大 泉 町 議 会 臨 時 会 会 議 録 (5月30日)

平成20年第3回
大泉町議会臨時会会議録
第
1
号
(5月30日)
−1−
平成20年第3回大泉町議会臨時会会議録第1号
平成20年5月30日(金曜日)
───────────────────────────────────────
議事日程
第1号
平成20年5月30日(金曜日)午前10時開議
第
1
会議録署名議員の指名
第
2
会期の決定
第
3
諸報告
第
4
議案第36号
専決処分の承認を求めることについて(大泉町町税条例の一部を改正
する条例)
第
5
議案第37号
専決処分の承認を求めることについて(大泉町都市計画税条例の一部
を改正する条例)
第
6
議案第38号
専決処分の承認を求めることについて(大泉町国民健康保険税条例の
一部を改正する条例)
第
7
議案第39号
平成20年度大泉町老人保健事業特別会計補正予算(第1号)につい
て
───────────────────────────────────────
本日の会議に付した事件
議事日程に同じ
−2−
出席議員(17名)
1番
津久井
明
人
君
2番
對比地
猛
君
3番
新
井
典
夫
君
4番
青
満
君
5番
渡
邉
明
君
6番
森
昌
彦
君
7番
河
田
敏
勝
君
8番
平
田
昌
利
君
9番
金
井
茂
夫
君
10番
安
田
博
敏
君
11番
村
山
俊
明
君
12番
村
山
博
茂
君
14番
引
間
サチ子
君
15番
平
田
保
君
16番
川
島
洋
君
17番
久保田
郎
君
18番
金
子
光
国
君
小
川
登
子
君
木
一
欠席議員(1名)
13番
───────────────────────────────────────
説明のため出席した者
町
長
長谷川
洋
君
副
長
大
野
長
登
坂
利
彦
君
総 務 課 長
入
谷
税 務 課 長
大
野
節
雄
君
企画財政課長
広報国際課長
大
塚
勝
美
君
保健高齢課長
岡
田
良
次
経 済 課 長
大
塚
治
都市整備課長
野
村
会計管理者兼
会 計 課 長
岩
瀬
教
育
町
弘
君
祐
司
君
築比地
正
昭
君
福 祉 課 長
太
田
吉
易
君
君
生活環境課長
竹
内
将
明
君
男
君
土木建築課長
神
谷
隆
夫
君
王
男
君
上水・下水道
課
長
荻
野
久
一
君
幹
雄
君
学校教育課長
都
丸
隆
君
───────────────────────────────────────
事務局職員出席者
事 務 局 長
宮
澤
昭
夫
書
記
飯
田
書
金
井
伯
夫
書
記
初
谷
記
−3−
健
英
之
○開会・開議
午前10時開会・開議
◇議長(川島
洋君)
おはようございます。
ただいまの出席議員は17名であります。定足数に達しておりますので、平成20年第3回大
泉町議会臨時会は成立をいたしました。
これより開会し、直ちに本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、かねてご通知いたしたとおりであります。これより日程に従って順次議
事を進めてまいります。
───────────────────◇───────────────────
○日程第1
会議録署名議員の指名
◇議長(川島
洋君)
日程第1、会議録署名議員の指名でございます。
会議規則第119条の規定によりまして、議席18番金子光国議員、議席1番津久井明人議員、
以上の両議員を本臨時会の会議録署名議員に指名いたします。
───────────────────◇───────────────────
○日程第2
会期の決定
◇議長(川島
洋君)
日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。
本臨時会の会期は、議案等を勘案し、本日1日といたしたいと存じますが、これにご異議ご
ざいませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
◇議長(川島
洋君)
ご異議なしと認めます。
よって、本臨時会の会期は、本日1日とすることに決定をいたしました。
───────────────────◇───────────────────
○日程第3
諸報告
◇議長(川島
洋君)
日程第3、諸報告を行います。
執行部よりお願いいたします。
長谷川町長。
〔町長
◇町長(長谷川
洋君)
長谷川
洋君登壇〕
皆さん、おはようございます。諸報告を申し上げます。
叙勲、褒章及び県総合表彰の受章について申し上げます。
−4−
