『自分株』を磨き、『学校株』を高める(第1話) 出雲市立湖陵中学校 学校だより 第 1 号 H27.4.25 《ご挨拶》 この度の人事異動により、湖陵中学校に校長としてお世話になることとなりま した伊藤成二と申します。よろしくお願いします。 早速ではありますが、学校だよりを『ひまらやすぎ』と名付けてお届けするこ とといたしました。つたない文章で誠に心苦しいのですが、学校の様子や子ども たちの成長を是非ご覧いただき、地域に支えられ地域に根ざす湖陵中学校に興味 と関心、そしてご理解とご支援をいただければ嬉しく思います。 右の似顔絵は、前任校の浜山中学校を離任する際に美術教員である下垣教諭か らプレゼントされたものです。実物と見比べていかがでしょうか?皆様にお会い できることを楽しみにしております。 学校だよりを『ひまらやすぎ』と命名 校舎の中心にそびえ立つのは、幹回り 2m50cm 高さが約 10 mの堂 々たるヒマラヤスギ。ヒマラヤスギはヒマラヤ山脈西部の標高 1500m から 3200m の地域が原産地です。高さは 40m ~ 50m 幹の直径は 3m に達します。ヒマラヤスギはヒンズー教において『聖なる木』とし て崇拝されてきました。ヒマラヤスギの森は古代インドの賢者が好 んで住み、厳しい精神修行を積んでいたということです。現校舎は 昭和 58 年 8 月に竣工し、以降 32 年の長きに渡り中学校教育と子ど もたちの成長を見守ってきました。“聖なる場所で健康で元気に勉学 に励んで欲しい”という校舎改築に携わった多くの方々の思いがヒ マラヤスギに込められているのかもしれません。真っすぐ天に伸び、 それでいて豊かで温かい湖陵中学校のシンボルです。 ヒマラヤスギは、耐久性や難腐敗性に優れ建築材料としても需要 が高く、さらには香料や防虫剤としても利用価値があります。 これからどれだけの学校だよりをお届けできるかは定かではあり ませんが、大きく根を張るヒマラヤスギにあやかって『ひまらやす ぎ』と名付けて根気強く取り組んでいきたいと思います。 (順不同) お忙しい中、ご臨席を賜り入学生には励ましの言葉をいただき誠にありがとうございます。 ○三原 健史 様(湖陵地域教育振興会会長) ○林 善一 様(西三部区長) ○森山 健治 様(湖陵コミュニティセンター長・地域学校運営理事会理事) ○本田 貢久 様(後谷区長) ○三原 洋子 様(地域学校運営理事会理事長・主任児童委員) ○秦 幸隆 様(砂子区長・地域学校運営理事会理事) ○森山 陽治 様(湖陵町区会連合会会長・姉谷区長) ○福間 哲男 様(大池区長・民生委員・児童委員協議会事務局長) ○今岡 慶則 様(畑村区長) ○三原 惠一 様(板津区長) ○三原 貞則 様(常楽寺区長) ○中尾 巍 様(差海区長) ○和田 賢治 様(東三部副区長) ○児玉 和夫 様(湖陵中学校学校医・地域学校運営理事会理事) 第1号は入学式における式辞を紹介し、私が 考える湖陵中学校のめざす方向をお伝えします。 <前略> 中学校生活のスタートに当たり、新入生のみ なさんに「みんなで頑張りたいこと」と題して 話します。 「 み ん な で 頑 張 り た い こ と 」 は 、“『 自 分 株 』 を磨き『学校株』を高める”と言うことです。 『自分株』とか『学校株』とは聞き慣れない言 葉 と 思 い ま す 。『 自 分 株 』『 学 校 株 』 の “ 株 ” は 株 式 会 社 の 株 で す 。会 社 の 株 は 業 績 が 上 が れ ば 、 信頼が高まり、株の価値も高騰します。逆に会 社の業績が下がれば、信頼が下がり、株価も低 迷します。 皆さん一人一人は自分株式会社の社長です。 ま ず は 、『 自 分 株 』 を 磨 い て 欲 し い と 思 い ま す 。 そして、湖陵中生徒の一人一人が『自分株』を 磨 く こ と で 、「 チ ー ム 湖 陵 」 の 地 力 が 増 し 、 し いては『学校株』の高値につながります。新入 生の皆さん、そして二・三年生の皆さん、それ ぞれの力で『自分株』を磨き、全校生徒の力で 『学校株』を押し上げていきませんか。中学校 の 在 籍 期 間 は た っ た の 三 年 で す 。『 自 分 株 』 と 『学校株』がどれだけ上げられるか、みんなで 挑戦していきましょう。 それでは、どうすれば株価を高めることがで きるのでしょうか。私は皆さんに『三つの汗』 を大切にすることを提案します。 