華となれ! 【校宮城県仙台二華中学校学校だより第２号【発行日】平成 27 年 5 月 11 日【連絡先】０２２－２９６－８１０４【文責】副校長遠藤恒史訓】『進取創造』『至誠貢献』【教育方針】豊かな心と高い知性をもち，進取の気風と創造性にあふれ，社会のリーダーとして，わが国や世界の発展に貢献できる人間を育成する。「体育大会（陸上）」～伝統の『こけし』獲得を目指し，各学年が熱戦を繰り広げました。～去る４月２４日（金），春の爽やかな晴天のもと，本校四大行事の一つ「体育大会（陸上）」が開催されました。「昭和２７年生まれ，現在６３歳のこけしさんを目指して，校庭いっぱい駆け回り，跳び回ってほしい。そして，クラスの団結を大いに深めてほしい。」との倉光恭三校長の挨拶，「人間熱くなった時，本当の自分に出会えます。みんなで熱くなりましょう。」との高校生徒会長の檄（げき）を受けて，競技がスタートしました。中学生は「魔女の宅急便（４人１組で走る工夫を凝らした障害物＜優勝３Ｂへこけしの授与＞リレー）」「大縄跳び」「クラス対抗リレー（１人 100Ｍを走る全員リレー）」の３種目で汗を流しました。さすがに高校生の気迫には及びませんでしたが，中学生らしい一生懸命な競技姿勢には大いに好感がもてました。大会終了後の記念撮影はどの学級も笑顔の輝きがちょっと違っていました。大会の目的の一つである「クラスの親睦・団結を深める」ことも達成されたようです。今年度２回目の体育大会（球技）は，夏休み明けの８月２１日（金）に実施されます。【各学年の優勝学級】＜二華校体操＞＜３年大縄跳び＞１年Ａ組２年Ｃ組＜１年大縄跳び＞＜３年魔女の宅急便＞ 1 ３年Ｂ組＜２年クラス対抗リレー＞エキシビションとして，中学生 VS 先生の綱引きが行われました。「Ｃ＆Ｇコンサート」～ 50 回を数える伝統のコンサートが『華』やかに!!! ～去る４月２９日（水），東京エレクトロンホール宮城を会場に，第５０回を数える「Ｃ＆Ｇコンサート」（音楽部とギター部の合同コンサート）が盛大に開催されました。伝統の校歌演奏でスタートした今年のコンサートは，５０回の節目ということから，音楽部・ギター部ともにＯＧとの合同演奏やＯＧへのインタビューがあり，とても充実した内容でした。そして，例年どおり，最後は両部の高校２・３年生による華やかなステージで幕を下ろ＜高校２・３年生によるステージ＞しました。コンサートには中学音楽部も参加しており，第３ステージで中学２年男子が高校１年男女と一緒に「４４羽のべにすずめ」を，中学２・３年女子が「Ave Regina coelorum（めでたし天の女王）」を披露し（この２曲は昨年度の県合唱アンサンブルコンテストで金賞を受賞しました。中学２・３年女子は全国大会でも金賞，本選では審査員特別賞に輝きました。），最後は「Sanctissima Maria（聖なるマリア様）」を中学２・３年，高校１年が一緒に美しいハーモニーで歌い上げました。＜校歌演奏＞＜音楽部：ＯＧとの合同演奏＞高校音楽部に高１の一貫生男子５名が入部！昨年度（中学３年の時），県合唱アンサンブルコンテストに有志として参加した３名が，もともと中学から所属していた１名とともに入部，そこに，もう１名が加わり，最終的には高１の一貫生５名の入部となりました。中学音楽部で活動している２名の２年男子にとっては，頼りになる良きお兄さんが増えました。これからは二華音楽部の合唱に正式に混声の響きが加わることになります。＊「体育大会」「Ｃ＆Ｇコンサート」の写真は高校写真部からの提供です。ありがとうございました。ありがとうございました。去る４月２５日（土）に行いました「授業参観」「ＰＴＡ総会」「学年総会」「学級懇談」には，何かとお忙しい時季にもかかわらず多数の保護者の皆様にご参加いただき，ありがとうございました。お陰様で平成２７年度の二華中の教育活動が順調にスタートしました。今後ともご支援のほど，よろしくお願いいたします。 2 「中３北上川フィールドワーク」～高校のＳＧＨ指定を受け，中３の総合学習「ＳＲ」を見直しました。～本校の総合的な学習の時間は，平成２２年の開校以来，ご存じのように「ＳＲ（サイエンティフィック・リサーチ）」「ＩＳ（インターナショナル・スタディ）」「ＣＳ（キャリア・スタディ）」の三本柱のもと，質の高い学習を展開してきました。しかし，昨年度から本校がＳＧＨに指定されたことや５年にわたる教育実践の反省から，今年度，中３の「ＳＲ」の取組を「スタディツアー」から「北上川フィールドワーク」に替えることで，中高一貫教育校６年間の学びの系統性・発展性を一層明確にしました。 ※「スタディツアー」は，東北大学，宮城教育大学，東北工業大学，東北薬科大学等の協力をいただき，理数系の大学研究室を訪問し，専門研究の深さに触れる機会，研究職の仕事に触れる機会として実施してきました。 ※今年度からは，夏休み中に行われる東北大学オープンキャンパスに参加させることで，「スタディツアー」に代えることにしました。中１ＳＲ泉ヶ岳巡検中２ポスターセッション（水問題：調べ学習）中３北上川(下流)フィールドワーク課題研究高１北上川(中・上流)・八幡平フィールドワーク課題研究高２メコン川フィールドワーク（希望者）海外研修旅行（全員）課題研究３年生は，４月２３日（木）に東北大学大学院農学研究科助教伊藤絹子様からご講話（「私たちの環境を守り，食資源を生み出す自然のしくみ～地球環境と汽水域生態系～」）をいただき，４月３０日（木）には本校社会科小荒井克信教諭から「社会科からアプローチした川」と題した授業を受けています。また，来る５月１９日（火）には東北工業大学工学部環境エネルギー学科教授山田一裕様からご講話をいただく予定です。また，フィールドワークは７月５日（日）に実施し，３年生のみ翌６日（月）を振替休業日としますので，ご承知おきください。 3 ・７月に北上川下流の宮城県石巻市（北上）で野外観察（干潟の水性生物等）や水質調査（水温・塩分濃度・ pH 等），葦原の再生活動に取り組みます。・大学教授等の専門家から講話をいただき，事前学習を充実させます。・最終的には身近な川をテーマに課題研究を行い，文化祭で発表します。・平成２６年度は北上川中・上流の岩手県で施設見学や水質調査，八幡平での植樹活動に取り組みました。また，かつて水を巡る争いがあったことも学習しました。・事前学習として，大学教授等，多くの専門家の方々から講話をいただきました。・各自が一つのテーマを設定し，課題研究に取り組みました。＜現在の葦原の様子＞ ※震災前は全面に葦が植生していました。「防災避難訓練」～訓練後の講話で『稲むらの火』に触れました。～去る４月３０日（木），地震を想定した「防災避難訓練」を実施しました。今年度は「生徒は頭部を保護する衣類または教科書類をもち，頭部を守りながら避難する」という課題意識をもたせました。実施後，遠藤恒史副校長からは，「二華校生には，より緊張感のある訓練を期待したいと思います。１１月の火災避難訓練は一瞬たりとも『笑顔が出たり，歯が出たり』しない訓練にしましょう。」との講評がありました。併せて，講話として，平成１７年１月，インドネシア・スマトラ島沖地震の被災国支援緊急首脳会議でシンガポールのリー・シェンロン首相が当時の小泉純一郎首相に「日本には『稲むらの火』という話があるそうだが，それは本当か？」と尋ねたというエピソードを紹介しました。そして，この『稲むらの火』は昭和１２年から昭和２２年まで国定教科書に採用された教材で，紀伊国広村出身の実業家濱口梧陵（はまぐちごりょう）がモデルになっている実話であること，内容は若干史実と異なるところはあるが，津波災害時の教訓とともに主人公の自己犠牲の精神が心を打つ話になっていることに触れ，時間の都合で全文を読むことはかなわないので，各自がインターネット等で検索し，ぜひ読んでほしいとの話がありました。中学生は，この話を知っている生徒が多かったようです。各ご家庭でもぜひ話題にしていただくとともに，折に触れて災害時の行動の在り方（連絡方法を含む）等を確認していただければと思います。「仙台二華美術館」～中学校フロアにも開設しました。～本校１階メモリアルスペースには「仙台二華美術館」が置かれ，高校生の作品が展示されていることは，保護者の皆様もご存じのことと思います。この度，中学校の２階フロアにも「仙台二華美術館」を開設しました。二華中生のすばらしい作品が多数展示されていますので，ご用があって来校の折は足を運んでいただければと思います。変化と潤いのある掲示活動で，生徒たちの活躍を紹介するとともに，美しい環境で心の成長を図っていきたいと思います。５月・６月の行事予定をお伝えします。＜５月＞＜６月＞１２日（火）眼科検診１３日（水）交通安全教室６・７カット（市中総体抽選会）１４日（木）６・７カット（市教研：教科）ＰＴＡ学年・専門委員会１９日（火）朝の集い２０日（水）生徒総会２１日（木）部活動なし（職員会議）２５日（月）耳鼻科検診２７日（水）歯科検診２９日（金）指導主事訪問（３時限下校）３日（水）１０日（水）１３日（土）１６日（火）１７日（水）２２日（月）２４日（水）２６日（金） 4 総体壮行式内科検診市中総体（～15 日）振替休業日（6/13 分）総体報告会 Ⅰ期中間考査（～23 日）市中総体（水泳）（～25 日）第２回ＰＴＡ役員会