既に新聞等でご案内のとおり、危険業務従事者叙勲の消防功労におきまして、坂本俊二氏が
瑞宝双光章を受章されました。また、公益の利益に貢献した人に贈られる藍綬褒章を久保田光
昭氏が消防功労におきまして受章いたしました。
さらに、地道な活動を続け、公共福祉のために尽力した人に贈られる県総合表彰におきまし
て、福祉功労として石塚幾雄氏、農水産業功労として宮永義太郎氏、環境功労として小林竹泰
氏の3名の方が受賞されました。
町では5名の方々の受章を祝し、6月4日に受章祝賀会を開催いたしますので、議員皆様に
もご参加いただきたくお願い申し上げまして、諸報告とさせていただきます。
◇議長(川島
洋君)
以上で諸報告を終わります。
───────────────────◇───────────────────
○日程第4
議案第36号
専決処分の承認を求めることについて(大泉町町税
条例の一部を改正する条例)
○日程第5
議案第37号
専決処分の承認を求めることについて(大泉町都市
計画税条例の一部を改正する条例)
○日程第6
議案第38号
専決処分の承認を求めることについて(大泉町国民
健康保険税条例の一部を改正する条例)
◇議長(川島
洋君)
ここで議案の上程についてお諮りをいたします。
日程第4、議案第36号から日程第6、議案第38号までの3議案は、いずれも地方税法等の
一部改正に伴う改正で、専決処分の承認を求めるものであります。
この際、以上の3議案を一括上程いたしたいと存じますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
◇議長(川島
洋君)
ご異議なしと認めます。
よって、日程第4、議案第36号
専決処分の承認を求めることについて(大泉町町税条例の
一部を改正する条例)、日程第5、議案第37号
専決処分の承認を求めることについて(大泉
町都市計画税条例の一部を改正する条例)、日程第6、議案第38号
専決処分の承認を求める
ことについて(大泉町国民健康保険税条例の一部を改正する条例)を一括議題といたします。
事務局長をして、議案を順次朗読いたさせます。
宮澤事務局長。
〔事務局長朗読〕
◇議長(川島
洋君)
これより3議案について提案者からの説明を求めます。
−5−
長谷川町長。
〔町長
◇町長(長谷川
洋君)
長谷川
議案第36号
洋君登壇〕
専決処分の承認を求めることについて(大泉町町税条
例の一部を改正する条例)、議案第37号
専決処分の承認を求めることについて(大泉町都市
計画税条例の一部を改正する条例)、議案第38号
専決処分の承認を求めることについて(大
泉町国民健康保険税条例の一部を改正する条例)、ただいま一括上程となりました3議案につ
きまして、提案理由の説明を申し上げます。
去る4月30日、地方税法等の一部を改正する法律が再可決され、同日公布されました。今回
の地方税制改正につきましては、エンジェル税制の見直しや固定資産税の減額措置の延長と創
設、後期高齢者医療制度の創設に伴う国民健康保険税の負担調整などが主な内容となっており
ます。これに伴い、大泉町町税条例、大泉町都市計画税条例及び大泉町国民健康保険税条例に
ついて、関係条文の改正をしておく必要が生じましたが、議会を開催する時間的余裕がなく、
やむを得ず専決処分により条例改正を行った次第でございます。
詳細につきましては、大野税務課長をして説明をいたさせますので、よろしくご審議の上、
ご承認賜りますようお願い申し上げます。
◇議長(川島
洋君)
大野税務課長。
〔税務課長
◇税務課長(大野節雄君)
大野節雄君登壇〕
命によりまして、議案第36号、議案第37号及び議案第38号の専
決処分の承認を求めることについての詳細説明を申し上げます。
お手元に配付してございます参考資料、平成20年度地方税制改正要旨についてによりご説明
申し上げますので、議案書とあわせてごらんいただきたいと存じます。
最初に、住民税に係る改正でございます。
第1点目は、公益法人制度改革に伴う改正で、人格のない社団等で収益事業を行わないもの
については、法人町民税均等割を非課税とするものでございます。
第2点目は、独立行政法人緑資源機構廃止に伴う改正で、廃止後、事業を独立行政法人森林
総合研究所が引き継ぐことによるものでございます。
第3点目は、住宅借入金等特別税額控除の申告期限についての改正で、町県民税の納税通知
書が送達された後に申告書が提出された場合においても、町長がやむを得ない理由があると認
めるときは、町県民税から税額控除ができるようにするものでございます。
第4点目は、エンジェル税制の見直しに伴う改正で、特定中小会社が発行した株式の譲渡所
