します.すると上のダイアログ
が出るので「キャンセル」をクリックしてサーバのデータを再取得してください.
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本文の入力とプレビュー
本文の執筆は下記の要領でお願いします.
 客観的かつ簡潔に記述してください.
 常用漢字と新仮名づかいを用いて日本語で表記してください.
 人名および日本語になりきっていない術語などは原語で標記しても構いませんが,必要以上に外国
語を用いないようにしてください.
 人名には「先生」や「さん」等の称号を付けないでください.
 英数字は半角文字,句読点と括弧は全角文字を用いてください.句点は「.」を読点は「,」をお使いく
ださい.
 単位はなるべく国際単位系(SI)を使ってください.
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旧版と同じタイトルの項目には担当編集委員が旧版のデータをコピーしておきますので,旧版のデータ
を再利用したい方はお早目に担当編集委員にご連絡ください.他の著者の項目の内容を再利用する場
合は原著作者の許諾を得てください.執筆開始時に旧版データがコピーされていない場合は,担当編集
委員にお問い合わせください.
執筆開始,アウトラインの作成
各項目のアウトラインは,節(section),項(subsection),段落(paragraph),参考文献(bibliography),
索引(index)などの要素(ノード)を含み,各要素を右クリックすると様々な操作ができます.各項目はいく
つかの節と参考文献からなり,各節はいくつかの段落または項からなり,各項はいくつかの段落からなりま
す.すべての段落はいずれかの節または項に属する(索引はいずれかの段落に属する)ので,本文を作
るにはまず節を作る必要があります.それには,項目のタイトルを右クリックして「節の追加」を選びます.
以下のようなダイアログが表示されまので,節のタイトルを入力して「追加」ボタンを押してください.節のタ
イトルは空でも構いません(デフォルトでは「はじめに」という節が追加されています).
次に,節の下に項か段落を追加します.アウトラインの中で節を右クリックすると段落の作成や項の作成が
できます.本文を執筆するためには,必ず段落を追加してください.ただし,項を追加した場合は,自動的
にその下に段落が追加され,その段落が選択された状態になりますので,入力がより容易になります.
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アウトラインのウィンドウで,作成した段落をクリック選択すると,その内容のテキストを入力・編集できます.
アウトラインが以下のように複雑になった場合に,ウィンドウを広げて見ることができます.それは,アウトラ
インウィンドウの右下の部分をマウスで右方向にドラッグすることで行えます.反対に,左にドラッグすると
ウィンドウを狭めることができます.テキスト内容のウィンドウは同様の操作を上下に行うことができます.
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段落の追加
ある段落を執筆中に,新しい段落を追加する必要ができたときは,右上の「段落の追加」ボタンをクリック
してください.この段落の追加は,節や項を選択しているときにも実行できます.
すると,以下の図のように,先ほど執筆していた段落の直後に新しい段落が生成され,その段落が選択さ
れた状態になります.
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HTML タグの挿入
テキストの中に HTML のタグを簡単に挿入することができます.例えば,ある文字列をボールド体にする
には,それを選択して「文字修飾」から「ボールド」を選びます.
複数行を選択してリストに変換することもできます.
「番号付きリストに変換」すると<ol>タグと<li>タグが挿入されます.
以上のような HTML のタグを編集する場合,開始タグと終了タグの対応が崩れたりしないように注意し
てください.
保存とプレビュー
アウトライン下の「保存してプレビュー」ボタンをクリックすることにより,作成した項目内容をデータベー
スに保存した上で,レンダリングして表示することができます.
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アウトラインノードの移動
アウトラインのルート以外の各ノードを右クリックしてメニュー選択することによって,節や段落を削除した
り移動したりすることができます.マウスドラッグで移動させることもできます.
上下移動は兄弟同士(節同士,同じ節の直下の段落同士と項同士,および同じ項の直下の段落同士)の
間での順序の入れ換えに限られます.段落を別の節または項の中に移動する場合や,項(段落を含んで
もよい)を現在とは別の節の中に移動する場合は,ドラッグ&ドロップ操作によって行ってください.段落ノ
ードを別の段落に重ねてドロップすると,ドラッグした段落がドロップした段落の直後に移動します.
脚注等の機能はありませんので,注の内容も本文に含めてください.
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数式,表,図の入力と参照
図はカラーを使っても構いませんが,モノクロで印刷しても内容がわかるようにしてください.図表の標
題,説明,図中の文字などは原則として日本語で表記してください.アルファベットについては,省略語や
慣用句以外は冒頭の文字のみ大文字にしてください.
