学校いじめ防止基本方針 2015年4月改訂 清教学園中・高等学校 第1章 いじめ防止に関する本校の考え方 1.基本理念 い じめは , その子 ど も の将 来 にわ た って内 面 を 深 く 傷 つ ける もので あり , 子 どもの健 全 な成長 に影 響を 及 ぼす, まさに人権に関 わる重大な問題である。全教職員が,どの生徒にも・どの学校にも起こりうるいじめはもちろん,い じ めを は や し 立 て た り , 傍 観 し た り する 行 為 も 人 間 と し て絶 対 に許 さない 姿 勢 で, ど んな 些 細 なこと で も 必 ず親 身 になって相談に応じることが大切である。そのことが,いじめ事象の発生・深刻化を防ぎ,いじめを許さない生徒の 意識を育成することになる。 そのた めには,学 校とし てキ リスト教 の教えに基 づいた教 育活 動の全てにおいて生命 や人権 を大切にする精神 を貫く ことや,教職員自身が, 生徒を一人ひとり多様な個性を持つかけがえのない存在として尊重し,一人ひとり の 賜 物 を 生 か そう と 生 徒 の 人 格 の健 やか な 発 達 を 支 援 す ると い う 生 徒観 , 指 導 観 に立 ち , 指 導 を 徹底 す るこ と が重要となる。 本 校 で は , 神 の 委 託 を 受 け , キ リ ス ト 教 主 義 を 基 盤 と する 「 神 なき 教 育 は 知 恵 あ る 悪 魔 を つ く り , 神 あ る 教 育 は 愛ある知恵に人を導く」という建学の精神,「神を愛し,人を愛し,真理を追究して知性を高める」という志を大切 にし, 「神を 信じ誠 実に仕え る」「真理 を学び賜 物を生 かす」「隣 人と共 に平 和を築く」という人 間像を目指 す教 育を掲げている。 この理念に基づき,ここに学校いじめ防止基本方針を定める。 2.いじめの定義 「いじめ」とは,生徒に対して,当該生徒等が在籍する学校に在籍している等,当該生徒等と一定の人間関係 にあ る 他の 生 徒等 が 行う 心 理 的 又 は物 理 的 な影 響 を 与 え る行 為 (イ ンタ ーネット を 通じ て行わ れ るも のも 含 む) で あ っ て, 当 該 行 為 の 対 象 と な っ た 生 徒 など が精 神 的 な苦 痛 を 感 じ てい るも のを い う 。な お , 起 こ っ た 場 所 は学 校 の内外 を 問わ ず ,個 々 の行為 が「いじ め」に当 たるか否 かの判 断は, 表 面的 ・形 式的 に行 うことなく, いじめら れた生徒の立場に立って行うものとする。 具体的ないじめの態様は,以下のようなものがある。 ・冷やかしやからかい,悪口や脅し文句,嫌なことを言われる。 ・仲間はずれ,集団による無視をされる。 ・軽くぶつかられたり,遊ぶふりをして叩かれたり,蹴られたりする。 ・ひどくぶつかられたり,叩かれたり,蹴られたりする。 ・金品をたかられる。 ・金品を隠されたり,盗まれたり,壊されたり,捨てられたりする。 ・嫌なことや恥ずかしいこと,危険なことをされたり,させられたりする。 ・パソコンや携帯電話等で,誹謗中傷や嫌なことをされる 等 3.いじめ防止のための組織 (1)名称 「いじめ・事故対策委員会」 (2)構成員 校長・中高副校長・中高教頭・チャプレン・中高宗教主事・中高生活部長 ・中高教育相談室長・中高人権啓発委員長・養護教諭 *個々の場面に応じて,学年主任など関係の深い教職員を加える。 (3)役割 ア.学校いじめ防止基本方針の策定 イ.いじめの未然防止 ウ.いじめの対応 エ.教職員の資質向上のための校内研修 オ.年間計画の企画と実施 カ.年間計画進捗のチェック キ.各取り組みの有効性の検証 ク.学校いじめ防止基本方針の見直し 4.年間計画 本基本方針に沿って,以下の通り計画している。 