一つ目の汗は“体にかく汗”です。運動をし たり部活動に打ち込んだり、体を一生懸命動か した時にかく汗です。 二つ目の汗は“頭の中の脳にかく汗”です。 物事を考えたり覚えたり、頭を使うと脳は活性 化して汗を たくさんか きます。自 分の限りな い可能性を 信じて、勉 強や読書に 励んで欲し いと思いま す。 三つ目の汗は“心にかく汗”です。私も含 めて人は一人では生きられません。そして、 いつも誰かに支えられ、お世話いただくこと で活かされています。常に感謝の気持ちを携 え、清掃活動やボランティア活動を通して、 人や地域に貢献してほしいのです。 湖陵中生徒が、この三つの汗を主体的・積 極 的 に か く こ と で 、『 自 分 株 』 が 磨 か れ 『 学 校株』が高値を呼ぶと信じます。 し か し 、“ 株 ” は 、 落 と す の は 簡 単 な の で す が 、“ 株 ” を 上 げ る の は そ う た や す く は あ り ま せ ん 。『 自 分 株 』 で は 地 道 な 努 力 と 我 慢 が 必 要 で す 。三 歳 児 に は 三 歳 児 の 我 慢 が あ り 、 小学一年生には小学一年生の我慢があります。 そ し て 、中 学 生 に も 年 相 応 の 我 慢 が あ り ま す 。 我慢を磨きながら三つの汗を流すのです。一 人 一 人 の 磨 か れ た 我 慢 は 、信 頼 と い う 形 で『 学 校株』を押し上げます。 大好きな湖陵中学校を、もっともっと素敵 に彩りましょう。そして、どの高校からも職 場からも「湖陵中の生徒ならどんどん受け入 れたい」と言ってもらえる学校にしていきま しょう。 <後略> ○板垣 靖 様(湖陵小学校 校長) ○園山 正恵 様(湖陵幼稚園 園長) ○金森 修 様(湖陵駐在所 巡査部長) ○中尾 利津子 様(民生委員・児童委員協議会会長) ○三原 順子 様(民生委員・児童委員協議会副会長) ○江角 英子 様(主任児童委員) ○坂根 和恵 様(民生委員・児童委員) ○森山 清子 様(民生委員・児童委員) ○持田 香澄 様(民生委員・児童委員) ○本田 惠子 様(民生委員・児童委員) ○福間 治子 様(民生委員・児童委員) ○松井 幸子 様(民生委員・児童委員) ○桑原 眞理子 様(民生委員・児童委員・地域学校運営理事会理事) ○原 みゆき 様(民生委員・児童委員) ○三原 悟 様(地域学校運営理事会理事) ○糸賀 秋臣 様(地域学校運営理事会理事) ○三谷 忠夫 様(地域学校運営理事会理事) ○和田 哲治 様(PTA副会長・地域学校運営理事会理事) この度の人事異動で、個性豊か な 5 名の教員が湖陵中学校職員に 加わりました。総勢 27 名で湖陵中 学校を盛り上げます。 学校では私たち職員が親です。 子どもたちの可能性を精一杯引き 出します。良い時は褒め、悪い時 はダメ出しします。職員も頑張り ます。 新メンバーの紹介です。伊藤は 自己紹介、それぞれ先生方は私の 独断により他己紹介です。 《伊藤成二》 本校踊り場に「ようこそ 燃えろ 湖陵中」という大きな掲示があり ます。私も子どもたちに負けない くらい“燃えろ湖陵中”を実践し ます。一緒に3つの汗をかきまし ょう。よろしくお願いします。 《古川由美先生》 今春、閉校となった光中学校と お別れして新天地の本校に着任し ました。平田からの通勤は少し辛 いけど、なんのその。吹奏楽の朝 練習にも励んでいます。汗をかく 生徒の顔を見るのが大好きです。 一緒に心の汗をかきましょう。よ ろしくお願いします。 氏 名 伊藤 成二 児玉 弘之 錦織明智子 古川 由美 大梶 康子 來海 由裕 糸賀 恭子 岡本美由紀 江角 健司 川瀬 達雄 森脇 雅恵 石倉真祐美 新宮 克朗 鈴木 達也 影山 万里 永江 真里 桐原 加奈 安孫子慎子 石川 幸 岡田 由美 立脇 雄一 サラ・ガレゴス 原 美千子 太田 桂子 今若 美雪 坂根ゆう子 片山 潤子 徳岡奈々絵 学年・学級等 校 長 教 頭 通級指導教室、3年部 1-1担任、1年主任 つくし学級担任、2年部 1年副主任 2年主任 3副主任、特支コーディ 3-1担任、生徒会担当 2-1担任 2-2担任、2年副主任 3-2担任、3年主任 2年部、生徒指導主事 1年部、教務主任 養護教諭、1年部 1-2担任、研究主任 3年部 コスモス学級担任、3年部 あおぞら学級担任、2年部 事務主任 学校校務員 ALT 特別教育支援補助者 特別教育支援補助者 読書ヘルパー 読書ヘルパー 読書ヘルパー スクールカウンセラー 《來海由裕先生》 向陽中学校から本校に参りました。