−6−
得等2分の1とする課税の特例措置の廃止でございます。
なお、施行期日につきましては、平成20年4月30日からでございます。
次に、固定資産税に係る改正でございます。
第1点目は、新築住宅に係る減額措置の延長で、適用期限を平成22年3月31日まで2年間
延長するものでございます。
第2点目は、高齢者向け優良賃貸住宅に係る減額措置の延長で、適用期限を平成22年3月
31日まで2年間延長するものでございます。
第3点目は、省エネ改修工事を行った既存住宅に係る減額措置の創設で、平成22年3月31
日までに一定の省エネ改修工事が行われた住宅で、省エネ改修工事に要する費用が30万円以上
であれば、1戸当たり120平方メートルまでを限度として、翌年度分の固定資産税を3分の1
減額する特例措置の創設でございます。
なお、施行期日につきましては、平成20年4月30日からでございます。
次に、都市計画税に係る改正でございます。
都市計画税につきましては、固定資産税における課税標準の特例の見直し等により、引用法
令の項ずれが生じたことに伴い所要の改正を行うものでございます。
なお、施行期日につきましては、平成20年4月30日からでございます。
次に、国民健康保険税に係る改正でございます。
第1点目は、基礎課税額及び後期高齢者支援金等課税額の課税限度額についてでございます。
医療給付費分の限度額を56万円から47万円に改め、後期高齢者医療制度への支援金分の限度
額を12万円と定めるものでございます。
第2点目は、後期高齢者医療制度創設に伴う軽減措置でございます。軽減の1点目は、4割
または6割の軽減を受けている世帯は、世帯の国保被保険者が後期高齢者医療制度へ移行した
ために、軽減を受けられなくなることがないようにした措置で、世帯の構成や収入が変わらな
ければ、5年間は今までの軽減を引き続き受け続けることができるものでございます。軽減の
2点目は、国民健康保険から後期高齢者医療制度への移行に伴い国保被保険者が単身世帯とな
った特定世帯については、特定世帯であるなら5年間、医療給付費分と支援金分の世帯別平等
割を2分の1軽減する措置でございます。
なお、施行期日につきましては、平成20年4月30日からでございますが、納税者の利益と
なる国民健康保険税の課税限度額と軽減措置は賦課期日より適用するものでございます。
以上で詳細説明とさせていただきます。
−7−
◇議長(川島
洋君)
ただいま3議案につきまして詳細説明がなされました。
これより質疑を一括にて行います。
渡邉明議員。
◇5番(渡邉
明君)
議席5番渡邉明です。
ただいま説明がありました専決処分について、大野税務課長に質問いたします。
今回の税制に関する関係条例の改正は、ことし4月30日急遽、国会の衆議院において地方税
法等の一部を改正する法律が再議決されたことによって生じた条例改正とのことで、本来なら
4月1日より実施すべき条例が国会の都合で1カ月間おくれとなり、議決後、直ちに施行しな
ければならないという内容について、専決処分はやむを得ないと私は理解をしております。特
に、税務課関係職員の皆さんはことしに入って確定申告の受付業務から始まって、医療制度の
改革により支援金という名のもとで国保税の新たな条例改正や今回の地方税法等の改正など、
すべて国の都合で一方的に進められた数々の税に関する作業量は膨大であり、大変忙しい毎日
であったと思います。この点については大野課長を初め、関係職員の皆さんの頑張りに心から
敬意と感謝を申し上げたいと思います。
私はこうした経緯を十分理解した上で、あえて質問をさせていただきますが、議案第36号に
ついては、国の税制改正は全体として小規模な改正内容でありますが、企業の研究開発減税の
拡充などで法人税を実質上、引き上げる大企業優遇税制改正となっており、中小企業や一般住
民に対しては、持ち家、建て家の省エネ改修ローン減税など、環境対策優遇措置が新たに制定
されておりますが、所得がふえない中、生活を支えるための税制上の支援策が従来の枠の範囲
で大きな改善策が見られません。よって、行政として町民の立場に立った税制改正を今後、引
き続き国へ要望していただきたいというふうに思います。
議案第37号については、条文の文言整理、改正でございますので理解をいたします。
議案第38号の国民健康保険税の条例改正については、課長もご承知のように大変評判が悪く、
全国的に話題となっている後期高齢者医療制度が創設されたことにより、国が新たに法改正を
行ったことに伴う町の条例改正の提案であると受けとめております。
