Webカタログ(ワンソース・マルチユース)/金属加工 - サイバーテック

Cyber Luxeonユーザ事例
Webカタログ(ワンソース・マルチユース)
金属加工大手 M社
マーケティング部門が考える、
現場のための製品カタログデータベースの二次利用とは
1 製品カタログには、販促物としての役割のほかに、業務に必要な文書としての役割がある
2 システム化にあたり、データの再利用・柔軟性を兼ね備えたXMLデータベース「Cyber Luxeon」を採用
3 顧客満足+各現場の生産性向上の相乗効果で、経営陣に対する必要性を訴える
はじめに
背景
ああああXMLあああああああああ
あああああああああああああああ
ああああXMLああああああああ
度のダイジェスト版カタログを事業部単位で制作
グ上の図面や対応表を照らし合わせてチェック
し、得意先や代理店に配布していた。Webカタロ
を行っていた。
製造業の持つコンテンツの代表は、「カタログ」
グは、CGIのプログラムとオープンソースのデータベー
である。営業現場では紙カタログがまだまだ主
スで作成されており、主要製品のみ公開していた。
流ではあるが、最近では、ほとんどの企業が、紙
課題解決のアプローチ
上記の課題を解決するため、すべての取扱い
カタログで利用したデータをWebサイトで流用し
課 題
販売促進効果を高めている。しかし一方では、カ
この企業は、カタログの制作管理に次のような
製品に関する情報をデータベースで一元管理す
タログデータを紙とWebに展開するだけでは、シ
課題を抱えていた。
ステム化投資に対する十分な効果が得られると
①紙カタログとWebカタログのコンテンツが別々
るシステム化の構想が浮かび上がった。
◆データベースは、新製品開発時のメンテナンス
のしやすさを考慮に入れ、属性の追加変更が
は言えなくなっているのも事実である。ある製造
に管理されているため、製品改定時に仕様に
柔軟にできるXMLデータベース「Cyber Luxeon」
業のマーケティング部門では、このような状況の
関する記載ミスが発生する。
を選択した。
中で、投資対効果を最大限引き出すための製品
②情報の反映に時間が掛かり、最新情報が顧客
カタログデータベースの整備について本格的に
や代理店に提供されるまでに数日間、新製品
検討が開始された。
発売時には、1か月近く掛かってしまう。
◆これにより、ワンソース・マルチユースを実現し、
制作効率の向上を図ることが可能となる。
◆また、現場部門の生産性向上のためのしくみを
取り入れる事で、システムの投資対効果を高め
背 景
さらに、マーケティング部門が製造部門や代理
この会社(従業員約1,200名・国内拠点6箇所・
店に対する調査を行ったところ、以下のようなカ
代理店10社)では、数千点の製品を取り扱ってお
タログの二次活用のニーズがあることがわかった。
り、約200ページの紙カタログと自社サイト上で
◆代理店では、カタログを使って提案書や見積書
のWebカタログで販促活動を行っていた。紙カタ
を作成していた。
ログの更新は年1回。このほかにも、20ページ程
ることも考慮に入れた。
◆提案書や報告書、指示書のような現場で使う
文書作成を支援する機能。
◆コピー&ペースト等で図面などの技術文書のデー
タが簡単に入手できる機能。
◆工場の製造現場では、製造指示書と、紙カタロ
このシステムにより、以下の3つの効果が得られた。
属性
図面
寸法等の
付加情報
SVG
XML
製品情報
製品
属性情報
◆カタログ製作コスト削減と期間短縮
◆顧客満足度の向上
XML
ホスト
◆営業部門と宣伝部門の業務効率化
SVG
コンバータ
HPGL
今後の展望
SVG
こうして構築した製品カタログデータベースは、
「売るためのデータベース」・「現場力を高めるデー
タベース」から、さらに「次の戦略を策定するため
WEB
CD-ROM
総合カタログ冊子
のデータベース」へと、その活用範囲を広げること
が可能となる。将来的には、CRM、SFAとの連携や、
XSL
HTML
ブラウザ
XSL
HTML
組版
エンジン
BI(業務システムなどから蓄積される企業内の膨
大なデータを、蓄積・分析・加工して、企業の意思
決定)ツールから利用することも視野に入れている。
※本カタログに記載されている会社名、システム名、製品名は各社の商標または登録商標です。
株式会社サイバーテック
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