数式の入力(その1)
本文中に数式や表を挿入するには,テキスト中の挿入したい箇所を右クリックして「tex (表・数式など)」
を選びます.
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すると,以下のようなウィンドウが現れます.入力エリアのテキストを編集し,「保存してプレビュー」ボタンを
クリックしてください.テキストの編集と「保存してプレビュー」は適切な数式や表ができるまで何回でも繰り
返せます.
その後に「この SVG を挿入する」ボタンをクリックしてください.すると以下のように HTML タグが挿入され,
数式がブラウザで表示できるようになります.
数式が正しく挿入されたかどうかは,編集ページのアウトライン下の「保存してプレビュー」ボタンをクリック
して内容を表示すればわかります.
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数式の入力(その2)
数式の入力方法について補足します.
先に段落内に tex 形式の数式を入力してから,数式部分をドラッグ選択して右クリックメニューで「tex (表・
数式など)」を選択すると,選択した数式の文字列を SVG に変換できます.例えば,以下のように数式部分
を選択します.
次に右クリックして,メニューで「tex (表・数式など)」を選択します.
すると,次のようなウィンドウが表示されます.
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先に述べたように,このウィンドウで数式を編集することもできます.次に「保存してプレビュー」ボタンをク
リックします.すると以下のように数式のレンダリング結果が表示されます.これが表示されない場合は数
式が間違っている場合がありますので,再度数式を確認してください.
プレビューして,これでよければ,「この SVG を挿入する」ボタンをクリックします.すると,以下のように,
tex の数式の部分が HTML タグに置き換えられます.
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同様に,インライン以外の数式,例えば,¥begin{equation}や¥begin{eqnarray}なども,入力後にドラッ
グ選択して SVG に変換し,挿入できます.
特に,¥begin{equation}…¥end{equation}や¥begin{eqnarray}…¥end{eqnarray}の場合は,以下の
ようなダイアログが表示され,数式の番号を入力できます(eqnarray の場合は複数行にわたるので,その
最初の番号を入力します).
すると以下のようなウィンドウが現れます.「保存してプレビュー」ボタンを押すと,SVG 形式のレンダリング
結果が数式番号付きで表示されます.
「この SVG を挿入する」ボタンをクリックすると,次のように本文中に HTML タグが挿入されます.
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ここで HTML タグ内の height=”50”は数式の表示領域の高さを表しています.これを変更すれば数式の
表示を拡大縮小することができます.例えば,この数式をより大きく表示したいときは以下のように
height=”100”に変更します.
編集ページの「保存してプレビュー」ボタンを押すと,数式を含む部分は以下のように表示されます.
表の入力
「tex(表・数式など)」を選んだ後,現れたウィンドウの下の方にあるプルダウンメニューで「数式」の代わ
りに「表」を選ぶと,次のように表のデータの雛形が現われ,これを編集して表を作成することができます.
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表の tex ソースを入力後に,表番号とキャプションを入力して「保存してプレビュー」をクリックして確認し
た後に,「この SVG を挿入する」をクリックして本文に反映してください.
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数式や表の再編集
一度入力してプレビューした後に,数式や表を再編集する場合は,段落テキスト中の SVG データを埋
め込んでいる HTML タグの src=”…svg”の部分を領域選択して,右クリックメニューで「tex (表・数式など)」
を選択します.
すると,編集用ウィンドウが表示されますので,再編集して「保存してプレビュー」ボタンをクリックして確
認した後に,「このウィンドウを閉じる」ボタンをクリックしてください.
必ず,「保存してプレビュー」を押してからウィンドウを閉じてください.そうでないと更新されません.
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数式の再利用
例えば,以下のような文章を入力したとします.
「アルゴリズム AdaBoost が学習仮説を生成する回数$T$を$T ¥to ¥infty$とした場合,アルゴリズム
AdaBoost の最小マージン$¥rho_{f}$の下界について次式が成り立つ.
…
結局,AdaBoost は関数${¥cal G}(¥mbox{¥boldmath $b$})$の最小化を図りながら学習仮説生成回
数$T$を増加させ,最小マージン$¥rho_{f}$の値をできるだけ大きくするように動作するのである.」
このとき,$T$や$¥rho_{f}$などの記号は繰り返し現れるため,何度も上記の作業(tex から SVG への
変換)を行う必要があると思われますが,SVG への変換結果(例えば<img class="inline" width="auto"
height="20" src="./content/6300/math/tex-1421577572148.svg"/>のような HTML タグ)をコピー&
ペーストすれば同じ記号を複数箇所で用いることができます.ただし,これは同一項目内に限ります(同一
項目内でしたら異なる段落内でも構いません).