4月 中学1年生 中学2年生 中学3年生 中学校全体 生徒・保護者への相談窓 生徒・保護者への相談窓 生徒・保護者への相談窓 「学校いじめ基本方針」 口周知 口周知 口周知 のHP更新 人権HR 人権HR 人権HR (「いじめ」関連ビデオ) (「障がい者」関連ビデオ) (「命を考える」関連ビデオ) 校外オリエンテーション (友人関係の育成) 5月 P T A総 会 に て 「 学 校 い じ め 基 本 方針 」 の趣 旨説 明 コミュニケーションワーク 6月 7月 人権啓発関連講演会 三者懇談 三者懇談 三者懇談 (保護者との情報交換) (保護者との情報交換) (保護者との情報交換) 9月 10月 いじめ・事故対策委員会 人権関連ビデオ 学年ガイダンス 学年ガイダンス 学年ガイダンス 教職員間の授業参観 (保護者との情報共有) (保護者との情報共有) (保護者との情報共有) (わかる授業づくりの推進) コミュニケーションワーク 11月 人権HR(「部落史」) 人権HR(「部落史」) 人権HR (「ハンセン病」講演) 12月 3月 三者懇談 三者懇談 三者懇談 (保護者との情報交換) (保護者との情報交換) (保護者との情報交換) いじめ・事故対策委員会 コミュニケーションワーク いじめ・事故対策委員会 4月 高校1年生 高校2年生 高校3年生 高等学校全体 生徒・保護者への相談窓 生徒・保護者への相談窓 生徒・保護者への相談窓 「学校いじめ防止基本方 口周知 口周知 口周知 針」のHP更新 オリエンテーション (友人関係の育成) 5月 P T A総 会 に て 「 学 校 い じ め基本方針」の趣旨説明 6月 7月 10月 11月 12月 2月 人権HR 人権HR 人権HR (「部落差別」関連ビデオ) (「民族問題」関連ビデオ) (「部落差別」関連ビデオ) 三者懇談 三者懇談 三者懇談 (保護者との情報交換) (保護者との情報交換) (保護者との情報交換) 人権HR 人権HR 人権HR (「いじめ」関連ビデオ) (「障がい者」関連ビデオ) (「部落差別」関連ビデオ) 学年ガイダンス 学年ガイダンス 学年ガイダンス 教職員間の授業参観 (保護者との情報共有) (保護者との情報共有) (保護者との情報共有) (わかる授業づくりの推進) 三者懇談 三者懇談 三者懇談 いじめ・事故対策委員会 (保護者との情報交換) (保護者との情報交換) (保護者との情報交換) 人権HR 人権HR (「ハンセン病」関連ビデオ) (「多文 化共生 」関連ビ デオ) 3月 いじめ・事故対策委員会 人権啓発関連講演会 いじめ・事故対策委員会 5.取り組み状況の把握と検証(Plan・計画,Do・実施実行,Check・検証評価,Action・改善) い じ め ・事 故 対 策 委 員 会 は , 学 期 末 に 年 3 回 , 会 議 を 実 施 し , 取 り 組 み が 計 画 通 り に 進 ん で い る か, い じめ の 対処がうまくいかなかったケースの検証,必要に応じた学校基本方針や計画の見直しなどを行う。 第2章 いじめの未然防止 1.基本的な考え方 いじめの未然 防止にあた っては,教 育・学習 の場 である学校・学級自体が,「神を愛 し,人を 愛し,真 理を追究 し て 知 性 を 高 める 」 と い う 志 のも と , 人 権 尊 重 が徹 底 し , 人 権 尊 重 の精 神 が みな ぎっ て いる 環 境 で あ る こ と が求 め ら れ る 。そ の こと を 基 盤 とし て , 人 権 に 関 する 知 的 理 解 及 び人 権 感 覚 を は ぐく む 学 習 活 動 を 宗 教 活 動 , 各 教 科,特別活動等のそれぞれの特質に応じ,総合的に推進する必要がある。 