02.鋸南町人口ビジョン及び総合戦略【仕様書】

鋸南町人口ビジョン及び総合戦略策定支援業務・仕様書
1.業務名
鋸南町人口ビジョン及び総合戦略策定支援業務
2.業務目的
人口減少を取り巻く社会・経済情勢が急激に変化する中、平成26年11月に「まち・
ひと・しごと創生法」が公布・施行された。
鋸南町では、同法第10条の規定に基づき、目指すべき将来の方向と人口の将来展望を
提示する「地方人口ビジョン」及び地域の実情に応じた今後5か年の目標や施策の基本的
方向、具体的な施策をまとめた「地方版総合戦略」を策定することとする。
本業務で、受託者は、鋸南町の「地方人口ビジョン」及び「地方版総合戦略」の策定に
必要な調査、専門的視点・第三者視点で助言等を行い、もって、町の地域特性を踏まえた、
より効果的かつ実践的な「地方版総合戦略」の策定を支援することを目的とする。
3.業務期間
契約締結日から平成28年3月25日(金)まで
4.業務内容
(1)鋸南町の人口の現状分析
本町から提供されるデータをもとに次の分析を行う。
① 人口の構造分析
総人口、年齢3区分別人口、5歳階級別人口の構成と時系列の状況を分析する。
② 自然増減に関する分析
出生死亡の推移、女性の年齢別出生数・出生率の推移等のデータの分析を行う。
また、婚姻率等自然増減に影響を与える要因について整理・分析を行う。
③ 社会増減に関する分析
転入・転出の推移、転入先・転出先の時系列及び年齢階級別の分析を行う。また、
地域経済の状況等、社会増減に影響を与える要因について整理・分析を行う。
(2)鋸南町の将来人口の推計
①
人口推計
上記の現状分析を踏まえ、国のワークシートを用いて次のパターンの推計を行う。
必要なデータは本町が提供する。なお、仮定値を独自に設定した推計については、
1
本町と協議し、業務を進めること。
・ 国立社会保障・人口問題研究所(以下「社人研」という。
)の推計に準拠した
推計
②
・
日本創成会議の推計に準拠した推計
・
鋸南町が独自に出生や移動の仮定を設けた推計
人口減少段階、将来人口に及ぼす自然増減・社会増減の影響度の分析
社人研準拠推計をもとに、年齢3区分別人口の変化と老年人口の変化を調査し、
人口減少段階を分析する。
なお、推計及び分析に際しては、『「地方人口ビジョン」及び「地方版総合戦略」
の策定に向けた人口動向分析・将来推計について』
(内閣官房まち・ひと・しごと創
生本部事務局、平成26年10月20日)を参考とする。
(3)人口の変化が地域に与える影響の考察
人口推計結果等を踏まえ、人口の変化が将来の地域住民の生活や地域経済、地方行
政に与える影響について分析・考察する。なお、各種基礎データの選定や分析手法に
ついては、本町と協議し、業務を進めること。
(4)鋸南町の人口の将来展望に関する調査分析
鋸南町の目指すべき人口、将来像を設定するため、結婚、出産、子育て、移住定住
に関する住民等の意向調査を行う。
①
住民意向調査
既存のアンケート調査等の結果を整理・分析した上で、結婚、出産、子育て、移
住定住に関する意識や希望に関する調査を行うものとする。
②
・
調査対象者:鋸南町内在住者3,800人(抽出)
・
調査票の種類:1種
・
調査票の頁数:提案による
転入・転出等に関する調査
既存のアンケート調査等の結果を整理・分析した上で、本町への転入者及び本町
からの転出者(移動から3年以内)に対し、転入・転出の理由に関する調査を行う
ものとする。
・
調査対象者:18歳以上の転入、転出者 各300人(抽出)
・
調査票の種類:1種
・ 調査票の頁数:提案による
③ その他、将来展望に必要な調査
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上記調査のほか、地元就職率や進路希望の把握、事業者が考える鋸南町の評価な
ど、将来展望に必要と思われる調査を行う。
調査対象や方法に関しては、アンケート調査、インターネット調査、インタビュ
ーなど、本事業の提案による。
なお、本調査に係る委託者と受託者の業務分担は次のとおりとする。
委託者
受託者
・実施方針の確定
・実施方針の協議、確認
・調査票原案の検討と確定
・調査票原案の作成と修正、印刷
・調査対象者抽出
・発送用封筒、回収用封筒の購入、印
