会議紹介第三回世界グリセリン会議開催！ Soon,Global Glycerine Conference open in Paris！第二回のパリ・グリセリン国際会議から約二十年を経て、第三回目のグリセリン会議が帰ってきた。前回と同じく10万トン規模でグリセリンを扱うHBIの主催でフランスパリ郊外にて開催され、活発な意見交換が期待されている。前回の主催者のマイク・ヘミング氏からバトンタッチを受けて今回 6 GREEN CHEMICAL May. / 2015 Tel 03-5942-5242 は息子のジョナサン・ヘミングが本会議を取り仕切る事となる。本会議の議題、進行は以下の通りとなる。 12:00 内容： 10:00 オレオケミカル製品はグリセリン副産歓迎の挨拶。Jonathan 物の2番目に大きなソースである。Rahul Kahle Heming氏(グリセリンの世界大氏(世界的なオレオケミカル製品の主要メーカ手ブローカーHBインターナシー、Wilmar ChemicalのCEO)は、2016年末まョナルのCEO) での脂肪酸と脂肪アルコール市場に関する同社の見通しについて述べる。 ●グリセリン供給、バイオディーゼル製造は世界のグリセリン供給の3分の2を担っている。バイ午後：オディーゼル生産に関連し3つのプレゼンテー 14:15 ションが行われる。ープ。鹸化処理による化粧石けん世界最大メーカ Mehmed Evyap氏(トルコのEvyapグルーの最高経営責任者)による発表では、2016年末 10:15 2014～2016年の植物油までの石けん生産を予測する。特に、鹸化によ市場。Pradip Desai氏(インドのり世界で生産されている石鹸の量、そして、同業界で生 Palm貿易サービス会社の最高じるグリセリンの量について解説する。業務責任者)による分析。 Desai 氏はこの期間のパーム、大豆、および菜種油の 14:45 Peter A Smith博士（ユニ価格動向における展望について解説。リーバ・オレオケミカル・インドネシアの販売およびマーケティ 10:45 鉱物油とディーゼル油のング責任者の）は、世界的なメチ価格に関する分析。 James ル・エステル・スルホン酸塩(MES)市場につい Standage氏（ロンドン拠点の世て議論する。ユニリーバは、この新しいテクノ界的大手企業OTC Europe LLP ロジーの重要な提案者であり、MESの世界で主のバイオディーゼル・ブローカー）は、2016年要な消費者である。同博士による2016年まで末までに任意に混合され国の委託外で生産が見の発展の見通しでは、このソースから副生され込まれるバイオディーゼルのボリューム算定つるグリセリン副産物の展望が提供される。いて評価する。 15:15 11:15 本会議の議長、 Diester Industrieは最大のバイオディ Jonathan Heming 氏によるーゼル生産会社である。当組織の幹部のひとり 2014～2016年のグローバルなとして、2014～2016年の地域別にバイオディーグリセリン供給の要約ゼル委託使用について分析することに非常に期待している。 7 GREEN CHEMICAL May. / 2015 Tel 03-5942-5242 ●グリセリンの需要。 15:30 Biotechnologyの米国子会社のCEO）は、モノ中国は精製グリセリンの世界最大の消費国である。Fred プロピレングリコール(MPG)の製造におけるグリセリンの使用について分析する。 Wang 氏(中国のグリセリン消費の 15% を毎年輸入している HBI 9:45 タイの Solvay Group 、 ChinaCEO)は、中国市場がそれほ Advanced Biochemical (タイ) どまでに成長したのか、2016年末までの成長はのMangkonkarn Boonchana氏どのようになるのか、中国とのグリセリン取引は、エピクロロヒドリン(ECH) の落とし穴について、中国を分析する。製造用グリセリン使用について分析する。同氏は、本技術の世界的主要提案者である。同氏は、 16:30 ヨーロッパは中国につグリセリンからECHを生み出す利点を伝統的ぐ精製グリセリンの世界で2番な方法と比較し議論し、2016年末までにグリセ目に重要な消費者である。HBI リンが本技術によってどれくらい世界で消費さのCEO Jonathan Heming氏は、れるかを見積もる。ヨーロッパの精製グリセリン需要について議論し、2016年末までにどのような展開があるかに 10:15 ついて述べる。パのバイオガス産業において非グリセリンはヨーロッ常に大量に消費されている。 17:00 Deborah Baldwin氏(米 Sjoerd Hermsen氏（同業界への国最大のグリセリン精製業者のグリセリンの最大のサプライヤの１つ、のオラ 1 ンダAgribiosourceのCEO）は、使用量、価格、つ Vantage Speciality Chemicals のグリセリン担当その他の材料との競争について説明する。マーケティング部長)は、不凍液用途などの新用途に特に関連して2016年までの南北アメリカ 10:45 粗グリセリンは、多くの市場を分析する。国で飼料用途に大量に使われている。 Jacques Lebranc 氏 17:30 その他の世界市場に関する簡単な議論、 (United Molasses のマーケティそして、グローバルな精製グリセリン需要の要ング責任者) (飼料ミキサーへの原料の世界の主約については、本会議議長のJonathan Heming 要な供給業者の1つ))は、グリセリン対他の素材氏が述べる。を使う利点を見て、ボリュームが2016年までグローバルに傾くと見積もっている。二日目 09：00 議長のジョナサン・ヘミング氏の歓迎 11:45 Neil Camp氏(CLP(米と開会の挨拶国の粗グリセリンの重要なディストリビュータの1つ)のデ 9:15 Jeff Mahaffey氏（中国の世界2位のグリーン MPG 工場のオーナー、 Global ィレクター)は除氷、反塵使用、および北アメリカの他などの、そして他の場所 8 GREEN CHEMICAL May. / 2015 Tel 03-5942-5242 の様々なアプリケーションの中の粗のグリセリンの使用の詳細なパースペクティブを提供する 12:45 であろう。 Campさんは、彼が助けたグリセリランス及びその結果生じるンがこの5年の間に発展するようにアプリケー価格見込み。会議の議長にションを議論よって議論は導かれる。グリセリンの需給バするであろう。 ●ご既承の通りグリセリン市場は現時点混乱状態である。精製グリセリン価格は中国とヨーロッパで (、世界的にはるかに最大市場) は最低記録に近づきその後反発の兆しが見える。何千トンもの粗グリセリンが、2014 年には負の値で破棄された。 ●このシナリオの光の中で Oleolineはパリで 2015 年 5 月にグリセリン会議を開催する事を決めた。HBI (Oleoline の所有者)は1990 年代に 2 回の世界グリセリン会議を開催し、後者は25 カ国から参加者約 100 社を集めたことを知っている方もおられるだろう。今年 5 月のイベントは第 3 回世界グリセリン会議となる。 ●会議の目的は世界のグリセリン市場の将来の発展に光を投げることである。会議の形式は正確に以前使用されたものと同じになる。1日半にわたってグリセリンを分析し、予測に関連するグリセリンの需要と供給の重要な諸入力を使用して予測を行うことになる。. お申し込みは弊社[email protected]または[email protected]まで。 9 GREEN CHEMICAL May. / 2015 Tel 03-5942-5242