改正内容を見ますと、1つは、従来の基礎課税額の限定額が56万円から47万円に改め、そ
して新たに後期高齢者支援金等課税額の限度額を12万円に定めるという条例改正でありますが、
この条例改正によって恩恵を受ける対象者は何世帯になるのか、あわせて金額ベースではどの
くらいの額になるのか、説明をしていただきたい。
2つ目は、軽減措置を含め条例改正により恩恵を受けられず、不利益を受ける世帯があると
−8−
思いますが、どのくらいあるのか。
この2点について、再度説明をお願いいたします。
◇議長(川島
洋君)
大野税務課長。
◇税務課長(大野節雄君)
渡邉議員さんのご質問にお答えしたいと思います。
まず、1点目の限度額の関係でございますけれども、56万円の今まで限度額が医療費分は
47万円になるということでございます。56万円の限度額でございますが、19年度課税の状況
で試算をいたしますと約260世帯でございます。それが47万円に下がるわけでございますが、
そうすることによって、おおよそ100世帯、360世帯ほどが限度額になると思っています。そ
の超過金額を計算をいたしますと、おおよそ2,800万円の減収であり、または2,800万円の、
一面とすれば軽減措置ということにもなると思います。
もう1点の支援金の関係でございますが、支援金、今まで限度額が設定はされておりません
が、今回、設定になったわけでございます。その12万円設定したことによりまして、550世帯
の方が限度額になると思います。そうすることによって、減収は5,200万円、恩恵を受ける、
軽減措置を受ける人は550世帯の5,200万円ということになると思います。
それともう1点の、低所得者に対しての軽減措置ということになりますけれども、このうち
の軽減措置4割、6割の軽減を受けている方がおりますが、6割軽減は今回の後期高齢者の創
設でも影響はないんですが、4割軽減を受けている世帯でもって75歳以上の方がいる世帯が影
響を受ける可能性が出てきたわけですが、それがおおよそ80世帯と思っております。
次に、もう1点、特定世帯という、要するに後期高齢者ができたために、75歳の方が後期高
齢者に行ってしまったためにひとり世帯になってしまったというのを特定世帯と言いますが、
特定世帯は試算をいたしますと、おおよそ430世帯ほどが特定世帯になるのではないかなと。
その人たちの軽減措置を今回、そういう不利益を得ないような軽減措置を、今までどおりの軽
減を受ける措置を今回、定めたわけでございます。
以上でございます。
◇議長(川島
洋君)
渡邉明議員。
◇5番(渡邉
明君)
2回目の質問をさせていただきます。大変わかりやすい説明で基本的
には理解をしました。
議案第38号の国保税の改正については、今回の条例改正分だけを見ますと、被保険者にとっ
ては法定減免の恩恵があるわけでございますが、さきの3月定例会の後期高齢者支援金分の新
たな増税を総合的に計算した場合、全体的には世帯当たり国保税の増税があるということにつ
−9−
いては変わりがないということが一つでございます。
もう一つは、大変、減税措置で恩恵を受けて、金額ベースについても相当な額になるわけで
すが、逆に言えば、保険者、町の国保の保険者の税収減でございますので、運営に大きな支障
が起きて、これが国保税のさらなる値上げの理由になるのかなと、こんな心配がされるわけで
ございます。いずれにしても、今回の専決処分は国の法定減免等の条例改正でありましたが、
全国的には世論の高まりの中で問題点の多い制度として見直し、検討が求められております。
そこで、こうした保険者の財政的な心配もありますが、要は被保険者、町民の新たな国保税の
税負担、この点について、今回の提案は国の法令改正をもとに提案されたわけですが、町とし
て独自の軽減、減免税制改正を検討する考えがあるのかどうか、課長に、答えられる範囲で結
構でございますから、どのようにお考えか、質問させていただきます。
◇議長(川島
洋君)
大野税務課長。
◇税務課長(大野節雄君)
先ほどの数字を言った中で、今、渡邉議員さんに低所得の方の金
額がなかったということで、その点から先に言わさせていただきますと、低所得者の4割軽減
の、先ほど言った80世帯の方でございますが、4割軽減の場合は均等割と平等割が4割軽減さ
れるわけでございます。そして、75歳以上のいる方ということでございますので、ひとり世帯
の場合は75歳以上の方はすべて後期高齢者制度に行ってしまうので、国保の世帯は消滅をして
しまいますが、2人世帯とか3人世帯の場合が出てくるわけでございますが、例えば試算をい
たしますと、2人世帯の場合であれば年額2万8,000円ほどの影響が受けそうだと、減額して