慌ただしい学年 末の疲れなのか、目に違和感があって眼科を受診した ら、まさかの手術。4 月いっぱいは安静が必要と言わ れ、新年度に出遅れてしまいました。生徒の皆さんに もご迷惑をかけました。早く完全復活して一緒に汗を 流したいと思います。よろしくお願いします。 《糸賀恭子先生》 「ただいま」と言った方がふさ わしいでしょうか。4 年ぶりに大 社中学校から帰って来ました。通 勤距離と時間が大幅に短縮されま した。楽しいことがたくさん待っ ているような気がしてワクワクし 教科 部活動 本校勤務年数 1 年目 2年目 特別支援 3年目 音 楽 ○吹奏楽 1年目 特支・美 ○美術 2年目 技・保 野球 1年目 数 学 美術 1年目 社 会 (水泳) 4年目 数 学 (バスケ)2年目 英 語 野球 1年目 国 語 美(ソーラン)2年目 理 科 美術 4年目 保健体育 ○野球 2年目 社 会 ○バレー 5年目 養 護 吹奏楽 4年目 国 語 吹奏楽 4年目 家 庭 バレー 4年目 特支・英 吹(剣道) 3年目 特支・理 バレー 2年目 2年目 2年目 4年目 4年目 3年目 3年目 8年目 4年目 2年目 てます。担当教科は数学です。より良い生き方と 人生を目ざして頭(脳)に汗をかきましょう。よ ろしくお願いします。 《川瀬達雄先生》 3 月末に閉校となった光中学校にお別れをし て、今春に湖陵中学校でお世話になることとなり ました。楽しくて元気のよい英語の授業をめざし ます。間違えたり失敗したりすることは恐れるに たらず。自分の成長につながります。時には冷や 汗もかきましょう。みんなでいろんな汗をかき、 その時々を大切にしていきましょう。よろしくお 願いします。 <写真は『イマオカスタジオ』より提供いただきました> 【4月9日(木)】 14:00 48 名の新入生が、たくさんのご来賓の皆様のご臨 席と、在校生及び保護者の皆様の熱烈な歓迎を受けて入場し てきました。新入生の不安と期待、緊張感が私たちにも伝わ ってきそうです。 校長式辞の後、来賓を代表して PTA 副会長 和田哲治様か ら激励の言葉をいただきました。そして新入生を代表して青 木幹太君が中学生活への不安 と期待、そして意気込みを「一 日も早く新しい生活に慣れ、 みんなで協力し合い、思いや りのある中学生になる」と力 強く宣誓しました。 生徒会長吉田さらさんは、2 年前の入学当時に不安だった 自分の思いを振り返りなが ら、「中学校は大きく成長で きる時期です。以前の自分 の殻を破り、超えられる三 年間でもあります。もしも 困ったことがあれば、いつ でも私たちに声をかけてく ださい。これから、一緒に 楽しく充実した中学校生活を送りましょう。」と語り、一年 生を励ましました。 とっても和やかなすがすがしい春風が吹き抜けるような入 学式になりました。 (20日以降,5月中旬まで) 20 日(月)部活動入部(1 年) 避難訓練 21 日(火)家庭訪問(~ 24 日) 全国学力調査(3 年国数理) 確認テスト(1 年国数社理) 22 日(水)交通安全教室 25 日(土)県中学生バレー大会 軟式野球連盟大会(26 日、5/2) 27 日(月)心電図検査(1年) 28 日(火)SC 来校日 29 日(水)昭和の日 出雲部春季野球大会(5/4 、 5) 30 日(木)生徒総会 PTA 常任・地区委員会 5月 1 日(金)校外活動 1 年:福祉体験学習(校区内) 2 年:飯ごう炊さん学習(江津) 3 年:自然体験学習(大山) 3 日(日)憲法記念日 バレー部遠征(~ 5 日;広島) 4 日(月)みどりの日 5 日(火)こどもの日 6 日(水)振替休日 7 日(木)生徒会専門委員会 8 日(金)生徒会終礼 SC 来校日 9 日(土)授業公開日・PTA 総会 10 日(日)スサノオ杯バレー大会 11 日(月)振替休日(9 日) 12 日(火)科学館学習(3年) 検尿(一次;予備日 13 日) 13 日(水)保幼小中推進会 眼科検診 15 日(金)さわやかコンサート 17 日(日)家庭の日 テスト前部活動停止(~ 20 日) 18 日(月)職員会議 20 日(水)中間テスト 22 日(金)SC 来校日
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