平成26年度校内研究紀要研究のまとめ 音楽・美術・保健体育グループ

 平成 26 年度音楽・美術・保健体育グループ 研究のまとめ 五井野護・藤田結香・髙橋直樹・篠田亜希子・川橋雪弘・齋藤健太郎 柳澤久良・莖田栄知・蓑口奈美子・藤澤大輔・小前恵理佐 Ⅰ 研究テーマ キャリア教育の視点による教育課程の改善と授業づくりの実践研究 〜今、既にある「宝」を洗い出そう!〜 Ⅱ 研究の概要 1 研究の内容 (1)今年度の目標 単元・題材基底指導計画の作成・年間指導計画の整理 (2)今年度の研修内容・取り組み ・各教科それぞれで基底指導計画の確認をする。 ・単元・題材基底指導計画の作成をする。 ・年間指導計画の整理をする。 2 研究の方法 様式については、教科ごとで活用しやすい形式を工夫し使用していく。 グループ研修や教科部会を通して、教科全体の進捗状況の確認を行う。 <音楽科> これまでの基底指導計画については見直し作業が終了しているため、今年度の 12 月までに学年担 当者が様式に沿って、単元・題材基底指導計画を作成する。 <美術科> これまでの基底指導計画については、見直し作業終了している。今年度は、題材ごとに分けて、 単 元・題材基底指導計画を作成中。 <体育科> 指導者が変わって統一した指導ができるように陸上(蓑口)、サッカー(莖田)、キックベースボ ール(柳澤)の単元・題材基底指導計画を作成する。 Ⅲ 結果と考察 <音楽科> これまでに取り上げてきた題材をまとめたことで、それぞれの題材の知識と理解を深めることがで
きた。今後の題材選択の際の参考にしたい。また、公開授業を実施したことで、キャリア教育と教科
指導の関係性について考えることができた。
<美術科> 今年度より、基底単元・題材指導計画の作成したことで改めて単元や題材を見直すきっかけづく りや専門性の向上につなげていくことができた。今後、専科制がなくなった時にも指導者が活用する ためにもよい取り組みだったと思われる。また、生徒の実態に合わせた内容や題材選び、時代に合わ せた題材(例:ピンポン動画など工夫することができた。 音・美・体−1 <体育科> 「健康でたくましい心とからだを持った生徒」
「自分や他者を大切にできる生徒」
「生活を楽しみ、
生き生きと活動できる生徒」「働く力を身につけ働く喜びを感じることができる生徒」を立てて、
社会人として必要な力に結びつける授業を行ってきている。
今回の研究を通して、体育科の生徒像、つけたい力の再確認と、今後、指導者が変わっても、
同じ視点や統一した指導が実践できるよう、単元、題材基底指導計画の作成の作業を行うことで、
体育科での共通理解を深めることができた。
また、共通理解を深めることで、一層、信頼し合いながら授業を展開することができた。
Ⅴまとめと今後の課題 <音楽科> 音楽という教科は教材選択の幅が広く、題材における指導のねらいを達成するために、どのよう
な教材を選択するかが指導の要となる。教材選択の可能性について探ることを今後の課題としたい。
<美術科>
今後は、ステップアッププランの導入に伴い、項目ごとの基底単元・題材指導計画の作成が必要 である。
(例:切る・貼るなど)また、生徒や時代に合わせた題材等のように新しい題材を取り入れ て行けるように周辺の準備や整備を行い、そのことによって基底単元・題材指導計画は年度毎での 更新が必要である。基底単元・題材指導計画の内容としては、既設科と生活科それぞれ作成し、配 慮事項や指導内容を記述する。 <体育科> 今年度の単元、題材基底指導計画は、3本の作成となったが、この3本も完成とせずに、見直
し続けていくものである。また、保健分野も含め、単元、題材数が多いため、この作業を続けてい
き、整理を行っていく。
Ⅵ 添付資料 資料1 音楽科 公開授業指導略案 資料2 音楽科 基底単元・題材指導計画 資料3 美術科 基底単元・題材指導計画 資料4 体育科 基底単元・題材指導計画 音・美・体−2