いたのが増額になりそうだというのをしなくて済むと、3人世帯でいれば年額3万6,800円が
増額になってしまうところを今回の軽減措置でそれを阻止することができるということが言え
るというふうに思います。
それと特定世帯の軽減措置の場合、430世帯と言いましたけれども、これは平等割が2分の
1になるということでございます。2分の1ということは、2万円が減額の1万円ということ
でございますので、年額1万円の軽減がおおよそ430世帯が受けることができるということが、
先ほど言いませんでした。どうも申しわけありませんでした。
それともう1点、今回の2つの軽減は俗に言う法定減免と言いまして、国が全国の市町村に
この軽減措置を条例化しなさいということで指示がきた法定減免ということに言われておりま
す。
もう1点、今、示されておりますのが、条例減免と言いまして、各市町村の判断でもって条
例化をしなさいという軽減措置がきております。これは大泉町としましては、後期高齢者医療
−10−
制度創設に伴ったために、できたための国保の被保険者の不利益を救済するという意味でござ
いますので、ぜひ提案をしていくために今、準備しておりますので、そのときにはぜひよろし
くお願い申し上げます。
以上で説明とさせていただきます。
◇議長(川島
洋君)
渡邉明議員。
◇5番(渡邉
明君)
最後に町長にひとつ質問でなく要望をしておきます。
課長から前向きな答弁、ありがとうございます。町長にお願いですが、この件で国の施策と
はいえ、地方に負担を押しつける制度、機会あるごとに国への改善、またこういうことが起き
ないよう関係者との力合わせて要望していただければと、ぜひお願いをしておきたいと思いま
す。さらに今後、課長がお話ししたように、今回の条例については法定減免で一定の処理がさ
れておりますが、今後、財源的な面を見ますと新たな増税が心配されますので、こういうこと
が起きないように、また起きた場合はいろんな点での軽減、減免対策をぜひ町の条例減免で行
えるよう、ひとつ処置を強く要望して終わります。
◇議長(川島
洋君)
ほかにありますか。
〔「なし」の声あり〕
◇議長(川島
洋君)
質疑を終わります。
討論を行います。
〔「なし」の声あり〕
◇議長(川島
洋君)
討論を終結いたします。
採決は議案ごとに行います。
初めに、議案第36号を提案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
◇議長(川島
洋君)
挙手全員です。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第37号を提案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
◇議長(川島
洋君)
挙手全員です。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第38号を提案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
−11−
◇議長(川島
洋君)
挙手多数です。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
───────────────────◇───────────────────
○日程第7
議案第39号
平成20年度大泉町老人保健事業特別会計補正予算
(第1号)について
◇議長(川島
洋君)
日程第7、議案第39号
平成20年度大泉町老人保健事業特別会計補
正予算(第1号)についてを議題といたします。
事務局長をして、議案を朗読いたさせます。
宮澤事務局長。
〔事務局長朗読〕
◇議長(川島
洋君)
提案者からの説明を求めます。
長谷川町長。
〔町長
◇町長(長谷川
洋君)
議案第39号
長谷川
洋君登壇〕
平成20年度大泉町老人保健事業特別会計補正予算
(第1号)について、提案理由の説明を申し上げます。
本補正予算(第1号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ
1,075万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3億4,975万円といたしたい次第でござ
います。
今回の補正は、平成19年度における支払基金交付金、国庫負担金、県負担金の歳入不足のた
め、平成20年度の老人保健事業特別会計から、その不足額の繰上充用を行う必要が生じました
ので、地方自治法施行令第166条2の規定に基づきまして補正予算を編成した次第でございま