刷、封入封緘、宛名ラベルの貼付作
業
・アンケート配布、回収
・回収アンケートの開封・ナンバリン
グ管理
・回収アンケートの入力
・自由記述回答部分の整理
・単純集計、クロス集計の実施
・アンケート結果分析
・アンケート結果分析資料の作成
(5)
「地方人口ビジョン」素案策定資料の作成
上記を踏まえ、鋸南町における人口変動要因やその改善のための課題を分析し、人
口に関して目指すべき将来の方向案を提示した上で、鋸南町の示す方針に基づき、鋸
南町が目指す人口水準、地域社会像等の将来展望を記載した「地方人口ビジョン」素
案策定資料を作成する。
対象期間については、国の長期ビジョンの期間である平成72年(2060年)を
基本とする。
(6)「地方版総合戦略」における政策分野及び基本目標の設定支援
将来展望の実現に向けた課題を分析・整理する。また、鋸南町職員や庁内会議等で
課題ごとに基本目標を設定するために、検討参考資料(課題を取り巻く現状、とるべ
き施策の基本的方向性等)を作成する。
地方版総合戦略の対象期間は、平成27年度から5か年間を基本とする。
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(7)政策分野ごとの施策の検討の支援
上記政策分野にかかわる各種サービスや施策について、鋸南町職員、住民等で企画
し、とりまとめる仕組みを提案する。
また、関連計画等の整理や庁内調査等を行い、既存施策の整理を支援し、鋸南町職
員、住民等が施策を検討する際に参考となる事例情報等を記載した参考資料を作成す
る。
(8)KPI(重要業績評価指標)の設定支援
庁内各課等において総合戦略で掲げる具体的施策のKPIを設定するに当たって参
考となる資料を作成する。内容は下記のとおり。
① KPIの考え方
② KPIの設定事例情報
③ 設定基準について
(9)「地方版総合戦略」素案策定資料の作成
審議会・策定委員会等での検討に基づいて「地方版総合戦略」に記載すべき事項を
整理した資料を作成する。
(10)審議会・策定委員会等への運営支援
審議会・策定委員会等の会議体において「地方版総合戦略」に関する審議を行う際、
議事要旨作成、資料案作成等の支援を行う。
なお、会議体等への出席は、下記内容、計4回を予定する。
① 策定委員会等における人口ビジョン(事務局案)の説明支援 1回
② 策定委員会等における総合戦略の具体的施策(事務局案)説明支援 2回
③ 施策のKPI検討に関する事前説明支援 1回
5.成果品
① アンケート等調査結果報告書 50部及び電子データ一式
② 業務報告書 50部及び電子データ一式
③ 業務報告書概要版 4,000部及び電子データ一式
6.その他
(1)総合計画策定との関連
①
平成27年度において鋸南町総合計画の後期基本計画(平成28年度から5年間)
を策定することから、本業務の受託者に対し、総合計画策定に係る支援業務の委託
に係る提案を依頼する予定である。
②
効率的かつ効果的な検討を行うため、審議会や策定委員会などの会議体等につい
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ても、当該業務と兼ねることとする。
(2)その他
①
業務の実施にあたっては、鋸南町個人情報保護条例(平成17年条例第19号)
及び関係法令に基づき、個人の権利利益を損害することのないよう個人情報を取り
扱うものとする。
②
本仕様書の内容等に疑義が生じた場合は、その都度、発注者と協議の上、その指
示に従い業務を進めるものとする。
③
委託業務を円滑かつ適正に進めるため、必要に応じ、その都度打ち合わせ協議を
行うものとし、併せて業務状況の報告を求めることができるものとする。
④
業務における成果品及びデータ等は鋸南町が著作権を持つものとし、本町が自由
に加工、複写、印刷、公表等ができるものとする。
7.業務担当課
鋸南町役場総務企画課企画財政室
〒299-2192 千葉県安房郡鋸南町下佐久間3458
電話番号
0470-55-4801
FAX番号 0470-55-1342
E-mail [email protected]
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