画像の挿入
図を画像として挿入するには,テキスト中の挿入したい箇所を右クリックして「図」を選びます.
次に画像ファイルを指定します.指定できる画像ファイルの形式は,JPEG,GIF,PNG,および SVG で
す.EPS ファイルは Adobe Illustrator または無料ソフトの Inkscape (https://inkscape.org/ja/)を使って
SVG に変換してから挿入してください.その作業が難しい場合にはご相談ください.画像ファイルを指定
した後,図番号とキャプションを入力して「ファイルを投稿してプレビュー」した後に「この画像を挿入する」
ボタンをクリックしてください.
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すると,テキスト中に下のようにタグが挿入されます.図表等が正しく挿入されたかどうかは,同じく「保存し
てプレビュー」ボタンをクリックしてチェックできます.
図や表の本文中での参照
挿入済の図表等を本文中で参照するには,参照を挿入したい箇所を右クリックして「図の参照」等を選
びます.
すると以下のようなダイアログが表示されるので,参照したい図や表をキャプションで選びます.
すると,参照のためのタグがテキストに挿入されます.
アウトライン下の「保存してプレビュー」ボタンをクリックして結果を確認してください.
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参考文献の入力と本文中での参照
本文中で参考文献を参照するには,事前に書誌情報を入力しておく必要があります.
参考文献の入力
参考文献を追加するには,アウトラインの「参考文献」を右クリックして「文献の追加」を選びます.
すると,アウトラインの右側に以下のようなフォームが表示されます.
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右側のフォームの上から 3 行目の「言語」を「日本語」以外にすると,邦訳の情報を入力することもできます.
ラベルは本文中にも表示されますので,表示に適したラベルにしてください.
参考文献の入力フォームは以下のものです.種類(「書籍」「ジャーナル論文」など)と言語をプルダウンメ
ニューから選択してください.アウトラインには文献のタイトルが表示されます.このタイトルをクリックするこ
とで再編集ができます.
ここで,他の項目に含まれる参考文献を共有することができます.それには,「種類」と「タイトル」を共有元
の参考文献に合わせて設定してから「一時保存とプレビュー」を実行してください.
BibTEX 形式のデータを用いた文献情報の入力
文献フォームの最下の備考欄に BibTEX 形式のデータをペーストして左の「bibから読み込む」ボタンを
押すと,bib データを解析してフォームに自動的に入力します.bib データは以下のようなもので,文献 1
つ分が解析されます.ただし,最後の行が「}」のみになっている必要があります.また,属性名は小文字に
してください.
@ARTICLE{BobrowWinograd77,
author = "Daniel G. Bobrow and Terry Winograd",
title = "An Overview of KRL-0, A Knowledge Representation language",
journal = "Cognitive Science",
volume = 1,
number = 1,
19
pages = "3-46",
year = 1977
}
参考文献の検索と入力
参考文献の情報をタイトルの一部で検索することができます.ただし,他の執筆者がすでに入力した文
献情報が検索対象であり,それ以外のものは検索できません.
先ほどと同様に,「参考文献」を右クリックして,今度は「文献の検索」を選びます.
すると,以下のようなウィンドウが表示されますので,タイトルの一部の文字列を入力して,検索できます.
検索結果に該当するものが含まれている場合は,その文献情報をクリックして,データを取り込んでくださ
い.
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もし文献情報が一部間違っている場合は,取り込んでから修正することができます.修正後に必ず「保
存してプレビュー」ボタンを押してください.そのとき,以下のようなメッセージが表示されますが,「OK」ボ
タンを押すと更新されます.「キャンセル」を押すと編集内容が破棄され元の状態に戻ります.
参考文献の本文中での参照
本文中で参考文献を参照するには,参照を挿入すべき箇所を右クリックして「文献の参照」を選びます.
次に,参照したい文献等のラベルを指定します.
「決定」すると,その箇所にタグが挿入されます.
参照が正しく挿入されたかどうかを「保存してプレビュー」ボタンを押してチェックできます.
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特殊文字の入力
ウムラウトやアクセントなどの発音記号(ダイアクリティカルマーク)を含む特殊文字の入力については次
のように行ってください.
本文中に入力する場合と参考文献中に入力する場合では操作が異なります.
本文中での特殊文字の入力
本文中で特殊文字を入力するときは,以下の図のように本文中の文字をドラッグ選択して,マウスを右ク
リックし,メニューの「特殊文字」を選択し,ウムラウトやアクセントなどの特殊文字のタイプを選択します.