す。
詳細につきましては、岡田保健高齢課長をして説明いたさせますので、よろしくご審議の上、
ご決定賜りますようお願い申し上げます。
◇議長(川島
洋君)
岡田保健高齢課長。
〔保健高齢課長
◇保健高齢課長(岡田良次君)
岡田良次君登壇〕
命によりまして、詳細説明を申し上げます。
第1表歳入歳出予算補正をごらんいただきたいと存じます。
まず、歳入について申し上げます。第1款支払基金交付金、第1項支払基金交付金、第2款
国庫支出金、第1項国庫負担金及び第3款県支出金、第1項県負担金についてでございますが、
−12−
平成19年度に交付されました支払基金交付金、国庫負担金及び県負担金につきましては、3月
から9月までの老人医療給付費及び医療費の支給費を基準といたしまして、各制度において年
間医療費を推計し、それぞれの制度の負担割合に応じて交付されるわけでございますが、年間
医療費の実績による支出額が各制度で計算いたしました推計医療費を上回ったことによりまし
て、各制度の交付額に不足が生じた次第でございます。この不足額につきましては、翌年度に
精算交付されることになりますので、その一部をそれぞれの歳入科目において過年度収入とし
て追加するものでございます。
次に、歳出について申し上げます。第6款前年度繰上充用金、第1項繰上充用金につきまし
ては、平成19年度の不足額に対しまして所要額を追加するものでございます。
以上、詳細説明とさせていただきます。
◇議長(川島
洋君)
これより審議に入ります。
本案の審議は歳入歳出一括にて行いたいと存じますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
◇議長(川島
洋君)
ご異議なしと認めます。
よって、本案の審議は歳入歳出一括にて行います。
直ちに質疑を行います。
〔「なし」の声あり〕
◇議長(川島
洋君)
質疑を終わります。
討論を行います。
〔「なし」の声あり〕
◇議長(川島
洋君)
討論を終結いたします。
採決を行います。
議案第39号を提案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
◇議長(川島
洋君)
挙手全員です。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
───────────────────◇───────────────────
○町長あいさつ
◇議長(川島
洋君)
以上をもちまして、本臨時会に付議された案件はすべて議了いたしま
した。
−13−
ここで、長谷川町長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。
長谷川町長。
〔町長
◇町長(長谷川
洋君)
長谷川
洋君登壇〕
平成20年第3回臨時会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつ申し
上げたいと思います。
ただいまは4つの議案、3つの専決処分と特別会計の議案ということで、4つの議案をすべ
て原案どおり可決をいただきまして、まことにありがとうございました。
きょうも雨が降っておりまして、梅雨のはしりを思わせるわけございますけれども、6月に
入りますと6月定例会ももちろん控えております。しかし、天候は梅雨の季節ということでご
ざいまして、ぜひ健康に留意されまして、ますます議員の皆様には、それぞれのお立場でご活
躍いただくことを心からご期待、ご祈念申し上げます。
また、合併説明会におきましては、議員の皆様におかれましてもご多用の中をご参加をいた
だいていることでございまして、心より感謝を申し上げます。回数としては4回、残りが6月
1日ということでございますが、町といたしましても丁寧に説明をさせていただいているつも
りでございます。また6月1日、ご都合のつく方はぜひご参加をいただければありがたいとい
うふうに思います。
議員皆様のますますのご活躍とご健康をご祈念申し上げまして、あいさつとさせていただき
ます。ありがとうございました。
───────────────────◇───────────────────
○閉
会
◇議長(川島
洋君)
これをもちまして、平成20年第3回大泉町議会臨時会を閉会いたしま
す。
ご苦労さまでした。
午前10時35分閉会
−14−
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
大泉町議会議長
川
島
大泉町議会議員
金
子
光
国
大泉町議会議員
津久井
明
人
−15−
洋