特 に , 生 徒 が , 他 者 の 痛 みや感 情 を 共 感 的 に受 容 する ため の想 像 力や 感 受 性 を 身 につ け, 対 等 で 豊 かな人 間関係を築くための具体的なプログラムを作成する必要がある。そして,その取り組みの中で,当事者同士の信 頼ある人間関係づくりや人権を尊重した集団としての質を高めていくことが必要である。いじめの未然防止のため に,日々の教育活動に真摯に取り組み,生徒が安心・安全に学校生活を送ることができる努力を惜しまない。 2.いじめの未然防止のための措置 (1) 平 素 からい じめに つい て教 職 員 に対 し て職 員 会 議や 校 内 研 修 等 で共 通 理 解 を 図 り , 生 徒 に対 しては, 合 同礼拝やLHR・全校集会等で「神を信じ誠実に仕える」「真理を学び賜物を生かす」「隣人と共に平和を 築く」という人間像を目指し,教育活動を行っている。 ( 2)い じめに向 か わ ない態 度 ・能 力 を 育成 するた めに,自 他 の存在 を 認め合 い, 隣 人と 共に平 和 を築 き尊重 し 合える態度を養うことや,生徒が円滑に他者とコミュニケーションを図る能力を育てることが必要である。 そ の た めに , 生 徒 が 自 ら いじ めに つ いて 学 び, 取 り 組 む 方 法 とし て, 日 々 の 礼 拝 や 宗 教 行 事 によ るさ まざ ま なメ ッセ ー ジ , そ し て 特 別 活 動 や 国 際 交 流 , ま た 中 学 校 で は コミ ュ ニ ケー シ ョン ワ ー クを 行 う こと により , 人 を 愛し知性を高める取り組みを進めている。 ( 3)いじ めが生まれ る背 景を 踏 まえ ,指 導 上の注 意 としては,「隣 人を 自分 のように愛 しなさい」という 聖書の御 言葉 に適 うように,「神を愛し ,人を愛 し,真理 を追求して知性を高 める」教育の実現に努 め,生 徒とのコミュ ニケ ー ション を 大 切 に日 々 教 育 活 動 を 行っ てい く 。具 体 的 には, わ か り やす い授 業 づ く り を 進め るた めに, 教 師間 で の授業 研 鑽を 積み重 ね, 生徒 たちが主体 的に授業 参加で きる環 境を 生み出し ていく 。また,いじめを 助長するような教職員の不適切な認識や言動等,指導の在り方に注意を払うための指導・研修も怠らな い。そ して, 生 徒一 人ひ とりが活 躍できる集団 づく りを 進めるために,特 別活 動や部 活動で は生徒 の自 主性 を備えると同時にストレスに適切に対処できる力を育んでいく。 ( 4) 自 己 有 用 観 や 自 己 肯 定 感 を 育 む 取 り 組 み と し て , 希 望 進 路 の 実 現 に 向 け て 各 学 年 で 進 路 ガ イ ダ ン ス を 実 施 し , キ ャリ ア教 育 も 充 実 させ てい く 。 また , 活 発 な部 活 動 で 自 主 性 を 養 い, 多 く の特 別 活 動 でも 生 徒 一 人ひとりの「賜物」が生かせるプログラムを実現し,一人の人間として「生きる力」を育むことに主眼を置く。 第3章 早期発見 1.基本的な考え方 いじめの特性として,いじめにあっている生徒がいじめを認めることを恥ずかしいと考えたり,いじめの拡大を恐れる あ まり 訴え ることができないことが多 い。また ,自 分の思いを うまく伝え たり ,訴 えることが難 しいなどの状 況にある生 徒が,いじめにあっている場合は,隠匿性が高くなり,いじめが長期化,深刻化することがある。 