すると,以下の図のように,選択した部分に XML タグが挿入されます.
このとき「保存してプレビュー」ボタンをクリックすると,プレビュー画面で以下の図のように表示されます.
参考文献中での特殊文字の入力
参考文献の情報に特殊文字を入力したい場合は,次のように行います.まず,次の図のように参考文献
のフォームで,文字を選択します.文字の選択は,著者,編者,タイトル,ジャーナル,国際会議,出版社
などの項目ごとのテキストフィールド内で行います.
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次に,上の方にあるプルダウンメニューで,特殊文字のタイプを選択します.そしてメニュー右の「特殊文
字のタグ挿入」ボタンをクリックします.このとき,直前に選択した文字のハイライトが消えていますが,選択
は解除されていませんので,気にしないでください.
「特殊文字のタグ挿入」ボタンをクリックすると以下のようなダイアログが表示されますので,問題がなけれ
ば OK をクリックしてください.
同じタイプの特殊文字を続けて文献情報の他の部分に入力するときは,プルダウンメニューはそのままで,
対象の文字をドラッグ選択して,右上のボタンをクリックしてください.
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「保存してプレビュー」ボタンをクリックすると,プレビュー画面では以下の図のように表示されます.
ダイアクリティカルマークについて詳しくお知りになりたい方は,Wikipedia のページ
(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%83%A
A%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%
AF)をご覧ください.
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索引の入力と検索
索引語の入力
本文中の用語を索引に追加するには,その用語の文字列を選択して右クリックし,「索引の追加」から
「索引の新規作成」を選びます.
すると,次のようなダイアログが表示されるので,よみがなと英文表記を入力して「決定」ボタンをクリックし
ます.
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情報をデータベースに登録すると,以下の右のように,内容のテキストの中に HTML タグが埋め込まれま
す.また,以下の左のように,アウトラインの段落ノードの下に索引ノードが追加されます.索引ノードを右
クリックしてメニューを表示することで索引ノードを削除(同時に HTML タグも削除)できます.
編集ページの「一時保存とプレビュー」ボタンを押してプレビューすると,索引の部分は以下のようにル
ビと英文表記付きで表示されます.
索引語の検索と入力
また,右クリックメニューの「索引の追加」から「索引の検索」を選ぶと,既存の索引を部分文字列で検索
して再利用することができます.
すると,次のようなダイアログが表示され,選択した文字列を使って登録済みの索引を検索できます.
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検索結果のリストから該当するものを選択して「決定」ボタンを押すと,以下のように本文中に HTML タグ
が挿入されます.また,アウトラインには索引ノードが追加されます.
プレビューすると,先ほどと同様に,以下のように,ルビと英文表記付きで表示されます.
索引語の編集
索引語の表記・読み・英文表記を編集する場合は,以下のようにアウトラインの索引ノード(段落ノードの
下にあります)を右クリックして,現れたメニューから「索引の編集」を選びます.
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すると,以下のようなダイアログが出ますので,修正後に「決定」ボタンを押してください.
そのとき,本文中の該当する部分も自動的に変更されます.同じ索引語の他の段落での出現に関しては,
「保存してプレビュー」ボタンをクリックしてから,項目編集ページをリロード(再読み込み)すると変更され
ています.
索引語を含む項目の一覧表示
索引の部分は HTML のハイパーリンクになっており,プレビュー画面で索引をクリックすると,以下のよ
うな,その索引に関連づけられた項目や索引語が出現する部分を含むスニペット一覧のページが表示さ
れます.このページでは項目名をクリックすると該当する項目がブラウザの別タブで表示され,スニペット
の部分をクリックすると,さらにその索引語の出現する段落が表示されます.
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旧版データの閲覧
トップページで「旧版データ参照ページ」をクリックします.
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すると,次のようなページが表示されます.このページでは,項目名(タイトル)で検索するだけでなく,旧
版の章(分野)ごとの項目一覧を表示して,その内容を閲覧することができます.
ここで閲覧できる内容には 2 種類あり,アウトライン構造や数式や表の tex のソースなどのすべての情報
が参照できる「ソース」と,ソースのレンダリング結果である,より一覧性の高い「プレビュー」があります.
「ソース」は直接編集するデータなので,執筆の参考にすることができるでしょう.
このページの上の部分に,項目名(の一部)を入力すると,検索結果が直下のプルダウンメニューに追加
されます.プルダウンメニューから項目を選び,「ソース閲覧」ボタンを押すと「ソース」が,「閲覧」ボタンを
押すと「プレビュー」がそれぞれ別のタブに表示されます.これによって,旧版の項目内容を参照すること
ができます.