そ れ ゆえ , い じめは 大 人 の目 につ きにく い時 間 や 場 所で 行 わ れ た り , 遊びや ふざけあいを 装 って行 わ れた り する など,大 人が気付 きにくく 判断 しにくい形で 行わ れることを認 識し ,教 室内 外を問 わず ,また,授 業時以外も 含め て生 徒 の行 動 を 注 視 し , 何 気 ない言 動 の 中に 心 の訴 え を感 じ 取 る鋭 い 感性 , 隠 れ てい るいじ めの構 図 に気 づ く 深 い 洞 察 力 , 生 徒 の気 持 ち や 行 動 ・ 価 値 観 を 理 解 し よう と する 受 容 的 態 度 を 磨 き , 教 職 員 間 で は 情 報 交 換 と 情 報 共 有 を 積 極的 に 行い , 些 細な 兆候 であ っても , いじめで はないかとの疑 いを 持 って, 的 確に関 わ りを 持 ち早 期発見に努めることが必要である。 2.いじめ早期発見のための措置 (1)実態把握 の方法として,二者 懇談を学期 ごとに原則1度 は実 施し,場合 によってはアン ケート を実施する。 中学校では,日常の観察としてデイリーノートも利用する。 (2)保護者 と連 携して生徒を見守 るために, 三者懇談を 年二回以上実施し情報交換すると共に,生徒の小さ な変化や危険信 号が見 受けられた場合には,直ちに教職員間・保護者間で情報交換・情報共有を実施 する。 (3)生徒,その保護者,教職員が,抵抗なくいじめに関して相談できる体制を整備し,現在の教育相談室及び スクールカウンセラーを積極的に活用する。 (4)職員会議・学年会議等で,相談体制を広く周知し,いじめ・事故対策委員会で,適切に機能しているかな ど定期的に体制を点検する。 ( 5) 教育 相 談室 やスク ール カウン セ ラーによる カウン セ リン グで得 た 生徒 の個 人情 報 については, 適 切に管理 するとともに,必要に応じて管理職や学年主任,担任教諭等に報告する。 第4章 いじめへの対処 1.基本的な考え方 いじめ行為 の発見 ・通報を 受けた 場合は,担任を はじめとする学年団は生活部と連携 して, 速やかにその事実 確認に努める。その後,いじめ・事故対策委員会,管理職に報告するとともに,スクールカウンセラーとも相談 し , 対策 を協 議し ,方 向性を 定める。いじめにあった生 徒のケアが最 も重 要であ るのは当 然であ るが, いじめ行為 に及んだ生徒の原因・背景を把握し指導にあたることが,再発防止に大切なことであることは言うまでも無い。近 年 の 事 象 を 見 る と き, い じ めた 生 徒 自 身 が深 刻 な 課 題 を 有 し てい る場 合 が多 く , 相 手 の痛 みを 感 じた り , 行 為 の 悪質 さを自覚 することが困 難な状 況にある場 合がある。よって,当事者 が自分 の行為の重大さを認識し ,心から 悔い,相手に謝罪する気持ちに至るような継続的な指導が必要である。いじめを受けた当事者は,仲間からの励 ま し や 教 職 員 や 保 護 者 等 の 支 援 , そ し て 何 より 相 手 の自 己 変 革 する 姿 に , 人 間 的 信 頼 回 復 のき っ かけ を つ か むことができる。 そ のよ うな , 事象 に 関係 し た 生 徒 同 士 が, 豊 かな人 間 関 係 の再 構 築 を する営 みを通 じて, 事 象の教 訓 化を 行 い教育課題へと高めることが大切である。 2.いじめ発見・通報を受けたときの対応 ( 1) い じめ の疑 い があ る 場 合 , 早 い段 階 から的 確 に関 わ り , 被 害 生 徒 , いじ めを 発 見 ・通 報 し た 生徒 等 を 最 後 まで守り抜くこと,秘密を守ることも含め安全を確保する。そのため,保護者も含めて連絡・懇談を繰り返 し,日々の観察を怠らないように努める。 ( 2) 教 職 員 は 一 人 で 抱 え 込 まず , 学 年 団 や生 活 部 , いじ め対 策 委 員 会, スクー ル カウ ン セ ラー と情 報 を 共 有 するために会議等で報告・相談を行う。 (3)校長(副校長 )は, 事実確認の結果を大 阪府大学私 学課に報告し,被 害・加 害の生徒に連絡・面談し, 今後の指導の方向性や内容を連絡する。 ( 4) 学 校 の 指 導 によ り , 十 分 な 効 果 を 上 げる こ とが 困 難 な 場 合 , 公 的 機 関 に相 談 ・通 報 し , 適 切 な 援 助 を 求 める。また,加害生徒の行為が悪質と認められた場合には,退学も含めた懲戒処分を課すこともある。 3.いじめられた生徒又はその保護者への支援 ( 1) いじ め ら れ た 生 徒 が 落 ち 着 いて 教 育 を 受 け ら れ る環 境 を 確 保 す るた め に, 別 室 にて 指 導 を する こ と も あ る 。 ( 2) 状 況 に応 じ て , 保 護 者 も 含 め た ス ク ー ル カウ ン セ ラ ー と の カ ウ ン セ リ ン グ も 利 用 し , 多 方 面 か ら の 指 導 ・ 助 言,そして,集団への再適応を念頭に置いた支援を行う。 4.いじめた生徒への指導又はその保護者への助言 (1)いじめた生徒に対し, いじめは決し て許されない行為であるという毅然とした姿勢で事の重大さを認識させて いじめをやめさせ,その再発を防止するために,学年団を中心に特別指導を行う。 (2)いじめた生徒の保護者と連携し,協力を求めるとともに,継続的に担任・学年団は連絡を取り,情報交換・ 共有を行う。 ( 3) い じ め た 生 徒 が 抱 え る 問 題 な ど , い じ めた 背 景 に も 目 を 向 け , 当 該 生 徒 の安 心 ・ 安 全 な 人 格 の 発 達 に 配 慮 する ため に, 保 護 者 も 含め たス クー ル カウ ン セ ラー との カウ ン セリ ン グを 勧 め, 多 方 面 からの指 導 ・助言 , そして,集団への再適応を念頭に置いた支援を行う。 5.いじめが起きた集団への働きかけ (1)いじめを 傍観 していたり ,同 調し ていたり した 生徒 に対 しても, 自分 の問題とし て捉え させるために, 学年団を 中心とした指導を行い,悪質と認められた場合には,特別指導も含めた措置を行うこともある。 (2)全ての生徒 が,「神を 愛し,人 を愛し, 真理を追究 して知性 を高める」という志 の下, 互いを尊重し, 認め合 う 集 団 づ く り を 進 め る た め に, 宗 教 活 動 , 各 教 科 , 特 別 活 動 , 総 合 的 な 学 習 等 で の それ ぞ れ の特 質 に応 じ,総合的に推進する。 6.ネット上のいじめへの対応 (1)メー ル・掲示板 ・ブログ・ライン 等ネット上 の不 適切 な書き込み等に対するモラルを 養うために,学年 集会, 各教科等でその問題点を指摘し,知識を深める。 (2)ネット 上で 不適切 な書き込み等を 発見・通報を受 けた場 合は, 担任をはじめとする学 年団は生活部と連携 し て, 速 や かにそ の事実 確 認に努 める。 その後 ,い じめ・事故 対 策委 員 会, 管 理 職に報 告する ととも に, ス ク ール カウ ン セ ラー と も 相談 し , 対 策 を 協 議 し て方 向 性 を 定 める。 必 要 な場合 には, 警 察等 の公 的機 関 と も連携する。 (3)情報モラル教育を進めるために,技術 科や情報科を始 めとして様々な授業で知識を深め,学年集会等で も積極的に推進していく。また,保護者に対しても文書や学年ガイダンスなどで、現状や問題点を認識して もらう取り組みを進めていく。 第5章 その他 1 . いじ めに対 する 認識 を 深 める こと や, わ かる授 業 づ く り 推進 するこ となどのために, 定 期 的に校 内研 修 を実 施 す る。
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