検索文字列を入力せずに,プルダウンメニューをクリックすると,次のように,旧版のすべての項目名が
表示されます.
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テキストフィールドに検索文字列を入力するとその文字列をタイトルに含む項目一覧が表示されます.
この表示順は,旧版の章および項目番号順です(同じ章の場合は,総論・一般・コラムの順です).
メニューから項目を選択して,その下のボタンを押してください.
また,ページの下の方の「分野別項目一覧」のプルダウンメニューをクリックすると次のように章(分野)
のタイトルが一覧できます.
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メニューから章のタイトルを選択すると,以下のようにその章に含まれる項目一覧が表示されます.
この一覧表示で,項目タイトルをクリックすると「ソース」が,タイトル右の「閲覧」ボタンをクリックすると「プレ
ビュー」がそれぞれ別タブに表示されます.
例えばタイトルをクリックした場合,次のような画面がブラウザの別タブに表示されます.さらに,数式や
表の tex のソースを閲覧するときは,内容テキストの src=”…svg”の部分をドラッグ選択して,右クリックメニ
ューの「tex(表・数式など)」を選択してください.
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すると,以下のように tex のソースが表示されます.下の「プレビュー」ボタンを押すと SVG 形式のレンダリ
ング結果が表示されます.ただし,tex テキストは編集・保存できません.
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他の項目の参照
例えば,5 章の 3 番目の項目を本文中で参照したいときは,[5-3]と書きます.その後,「保存してプレビ
ュー」を押すと,その部分に HTML の a(アンカー)タグが挿入されます.編集ページをリロード(再読み込
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み)してください.ただし,これは各分野の担当編集委員が各項目のラベル(章内の項目の順番を示す識
別子)を設定した後でないとできませんので,他の項目を参照したいときは,編集委員にお問い合わせく
ださい.人工知能学事典新版すべての項目名の登録およびラベルの設定が完了し次第,執筆者が全項
目リストを閲覧できるようにする予定です.
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コメント・リプライ機能(担当編集委員とのコミュニケーション機能)
編集委員は,担当する分野の項目を任意のタイミングで閲覧することができます.そして,項目のアウト
ラインの各ノード(項目全体,章あるいは節ごと,段落ごと)にコメントを付与することができます.コメントが
付けられたときは,メールで通知されます.コメントは例えば次の図のようにアウトラインのノードの下に追
加されています.
このノードを選択すると,以下のように,内容の入力エリアの下に,掲示板形式でコメントの全文が表示さ
れます.
編集委員からのコメントにリプライするときは,コメントの部分をクリックします.すると,次のような編集ウィ
ンドウが開きます.
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編集委員からのコメントへの返答あるいは質問などを入力して,ウィンドウ下の「投稿」ボタンを押してくださ
い.このとき,編集委員および共著者にメールが自動発信されます.また,投稿後はコメントを編集できま
せんので,お気をつけください.
リプライの付いたコメントは以下のように表示されます.同様に,コメントの部分をクリックすると編集ウィン
ドウが表示され,コメントに返信することができます.
10 執筆が完了した時点でやること
執筆が完了した場合,以下の図に示すようなアウトライン下の「承認依頼」ボタンをクリックしてください.
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すると,以下のようなウィンドウが表示されます.このウィンドウから,その項目の担当編集委員へメールを
送信することができます.メールの文面は編集できますので,担当編集委員に連絡したい内容がありまし
たら,本文に追記してください.内容がよければ,ウィンドウ下の「送信」ボタンを押してください.その後,
担当編集委員から連絡があるまで,項目内容の編集は控えてください.
11 実装予定の機能
参考文献情報の BibTEX 形式への変換とダウンロード,さらに,項目内容の LATEX 形式への変換とダ
ウンロードの機能に関して実装する予定です.ただし,LATEX 形式の項目内容のアップロード機能は実
装が非常に困難ですので,実現する予定は今のところありません.ご理解いただけると幸いです.
12 その他
ブラウザで項目を編集中に何時間か放置すると,セッションが切れてログインが自動的に解除されます.
その場合は,編集画面はそのままで,同じブラウザの別のタブでログインし直せば,再び編集できるように
なります.また,作業中に動きが重くなることがありますが,再読み込みするとリセットされて軽くなります.
人工知能学事典オンラインシステムの使い方を含む,原稿の作成の方法等については,編集幹事会の
メイリングリスト [email protected] までお問い合わせください.LATEX のスタイルファイル
(数式や図に関するもの)のご利用等についてもご相談ください.
以上
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